バルンコレクション 収集風船録

  風船のモノ達を愛でる赤風船

  風船魔獣バルンアイム

  「魔弾戦記リュウケンドー」で爆発飛散になって死にかけになっていた「風船魔獣バルンガンマ」の切れ端が、ワームホールによって辿り着いた先で池状の魔力溜まりに落下し浸かった事で、その身体を再生すると共に思考が変化した事で生まれ出でた、新たな風船魔獣。

  元であるバルンガンマとの相違点は以下の通り。

  ・バルンガンマの下部にあった幾つもの小さな風船が無い。

  ・バルンガンマがタワーに陣取る際に使っただけのロープは、その先端部の形を変えて五指の手を模した形に出来、それを使って風船の身体となった対象を触れたり撫でたり、揉んであげたりすることが出来る。

  ・鳴き声以外言葉を発すること無く散ってしまったバルンガンマとは違い、風船の身体に成った者だけが言葉として聞こえる声を発しており、ある程度のコミュニケーションを取ることが可能であるが、魔獣由来の思考である為、相互理解するには大苦戦必須。

  性格は膨らんだモノがどんな種族や存在でだろうとも愛でるのが大好きな変態の紳士。

  相手の事情に関係なく、人目につかない所で膨らませるため、行方不明として処理されてしまうことが多い。

  身体を膨張する魔力をもった緑色のビームを目から発射し、そうして空に浮かび上がってきたモノ達を様々な手段を用いて愛でて、その中でも特に気に入った存在は「バルンコレクション」と称してもう一つの能力である「ランダムバルーン」の光線を発射して膨らんだ対象に追加の変化と、不老で飲まず食わずで過ごせれるように対象の身体を変えさせると、誰からも邪魔されないところに持ってゆき、其処で永遠の愛を施してゆく。

  風船の身体に成った際、それまで対象が経験した出来事が、全てバルンアイムに共有される為、秘密の好みなどを全て丸裸にされた対象に合ったやり方をするバルンアイムに、屈することの無い者など、有りはしない。

  尚、バルンガンマが行おうとした「風船の様に膨らんだ人間達を、一定の時間に成った際に爆発する」という作戦に対し、「膨らませた子を爆発させるって無いわー…絵面的に綺麗でないし、何より愛でることが出来なくなるのはもっと無いよ…」との事である為、膨らませた対象を爆発させることは永遠に無い模様。

  一人称は「僕」で、二人称は「~さん、~くん、~ちゃん」

  食事として食べるものは温暖効果ガスであり、食った後で放出されるものが人体に影響の出ない濃度の酸素である為、意外とエコロジー。

  名前の由来は、元となったバルンガンマの「ガンマ」部分を「眼魔」に変換し、その文字一つ毎に分けて英語に翻訳

  「眼」→「eye(アイ)」。

  「魔」→魔物や魔法にある「魔」と考えて、「Monster(モンスター)」の頭文字である「M」を取る。

  再度合わせたことで出来上がった文字が、「アイム」であった為、この名前となった。

  バルンコレクション

  バルンアイムの手によって風船の身体に変えられた者達の中で、特にバルンアイムのお眼鏡にかなった存在達の総称。

  バルンアイムの能力によって、飲まず食わずで老いること無く過ごし続けれる身体に変えられており、それに加えバルンアイム独自の能力「ランダムバルーン」によって、「風船の身体」プラス何かしらの能力を持たされており、更にバルンアイムの手によって愛されまくった事で心が変わり果てている為、元に戻すことは殆ど不可能に近い。

  No.1 バルンリューロ

  バルンアイムによって、最初のバルンコレクションにされてしまった男性の人狼。

  本名「智月 龍狼」

  満月の夜に気楽な散歩をしているとバルンアイムに遭遇、本個体からの緑色のビームを受けて膨らんでしまい、最初は直径2.5mのアドバルーンの様な体型に成り果てて浮かび上がるも、そんな状態に成った彼の秘密の好みを知ったバルンアイムの「ランダムバルーン」のビームを更に受けて、バルンアイムに似た明るい赤色の身体になって、そのお腹に大きな目がない事と紐のように纏め上げられた長く赤い尻尾が出来ているのに加え、自身の目がバルンアイムと同じ色になっている人狼の顔と動かなくなった手足が残っている事以外、着ていた服や帽子も破れることなく張り付いたままの姿になっている。

  気持ちよく撫でられてしまっている中、バルンアイムが彼がもっと気持ちよくなれる所で見て楽しもうと考えて、夜空一直線にバルンアイムの手によってぶん投げられてしまったことで、満天の星に満たされた宇宙空間で無限大に近い気持ち良さを味わいながら浮かび続けている。

  その目から発射される緑色のビームは、バルンガンマやバルンアイムの様に、受けた対象の身体を膨張させて浮かび上がらせる効果を持っている。