牧場体験学習

  

  林間学校の季節になり、山間部や高原にある宿泊施設には多くの少年少女たちが教師に引率されやってきている。

  律の通う小学校も例年通り市街地から離れた山にある教育施設へ、五年生のクラスのほとんどがこうして参加していた。

  学校の行事とはいえ、この時期の子供たちにとって林間学校というのはとても楽しみなイベントでしかない。

  日中にキャンプやオリエンテーリング等を真剣にこなし、夜はクラスメイトとテントや施設のベッドで眠って騒いだり会話に夢中になったりと、わくわくしながら大忙しだ。

  なので自由時間が与えられた直後はすこぶる盛り上がったのだが、生徒たちはすぐに落胆してしまうのだった。

  「なんだよーなんもすること無いじゃんかよ。つまんねえな」

  いかにもやんちゃ盛りの少年といった蓮が、両手を頭の後ろで組んで歩きながら悪態をついた。

  「アスレチックも無いし……ボールも無い、走るのもダメ、あれもこれもダメじゃどうしようもないよな」

  小学生だというのにすでに背が高く体格のいい碧が、蓮と律を見下ろしながら落ち着いた声で話したが、この少年も納得はしていないようだ。

  「なにも出来ないのに自由時間って言われても困るよねえ……」

  小柄で中性的な幼さがまだまだ顔に残る律も、二人に同意した。

  大人たちからすればのんびりと自然観察をしたり、施設の中の展示物を見学して見聞を広めて欲しい所なのだろうが、子供たちからすればこの山奥というロケーションで静かにしてろというのは少々酷である。

  「たいくつだなあ……これなら学校の休み時間の方がすることあるじゃんか」

  行動していいのは施設の周囲と芝生の広場なのだが、学習施設なので遊具もなく運動は禁止、その広場も生徒が多くて何かをするのも難しいときている。

  自然の中だというのに虫取りなどの動植物の採取も許されていないので、大半の生徒が時間を持て余してしまっている。

  「暇だしちょっとその辺探検してみようぜ」

  「いいな。あの辺にかぶと虫とかいそうだもんな」

  自分の欲望に素直で、いつも自分のやりたいことを優先してしまう蓮の提案に碧も乗り気のようだ。

  「ええっ、でも先生に怒られちゃうよ……」

  蓮と碧はすっかりその気になって施設の外へ向かおうとしている。

  どちらかといえばインドア派で大人しい律は、そういうことを積極的にするようなタイプではない。

  だが外で遊ぶのも嫌いではなく、蓮と碧と一緒に居ると楽しいので、この三人で集まると一人ではやらないようないたずらの類にも参加してしまう所があった。

  「別に無理してついて来なくてもいいんだぞ」

  「そうだぞ、嫌ならあっち行ってろよ。俺たちは山ん中にいるのにのんびりなんてしてられねえだけだからな」

  「待って、僕も行くよ。探検したいし……」

  先生に怒られるのは嫌だが、蓮の提案はここでしばらく退屈するよりもずっと魅力的なので、律は二人がいるならと流されるように大胆な行動に出てしまう。

  「ちょっと歩くだけし大丈夫だろ。さすがに自由時間内には帰るつもりだし」

  「まあそうだよね。先生もそこまで見てないだろうしね」

  こうして三人の少年は、施設の敷地内の外へと出かけてしまうのだった。[newpage]

  山というのは子供たちにとって最高の遊び場である。

  いい感じの木の棒を見つければ杖にして振り回し、虫が飛んでいれば捕まえようとしたり、植物で遊んでみたり食べれそうなものを探してみたり、きのこが生えてれば意味も無くそれを棒で刺したり蹴飛ばしてみたり……。

  普段とは違う自然の環境に少年たちは心を躍らせ、足取りは軽くなっていくのだが……まずいことに彼らは山にあまり慣れていなかったのである。

  「おい捕まえろ!」

  「そっち行ったぞ!」

  「あっ待ってよー」

  探検の途中で通常の生活圏ならまず見かけない野兎と出会ってしまったので、少年たちは意味も無く追いつくはずもないのに追いかけようとしたのだ。

  もしも出会ったのが熊や猪なら固まってしまい一歩も動けなくなってしまうか、一目散に蓮と碧が逃げ出して、それを律が動物に背を向けてはいけないことを説明しながら追いかけていただろう。

  しかし、初めて見る彼らにとっては珍しくて小さなかわいらしい動物だったので、特に考えも無しに捕獲しようとテンションが上がって山の中を走り回っている。

  「ウサギのくせになんかすげえ早いな……」

  「ならそっと近づく作戦に変えるとか」

  「置いてかないでー」

  飼育小屋で飼っているイメージとは違い、野生の兎というのはとても俊敏で、人間が走って捕らえられるようなものでは無いことを少年は知らない。

  大騒ぎする蓮と蒼だが、律は別に兎なんか捕まえなくてもよくないと思いながら二人について行くのであった。

  「なあこっちで合ってるのか?」

  「分かんないけど太陽の位置的にこっちのはず……」

  蓮の質問に律が答える。

  少々ノリの悪い所もあるが、基本的に物知りな律の知識を信頼しているので、蓮と碧は困ったら彼を頼ることがあった。

  だから今も律の判断に従っているのである。

  なんだかんだで仲の良い三人だからこそ、いつも一緒にいるのだろう。

  「なんとか人のいる所に出られるといいね……」

  「そうだな」

  野兎を追いかけるのに夢中になりすぎて三人は迷ってしまっていた。

  施設からはそう離れたつもりも無かったし、直線的に移動してきたから簡単に戻れるはずだったのだが、来た時と同じ時間を歩いても施設の建物が見えてこないのだった。

  「もうとっくに自由時間は終わっただろうし、怒られるのは決まりだろうなあ」

  背の高い碧がため息をつきながらうなだれる。律はともかく、蓮と碧は時間内に帰れさえすればいいと本気で思っていたので、教師にこってり叱られるのが確定してしまったことが憂鬱なのだろう。

  「喉がかわいてきちゃった……」

  律はなんとなく怒られる予感がしていたので、それよりも迷って帰れないことの方が嫌になってきている。

  森から遊歩道らしき小道には出られていたので本格的な遭難の心配は無く、どこかにはたどり着けるはずだったから三人は深刻な心配はしていなかった。

  なので、少年たちにはどのくらい怒られてしまうかの方が重要だった。

  「あっ、あれ自然の館なんじゃね?」

  蓮が指さす方向に建物が見えたのでひとまず少年たちはほっとする。自分たちのいた学習施設であるはずだと思ったからである。

  「やったあ。とりあえずは行方不明みたいな大事にはならなくて済んだね」

  「はーっ……あとは説教ですめばいいんだけどなあ……」

  ある程度覚悟していた律と対照的に、蓮と碧は穴だらけの無計画な行動に謎の自信があったようで落ち込んでいる。

  そして三人はその建物を目指して歩いていくと、柵に囲まれた広い草原が彼らを出迎えた。

  柵の向こうは青々とした芝生がどこまでも広がり、その奥には初めて見るのにどこか懐かしいような建物があって少年たちの心をくすぐった。

  「牧場みたいだね」

  「全然別のとこだけどまあいいか……」

  律でなくとも少年たちが目指していた施設でないことは理解できていたし、ひとまず人のいる所に帰ってこれたので蓮も不満は無いようだ。

  放牧場には牛が出ており、のんびりと群れで草を食んでいる。蓮が見たのは母屋か厩舎のようだ。

  「でっけえなあ。牛肉にしたら何人分あるんだろうな」

  「乳牛みたいだからお肉にはならないと思うよ」

  疲れたということもあって野生動物に出くわした時のような盛り上がりは無かったが、普段なら見ることのない大型の生き物に三人は興味を引かれたようだ。

  牛たちは牧草を食べていて、人間にもよく慣れているので子供たちのことはまったく気にしていない。すると、そのうち一頭の牛が小便をし始めた。

  そのいつまでもダラダラと続く小さな滝のような勢いと量の小便に、少年たちは驚いてしまっている。

  「うへえ……汚ねえなあ。出過ぎじゃね? 俺こういうの苦手なんだよなあ」

  碧はとても嫌そうに顔をしかめている。いたずら小僧のくせにどこか几帳面で、潔癖症とまではいかないもののきれい好きな一面があるので、生き物のこういった生理現象には我慢ならない所があるのだろう。

  「おい律。喉かわいてるんだろ? 飲んじゃえば」

  「絶対やだよ。飲むわけないじゃん」

  からかってくる蓮をあしらいながら律は歩き出した。そしてなんだか気になるものがあって振り返ってみる。

  牛たちは少年のことなど気にかけてはいないのだが、時折何かを訴えかける様な目で見つめてくる個体がいて、律は言い表しがたい不気味なものを感じたのだった。[newpage]

  「すみません誰かいませんか?」

  少年たちはとりあえず手前にあった納屋を覗いたのだが返事は無かった。

  実に不本意ではあったが、大人に事情を話して施設に連絡してもらわなくてはいけないので、誰かを頼るほかないのだ。

  「なんだよ誰もいねえじゃん」

  納屋は木造で、はしごで吹き抜けの二階に上がれるようになっている。

  少しだけ家畜のすえた匂いと湿気が漂う内部には、山のように集められた干し草と、それが四角いブロック状の塊になって積まれていて、大きなフォークのような農具が壁に立てかけられていたり、使い込まれたバケツや手押し車などがすぐ使える位置に置かれている。

