薄暗い蛍光灯が俺達を照らしていた。俺は諦めの境地でこの状態を受け入れ、虚無な瞳で目の前をただ見つめていた。
虎獣人の俺、フルダは壁尻にされていた。
俺は都会一の繁華街、そしてもっとも治安の悪い雑居ビルの地下3階で全裸で手首、尻、太ももと胴体、顔、腕が壁で遮られ手首、尻、足首が硬く壁の穴に固定されて身体が折りたたまれた体勢になっていた。胴体、顔はクッションが乗せられた台の上に乗せられるようになっており体勢的な負担なほぼない。ただ肉体的に出来ることはなく、ただただ自分の尻を壁の向こうで好きなように扱うのじっと待ち耐える以外にすることがなかった。
俺はとある事情から壁尻の闇バイトをするようになっていた。今回はこれで2回目だった。初めて壁尻バイトをした時は驚きで頭が回らなかった。壁の向こうの顔も見えない人達にケツを好きなようにされて俺は苦しく、屈辱的で、そして何より痛かった。
俺は初めての壁尻バイトを終えるとケツが痛すぎてヨロヨロとしか歩けず、なんとかコンビニで軟膏を買ってケツの周り、ケツの中に軟膏を塗り込んでようやくまともに歩けるようになるほどだった。
そして今夜も俺は壁尻をするバイトをしていた。
このバイトは誰もが想像出来るような屈辱感やケツを乱暴に扱われる痛みがあるが、実はもう一つの苦痛があった。
それは同じ時間に壁尻をしている人との気まずさである。
地下3階の壁に3体の壁尻が用意され、客はそのケツを金を払って好き放題出来る。しかし当たり前だが壁の向こう側には俺のような人間がいる。つまり壁の向こうには壁尻にされた3人の人間が顔を見れる形でいるということだ。
真ん中に位置する俺から今日は右を見ればガタイのいい熊獣人のオッサン、左を見れば更にガタイの良さそうな象獣人のオッサンが壁尻にされていた。
俺達はこのままの状態で一夜壁尻にされたまま共に過ごさなければならないのだった。
*****
俺は大学進学をし都会に出て一人暮らしをすることになった。初めての一人暮らし、俺の胸は高なかった。ずっと一人暮らしを夢見てきていた。そしてそれがようやく叶った。大学受験を頑張ったことが報われたと思った。
そしてこれもまた夢にまで見たキャンパスライフ。もちろん同期などと飲み会や旅行などする華やかな大学生活も夢見た。ただ俺は自転車にも興味があった。
子供の頃に子供用ではあるがMTBを買ってもらった俺は買ってもらった日から街中を走り回った。歩いた時では時間のかかるところもバイクに乗ればあっという間だった。俺は夢中で街中を走り回りバイクへの愛着を深めていった。
バイクに乗り始めてすぐ、子供の頃から俺はトラックレース、ロードレースという自転車競技があることを知った。トラックレースは競輪という形でなんとなくは知っていたがロードレースという公道を走るロードレースは初めて知った。ロードレースをテレビや動画で見る機会は少なかったがたまたまテレビでその様子を写した映像を見た時に釘付けになった。
競技者達が群れになって一心不乱に漕ぎ続ける熱い姿、観客達の熱狂、そして次々と風景が変わっていく姿はまるで旅をしているようで夢のようだった。
自分は子供ながらに自転車競技に参加したいと思うようになっていっていた。しかし中学、高校と自転車部は存在せず、その上ロードバイクの値段を調べてぶっ飛んだ。とてもじゃないが子供に手が出るような値段ではなかった。俺は子供の時はロードバイク購入はすっぱり諦めて安価なMTBを買い替えながら子供時代を過ごした。
大学生になり俺は夢だった自転車部に勧誘を待たずして入部しロードレースをすることを目指すことになる、と思われた。
しかし違った。自転車部には入部した後に部活動紹介としてロードレースを行う部門とトラックレースを行う部門を紹介され、そして実際に行っているところを見学させてもらった。
ロードレース部門には相変わらず子供の頃から夢見た華やかさを感じた。魅力的だった。
しかしトラックレースの様子は俺に意外な印象を残した。そのスピード感、迫力、一心不乱にべダルを漕ぐ姿に俺は不思議なくらい胸が焼かれた。俺はロードレース部門に入らずにトラックレース部門に入ることを決心し、ロードレース部門に関しては趣味程度に留めることにした。
新しく部活動を始めるのは新鮮で楽しかったがトレーニングの厳しさは思った以上だった。ただがむしゃらにペダルを漕ぎ続けるだけだと思っていたがペダリングにも繊細に筋肉を使って漕ぐこと、全体の走りを通しての戦略性、そして何よりそれを可能にする脚力を鍛える筋力トレーニング。
筋力トレーニングはスクワット、デッドリフト、バーベルランジを中心に週3回行われた。実際にトラックレーサーに乗ってのトレーニングも厳しかったがこの筋力トレーニングの過酷さに俺は初め心が折れかけた。少し前までただの高校生だった自分にとってこの筋力トレーニングメニューは異次元だった。毎回トレーニング終わりには立てなくなるほどヘトヘトになり思わず部活を辞めたくなるほどだった。しかし俺の臀部と太ももはモリモリと太く盛り上がっていった。
ただトラックレースに挑んでいる時の爽快感はいつも俺を自転車競技へと引き戻してくれた。
そんな中で問題になるのは自分だけのトラックレーサーだった。トラックレース用の自転車は軽く20万円はする。更にチューニングやアップグレードを考えると値段はもっと積み上がる。俺は初め部で保持しているトラックレーサーを使用していたが部員は誰でもどうしても自分だけの自転車が欲しくなる。先輩から部品などを買取る形で割安で始めることも無理ではなかったが自分はどうしても新品の自分だけの自転車が欲しかった。
そして俺は親に泣きついた。親へ電話し、自分が今部活でトラックレースをしていること、そしてトラックレーサーを買うことに20万円が必要であることを告げ、なんとか工面することは出来ないかと申し訳無さそうに相談した。
初め親は20万円という金額に驚いて反対する文句を言い始めた。しかし話し合う内に自分の息子が大学生活を楽しんでいることを感じ取ってもらえたのかグチりながらもなんだかんだ20万円を貸してもらえることになった。俺は親に月々少しずつだがお金を親に返していくことを約束した。
