虎穴に入らずんば虎子を得ずとは言うが!!

  俺の名前は[[rb:丹波 虎一> たんば とらいち]]、名前から察せると思うが、黄色と黒の縞模様の毛をもつ虎獣人だ。今年で45、職業は土木事業の現場監督をさせてもらっている。元から、2m近くある高身長に現場仕事と普段から鍛えてるために鏡にその身体を移せば、盛りあがった胸筋、筋肉を纏いボリュームのある四肢、くっきりと割れた鋼のように硬い腹筋、硬く割れた肉付きのいい尻っといったような雄臭い見た目。そこに肉食らしい鋭い牙と目が、より俺の見た目を漢らしく演出する。

  家族は、[[rb:丹波 虎我> たんば たいが]]という名の息子一人、父一人。妻とは離婚して、男手ひとつで育ててきた。息子は今年で20歳。俺と同じで、盛りあがった硬い筋肉に覆われた肉体で、俺たち二人が一緒に風呂にでも入ろうものなら、とてつもなく雄臭いんだろうと、自分で想像して苦笑いが出る。とはいえ、妻と離婚した俺にとっては、たった一人の可愛い息子であり、護るべきたった一つの存在だ。顔を合わせれば、お互いに荒々しい性格が災いしてよく喧嘩になるが、仲が悪いわけではなく、近所からもいつもの他愛もない親子喧嘩と認識されている。もちろん、俺も虎我もあくまでもただの親子喧嘩として、仲は寧ろ良好といえるだろう。

  

  妻と離婚しちまって、せめてそれ以外のことで苦労させねえように仕事を我武者羅にしてきて、ようやく虎我も大学二年生。俺も虎我も、自分でいうのもなんだが、あんまり賢い方じゃねえから心配したが、虎我が頑張り、ここまで何とかって感じで、俺も一安心していた。後は大学を卒業して、仕事について、可愛い彼女でもできれば、もう俺も安心なんだが。虎我は、昔から女っ気がねえから、今もそこは少し心配の種だ。

  

  

  そんなある日、俺が仕事に出かけようとすると、虎我が珍しく真面目な顔をして俺に話があるといってきた。「紹介したい奴がいる。」だと言っていた。お蔭で、それが気になって今日は何だか仕事が手に付かねえ。「どうしたんすか、監督。いつもみてえに、怒鳴ったりしねえんですか?」と心配される始末。

  

  だが、それも仕方のねえことだ。あの女っ気の欠片もなかった虎我が、あんな真剣な顔で紹介したいやつがいるだなんて、これはもしかしたら結婚を前提におつきあいしてるだとか...そこまでいってる関係の奴じゃねえか?とか、色々と考えちまう。それに、もし本当にそうだとしたら、親としては嬉しくもあり、寂しくもある。ただそれが気になって、仕事が手に付かねえってのは情けない話だが、それだけ、俺にとっては重要なことだった。

  

  

  そして、その日の夜。虎我が大学から帰ってきた。その時に、そいつを一緒に家に連れてきた。俺も父親として、息子が恥をかかないようにしとかねえといけねえと、そわそわとしちまう。そして、その人が俺の待つ部屋に入ってきて...俺は言葉を失った。

  

  

  虎我と一緒に入ってきたのは、見慣れた紺色の狼獣人。虎我とは対照帝に、スマートな見た目とすっきりとした顔立ち、狼獣人というだけあって切れ目。そんな特徴を並べただけで女子ウケの良さそうな雄獣人が俺の前で、緊張からか汗を流して、緊張に震えながら、虎我と並んで、俺の前に座った。

  こいつのことは知っている。虎我が、小さい頃からよくつるんで遊んでいたガキで、名前は確か[[rb:才賀 羅音>さいが らおん]]だったか。今更、紹介するような相手じゃねえし、いったい何を考えてんだ?

  しかも、普段から俺は狼獣人が大嫌いだと言ってきてたのに、わざわざそいつを家に入れて。こいつとつるんでるのだって、俺自身あんまりいい気分じゃねえってのに、友達くらい好きに選ばせてやりてえから、我慢してきたが、家に狼獣人がいるっていうだけで、どこか不快だった。

  

  大人げないっと言われてもいいから、とにかく追い出そうと大声で怒鳴りつけてやろうとした時、凄まじい勢いで、目の前の紺色の狼獣人は頭を深々と床に着け、キチンとした姿勢で、まさに土下座といえる土下座を俺の目の前でした。

  

  羅音「おじさん...いや、お父さん!!