  遠くに広がる放牧地にも人影は見えなかったので、奥にある母屋まで行かなければ誰とも出くわなさそうだ。

  「なあ、これお前が飲んでいいよ」

  蓮がそう言うと律に小さめの缶ジュースを渡してきた。

  「いいの? でもこれ納屋にあったやつでしょ、勝手に飲んだりしたらまずいんじゃ……」

  「いいっていいって、こんな小さいの一本ぐらい飲んでも誰も分かんねえよ。俺は適当に水道でも探すから」

  喉のかわきを訴えていた律を気遣っての行動なのだろう。よくないよ……そんなことをしてるから失敗するのにと、思いながら律は缶ジュースを受け取ってしまう。

  缶は少年が見たことのないデザインをしていて、ウインナーと手書きされているラベルが張られている。

  「ウインナー味なのかなあ……? 変なの」

  あまり気は進まなかったが、とにかく早く水分でのどを潤したかった律はジュースを飲むことにした。

  液体が少年の口の中に広がるとケミカルな味がして甘くはなく、スープほどではないが塩味があって、妙な臭みが口に残った。

  「まっず。なにこれえ……」

  生臭くて不快さがつきまとってくる。こんなことなら飲むんじゃなかったと、律はがっかりしながら缶を調べた。

  やはり全く知らないメーカーの物らしく、薬のような後味の悪さとしょっぱい生臭さにに顔をしかめながら観察を続けた。

  明らかに清涼飲料ではない味と不審な缶のデザインだったので、もしや飲んではいけないものだったのではないかと、取り返しのつかない大失敗を重ねてしまった可能性に律は冷や汗がうっすらと浮かぶ。

  「なあなあ、鼻輪ーっ!」

  そんな律とは打って変わって蓮は何かを見つけたらしく、大はしゃぎでそれを友達に見せつけにきたようだ。

  「金だぜ! 金! すげー! なんでこんなの牛につけてんだろ?」

  蓮が手に持っているのは牛につける真鍮製の鼻輪で、もちろん金などではないのだが、小学生にとってはきらきら光るものは全て金か銀なのである。

  「そんなことしてないで誰かいないか探そうよ」

  「牛だぜ、モー……モー……」

  他にやるべきことがあるというのに、蓮はふざけて鼻輪を自分の鼻にくっつけて牛のまねをしている。

  「やめたほうがいいよ。もう牛に使ったやつかもしれないし」

  「モ~」

  蓮は鼻輪を気に入ったのか、牛のまねをやめようとない。

  こんなことしてる場合じゃないのにと、律が少し呆れていると碧が戻って来た。

  「これって牛からミルク搾るやつじゃない? これがあれば俺からもミルクが取れるかな?」

  碧も興奮した様子で話していて、どこからか搾乳機などという大物を持ってきたので律はとても困った顔をして黙ってしまう。

  搾乳機には金属のタンクがついていて、子供には重たくて持ち運ぶのはとても難しいはずなのだが……体格の良い碧だからこそ納屋の中で見つけたそれを持ってきてしまうのに何の支障も無かったのだろう。

  「も~も~」

  「ミルク出しちゃうぞ」

  蓮も碧も途中で見つけた珍しい物を目の前にして、いたずら心を抑えられなかったのだろう。

  お互いふざけあったままで、碧もゴム製のチューブがついた四本のカップのうち二つを、Tシャツをまくって自分の胸へ直に当てて遊んでしまっている。

  「やめようよ。ここの人にも怒られちゃうよ……ジュースだって勝手に飲んじゃったのにさ」

  「ジュースなら俺も飲んだぞ。なんか牛の絵が描いてあったけどマズかった」

  と、律が言うと。

  「俺もミルクを飲んだけど変な味だったな」

  碧もそう答えた。

  どんなに律が心配していても、この少年二人はどこまでも自分のやりたいこと優先のようだ。

  「こんなに好き勝手してたらぜったいやばいって、もうどうなっても知らないからね」

  まったく……結局自分がなんとかしなくちゃと、律は大人を探すべく行動しようとしたが、どうにも気分が悪くなってきたのである。

  今になって本当に飲んではいけないものを飲んでしまったのかと怖くなってしまい、ストレスから思わず息が詰まりそうになる。

  「あれ……? 鼻輪がとれない? いててて! なんだこれ!?」

  「えっ! 蓮君それ鼻にはまってない!?」

  鼻にはまるというのは不正解である。鼻輪は鼻の間を貫通させて装着させるものであり、いつのまにか蓮の鼻の間を透過するかのように痛みすらなく鼻輪が貫通していて、本当の牛のみたく鼻輪が正しく装着されてしまっていたのだ。

  「どうなってんだこれ? なんで鼻に刺さってんだ?」

  蓮は少し焦りつつも不思議そうにしながら鼻輪を引っ張ったりしているが、自分の鼻が内側から引っぱられてしまうだけだった。

  「あれ、俺もこれ取れなくなってる? 引っぱってもとれないぞ」

  碧の乳首にしっかりと陰圧がかかり搾乳機のカップが正しく装着されたようだ。

  しかもつけていないはずのカップまで胸にくっついているので、合計四つの金属製のカップが彼の胸からとれなくなってしまったようだ。

  「まずいことになっちゃったなあ……どうしよう」

  律はだんだんと不安が大きくなり始めているが、本当にまずいのはここからなのであった。

  「なんだかおかしいな……よだればっか出てくる」

  「俺もだ。なんか垂れてくる……」

  蓮と碧はまるで牛のように口から唾液をだらだら垂らしていて、律はふざけてばかりいるからと考えもしたが、すぐにただごとではないことを思い知らされてしまうのである。

  「お……俺……なんか体が熱い……?」

  蓮と碧の二人の少年は明らかに様子がおかしく、意識も混濁し始めている。

  「俺もなんか変だ……そわそわして、ちんこが痛い……」

  碧は小学生にしては体格の良い体を落ち着かなさそうにそわそわさせて、両手で股間を押さえている。

  「どうしたの? 大丈夫……なんか変だよ二人とも」

  「あ……おれ……で……モオ、なんだっけ……?」

  「んっ……ちんこは痛いけど……んんっ! 口がよだれだらけになって、んふっ! き、気持ちがいいような……」

  律は苦しげにしていて、碧はぼんやりと気持ちのよさそうにしている異常な様子に律は戸惑ってしまう。

  少年たちの体は不自然に筋肉がつき始めていて、逞しくなろうとしていた。

  蓮も碧もまだ少年らしい体つきを維持しているが、異様な様子で大きくなっていきながら全身から毛のようなものが生えつつあり、それは文明を知らないような野生児の風貌をしている。

  「大丈夫!? 早く誰か呼んだ方がいいよね?」

  「う………あ、も……モオオ……」

  「んっ……やべ……っつ!」

  心配そうな律の呼びかけにも二人は反応しない。毛深く大きな異形の姿になっていくのだが、蓮は苦しそうに頭を抱えつつより逞しくなり……碧は悩ましそうに吐息を漏らしながらダラダラと口から唾液を常に垂らし、穏やかで恍惚した表情を浮かべている。

  「どうしちゃったの? 冗談ならもういいよ。こんなのもうやめようよ……」

  律がこの事態が終わることを願ってもなにも止まりはしなかった。蓮と碧の体毛がながくなっていき、身体が大きくなって内側から服を破いてしまう。

  なので二人は邪魔くさそうに、自分の服をいとも簡単に引きちぎるとほうり捨ててしまうのである。露になった二人の体は茶色い体毛に包まれようとしていた。

  「も……もおっ……」

  その時に印象的だったのは、蓮の鼻先と口元が黒ずんで濡れ始め、碧も唇と鼻が黒ずんでいるのだが、蓮とは質感や色合いが全く違っており濡れてもいない。

  「いてて……ちんこが割れそうに痛い。なんか別の生き物みたいな感じがしてきた……」

  そして碧のじんじんと痛むペニスの亀頭が露出し、奇妙な形になりかけている。小さく萎えた子供らしいペニスだが、妙な兆候が明確に見えいていた……。

  「ううっ……なんだか息がしにくいし、体がぽわぽわして熱い」

  泣きべそになる律も呼吸が乱れて体が火照っていく。それだけではなく、肛門から腹の中にかけてヒリヒリするような違和感を感じていた。

  そして彼もまた蓮や碧のように、口から唾液か液体のような物を出してしまいたい感覚が芽生えつつあった。

  「ぐへへ……なんだかいい匂いがするなあ? たまらねえぜ」

  と、いつのまにか苦しそうではなくなった蓮が、鼻輪が揺れるほどの大型の草食動物のような荒い鼻息を吐きながら律に近寄って、匂いをよく嗅いでいた。

  「うっ……ほん……とう……だ。ごほっ、口に……んっ!  入れっ、たくなる……んっ! にお……がす……んふっ、ごほっ」

  碧は大量に唾液を垂らしながら、痛みに耐えるように股間を押さえている。

  吐息に快楽を織り交ぜさせ、言葉をしゃべることすらおぼつかず、怯える友達の匂いを嗅ぎながら、彼はリーダー格の友人の意見に同意した。

  「口ぃ? そうかあ? まあいいや……」

  蓮がそう言って律の肩に手をかけると、碧も協力して律のズボンをつかんだ。

  「ええっ、ちょっと待って。なにしているの? やめてよ!」

  すると律が抵抗する暇もなく、体のあちこちから茶色い体毛を生やす友人二人によって服をあっさりと破かれてしまう。

  「いい匂いだなあ……なんか妙な気分になる」

  「んあっ……」

  蓮と碧もまだ子供であるというのに、肉体は奇妙に逞しく毛むくじゃらになりつつある。

  背丈も少年の域を超えてはいないが、二人は鼻息を牛のようにブフーッと荒く吐いた。

  「服が! どうして僕を裸にしちゃったの?」

  蓮は精通どころかまだちゃんと剥けてさえいなかった……練習で露出させるとヒヤヒヤしてすぐに戻してしまっていたペニスが、ズル剥けになってしまっている。

  その子供サイズのペニスも元のサイズよりもやや大きくなっていて、たまに固くなって痛くて不思議に思っていたのに、今はしっかり勃起してしているのである。

  「ちんこがいてえ……」

  蓮のペニスの表面が薄くなってしまったかのように生々しく変色し、まだ生えてもいなかった陰毛はもじゃもじゃにそこらの大人よりも生え茂り、肥大化していく陰嚢も黒ずんで楕円形に変形し始めている。

