海と人魚

  暑い暑い夏の日、それはどの世界でも変わらないものでSoleilとLuneのErde兄妹のもとでも結構な暑さが起こっていた。

  そのためErde兄妹は多頭多腕多脚メイドのレベッカと遊びに来ていたFrat SunriseとCripa Reina、それとこちらも遊びに来ていたEcarnaとFulgoのAibra姉弟とともに海へと向かう事にした。

  太陽の光を浴びて綺麗に輝くエメラルドグリーンの海、見ただけで気持ちよさそうで到着すると皆はすぐさま水着へと着替える。

  だがいざ海に入ろうとしたその時、浜辺に一体の人魚がいるのに気がついた。

  「あ、人魚だ。」

  「本当だぁ。」

  「あの子、最近よく見かける子よね。」

  「ああ、何をしているんだろうな。」

  そう言いながら遠巻きで見つめる一同、するとFratとCripaがゆっくりと人魚へと近づいていった。

  しかし、

  「あの~・・・。」

  声をかけたその刹那、

  「ひゃあ!」

  声をかけられた人魚は尾鰭を動かすとそんなFratとCripaにバシャッと海水をぶっかけたのだった。

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  「ご、ごめんなさい!突然水をかけたりして!」

  ペコペコ頭を下げて謝る人魚、FratとCripaは濡れた身体を拭きながら大丈夫だと答えながら答えては自分を紹介する。

  「ご丁寧にありがとうございます、私はピノといいます。ここにはよく歌いに来るんです。」

  そう自分を紹介するピノと名乗った人魚、FratとCripaをジッと見つめては少し首を横に傾ける。

  「ん?どうかした?」

  「あ、いえ・・・FratさんとCripaさんから何か魔力のようなものを感じまして。私、そう言った力みたいなものを感じやすいんです。」

  「へぇー・・・それじゃあ見せようか、Fratくん。」

  「そうだな、Cripa。」

  そう言い合いニヤリ笑うFratとCripa、Cripaが脚に魔力を込めると脚がニチニチとを音を立てながら癒着して一つとなっていきその脚全体に金色に輝く鱗がついていくと一つになっていく足は扇形に広がりながら薄くなって透き通っていく。

  またFratは髪が長く伸びていくのに合わせて身体中がふんわりと心地の良い柔らかさを纏っていくと胸と尻が膨らんでいき、海水パンツがフリルをつけながら形を変えていくと膨らんでいく胸は海水パンツのそれと同じ色の布に包まれていく。

  そして、

  「じゃじゃ~ん。」

  ポーズを決めるCripaが人魚の姿となり、

  「ふふ~ん。」

  少しドヤ顔を見せ腰をくねらせるFratが可愛い水着に身を包む少女姿となるとピノはそれを見て驚きの表情を浮かべては口に手を当て絶句、Erde兄妹とAibra姉弟とレベッカはそれを見てはニマニマ笑みを浮かべるのであった。