さてと、ついにやってきてしまうバレンタインデー、正直、僕は料理が苦手だ、なんなら混ぜて飛び散る奴は特に苦手だ、毛にくっついて舐めとるのが疲れる。
「はぁ、でも作らないとルマからヤバいこと言われるだろうしな…」
「しょうがない、電話かけるか...」
プルルルル
[ぬ?なんじゃらほい?]
「バレンタインのチョコの作り方教えてくれ...」
[教えるのはいいけど形とか決まってるの~?]
「……決まってる、カップケーキ…」
[あい、分かった]
「……分かった…」
[うし、だったら今から来て]
「…今から!?」
[だって早い方がいいでしょ、それにどうせイル予定無いだろ]
「うっ、あるかもじゃん!」
[そんなことどうでもいいから来い、後こんな話してるとお前の相手が嫉妬しちゃうからな]
「なっ…!」
[んじゃそういうことで]
「まっt...!」
ツーツーツーと電話は無慈悲に切られる
「、、、行くしかないか……」
数十分後
ピンポーン
[ちょ、まって…]
ガチャッ
[ん、おまたせ]
「そんなことよりさっきの僕の相手が嫉妬するっていう話はなんだったの!?」
[そんなことよりチョコ作るよ]
「僕にとってはそんなことで済む事じゃないんだけど!」
[いいから作るよ]
「っ…はぁ、分かったよ…」
[えっと作るのカップケーキか]
[ふふっ、そういうのちゃんと気にしてるんだ]
「別に、そういう訳じゃ…///」
[まぁいいや作ろっか]
[薄力粉50g ココアパウダー20g ベーキングパウダー小さじ1 細目グラニュー糖80g アーモンドプードル30g チョコ80g 無塩バター80g 塩1つまみぐらい 卵2個出して]
「わ、わかった…」
[用意した?そしたらまず、オーブン180℃に予熱して、その後に 薄力粉 アーモンドプードル ココアパウダー ベーキングパウダー 塩を合わせておく]
「こ、こう…?」
[次はチョコを湯煎で溶かして、その後室温に戻しておいたバターにグラニュー糖を加えて、ハンドミキサーで白っぽくなるまで泡立てて]
「これ飛び散るから苦手なんだけど…」
[なんでハンドミキサーで飛び散るんだ…]
[んでえーと、室温に戻した卵を少しずつ入れて、んで泡立てて]
「………」
[それでえーと、さっきの湯煎で溶かしてチョコを加えて、なめらかになるまで混ぜて]
「このぐらい、?」
[ん、いい感じ]
[えっと次は、最初の粉達も加えて今度はゴムベラで光沢でる位まで混ぜて]
「…ふぅ、疲れた…」
[えーと、絞り袋に生地を入れて、用意しておいたカップに絞り入れて、天板に並べて、その後予熱したオーブン170℃に設定して、15分から20分間焼くだけ]
[これで完成だね]
「、思ったより料理楽しいかも…」
[でしょっ?まぁ君の大事な彼氏クンの為にも料理覚えたら?]
「な、!別にそういう関係じゃ…///」
[はいはい、あーあとこれチョコ]
「…」
[なにさそんなチョコを見て、もしかして始めて貰った的な?]
「……ありがと…」