入れ替わり物ー犬少年は夏休みに近所の猪オッさんと入れ替わる

  夏休み初日。

  着替えの入った袋を揺らし、灼熱の太陽の下を駆け抜けていく柴犬の少年。

  「海だぁぁ!」

  真っ白な砂浜にTシャツとサンダルを脱ぎ捨て、青く輝く海に飛び込む。茶色の獣毛が水滴をはじき、日の光がいっそう犬少年のまわりできらめいた。

  白いラインの入った黒のスパッツタイプの水着。そこからすらりと伸びる健脚を動かして、少年はイルカのように波を飛びこえて泳いで行く。

  成長途中の柔らかな身体は疲れを知らず、遠くに見える岩礁へと白い波を引いていく。

  岩礁には白い鳥居が建っていた。その向こうには打ちつける波が作った洞窟があり、その奥からは木を掘る音が聞こえてくる。

  少年は海から岩礁へとよじ登ると、慣れた様子で洞窟へと入っていく。

  「イゾウのオッちゃん、きたよ!」

  洞窟の中に声をかける。

  大きな影がヌッと動き、傷だらけの猪人が犬少年に顔を向けた。

  見上げるような巨体に褌一枚を身につけ、手にはノミと木切れを持っている。どうやら何かを彫っていたようだ。

  「おう、ケイタ。また泳いで来たんか」

  その強面に、はち切れんばかりの笑顔を浮かべ、猪の男、イゾウは犬の少年。ケイタを迎えた。

  「うんっ、暑かったしね」

  ケイタはイゾウのそばに座ると、洞窟内に置かれた木箱から小さなノミと、削られた木材を手に取った。

  そのままノミを振って木材に何かを彫り始める。

  イゾウはその様子を見て、昔の生意気坊主だったケイタから随分成長したもんだと、ひとりごちた。

  「もうすぐ祭りじゃなあ。村の衆の『祭具』もこれなら十分そうじゃ」

  木箱の中から、イゾウは別の木材を取り出す。艶やかな亀頭。浮いた血管。太い幹。どこからどうみてもそれは木材でできた男根であった。

  「カナマラ祭りにはこいつが必要じゃしな」

  その根本の裏側には判子のように名前が彫られていた。木箱の中には何本も男根を模した木材が転がり、その全てに名前が彫られている。

  どうやら祭りに参加する村人達の名前のようだ。

  この村では昔からひっそりと奇祭が行われていた。

  浜辺に流れ着いた木材を彫り、己の男根を模した『祭具』を作るのだ。その祭具を掲げて祈りを捧げ、また海へと返す。男児の成長と豊漁を願うカナマラ祭りであった。

  「ゴンタのやつ、やっぱり少し大き目に作ってやがる。見栄張りおって。……実物もこんなにデカけりゃワシも満足するんじゃが……」

  そう言ってため息交じりに男根を木箱に戻す。

  この村では因習として漁師同士の男色が盛んであった。必要以上に子をつくらぬ為の先祖の知恵が現代にも続き、漁師仲間の酒の席で男達は暗がりに消えていく。特にカナマラ祭りは夜通し複数の男達が激しく絡み合う。