  「怒られちゃうよ……なんで服をやぶいちゃったの? 二人とも変だよやめてよ。早く救急車呼んだ方がいいよ……」

  律は友人の奇妙な変化と行動が怖くてしかたがなくて震えてしまっているのに、胸がドキドキして全身が熱くなっていた。

  特に口からお尻にかけて体の中心に芯が通ったように熱くてヒリついている。

  「んっ……ゲホゲホ……んふう……」

  碧は立っていられないといったふうに地面へ膝と両手をついた。

  口からは大量によだれを垂らし、唇が真っ黒になって横ではなく縦の割れ目になろうとしているのに、うっとり気持ちよさそうに陶酔している。

  発育が良かったので碧のペニスは元々なんとか剥けていた所だったのだが……今は勃起こそしてはいないが、包茎がズル剥けになって妙に痛む亀頭がまるで偶蹄目の動物の頭部のような形状になりかけている。

  「ごほごほ……ゴポッ!」

  碧は縦になりかけている黒くて腫れた口からダラダラと唾液を垂らし続けるだけでなく、時折せきこむようにして透明でねばつく液体の塊を勢いよく飛ばした。

  そして胸がやや丸みを帯び、手足が厚くなって筋肉で発達し、やけに背中が盛り上がっていくのである……。

  「なんで? 二人ともどうしちゃたの?」

  律は怯えきって尻もちをついてしまい、そのまま後ろにあった四角く固められた干し草の塊の上に座り込んでガタガタと震えている。

  彼は異変の影響が少ないように見えるが全身が熱く……体の中心に通されている管が、急性の改修工事が行われているそこがとても熱かった。

  三人の中で一番性の目覚めが遅く、まだ股間に毛すら全く生えていなかった律が、その時初めての勃起を経験した。

  「ぶふー……ぶもお……もおお……」

  「蓮君しっかりしてよお……どうしたの? 辛いの? 牛のまねなんかしてないでなんとか言ってくれないと分からないよ……」

  三人ともまだ性欲すら芽生えてなかったというのに、格差と方向性の違いはあるが好色になりすっかり欲情してペニスを固くさせてしまっている。

  特に変化が顕著に表れている蓮は、本来時間をかけて性をゆっくりと発育していく所を一気に成熟させられてしまい、おかしな方向に強く興奮させられていた。

  「ゲヘへ……チンポが元気になってしかたがねえぜ」

  まだ剥けてもいなかった蓮の未熟なペニスはビンビンに勃起し、大人ほどのサイズまで成長して、表面がピンク色の粘膜に包まれようとしていた。

  粘膜に包まれていく過程で亀頭が無くなってしまったペニスの形状は牛の生殖器のようで、根元にはさやまで出来上がってしまっている。

  股間には薄茶に近いクリーム色の陰毛がフサフサに生え茂り、こげ茶色の握りこぶしサイズの楕円形の睾丸がぶら下がっている。

  「ブフッ……ブフーッ……」

  大型の家畜を思わせる勢いで荒々しく鼻息を出す鼻の穴が広がっていき、蓮の口先は厚く伸びていく。

  顎が草をすり潰すのに適した形に変形していき、鼻輪がとてもよく似合うまるで牛のような顔つきになっていく……。

  角が生え始め、耳がひし形に形が変わり茶色い毛に包まれ、蓮の頭部は増々牛らしくなってしまうと尻からは尻尾らしきものさえ生えてくる。

  体も人間の大人と同じくらいに成長してしまっていた。

  「ブフ―ッ……俺なんで黒い鼻の先が見えて……俺の顔? 頭モオ変だ。俺の体もどうなって……モオオッ!」

  「蓮君が……そんなあ! いやだよお……蓮君が牛になっちゃう!」

  息が出来ないほど恐ろしい光景に、律はガチガチ震えながらどうすることも出来なかった。

  むしろ少年も気分が悪くて全身が熱くてしかたがない。

  口から肛門までの消化器官の粘膜だけが風呂に入っているかのように熱く、尻からお湯が出てきてしまいそうだ。

  「モオオオオ……」

  そして蓮の顔が茶色い体毛に覆われてほぼ牛らしきものになると、体もほとんどがジャージー牛のような茶色い毛に覆われ、全身に毛皮をまといつつあった。

  胸や腹部は動物らしく色が薄くなり、薄茶のクリーム色の毛皮に覆われようとしている。

  「うギ、俺のカラだッ! オレが俺でなくな……ブモオオオオ!」

  厚く太いとても牛らしい口から家畜らしい低い鳴き声を出し、蓮の肉体がゴキゴキと音を立てながら急激に成長していく。

  筋肉でより厚く逞しくなり、大人どころか二メートルを優に超える巨漢になっていく……。

  「お、オレ……」

  頭部からは立派な二本の角が……先がフサフサしている牛の尻尾が最後まで生えると、指は癒着して三本指となり野球のグローブのような大きな手となった。足の指は二つに先割れしている牛の蹄に変化してしまっている。

  二の腕は酒樽のように太く、太ももはそれの何倍も太く逞しい。胴体はもはや人間とは比べられないほど厚く、大胸筋は女性の乳房よりもはるかに大きく、しかし男らしく盛り上がり、腹筋がはっきりと割れていて肥えているわけではないが、腹部に筋肉と脂肪が多く詰まっている。

  「オ……オレノカラ……ダッ!」

  蓮の肉体はあまりにも人間離れした巨体で、 筋骨隆々かつムッチリとしていた。体の内側はクリーム色の、それ以外は茶色い毛皮に全身が包まれている。

  股間からは成獣と同じ大きさになった楕円形でこげ茶色の睾丸がぶら下がり、そこから牛らしい長めのさやが伸びている。

  「んっ!?」

  毛だらけのさやの先端からきれいなピンク色の粘膜に包まれた、細くて亀頭の無い牛のペニスがニュルニュルと出入りを繰り返し、さやから飛び出すと同時にピュっと透明な液体を先端から飛ばした。

  「モオオオオオオオッ!!!」

  すっかり筋骨逞しい巨大な雄牛となった蓮が鳴く。

  牛といっても立ち上がって二足歩行可能な体つきをしており、屈強なミノタウロスのようである。

  ミノタウロスはすっかり発情しているようで、鼻輪を揺らしながら黒ずんで濡れている鼻から鼻息を大きく吐き、非常に興奮した様子で律に覆いかぶさった。

  「ああっやっぱお前いい匂いするな……なんかすげえ変な気分だ……」

  「蓮君やめてよ! 何するの? 怖いよ……」

  分厚くとてもがっしりした雄牛の肉体は律の姿をすっぽり隠してしまい、中性的な幼さが顔に残る少年からは厚くて大きな雄牛の胸板と腹部しか見えなくなってしまう。

  「蓮君に乗られて出られないから碧君も手伝ってよ……碧君?」

  「おっ……んんっ……」

  律が顔を横に向けると、碧は地面に手と膝をついたままだった。

  立ち上がれないのか四つんばいで固まってしまっている。その体制のまま、縦に長くなった唇が黒くて腫れた口からは透明なスライムのような粘液が常に垂れていて、透き通るロープがぶら下がっているようにも見えてしまう。

  気持ちがいいだけでなく、とても照れくさそうな表情をしていて、もう全くしゃべれないのか口の縦の割れ目をパクパクさせている姿はなにかに抵抗しているようでもある。

  そして彼のペニスは勃起しているわけでもないのに固く、とてつもなく大きくなって、前ではなく後ろに突き出ていた……。

  「んんっ! んっ……」

  それはぞわりと恐ろしくなるような状況であった。

  碧のペニスはグロテスクに変形してほぼ牛の頭部の形状となり、裏返った亀頭のはずなのに目も耳も角も口も鼻もそこに存在していて、醜怪で粘膜質な牛の頭が人間の子供の尻から後ろに向かって出てきてしまっている。

  まだ亀頭の粘膜と竿の皮膚は残っているが、牛の頭部と首になるべくそこからも茶色い毛が斑に生えてきつつあるのだった。

  そしてやけに胸が膨らみつつあり、ペニスの形状のせいで胸の位置や膨らみから牛の乳房を連想させてしまう。

  肩とも太ももがやけに発達し、背中が異様に盛り上がって太い背骨が表面に浮き出てきて目立ってしまっているので、碧の上半身は牛の臀部の形状にとても似てきていた。

  「そんな碧君まで……」

  「ブモオ……」

  そんな非常事態すら雄牛は気にならないのか、巨大な雄の獣は今までに感じたことのない熱くこみ上げてくる不思議な感覚により体を燃えたぎらせ、鼻息を荒げながら無意識に腰をゆっくりと小さく前後させている。

  「ブフーッ……」

  温度の高い鼻息を吐いて雄牛が腰を前にやると、下腹部についた毛だらけのさやから細い牛のペニスの先がニョロリと透明な汁を飛ばしながら出てきて、そして引っ込んでいく。

  「えっ……それってちんちんなの?」

  こんなことになるまで性欲なんてまだ無かった三人なので、興奮しているものの知識など皆無であり、それがなにを意味しているのかがまだ分からないのだ。

  律は初めて見る雄牛の生殖器がどういうわけかとても気になってしまい、ついつい目が離せなくなってしまう。

  雄牛の肉体からはすでにきつい獣臭さが漂ってきているというのに、それを彼もまたいい匂いと思ってしまう。

  「牛って変な形のちんちんなんだね。すごいなあ……」

  酷く獣臭いはずなのに、大きな楕円形の睾丸をブラブラ揺らす雄牛の股間からも、律にとってはとてもいい匂いがしていてすごく気になってしまう。

  あおむけで巨大な雄牛に覆いかぶされ、そのいい匂いを嗅いでいると息苦しさもいつのまにか無くなった。

  「蓮君の体くさぁ……なんだろう変な気分がする! なんでだろう?」

  今まであまり変化の見られなかった律もここにきてやっと発情したようで、小さく柔らかな少年の肉体がわざとらしく強引にヒートしていく。

  体の中央に明らかに一本の芯が通っていて、そこが特に熱くて酷くひりつく。

  「ああっ熱い! 熱いよお!」

  とてもゆっくりだが、雄牛が腰を前後に揺らす動きが大胆になっていく。ピンク色の細長いペニスがさやから今までよりも長く飛び出し、少年と牛の腹をペチペチ叩いて汚した。

  燃えるように熱い律の肛門がヒクヒクとうごめき、さらりとした透明な汁を滴らせる。そしてどうしてか少年の肛門はすっかり緩んでいて、トロトロに濡れてしまっているのだった。

