奇妙な風習が残る村に都会から移住してきた青年は成人の儀を受ける

  因習村、という言葉を聞いた事があるだろうか。それは長きに渡って古いしきたりを守り続けている村の意味だ。そんなとある地域に家族で引っ越してきた青年がいた。名前は[[rb:遼河 > りょうが]]と言い種族は熊獣人の高校生だ。

  同年代の中でもひときわ体格が大きい遼河は、転校先の高校でも非常に驚かれた。ただ人口が少ない村ならではの来る者拒まずなフレンドリーさにより、浮いたり避けられたりせずクラスメイトから快く受け入れられてすぐに溶け込む事ができた。

  そして特に親密な関係となったのは、遼河の隣の席に座る牛獣人でこれまた立派な身体つきをしている[[rb:侑成 > ゆうせい]]だ。自分とほぼ変わりない高校生離れした肉体を持つ遼河に対して強い興味を抱き、人懐っこい気さくな性格に遼河も親しみやすさを感じて2人は瞬く間に仲良くなった。

  「なー遼河、今日オレの家に来なよ! ゲームやろうぜっ!」

  「良いのか? じゃあ行かせてもらうよ」

  「んでさ、遼河。ちょっとお前に頼みたい事があんだけど、聞いてもらえるか?」

  「俺が助けになれるなら喜んで。こっちに転校してから侑成には色々とお世話になってるし、感謝もしてるからさ。遠慮しなくて大丈夫だよ」

  「ならその言葉に甘えさせてもらうとするぜ。詳しい話は家に着いてからな、走るぞ遼河!」

  「お、おいおい。待てってば!」

  急に駆け出した侑成を追って遼河も巨体を揺らしながら走る。スクールバッグを肩に担いで2人はのどかな農道の帰り道を辿ったのだった。

  侑成が住む一軒家に着いて中へと入り、遼河は礼儀正しく家の人に挨拶してから二階の部屋に足を踏み入れる。さっきから侑成はニコニコと満面の笑みを浮かべていた。

  「へへへ〜っ」

  「めちゃくちゃ嬉しそうだな、侑成ってば」

  「そりゃ遼河と遊べるし嬉しくて仕方ねぇよ。お前が村に来てくれてからオレ、今まで以上に村での生活が楽しくなってるんだ。ホントありがとな」

  「め、面と向かって言われたら照れるだろ。⋯⋯俺も、侑成と会えて毎日が楽しい。都会より不便な場所だけど、間違いなく前より充実してるよ」

  「な、遼河。高校を卒業してからもずっと一緒にいようぜ。もし遼河が都会に戻りたかったらオレが付いてくからさ。もちろんこのまま村に住み続けてくれたら最高だけどな!」

  「それもありかもしれないな。ま、進路については然るべき時期が来たら考えるよ。ひとまずゲームしよう」

  「おっと、悪い悪い。準備するからちょっくら待ってくれ」

  ゲーム機のセッティングを手早く済ませた侑成と遼河はモニター前に座り、協力対戦用のゲームを夢中で遊ぶ。

  しばらくしてステージのボス敵を倒し一息ついた頃、コントローラーから手を離した侑成が遼河の方に顔を向けて話し始める。

  「遼河、学校で言ったお前に頼みたい事なんだけどさ」

  「あぁ、それね。何についての頼み?」

  「それなんだが──口で言うより見てもらう方が早いな。よっ、と」

  言うが早いが立ち上がった侑成は上のシャツを脱いで下に着ていたランニングシャツも脱ぎ捨てる。上半身が露わになった侑成の胸は雄でありながら豊満な乳房が谷間を作り、中心部分の乳首があると思われる箇所には丸型のニップレスが貼られている。

  「は、裸になって一体どうしたんだ?」

  「見てもらったら分かるだろうけど、オレって男なのに巨乳なんだよ。牛人でもここまでの大きい胸はそうそういなくてさ。原因はホルモンバランスが崩れて乳が張っちゃうからみたいなんだ。で、遼河にはオレの胸を揉んで乳搾りしてほしくて。お願いできるか?」

  「⋯⋯俺じゃないとダメなのか? 自分の手で搾るのは無理なの?」

  「いやそれが、どうもオレの不器用な手先だと上手く搾れなくて。家族に頼むのも恥ずかしいし。遼河がやってくれるんならオレも安心して任せられるっていうか、でもいきなりで戸惑う気持ちも分かるし無理強いはしないぜ。お前次第だ」