  性欲旺盛のイゾウはその日が楽しみでたまらない。彼がまだ子供だった時、憧れの兄貴分に犯されてから、彼はすっかりケツの快楽の虜だった。

  夜な夜なケツをデカイチンポで犯される喜び。しかし、その快楽も彼の身体が大きくなるにつれ満たされなくなっていった。

  猪人は山のように大きくなる種族だ。ケツがその巨体を支えるためにデカくなるたび、そこにはめられるチンポに満足できない。

  そんな彼が満足できるチンポは、己の股間に生えた太々しいチンポのみであった。

  イゾウは、先程まで自らが彫っていた己の祭具を再び彫り始める。

  丹念に丁寧に。イゾウの密かな楽しみは、この祭具を己のケツアナに挿入する事だった。

  「ワシのももうすぐできそうじゃ」

  それは見事な大きさだった。子供の太腿ほどもある太い杭のようなその男根。剥けきった亀頭、太い幹に浮き出た血管もよくわかるほど精巧に作られたその男根。

  イゾウは大工に弟子入りして、その木材加工の記述を学んだこともある。それほどまでに彼は、巨大なチンポを求めていた。

  思わず頬ズリしたくなるが、幼いケイタの前である。イゾウは興奮を押さえつけ、グッと我慢する。

  「イゾウのオッちゃんも見栄張っとるばい」

  ケイタ少年はイゾウの持つ祭具を眺め、その大きさに驚いていた。

  大人の一物が大きくなることは知っていたが、そのあまりにも現実離れした大きさに見栄を張っていると思ったのだろう。

  「ガッハッハッ、ワシは見栄なんて張っとらんぞお! 今から見せてやろうか?」

  見せつけるように股座を開き、褌一枚に隠された一物をケイタに誇示する。

  薄い布越しに犬の少年よりも成熟した果実が見えた。

  「べ、べつにいらんよっ! イゾウのオッちゃんのなんか見とうないっ!」

  顔を赤らめてケイタはうつむくと、その小さな手を動かして己の祭具を彫り始めた。本当は大人のチンポに興味があるのだが、少年はまだその秘密を覗く事を恥ずかしがっているのだ。

  そんな風に照れるケイタに、己の昔の姿を重ね。イゾウもまた己の祭具に最後の仕上げを始める。遠い昔、同じように憧れの兄貴分と祭具を彫った夏の日を思い出しながら。

  「ふぅ、こんなもんかな。ケイタはどんなだぁ?」

  数刻後、イゾウの祭具が仕上がった。

  隣でもくもくと作業をしていた犬少年の手元を覗き込むと、弁当につけるウィンナーのような男根がその先端を彫られているところであった。

  「ガッハッハッ! まだまだヒヨッコだなぁ!」

  「ふんっ! オイだって大人になればオッちゃんにも負けんよ!」

  「そうだなぁ、泳ぎもすっかりケイタの方が上手くなっちまったからなあ」

  猪人の大きな手がケイタの小さな頭を撫でる。力強く優しい撫で方に耳をぱたつかせる。

  「さて、ワシはそろそろ戻らねば。ケイタも暗くなる前にけえれな」

  「んっ」

  そう言って、手に持っていた己の男根をかたどった木片を箱に戻すと、岩礁の裏側に停泊していたボロ船へと歩いていった。

  軽快なエンジン音が岩礁から遠のいていくのをケイタは確認すると、ノミと木材を置いて、木箱の中をあさり始める。

  「あった……でぇけぇなぁ?」

  それはイゾウの男根を模した祭具だった。

  小さな手では指が回らない。ずっしりと重く、大きい。自分の未熟な一物とは違う。成熟仕切った大人の男根。

  ケイタは何を思ったのか、ノミを手に取るとイゾウの祭具に何かを彫り始めた。

  「へへっ、これでオイも大人ばい」

  よく見ると、男根の裏。持ち主の名前を刻む場所に「ケイタ」と彫られていた。

  それは薄くヤスリをかけてしまえば、簡単に消えてしまう。

  ケイタ自身も後で消そうと思っていた。

  「あっ、あの雲は」

  しかし、遠くに積乱雲が近づいてくるのが見えてしまった。

  海が荒れ、雷が落ちるような事になると、岸に辿り着けなくなる。

  「……明日消せばええっちゃっろ」

  ケイタは木箱に男根をしまうと、慌てて海に飛び込んだ。次第に薄暗くなる海を真っ直ぐに割るように、砂浜へと泳いでいく。

  岩礁に佇む白い鳥居が、雨に濡れ始めていた。

  ◆

  翌日早朝。

  朝日を浴びケイタは目覚める。早朝のラジオ体操のためだ。

  いつものように身体を動かそうとすると、自らの股間に違和感を感じる。

  (なんじゃろ?)