  むっ、息子さんを、俺に下さい!!!」

  

  そして、土下座のまま目の前で羅音くんは、大きな声で俺にそう告げた。昔のドラマなんかでよく見た、娘をお嫁さんにもらうためにその父親に承諾を貰う行動。まさに、そのものだった。

  今どき、そんなものを現実に見られるとは思わなかったというのもあるが、なにより、それを息子を貰うためにされたことに驚き、俺は一瞬、完全に脳で目の前に起こったことを処理しきれずに、固まってしまった。

  

  虎我「親父...今まで、黙っててごめん。

  実は俺たち、もうずっと前から付き合ってたんだ。だから、つまりその...俺、ホモだったんだよ。

  でも、このままじゃいけねえって羅音が言うし、それで、今日親父にちゃんと俺たちの関係を話して、認めてもらおうと思って...」

  

  虎我は、言葉に詰まりながらも、ゆっくりと俺に真実を打ち明けた。

  自身の性癖、いつから付き合っていたのか、そして...既に身体の関係にまでなっているということを。

  

  自分の息子が同性愛者。そんな事実を知り、もちろん驚き戸惑いはあるが、それを受け入れられないわけじゃねえ。そんなことよりも、俺は自分の息子が、狼獣人と...狼獣人なんかと付き合い、その身体もささげたのが、異様に腹が立った。

  

  虎我「だっ、だから親父...俺らの関係を認めてk」

  

  虎一「っざけんじゃねえ!!」

  

  俺は叫んでいた。拒絶されるとは、認められないとは思っていなかったのか、虎我は目を丸くして驚いている。羅音くんの方は、納得の結果と悟っているように、耳をペタンと倒し、正座したまま、顔を伏せて悲しみからだろうか、小さく震えていた。

  

  虎我「そんな...おっ、親父。俺たちは!」

  

  虎一「てめえは黙ってろ!!付き合いたいだあ!息子さんをくれだあ!!

  こんな駄犬を認められるわけねえだろ!!

  おい、駄犬!二度とうちの敷居をくぐるんじゃねえぞ!!」

  

  虎我「親父、いい加減にしろよ!!さっきから、散々酷いこと言いやがって!!」

  

  虎一「てめえは黙ってろつったろうが!!

  とにかく、俺はこんな駄犬との交際なんて、ぜってえに認めねえからな!!」

  

  虎我「んだとぉ!この分からず屋のクソ親父g」

  

  羅音「もういい...虎我!!」

  

  俺たちがそんな大声の、怒鳴りあいの件かになった時、羅音くんが虎我を止めた。お互いにヒートアップしていたが、不意の介入に不完全燃焼のまま、親子喧嘩は一時止まった。

  だが、すぐに虎我は俺を睨みつけ、羅音くんの手を引っ張る。

  

  虎我「くそっ、俺の部屋に行こうぜ羅音!!」

  

  羅音「えっ、でも...」

  

  羅音くんは俺の方を振り向くが、そのまま無理やりに虎我は引っ張っていき、二階の自分の部屋へと向かっていった。

  

  

  

  ================

  

  虎我「ったく、親父があんなに分からず屋だとは思わなかったぜ...わりい、羅音。」

  

  羅音「いや、俺のことは大丈夫だから...俺の方こそゴメン、虎我。

  俺がもっと、ちゃんとした奴だったら...」

  

  虎我「羅音のせいじゃねえよ。くそ、こうなりゃ、虎穴に入らずんば虎子を得ずっだ。」

  

  羅音「えっ...虎穴に入らずんば虎子を得ず...

  ...なるほど。」

  

  虎我「...?どうした羅音?

  まあ、この場合、これは当てはまんねえというか、意味が違うというか...つまり、俺が言いてえのはだな。

  思い切って、駆け落ちでもしてみっか。」

  

  羅音「いや、それは流石に...親父さんに悪いよ。」

  

  虎我「...そうか、どうしたもんかな。」

  

  羅音「...俺に、案がある。虎穴に入らずんば虎子を得ずっだ。」

  

  虎我「えっ...どういうこと?」

  

  ================

  

  

  虎一「ったく、あの馬鹿息子が...」

  

  敷き布団をひいて、寝る準備を進めながらさっきまでの出来事を思い出し、不完全燃焼のために、まだ少し苛々してしまう。

  

