軍人熊獣人に仲間を盾に迫られ、キスを強要され、捕虜になる話〜熊獣人ベアルドフ編①〜
*はじめに*
世界観設定:獣人族が人族を管理する世界。
獣人達は獣の力と、人智を超えた魔法が使える。
熊、狼、虎、ライオンなど肉食獣は貴族であることが多い。
パワーバランスは熊<ライオン=虎<狼。
魔法ならその逆になる。
他に、兎、猫、鳥など多種多様。
人間は奴隷であり、男なら労働力、女なら性労働が基本。魔力はない物がほとんど。人間側にはレジスタスがあるが、魔法の前に二の足を踏んでいる。が、科学で生み出したパワードスーツで魔法はある程度防げる。
(以上をご理解の上、お読みください)
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今回の貴女のお相手。
名前:ベアルドフ
年齢:人族年齢に合わせると35歳
備考:屈強な熊獣人(ユウジュウジン)。熊獣人達の軍を束ねる隊長。階級は大佐。冷酷無慈悲な性格で、欲しい物は力ずくで手に入れようとする。
魔法はあまり使わず、己が筋肉のみで戦う脳筋であり、戦闘強。
一応雷の魔法が得意だが、滅多に扱わない。
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(貴女は熊獣人が両親が食われる様を幼い頃に見てしまう)
(熊獣人が雄叫びを上げると、辺りに雷鳴が響き、辺りを閃光で染め上げた)
(数年後、とある荒野の戦場)
はっ! 俺様に逆らうだなんて馬鹿な人族
め。
パワードスーツは厄介だが……はっ。それでも魔法を使わなきゃ大した事ねぇ。
(絶命してる男の肉に齧り付く)
……ち、男肉は不味い。やはり、女肉が一番だな。
(ペッと吐き出すように肉を吐き捨てる。)
(ベアルドフの右手には、人族(オス)の頭を掴んでおり、彼はそれをもう興味が無いとばかりに上空に放り投げた。辺りはレジスタンスの亡骸が転がっている)
(そこに、貴女が機関銃片手に叫びながら突っ込んでくる)
あんっ? なんだ、まだ残ってやがったのか!! いいぜ、一人残らず食い散らかしてやるっ!!
はっ!! 当たるかよそんなヘナチョコ弾ぁっ!!
(ベアルドフの爪が貴女の装甲服を容易に切り裂いてしまう。中から現れた白い肌と弾け飛んだヘルメットの下の顔を見て、彼は驚く)
……っ!?
……女?
(貴女は立ち上がり、胸のナイフを抜く)
……そんなチャチなナイフで、俺は傷付いたりしねぇよ。
にしても、レジスタスに女がいるとは珍しい。
しかも、極上の美人ときた。これは……良い戦利品だ。
(近づいて来るベアルドフに、貴女は跳ねるように後ろに退がり彼から距離を取り、逃走するタイミングを測る)
逃げる気があるようだが、やめておけ。どうせ無駄だからな。熊ってのは執着心が強いんだぜ? 一度見定めた獲物は……決して逃がさない。
(ジリジリと相手の目を見ながら下がっていく)
……こちらの習性を理解してやがる……。そうだな、お前が後ろ向いて逃げたら、そのままこの場で犯(や)ってる。
ハハッ……面白い女だ。
ますます欲しくなってきた。
なぁ、提案なんだがよぉ。
……俺はこれからレジスタスの駐屯地を潰しに行く予定だったんだ。
人族の分際で我等獣人族に楯突くなんざ、ふざけてるし、腹立たしいからな。
黙って従ってりゃあそれなりに扱ってやるのに、本当に愚かな連中だ。
魔法も使えない、力もない。
自分達の弱さを理解せずに、小賢しい知恵ばかり回しやがる。
まぁ、労働力としては優秀だがな。
だが、逆に言えばそれしか……奴隷にするくらいしか使い道がない。
逆らって来るなら邪魔でしかない。
俺は元帥から命令されてここに来た。
……なぁ? わかるだろう、この惨状を見れば。
争うのがいかに無意味なのかが。
俺が駐屯地に行けば、誰一人生き残らねぇ。
だから、提案だ。
……お前が大人しく俺について来れば……俺は駐屯地には向かわない。
だが、断れば……お前諸共喰い散らかす。
ああ、仲間の前でお前をやっちまうのもいい。
(貴女は怒りのあまり、「卑怯」だと叫ぶ)
なんとでも言え。
俺はお前がなんとしても欲しい。何故かは分からんが……な。
さぁ、どうする? 俺に屈して可愛がられるか、それとも拒んで仲間諸共食い散らかされるか……。
(貴女は仲間を見殺しには出来ないと、苦い顔を浮かべながら、ベアルドフの『提案』を受け入れる)
ふ。懸命な判断だ。
ならば、まずはそのナイフを捨てろ。後、パワードスーツを脱げ。
あん? 下には何も着ていない? それがどうした? 人族は大体何も着ねえだろう? 俺達の目を喜ばせる時以外……。
おら、早くしろよ。俺様は気が短えんだ。あんまり遅いと……叛逆行為と見做して即、攻撃に移るぞ?
(貴女は溜息を付いて、傷ついたパワードスーツを脱ぎ捨てていく)
……こりゃあ……ハハッ! 身体も極上と来たか。これは……さぞや……。
よし、こちらに来い。
……おかしな動きは見せるなよ?
(ベアルドフの側に行く。)
手を後ろに回せ。自分で腕を持つように。そう。いいぞ。
(ベアルドフは懐から機械的な手錠を取り出すと、貴女に着ける)
後、俺に忠誠を誓うという証が欲しい。そうだなぁ、お前から接吻でもしてもらおうか?
(ふざけるな! と貴女は怒る)
ふざけてなんか無いさ。俺はいつでも大真面目だぜ? おら、ここにだ。
(いやらしく舌で、見せびらかすように唇を舐める。)
(貴女は苦虫を噛み潰したような顔で、ベアルドフに向き直ると、彼の高い身長に合わせるように背伸びをして、彼の唇に自分の口を重ねた)
ンッ……チュッ……勝手に離れるなよ……まだだよ……クチュッ……チュッ……ヂュル……。
(頭を抑えられているため、貴女はいいように口内を蹂躙され、その快楽に気をやりそうになり……)
おっ……とぉ……。はははは! なんだよ、俺とのキスそんなに良かったか? 可愛い奴だな。
さて、お前の忠誠心はわかった。
……それじゃあ……。
おい、お前ら!! 駐屯地に向かえ!! 逆らう人間共を皆殺せ!!
(貴女は話が違うとベアルドフに食ってかかる)
あん? 何言ってやがる。俺は駐屯地に向かわないって言っただけだ。
仲間に行かせないとは……約束してないよなぁ?(ニッと剣士を見せて獰猛に笑う)
(貴女は手が縛られているのも忘れて、ベアルドフを蹴り飛ばそうとしたが、彼はそれを容易に受け止め、そのまま樽でも担ぐように貴女を自分の肩に乗せた)
あっはははは。暴れんなよ。パワードスーツもねぇんだ、お前は今はただの力無い人族なんだぞ? それから……俺の機嫌を損ねるなよ? 俺は怒ると自分でも何をするかわからねぇんだ。
せっかくの極上の獲物を、醜い肉塊に変えたくはねぇんだよ。
安心しろよ、お前は俺が、丁重に、大切に、飼ってやるからな。
(太腿辺りにベアルドフは軽いキスをした)
END