  大きく硬い物がブリーフの中に入っているのだ。

  ケイタは手探りでそれをギュッと掴む。

  「あっ!」

  雷に打たれたようだった。

  ブリーフの中の物に触れた瞬間、形容し難い感覚が少年の全身を貫いたのだ。

  「な、なんね?」

  布団を跳ね除け、慌てて己の股間を見る。

  そこにはパジャマを突き上げる。大きな山がそびえ立っていた。

  その正体を確かめるため、恐る恐るズボンを脱いでいく。

  「えっ?えぇ?」

  むわりとした熱気とともにズボンの中から黒ずんだ男根が現れる。

  太く逞しく、包皮が完全に剥けた大人の一物。それは昨日見た猪人のイゾウの一物と全く同じだった。

  未成熟な小さな金玉から生える場違いな雄柱。雄々しい幹には太い血管が浮かび、黒ずんだ亀頭はビクビクと震えている。

  ケイタは自分から生えるその肉棒に再び手を伸ばした。

  「っ!?」

  再び背中を走り抜ける体験したことのない刺激。それは性感帯を刺激された事による快感なのだが、ケイタはそれを恐ろしいと思ってしまった。

  「きっと、バチが当たったんだ……」

  昨日してしまったイタズラを思い出し、ケイタは海へと向かった。

  水着を履いたり、走ったりすると、刺激が走り抜け、オシッコが出そうになるのを我慢しながら、海へと走る。

  幸いなことに、あどけない少年がスパッツタイプの水着から、身の丈に合わない成熟した巨根をはみ出して走る姿は、早朝のこともあって誰に見られることもなかった。

  ケイタは海を泳ぎ、岩礁の白い鳥居へと辿りついた。

  股間の雄柱は萎えることなく、水着を押し上げて硬くそそり立っている。

  「はぁ、はぁ、名前を消せばきっと……あれ? 誰かいる?」

  息を切らせて洞窟の中に入ろうとした時、その最奥に人の気配がした。

  こんな早朝である。祭りの準備もあらかた終わり、本祭まで人気のない時期だ。

  ケイタは恐る恐る洞窟の中を覗き込む。

  (えっ!? イゾウのオッちゃん?)

