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転生したらザングースでした。ネコイタチの日常生活。第四話
タツヤ「オッス!俺は、有田たつや!30歳!仕事中に熱中症で倒れた俺はそのまま過労死して、気が付いたら、ザングースになって異世界転生してしまった!森で一夜を過ごしたが、そこにはポケモンなんか一切いなく、反対に凶暴なモンスターがワンサカ!滝に落ちてガロンと言う男に拾われた俺は、ラピスファームと言う町へと運ばれた。そこには、獣人だけの集落で、平和に暮らしている。俺は、王様に会って、話の流れにのってそのままギルドへ見たことないモンスターがいるので、皆俺の方をジロジロ見ている。苦労の末何とかギルドの登録を終えたけど、住むところが・・・ない!何とか説得して俺の看病をしてもらったマイマイの食堂を寝床にさせてもらったけど、今月中に1000ピケを貯めなくてはならなくなった!あ、後ギルドカード料金の500ピケも。こうして、俺の借金返済の波乱万丈の生活が始まったのである。あらすじ終わり!」
第四話「いざ、ダンジョンへ!」
ラピスファームの朝、タツヤがこの町の住人になっての初めての朝を迎えた。そのタツヤは眠い目を擦りながら起きた。
タツヤ「んにゃ・・・ンーー!!まだ眠い・・・けど・・起きなきゃ。」
タツヤは顔を洗って下の食堂へ。
タツヤ「昨日マイマイがくれたエプロン。」
~昨日の事~
マイマイ「ホレ!」
マイマイはエプロンをタツヤに渡した。
タツヤ「マイマイさん?これは?」
マイマイ「お前のエプロンだよ!お前、服がないだろ!ここで働いてる時はせめてそれを着てくれないと。」
タツヤ「あっ、いや、あの、その、ありがとう。」
マイマイ「じゃ、そう言うことで。」
マイマイは自分の部屋へ行ってしまった。
タツヤ「・・・・服代は・・・なくても構わない・・・かな~?」
そして現在。
タツヤ「何だか、これを着るとこの店の店員だぞ!って身を引き締まるな。さてと、朝ごはんでもたーべよっと。」
タツヤはマイマイが作った朝ごはんを食べた。味は昨日のガロンの紹介したお店の方が美味しいが、住まわせてもらってるんだ、文句を言うんじゃない!っとタツヤは心の中で思った。
タツヤ「ごちそうさま。」
その後食器を洗い終えて、玄関の郵便を見た。ほぼほぼ、請求書ばっかり。
タツヤ「そりゃあ、1000万の借金があるからな~、何とか力になりたいけど、今は自分の生活費でいっぱいいっぱいだし、あれ?これ俺宛だ。何だろう?」
タツヤは手紙の封を自分の爪で開けて手紙を見た。
ギル(手紙主)「タツヤ様、この度はギルド登録おめでとうございます。町の方々からお話を聞かせてもらいました所、マイマイ殿の食堂に住まわれているそうで、今回はそのご報告だけをお伝えしに手紙を書かさせていただきました。ギルドの仕事は簡単な依頼から難しい討伐の依頼など色々ありますが、依頼をこなしていくとギルドのレベルが上がりより高収入な依頼が来る事があります。まずは、レベル2にランクを上げて下さい。では、また。 王宮執事 ギル フェルナンド より。」
タツヤ「そっか、そうだよな。まずは、レベルを上げに行かないとな。よし!今日はギルドの依頼に初挑戦だ!頑張るぞー!」
マイマイ「うるさいな~、朝から騒がしい!!」
タツヤ「あっ!マイマイさん、お、おはようございます。」
マイマイ「出掛けるんなら、洗濯物干しといてくれ。それとエプロンは置いていきな。家の発注品でね。あんまり数がないんだよ。」
タツヤ「あっ!はーい、分かりました。」
タツヤは脱衣場へ行き洗濯機を回した。