  「ひいいぃ熱いい! やけどしちゃう!」

  律はまるで尻の穴から煮えたぎる熱湯が出ているような感覚に襲われ叫ぶ。

  ミノタウロスのような姿になってしまった蓮はどうすればいいのかなんて知りもしないのだが、それを本能的に待っていたのか、それとも偶然なのか……雄牛は腰を大きく後ろに引き、グググとゆっくり腰を落としながら沈めるように巨大な逞しい尻を前に突き出していく。

  するとさやから一気にピンクの牛ペニスが出てきて律の尻をつついた。

  「熱い! 熱いよお! お尻がやけどしちゃう!」

  「あっそうか、これを入れればいいんだな……今助けてやるからなブフフ……」

  雄牛は腰をそのまま突き出し律の股間へ押し付けていく。さやから出入りする亀頭のない牛ペニスが、律の肛門の近くに何度か辺り当たると狙いがついたのか、そのまま前に突き進んで先端が彼の肛門をついに捉えてしまう。

  「オ゛ッ! オ゛オ゛ッ! ブモオッ!」

  「あああああ! やめてよ! 蓮君のちんちんが僕の中に入ってきてる! やだよ! 抜いてよ!」

  細長い牛のペニスが少年の肛門にニュルリと入りこみ、そのままゆっくりとなんの問題も無く奥へ侵入していく。

  いくら牛のペニスが細いとはいえ人間の子供の尻に挿入するのは難しいはずなのだが、律の肛門は発情期の雌牛の生殖器と同様に人間の握りこぶしが楽に二つ入るほどに広く緩くなっており、発情した雌牛のように肛門からスライムのようなドロリとした粘液を垂らしている。

  「お尻が熱いぃぃぃぃぃ!」

  「オ゛ッオ゛ッオ゛ッ! たまらねえ……」

  偶蹄目らしく一発目でニュルっと奥まで雄牛のペニスは少年の中に侵入し、今や律の直腸は発情期の雌牛の膣と環境が酷似しているので根元までなんの苦も無く挿入されて、発情した牛と人間の少年の腰が正面から向き合った状態で密着した。

  そして腸中の温度も感触も交尾中の雌牛の生殖器とまったく同じだったので、大きな雄牛は細長いペニスを根元までずっぷり入れただけの状態で体温のみで射精してしまうのだった。

  「モオオオ……」

  逞しい茶色い雄牛は、おぞましく歪められた形で迎えた精通の強力な快感にぎゅっと目をつぶって唇をかみしめ大きな肉体を震わせている。

  「やだあ! 熱いよお! 中になんか出てる!」

  律は大きな獣に押しつぶされながら自分の尻に突っ込まれた細長い棒が中で跳ねて、熱いなにかが出されたのに反応して雄牛の巨体を全力で押したが、当然ピクリとも動かず事態は全く改善されなかった。

  「あっ! おあっ! 奥に! 奥に入ってきてる! ううっやめて! ああああっ!」

  「ブフフ……すげえいい……」

  牛の一突きと呼ばれるように普通の牛であれば一突きで交尾は終わりなのだが、ミノタウロスのような姿であるためかペニスは勃起したままで硬度を保ったままだった。

  きれいなピンク色の牛のペニスも、こげ茶色の楕円形の睾丸も、少年の肛門に突っ込まれて密着したまま射精後だというのに、これから起こることを期待するかのようにやたらとビクンビクンと跳ねている。

  「ひやぁ! いやっ! やめて! もう出さないでえ!」

  「ブモッ! ブモッ!」

  雄牛は目覚めたばかりの性欲に突き動かされ、少年の幼い体に覆いかぶさるようにまたがり、煮えたぎる獣欲のままに腰を上下させて再びペニスを突き入れた。

  細長い牛のペニスが少年の肛門の奥底までなんの抵抗もなくヌルンと届く。雄牛は歓喜に荒々しく鼻息を吐き鼻輪を揺らす。

  獣が何度も腰を上から下に動かし細長い牛ペニスで律の緩いドロドロの肛門を突き刺した。

  「出るっ! なんかいっぱいでちまう! なんだこれすっげえ!」

  「やめてよー蓮君……熱いよー臭いよー」

  一突きする度にそこらの種牛よりも濃い子種を大量にまき散らすので、茶色い種牛と繊細な少年の腰がぶつかり密着すると牛ペニスがしっかり根元までとろける肛門へ入り込み、楕円形の牛の睾丸が少年の尻にビタンとぶつかり絶頂して中出ししてしまう。

  「ブフーッ!」

  「あああ! おふっ! 出てる! 熱いドロドロがまた出てる! また中で大きくなってる!」

  逞しい雄牛は正常位のまま何度も何度もしつこく少年を犯し、何度も直腸内へ射精した。

  細長い牛のペニスは一突きごとに、粘つく牛ザーメンを中へぶちまける度に、少しづつ大きく太くなっていく。

  「すげっ! すげえなこれ、いいわ……」

  「んっ……また僕の奥に入ってきちゃってる……あっ、ドロドロまた出た…」

  律は嫌がりながらも一度も痛がるそぶりを見せていない。

  少年もまた性に目覚め、強制的に発情させられ粘液や獣の精液を垂れ流すトロ穴も雄牛との性交に適した状態になっているせいで気持ちよくなっているのだ。

  「熱い……体が……お尻が熱いよお!」

  全身がというよりも、口も喉も腹も下腹部も尻穴も、個別ごとに沸騰してしまったような体感を律はさせられている。

  まだ幼さの残る少年が大きな雄牛に組み敷かれ、むわりと獣臭い巨体で押しつぶされ、中で大きく太くなっていく牛ペニスが腸壁を引っかきながらズルズル抜けていき、一気に奥まで叩きつけられて中で激しく射精されてしまう。

  「モオオオオオッ!」

  雄牛は呆れるほど何度も大量にザーメンを吐き出していて、律は犯されることを嫌がりながらも感じてしまっていた。

  「あっ! やなのに、お尻の中で蓮君のチンチンが動いて熱くて臭いドロドロが、んっ! ビュッビュッ出てくると気持ちいいいのっ! やなのに気持ちいいの!」

  雄牛のペニスがより太くなっていく。律は臭いのがいい匂いに感じられ、嫌なのが快感だと受け取ってしまう。下腹部がキュンとして肛門が締まると直腸もきゅうと狭く収縮する。

  「きつい! お尻がきつい! あっ……!?」

  狭く、より狭くなる小学生の腸と、大きくなる獣のペニスが反発を起こし、交差するかのように下腹部でグリュと鈍く深刻な感触がして、先細の牛ペニスが直腸の奥にあるS状結腸を抜けてしまった。

  「うひゃぁ! 入ってきちゃった! ダメな所まで蓮君のちんちんが入ってきてる! 深い! どんどん深い所まで入ってきてる!」

  危うい感触がしても、雄牛は中性的なかわいい顔をした小学男子を犯すのをちっとも止めようとしない。

  射精を繰り返しながら腰を沈めて少年へみっちり押し付ける。

  「ブフフ……どんどんいい感じになりやがる。もっと奥まで突っ込んでやるからな!」

  中で太く大きくなっていく牛ペニスの先が律の大腸に到達すると、それを先回りするように大腸が縮んでいってしまう。

  律の食道はジュースのおかげで柔軟に短くなりつつあった。

  「あはぁっ! お腹がグルグルするのに気持ちがいい……」

  雄牛は初めての交尾をたどたどしくも念入りに楽しみ、獣臭い巨体で押しつぶすように向き合っている少年の体を覆い隠して股間を上下させ、何度も何度も中に射精しながら確実に奥までペニスを突き入れる。

  「んぎぃ! 深い! 深いよお……! ずっとちんちんがビクビクしてて出てきちゃってる!」

  どんどん少年の体内で成長していく牛のきれいなピンク色のペニス。

  それを受け入れるために律の内臓は今後不必要なものとして静かに消失していき、先に先に食道が縮小していく。筋肉が海綿体に置き換えられていく……。

  「あっあっ……僕の体が……」

  それを直感的に理解しているのか律は怯えた声を出すが、事態はなにも良くはならない。

  直腸と大腸の違いが無くなりなりつつあって、やがて牛のペニスが小腸に到達する。

  「お腹がグルグル鳴ってる……」

  少年の小腸がこれから奥へやって来るであろう牛のペニスの為だけに、短く真っ直ぐになっていき受け入れる準備をすませていく……。

  「あっおちんちんが! ちんちんが大きくなって僕のもっと奥まで入ってきちゃう! ダメだよそんな所まで入ってきちゃ! ダメなのに!」

  「ブフフ……お前の中すごくいいぜ……いくらでも出ちまう……」

  大きな茶色い雄牛が不慣れではあるが腰を着実に動かす。

  牛のどんどん太く大きくなるペニスが、雌牛の生殖器ほどに広がっている子供の肛門に突っ込まれては引き抜かれていく……牛のペニスの先端が少年の体内の中心を小刻みに前へと進んでいく。

  律の消化器はそれを積極的に受け入れ、先回りして短くされていく……。

  「ごほっ! おええええ……」

  短縮されきった小腸を牛ペニスが通り抜ける頃には、直腸から小腸までまっすぐで短い管となっていて、胃はすで無くなっていた。

  食道は、肛門から口へと向かって繋がって体の中心を貫通している一本の管になろうとしていた。

  逆流でもなく中で射精された精液がただそのまま前へ進み、律の口から垂れるようになってしまっている。

  「ブモオ!」

  「おええええ……なにこれえ生臭い。なんかあのジュースの味に似てるような……?」

  雄牛が一突きで絶頂すると、律が口から牛ザーメンを垂らす。

  やけに体に力が入らず律はされるがままだったのだが、大きな茶色い獣は肛門からペニスを突然引き抜いたのだった。

  「ああああああっ!」

  少年の肛門が名残惜しそうに牛のペニスにまとわりつきながらも離されてしまうと、律はこれで犯されなくなったというのにまるで体から大事なものが抜けてしまった気分になってしまうだった。

  「あっ……お尻からちんちん抜けちゃったね……」

  「ブモモモ……やべえな、これってセックスになんのかな? まだまだ足りねえや」

  茶色い獣の言うように、律の腕と同じ大きさ太さにくらいのサイズになった牛のペニスは、勃起状態を保ったまま跳ねる度に先端から先走り汁をピュッピュッと飛ばしている。

  「んっ……まだするの? ダメだよう……」

  律自身はまだ現状を受けいれてはいないのだが、交尾の続きをどこか期待してしまっている。

  犯される前よりも、友人の股間にある太くて長い棒状ものがかなり気になってしかたがなかった。

  犯されたいというよりも、牛のチンポを自分の物にしたいという執着が芽生えつつある。

  (あのちんちん……僕の物にしたいなあ……蓮君のじゃなくて僕のちんちんなんじゃないかな? すごいなあ僕のちんちんにしたいなあ……)

  「まだするかだぁ……? あたりまえだ! 赤ちゃんを作る準備は出来ているか? これから毎日してやるからな! ブフフ」

  「そんなあ、酷いよ……」

  そうは言いつつも律はその言葉に怯えながら、それ以上に喜びを感じてしまっている。毎日してくれるのかと喜びそうになっている。

  (ああ毎日なんてダメだよお……なのにやっぱあのちんちんが欲しくてたまらない……あれは僕なんじゃないかな?)