  「そういう理由だったら断らないよ、侑成が困ってるなら力になってあげたい」

  「ありがとな、恩に着る。んじゃあ背後に回って胸を揉んでくれ。あ、その前にニップレスだけ剥がすな」

  ペリリと音を立てて乳首の上に貼られていたパッドが剥がされ、保護シートに覆われていた薄ピンク色の乳首が顔を出す。筋肉と脂肪で形成された逞しい体格に比べ、その乳頭はぷっくりと膨らみどことなく可愛らしさを内包した身体的部位だ。

  侑成の後ろに佇み、腕を前に伸ばして遼河はそっと彼の胸板に手を添える。すると直後、手の平に伝わった感触は驚くべきほどの張りがある弾力だった。

  当然ながら人の胸を初めて揉んだ遼河の瞳が大きく見開かれる。こんなに柔らかくマシュマロみたいな触り心地がするものなのかと、心の底から驚きを禁じ得ない。故に相手から頼まれたにも関わらず、今しているこの行為に罪悪感を覚えた。

  「ゆ、侑成。これ本当に問題ないのか? 嫌だと思ったら止めてくれって俺に教えてくれよ」

  「全然、むしろ気持ち良いぜ。遼河の手つきが優しくて肩の力も抜けてくる。前にもこういう経験あるのか?」

  「あ、ある訳ないだろ。今回が最初だよ」

  「そっか、って事はきっと乳搾りの才能があるんだな。あー、マジでヤバい。勃起しちゃいそう」

  「勃起って⋯⋯そんなに気持ち良いものなのか?」

  「ほら、オレ知っての通りニップレスしてるだろ。あれは乳首が敏感で服に擦れると感じちゃうから、中学生の頃から毎朝欠かさずに貼ってんだよ。だから直に触られると背筋がジンジン痺れてくる、ってか既にチンコ反応しちゃってるわ。ごめん」

  「いや、謝る必要ないよ。生理現象なんだしさ」

  刺激に弱い乳房と乳首を同時にこねくり回され、性的快感が募る侑成の股間はズボンの上からこんもりとした山を形成する。ボクサーパンツには透明な染みがじんわりと広がり、我慢汁がビクビクと打ち震える肉竿の亀頭から漏れ出ていた。

  自分の手によって友人が気持ち良さを抱き、更に勃起さえしているという事実に遼河もまた興奮が湧き上がる。段々と遼河のペニスも硬くなっていき、侑成と同様に股間部分を大きく盛り上がらせた。

  「あっ、うっ、もう、乳が、で、出そうだ⋯⋯っ。遼河、思いっきり乳首を、つ、摘んでくれ⋯⋯」

  「い、良いのか? 痛くないか?」

  「大丈夫、心配いらない。だからやってくれ」

  「わ、分かったよ。そしたら、いくぞ」

  指示された通り遼河はピンと立ち上がった左右の乳首に親指と人差し指を添え、洗濯ばさみを挟むかの様にギュッと強い力でピンクの突起を摘む。すると侑成は爪先立ちの姿勢になり、背中を弓なりに仰け反らせて野太い雄叫びを発した。

  「んおお゛っ! 出るっ、雄牛ミルクだすぞおおおっ!!」

  次の瞬間、乳頭から白い液体が凄まじい勢いで迸り予め床に敷かれてあった新聞紙を濡らす。その光景は艶めかしく神秘的でもあり、背後で眺めていた遼河は口を半開きにしたまま瞬きする事も忘れて見惚れる。

  牛乳の噴射は1分ほどに渡って続き、ようやく収まってふーっと息を吐いた侑成はすっきりした面持ちで振り向き遼河と顔を合わせる。

  「久しぶりにめっちゃ開放感あるなぁ、最高だったぜ! 遼河のおかげで胸の張りがすっかり無くなって身体も軽くなったし、マジで感謝しかねぇよ。何かの形でお礼させてくれないか?」

  「お礼って⋯⋯例えばどんな?」

  「んー、そうだな。オレが気持ち良くしてもらったから、代わりに遼河の事も悦ばせてやりてぇな。遼河もチンポ勃起してんだろ? へへ、隠しててもバレバレだぜ」

  イタズラっぽく目を細めて下腹部の辺りに指を差す侑成。その指摘を受けて遼河は恥ずかしさから赤面するが、相手からの提案は性欲が強い男子高校生にとってこの上なく魅力的であり抗う理性は即座に吹き飛んだ。

  「⋯⋯俺、気持ち良くなりたい。侑成、やってもらって良いか?」

  「おうよ、もちろんだ。どうせなら2人まとめていっぺんにヤっちまおうぜ。うってつけな方法があるんだ、チンポ出してくれよ」

  ごく自然な流れで両者はズボンとパンツをずり下ろし内側に収まっていたいきり立つ男根をぶるんっと開放する。どちらも体格に見合った立派なサイズを誇り、特に遼河はカリ首まで包皮が剥け切って大人の風格を醸し出すペニスだ。

