因果応報

  優しい日差しが降り注ぐある日のこと。声聞士の俺は休暇をその辺を散策することで潰していた。

  「ああ……、なんか刺激が欲しいなぁ」

  こうしてぶらぶらと散歩するのが俺の趣味であるのだが、いまいち物足りない。もっとこう、道端にエロ本が落ちているとかあればいいのに。可愛いデブに絡まれるとかならもっと最高だ。そんな妄想をしながら道なりに進んでいると、いつの間にか、薄暗い路地に入り込んでしまった。鬱蒼としていて、道にはごみが散らばっていて、カラスがついばんでいる。いかにも危険な雰囲気が漂っていた。

  「やべ…………」

  だが、なんとなくこう思った。この先に、面白いものでもあるかもしれない。例えば、デブヤンキーが根城にしているとか。そうと決まれば、行くしかない。俺は光の届かぬ路地へ足を踏み入れていった。

  路地の奥地は屋根のせいか昼間なのに日差しがあまり届かない。じめじめとしていて、居心地が悪かった。

  「ん……?」

  先を見ると、何やら怪しげに光る紫色の光があった。俺はその正体を求め、一歩、一歩と歩みを進めていく。やがて、それは水晶玉のようであった。そして、そこに人影があることもわかった。俺は咄嗟に身構えて、「誰だ!」と叫ぶ。

  「ふぇっふぇっふぇ……。よくぞこんな辺鄙なところまでやってきたのぉ」

  その人影は徐々に大きくなり、やがて全容を現した。そいつは、痩せこけた爺さんの姿をしていた。顔はしわくちゃで、口元はひげだらけだった。

  「こんなところで何をしている?」

  「何をしておるのか、じゃと? ふぇっふぇっふぇ…………」

  俺はゴクリ、と唾を飲み込んだ。

  「まぁ、そう怯えるでない……。客人よ、入りなされ……」

  そう言うと爺さんはドアを開けた。キィー、ときしんだ音がして、妖しい光が外に漏れだした。俺は一瞬だけ顔をしかめたが、その光にどことなく魅了された。

  「は、入ればいいのか?」

  爺さんはこくりと頷いたように見えた。俺は息を吐ききると、ゆっくりと足を踏み入れた。

  「し、失礼しまーす……」

  中は思った以上に広かった。灰色のカーペットが敷いてあり、いたるところに古そうなものがあった。そして、一つ一つに値札が立てられていた。どうやらここは骨董品屋のようだ。

  「こんなところで骨董品なんか売ってるのか」

  「そうじゃ。もっとも、表の世界ではなかなか出せないものじゃがな…………」

  「例えばどんなものがあるんだ?」

  俺がそう訊ねると、爺さんはゆっくりと歩みを進めた。やがて、一つのテーブルの前にたどり着く。そこには、古ぼけた時計があった。

  「これは……、時計か?」

  「そうじゃ。まぁ、その時計はいわくつきなんじゃがな……」

  爺さんはゆっくりと椅子に腰かけた。俺はその隣に座った。

  「いわくつきだって? どんなのだ」

  「この時計はな、普通の時計ではないんじゃよ。見てくれからしてわかるじゃろ?」

  俺は改めてその時計を眺めた。それは確かに普通のものとは違っていた。時計の針は止まっており、文字盤には数字が書かれていなかった。

  「確かにそうだな。これじゃ時計として使えねぇじゃねえか」

  俺がそう言うと、爺さんはニヤリと笑った。

  「そう。この時計は止まっておる。つまりは、時を刻めぬということじゃ」

  「じゃあこんなものを売るなよ」

  「まぁ待て。せっかちな若者じゃのぉ。この時計はな、時を刻めぬ代わりに……。聞いて驚け、時を止めることができるのじゃ!」

  「…………は?」

  俺は呆れてしまった。こんな非科学的な現象を口走るじじいは初めて見た。

  「じじい、頭おかしいんじゃねえか? 時を止めるなんてできるわけねぇだろが!」

  「ふぇっふぇっ……。まぁそう言いたい気持ちもわかるわい。なら、儂で試してみるのもよかろう」

  そう言うと、じじいは俺の手に時計を勝手に置いた。

  「まだやると決まったわけじゃ」

  「方法は簡単じゃ。まず時計を止めたい相手に向かって時計を見せる。相手が時計に夢中になっていることがわかったら、『時よ、止まれ』と言うんじゃ。そうすると、あら不思議。相手の時は止まってしまうのじゃ」