  布団をかぶり、さっさと寝てしまおう。...今頃、あいつらはどうしているだろうか。

  さっきあれだけ酷いことを言ってしまって、今更ながら少し悪かったなと反省する。確かに大人げもなく、俺は言い過ぎたんだろう。別に羅音くんがわるいわけではないのは、分かっている。

  

  それでも、俺は狼獣人を信用できないんだ。

  

  

  

  これは、夢だ。そう思う夢が時々ある。

  それは、今から十数年前の話。虎我の母...つまり、俺の妻は俺との生活に満足できなくなったといって、俺と虎我を捨てて、別に作った新しい男の元へと行ってしまった。今でこそ諦め、俺の手で立派に虎我を育てようと決心しているが、当時は俺もショックで、傷心の時期があった。そんな時に、俺はとある人との関係をもった。

  

  その人は、その頃の俺たちの現場監督だった。[[rb:弦 > げん]]という名の狼獣人。俺たちのようにたくましい身体、今思い出しても本当にすごい人だったと思える。そんな弦さんも、その頃に連れ添っていた妻を病気で失い、普段の元気で怒鳴り散らす姿からは想像できないほどに弱っていた。

  弦さんは、普段からも俺に目をかけていてくれていた。そんな弦さんの元気のない姿を自分と重ね、弦さんを励まそうと、一緒に酒を飲んだりして、互いに傷心の心を癒そうとしていった。そんな日々が続いたある日。俺は、酒が入ってたのもあってか、流されるように弦さんに抱かれた。

  

  弦さんの逞しい腕に支えられ、弦さんの巨根ちんぽで中を突かれるたびに、俺は歓喜し、震え、弦さんが俺の中で果てるたびに、俺も何度も果てた。それは、妻を抱くよりもずっと気持ちよく、俺はどこか満たされていった。いまでも、あのちんぽや腰使いやザーメンの味を思い出すと、俺の尻の穴が...ケツマンコが疼く。

  幸せだった。一人で息子を育てなければいけないという責任や重圧に押しつぶされそうになっていた俺は、弦さんに甘え、弦さんのことをいつの間にか心から愛していた。弦さんも、俺のことを愛していると言ってくれた。

  

  だが、そんな日々は長く続かなかった。俺と弦さんのその関係から1年後、俺に何も言わずに、弦さんは俺の前から消えた。現場監督も変わり、その後の弦さんがどこに行ったのか、分からなかった。その時、思ったんだ...弦さんも、妻のように俺を捨てたんだと。

  

  妻に捨てられたときに、傷ついた心は、弦さんの裏切りで完全にトドメをさされ、俺は狼獣人を信用できなくなり、嫌悪するようになった。自分でも女々しいと思うが、この気持ちはどうすることも出来ずに、今に至る。

  

  

  ...いや、それもあるが...それよりなにより、俺はまだ弦さんのことを愛しているんだ。そして、狼獣人を見ると、彼のことを思い出してしまい辛く、苦しい気持ちになる。それが、どうしようもないほど俺の中で大きくなって、狼獣人を見ると、自分でもどうしようもなかった。

  

  俺は...悪い父親なんだろう。

  

  

  

  そんな夢から、俺は目を覚ました。辛く、悲しい夢...もう二度と、考えないようにしようとしていたのに、あの羅音くんの姿が、雰囲気が、あの人にかぶって見えたからだろうか...

  

  ...それにしても、俺は確か布団をかぶって寝ていたはずが、今はその布団の感触がない。っというより、まるで素っ裸になったかのように、少しスースーする...って!!?

  

  気が付くと、俺はその肉体を隠す服を一つも身に着けずに、おまけに腕を柱に縛られていた。

  

  虎一「なっ、なんじゃこりゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

  

  俺は、古臭いセリフを思わず叫んでいた。だが、今はそんなことはどうでもいい...そんなことより。

  

  虎一「こりゃ、いってえどういうことだ!!」

  

  俺は、素っ裸の俺の前で仁王立ちに立ったまま、その股間にふてぶてしく生えている巨大なちんぽを扱いていた。久々に見た雄のちんぽに目がいきそうになるのを必死に堪えながら、俺はそんな狼獣人の羅音くんを睨みつけた。

  

  羅音「手荒な真似をしてすみません...ですが、俺は本気で虎我のことを愛しているんです。

  だから、親父さんに俺の覚悟を見せようと思います!」

  

  虎一「そんなことを言ってるんじゃなく、だから何で俺がこんな目にあっているのかって聞いてるんだよ!」

  

  そんな風に暴走したまま話す羅音くんに、俺はツッコミを入れる。

  いや、まずはこの状況を俺に説明する方が先だろ!?