  一方の侑成は半分ほど皮を被っているものの、重たそうに垂れ下がる睾丸は遼河のよりもふてぶてしくたわわに実っている。胸のみならず陰嚢にも雄ミルクがたっぷりと詰まっているのが見て取れた。

  お互いに向かい合った体勢で2人はフル勃起するガチガチになった肉茎をくっつけ、溢れているカウパー液を潤滑油にしてクチュクチュと擦れ合わせる。日頃している自慰行為とは全く違う系統の快楽に衝撃が走り、遼河は腰が砕けそうになって侑成の肩にしがみつく。

  「はっ、あっ、な、何これっ、すごっ、んっ、うあっ、た、立ってるのが精一杯ぃっ⋯⋯!」

  「こいつは雄合わせ、っていうんだ。オレも父ちゃんに教えてもらって知ったけど、村で昔から心を許した者同士でだけやってる伝統的な行いなんだってよ。遼河、オレはお前に心を許してる。他の誰よりも一番に」

  それは愛の告白とも受け取れる言葉だった。だが今の遼河はその意味合いを読み取るだけの余裕が残っておらず、右から左に耳の中を通り過ぎていった。

  「あっ、んおっ、い、イクッ、出るっ、ザーメン出るぅぅ!」

  「あぁ、オレもだっ、一緒にブッ放そうぜ! うおおおおおおおおおおっっっ!!」

  「イクッ、イッ──んがああああああああーーーーっっ!!」

  猛々しい叫び声を上げた遼河と侑成は同時に絶頂へと達して射精し、白濁した種汁を勢い良く放って空中にぶち撒けた。

  たちまち室内には精液特有の青臭いニオイが立ち込め、甘美なるオーガズムに身体をビクビクと震わせながら2人は射精の余韻にしばし浸り、やがてどちらともなく吐息混じりの呟きを漏らす。

  「はぁっ、はぁっ⋯⋯気持ち、良かった、ふぅぅ⋯⋯っ」

  「満足してもらえたみたいだな、嬉しいぜ。これやったのオレもしばらくぶりだったけど、腰が抜けそうなくらい堪らなくヨガっちまった。病みつきになりそうだ」

  「⋯⋯侑成、ありがとう。俺、侑成と出会えて心の底から良かったと思う。これからも、よろしくな」

  「おう、よろしく。てかこのままだと身体の毛がカピカピになっちまうな。風呂入ろうぜ、遼河」

  「そうだな、頂くとするよ」

  被毛に付着した精子をティッシュで拭きながら2人は言葉を交わし、部屋から出て浴室へと向かう。現時点では友達以上恋人未満な関係性だが、それを大きく変える出来事が待ち受けているのを本人たちはまだ知らない。

  [newpage]

  それからしばらく経ったある日、学校のホームルームにて担任の教師が皆に大事なお知らせがあると前置きし、詳しい内容を話す。

  「えー、今年も村の風習である成人の儀を行う日が近付いてきた。そこで、我こそはと名乗りを上げる者がいたら是非とも立候補してくれ。誰かやりたい奴はいないか?」

  教師がぐるりと教室の生徒らに目を向ける。少しの間を空け、後方の席に座る侑成が挙手して「やります」と気合のこもった声音で言い放った。

  「お、やってくれるか侑成。お前の積極的な姿勢には毎度の如く頭が下がるな。そしたらもう1人の相手役を侑成に選んでもらおうか。誰にする?」

  「オレが相手役に選ぶのは──遼河です。他には考えられません」

  「お、俺? というか成人の儀っていうのは何⋯⋯?」

  「よし、決まりだな。そしたら親御さんには私から連絡しておく。村の代表として頑張ってくれよ、はい拍手!」

  他所から移り住んで風習についての知識を持ち合わせず困惑する遼河をよそに、教師とクラスメイトは笑顔で2人に惜しみない拍手を送る。その実態はおよそ常識からかけ離れた耳を疑う驚くべきものだった。

  「──えええぇぇぇぇっ!!? こ、交尾するのが成人の儀で行われる催し!? しかも、む、村の人たちに見守られながら⋯⋯!?」

  「すまねぇ、先に伝えとくべきだった。てっきり誰かから教わってるとばかり思い込んでて気が回らなかったぜ。どうする遼河? もし辞退したかったらオレの方から伝えとくけど、なるべく参加してもらえたら嬉しい。オレ、代役との雄交尾は気乗りしないからさ」