  律は本当に友人だった牛のチンポが気になって気になってしょうがない。自分専用の物にしたくてしょうがなかった。

  いけないと思ってもどうしても気になってしまう。

  「ブフーッ……おう、とっととおっぱじめるぜ」

  雄牛もまだ交尾をやめるつもりは無いので、律の体をひっくり返して四つんばいにさせた瞬間、律の本来はかわいく未熟だった排泄の為に存在していた穴『だった』筒の入口におもいきり獣のきれいなピンク色のペニスが突き入れられた。

  「ああっ出ちゃってるう……おえええええっ!」

  律は嬉しそうにそう叫んで喘いだ……牛のペニスが後ろから一気に喉元までヌルン届くと、その直後にものすごい量のザーメンが先から飛び出して律の口から吐き出される。

  (ああっ……そうそうこれこれ……)

  もう体は熱くなかった。体の中心に通された芯は友人のちんちんのためだったと律は理解してしまった。

  なのに体がグニャリとして力が入らず全く動かせなかったが、今は体の『芯』が体内にあるから大丈夫だ。

  「あれ……?」

  もう律には一切不要なものとして、犯されている間に筋肉は退化し続けてついには一つも動けなくなっていたのだ。少年の肉体の内部はより海綿体に近づいている。

  そんなだらりと脱力したままの律を雄牛は犯し続けた。

  「ブフフ! ブフフ! たまんねえぜ!」

  「あっ……んっ……僕も気持ちいいよ……もっと奥まで入れて……」

  しかし獣のザーメンを吐き出すのではなく、自然と口から出すようになった彼にはもう奥は無く、これ以上となると口からペニスを出すくらいだろう。

  律から抵抗する気はもはや消え失せ、まるで体が動かせないまま大きな雄牛との交尾を楽しみ喘ぐしか出来なくなっている。

  唯一気になることといえば結合部がやたらとべたつき、腰が離れる際にべたりと肛門が毛だらけのさやに引っぱられてしまうのが少しばかり不快なことくらいだろう。

  「ブビュルルル! もっと! もっとして!」

  四つんばいで巨大な獣に後ろから犯され律は気持ち良くなっていたが、その視線の先に碧がいた。

  「んっ……っ……ゴプッ!?」

  快感に陶酔しながらも悩まし気な表情を浮かべている碧は、蓮ほど急速ではないにせよ異変が続いていたようで、歯は抜け落ち、完全に縦になった唇は真っ黒になりしわが寄っていた。

  その口の中で舌は動かし辛くなり、肉のうねりのような出っ張りに変化しつつある。

  おでこから牛の尻尾のようなものが生え始め、鼻の穴が一つになり、これにもしわが寄りつつある。

  彼の睾丸は完全に体内に引っ込み、陰茎は牛の太い首となり、亀頭は茶色い牛の頭に出来上がってしまっていた。

  「んっ……!」

  碧は快感をじんわりと感じ取っているようだが、何かに耐えているようにも見えた。

  体格の良かった少年の亀頭だったはずの牛の頭は、ペニスが垂れ下がるように地面へと下がり、他のことには全く興味が無さそうに干し草をモシャモシャと噛んでいる。

  碧の手足の先は細いままなのに、異様に発達し太くなった肩と太ももと、大きく盛り上がった背中のおかげでより獣らしい姿へと近づいている。

  いつの間にか乳首が四つになった胸は大きく風船のように膨らみ牛の乳房のようになりかけている。

  「んっ!」

  快楽を受け入れているようにも、なにかにじっと耐えているようにも見える表情で碧は縦になった厚い唇から透明なドロドロを吐き出す。

  ちょうどその時、それの関節が外れてぐるりと反転して関節が元に戻り……碧の肩だった場所が太ももと尻に、太ももが牛の肩となった。

  まだ碧の頭は残ったままであり、肌色の部分も多いがその異様な姿は人間とは呼びにくく、ただの家畜である牛の方に近かった。

  おまけに頭と全部が逆転しようさえしている非常事態である。

  「あ、碧君……んんんっ!?」

  「ブルルルルル……」

  律は火照ってとてもぽわぽわした頭で、友人の前後が逆転し、とてつもないことになっているのをどうにか考えようとしたのだが、雄牛が律の中に突っ込んだまま小便としてしまったのだ。

  少年は自分の手足がだんだんと小さくなり始めていることにも気がつかない。

  「んんんんん!!!」

  彼ら三人が牧場に来た時に見たように牛の小便は長く、律はただの筒のように長い時間口から牛の小便を垂れ流してしまうのだった。

  これには律もさすがに驚き抵抗しようとしたのだが、全く力が入らず動かせない体は何もできなかった。

  酷い生臭さとアンモニア臭、生理的に受け付けられな臭気と味と感覚……なのに律はとても気分がすっきりとしてしまうのである。

  とても嫌な匂いと味なのに、なんとなく好みだと思ってしまう……。

  「んっ……んんん……」

  (これおしっこだよね? 口から出ちゃってるのになんだか僕までおしっこしたみたい……)

  そうこうしている間にも碧は真っ黒で腫れ上がっている縦の唇から、発情期の雌牛の生殖器のように透明でドロリとしたスライムのような粘液をダラダラと垂れ流し続け、肉体を寸胴のように四角く太くさせていき、姿を前後逆転した牛に近づけている。

  「んっ……」

  胸はより雌牛の乳房の膨らみになっていき、どんどんとただの牛のようになっていく体へ、牛の尻へと碧の頭がめり込みつつある。

  「オ゛ッ、すげっ! モオ゛ッ! すげえ!」

  律は碧の変化を気にしていたが、雄牛は劣情に流されるままに友人だったはずの少年の体をグローブのような三本指の手でつかみ犯す。

  「あっ、ひやっ! んんっ、おちんちんが! だめえ、お尻からのどまで蓮君のおちんちんが簡単に入ってきちゃうの!」

  茶色い獣は片手で律の胴をつかみ上下に動かして己のペニスに刺激を与えている。

  体を一つも動かせない律を使って獣欲を満たそうとするその光景は、貫通式のオナホールを使って性欲を解消しようとしているだけに過ぎず、どうやら雄牛が一度ペニスを引き抜いたのは具合いの良いオナホの扱い方を変えただけでしかないようだ。

  「んあっ! いいの! ちんちんが全部入って来るのすごくいいの! もっと僕に入れて!」

  グニャグニャになった体の中心に通った管に、背骨の代わりとなるような固い芯を大きな獣に入れてもらい、律は喜んで己を消し去っていくような強力な快感を受け入れていた。

  「ブフフ……まだまだ出るぞ……」

  雄牛はもはや交尾ではなく、ただのオナニーとして人間の少年を使用している。

  結合部がベタベタするせいで、雄牛のさやの包皮と律の肛門がくっついて離れなくなってしまった。

  雄牛は射精だけでなく小便まで頻繁に漏らすようになったので、律はただのホースのようにそれらを口からまき散らした。

  「あっ……なんか……なんかきちゃう!」

  雄牛はただの自慰としてペニスに刺激を与えてしごく。

  淫獣にオナホールのように扱われていると、律の背筋に快感が走り、ゾクゾクしたものが近づいてくる。

  逸物となった牛のペニスに全身を貫通されながら、律は初めての絶頂感とクライマックス感に襲われて全身が震える。

  「ああああ! きちゃう! なんかきちゃう!」

  少年は快感の昂りに全身をこわばらせ痙攣させる……だがしかし、律のペニスと睾丸はすっかりその役目を一足先に終えてしまっていたのだった!