  

  羅音「大丈夫です...痛くはしませんから。」

  

  だが、完全に暴走しているのか俺の話なんて聞こうともせずに、センズリを止めて、いきり勃ったちんぽをそのままに、俺の両足を抱え込む。

  

  羅音「虎穴に入らずんば虎子を得ず...ですよね。」

  

  虎一「はあっ、なんだそれ。つーか、んなことはいいから、俺の話を聞けってn、んあっ♥」

  

  そのまま俺を犯そうとする羅音くんを何とか止めようとするが、その静止しようとした言葉はピトッとちんぽをケツマンコに宛がわれた感触で止められてしまう。久々だというのに、ケツマンコにちんぽが宛がわれるだけで、身体中に快感が走り、俺の脳みそを犯す。

  

  羅音「でも、良かった。親父さんの尻の穴みたら、ずいぶんと使い込まれているみたいだし...すぐに気持ちよくなりますからね。」

  

  虎一「らっ、らからそういうことじゃりゃくて!!

  やっ、頼む...ちんぽは、ちんぽはりゃめぇぇ...♥」

  

  羅音「いきますね...親父さん。」

  

  俺の必死の静止の言葉も意味をなさず、俺のケツマンコをいきり勃った、硬くて暑いちんぽが貫いた。

  

  羅音「うっ...親父さんのケツマンすげえ。あいつと同じくらい、俺のちんこ締め付けてくる。」

  

  虎一「あっ、あああ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥」

  

  久々のちんぽの感触は、あまりにも圧倒的だった。ケツマンコの肉壁をゴリゴリと擦られただけで、腸液が吹き出し、脳みそはバカみたいにちんぽが中で痙攣するたびにその振動を鮮明に伝え、まるで脳みそにちんぽを突っ込まれたのかと勘違いしそうなほどの快感で脳みそがちんぽ一色になる。こんな若造のちんぽで情けないとは思うが、そのちんぽによって、過去に得てしまった雌としての幸福感と歓喜に、触られてもいない俺のちんぽは歓喜の涙を流すかのように、その先からダラダラと我慢汁を溢れ出してしまう。

  

  羅音「虎穴に...うう、入らずんば虎子を得ず...ああ。でっ、ですよね。

  だっ、だからぁぁ...うっ、親父さんのケツマンコの穴に挿れて満足させれれば、虎我を、くっ、頂けるんですよねっ、ああ!」

  

  虎一「にゃっ、にゃに言って、んひぃ♥

  こんにゃ、ああぁぁぁぁ♥♥ちんぽがぁ、ちんぽが俺の中でゴリゴリくりゅう゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥」

  

  どうやら、なにかを勘違いしているらしいが...今の俺ではそれを止めるどころか、ちんぽで一突きされるたびに、脳みそはバカになり、喘ぐ。若々しい腰使いは、弦さんのような熟練の腰使いとは違い、粗削りではあるが、力強いその突きは、俺の雌を満足させるには十分なほどだった。

  

  虎一「ちんぽりゃめなのにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥♥♥

  しゅごしゅぎでぇぇぇぇ、おりぇ、ダメになっちま゛う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥」

  

  俺の雌は、ただちんぽがいいと歓喜に我慢汁をまき散らし、ちんぽをどんどん受け入れていってしまう。ダメだと思っても、頭は沸騰し、もう理性なんて働かない。

  

  虎一「お゛、んごお゛お゛ぉぉぉぉ♥♥ごわ゛れ゛る゛う゛ぅぅぅぅぅ♥♥

  ちんぽゴリゴリぎでぇぇぇ♥おりぇ、ごわ゛れぢま゛う゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥」

  

  もうちんぽのことしか考えられない。俺はちんぽ狂いの雌猫なんだ。

  

  羅音「くっ、親父さん!俺、そろそろ...うっ、ああ!

  俺、絶対に...絶対に虎我を幸せに、しますからぁぁぁぁ!!!