  いつになくしおらしい態度で侑成は寂しそうな面持ちを浮かべる。交尾と聞いてヤり方も何もかもイメージできない遼河ではあるが、その相手が最も親しく心を許せる侑成ならば不思議と安心感が湧いてくる。

  何より、侑成が大役を務めるパートナーに自分を選んでくれた。それが喜ばしく少しでも役に立ちたいという使命感を抱き、遼河は嘘偽りない己の考えを告げる。

  「侑成、俺⋯⋯成人の儀に出るよ。この村に来てまだ日が浅いし正直なところ愛着も薄いけど、侑成が生まれ育った地をもっと愛したい。だから風習にも参加して理解を深めたい。本当の意味で村の一員になりたいんだ」

  「──やっぱ遼河を相手に選んで良かったぁーっ! オレ幸せすぎて笑いが止まんねぇよお! 2人で役目を果たそうな、そんでもって一足早く大人への仲間入りしようぜっ!」

  「わっ、ゆ、侑成ってば、テンション上がりすぎだって!」

  高揚する気分のままにがばっと抱きつく侑成の抱擁を受けて遼河は距離の近さにあたふたしつつ、短い尻尾がピコピコと左右に揺れているのは本人も無自覚だった。

  そして迎えた当日、遼河と侑成は村で一番の規模を誇る村長宅へとやって来ていた。大広間には村長の他に大人たちが何人か集まり、左右に分かれて真剣そのものな顔つきをする。

  その中心に正座する2人は、村長に向かって頭を下げ成人の儀が行われる際の文言を揃って放つ。

  「村長並びに村の方々、本日はお集まりくださって誠にありがとうございます。私たちが肉体的にも精神的にも成熟していく過程をどうかお見守り頂く様、何卒よろしくお願い致します」

  「うむ、相分かった。向こうに布団を敷いてあるから、雄交尾の段取りや手順については全てお主らの判断に任せる。儂らはあくまでその様子を見守るだけじゃ。くれぐれも喧嘩は控えるのじゃぞ、これは神聖な儀式であり力を合わせて営む共同作業なのだからな」

  その言葉にはいと返事して2人は立ち上がる。今日の格好は白い六尺褌のみを身に着けたほぼ全裸という軽装であり、予め服を脱ぐという手間が省かれた徹底ぶりだ。

  畳張りの床に敷かれた布団の上で遼河と侑成はあぐらをかいて向かい合い、さてどうするかとぶっつけ本番での情事を開始する。

  「なぁ、侑成。雄交尾ってまず何したら良いんだ? 俺こんなの経験ないし、頼むからリードしてもらいたい」

  「そのつもりだ、オレに任せといてくれ。本番を前にネットでセックスの流れってやつを調べて頭に叩き込んだからよ。で、それによるとペッティングから始めるのが一般的らしい」

  「ぺ、ペッティング? ってどういうのなんだ?」

  「実際に挿入する前段階としてお互いの身体に触れたり愛撫したりするのが、性的興奮を高める意味合いで必要なんだってさ。てな訳で早速やってみようぜ。遼河、寝転びながらリラックスした状態で触らせてくれよ」

  「う、うん。じゃあよろしく」

  緊張した様子の遼河は言われるがままに仰向けでごろんと身体を投げ出す。そこに上から覆い被さる侑成は遼河の胸に舌を這わせ、ペチャペチャと音を鳴らしながら乳首の周りをねっとりと舐り始める。

  「ん、あ、はぁっ、うぅんっ、ふっ、くあっ、はうっ」

  侑成の責めに対し、微弱ながらも確かな気持ち良さを享受する遼河が上擦った声で途切れ途切れに喘ぐ。まだ未成年である2人の情事は拙く初々しさに満ち溢れているが、それはそれでまた大人の世界に染まっていない若さならではの魅力とでも言うべきか。不思議と惹き込まれる空間が形成されていた。

  「遼河めっちゃ感じまくってんじゃん。オレの舌がそんなに気持ち良いのか? 正直に言ってみな」

  「⋯⋯う、うん。気持ち良い。もっと、責めてほしい」

  「可愛い奴め、そういうところにオレは惚れてるぜ。じゃあチンポを触ってやるよ。見た感じ褌も濡れてきてるみたいだからな」

  そう言い侑成が遼河の褌の前袋をずらし、中から屹立した男根を引っ張り出す。亀頭は先走りによって湿り、ビクビクと小刻みに脈動して早く触れられたいとばかりに打ち震える。