俺はこうして広い意味での負債者になった。思えばここで相手が親とはいえ「お金を返さなければ」という焦りの気持ちが少しでも生まれていたのかもしれない。
俺は自分のトラックレーサーを手に入れて舞い上がった。日々の厳しいトレーニングも自分だけのトラックレーサーと一緒だったら楽しく感じられた。俺の楽しい大学生活は軌道に乗った、と思っていた。
今にして思えばそれは悪魔の囁き、破滅の始まりだった。
俺は大会と大会の間の比較的自由のきくある時期に友達と遊んでいた。サークルやそれに入らずに大学生活を送っている友達は自分よりも気楽で楽しそうに見えたが俺は自身の部活動に満足していた。
そんな中で友達からパチンコへ誘われた。もちろん、パチンコ・パチスロという存在は知っていたもののギャンブルやせっかくのお金を無駄にしてしまうことから全くと言っていいほど興味がなかった。
しかし友達との飲み会の前の空いた時間に何もすることがなく俺は仕方なく友達に連れられてパチンコ店へと足を踏み入れた。
中は恐ろしいほどの騒音で俺はそれだけで店から出たくなった。しかし友達がグイグイと俺を引っ張っていって店の奥へと連れて行った。
友達はすぐに「この店のこの台は結構釘が甘い」と言って俺にその台へ座らせ、友達は俺の隣に座ってパチンコを打ち始めた。
千円札を入れハンドルを回すとパチンコ玉が出始めた。友達に「ここに玉が入るような感じにしたらハンドル固定しとけ」だけ言われてそのままだった。何が面白いのか分からなかった。玉が友達の言っていた箇所に入ると目の前でよくわからない演出が入り、そして元に戻る。その繰り返しだった。そしてどんどんとお金が吸い込まれていくことに気持ち悪さと焦りと友達への怒りがフツフツと沸いてきていた。
しかし、ある時玉が入った時に出た演出でそれを横目で見ていた友達が肩を掴んできた。「おい、これ熱い保留だぞ、おい!」。友達の言っていることも分からなければ友達が何に盛り上がっているのかも分からなかった。
そしてほどなくして俺の台は当たった。確変というものに入ったらしく俺は友達に言われた通りにハンドルを右に回しきったまま目の前の綺羅びやかな演出をぼーっと眺めていた。眺めている内に台からパチンコ玉がドンドンと出ているようでそれは装置によって自動集計されていく。俺は自分の台がどんな状況になっているのか全くわからなかった。
友達との飲み会の時間が迫っていたが俺の台は止まらなかった。友達にも相談したが「少しぐらい遅れても良いから打ち続けろ!」と言われてうち続けた。ただただよく分からない時間だけが過ぎていった。
飲み会の約束の時間に遅れると連絡をしてからしばらく経った後に俺の台は大人しくなった。友達は負けているようだったが「もうやめろ。すぐ換金しよう」と言って俺を台から立たせると台からカードを取ると景品交換所、そして換金所へと向かった。
友達は手際よくそれらの作業をすると俺に10万円を渡してきた。俺は一瞬意味が分からなかった。「ほら、お前の出した分だよ。ビギナーズラックってあるんだな、やっぱ!」と友達は言って自分は負けているのにもかかわらず気分良さげに飲み会へと向かっていった。
俺は10万円を握りしめながら震えていた。あの一瞬で俺がコンビニバイトを頑張る何十時間分ものお金が一気に手に入った。衝撃だった。今にして思えばこの時に大負けしていればこんなことにはならなかったのかもしれない。
それから俺はパチンコ・パチスロへとのめり込んでいった。パチンコ・パチスロに詳しい友達に色々と聞きながら俺は色々な台を打っていった。友達の言う通りにしていると少しの上下はあるもののお金は着実に増えていっていた。思えばこれもただのビギナーズラックに近いものだったのだろう。
部活動は自転車が本当に好きだったこともありおろそかにしなかった。学業の方もほどほどに頑張っていた。しかし空いている時間はパチンコ・パチスロを打つような大学生活へとなっていっていた。
いつしかパチンコ雑誌で自分一人で台の仕組みを勉強し友達がいなくても一人で打ちにいくことが増えていった。俺は勝手にお金は増えていくものという固定観念から収支の記録はつけていなかった。
そしてパチンコ店によくいくようになると店に入り浸っている人達ともどんどん仲良くなっていた。中でもどぎついピアスを耳や舌にし、派手なタトゥーとした中年のオオトカゲ獣人のカワダさんとも仲良くなっていった。初めは近寄りがたり風貌と雰囲気をしていたが俺がその店に足繁く通うようになると顔見知りになり、そしてすこし会話をするようになり、次第に台の情報などを交換するようになっていった。
俺はその店で儲けると家賃と親へ借りたお金の返金にすぐに充てて、その後に残ったお金を好きなことに使っていた。
その生活は初めは上手くいっていた。店に行き、いい台を選び打てば金が手に入る。俺の感覚はどんどんと麻痺していった。
俺はある時台を打っているとなかなか当たらずに手持ちのお金がなくなってしまった。俺はATMへとお金を下ろしに行き、そしてお金を下ろした後の僅かではあるが自分の貯金残高を見て驚愕した。
貯金残高が確かに減っているのだ。俺はてっきり打ちお金を儲けていると思っていたがジワリジワリとお金が減っている、負けていっていることに気が付かなかった。
俺は焦り怖くなった。ここで踏みとどまればよかった。しかし俺は負けたお金は勝って取り返せばいいという考えから抜け出せなかった。完全に中毒になっていた。
それからも俺は頭のどこかではヤバいと思いながらもパチンコ・パチスロで勝ちお金を儲けるとそんなことはどうでもよくなってしまっていてやめることが出来なくなっていた。
そんなある日俺が性懲りもなくパチスロを打っていると手持ちのお金が尽きた。俺はまたいつものようにATMにお金を下ろしに行ったが、お金がなかった。俺の貯金は全てパチンコパチスロに飲み込まれてしまったのだった。俺は確かに驚いたがそれはいつか来ることだったと心のどこかで思っていた。俺は(そろそろ潮時か……)と喪失感を感じながら店を後にしようとしたその時だった。