  中に、中にだしますよぉぉ!!くっ、あああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

  

  目の前で俺に向かって腰を振る狼獣人の動きが、より荒々しくなり、俺のケツマンコの奥の奥まで犯してくる。そして、もっとも奥深くをちんぽが入り込んできたとき、今までより狼ちんぽは膨れ上がり、一気に爆発した。熱いのが俺の中で弾け、膨れ上がったちんぽにより俺の前立腺がメリメリと押しつぶされた。

  

  虎一「ああぁぁぁぁぁぁぁ♥♥あちゅいのが、中に゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ♥♥♥

  イくぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥雌イキしゅる゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」

  

  それに俺も耐え切れずに、種ヅケされながら、俺はケツアクメを決め、イった。ちんぽがバカになって、まるで噴水のようにザーメンが吹き出し、俺の身体を汚らしい白で汚していく。雌として犯され、種ヅケされたことに俺は異常なほどに喘ぎ、乱れる。それでも、中々射精は止まらず、長い時間、俺たちはイき続けた。

  

  

  若い、目の前の狼獣人にかつての愛しい人を重ねた。その腰使いに、どこか彼の姿がダブる。

  その幸福感に酔いしれ、俺はまるで彼の抱かれているかのような錯覚に陥った。まだ、俺はあの人のことを追いかけているのかもしれない。会いたい...弦さんに。

  

  捨てられて、悔しさと悲しみにおぼれても、彼を恨んだり、憎んだりは出来なかった。

  

  

  ...認めよう。たとえ俺と同じ結果になったとしても、彼らは、本当に愛し合っているのだから。せめて、この俺の抱くことができた思いを...あの子たちも得るべきだろう。

  少なくとも、俺はこの想いを得て、よかったと思っているのだから。

  

  

  ================

  

  虎我「おーい、羅音どこいったんだ...てっ、なななななな、何してんだ!

  つーか、親父ぃぃぃ!!!?」

  

  虎一「あ゛ぁぁぁぁぁぁあ...ちんぽ、ちんぽぉぉぉぉぉ...」

  

  虎我「おっ、おまっ...本当に何してんだよ...」

  

  羅音「はあ...はあ...

  えっ、何って...虎我言ってたから...虎穴に入らずんば虎子を得ずって。

  だから、親父さんのケツマン突いてイかせれれば、虎児が...虎我との付き合いを認めてもらえると思って。」

  

  虎我「それはただの、ことわざなんだよ。なんだ、その独特の解釈は!?」

  

  羅音「えっ...もしかして、まずい...かな?」

  

  虎我「どっ、どうだろう...まあ、いっか。

  それより...早く俺の部屋にきてくれよ。」

  

  羅音「えっ...」

  

  虎我「親父のこんな姿見たら、なんか、興奮しちまって。

  それに...羅音のちんぽは俺の...///」

  

  羅音「ふふ...わかったよ。そのかわり、今日は手加減なしだぜ。」

  

  虎我「あっ、ああ!!」

  

  羅音「まあ、それよりさきに親父さんの縄を解かいt」

  

  ピンポーン!

  

  虎我「?

  こんな時間に、誰かきたみてえだな。」

  

  羅音「あ~~~~、それたぶん。」

  

  虎我「それ?」

  

  羅音「多分だけど...来たの、じっちゃんだと思う。」

  

  

  ================

  

  

  

  

  目を覚ますと、腕は縛られたままで、そこには羅音くんの姿はなかった。その代わりに、デカい影が...って!?

  

  虎一「げっ、弦さん!?」

  

  弦「おう、久しぶりだな虎一。」

  

  それは、まぎれもなく弦さんその人だった。あの頃に比べ、流石に歳をとって壮年の出で立ちだが、その身体つきは未だに逞しく、あの頃の面影が残っている。

  

  弦「いや~、孫の羅音に虎獣人の彼氏ができたとは聞いてたが、まさかおまえの息子だったとはな。」

  

  ああ...あの子から、弦さんの面影を感じてはいたが、まさか、孫だったなんて。

  

  弦「ちなみに、おまえの息子と俺のバカ孫は二階だぜ...ったく、若えってのはいいことだな。」

  

  そう弦さんに言われてみれば、上からギシギシときしむ音や、虎我のヨガリ声が聞こえてくる...うち、思ったよりも防音性はなかったようだ。

  

  俺が上を向いてボーっとしていると、目の前の壮年の狼獣人は、さっきの羅音くんと同じように深々と頭を床に付けて、俺に土下座をしてきた。

  

  虎一「げっ、弦さん!?