  今後一切の繁殖行為の必要なしと……役目を終えた律のペニスと睾丸は、まだ小学生だというのに極限を迎えた絶頂感にも一切無反応で、少年は全身を痙攣させるだけで絶頂もせず、種やなにかの液体すら出すことは一切無かった。

  「あれ……今のなんだったんだろう? んっ! なんか空振りしちゃっような……僕ってなにか失敗したのかな……?」

  失敗といえば失敗であったが、少年が知らずのうちに与えられた屈辱でもある疑似絶頂は、彼の変異を『加速』させるのである。

  雄牛の生殖器である毛皮のさやの包皮と律の肛門が癒着を起こし、少年の尻は肛門を中心に皮膚が生殖器のさやと同化していき、茶色い毛が生えていく。

  「なんかまたお尻が熱くなってきた……」

  律は体が一切動かせないので、確認どころかなにもすることが出来ない。

  雄牛は少年の体をオナホのように扱って、包皮と同化しても中に残っているピンク色の牛ペニスに刺激を与えている。

  「ブヘへ……やっべえな、まだ出ちまう……」

  牛は律をオナホールのように使って己の逸物をしごいて、ただマスターベーションをしている。

  楕円形の雄牛の睾丸が律の太ももと融合していき、丸まってっていく……律の生涯一度も使用されることの無かった睾丸も、こげ茶色に丸まっていく己の太ももに沈んで消えて無くなってしまう。

  律の足全体が雄牛の陰嚢となるべく丸みを帯びていく……。

  「足がムズムズするし、腰がヒリヒリする……腰痛かなあ?」

  律の太ももは楕円形に膨らみ、膝から下がしわくちゃに縮んでいき牛の睾丸により近づいていく。

  カンガルーの袋のように腰の皮膚が剥がれて分離するが、ポケットではなく腰を一周して皮膚が分離して下腹部を包んでいった。

  足が睾丸化していき、尻の中心からさや化はすでに始まっていたので、尻から腰に掛けて薄いクリーム色の毛皮が生えていき、分離した腰周りの皮膚も雄牛の生殖器の毛皮のさやと化していくのだった……。

  「ブフーッ! ブルルルルルッ……」

  律の真っ直ぐな一本の消化器だった管の中で牛のペニスが消化されるように溶けて、辺りの消化器官だったなにかの粘膜と癒着し同化していき、雄牛はこみ上げる物を抑えるように下唇をかんで目を閉じている。

  律の腕が縮み、上半身の皮膚の表面は薄くなったかのように生々しく変色していく。

  「オ゛ッ! オ゛ッア! ブモオオオオ! オ゛ッ!!!」

  「なんだか体がスース―してきた」

  雄牛が耐え難いものを感じて背をのけ反らせて悶絶すると、すでに雄牛のペニスのさやとなってしまった……少年の腰回りの分離した皮膚であった毛皮の包皮が伸びて、律の上半身を飲み込むように隠してしまう。

  「んんんん!? んんっ!」

  ミノタウロスの股間にある巨大なさやの表面に、人間の少年の上半身のシルエットが浮かび上がってモゾモゾと動いている。律の下半身はだった部分は、すでに小学五年生の足を丸めたような大きさの雄牛の楕円形の睾丸となってほぼ完成しており、陰嚢の底に足の指の残骸らしきものが残っているだけだった。

  「んんん!? もがっ! んんん?」

  ペニスを失くした雄牛はもう少年を犯すことが叶わず、逸物のさやを剥くように包皮をずり下ろした。

  「ああ暗くて狭かった。何なのこれ? 臭いし湿ってるし……」

  露になった少年の上半身はさやに飲まれる前よりも皮膚がひりひりと薄くなり、腕が小さくなっていた。

  息が出来なかったはずなのに、律は一言も苦しいとは言わなかった。心臓と肺も活動をすでに停止していて、身体が結合している雄牛の股間から流れてくる血液に全身が置き換えられており、呼吸する必要が無いからだ。

  すでに律の体からほとんどの臓器が消失し、海綿体へと変化してしまっている。

  「えっ! ちょっとまっ……!!!! …………ぷはっ! ちょっと何して……んんっ!!!!」

  雄牛は無意識のうちに『己の』さやの包皮をきゅっと寄せて上げてしまった。そして中身の反応から得られる心地よい時間をしばらく過ごすしてから、再び自分の股間のさやをずり下ろした。

  「なに? なんなの? 暗いし臭いんだけど……何度でも入って嗅ぎたくなるような……?」

  律はより皮膚が薄くなり、ピンク色の粘膜になりつつあった。体の表面から分泌する粘液により全身が湿り気を帯び、生臭さとアンモニア臭をそことなく放ちつつある。

  体は鈍く動かせないのに、粘膜化してくせいで感覚だけがひんやりと敏感になっていく。

  雄牛はそれを見て大はしゃぎするとさやをまた元に戻してしまった。

  「ブモモモ! ブモオ!」

  さやを使って自慰をするように、雄牛は大きすぎるペニスの包皮を何度も上げ下げした。

  さやで股間から生えている『なにか』を包んでしばらくしてから戻してやる……すると律の体はさやに包まれる度に少しづつ小さくなっていき、皮膚がピンク色をした粘膜へ急激に変化し、腕がより短くなり体の形が先細りの牛のペニスの形状に似ていった……。

  (んあ! やめて僕が変になっちゃう! 体がすごく変なの! 僕が僕でなくなっちゃう!)

  律の下半身はすっかり巨大な楕円形のあまり毛の生えていないこげ茶色をした睾丸となっていて、上半身は雄牛の股間のさやから生えていた。

  位置的に逸物と同じ場所にある胴は円柱状に変形していき、髪と歯が徐々に粘膜化して同化して消え、頭部の形状が牛のペニスにより近くなっていく。

  臓器が完全に無くなり、少年の体はほとんどが海綿体に置き換えられてしまった。

  (やめて! こんなことだめだよ! 怒られるじゃすまないよ!)

  律は性を知らなかったこともあって、自分の肉体が牛のペニスになろうとしていることを理解していない。

  ただ、自分の体が友人だった生物の体とつながってしまっていることと、なにか取り返しのつかない深刻な状況であることは分かってしまっている。

  「すっげ! すっげ! ブフーッ!」

  雄牛はもうさやをいじらず、つかみやすくなった律のやけに敏感でスース―する上半身を自分の逸物のように扱って、野球のグローブのような手でシコシコとこすってオナニーを始めてしまっている……。

  「ブモモ! すっげ! すげえいいぜ、ガツンときやがる!」

  律には雄牛の手が更に大きくなったように見えているが、体が元のサイズより一回り縮んでしまったことによりそう見えてしまうのである。

  その手で、より感覚過敏になっていく空気に触れるだけで妙に涼しくてひりつく体をしごかれると、猛烈に快感を感じてしまい体が固くなってしまう。

  「あうっ!?」

  それを受けて律は自分の体を接続している『持ち主』の方ではなく、自分自身の下半身が急可動を開始し、無数のなにかがうごめいている沸き上がる強固な決意のようなものを大量生産していくのを感じとってしまうのである。

  「ブフ―ッ! ブモモモモ……」

  (あっ! やだあ、やめてよお! もうこんなのいや!)

  雄牛は自分の股間から生えているピンク色の牛のペニスのような、人間の少年のような、よく分からないなにかを鼻息を荒く吐きながらしごいている。

  律は髪の毛も歯も全て抜け落ち、しゃべることさえできなくなってしまった。

  硬直する体を獣の性欲と熱意をもってしごかれると、気持ちよさにピクンとより全身を固くさせてしまい、その熱意が自分の下半身や体の中心の芯からも湧いてきてしまう。

  (あっ、また僕の体が変な動きかたしてる……)

  彼の足だった雄牛の巨大な楕円形の睾丸の中身が、ピクンと陰嚢の中で持ち上がる。

  少年の不要な内臓は消失して、今や体の中身は海綿体と軟骨と血管でぎっしりで、体の中央の泌尿器の奥まで繋がっている尿道を通って透明なさらりとした汁が口からピューッと出てしまう。

  (んんー! 僕の奥から何か出てきてるぅ!? 吐いちゃった)

  目も小さな腕もまだなんとか残っているので律はやや人間の体らしさを保ってはいるが、明らかに人間の少年の姿ではなく……もう六割ほどはきれいなピンク色の牛のペニスになってしまった謎のなにかでしかない。

  (やだっ! やめてええ!)

  こんなに嫌なのに、体を巨大な手でつかまれてしごかれるとすごく気持ちが良くてしかたがない……これが自分のなすべきことであるという確信が生まれつつある。

  人間からただの棒状の物体と肉の袋に自分が変化していくのを悟らされて律は怯え恐怖したいのに、性欲的にも物理的にもどうすることも出来ず、再び絶頂感とクライマックス感が押し寄せると体は自分に与えられている役割を全うしようと、強く全身を痙攣させた。

  (ああああああああっ!)

  快感なのに嫌でしょうがない……やるべき仕事をただの体の一部の反射として実行しなくてはいけない……本当は人間の少年だったまだ牛の性器ですら無いよく分からない形をしたなにかが抵抗しているせいか……それともまだ未完成のせいか、楕円形の睾丸のギュッと中身が持ち上がり、雄牛が股間の大きすぎる棒状の物をしっかりつかんでビクビクと跳ねたのに、精液は全く飛び出してこなかった……。

  大きな痙攣が治まってもただ勃起したまま律は口からピュッと先走りを飛ばすだけだ。牛の粘つくザーメンは一滴もまだ出てきてはいない。

  繋がっている持ち主の方ではない、律自身のペニスからも当然何も出ていない。

  「んだよもう! なにも出て来ねえ……がっかりというか、寸止めされた気分でむかつくぜ!」

  雄牛が不機嫌そうに手を放したのでさやがするりと元に戻り、少し萎えた律の体をすっぽり覆い隠した。

  獣の雄臭くて湿っていて生温かい雄牛のさやの中は、明らかに未完成の牛のペニスとサイズが合っていないのでフィット感が最低で、きつくて窮屈で律にとってとても居心地の悪い場所であり、不安と恐怖を煽るだけでなく不快でしかない最悪の環境であった。

  (嫌だ。ここから出して)

  雄牛が下半身に軽く力を込めると、牛の長い毛皮のさやからピンク色の粘膜に包まれて粘膜下腺から分泌液を出しつつある律の体が露出し始める。

  元は胸や腹部だった場所がやけにしわしわで、律も気がつかないまま頭が亀のように体内に引っ込んでしまっている。

  そして牛ペニスモドキのピンク色の先端が、しわしわの首だった辺りから出てくると雄牛は小便をし始めるのである。

  (うあああ! こ、こんなの好きになっちゃいけないのに……どうしてこんな、こんなっ……)

  牛の小便は長く、やけに泡立つ放尿はしばらく続いた。

  律は牛の小便が尿道を……熱い液体が自分の体の中央を通り抜けることに喜びを快感を感じとてもすっきりとした気分にさせられてしまう。

  味も悪くないと思えてきてしまう。律はようやく自分が牛のペニスにされようとしていることを自覚できたのに、口から泡立つ人間とは違う牛の小便が出て行ったということを、自分のやるべき仕事上のちょっとした成功体験として誇らしい気さえしてくるのだった……。[newpage]