  俺はそんな馬鹿な話があるか、と半信半疑だったが、本当に時が止まったら面白いとも思った。イチかバチかだ。このじじいの戯言に付き合ってみるのも悪くないかもしれない。俺はじじいに時計を見せる。

  「じゃあ、いくぞ」

  「ふぇっふぇっふぇ、ちゃんと見ておるぞ。そうじゃ、言い忘れていた。止めた時を動かすときは、『時よ、動け』と言えばいいんじゃよ」

  「説明どうも、じゃあ、今度こそいくぞ」

  じじいが頷いたのを見ると、俺は息を吸った。

  「時よ、止まれ!」

  俺の叫びの後には、静寂が訪れた。じじいは直立不動のまま、固まっていた。

  「止まった……、のか……?」

  俺がそう呟いても、じじいはうんともすんとも言わなかった。俺は慌てて、じじいの体を押したりつついたりした。だが、全く動かない。

  「どうやら本当に止まっちまったみてぇだ……」

  俺は驚きで呆然としていたが、やがて我を取り戻すと、「時よ、動け!」と叫んだ。すると爺さんは何事もなかったかのように動き始めた。

  「どうやら本当に時を止めてたみたいだな」

  爺さんは、しばらくの間呆然としていたが、気を取り直したように喋り始めた。

  「ふぇっふぇっふぇ……。久々に時を止められて、しばし呆然としていたわい。本当に止まったじゃろ?」

  

  「す、すげぇ。これがあれば、あんなことやこんなことまで…………」

  そう、俺はあこがれていたことがあった。時間停止AV。そんな妄想を何度したことだろう。それが、今現実になったのだ。

  「ふぇっふぇっふぇ……。気に入ったようじゃのぉ。今なら安くしておくが、買っていかんか?」

  「ああ、買うよ」

  俺は即決した。爺さんはニヤリと笑った。その笑いに俺は少し寒気がしたが、気にしないことにした。さて、誰を犯そうか……。俺は薄暗闇の中、ほくそ笑んだ。

  手形を使って荘園に戻った俺は、早速この時計を使ってみたいとうずうずしていた。誰に使ってみようか……。そう思っていたら、ふと通りがかったのは……

  越後……[jump:2]

  讃岐……[jump:3]

  [newpage]

  「師匠!」

  俺を見つけた越後は、こちらに走って来た。

  「越後、どうしたんだ?」

  「これから鍛錬に行くところなんですよ。でも、師匠が来たっすから、ちょっと話そうかなとも思ってます」

  俺はしめた、と思った。越後は生涯不犯を誓ってるから、ここでヤってもバレないだろう。俺は平然を装って、越後に声を掛けた。

  「へぇ、そうなんだな。……そうだ、この時計を見てくれ。骨董屋で買ってきたんだ」

  「時計っすか?」

  俺は越後に時計を見せる。すると越後の目が時計に吸い込まれた。そして……。俺はにやりと笑うと、声高々に宣言した。

  「時よ、止まれ!!!」

  ……静寂が訪れた。俺は時計しまうと、越後の体を揺すった。全く反応がない。どうやらこれは荘園でも効果を発揮するようだ。俺はにやりと笑うと、服の上から越後の体を触った。やはり鍛錬を積んだ体は引き締まっており、触り心地がいい。調子に乗って乳首もこりこりと触る。いつもなら、「んっ……♡」とか、「あっ……♡」とか反応するものだが、時が止まっているので全く声を発しない。これはこれでつまらないかもしれない。なら下の方をいじろうか。俺は越後のズボンを脱がした。そして、越後の褌が目に入る。今日は少し黄ばんでいて、汗と尿の臭いがした。俺は思わず顔をうずめてしまった。

  「はぁはぁ、越後の褌、くっせぇ……。最高だぜ」

  俺はそのまましばらく越後の褌を堪能した。すぅはぁ、すぅはぁ……。本当に、臭くてたまらない。臭いフェチだけじゃなくても、誰でも楽しめると俺は思った。もちろん、褌の下にあるものもぺろりといただくつもりだ。俺は褌の結び目をほどく。はらり、と褌が落ちた。