  一体何を!!?」

  

  弦「こんなもんで許してもらえるたあ、思ってねえが。俺には、こうするしかねえ!

  虎一、あの時は本当にすまなかった!!!」

  

  弦さんは俺に土下座し、過去のことを謝罪してきた。そして、あの時のことを話しだした...

  

  

  俺と身体の関係をもって1年くらいたった頃、彼の息子夫婦が交通事故で亡くなり、他に親戚もいなかったために、彼らの息子の羅音くんを引き取ることになったこと。そのために時間の取れない現場監督という仕事を辞め、代わりに社長に頼んで別の仕事に就いたこと。その後も、色々忙しくなって俺の何も言えないまま、時間が過ぎて行ってしまったこと。

  

  弦「本当に、俺は最低だ...すまねえと思っている。いくら恨まれても、憎まれても仕方ねえほどに!

  でも、これだけは信じてくれ!俺はお前のことを愛していた!そして、今も俺はおまえのこと...それだけは、信じてk」

  

  虎一「信じるよ。」

  

  そう土下座を続けながら謝罪をする弦さんに、俺はそういう。すると、弦さんは驚いたように顔を上げ、俺の顔を見た。それがなんだかおかしくて、思わず俺から笑みが零れる。

  

  弦「おっ...いっ、いいのか...俺は、おまえのことを...」

  

  虎一「全部わかったから...俺はそれでいいですよ。」

  

  わかっている。急に一人で子供を育てなければいけない大変さも、その苦労も。それに、俺は弦さんのことを恨んでも、憎んでもいない。そのことに気づいていたから...

  

  弦「すまねえ...すまねえ...虎一。」

  

  虎一「もういいんですよ...愛しています、弦さん。」

  

  弦「ああ...俺もだ。」

  

  そんな俺の言葉に、大粒の涙を流して答える弦さん。それが、愛おしく思える。俺は...俺たちは、少しだけ遠回りをしてしまった。だが、それも今では関係ない。俺たちは、今、こうしているのだから。

  

  

  

  弦「つーか、虎一。おまえ、すげえ格好だな。」

  

  虎我「って、お言葉ですけど、これはお孫さんの羅音くんの仕業なんですが。」

  

  弦「うっ、すまねえ...あいつは、なんつうか天然というか、常識がねえというか...育て方、ちょっと間違っちまったのかもしれねえな。」

  

  虎一「(常識がないってレベルじぇねえ気が...)」

  

  弦「おっし、孫の不始末は俺の不始末だ。俺がとことんまで、相手になるぜ!!!」

  

  虎一「へっ、ちょっと待ってくれ弦さん!」

  

  弦「心配するこたあねえ!歳はくっちまったが、今でも俺の愚息は元気いっぱいだぜ!」

  

  虎一「いや、そうじゃなくてよ!!」

  

  弦「二階にいる若い奴らにゃ、負けてらんねえよ!!

  大人のセックスってのを教えてやろうぜ!!」

  

  虎一「だから、そういうことじゃねえっていてんだろうが、んあっ♥

  ちょっ、まっ、待ってくれ弦さん!俺はあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ♥♥♥

  ちんぽぉぉぉぉぉぉぉ♥♥ちんぽりゃめえ゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ♥♥♥

  俺、変になっちゃゔぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥弦さんのちんぽでゴリゴリざりぇでぇぇ、雌イキしゅりゅう゛ぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」

  

  

  こうして、俺は今度は弦さんに犯されることになってしまった。同じ家で、親子の虎獣人の嬌声が重なり、響く。雌として、満たされていくのがたまらない幸福だと、互いに伝え合うかのように、俺たちは、狼獣人のちんぽにヨガリ、喘ぎ、乱れていく。それは...手に入れた幸福の証だった。

  

  そして、それから毎日、俺たちの家には悦びの虎獣人の親子の嬌声のが響き渡ることになった。

  

  

  虎穴に入らずんば虎子を得ず...どうやら、狼獣人たちは、そんなことわざどおりに穴に入り、虎の子どころか、虎の親子を手に入れたらしい。

  

  これは、そんなエロくて間抜けで、それでも幸せな4人の話。

  

  

  

  それから、俺たちは4人で暮らすようになった。虎我と羅音くんの関係を認め、俺と弦さんの過去を告げた。俺たちは、不思議な縁で結ばれていたんだと、その時にどこか変で可笑しくて、4人で思いっきり笑った。