  「はあすっきりした」

  そして雄牛は役割をこなすのにより適した形状である、棒状になっていくきれいなピンク色の律の萎えた体をしごき始める。

  牛のチンポのようななにかはムクムクと大きくなっていき。固くなっていく。

  (あっ……ダメっ僕の体をそんなふうにしたらまた……)

  男性器としては七割の出来といった所だろう。そして雄牛の視線の先には八割ほどただの雌牛になりかけている碧がいた。

  「……っ! ……!」

  碧の下半身だったものはほとんど普通の雌牛して出来上がっている。もう体全体が牛の体型そのままとなり、下半身をわずかに残しているだけだ。

  不潔なものが嫌いだった碧も、ぱっくりと開いた雌牛の尿道のような口からしばらく放尿をしていた。

  必死で抵抗しているのかもしれなかったが、人間の少年だっただった痕跡が雌牛の下半身に少し残っているだけなので判断できない。

  もはや彼の一部の方が牛についた異物のようである。

  「ん……」

  雌牛の頭部は相変わらず興味無さそうに干し草を食んでいるが、碧の上半身だった場所も着実に牛の下半身と変化している。

  形状はもちろん毛皮すらもうほぼ生えてしまっていて、胸だったものは立派な雌牛の乳房となり、頭部はめり込んで広がるように牛の尻となりかけている。

  唇は真っ黒で縦の雌牛の陰部となり、馬の生殖器ほどではないがふっくら膨らみがあり、その周りにやけにしわが寄りブヨブヨしていてとても柔らかそうだ。

  「ブボッ……」

  牛の尻になりかけている碧の顔のおでこから尻尾が生えており、その根元にあるぷっくりとした牛の肛門がヒクついている。

  悲惨なのがその排泄物を出すための穴は、彼の鼻の穴だっただったということだ。これからは彼にとっていい匂いを常に直接嗅げるだろう。

  「クパッ……クパッ……」

  そして今や碧の目玉は新しく出来たヒクヒクしている肛門の少し下辺りについていて、ぼんやり心地よさそうに細めているが、どこか悲しみを湛えているようにも見えた。

  「モー……」

  雌牛も出来たばかりだというのにもう発情期を迎えたようで、生殖行為のための縦割れの膨らみが、まるで口がゆっくりと呼吸するようにクパクパと小さく開いては閉じて、ドロリとした粘液を垂らして雄を繁殖に誘っている。

  雌牛の生殖器の割れ目がくっぱり開いて中の穴が丸見えになると、牛のクリトリスになりかけの碧の舌だった肉の塊が、なにかを言いたそうにモゾモゾ動いているのを観察できた。

  「いいのがいるじゃねえか……あんなに見せつけてきやがって、まったくいやらしい雌だぜ。お前もそう思うだろ?」

  発情した雌牛を前にして、ミノタウロスのような雄牛はただの種牛となってしまい、そう言いながら股間から生えている棒状の妙な形状のなにかをしごいている。

  種牛はどうにも種付けしたくてしかたがなく、嬉しそうにペニスのようなものをギンギンに固く勃起させたが、未完成ゆえに硬度が保てずにすぐ垂れてしまうようだ。

  「こいつで童貞をおさらばしてやるぜ」

  種牛的には人間の子供との交尾は自分の性器としていたようなものなので、オナホールや道具を使用したオナニーという認識になっているようで、やはりきちんと雌に種付けしてこそという思いに囚われてしまっているようだ。

  「クパァ……プハーッ……ブッ!? !!!!」

  雌牛の発情してぷっくりと柔らかな生殖器を種牛はプルンプルンとしばらくいじくりまわし、密を垂らし続ける縦割れに三本の指を乱暴に突っ込む。

  雌牛の膣はごつい指を入れられて、クチャリと大きな水音を立てて分泌液をゴポリとより多く出す。

  (まさか……そんなことしないよね!)

  「!!!!」

  「ブフーッ! ブフーッ!」

  碧は目でやめて欲しそうに訴えているが、雌牛は後退して尻を雄に押し付ける。

  種牛は好奇心をくすぐられたように、時間をかけて雌牛のプルンプルンに膨らんでいる生殖器をごつい指で愛撫し、いらずらにクリトリスらしき肉のうねりをいじりたおし、おもちゃのように感触や温度や反応を楽しみかき回し続けた。

  「ゴパアッ!」

  雌牛が感じてしまったのか、下半身が力むとしわしわの膨らむ生殖器の穴からひときわ粘液を多く吐き出し、小便のようなものを勢いよく放出させた。そして碧は悲しそうな眼をして目の前の雄の獣を見つめている。

  「ブヘへへ……いやらしい穴だなあ……」

  それを見た種牛は、粘液まみれの指を雌牛の出来立ての生殖器から抜いて自分の鼻先に近づけ匂いを嗅ぐと、もうたまらないといった様子で鼻息を荒々しく吐き出し、両手で雌牛の尻をつかむ。

  「ブモオオオオオオオ!!」

  碧は初めての繁殖行為を前にして喜びと恐怖に、反転して雌牛になった全身を震えさせる。

  そして交尾直前の体制になることで律と碧の目と目が合った。お互いにこの先を望んでいないが、種牛はとても嬉しそうでやめろと言われてもやりたいことを我慢した例が無い。

  (やだよお……やめてよお……)

  律はいくら牛のペニスになりかけとはいえ、元の体のサイズより一回り小さくなっただけの大きさで、陰茎は人間の体つきのようであり、腕もひょろりと残っていて種牛のペニスはまだ交尾をできるような代物ではない。

  なので律は無理だし、牛のあそこに自分を突っ込んだりはいくらなんでもしないだろうと考えていた。

  (えっうそでしょ、やめようよ……もういたずらなんかじゃしてる場合じゃないよ。病院で診てもらわないと……)

  律も碧も自分が性行為に使用され結合されかけていることに焦っている。これはいたずらではなく本気の獣の交尾なのである。

  「ぐへへ楽しみだなあ! モオオオオオオ!」

  発情した大きな種牛は鳴きながら雌牛のモドキの尻をしっかりとつかみ、興奮して鼻息を吐き、腰を前に突き出す。

  へにょりとしていた牛チンポモドキが強制的にビンと勃起させられ、その先端が先走り汁をピュッピュッとほとばしさせながら雌牛の濡れた割れ目に向かっていく。

  いつの間にかまだなんとか残っている律の方のペニスからも、種牛の先走り汁がお情けによるおすそ分けでちょろちょろ出てきている。

  お互いに目を合わせたまま、すっかり別人のようになった律と碧の顔面の距離が近くなっていく。

  「これでついに童貞さよならだぜ」

  (あっ! これまさか入っちゃうんじゃ……ああああああああああああ!!!)

  「――!!!」

  雌牛は生殖器が真っ先に完成していたのだった。子供の上半身ほどの大きさのペニスのような何かが、碧の口だったふっくらとした割れ目に刺さってそのまま飲み込まれていく。

  律は童貞どころか、自身のペニスでの精通も行えていなかったのにもかかわらず、体全身を童貞喪失に使用されてしまった。

  (んひゃあああああああああああ、!)

  雌牛も通常の動物ではないので、種付けになんら問題な無かったのだ。

  碧の喉は膣となり、胃袋が子宮となった。雌牛のよく濡れた恥ずかしい穴がよく広がり、種牛の立派過ぎる逸物を優しく包み込んでいった。

  律の敏感過ぎる全身が、おまけのように残っている律の身体に元々ついていたペニスがヌルヌルした肉壁にこすれていく。

  牛の一突きで一気に真っ黒な雌牛の生殖器の奥までペニスを突き入れ、碧の顔面に種牛の陰毛だらけで獣臭い股間がぶつかり嫌な思いをして目を閉じてしまう。

  「ブフーッ……」

  まだ出来かけの雌牛の出来立ての膣は、まだ中途半端な出来の牛のペニスをきちんと根元まで受け入れている。

  雌牛の膣は種牛のペニスよりも体温が高く、ドロドロのスライムのような粘液がいくらでも分泌されヌルヌルとしていて、律はとても素敵な所に連れてきてもらったかのように錯覚してしまう。

  実際にペニスにとっては良い環境であり、少年が今までに訪れたどんなテーマパークよりも魅力的でエキサイティングな場所だった。

  雌牛の膣は雄牛の射精を促す温度で律の肉棒となっていく体を優しく締めつけたが、まだ律の体が射精に至る気配がまるで無い。

  亀頭の無い律の顔だった牛ペニスの先と、根元付近に突起物としてまだ残っている律自身のペニスから先走りが漏れているだけだ。

  「げへへへ行くぜえ……」

  なので種牛は人間の交尾のように腰を振って雌牛を犯し始めたのだった。

  巨大すぎる種牛の逸物はやけにヌルつくネバネバ汁だらけの膣壁に締めつけられたままこすれ合い、引っこ抜かれて前後に力強く抽挿されてしまう。

  種牛のペニスが穴から引き抜かれると粘液も同時にこぼれ出て、そしてまた粘つく穴に入っていき種牛の腰と雌牛の尻がバチンと音を立ててぶつかる。

  (お゛っ!? お゛あああああ! ひぎぃ! やめてえ゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!)

  粘膜化した全身で味わう快感は強烈なんていうものではなく、発狂してしまうほどの苦痛でもある。

  あまりの快感に律は半狂乱になりながら、雌の生殖器の中をズボズボ強引に動かされてしまう。

  「……」

  自分の口だった所へ何度も入って出ては戻って来る規格外のサイズの種牛のペニスと、迫ってくる陰毛だらけの下腹部が碧の最後に見た風景だった……自分の口と喉だった部位に種牛の大きすぎなペニスがねじ込まれてとんでもない快感がもたらされ、雄の子を孕むこと以外は全てがどうでもよくなってしまう。

  「ブフーッ!」

  パンパンと乾いた音をさせながら、雌牛の尻に力強く種牛の股間が何度も叩きつけられるので、碧は顔面を種牛の股間で何度も押しつぶされ、たまらず目を空けてはいられらなくなり、そのまま二度と目が開けなくなってしまう。

  碧のまぶたと眼球が雌牛のプルプルした濡れた割れ目の表面に消えて無くなり、彼の顔面もそのままゆっくりと引き延ばされるように完全に雌牛の尻になって消え、わずかに残っていた人間の痕跡さえも残らなくなってしまう。

  (いやっ! お゛あ゛っ! あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛! ぎも゛ぢい゛い゛!!)