「おいお〜い、どうしたフルダ?金なくなっちまったの?」
ドギツイ風貌の店の常連、カワダさんが俺の肩を掴んでいた。
「あ、はい、金なくなっちゃって……そろそろパチスロとかやめよっかなって……」
「おいおい、あの台もう少し打てば天井だからもったいねぇぜ。金は俺が貸してやるよ」
そう言ってカワダさんは財布から俺に万札を数枚渡してきた。
「え、いや、そんな受け取れませんて。当たっても返せるかどうか分からないし……」
「そんな今日明日で返せって言う訳ないじゃん。その内返してくれればいいよ、その内。店の友達いなくなんの寂しいしさ」
カワダさんはそう言って俺にお札を押し付け俺の肩を掴んで打っていた台に引き戻した。俺は不安を感じながらカワダさんのお金で台を打ち続けた。そして台は約束された当たりへと到達し、カワダさんから借りたお金分以上のメダルを吐き出した。
「な?諦めなくてよかっただろ?これからもさぁ、お金に困ったら俺にいいに来いよ、金貸してやるからよ」
「そ、そうっすね……」
俺はこうしてまたしても後戻りするタイミングを逃してしまった。
こうして俺はカワダさんにお金を借りる機会が増えていった。当たれば返し、負ければ次の日また返すんでと約束をして店を後にしていた。お金に関しては完全に麻痺し、そしてお金を借りるということにも全く抵抗を感じなくなってしまっていた。
そんなある日、俺が運命に捕まる日がやってきた。
俺がいつものようにパチスロを打ち負けまくっていた時に相変わらずカワダさんが店にいた。俺は持ち金がなくなったのでいつもの調子でカワダさんに気安く近づきお金の無心した。いつもはヘラヘラと笑いながらお金を貸してくれるカワダさんを予想していたが、違った。
「は?お前何いってんの?」
真顔のカワダさんだった。真顔のカワダさんはその風貌も相まって恐ろしかった。俺は一瞬でいつもの雰囲気ではないこと、自分がマズいことしてしまったことを察した。俺は顔も身体もこわばらせ身動きできないでいるとカワダさんはスマホをいじり俺に画面を見せてきた。
「お前、俺に何万借りたかわかってんのか?あ?」
俺はカワダさんが差し出したスマホの画面を見ると50万円以上の金額が映し出されていた。俺は思わず唾をゴクリと飲み込んだ。
「お前自分のジョーキョーよく分かってねぇな?おい、ちょっとこっち来い」
恐怖で身動きが取れないでいる俺をカワダさんは腕を掴み店から連れ出すと店の裏道へと俺を立たせた。そしてカワダさんは俺のことを見もせずにスマホをスッスッとイジっていた。
「お前さぁ、すぐにこの金返すあてねぇだろ?なぁ?どうせバイトでもして月々少しずつ返済しますとか言うんだろ?あほか。俺はそんな悠長じゃねえの。おい、身分証出せ」
俺は怖くて喉をカラカラにしながら言われるがままに運転免許証を財布から差し出していた。するとカワダさんはスマホでそれを写真で撮りまたスマホをイジり出した。
俺が言葉も発せずに震えているとカワダさんがスマホをイジるのをやめてからしばらく経つと俺達の前に黒いバンが止まった。
「おい、乗れ」
俺は返事を返すことさえ出来ずに言われるがままに車へ乗った。カワダさんは俺の後に車に乗ると扉を閉め、運転手に車を出すように告げた。
これから起こる事態に俺は頭が真っ白になった。どうなるのかはわからなかったが最悪の方向へ事態が動いていることだけは確かだった。
「ん〜、こいつどうします?」
「別になんかやらせればいいんじゃね?」
カワダさんはスマホをイジりながら運転手の犬獣人と会話をし始めた。
「ん〜、なんでもいいけど出来るだけ利率のいいやつがいいなぁ」
「まぁそりゃそうだろ」
するとスマホから顔を上げたカワダさんが椅子の隅でガクガク震えている俺を見てニヤリと笑った。
「だ〜いじょ〜ぶだよ。別に殺したりしねぇからさ。殺したら金返ってこねぇし」
カワダさんはニヤニヤしながら俺の肩をポンポンと叩いた。
「なんかヤベェことになっちまったって思ってんだろ?まぁヤベェことにはなってんだけどさ。でもさ、お前が思ってるほどヤバいことにはなってねぇから。ちょっとどうにかしてお金返してもらってその上俺達もちょっと利息なんかもらえたらイイネって感じ」
俺はカワダさんの言葉に少しずつではあるが落ち着きを取り戻し始めていた。
「ん〜、でも何してもらおっかなぁ〜。やって欲しいことは色々あんだけど、悩んじゃうなぁ〜」
カワダさんはスマホをスクロールしながらそうボヤいた。俺は少し落ち着いたとはいえこの後自分がどうなるか考えるだけで頭が空回りしボンヤリと車の中の一点を見つめ続けることしか出来なかった。
そしてそんな様子の俺を見たカワダさんがまた俺にヘラヘラしながら話しかけてきた。
「そんな緊張すんなって。なんかすげぇ悪いジョーキョー考えてんだろ。そうはならないって。例えばな、お前をどこかに売り飛ばすとか出来るわけ。でもな、そうすると当たり前だけど捜索願とかが出てきちまうわけ。それってすんげぇ危ねぇし面倒なのよ。その他にはさぁ、メチャクチャ儲けられる仕事ってのもあるけどよ、それをお前みてぇな素人がやると最近リスク高くてヤベェんだわ。だから安全にお前使ってお金儲ける方法考えてんだけどどうしようかなって。昔はこういうので骨の髄までしゃぶりつくしてたんだけどよ、最近警察も弁護士も活動が活発でよ、そーゆーことも出来ねぇってわけ。だから借りた金と利息分返せたら解放すっからよ、そんな緊張しなくて大丈夫よ」
カワダはそう言うと俺の肩をポンポンと叩くといきなり真顔で俺に近づけた。
「警察とか相談いったらタダじゃおかねぇからな」
俺はカワダさんの方を見る勇気はなくただただ身体をこわばらせるだけだった。
「ん〜、どうしよっかなぁ〜……ん?」
カワダさんはどうやら俺の身体を頭から足まで観察しているようだった。
「お前さぁ、前から思ってたけど結構ガタイいいよな?なんか運動してんの?」
俺はかすれそうな声を振り絞って答えた。
「……はい、やってます」