タツヤ「えっと・・・やり方は・・・うん。人間界の洗濯方法と同じだ!」
洗濯機を回し終えて、ベランダで干した。
タツヤ「主婦ってこんな感じで洗濯してるんだな~、いやいや、俺男やし!そもそも、もう人間じゃないからな。」
その後、タツヤはエプロンを脱いで、いよいよギルドへと向かった。
タツヤ「そう言えば、昨日の、オウルさんだったけ?あの人の病院って何処なんだろう?こんな時にガロンがいればな~、あっ!そうだ!ギルドに行けばラピスファームの地図とか見取り図とか載っているかも。」
等とブツブツ言っていたら、ギルドに着いた。
タツヤ「えっと・・・あっ!いたいた!ララさーん!」
ララ「ん?まぁ、タツヤさん。早速来ましたね。それで今日はどのようなご用件で?」
タツヤ「俺に出来る依頼て何かないかな?」
ララ「でしたら、こちらにカードをかざしてください、そうすれば貴方のレベルにあった依頼が出てきます。」
タツヤ「これを、こうだね。」
タツヤは自分のギルドカードを受付の機械にかざした。すると、画面から沢山の依頼が出てきた。
タツヤ「うわっ!多いな!でも、この暗くなってる依頼は?」
ララ「それは、条件が合わないと言う印です。貴方の現在のレベルでは挑戦出来ないって事です。依頼には、そのダンジョンエリアにある、討伐、採取、その他色々ありますが、タツヤさんはどのような依頼をご希望ですか?」
タツヤ「う~ん、・・・このヒール草って何?」
ララ「ヒール草は、いわば薬草の原料となっており、傷薬やポーション、病気予防に使われます。昨日お話しましたようにカードをかざせばその物の名前が表示されます。」
タツヤ「そうでしたね。じゃあ!このヒール草7つ集めミッションに決定!」
ララ「かしこまりました!では、カードのマップ項目に、今回行くダンジョンのマップが作成されました。」
タツヤ「マップ項目?」
ララ「カードを自分の手形をかざしてください。すると・・・」
タツヤ「こうっ?」
タツヤは自分の手をギルドカードに置いた。すると、マップと赤と黄色の丸が表示された。
ララ「そちらに、各、大陸の地図が示してありまして、赤い印が今回タツヤさんが行く場所でして、黄色印はタツヤさんの現在地を示します。」
タツヤ「な、成る程。これなら、迷子にならずに済むよ。」
ララ「ただし、あまりカードのマッブを使いすぎたら、カードに熱が入りますので多様にはご注意ください。」
タツヤ「うわっ~、何それ。」
ララ「ダンジョンの中で、もしもの事があれば、こちらをお使いください。」
そう言ってララはタツヤにカードと袋を渡した。
ララ「テレポートカード、それを使えばダンジョンの入り口へ戻る事が出来ます。因みに一枚4ピケで買えますが、今回はギルド勧誘ボーナスとして、10枚サービス致します。それと、こちらの袋は携帯用になっていて、このボタンを押すと(ヒュン)小さくなります。」
タツヤ「ワーオ!これなら、荷物の邪魔にならないね。これもサービス?」
ララ「はい!初心者全員に配られています。お金に余裕があれば、様々な袋が売られています。タツヤさんもお金に余裕があれば是非見に来てください。」
タツヤ「う、うん。けど、ますはギルドカードの料金を返済しないとだね。後は自分自身の力だね。色々教えてくれてありがとうララさん。」
ララ「いえいえ、冒険の手助けと説明するのが私の仕事ですから、では、貴方に幸運を。」
タツヤは受付を離れてダンジョンへ向かおうとしていた。
タツヤ「さてと、いよいよ俺の初仕事が始まる。気を引きしめていかないとね。」
すると背後から誰かが来た。
?「あの!」
タツヤ「ニャ!あー!びっくりしたー!」