  「よし、いよいよご開帳だ……」

  越後の陰茎は、ぐったりと萎えており、力なく垂れていた。まぁ、タイミングを考えれば当然か。俺は越後のそれを手で支えつつ、じっと観察した。太さは少し太めで、長さは平均よりも短い。毛は少し薄い方か。皮は半被りで、少しだけ亀頭が出ている。汗と尿の臭いは、褌越しに嗅いだ時よりもさらに強くなっていた。風呂の時にちらちらと見ていたが、こんな風にまじまじと見るのは初めてだった。これも時を止めた世界ならではのことだろう。

  「さて、早速いただくとするか」

  俺は舌なめずりすると、越後のマラを咥えた。ん、ちゅぱ、べろっ……。亀頭の先からは、汗の味がした。俺はそれを堪能する。

  (んん、美味いな……)

  一通り舐め回すと、俺は喉の奥まで越後のマラを咥え込んだ。いわゆる、ディープスロートというやつである。。じゅぶっ、ぐちゅっ……。淫らな水音が廊下に響く。越後の肉棒はどんどん大きさを増しており、口内を埋め尽くしつつあった。だんだん苦しくなるが、気持ちよさに脳が支配されて、もうそんなことどうでもよくなってきた。何回も口淫を繰り返していると、越後のマラがひくひくと唸り始めた。そろそろ限界か、と思った俺は、流れ込む液体に対して備えた。その時……!

  どぴゅ、びゅるるるっ、びゅるるるるるるるるるっ! 越後の竿から勢いよく、精が放たれた。時が止まった世界でも、射精はするんだな、と今更気が付く。俺は窒息しそうになるほどの精液を、ごくん、ごくんと飲み込んだ。ねばねばしていて、ちょっと生臭い味がする。これが越後の味か……。俺は味わいつつ、全部飲み込む。ちんぽを口から離すと、ねばっとした橋が架かった。そして、越後の肉棒は未だにそそり立っており、元気いっぱいだった。……よし、まだいけそうだな。俺はベルトを緩め、ズボンを降ろし、パンツを脱ぐ。俺は唾を付けて、自分の尻をほぐした。一本、二本、と指が入っていく。

  「んっ…………♡」

  流石に慣れたものではないな、と思いつつ、俺は尻をほぐしていく。やがて、三本目が入った時、俺は全部を抜いて、越後のビンビンになった竿にケツを近づけた。騎乗位、というやつだ。……ずぶっ……。ずぶずぶ……。全てが入り込んだ時、俺は前後に動き出した。本来タチも動くものだが、これだけでも十分気持ちいい。というか、気持ちよすぎて何も考えられなくなるより、こっちの方がいいかもしれない。

  「くうっ、ああっ、ううっ」

  俺の尻は、自分でもいうのも変だが締まりがよかった。越後の太ちんぽを優しく包んでくれる、そんな素晴らしい尻だった。そんなことを考えているうちに、俺も限界に近くなってきた。さらに腰の振りを速くする。パン、パンと肉同士が激しくぶつかり合う。そして、その時が来た。

  「っく、イくっ!!!♡♡♡」

  びゅるるるるるるるるるっ! 迸る俺の精液が、荘園の廊下を白く汚す。俺は越後のちんぽを引き抜くと、たらーんと我慢汁が垂れた。どうやら射精までには至らなかったようだ。まぁ、そうだよな。俺はパンツとズボンを履き直すと、床にぶちまけた精液を拭いきとった。越後に関しては何もいじらなかった。そして、時計を取り出し、「時よ、動け!!!」と叫ぶ。

  今まで固まっていた越後が急に動き出す。一瞬よろけて、越後は何が何だか、という顔をしていた。

  「――へ? し、師匠……? って、俺なんで丸出しに……!?」

  越後は下半身を丸出しにしたまま困惑している。俺は平然を装った。

  「トイレだと勘違いしたんじゃねぇか?」

  「そ、そうっすかね……? 絶対違うと思うんですけど…………」

  「まぁ、なんだ。トイレ行って来いよ。あとちんぽ隠せよ。他の奴に見られてもいいのか」

  「そ、それは……、そ、そうっすね!」

  越後は落ちていた褌を拾うと、厠の方へ走っていった。その顔は赤く染まっており、何とも可愛らしかった。さて、地魂男児にも効果があることがわかったし、次は俺の小姓を滅茶苦茶にしてやるか。

  …………この後、越後がトイレで、ムラついて致したのは別のお話。

  [newpage]