「ふーん。結構いい尻と脚してんじゃん。じゃあ壁で決まりだな、壁。わかる?」
「……わかりません」
「最近楽でいいんだわ。大体こういう時って身体使って金稼いでもらうんだけど、普通のヤツだと色々トラブルとかあってメンドイの。でも壁は場所用意するだけで簡単に金稼げるからいいんだわ。壁、わかる?壁から尻だけ出して好きにケツ掘ってもらうの。別に特別なことしなくていいからさ、壁から尻だけ出してりゃいいの、簡単だろぉ?」
俺は言われたことが今ひとつ分からず混乱しているとカワダさんが今となっては邪悪な笑いで俺を覗き込んだ。
「文句言わずに続けてりゃ結構早く解放されるからさ、お前まだ運がいい方だぞ?」
俺が言葉を出せずにいると車は都市一の繁華街へと到着したようだった。
*****
「……っていう訳で、今こうして壁尻バイトしてます……」
俺は右隣で壁尻にされているガタイのいい熊獣人のオッサン、タニダさんに自身の境遇を話した。
「そうか……まぁ身から出た錆っつーやつだけど、まだ兄ちゃん運がいい方だぜ。話聞いてる限り大人しくしてりゃすぐにこのバイトから解放されるぜ。ちょいとたけぇけど社会勉強代ってやつだな」
「そう、っすよね……はぁ〜、なんで俺もあんな人に金借りまくってたんだろ、馬鹿過ぎる……」
壁と太ももと手だけを壁の向こう側に差し出した間抜けな体勢で俺はため息をついた。
「……タニダさんは……ここ、結構……その……長いんすか?」
「……ん、まぁな……そこそこいる」
「タニダさんは、なんでこうなったんすか?……あ!いや、話したくなかったら話さなくていいっす!」
タニダさんはふぅとため息をついて目を瞑ったまま俺に答えてくれた。
「いや、いい。話していると気が紛れる。俺は元は会社の幹部になることが約束されていた。もちろん妻も子供もいた。しかし俺は完全に浮かれていた。同じ会社の女に手を出しちまった。社内不倫だな。それが会社にバレちまうし、手を出した女にも子供が出来るで滅茶苦茶だ。妻とは離婚、もちろん養育権は妻の方。会社は社内不倫が取引先とかにバレて信用問題になって懲戒解雇処分になっちまった。手を出した女にも子供が出来て養育費を払う必要がなる。だが懲戒解雇処分は経歴に残っちまうから転職もうまくいかなくてな。妻と子供たちへの養育費にまともに働けない俺自身の生活費で、どんどん貯えが失くなっちまって、気がつけばこんなところにいるっつーわけだ」
「……大変っすね」
「大変も何も、お前と同じ身から出た錆だな、俺が全部わりぃ。でもここにずっといるわけじゃねぇ。金がある程度貯まったら普通に生活出来ねぇか外で頑張って、またダメで、そこでここに戻ってくる、その繰り返しだ……」
俺はタニダさんの哀愁のある語り口に心底感情移入していた。タニダさんは「俺みたいにはなるな」と言っているようだった。俺も金に関して馬鹿みてぇなことしちまった。でもこのバイトが終わったら生まれ変わったように人生を生きようと心に誓った。
タニダさんとそんな話をしていると壁の向こうに人がやってくる気配があった。壁の向こうで聞き取りづらいがゲラゲラ笑いながら何か話しているようだった。
「俺こっちにするわ、この熊オヤジのマンコがフワトロでマジ気持ちいいんだわ」
「俺はこっち。見てみろよ、このケツと太もも、この前来た時初めて見つけたんだけどよ、こいつすげーだろ。マジでバチクソに犯したくなるわ」
「確かにすげぇ尻と太ももだな。後で交換しようぜ」
壁の向こうの二人組が俺の尻をビシリッと叩いた。
「ヒグゥッ!」
「こいつまだ壁尻歴浅いっぽいからケツほぐさないとチンポ入んねえだ」
「はっ、確かにキツマンそう」
2人の会話が終わると俺のケツの中にローションでベットリ塗れた指がヌルリと入り込むと俺のケツの中をズチュズチュと撫で回し、そして手慣れているのかケツの弱い部分指先でグイグイと押し付け始めた。
グッチュグッチュグッチュグッチュグッチュグッチュグッチュグッチュッッ♥
「ふほぉッッ!……はッ!……はぅッ!……はぅッ!……はぅッ!……あぅッ!……ふぅんッ!」
「兄ちゃん、まだケツは慣れてねぇのか」
タニダさんが真横から俺に小さな声でささやきかけてきた。
「んふぅッ!……はぁいッ!……まだッ!……ケツッ!……慣れなくてッ!……くふぅッ!」
「出来るだけ力抜いとけ。それしか出来ることねぇ……あびゃふぅんッッッ♥」
ドブチュンッという音と共にタニダさんの身体が前にグイッと押し出された。壁の向こうで客がいきなりチンポをケツに突き立てたようだった。
ドッヂュンッッドッヂュンッッドッヂュンッッドッヂュンッッドッヂュンッッ♥
「ほッ♥ ほッ♥ ヂンポッやっばぁッ♥ いぎなりッヂンポッ反゛則゛ッ♥ ケヅッッイッッッグ♥ いぎなりッッイッッッグ♥ ふほッ♥ ふほッ♥ ケヅイグッッケヅイグッッケヅイグッッ♥ ぢょっとッッ待゛って♥ このヂンポッッやッッッッばい♥ かもッ♥ 相゛性゛ッッよすぎぃぃッ♥ まッッッたイグ♥ イグイグイグッ♥ ケヅッッイッッッッグ♥」
俺のすぐ隣であれほど冷静だったタニダさんが一瞬で目を見開き、歯を食い縛りながら歯の隙間から唾液を垂らし、上半身をバタバタと暴れさせた。しかし身体を固定している壁は頑丈に作られているのかビクともしなかった。
俺は俺でケツが十分にほぐれてきてしまったのか、客の手慣れた手マンも勢いづき俺のケツの中に快楽を生み出し始めていた。
グヂュグヂュグヂュグヂュグヂュグヂュグヂュグヂュグヂュグヂュッッ♥
「はッはッはッはッ! やばッ! ケツッッ気持ちいいかもッッ! やばッ! この手マンッッやばッッいッ! ケツ感じちゃうッ! クッッソッ! なんでッッケツなんかでッ! クソッッ! クソッッ! おッんほぉッ!」
俺のケツの中を手で一通り蹂躙するとヌポォッと指が引き抜かれる。もちろんそれで客が満足するわけはない。すぐに俺のケツに硬く熱い棒がピトリッ押し当てられるヌププッと中へ驚くほどすんなりと肉棒を迎え入れてしまった。
グッッップンッッ♥
「んッッぐぅッッ! お腹ッッ苦しッ! クソッ! 早く終われッ! クソッ!」