タツヤは振り向くとパンダの獣人がいた。声の波長から恐らく女性のようだ。
?「あんた、冒険者?」
タツヤ「えっ!?えっと、まぁ。」
?「やっぱり!ねぇねぇ!これからダンジョンに行くの!?ウチも同行させて!」
タツヤ「えっ!?でも、俺今回が初依頼だし、それにこれから行く依頼は採取の方なんだけど!?」
?「なら、尚更良いじゃん。私もまだ初心者なんだ。ほら、レベルもまだ1だし。」
タツヤ「あ~、それだったら良いよ。俺も一人で行くよりかは、慣れてる人と一緒に行った方が心強いし。」
?「おおきにな、あっ!自己紹介がまだやったな。ウチは、リー、リー・パンラーや、」
タツヤ「俺は、タツヤ・ザングース。タツヤって呼んで。」
リー「あんたが町で噂の珍しいモンスターやったんやな。白石毛並みで、服もきてへん、ぷにぷにお腹の人って。」
タツヤ「ぷ、ぷにぷにって!?(プニプニ)」タツヤは自分のお腹を触る。
タツヤ「ぐっ!た、確かにね・・・・」
リー「?何をブツブツ言うてるん?」
タツヤ「・・・いや、・・別に・・・」
リー「ふーん・・まぁ、ええわ。えっと、あんたが行くダンジョンは・・・新緑の森か、あそこは、そんなに強い魔物が居らへん所が特徴やな。そんで?あんたの依頼内容は?」
タツヤ「ヒール草を7つ採取だな。報酬は、あれ?書いてないな?」
リー「たまに報酬が書いてあらへんのもあるんやけど、こればかりは運やな。」
タツヤ「運?」
リー「報酬として、高価なアイテムや、スキル獲得、それに、大量のギルドポイントとか、やな。」
タツヤ「ギルドポイント?」
リー「あんたはまだ初心者やから教えたる。依頼の難易度に応じてポイントが貯まるんや、ポイントが一定以上に貯まると、自分のランクが上がる、勿論一緒に依頼達成した時も加算されるんや。」
タツヤ「へぇー、と言うことは、リーちゃんが一緒に行きたがるのは。」
リー「そや、ポイント稼ぎの為や!後!ウチの事はちゃん付けで呼ばへんでくれる?ウチは子供やないし!」
タツヤ「そ、そう?分かったよ。リー」
リー「そうや、そうや、これから一緒に行くさかい、仲良くしようなー。」
タツヤ「そ、そうだね。(なんかペースが乱れそうだな~。)」
等とタツヤは考えていた、そして二人は目的地に到着したのだった。
タツヤ「ここが入り口見たいだな。」
リー「この森は、草や木が多いから気いつけて歩かへんとアカンからあんたは初依頼やから充分注意しいや!」
タツヤ「お、おう。それじゃあ、行くか。」
タツヤとリーは森の中を歩いていった。
タツヤ「そう言えば、リー。」
リー「なんや?」
タツヤ「君って、どうしてそのしゃべり方なの?」
リー「やっぱ、気になる?」
タツヤ「とても。(完全に関西弁ですから。)」
リー「ウチさ、ラピスファーム生まれじゃないんや。こっから南方面にある、チャルナルって言う国出身なんや、そこは、有名な観光地であって、それはそれは人気があったんや・・・やけど。」
タツヤ「けど?別に無理に話さなくても良いよ?」
リー「・・・せやな、とにかく、依頼に集中せえへんと。終わったら話すわ、そっちも話できるくれへんか?こっちから一方的に話しておるからな。」
タツヤ「そ、そうだね。分かった、終わったら話すよ(自分が人間だってのは伏せておくって王様に言われてるしね。)」
ようやく、中心部にたどり着いた。
タツヤ「この辺かな?ヒール草があるのは・・・え~と?この植物は?」
タツヤはギルドカードをかざす。
タツヤ「ふむふむ、ペッパー草、主に料理の調味料として使う。匂いを嗅ぐと、くしゃみが止まらなくなる。って完全に『こしょう』じゃん!違ったみたいだね。」