  「あるじさま!」

  「おっ、讃岐。どうした?」

  讃岐は俺を見つけると、だっと駆け寄ってきた。

  「あのね、さっきおうどんを作ったんだ! だから、オイラの自室で一緒に食べてくれないかな……?」

  「ん、いいぜ」

  「やったぁ! あるじさま、行こう!」

  讃岐は俺の手を取ると、自室へと駆け出していった。俺のたくらみなど、知るはずもなく……。

  自室に着くと、そこには暖かそうなきつねうどんがあった。湯気が立ち上って、汁のかぐわしい香りが漂っている。

  「今日はきつねうどんの気分だったんだ! さ、あるじさま、食べよ! いただきます!」

  「おう、いただきます」

  讃岐のもちもちした肌も食いたいけどな、という妄言はほどほどにして、俺達はうどんを食べた。うどんは熱々で、コシがあっておいしかった。油揚げも厚々で、熱々だった。食べ終えると、讃岐はごろんと横になる。…………おっと、これはチャンスかもしれない。

  「あー、食べたら眠くなってきちゃった」

  「寝ちゃってもいいぞ、時間見といてやる」

  

  俺は不思議なほどに自然に時計を取り出して、讃岐に見せた。讃岐は不思議そうに、眠気眼をこすって時計を見ている。俺はニヤリと独り笑うと、「時よ、止まれ!!!」と宣言した。その瞬間、部屋に静寂が訪れた。俺以外の時が止まった空間で、俺は讃岐を見た。ぼんやりとした表情のまま、固まっている。なんかちょっとアホっぽくてかわいいな。さて、どう調理してやろうか…………。そういえば、讃岐は乳首が弱いと聞いたことがある。俺も讃岐の乳首に興味があった。あのおうどんのような肌に生える、二本の突起。きっと美味に違いない。俺は早速讃岐の服をめくった。少しこんもりとした胸に、ぴょこん、と乳首が生えていた。俺は乳首に顔を近づけ、そして、舌を這わした。むちゅ、じゅる、れろっ、べろん…………。讃岐の乳首には毛が生えておらず、見た目の年相応の感じだった。ほんのちょっぴり、甘い味がした気がする。俺は夢中になって乳首をしゃぶり続けた。とはいえ、「んっ……♡」とか、「あっ……♡」とかの反応がないから、少しだけ物足りなかった。

  「んっ……」

  何分か乳首しゃぶりに精を出していると、俺のモノがだんだんと熱くなっていることがわかった。確かめようと視線をずらした時、讃岐のも大きくなっていることに気が付く。こんなに小さい見た目の子でも、ちゃんと生理現象は起こるものなんだな。俺はどこか感心してしまった。俺はズボンを脱がすと、かわいい白ブリーフの上からお山に頬ずりした。汗臭いというよりは、男の子の匂いがする。あと、綿の柔らかさが、なんだか心地いい。しばらく感触を楽しむと、俺はブリーフをずらして、かわいらしいちんちんを見ることにした。

  

  「ほう……」

  讃岐のおちんちんは見た目の年相応の大きさで、まだあまり毛も生えていなかった。太さはそこそこだが、長さは本当に短かった。勃起しても、だ。俺の小指の半分ぐらいしかない。ズボンの膨らみが時々気になっていたが、あれは玉のせいらしい。玉はそこそこ大きかった。俺はだんだん我慢ができなくなっていった。讃岐のおうどんを出したい。讃岐のおうどんを一気飲みしたい。だが、それは時が止まった世界ではできないのかもしれない。それでも、だ。俺は讃岐の蛇口を舐めたい。俺はかまわず讃岐の陰茎を咥えた。流石に讃岐ぐらいの年頃とはいえ、陰茎の味がする。だが、嫌ではなかった。むしろこの味を味わってみたいとさえ思った。俺は讃岐のおちんちんを下で転がしたり、もごもごと動かしたりしてみた。そのたびに、讃岐のがどんどん大きくなっていく。そして…………。

  ぴゅ、ぴゅるるるっ、ぴゅるるるるるるるるるっ! 讃岐のちんぽから勢いよく、精が放たれた。時が止まった世界でも、射精はするんだな、と今更気が付く。俺はえずきそうになるほどの精液を、ごくん、ごくんと飲み込む。ねばねばしていて、なんだか青い味がした。これが讃岐のおうどんか……。俺は全てを啜ると、ごくん、とまた飲み込んだ。そして、讃岐のおちんちんは未だにそそり立っており、元気いっぱいだった。……よし、まだいけそうだな。俺はベルトを緩め、ズボンを降ろし、パンツを脱ぐ。俺は唾を付けて、自分の尻をほぐした。一本、二本、と指が入っていく。

