夕暮れ時の公園。茂みから伸びた蔦が小柄な少年の腕に絡みつき、抵抗する彼の口を別の蔓が塞ぐ。
モブ少年「んんっ……!」
悲鳴を上げようとする少年の眼前に、植物を操る細身の青年ヴィランがゆっくりと姿を現す。
緑の血管が浮かぶ肌を誇示しながら低く嗤う。
ヴィラン「キミのエナジーは美味しそうだ……キミのような清らかな若さこそ、我が花園にふさわしい。」
???「そこまでだっ!」
鋭い声と共に風が舞い、黄色い影が疾走する。
狼獣人の少年、イズナが爪を光らせ、蔓を切り裂いて少年を救出した。
解放された少年は咳き込みながら後退る。
イズナ「大丈夫?」
イズナは背中で庇いつつ敵を見据える。
イズナ「卑猥な手口」で子供を狙うなんて……「変態怪人め!」
ヴィラン「ほう……キミが噂のイズナ君か」ヴィランの顔に青白い笑みが広がる。
ヴィラン「なるほど、確かに瑞々しい香りだ。まだ熟れていない青臭い蜜が最高に好みだ」
イズナ「下劣な物言いは止めるんだ!」イズナが跳躍し拳を振り抜くが──
植物ヴィランは触手で軽く受け流すと地面から新たな根を突き出させる。
回避しようとした瞬間、足元に突如咲いた薔薇の罠が爆ぜた。「くっ!」毒棘が太腿に刺さり一瞬動きが止まる隙に胴体を蔓が絡め取る。
ヴィラン「遅いぞ。獲物はこうやってじっくり味わうものさ」
イズナ「離せっ……!」
必死に爪で切断を試みるが粘液で滑るばかり。青年の唇が近づき耳元で囁く。
ヴィラン「震えている? でも可愛いよ。初めてだから戸惑うのも無理はない」
イズナ「黙れ化け物!」
イズナの咆哮と同時に残る片足で蹴りを入れる。わずかに拘束が緩み逃げようとした刹那⸺
地面から巨大な蕾が現れる。瞬時に開いた花弁がイズナを丸呑みにする。
イズナ「うわぁっ!?」
視界が暗転し重苦しい圧迫感に包まれた刹那、どこからともなく現れた触手がイズナをX字に拘束した。
ヴィラン「ここからが本番だよ?」
外から歪んだ歓喜の声が響く。
《蕾内部》
イズナ「くっ…動け…」
きつく拘束され、抵抗する事も出来ないイズナ。ぬめった触手がイズナの全身を這う。
ヴィラン「まずはキミの『一番美味しい場所』から頂こう。」
イズナ「ひっ……?!」
股間が突如熱を帯びた。陰嚢から竿へ螺旋状に巻き付く触手が、勃起を促すように蠢き⸺
**パクリ**
イズナ「あ"ァ"ッ!!」
蕾の様な触手が開き、亀頭を丸ごと覆い包んだ。粘膜の表面は無数の細かい吸盤と、肉壁が蠢き、イズナのペニスを吸い、舐り、刺激を与え続ける。
イズナ「い、いやだっ!吸わないでぇっ!」
ヴィラン「イイ…やはり、若い男の子のちんちんの味は格別だね。」
外部からの声が嘲笑する刹那、イズナの尻穴に1本の触手が迫る。
先端に吸引機能を備えた触手が、イズナの尻穴に触れたと思うや否や⸺
**ニュプッ**
イズナ「うぐぅッ!!?」
一気に奥まで挿入され、前立腺を探り当てられた。チュウゥーーという吸引音が鼓膜を叩く。
イズナ「止めろっ!…そこはっ…あぁッ!」拒絶の叫びとは裏腹に直腸が痙攣し管を咥え込む。
吸い取られてるのは精液だけじゃない。
その触手は、イズナの生命エネルギー=エナジーそのものを根こそぎ搾取するための器官だった。
イズナ「くぅっ!…んっ、あっ…うあぁ〜ッ!!」
前後から容赦無く責められる中、胸にも冷たい感触が。
**キュポッ**
イズナ「ひゃあ!?」
乳首に張り付いた小さな花芽がピストンのように収縮を繰り返す。
ヴィラン「そこも感じるんだねぇ」
愉悦を含んだ声が反響する。
ヴィラン「エナジーは体の中心から全身に行き渡る。つまり……こうして各部から少しずつ集めるのが効率的なんだよ。」
巨大な蕾に囚われ、その内部でイズナは抵抗も出来ぬまま犯され、吸い取られ、そんな時間が長く続いた。
数時間後…
蕾の外面に刻まれた紋様が妖しい緑に輝き始めた。
内部でイズナから吸い取った、イズナの『精液』と『エナジー』の量に比例し、花弁が徐々に開く──
最初は閉ざされていた中央の花冠が五分咲き程に広がっていく。それは正に「イズナの生命力を糧に花開いている証」であった。
イズナの視界が霞みかける。エナジーが吸い取られた続けた事による脱力と、射精による虚脱が重なり思考が途切れる。
イズナ「ボク……死んじゃう…の…?…嫌だっ……こんな……所…で…」
**ジュプッ、クチュッ、ゴキュッ!**
イズナ「うっ……あぁっ……んっ…くっ……うあっ……」
断続的なペニスと前立腺からの『エナジー』の搾取で意識が混濁する。
---それから蕾内部での生命の搾取が数日間続いた。イズナの意識は既に曖昧となり、彼の身体は極度の消耗により痩せ衰え、美しい水色の瞳は焦点を失っていた。
ヴィラン「もう少しで……完全に開花出来そうだ。」
*チュルルル……*
今まで以上に激しい吸引音が響く。既に腫れ上がったペニスからは、透明な汁しか出ないはずだった。だが触手は諦めず──
**ずぷっ**
イズナ「ッ!?」