俺の客がグッポリと奥まで挿入し終わると隣でタニダさんを犯しまくっている客と同じぐらいのスピードで俺の客は俺の尻尾を引きちぎれるほど強く引っ張りながら腰を動かし始めた。
ズップンッッズップンッッズップンッッズップンッッズップンッッズップンッッ♥
ドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッ♥
「ふぐぅッッ! ぐぅッッ! ぐぅッッ! くぅッッ! クッソッ! クッソッ! なんでッ! 俺がッ! こんなことッッ!」
「ひょッ♥ ほひょッ♥ ふんぐぅッ♥ ケヅッッイグイグイグッ♥ 止゛んなッ♥ もうイ゛ってぐれぇッ♥ 身゛体゛がッッも゛たんッ♥ あ゛んんんんんッッ♥ ヂンポッッグリグリッッや゛めれぇッ♥ グリグリらめぇッ♥ ケヅッッま゛たッッイッッグッッからぁッ♥ やばッ♥ やばッ♥ このヂンポォッッまッッずいッ♥ ま゛たイグッッイグッッイグッ♥ ふほぉッ♥ ふほぉッ♥ ふほぉッ♥ まッッッずぃッ♥ ケヅッッまずぃッ♥」
壁尻の使用は時間制ではなくお金を払えばいくらでも犯せるシステムだった。つまり客が満足するまでケツをチンポで犯すのは止まらない。いくらこちらが泣き叫んでもその声は届かないし、何の意味もない。ただ時間が過ぎ、客が満足するのを待つ意外にないのだ。
「あぁ〜、あんま慣れてないケツぶち犯すのたまんねぇわ。それにこの尻すげぇわ、かぶりつきたくなる」
そう言うと俺の自転車部で鍛えた丸みを帯びたケツを客がピシリッと叩いた。その突然の衝撃で俺は思わずケツをキュッと締めてしまい、俺の中が客のチンポにみっちりと吸い付き、そして弱いと思われる部分にグチャリッとチンポが突き刺さった。
パシィィィンッッ♥
「おッッッッぐぅぅぅッッ♥ あれぇッッ♥ やばッッ♥ チンポッッ気持ちいぃかもッッしんないッ♥」
「あっすっげぇ締まる!このケツ叩き甲斐があるわ、たまんねぇ!」
客は俺の尻を叩くことでケツがギュチッと締まったことが気に入ったのか更に強く俺の尻を叩く。すると俺も反射的にその強さに応じたケツの締まりをしてしまいチンポに俺の中を絡ませることになる。そして更にケツの締まりをよくするためか俺の尻尾をグイグイと引張まくるのだった。
バシィィィンンッッ♥
「ひぐぅぅッッ♥ ケツ締まってッッ♥ チンポ感じちゃうッッ♥ やばッ♥ 俺ッ♥ チンポでッッ感じちゃうッ♥ くそッ♥ 嫌だッ♥ チンポで感じるなんてッ♥ 嫌だッ♥」
バシィィィィィンンンッッ♥
ドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッ♥
「あッ♥ あッ♥ あッ♥ あッ♥ まずッ♥ 今゛ッッケツ締゛まってるッッ♥ ヂンポッッダメッッ♥ 動゛かないでぇッ♥ おぅんふッッ♥ ほふぅッッ♥ ふッ♥ ふッ♥ ヂンポやばいッッかもッッ♥ ヂンポやばいッッかもッッ♥ 嫌゛だッ♥ 嫌゛だッ♥ いやらぁッ♥」
それから客はリズムを掴んだのか俺の尻を小気味よく鋭く叩きながらチンポを激しく出し入れし始める。俺のケツはまだチンポを受け入れてから日が浅い。しかし客にそんな都合は関係ない。客はただ自分のチンポを気持ちよくさせるということだけを考えて無遠慮に腰を叩き続けるだけだった。
バシィィィィンッッ♥ バシィィィィンッッ♥ バシィィィィンンッッ♥
ボヂュンッッボヂュンッッボヂュンッッボヂュンッッボヂュンッッボヂュンッッ♥
「しゅごッ♥ しゅごッ♥ やばッ♥ やッッッばいッッかもッ♥ な゛んかッッイ゛ッッッッぢゃうッ♥ やばッ♥ まずッ♥ あ゛んッ♥ あ゛んッ♥ あ゛んッ♥ あ゛んッ♥ 待゛ってッッ♥ 待゛ってッッ♥ な゛んかッッ変゛ッッ♥ な゛んかッッ変゛ッッ♥ な゛んかッッ変゛ッッ♥ イ゛ッッッッッッグぅぅぅぅぅッッ♥」
ビュルルルルルルルル〜〜〜〜〜〜〜ッッッ♥ ビュリュリュリュリュリュ〜〜ッッ♥
俺はケツにチンポを出し入れされることで射精をしていた。それはいつもオナニーしているのと何も変わらない射精だった。しかし変わっているのは俺のケツの中がビクビクと痙攣し、締り、客のチンポを感じ、そして締まることでよりチンポが俺の中の弱い部分を抉り、それが更なる快感を生み出し永久に気持ちよさが続くということだった。
歯を食い縛り、耐える。しかし俺の中から無尽蔵に湧き上がり跳ね上がる快感に思わず言葉が漏れてしまう。
バシィィィンッッ♥ バシィィィィンッッ♥ バシィィィィンッッ♥
ドチュンッッドチュンッッドチュンッッドチュンッッドチュンッッ♥
「ふひょッ♥ ほぉッ♥ ケヅッッなんがッッ変゛ッ♥ 気゛持゛ちいッッ♥ ケヅッッしゅごッ♥ ずっとッッ気゛持゛ちいッッ♥ はッ♥ はッ♥ はッ♥ ケヅッッびくびくッッしゅるぅッッ♥ 怖゛ッッ♥ 俺゛ッッどうなっぢゃッ♥ ケヅッッ止゛まらなッ♥ ほふッ♥ ほふッ♥ ほふッ♥ ケヅッッやっばぁッ♥ ヂンポがッッ気゛持゛ちよくッッしゅるぅぅッッ♥ ヂンポがッッ気゛持゛ちいッッ嘘゛ッ♥ 嘘゛ッ♥ そんにゃのッ♥ あ゛りえ゛ないッ♥ でもッッ気゛持゛ちいッ♥」
隣ではタニダのオッサンがもう目の制御がきかなくなったのか真上を見ながら口をあんぐりと開けたまま壊れた人形のように叫びながら上半身を常にビクンビクンと震わせている。先程から客は全く休むことなく速いリズムでチンポをケツに叩きつけているようだった。
ズパンッッズパンッッズパンッッズパンッッズパンッッズパンッッズパンッッ♥
「ひゅッ♥ ふひゅッ♥ ほぉッ♥ ヂンポッッ止゛めてッ♥ ごのヂンポッッやばしぎぃッッ♥ 止゛めてッ♥ 止゛めてッ♥ ケヅッッイグッッ止゛んッ♥ イグッッ止゛んッ♥ ふぎぃッ♥ ひぎぃッ♥ ふぐぅッ♥ ふはッ♥ ふはッ♥ 体゛力゛ッッも゛たんッ♥ ヂンポもッッイッッッグゥゥゥッ♥ 壊゛れッ♥ ヂンポッッ壊゛れッ♥ ケヅまたッッイグイグッッッッグゥゥゥゥッ♥」
壁の向こうでどうなっているのか俺には分からない。でもタニダのオッサンの声が正しければケツでイキまくりながらチンポで射精が止まらなくなってしまっているようだった。