  種牛のペニスは雌牛の割れ目を目いっぱいに広げてめちゃくちゃに犯しながら、諭されるようにリードされるように……ヌルつく膣壁に優しく包まれずっぽり締めつけられる。

  柔らかく受け入れられているのに、同時に搾乳機のカップ陰圧のように雌牛の膣はきつく種牛のペニスを締めつけた。

  「ブモモ! ブモモ!」

  ちょうどいい熱さで強く強く締め付けられて、何度も発情期の獣の荒々しさで膣に突っ込まれて種牛の出来かけのペニスはきつく圧縮されていき、腕が陰茎に張り付いて融合してなくなり、サイズが小さく縮んでいく。

  (お゛っ……んっ……)

  雌牛の膣は大きな種牛のペニスを圧縮していく。

  壮絶な名伏し難い感覚にペニスは精神が削られ、黒い割れ目が広がった穴を繰り返し出入りしながらみるみうちに縮んでいき、より種付けに適したサイズになっていく。

  生意気にも膣の肉壁こすれていた律自身のペニスも、柔らかい雌牛の肉穴に削り取られるようにとろけて無くなってしまう。

  「ブモッ! ブモッ!」

  交尾により、ペニスはようやくそれ相応の大きさの逸物になったので、交尾に一切の支障が無くなった種牛が優々と、しかし雄々しく腰を振った。

  種牛のペニスが雌牛の生殖器をヌルヌルと出入りする。

  オナニーをした時のようにスムーズに牛ペニスが膣に突き入れられ、抜き差しされるようになったので、グチャリゴポッと大きな音を立てて陰部から愛液が零れるようになり、交尾時におならのような空気が漏れる音さえするようになった。

  (あ……なんだか眠いような……)

  ゴポゴポと粘液を結合部からまき散らし、汚らしい水の音を立てながら牛の番が盛りあっている。律と碧の意識は弱まってしまい今にも途切れそうだ。

  野太い種牛のペニスがヌルリと雌牛の奥底までなんの抵抗もなく届き、先端が子宮口を乱暴に叩く。

  種牛が腰を振ると中玉のスイカほどのサイズになった楕円形の牛の睾丸がブラリと揺れ、雌牛の乳房も震える。とブチュブチュと汚い水音がしてチンポが膣へ突っ込まれる。

  (あっこの感じ……あっあっ、僕ってこうなんだ……)

  自分の体が完全に棒状の形になったことで、ある感覚が律の中で育ち強くなった。

  律は自分が持ち主であるこの種牛の一部であるという感覚が強くなっていく……。

  「ブモーッ!」

  種牛が友人の口だった雌牛のいやらしい穴へ自慢の逸物を激しく突っ込み、ぺモスがぷっくり膨らんでいる生殖器の割れ目をヌルヌルとスムーズに出入りする。

  碧の顔だった雌牛の尻に種牛の股間が猛然とぶつかりパンパン乾いた音をさせる。

  雌牛の粘液でヌルリと粘つく膣の中で律は全身を温められ、きつく締めつけられ、自分がペニスである感覚がより強くなってき分からされてしまう。

  (いやだあ……僕はちんちんじゃないのに……)

  しかし、温度の上がった雌牛の膣が終わりの準備を始め、精液を搾り取るために蠕動していく。

  ヌルつく肉の壁がペニスを締めつけながら、穏やかに諭すようにうごめき射精を促そうとする。

  雌牛の生殖器そのものがビクンと鼓動し、雄から種を受け取るために子宮口が軽くペニスの先に吸いついては離れてを繰り返す。

  種牛は猛烈に腰を突き出し自身の逸物を雌牛の奥まではめようとする。

  (あっ……これってキスなのかな……初めてなのに……)

  嫌がる律を説得するように雌牛の膣が少年だった長太い体をきつく締め付け、時に優しく受け入れるように蠕動し子宮口が先端に吸いつく。

  (あっ……僕……そんなことまでしてもらったら……)

  キスを何度もしていると、睾丸がムラムラしてきてしまう。下半身からの急生産されている熱いドロドロの流れが、早く自分の中を登ってきたいという意思がひしひしと伝わってくる。

  その平和的で熱烈な説得により律は考えが変わっていってしまう。自分が牛のペニスであることに納得していってしまう。

  射精と排泄だけが彼の義務であり、繁殖と生理現象だけに使用される器官でしかないのだと……。

  (あっあっ……僕ちんちんだったんだ……僕は牛のちんちん……嬉しい……)

  律はやっと雄の牛のペニスであるという自覚を持ち、これからは交尾や小便だけに使われることに納得し受けれたので、喜んで使用されるのだった。

  「おおお……いいぜえ! 絶好調って感じだ」

  種牛はようやく自分の生殖器がきちんと機能するようになったのを感じ取り、交尾が本調子になる。

  (あっ…僕はちんちん……)

  種牛は今までよりも激しく豪快に腰を振り、雌牛の尻に股間を叩きつけた。

  潰れないか心配になるほどの勢いだが、雌牛はしっかりと自分のただの大きな尻で番相手との繁殖行為を受け止めている。

  交尾中にブラブラと前後に揺れる楕円形の睾丸の中で、高エネルギーの流れが爆発寸前になっていて、欲求として強く訴えかけてくる。

  (ぼく……ぼ……)

  ヌルンヌルンと種牛のピンク色で野太く長いペニスが、雌牛のぷっくりと柔らかな発情期の雌の膨らみのいやらしい割れ目に突き入れられ、粘膜と粘膜がこすれあい、ゴポリと汚らしい音と共に結合部からドロリとした粘液がこぼれてくる。

  本当に力強い種付けであった……この場にいる生き物は全員が繁殖行為を心の底から本気で自分の存在意義であると信じて疑っていないだろう。

  睾丸からの重たいドロドロのエネルギーの渦がペニスに向かっていき、今にもはちきれそうになって種牛の逸物が限界そうに痙攣する。

  (あ……もう……)

  (――! ――!)

  「モオオオオオオ!」

  「ブモオオオオオ!」

  膣がよりきつく締まり熱くなって蠕動運動をし、種子を搾り取る動きをしてみせた。

  種牛は舌を巻く快感に全身全霊で震えて絶頂し、雌牛の中へ濃厚な牛ザーメンをぶちまけた。

  (あ……!)

  碧の胃袋から作られた子宮口が種を吸い取ろうと律の顔に熱烈に吸いつく。

  ついに本当の絶頂感とクライマックスが律のボルテージを押し上げ弾けた。睾丸から熱く重いマグマのような砲弾が輸精管を通り抜け、尿道を駆け上がり先細りの先端から噴出する。

  (……!)

  雄牛の重たく大きな陰嚢の中身がぎゅっと持ち上がり、ゆるんで元の位置に収まるとそしてまた持ち上がる。

  楕円形の睾丸から次々に送り出されるドロドロの塊が整備されたばかりの尿道を通過して、ペニスの先から雌牛の膣内に、子宮内へ直接ぶちまけられる。

  力強く本当に激しい射精はしばらく続き、睾丸から尿道、律の下半身と体の中央をずっしりと通り抜け、雌牛の胎内に大量の粘つく牛のザーメンが押し出され中出しされた……。

  (……)

  交尾を終えた種牛がニュルンとペニスを引き抜くと、種付け後のペニスはだらりと垂れ下がる。

  ()

  律は雌牛の生殖器の中で完璧に牛の男性器に仕上げられていた。

  ほかほか湯気を立てている牛ペニスは一メートルほどの長さで、太さは子供の頭くらいあり、先端から残り汁を滴らせている。

  楕円形の睾丸は中玉スイカくらいのサイズに落ち着いたようだ。

  そしてその長太い体からむわりと獣臭い匂いを発生させている今の律には、外はとても寒くてまぶしすぎるので、ヌルーっと毛皮のさやへしまわれていった。

  律は種牛の体の一部でしかないという今の自分をちゃんと受け入れ、種付け時の衝撃により意識も失い、何の変哲もないペニスとなった。

  「モオオオ……」

  種付けを終えた雌牛はぷっくりとした肛門からボタボタと牛糞を出し、滝のような勢いで小便をもらした。

  碧も交尾中に自意識はかき消えてしまい、元は亀頭だった牛の頭部に自意識と身体の主導権があった。

  「モー……」

  種牛の頑張りもあって雌牛は無事孕んだようで、搾乳機のタンクにミルクがいっぱいに溜まっていく……。

  数か月後、今日も逞しい二足歩行の種牛は雌牛に種付けを行っていた。

  「なあ、結局あれの出所ってどうなったんだ?」

  「さあな、分からねえよ……」

  少年たちが迷い込んだ牧場は密かに裏で人間を家畜や、そのアレに変えて商売をする牧場だったのだ。

  覚えのない牛が増えたことに従業員は首を傾げ、正体が分からないのでうかつに処分も売却も出来ずにいるのだ。

  しかし、二匹とも従順であり質のいいミルクを出すのでそのまま飼育しているのである。

  「しかしあいつら飯と寝る時以外は交尾してるんじゃねえか? よく続けられるなあ……」

  「種牛の方は他の牛の種付けで予定が埋まってるってのに、あの雌にご執心だぜ。どんだけ出すんだよ……」

  牛の番はとても幸せそうに交尾に没頭している。そしてこの付近で行方不明になった三人の少年の行方は誰も知らない。

  「ブモモ。今日もいっぱい出たぜ……」

  雄牛がペニスを引き抜くと、雌牛の生殖器から羊膜に覆われた牛の赤ちゃんがまるで糞でもするようにひり出されるのだった。

  「またかよ。ほんとプリプリ産むなこいつら」

  「でも、こっちがなにもしなくても勝手に産んでくれるんだから楽でいいじゃねえか」

  種牛は優秀であり、雌牛は良質なミルクを出し、優秀な子牛を簡単に産むので重宝されている。

  体験学習で大切なことを学んだ三人は、これからも自分たちの役割をしっかりこなしていくだろう……。