  「んっ…………♡」」

  流石に慣れたものではないな、と思いつつ、俺は尻をほぐしていく。やがて、三本目が入った時、俺は全部の指を抜いて、おっきくなった竿にケツを近づけた。騎乗位、というやつだ。……ずぶっ……。ずぶずぶ……。全てが入り込んだ時、俺は前後に動き出した。本来タチも動くものだが、これだけでも十分気持ちいい。というか、気持ちよすぎて何も考えられなくなるより、こっちの方がいいかもしれない。

  「くうっ、ああっ、ううっ」

  俺の尻は、自分でもいうのも変だが締まりがよかった。讃岐の幼ちんぽを優しく包んでくれる、そんな素晴らしい尻だった。そんなことを考えているうちに、俺も限界に近くなってきた。さらに腰の振りを速くする。パン、パンと肉同士が激しくぶつかり合う。そして、その時が来た。

  「っく、イくっ!!!♡♡♡」

  びゅるるるるるるるるるっ! 迸る俺の精液が、讃岐の腹を白く汚す。俺はにゅるんと、ちんちんを引き抜いた。讃岐のは幼いなりにも、射精していたようで、ケツがドロドロになっていた。俺はポケットからティッシュを取り出すと、床と尻を拭いた。そして、時計を取り出し、「時よ、動け!!!」と叫ぶ。

  すると、ほけていた讃岐が動き出した。

  「あ、あれ……? なんかちょっと、変な気分……」

  

  どうやら高揚感はあったようで、なんだかぼーっとした表情になりながら喋っている。俺は讃岐の肩を叩いた。

  「夢精でもしたんじゃないか?」

  「む、む、むむむ夢精なんて、してないよ! あるじさまのエッチ!」

  「ははは、悪いな」

  俺は讃岐に謝ると、その頭にぽんと手を乗せた。顔は赤く染まっており、何とも可愛らしかった。さて、地魂男児にも効果があることがわかったし、次は俺の小姓を滅茶苦茶にしてやるか。

  「讃岐、俺はもう行くからな」

  「う、うん。バイバイ、あるじさま」

  「おう」

  俺はひらひらと手を振ると、部屋を出ていった。

  …………この後、一人残された讃岐が、一生懸命致したことは言うまでもない。

  [newpage]

  「武蔵、いるか?」

  俺は武蔵の部屋を訪ねた。すると中から、「大将か? 入っていいぜ」と返事が返ってくる。俺が中に入ると、武蔵は何やら書き物をしていたようだった。

  「邪魔しちまったか?」

  「いや、大丈夫だぜ。それよりどうした? 急に部屋に来たりして」

  「実はな……、骨董屋で、珍しい時計を見つけたんだ。見てくれよ」

  俺は懐から時計を取り出すと、武蔵に見せた。武蔵は興味深そうに見つめていた。

  「…………この時計、文字盤がねぇじゃねぇか」

  (ぐへへ、武蔵、覚悟しろよ)

  俺は時計に夢中になっている武蔵をよそに、大声で叫んだ。

  「時よ、止まれ!!!」

  俺は早速ズボンのチャックを開けてモノを取り出す。俺の肉棒は既に臨戦態勢になっていた。このそそり立つ剣で、武蔵を貫く……。俺は耽美な想像に浸っていた。

  「あん? どうした、大将。ちんぽなんか出しちまって」

  ……え? 武蔵が喋ってる? そんな馬鹿な。時は止まっているはずなのに、どうして……。

  「もしかして、オレとまぐわいたかったのか? 悪い大将だぜ……」

  武蔵は獲物を求める獣のように、にやりと笑う。その不気味な笑みが、なぜか爺さんの笑いと重なった。その瞬間、俺は武蔵に押し倒された。

  「いなせなオレが、大将を快楽の渦へ引き込んでやるぜ…………」

  武蔵は服を全て脱ぎ捨てると、褌一丁になった。あらゆるところから武蔵の匂いが蒸散している。武蔵は舌なめずりすると、褌から一物をボロン、と出した。武蔵のモノは結構な大きさで、既に勃起している。長さは大きめのスマホぐらいで、太さは俺の手首ほどあった。勃起しているからか、皮はめくれて、雄々しい亀頭が露わになっていた。俺のケツはひくひくしていた。もちろん、武蔵のブツを見て、だ。だが、武蔵は前戯と言わんばかりに、俺のちんぽと自分のをすり合わせてきた。

  「こんなにしやがってよぉ、責任取ってくれるよなぁ?」

  「っあ……♡」

  上質な兜合わせを食らって、俺は身悶えした。すりすりすりすり…………。俺の皮被りのちんぽは刺激に弱い。こんな風に擦られると、すぐ…………!