俺もケツをガンガン突かれながらケツの痙攣が止まらず、そして先程全力で射精したにも関わらずまたしても射精欲がケツに客のチンポが突き刺さることによってもたらされてしまっていた。
またこの客も図に乗ったように腰を掴むのをやめ、片手は俺の尻尾を引っ張り、片手は俺の鍛え上げられた尻肉を遠慮なく叩くことに集中していた。そして悔しいことにその鋭い痛みからも俺は快感を感じ始めていた。
バシィィィィンッ♥ バシィィィィンッ♥ バシィィィィッ♥ バシィィィィッ♥
ドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッドヂュンッッ♥
「むぐッ♥ ふぐぅッ♥ んぐぅぅぅッ♥ ケヅ感じちゃうッッ♥ ムズムズしゅるぅッ♥ またイ゛ッッぢゃうッ♥ イ゛ッッッグゥゥッ♥ ヂンポびくびくッッしちぇるぅッ♥ まだイ゛ッッッぢゃうッ♥ も゛うッッイ゛ぎだぐないッ♥ あ゛んッ♥ あ゛んッ♥ あ゛んッ♥ やらぁッッ感゛じぢゃうッ♥ 感゛じぢゃうッ♥ ヂンポでッッ尻゛でッッ感゛じちゃうッ♥ イッッッグイグッッッイッッグイグゥゥゥッ♥」
ドビュルルルルルル〜〜〜〜〜〜ッッ♥ ドビュルルルルルル〜〜〜〜〜ッッ♥
時間がどれほど経っているのか分からない。それがたまらなく怖かった。この責め苦が後どれくらい続くのか考えては怯え、そして頭で考えることを忘れるほど甘い快感がケツから断続的に襲われ思考がかき消されていく。
ケツの痙攣、痺れが止まず、その度に顔も見たこともない客のチンポをじんわりと感じ、そしてそのチンポでゴリゴリとケツの中を削られることがこの上なく気持ちよかった。
ケツでイってしまっている間中、壁の向こうでは俺の両手や太もも、尻尾がビクンビクンと動き回り客の性的興奮を煽っているに違いなかった。その事に悔しさを覚えつつも絶頂を繰り返すことを止められなかった。
俺とタニダのオッサンは隣り合わせで普段の顔とはかけ離れた蕩けた顔で下品に喘ぎ続ける他なかった。
バシィィィィィンッ♥ バシィィィィィンッ♥ バシィィィィィッ♥ バシィィィィィンッ♥
ドチュンッッドチュンッッドチュンッツドチュンッッドチュンッッドチュンッッ♥
ズパンッッズパンッッズパンッッズパンッッズパンッッズパンッッズパンッッ♥
「ちょッ♥ ちょッ♥ 速゛度゛ッッ上゛げないッッでッ♥ ケヅッッ壊゛れッッからッ♥ んぐぐぐぐぅぅッッ♥ ヂンポッッゴリッゴリッくりゅッ♥ しゅごッッしゅごッッ♥ 何゛ッッこりぇッ♥ 何゛ッッこりぇッ♥ ごんなのッッ知゛らないッ♥ 気゛持゛ちよしゅぎりゅッ♥ まらイグッ♥ まらイグッ♥ まらイグッ♥ んごぉぉぉぉぉぉぉぉッ♥ ……ふごぉッ♥ ……イグッ♥ ……イグッ♥」
ブッッッッブリュリュリュリュリュリュリュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ♥
「ヂンポッッすっげッ♥ ヂンポッッすっげッ♥ ケヅッッバグるッッ♥ ケヅッッ♥ お〜〜〜ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ まッッッッたケヅイグッッケヅイグッッケヅイグッッケヅイグッッ♥ ふぐぐぅぅぅぅぅッッ♥ ……おほッ♥ ……ほッ♥ ……ほッ♥」
「お〜すっげぇ、ずっとケツイキ止まってねえわ、こいつ。こっちはたけぇ金払ってんだ、1ヶ月は射精しなくていいぐらいにはケツマンコぶっ壊すぞ」
「そっちもケツイキしまくり?こっちは最初反応薄かったんだけど今はビックビク。完全にチンポにハマってると思うわ。このケツの感じだともしかしたら初めてのケツイキかも。それにこの真ん丸のケツ叩くのたまんねぇし、ケツイキしまくるとビクビクするぶってぇ太もも見るのもたまんねぇわ」
「今日一番の客でマジラッキーだったな。イキそうになっても速度落として我慢しろよ。後ろに行列出来るまでこのケツマンコばきばきに犯しまくるぞ」
「おう、ケツ閉じなくなるまで犯しまくるぞ。あ、そうそう、後でケツ交換な。その熊、マンコとろっとろなんだろ?」
「わかってるって。俺もその虎のプリケツ楽しんでみてぇわ」
2人の客の邪悪な会話が遠くに聞こえる。俺はチンポをバチバチにブチ込まれ喘ぎながらいつこの快楽地獄が終わるのかと頭の片隅でボンヤリと考えたがそれもすぐに叩き込まれるチンポの快楽に洗い流されてしまのだった。
*****
「……ぶはぁーーーーーーッッ♥ ……ふはぁーーーーーーッッ♥ ……はぁーーーーーーッッ♥ ……死゛……かと……思ったぁッッ♥ ……ふはぁーーーーーーッッ♥ はぁーーーーーッッ♥ ……ケツ……ヒクヒク……してりゅ♥」
「……まだ……ケツ……止んねぇ♥ ……やば……しゅぎんだろ♥ ……今日は……いきなり……最悪の客に……当たっちまったな♥ ……ったく……んおぉッ……最悪な日だ♥」
俺もタニダさんも顔を乗せる台座にだらりと顔面を突伏させながらケツイキしまくって荒ぶった身体の呼吸を整えていた。顔を乗せる台座は俺もタニダさんも垂らしまくった唾液でグショグショだった。しかしそんなことを気にしている余裕はなく俺もタニダさんも頭を垂れていた。
不幸なこととしては初めの客2人の後に客がすぐに来ず、その客2人が俺達のケツを永遠とチンポで犯しまくったこと。射精しそうになると腰の動きを緩めたり、ケツからチンポを抜いて時間稼ぎをしつつ俺等のケツを長時間抉りまくった。
幸運なことはその客2人をなんとか満足させて帰らせた後すぐに客が来なかったことだった。俺とタニダさんはまだケツイキ止まらぬ身体をグッタリと脱力させてなんとか休憩時間を得ることが出来ていた。
俺もタニダさんの呼吸を整え終えると再び静寂が訪れる。俺はふと左隣を見る。そこには目を閉じたまま微動だにしない象獣人のオッサンがいた。
俺はそのまま黙ってようかと思ったが不思議な好奇心が沸いて左隣の象獣人のオッサンに声をかけてみた。
「……あの……すごい冷静っすね」
返答はなかった。気まずい時間が流れ、俺は話しかけたのはまずかったと思ったその時だった。
「……モンドだ」