リー「採れるもんは片っ端から摘んで袋にいれとき、ギルドで買い取ってくれるから。」
タツヤ「えっ!?マジで!?」
リー「マジやで。」
タツヤ「じゃあ、採らせて頂きます。いよっと!でも、これって袋から取り出す時って、例えばヒール草を取り出す時にペッパー草の花粉がつくって・・」
リー「あー、それなら安心せい、袋から取り出す時は取り出すアイテムを思い浮かべればそれだけが出るんやって。」
タツヤ「どう言う仕組みになってんの!?」
リー「知らん。」
タツヤ「き、キッパリ言うね。」
リー「あったで!コレがヒール草や!」
タツヤ「念のために確認を。」
タツヤはカードをかざす。
タツヤ「うん!間違いない、ヒール草って書いてある。傷薬やポーション等の材料の源、ただし、そのまま食べたら苦い・・だって。」
リー「せやけど、ここら辺にあるのは3つやな。もっと奥の方まで行かなアカンな。」
タツヤ「そうだね、じゃあ、行こうか。」
リー「せやな。」
二人は森の奥へと進んだ。
リー「そう言やあんたは武器とか何が使えるん?」
タツヤ「ん?武器は、(シャキーン!)この鋭い爪だな。」
リー「ほぉ~、せやったら、モンスターの一部分の剥ぎ取りも出来そうやな。」
タツヤ「えーー!!む、無理だよー!!気持ち悪い!!」
リー「なんや、腹デカイ癖にビビりやな。」
タツヤ「体型は関係ないだろ!」
リー「男やったらもっと、ガツーン!と行かへんとアカンで!」
タツヤ「リーは、武器は何が得意なの?」
リー「ウチは、この短剣二刀と魔法が撃てるで、せやな・・・あの邪魔な木の枝を狙お・・観とき~ハァーー!!!」バチン!
リーが気合いをいれると、木の枝は斬れた。」
タツヤ「おぉーー!!」👏👏👏
リー「どや!風の魔法で切れ味も抜群やろ。」
タツヤ「凄い凄い、他には?」
リー「ない。」
タツヤ「ズコー!それだけ!?」
リー「当たり前やん!ウチはまだまだ伸び盛りやで!あんたはデッカイお腹があるだけでなんも魔法も使えへんやろ。」
タツヤ「ぐっ!確かに。(しかも、ザングースは遠距離攻撃力ってイマイチない方だった。)」
リー「もし、魔物が出て来ても安心せい。あんたは自分の身でも守っときいや。」
タツヤ「うぅ、不本意だけど、事実そうなんだよな。」
等と話していたら森の奥までたどり着いた。
タツヤ「地図を見たら、どうやらここが最終層みたいだね。ここで残り4つ摘んで帰らないと依頼失敗になる。ってか依頼失敗ってありえるの?」
リー「ありえるで、採取でも簡単に見えてても他の冒険者も摘んで来ておるからな。」
タツヤ「栽培出来ないかな?」
リー「出来るやろうけど、面倒くさいで。」
タツヤ「だよね~。よし!これで合計6つ!後一つは何処にあるのかな~。」
リー「タツヤ!」
リーはタツヤを呼んだ!
タツヤ「どうした!?」
リー「スライムがいっぱい出てきたで。全然出て来えへんと思ったら、コイツら最終層で待ち伏せしよったんや。」
タツヤ「コイツらの耐久力は、っと」
タツヤがスライムのデータを読み取る
・スライム
体力4
攻撃力1
防御力1
素早さ2
タツヤ「分析完了!群れで行動すると、合体して強さが増すって。」
リー「おっしゃー!行くでーー!!」
タツヤ「リー!?」
リー「おりゃー!!てりゃー!!」
リーはスライムを自慢の短剣で素早く切り刻んで行く。
リー「まだまだ、いくでーー!!」
タツヤ「おわっ!俺やって、てい!」
タツヤはスライムに向かって爪で切り裂いた。スライムは消えた。
タツヤ「OK。これなら俺でも、勝てる!まだまだ行くぞ!」コテン
タツヤ「うわっ!」ズザーー!