  「美味そうなチンポだな。しゃぶらせてもらうぜ」

  背中を曲げて前かがみになった侑成は、遼河の股座で自己主張する肉棒を大きく開けた口内に咥え込み、舌を這わせてグポグポと上下に動かしフェラチオを行う。

  誰かから口淫を受けるのが初めての遼河は舌の感触と包まれる温かさにとてつもない快感を覚え、先ほどよりも一段と大きな喘ぎ声を上げて身悶える。

  そんな相方の反応に侑成も嬉々とした感情で満たされ、もっともっと気持ち良くなってもらいたいという奉仕の精神に突き動かされる。そこで侑成が取った行動は、遼河に向けて己の尻穴を差し出す事だった。

  「ゆ、侑成⋯⋯?」

  「遼河、オレのケツにチンポぶち込んでくれ。お前と一つになりたいんだ。前もってシャワーで浣腸してきたから綺麗だし、この日の為に解してきたから心配はしなくて良い。思いっきり掻き回してアナル犯してくれよ、頼むからさ」

  「⋯⋯うん、任せてくれ。俺は童貞で雄交尾の経験ないけど、頑張って侑成を雌にしてみせる。2人で一緒に、何回でもイキまくろう」

  迷いが消えた表情の遼河は侑成の尻穴に亀頭をあてがい、腸内へと押し込んでから激しく腰を叩きつけてピストン運動へと移行する。パンパンと乾いた音が室内に響き渡り、そこに艶やかな嬌声が重なってハーモニーを奏でる。もはや村の人間らに見られている事も忘れ、2人だけの世界にのめり込んでいた。

  「んおおおおおおっ!! チンポすげぇっ、ケツマンの最奥まで届いてるうううぅぅぅぅっっっ!! ぎもぢいいいいいいいいいいいっっっ!!」

  「侑成のナカっ、トロトロに絡み付いて締まりまくってるっ、腰振るの止まんないっ! このまま中に出して良いっ!?」

  「あぁっ、遼河のザーメン注いでくれっ! とびきり濃いザーメン種付けしてオレを孕ませてくれよおおおおっ!!」

  「分かったっ、侑成のマンコに種付けするっ! うっ、精液、上がってきたっ⋯⋯! イクッ、イクッ、イクウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥッッッ!!」

  「オレもッ、おっ、んおおっ──いっぐううううううううううううーーーーーーっっっ!!」

  共にけたたましい雄叫びを上げて2人は甘美なる絶頂へと達し、欲望の証である白濁液を最大まで張り詰める肉根からそれぞれ吐き出した。

  腸内で凄まじい量の子種を打ち放った遼河は気持ち良さの余韻に浸るかの如くブルリと肉体を震わせ、全身の力が抜けて膝立ちの姿勢を保っていられず結合したまま侑成にしなだれかかる。

  一方の侑成もまた身体の内側から押し出される格好でトコロテンによるメスイキを享受し、倒れてきた遼河の裸体を両手で受け止め抱き締める。ハァハァと荒い呼吸を繰り返す両者は無言で見つめ合い、顔を寄せて激しい運動により乾いた唇と唇を熱く重ね合わせた。

  その一部始終を見届けた村の大人たちは、今年の成人の儀が無事やり遂げられた事を確認し二言三言と何か言葉を交わしてから部屋から退室する。それにも気付かずに遼河と侑成は互いに火照った肉体を抱き合って心地良い気怠さが導くまま、目を閉じてしばし夢の世界へと旅立つのだった。

  ──伝統的な風習による大役を務め上げ、学校でも一躍ヒーロー扱いとなった2人は心が通じ合い恋人同士の関係になった。意外にも甘えたがりな性格の遼河は、たとえ授業中でも淋しくなると隣の席の侑成に大きなガタイをぴったりとくっつけてくる。まるで母熊に愛情を求める子熊の様ないじらしさに、侑成はニヤニヤと口元を緩ませて優しく頭を撫で回す。

  「どうした? 今は授業の最中だぜ、先生の話に集中しないとダメだろ」

  「う、うん。分かってるけど⋯⋯侑成に、甘えたくなっちゃって。ご、ごめん。鬱陶しいよな」

  「いや、ちっともそう思わねぇよ。ただ一つだけ困るのは、こんな可愛いお前と四六時中こうしてたらオレの理性が保ちそうにないって点だ。今すぐにでもヤりたくなっちまう」

  不敵な笑みを浮かべながら侑成が机の下でこっそりと遼河の股間を弄る。男子高校生の性欲は無尽蔵であり底が知れない。担任の教師もそれを理解しており、2人のやり取りに「ハメを外しすぎるなよー」と注意しつつも温かな視線を送っていた。