「え?」
「モンドだ。俺の名だ」
低く威圧感のある声であったが不思議と同時に優しさも感じられた。
「あ……フルダって言います」
「若いのに、大変だな」
「いや、あの、自分が悪いんすけど、ね」
「金が必要なんだろ?他のところで金をなんとか工面して早くこんなところから抜け出すんだな」
「ははっ……そうっすよね……なんとか、頑張ってみます」
そう言ってまた再び沈黙が訪れた。俺はこのモンドさんに強く好奇心が引かれた。こんな落ち着いた冷静そうな人が一体何故こんな場所に来ることになったのか。俺は思わずモンドさんにその事について聞いてみてしまった。
「……モンドさんは、なんでここに来ることになったんですか?」
「……」
「あっ!いやっ!すみません、変なこと、聞きました、すみません」
俺の質問にモンドさんは目を閉じたまま微動だにしなかった。俺はまずい質問を気安くしてしまったと思い急いで謝り目を背けた。
「……連帯保証人だ」
「……え?」
「友人の連帯保証人だ。友人の借金の連帯保証人になった。そして友人は行方をくらました。それで俺が借金を請け負った。それだけのことだ」
「……大変、だったんすね」
俺みたいなまだ若い人間にはその話の重みがまだ分からなかった。ただどっしりと構え冷静そうなモンドさんにも深く暗い過去があるのだなと感じた。
「……友人を、見る目がなかったのだな、俺は」
そう言ってモンドさんは目を閉じながら自身を笑った。それは自嘲ではあったが初めてみたモンドさんの笑みであった。
その時壁の向こうで客の気配があった。俺はその客が俺のケツを狙いに来るかもしれないと思い身構えた。
「……お前も友人を作る時には、注意しろ……どぽぉぉぉぉぉぉぉぉッッッッ!!!」
一瞬の出来事だった。客の気配がモンドさんの後ろ辺りにしばらく突っ立ったままなにかが起こった。そして壁を貫通するほどの音がモンドさんの後ろで響いた。そしてすぐにモンさんの口から喘ぎ声と呼ぶには生易し過ぎるほどの声が響き渡った。
ゴヂュンッッッッゴヂュンッッッッゴヂュンッッッッゴヂュンッッッッ♥
「お゛お゛お゛お゛ッ♥ お゛お゛お゛お゛ッ♥ お゛お゛お゛お゛ッ♥ お゛ッお゛ッお゛ッ拳゛ッッダメッ♥ 拳゛ッッマズッ♥ 拳゛ッッヤバッ♥ いぎなり゛ッッやめッ♥ いぎなり゛ッッ拳゛ッ♥ や゛めッッ♥」
重機械で何かをプレスするかのような音が壁の向こう側から聞こえる。俺は一体何が起こっているのか分からずその様子に恐怖した。すると壁の向こう側から微かに新たにやってきた客の声が聞こえた。
「これこれ、このケツ!この象のケツがすげぇんだよなッ!使い込まれすぎて拳でもガッツリ入っちまうッ!はぁ〜今日来てよかったわぁ!」
モンドさんはケツの中に客の拳をブチ込まれ、そして何度も何度もケツを壊そうとしているようにブン殴っているようであった。
モンドさんはケツの中を拳でブン殴られる度に目を剝き、長い鼻を乱舞させて上半身を仰け反らせた。それでももちろん客は壁のこちら側のことなどお構いなしに自分の好きなことを好きなように続けるだけであった。
ゴヂュンッッゴヂュンッッゴヂュンッッゴヂュンッッゴヂュンッッ♥
「ケッッッヅッ♥ ケッッッヅッ♥ ケッッッヅッ♥ 壊゛れッ♥ 許゛じでッ♥ 許゛じでッ♥ やっばぁッ♥ ケッッヅッ♥ 壊゛れッ♥ お゛お゛ッ♥ お゛お゛ッ♥ お゛お゛ッ♥ やばッ♥ ごれぇッ♥ ごれぇッ♥ やばッッしゅぎりゅッ♥ ふほッ♥」
壁の向こうから聞こえる衝突音は止む気配がなかった。拳でケツの中を殴り抜かれる度にモンドさんの身体は大きく跳ね、口が開ききったまま唾液をドパァッと溢れさせた。
そして拳で叩かれ続けているとモンドさんの顔、声からは苦しさ以外のものを感じ始めていることが現れ始めた。
ゴヂュンッッゴヂュンッッゴヂュンッッゴヂュンッッゴヂュンッッ♥
「んほお゛ッ♥ んほお゛ッ♥ んほお゛ッ♥ や゛っべぇッ♥ ケヅッッ感゛じちまうッ♥ 拳゛でッッ感゛じちまうッ♥ ふほぉッ♥ 拳゛ッッやっべッ♥ グリグリくりゅぅッ♥ ケヅの中゛ッッグリグリくりゅぅッ♥ 頭゛燃゛えるッットブッ♥ ケヅ来゛るッッケヅ来゛るッ♥ 拳゛でッッケヅ来゛るッ♥ イ゛ッッッッぢまぅッ♥ イッッッグッイッッッグイッッッグッイッッッグッ♥ イグイグイグイグッッ♥」
モンドさんの上半身が上限まで仰け反ると目をパチクリとさせ、長い鼻をビンッと伸ばしきったままゾクゾクゾクッと痙攣をした。そして壁の向こう側でバシャバシャバシャッと激しい水音が聞こえた。
モンドさんはケツを拳で叩かれまくって絶頂へと達せられてしまったらしい。
モンドさんの絶頂は長く続いた。モンドさんの上半身は後ろから糸で引っ張られているように仰け反り続けた。そして長い長い絶頂が終わるとパタリと台座に上半身を預け、目を回し、長い鼻をぐったりとさせた。
壁の向こう側からもケツを拳で叩く音は止み、ほんの少しの安寧の時が訪れたかのように思われた。
が、しかしすぐにモンドさんはハッと目を見開くとまた上半身を激しく仰け反らした。
ズッッッッップンッ♥
「ほお゛お゛お゛お゛お゛ッッ♥ ッッッしゅごッッッヂンポォッ♥ お゛ッッッお゛ッッッお゛ッッッ♥ ヂンポォッッでかッッしゅぎぃぃぃッッ♥ やばッッやばッッやばッッやばッッ♥ でかッッでかッッでかァァッッ♥ ぶっ壊゛ッッぶっ壊゛ッッぶっ壊゛ッ♥ じぬぅぅッッ♥」
壁の向こうで聞こえたのは拳でケツを叩いていた以上の衝突音だった。そして壁の向こう側の衝突音と共に俺達の肉体を隔てている丈夫な壁がグラグラと振動をした。
モンドさんのケツにとんでもないことが起きていることは明白であった。俺は俺の隣で電流を浴びせかけられているようにのたうち回ろうとしているモンドさんを見て恐ろしさから唖然としながら身をすくめた。
ゴッッッヂュンッッ♥ ゴッッッヂュンッッ♥ ゴッッッヂュンッッ♥
「お゛お゛ッッ♥ お゛お゛ッッ♥ お゛お゛ッッ♥ ヂンポォッッ♥ ヂンポォッッ♥ ヤッッッッベェェッ♥ 殺゛されッッじぬッッじぬッッじぬッッ♥ あ゛ッッッでもッッッケヅッッッイグッ♥ ケヅッッッイグッ♥ わ゛がんねぇッッ♥ もうッッわ゛がんねぇッ♥ イグイグイグイグッ♥ 壊゛ッッ壊゛ッッ壊゛ッ♥ イッッッッッグゥッ♥ ……ふごぉッ♥」