微細な管状触手が、イズナの尿道へと侵入を始めたのだ。狭い通路を抉るように進む異物感に背筋が凍る。
イズナ「嘘……やめ……ひぃいいッ!」
ヴィラン「無駄だよ。私に敗北し、捕らえられた時から、キミも、キミの精液とエナジーも私の物、キミは私に吸い尽くされる運命なんだ。」
外殻から青年ヴィランの声が歪む。その声の主は今や蕾の中に溶け込み、巨大な脳髄のようにイズナの全てを感じていた。
管状触手は精管を逆走し、ついに
イズナの睾丸に到達した。そこに張り巡らされた無数の小さな針状器官が、精子形成組織そのものに密着する。
イズナ「───ッ!?」
イズナの声にならない絶叫が内部でこだました。精管を通って送り出す“行為”ではなく、“工場”から直接原料を引き出すような強制収奪が始まったのだ。
**ゴキュ……ゴキュ……**
触手が脈打つたび、睾丸内の未熟な精子たちが一斉に吸い上げられ、同時に生命エネルギーが根こそぎ奪われる。精巣を直接支配されたことで、快楽神経への直接アクセスも始まった。
イズナ「いやだッ……そこはッ……あ"ァ"! だめッ……だめぇッ!!」
イズナの両脚がピンと伸びて震え上がる。触手に絡めとられた手が力なく爪を立てるが空を掻くだけ。尻穴の中では前立腺がコチュッ…コチュッ…と吸引され続け、後ろからもエナジーを吸い取られ続けていた。
蕾の表層では更に花弁が大きく開き始めている。六分咲きを過ぎ、七分咲きへと至るにつれ、イズナの身体から吸い取られる精液とエナジーの量は増えていった。
イズナ「もう無理……助けて……お願い……」
か細く漏れる懇願すら触手に喰われてしまう。
前立腺へ接続した触手が新たに細分化し、腸壁の各所からエナジーを同時に吸引するように変形する。
**グヂュ…グヂュ……ヌプッ……**
イズナ「ひあっ……! が…あぁっ!あぁあっ!」
理性を削ぎ落とす快楽と疲弊。狼の本能すらも恐怖よりも屈辱の方が強く感じられた。
* * *
三日目の朝が訪れた。
蕾の外側では完全に八分咲きを迎え、夜明け前の薄紫に染まった空へ妖しく緑色の光を放っている。
内部ではイズナの肉体が目に見えて分かるくらいに痩せ細っている。
程よく付いていた筋肉や、太腿の肉は見る影もなく衰え、呼吸は浅く短く、時折「フ……フゥ……」と鳴る喉だけが辛うじて生きている証だった。
ヴィラン「随分小さくなったね」
青年ヴィランの声は満悦と哀憐の混じったような響きを持っていた。
ヴィラン「でも心配しないで。この花が完全に開けばキミは楽になれる。痛みも苦しみもない。ただ永遠に私の一部として存在できるんだ」
その声を聞いた途端──
**チュゥ──────ッ!!!**
イズナの睾丸を蝕む触手が最後の力を絞るように収縮した。残された僅かな精子と生命エネルギーが一気に吸引されていく。
イズナ「────ッ!!!」
蕾が大きく震えた。九分咲き──
ヴィラン「素晴らしい……あと一息だ!」
ヴィラン「もっと啼いてくれ、キミの喘ぎ声は肥料になる。」
青年の哄笑と共に、前立腺に吸い付いた吸引触手が、高周波振動を発生させながら直腸内で蠢く。
そして、より一層激しくイズナの前立腺を吸う。
──**ヂュヂュヂュゥーッ!**
イズナ「ひぅッ!……んんッ!……やッ……めぇっ……!」
イズナの膝がガクガクと揺れる。もはや声は掠れ、涙さえ涸れ果てた眼からは何も溢れない。
それでも触手たちは止まらない。
乳首を吸う花芽はより深く乳暈に沈み込み、ペニスを咥えた蕾は根本から絞り上げるように膨張と収縮を繰り返す。
蕾の頂点に開花寸前の雌蕊が突き出した。
*十……分…咲き──!*
ヴィラン「さぁフィナーレだ。幕引きに相応しいキミのイイ声、聞かせてよ。美しく儚く『命の花』が散る時に、キミが最期に奏でる美しい音色を!」
蕾の縁が最大限に開ききり、中央で受粉用の花粉管が爆ぜるように散った瞬間──
イズナ『ぐぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!! うあっ! あっ! あぁぁぁぁぁぁぁぁあっ!!!』
**ゴキュッ!ゴキュッ!ゴキュッ!…ゴキュッ!…ゴキュッ!……コキュッ………コキュッ…**
響き渡るイズナの『断末魔』と、イズナの『精液』と『エナジー』を吸い尽くそうとする『吸淫音』の『シンフォニー』
これまでで最も長い吸淫音と共に、イズナは激しく喘ぎ狂う。
これがイズナの最期の絶頂である…
最後の吸淫が終わり、イズナの体はそれきり動かない。
水色の瞳は完全に濁り虚ろになっている。
青年ヴィランの声が内部で甘美に反響する。
ヴィラン「ありがとう。キミのエナジーは極上の味であり、極上の栄養だったよ。」
完全に開いた花冠の裏側に刻まれた模様が脈動している。
吸い取った全てのエネルギーが結晶化して根元へ蓄えられてゆく。
イズナの亡骸は、そのまま蕾に吸収され始める、黄色い毛一本残さずに。
蕾は満開のまま静かに脈打ち続けた。
公園には濃密な花の芳香だけが残された。