  「ああっ、イっちまう……♡」

  「イけよ、オレも出すからさ」

  武蔵の甘い言葉に、頭の中はトロトロになっていた。俺は本能のままに従った。すりすりすりすり…………。そして…………。

  「いや、[[rb:射精 > で]]るっ♡♡♡♡♡」

  「オレもだぜ、大将♡ 一緒に出そうな!」

  二人同時に、精を放つ。お互いの腹に白濁液がかかる。俺のは重力に従って、俺の腹に落ちていく。お互いの精液が混ざり合っていた。

  「おいおい、大将。オレの腹が汚れちまったじゃねぇか。仕置きが必要だな」

  「はぁ…………? なんだって…………?」

  武蔵はわざとらしく言って、指ですくい取り、ぺろっと舐めた。そして、俺のケツにそれを擦り付ける。もう、何をするかわかっていた。

  「さぁ、欲しいって言っちまいなよ」

  武蔵は自身の陰茎を持ち上げると、挑発的に誘った。俺はそれに従うしかなかった。

  「欲しい……」

  「それが人にものを頼む態度か?」

  「ほ、欲しいです…………」

  「へへっ、言えたじゃねぇか。ほらよ」

  ずぶずぶずぶっ! 俺の中に、武蔵のフトマラがねじ込まれていく。俺は情けない声で喘いでいた。自分で言うのもなんだが、とても恥ずかしい。穴があったら入りたいぐらいだ。

  「っあ……、激しいっ♡♡♡」

  「大将の中、締まりが良すぎるぜ…………。オレもヤバいぜ……♡」

  パンっ、パンっ、と肉を打つ音が部屋を支配する。武蔵は無我夢中で腰を振り、俺はされるがままだった。正直嫌な気持ちもあったが、快楽には抗えない。俺はこの倒錯的な行為に夢中になっていた。

  「もっと……、もっとくれぇ♡♡♡」

  「いいぜ大将♡」

  武蔵の腰が更にスピードアップする。もう限界だった。俺の体は痙攣して、果てようとしていた。そして、その時は来た。

  「い、[[rb:射精 > イ]]っちゃう! あ、あ、あああああっ♡♡♡♡♡♡♡」

  「オレも[[rb:射精 > イ]]く♡♡♡♡♡♡♡」

  また再び、同時に射精する。ドロドロの白濁汁が、あたり一面にぶちまけられる。二人とも汗をかいていて、なんだか官能的だった。俺ははぁはぁと肩で息をすると、武蔵の方を見上げた。武蔵の潤んだ紫水晶の瞳と俺の目が合う。武蔵は顔を近づけると、俺にキスをしてきた。舌を絡ませるような、ねちっこいものだ。

  「ん、あぁ……」

  「ちゅ……ん♡」

  「む、むはし……♡」

  武蔵はやがて唇を離すと、攻めるような目で見てきた。

  「さっき尻がねちっこかったからよぉ…………。ヤったな? オレ以外の奴と」

  「そ、そんなことないぞ……。あっ♡」

  言い訳をするも、それは尻穴いじりによって封じられた。俺と武蔵は何度も同じ問答をしたのだが、そのたびに尻に指を突っ込まれた。

  「同じことをしてやらねぇとなぁ……?」

  「……え?」

  武蔵は乱雑に脱ぎ捨てられた俺の服から、あの時計を取り出す。そして、俺の方に向けてきた。その時、俺は武蔵の顔を見てしまった。一言で言えば、恐ろしかった。俺も、さっき時を止めた時、同じような表情をしていたのかもしれない。

  「えっと、何だっけなぁ…………。そうだ、あれだ! 『……時よ、止まれ!』」

  「え、ちょ――」

  それ以降のことは覚えていない。ただ一つだけわかったことは、武蔵のいない部屋で、精液まみれになっていたことだけだ。