  洞窟の中、蝋燭の薄明かりに照らされて、巨大な猪人が喘いでいた。

  「おうっ……うぅぁぁぁ……」

  彼は入り口に背を向けて、地面にしゃがみ込んでいた。

  スクワットをするように、体躯に見合った大きな尻を上下に動かし、その度に猪人は悩ましげに声を漏らす。

  よく見ると、その尻肉の下には巨大な男根を模した祭具が置かれ、イゾウの尻穴に挿入されている。

  「うおぉぉ……くぅぅぅ……」

  彼は祭りに使う男根で自慰行為をしていた。自らの尻穴に祭具を入れ、その捲れ上がった雄マンコをいじる。

  「オッちゃん……何してんの……?」

  しかし、幼いケイタにはその行為が何なのか分からなかった。わからないが故に、少年は声をかけてしまった。

  猪人の動きがピタリと止まり、洞窟の中を静寂が満たす。

  「ケ、ケイタか……?」

  イゾウはゆっくりと振り向いた。

  しゃがんだまま、己の股間を見せびらかすように、その太い両脚を広げて。

  「えっ!?」

  イゾウの男根はすっかり変わっていた。

  昨日、褌越しに見た雄々しく逞しい雄柱は、矮小で可愛らしいウィンナーに変わり果てていたのだ。

  「ケイタぁ、すまねぇ。お前のチンポみてたらうずいちまってヨォ」

  ぬぷっ。

  いやらしく音を立て、イゾウの尻穴から祭具が引き抜かれる。子供の腕ほどもあるその男根の裏側には「ケイタ」と名前が彫られていた。

  昨日、ケイタがイタズラで名前を入れてしまったイゾウの男根。彼は自分自身を模した男根で己の雄マンコをいじっていたのだ。

  「でもヨォ。おかげでワシの祭具も完成だ。可愛いだろぉ、あとは名前を彫るだけだ」

  どこから取り出したのか、イゾウはもう一つの祭具とノミを取り出した。

  その祭具はケイタが彫っていた自分自身の幼い一物。ウィンナーのように小さく皮がすっぽりと被ったそれに猪人は自らの名前を掘り始める。

  「だ、だめっ!」

  何か取り返しのつかない事が起こる。

  ケイタは慌ててイゾウを止めようとした。しかし、己の股間から生える大きく勃起したチンポからの刺激で上手く走れない。

  「おうっ、できたぞ」

  猪人は慣れた手つきで、小さな男根に名前を彫り上げた。その小さな祭具には、綺麗な文字で「イゾウ」と彫られていた。

  嬉しそうにそれをケイタに見せると、のそのそとケイタに近づいていく。

  その手には、二つの男根。

  皮被りの小さな祭具。雄々しい大きな祭具。

  「なぁ、ワシもう我慢できん。ケイタのチンポ、ワシの雄マンコにくれ」

  そう言って、ケイタの小さな身体を組み伏せる。

  普段は優しい猪人。それがいまは鼻息荒く興奮し、ケイタの柔らかい獣毛に小さなチンポを擦り付ける変態になっていた。

  「オッちゃん! しっかりしぃ!」

  ケイタの声も虚しく、イゾウはその小さな口に舌をねじ込む。突然のことに驚き、うっかり口を閉じようとしたが済んでのところで踏み止まる。

  そんなことをしたらイゾウの舌を噛んでしまうと思ったのだ。

  それを受け入れたと思ったのか、猪人の分厚い舌はケイタの口内を犯し始めた。

  幼歯を舐め、歯茎をなぞり、舌同士を絡め合う。

  その刺激は幼いケイタにとって歯磨きをされているのと変わらない感覚だった。

  しかし、イゾウの唾液が混ざり、それが少年の喉を滑り落ちていくと、次第にくすぐったく気持ちいいものに変わり始める。

  「んっ、あっ、んぅっ」

  甘いジュースを求めるように、少年自身も舌を動かし、イゾウと絡み始める。

  自らの小さな舌を伸ばして、イゾウの口内に入っていく。

  大きな手が少年の身体を撫で始める。小さな手も猪人のゴワゴワした毛皮に触れる。

  ケイタの水着に手をかける。男根に押し上げられた巨大な山。そのヴェールをめくるように、水着が脱がされていく。

  「はぁぁ……チンポの臭いじゃぁぁ……」

  洞窟内にむわりと広がる雄臭。

  目に染みるような臭気もイゾウの興奮を掻き立てるものでしかない。

  雄々しく立ち上がるその亀頭を、捲れ上がった雄マンコが大蛇のように呑み込んでいく。

  「「あぁぁぁぁぁ」」

  甘く溶けるような声が重なる。

  生のチンポの熱に浮かされ、初めての締め付けに意志が飛ぶ。

  「いいぞっケツっいいっ!」

  「あぁ、オシッコ出ちゃうぅ!」

  イゾウは力強くスクワットを始めた。

  ジュボッジュボッ。

  濡れた音がケツアナから漏れ、ドロドロのザーメンが隙間から落ちる。

  ケイタは既に射精していた。もちろん、彼の初めて精通であった。

  しかし、そんな余韻に浸る間もなく。無慈悲なスクワット運動によって、二度三度と連続で射精させられる。

  「くぅぅ、生チンポいいっ! 生チンポ!」

  尻穴がザーメンに満たされてもイゾウはスクワットをやめない。

  ウィンナーのような包茎チンポをいきり立たせて、ゴリゴリと前立腺を擦られる刺激に酔っている。

  「イクッ! ケツマンコでイクっ!」

  壊れた噴水のように、ウィンナーのような包皮の割れ目から白いザーメンが吹き出した。

  それは波のしぶきのように細かいしぶきになって白い鳥居をさらに白く染める。

  それが合図になったかのように、二人の身体が変わり始める。

  イゾウの身体が尻に敷いたケイタに向かって、ゆっくりと小さくなっていく。

  丸太のような四肢は細く。突き出た腹は萎み。山のような巨躯は、その股間で勃起する子供チンポに見合った大きさに変わっていく。

  対してケイタは、猪人の力を受け止めるかのように大きく変わっていく。

