忍者の卵が山奥にある修行部屋の小屋が立っていた
[やっと着いた!ここで修行を受けさせて貰える!]
小屋の戸を開けて奥にいる人物
[よく来たな里からの優秀な忍者の卵が来ると聞いたがお主か]
[はい!里のからの任命を受けここに来ました!]
[ふむ、素体は良さそうだなでは早速指定した動物に変化してもらおうか]
[はい!] 印を結び煙と共に銀色の毛が荒々しく小柄な[銀狼]が姿を現した
[なるほど変化の術はまともに使えるようだな、それに銀狼とはますます興味深いな]
と変化した体をまじまじと見た師匠は
[では、修行の内容を伝える。これから変化先への生態、思考などを考え行動する事を行う]
[お主は変化の見た目は良いが変化先の中身に近づかないと相手に気配を察知される、行動が不信に感じられる為これらの事態から避ける為の修行だ]
と修行の目標を伝え
[確かに!生態に近づかないと分からない事がまだ沢山あるのですね]
納得して変化したまま小屋奥の山の修行場に辿り着く
[では今から修行を始める。ここで狼としてしばらく生活をしてみるが良い]
[はい!生態を知る為の山籠りですね]
[生活に入る辺りこちらも里からの修行者を命の危険に晒すわけには行かないので、こちらの食事を渡しておく]
その手に渡されたた物は[丸薬]だった
[これは?]
少し首を傾げ疑問を呟いた
[これは忍者の携帯食で色々な栄養が詰まっていて空腹をも無くす物だ。里ではあまり見る機会がないのは確かだな]
続けて内容を伝えてくる
[・・・・・・・・・・などを行い、日課に[水浴び、毛繕い]などを必ずする事だ。以上になるがこれから開始していく準備はいいか?]
[はい!]
そうして修行が開始した
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1日目
住処を探し辺りの捜索を行う事にした。
近くに綺麗な湖を発見、住処作りを始めた
疲労と空腹が出た為[丸薬]を食べる。すると疲れと空腹がなくなり[丸薬]の素晴らしさを感じた
汗をかき湖の浅瀬で最初の水浴びをする
水面に映る姿は捜索したのか毛が乱れて土埃があちこちに付着した少し幼い銀狼だった
水浴びで汚れを落として乾燥させた内毛繕いをする
[うーん、中々難しいな。舌が届かないし関節が曲がらないなー]
悪戦苦闘する中一日の日程を終え就寝する
3日目
山籠りが少しづつ慣れていき本日の修行内容、食事を終え日課の水浴びする
水面に映る姿は修行や食事のおかげか顔つきが美麗になり毛艶が良くなら体が成長していたのだ
[おお!これが修行の成果なのか、生態を体で感じて心身共に成長していくのは実にいいに!]
毛繕いも慣れていき、毛艶が良くなった毛を丁寧舌で整えていく
5日目
修行内容を終え住処に戻る本日も水浴びをする
水面に映る姿は成長の動きが鈍くなりながら、体が華奢に近づいている
[はぁ、] 少しため息を吐き自分の姿を確認する
何処となく成長を感じているが、感覚が変わっていくのを実感している
体を触るとふにふにして腹部のいくつかに膨らみを感じるハリが出てきたのだ
[なんだろう?痛?!]
膨らみを感じてるいる所を触るとじんわり痛みがしたのだ
これ以上触るのをやめて寝る準備を始める
只、眠くないのか少し辺り散歩する
木の隙間から月の光が伸びそこに伸びた獣の影が出てきた
[誰なの!?]
月明かりに照らされて黒い姿の狼が現れた
黒狼は銀狼の姿を確認したのか月明かりから姿を消した
見惚れてたが我にかえり帰路につく
寝床に戻り就寝する。だが、ときおり黒狼を思い出すに体熱くなってしまう
寝床の周りが花や綺麗な石で飾られている事を何も感じにずに
7日目
香りの木の実や彩り綺麗な植物を集めて住処に戻る
途中雨雲が立ち込め土砂降りがきた為、窪みのある崖に身を潜める
体が濡れて毛がへたる雨が過ぎるのを待つ
毛が濡れてるのか体のラインが初日と明らかに違うのだ
体の華奢が更に強調さら腹部の膨らみが複数確認がとれる
[これは?むね?、、、]
ふにふに ふにふにふに
なんで?
それに下腹部に違和感は前から感じてたが、今その違和感さえなく[当たり前]に近い感覚だ
恐る恐る下腹部を確かめ改めて無い事に気づいた
[無い!?]
顔が青ざめている中外が晴れたので水溜まりを覗き込む
顔つきがメスそのものだった
[メス]の銀狼になっていたのだ
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小屋の戸を叩く音が師匠が戸を開けると、そこに銀狼が泣いて待っていたのだ
[何事か?]
銀狼は冷静になれないまま答えた
[師匠!体が変なんです!体つきが体がメスになってるんです]
続けて
[変化術を解除しようとするんですけど、前の姿イメージをくっきり思い浮かべても戻らないんです!]
ふむふむと師匠は顔をうなづく
[なるほど、完成に近づいているな]
?
[少し落ち着きなさい。 冷静になって落ち着いたら今夜もう一度小屋に来なさい]
そう言い放ち、落ち着かせ彼女の冷静さを取り戻させた
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夜になり銀狼は戸をゆっくり開けた
[失礼します]
暗い中目を慣らすと声がする
[その布を見に纏うのだ]
月明かりに照らされた所に白い布が
指定した布を纏い純白で麗しい姿が月明かりと共に師匠の前に立つ
[綺麗な姿だ]
師匠の声はしたが目の前には狼が[黒狼]居座っていたのであった
[えっえっ師匠の声なのにどう言う事ですか?!]
[私は忍者にまつわる忍狼じゃ。里の長とも長く縁があってな]
里と狼は繋がっている?
[子孫を残す為に十二年周期で交わる事になっていてな、里から優秀な者がここにくる事になっている]
[・・・・]
[それで白羽の矢が立ったのはお主と言うわけじゃ]
[!?]
[あの丸薬には秘伝の薬入っておりより変化先へと近づける効果があるのじゃ]
[師匠それはつまり、、、]
言葉が詰まりながら問いを投げ
[変化した物を固定する物だ]
それを聞いて納得した。変化の術を解く事が出来なかったのは丸薬せいだったから
[丸薬でメスになったのはお主が、変化先への思いが薬の効果を更に高めたのだ]
修行と日課の水浴び毛繕いで綺麗になりたいと感じる事でメスの意識が高まっていたのである
[よく修行や教えををやり遂げたなお主は優秀じゃな。これで最後の行いをする]
銀狼に近づき体擦り寄り耳に甘噛みをする
[ひゃん!]
突然の事に体が跳ねる
[可愛いのお、ではこれから交わりをする]
言葉を理解したが、何をすれば良いのか戸惑っていると
[なに?すべてをゆだねるが良い]
そう聞くと安心したのか黒狼にもたれかけゆだねる事にした
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夜が明け一夜を過ごした夫婦は
[これから里の繁栄の為に二人して支えていこう]
お腹に小さな光が宿った銀狼は黒狼に体に擦り寄りながら
[師匠いえ、旦那様これからも一緒に、、、、]
そう言って朝日を眺めていたのであった