タツヤは転んでしまった。
リー「何してんねん!」
タツヤ「くーそー!素早さ良い方じゃないのかよ!」
すると、スライムが集まっていきグングン、体が大きくなっていった。
リー「な、なんやて!?」
タツヤ「あれは!?」
タツヤは合体したスライムのデータを読み取る
・ビックスライム
攻撃力5
防御力3
素早さ1
タツヤ「沢山のスライムが集まって出来た魔物、毒を持っている為要注意!」
リー「デカくなった分スピードがおちてるんや、一気にカタをつけるで!」
リーはビックスライムに突っ込む。
タツヤ「よせ!リー!」
ビックスライムはリーに液体をぶっかけた。
タツヤ「リー!!」
リー「なんやこれ!ネバネバしてて、体が思ったように動かれへん。」
ビックスライムはリーに向かって来た。
リー「嫌や、嫌!」
タツヤ「リー!早く行かないと!でも、このデブの体じゃあ、・・・・一か八か賭けるしかない!」
タツヤは靴を脱いだ、そして木を使って。
タツヤ「行くぜー、デカい腹!(ぷるん、ぷるん)ジャンプ!!スキル!『マシュマロボディ!!』」
タツヤはリーの前にたどり着いた。すると、タツヤのお腹が膨らみお腹だけの体になった。
リー「なんや!それー!!」
ビックスライムは構わずのしかかった、だが、タツヤがその攻撃を受け止め、弾き返した!するとタツヤが元に戻って。
ビックスライムの上に、
タツヤ「もう一発くらいな!技「マシュマロボディプレス!」ブクブク・・ボヨン・・ドスーーン!!
タツヤは巨大なお腹になり、ビックスライムの上に急降下し、ビックスライムは下敷きになり倒れて消えた。
リー「なんや・・・それ・・・」
タツヤ「うわっ!体が!元に戻る!」シュルシュルシュル。
デカいお腹が小さくなり、タツヤは元のザングースに戻った。
タツヤ「おとっととと(ぷるるん)よ、よかった~~。」
リー「イヤイヤイヤイヤ、なんやねん!?今の技は!?あんなおもろい攻撃ありなん!?」
タツヤ「あり、なんじゃない?俺、もしかしたらと思って靴を脱いだら転ばなくなって、スムーズにそっち側に行けたし、スキルが爆発して、あんな攻撃方法があるなんて初めて知ったし。」
リー「あんた、タツヤはん、って言ったっけ?ちょっと!お腹を触らせなさいな。」
タツヤ「うわっ!ちょ、ちょっと!?(プニプニ、プニッ)
ヒャ!く、くすぐったいよ。」
リー「柔らかーい。タツヤはん、お腹が柔らかいし、しっぽの毛並みもフサフサやし、一体何者なの?」
タツヤ「え~と、それは・・・ごめん!言えない!」
リー「・・・まぁ、ええわ。お陰で助かったし、全然役立つってわけないやん、むしろ戦略になるやん。防御高いし。」
タツヤ「エヘヘヘ、あっ!リー!あれを見て!ビックスライムを倒した後から、ヒール草が!」
リー「ホンマや!あのスライムがドロップしたんやな。それにもう一つは・・・!!これ魔石やないかー!!」
タツヤ「マセキ?」
リー「魔物が体内にある貴重な鉱石やで!こんなに小さいやつでも一つ当たり・・・大体・・・10000ピケ相当はあるな。」
タツヤ「い、一万!?」
リー「もっとデカいのやと、最大100万ピケは下らないで。」
タツヤ「うそーー!!?」
リー「ホンマや!でも、貴重な上出てくるのも難しいやで!やっぱ、今日組んで良かったわ。ありがとうなタツヤはん。」
タツヤ「あ、どういたしまして。さぁ、出口へ行こうか。」
リー「うん!」
タツヤは早速もらったテレポートカード2枚を使ってリーと一緒に脱出した。そして、ギルドの受付に行った。
ララ「では、約束の依頼品を出して下さい。」
タツヤ「わ、わかった。(ヒール草、7つ!)本当に出てきた!」
ララ「・・・5・6・7・・丁度ありますね。では、ギルドポイントを加算させます。・・・・加算終了です。それと・・・こちらが報酬になります。」
ララが取り出したのは、何やら種のような物だった。