モンドさんの喘ぎ声が一瞬止まると次の瞬間にはモンドさんの肉体は見たこともないような痙攣、跳ね、弾かれを見せ、ゾクンゾクンと壁につながれた上半身がバタバタと長い鼻と一緒に暴れ回った。そして壁の向こう側で再びモンドさんの射精音と思われる激しい水音がブシャシャシャッと響いてきていた。
俺はこのままではモンドさんが死んでしまうのではないかと恐ろしいものを見る目でモンドさんを見ていた。
チラリと右隣を見るとタニダさんもモンドさんの状況を絶望的な表情で見ていた。
その時地下3階のこのフロアに客が3,4人続けざまにやってくる気配を感じた。モンドさんがあの状況なのだから今来た客が来るのは人数的には俺とタニダさんで間違いがなかった。
俺とタニダさんは次に来る客が温厚な客であることを目を瞑りながら祈った。
*****
ボヂュンッッ♥ ボヂュンッッ♥ ボヂュンッッ♥ ボヂュンッッ♥
「ひぃあ゛ッ♥ ひぃあ゛ッ♥ 待゛ってッ♥ 休゛ませッッでッ♥ 休゛みッ♥ ケヅッッずっとッッイグイグゥッ♥ ケヅッッイグのッッ止゛んなッッ止゛んなッッ止゛んなッッ♥ ずっとッッケヅッッイグッッケヅッッイグッッケヅッッイグッッケヅッッイグッ♥ 苦゛しッッ気゛持゛ちぃッッ苦゛しッッ気゛持゛ちぃッッ♥ ふごぉッ♥ ふごぉッ♥ ふごぉッ♥ わッッッがんないッ♥ も゛うッッわ゛がんなぃッ♥ ケヅッッ気゛持゛ちぃッ♥ 頭゛イカれるぅッ♥」
ドヂュンッッ♥ ドヂュンッッ♥ ドヂュンッッ♥ ドヂュンッッ♥
「お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ やっべッッやべやべやべぇッ♥ ケヅッッイッッッグゥッ♥ 止゛んねぇぞッッお゛いッ♥ 今゛日゛ッッ客゛ッッ来゛すぎッ♥ ずっとッッケヅッッ開゛いてるぅッ♥ ずっとッッケヅいぐのッッ止゛めらんねぇッ♥ 止゛まらねぇッ♥ んお゛ッ♥ イグイグイグイグイグッ♥ ふはッ♥ ふはッ♥ ふはッ♥ やっべぇッッ今゛日゛ッッやっべぇッ♥ ケヅッッぶっ壊゛れちッッまったぁッ♥ ずっとッッイギッッ続゛けてるぅッ♥」
ゴッヂュンッ♥ ゴッヂュンッ♥ ゴッヂュンッ♥ ゴッヂュンッ♥
「お゛お゛ッ♥ お゛お゛ッ♥ お゛お゛ッ♥ 死゛ぬッッ死゛ぬッッ死゛ぬッ♥ もうッッ許゛じでぇッッ勘゛弁゛じでぇッッ♥ イギッッ過ぎッッイギッッ過ぎッッイギッッ過ぎッ♥ ふお゛お゛ぉッ♥ お゛ぇッ♥ お゛ぇッ♥ お゛ぇッ♥ 身゛体゛ッッ全゛体゛ッッイグッッイグッ♥ イッッッッッッグゥッ♥ 死゛ぬッッ死゛ぬッ♥ 助゛けッ♥ ふほッ♥ あッ……イグイグイグイグイグゥッ♥ ……あ゛ッ♥ ……あ゛ッ♥ ……あ゛ッ♥」
俺とタニダさんは代わる代わる客にチンポでケツを犯されまくった。客がゾロゾロと訪れ始めたため一人一人の客が俺達のケツを犯す時間は短かったがそれでも次の客がチンポをガチガチに勃起させながら順番代わりをするのだから俺達にとっては全く意味のないことだった。
新しい客が新しいチンポをケツに突き立てる度に俺達はケツでイキ、そしてチンポを出し入れされる度にケツでイキ狂った。一度ケツでイクと長い時間イク感覚が止められず、その間にチンポをブチ込まれるだけで脳味噌が溶けてしまうような快感で洗い流されてしまう。
俺は自転車部で培ったデカい尻と太い太ももが客には人気なのか何度も手のひらで叩かれまくり、そしてその衝撃は時としてケツイキの誘発してしまうことだってあった。
俺の長い尻尾は腰を振る時に引っ張るのに丁度良いらしく終始俺は尻尾を引き抜かれそうになるほど引っ張られながらケツをチンポで犯された。尻尾を引き抜かれそうになる付け根の感覚もケツを締め付けさせケツイキをすることに寄与していた。
モンドさんは俺等とは違って最初に現れた拳でケツを犯しまくり、そして恐ろしい大きさ太さと思われるチンポでケツを破壊され続けていた。あまりにも強烈な光景に後ろに並ぶ客がいないようだった。
初めの内、モンドさんは上半身や長い鼻を乱舞させるようにのたうち回っていたが今では台座に上半身を預け、長い鼻もダラリと伸ばしたまま、それでも叫ぶような喘ぎ声を発しイキ続けていた。
ほぼほぼ体力がなくなり俺も台座に上半身を垂らしたままイキ続けて喘ぎ声を発していたが、タニダさんはまだ体力があるのかチンポを突き立てられケツイキをキメる度に上半身をゾクリゾクリと仰け反らせて快感に打ち震えていた。
3人が3人、焦点の合っていないクルクル回った目をして口は開いたり食い縛ったりしながらも唾液を制御出来ずに漏れ出させて台座をベトベトにしていた。
ただ壁のこちら側など全く気にもとめずに客は性欲で凝り固まったチンポで壁から生え出たケツを道具のように使い欲求を発散させるだけであった。
*****
「……はぁ゛ーーーーーーーッッ♥ はぐぅッ♥ ……はぁーーーーーーーッッ♥ ……はぁーーーーーーッッ♥ ひぐッ♥」
「……ぐぁーーーーーーッッ♥ ……あ゛ぁーーーーーーーーッッ♥ あ゛ッあ゛ッ♥ あ゛ぁーーーーーーーッッ♥」
「ぐぇッ……ぇッ♥ ……ぐッ……ぇッ♥ ……ふぅ゛ーーーッ♥ ……ぐぇッ♥ ……ひッぐッ♥」
俺達が客達から解放されたのは明け方だった。俺達3人は全員魂を引き抜かれたかのように台座に突伏して閉じない口から唾液を垂らし続けていた。そして生気のない低い声を上げながら時折ケツにブチ込まれ続けたチンポの感覚を思い出しては微弱なケツイキをしてしまっていた。
俺はすぐにでも借金を返済する他の手立てを考えようと何度も思った。しかしそれを考える頭をケツの快感が洗い流してしまう。これだけ屈辱的、犯罪的な行為をされ続けても連続するケツイキによってもたらされる破壊的な快楽、快感は俺の脳味噌の判断を鈍らせた。
俺は完全に壁尻になりチンポで永遠と犯され続ける快感を刷り込まれてしまったのかもしれない。
借金を完済し終わるまで俺はこの闇バイトを続けてしまうかもしれない。