  スラリと伸びた幼い手足は、女の腰ほどの大きさに変わる。

  ガリガリの胸や腹は、風船のように膨らんで、脂肪と筋肉のぶ厚い層を作る。

  少年の未成熟な肉体は、爆破的に成長しその太々しい雄柱がに合う山のように大きな身体の犬人へと変わり果てた。

  「ううっ、どうなって……?」

  ケイタは射精の快楽から意識を戻しつつあった。いまだにイゾウの中に挿入された雄柱は、気持ちの良い締め付けの中に埋没しているが、その刺激にも徐々に慣れ始めたのだ。

  「わわっ、何これっ?」

  己の巨大化した身体を見てケイタは驚く。

  高くなった視界。漲る筋肉。ツンと臭う体臭。低くなった声。

  あどけない犬少年の姿から、すっかり大人の雄に変わった自分自身。

  戸惑いながら、これもきっと祭具に自分の名前を書いてしまったからだと、慌てて木彫りの男根に手を伸ばそうとする。

  しかし、その手よりも早く。小さな猪の手が祭具を拾い上げてしまった。

  「オッちゃん! 返してっ! 元に戻らないと!」

  ケイタは祭具を取り返そうとするが、イゾウは奪われまいと遠くに投げ捨ててしまった。

  「ああっ!? どうして?」

  ケイタの問いかけに、猪人はうっとりとした瞳で、自分の痩せた腹を撫でた。

  うっすらと腹部に浮かび上がった巨大な男根の影が、まるで生き物のように跳ねた気がした。

  「ワシの中、チンポでパンパンじゃあ……こんな、こんなでけぇチンポ……もっとケイタのチンポで孕ませてくれぇ……」

  猪人はチンポに狂っていた。

  幼い頃、近所に住んでいた兄貴分にチンポの味を覚えこまされてから、彼は大きな男のチンポを求め続けていた。

  しかし、己の身体が大きく育つたび、その想いは叶わなくなっていく。

  己よりも大きな雄に。

  自身の一物のように巨大な肉茎に。

  尻穴を犯されることをずっと望んでいたのだ。

  祭りの度に、みなの彫った祭具を尻穴に挿れては、快楽に浸っていた。

  しかし、満足することは出来なかった。

  所詮は木でできた紛い物。焼けるように熱い肉竿でケツアナを掘られる喜びを越えることなどできやしなかった。

  しかし、少年へと若返ったイゾウは、その小さなチンポを硬くして、長いこと叶わなかった欲望を。巨大な雄の巨大な肉棒に犯されることをを求めていた。

  それがたとえ可愛がっていた幼子の未来を歪めることになったとしても。

  イゾウは挿入されたままのケイタの雄柱を締め付ける。

  「んあっ」

  「んふっ」

  二人の声が重なる。快感が走り抜け、次第にそれは止まらなくなっていく。

  「んっ、やっ、オッちゃん、やめっ」

  「すまん、おほっ、すまんっ、気持ちいいっ、気持ちいいんだっ、止められねぇんだっ」

  イゾウは腰を動かし、巨大な雄柱をその小さな身体全てを使って感じている。

  拳ほどの亀頭が入り口から最奥に向かうと目の前が真っ白になるほどの快楽が襲う。

  S字結腸を超え、腹の中が太い肉棒でいっぱいになると、ビクビクと快感に震える雄柱の震えを感じ、まるで己がケイタのチンポになってしまったかの錯覚を覚えてしまう。

  その剛直をゆっくりと引き抜いていく。

  快楽とは違う。胸が苦しいような切なさと、空虚さを感じ、またイゾウは男根を深く咥え込む。

  そんな快感のピストン運動が永遠に繰り返されると思われた。

  「はぁぁ、やだぁ、また出ちゃう! 出ちゃうよぉ!」

  しかし、そんな永久機関もそうそうに限界を迎えた。ケイタの巨大な玉袋で作られたザーメンは、イゾウのねっとりした腰使いに早々に限界を迎えてしまった。

  「おほぉっ」

  男根が震え、亀頭が膨らみ、開いた鈴口からドロリとしたザーメンが吐き出された。

  それは今まで以上の快感がともない。まるで脳が溶けるような、ケイタ少年を形作っている何かが消えていくようだった。

  「おほっ、だめ、オイ、おかしくなる、オイがオイは……? わし? わしじゃなあい、オッちゃんやめてこないでっ」

  うわごとのように誰かに向けて話しながら、射精の快感に飲まれていく。

  口から言葉が漏れるたび、ケイタの黒粒のような犬鼻が捲れ上がり、鼻息荒々しい豚鼻に変わっていく。

  口からは牙がせり上がり、首の筋肉は猪首に変わる。

  「おっおうっ、ワシはワシはっ! くそっ、チンポたまらんっ!」

  気がつけば、ケイタは完全に猪人にかわっていた。

  「あっ、あんっ、オッちゃん! もっともっとオイばぐちゃぐちゃにしてっ!」

  イゾウも、フワフワの犬の少年に変わっていた。

  まるで最初からそうであったように、淫乱にケツアナで太い雄柱を咥え込み、その刺激を貪っている。

  「ぐぅ! ワシ、ワシはオッちゃんじゃないのに! チンポ気持ち良すぎてわからん!」

  「いいよっ! ケイタ! ああっ!チンポ最高っ! このままオイがケイタでもっとオチンポしようよっ!」

  「ぐおっ!?」

  よりいっそうケツアナが締め付けられ、ケイタの巨根が刺激される。快感で開いた口の隙間を、犬少年となったイゾウの唇と柔らかな舌が入り込む。

  じゅぷ。ぬぷっ。

  いやらしく舌を絡めあい。互いの唾液を飲み合う。それはかつての肉体との離別の祝杯のように甘露であった。

  「くそっ、ワシが満足するまで止まらんからな」

  「うんっ、オッちゃんのチンポでオイばぐちゃぐちゃにしてっ!」

  咆哮のような喘ぎ声が岩礁にこだまする。

  荒々しい波のように、二人はぶつかり交ぐわい続ける。

  その激しい情交を白い鳥居だけが見続けていたのだった。