タツヤ「何だ?これ?」
ララ「これは、スキルの種と言いまして、新しいスキルを獲得出来ます。ただし、一つの種につきスキル獲得も一つだけになります。」
タツヤ「ほ、ほぉ。」
リー「結構エエもんやな。」
タツヤ「そうか、?の報酬は運も加わっているってリーが言ってたな。」
リー「それよりもー早く鑑定しに行こーや。あの魔石がどのくらいの価値があるか。」
タツヤ「それで?何処に行けば持ち物を売ってくれるの?」
ララ「こちらの方になりますね。」
ララはタツヤのカードに地図をマークした。
タツヤ「ありがとうララさん。」
ララ「いえいえ、冒険者の手助けをするのが私達の仕事ですから。では、またのご利用を。」
という訳で早速ショップへと来た。
店員「らっしゃい。今日は何のようだい?」
タツヤ「こちらを売りたいんですけど。」
店員「ま、魔石じゃないかい!?どれどれ、・・・ふむふむ・・・宜しい!一つ12000ピケで買い取ろう。」
タツヤ「12000ピケ!?」
リー「思ったより高値やん!」
その後もタツヤは今日採った分もお金に変えた。そして、
タツヤ「ここが、俺の家兼・・住まわせてくれてるレストラン・・・・」
リー「ボ、ボロいな・・・」
タツヤ「(小声)シッ!聞こえるから、借金もあるみたいだから、さぁさぁ、どうぞ中へ。」
リー「お、お邪魔します。」
タツヤの部屋にて、
タツヤ「ここが、俺の部屋になるな。」
リー「へぇー、なかなか普通やな。」
タツヤ「普通が一番です!それよりも、このお金どうしよっか?」
リー「やっぱ、魔石分は半々に分ける方がええやない?」
タツヤ「そうだよね。山分けだね。はい、6000ピケ」
リー「ウハー!ウチ依頼受けてこんなに貰ーたの初めてや。おおきに、おおきに。あっ!そうやった。ウチの事を話すって言ってたな。じゃあ、続きから。」
タツヤ「あー。どうして、ここにきたか、か。」
リー「そや、ウチの村に怪しい男が来てな~、奴ら盗賊やったらしくて、ウチらのような子供を捕らえて高値で売りさばこうとしよったんや。」
タツヤ「リーが連れてこられたのって何年前の話?」
リー「せやな~?10歳やったから、今から、5年前やな。」
タツヤ「って事はリーは、今15歳!?」
リー「せやで、悪い?」
タツヤ「い、いいえ、それで?」
リー「あっ!せやった。ウチ奴らの隙をついて、夜中にこっそりと抜け出したんや、そんで、疲れて倒れて倒れた所がラピスファームの関所やったんや。それで、ここの王様に引き取ってもらって、冒険者の仲間入りを果たしたんや、とは言えまだ10歳やったから、登録だけすんで、ウチが15になったら冒険者の依頼を受けて良いって約束したんや。でも、ダンジョンは怖くて、他の人と同行しないと安心せいへんねん。」
タツヤ「成る程、それで、俺と一緒に行きたかったんだ。」
リー「そうやで、頭エエやろ。」
タツヤ「・・・・・・」
リー「なんやねん!何かしゃべりーや!!」
タツヤ「でもさ、リーは、今何処に住んでんの?」
リー「ウチか?ウチはな、ここやで。」
リーはタツヤに自分が住んでいる地図を見せた。
リー「ここの、オウルの病院に住まわしているんや。」
タツヤ「オウルさん!?」
リー「なんや、知ってんのか?」
タツヤ「知ってるもなにも・・俺を治療してくれた人だよ!この靴だって、オウルさんがくれたんだ。」
リー「せやったの!?なんや、運命を感じるなー。」
タツヤ「だね。」
リー「そや、タツヤはんこの後予定は?」
タツヤ「特にないけど、強いて言うなら、この町の事を知りたいから、探索に」
リー「それだったら、ウチが案内したるわ。」
タツヤ「良いのか!?」
リー「伊達に5年ここで住まわしてもらって知らへん事はないからな。それに助けてもろった恩返しの変わりでもあるし。」
タツヤ「じゃあ、お願いしようかな。」
リー「任しときー!」
こうして、タツヤはリーと一緒にラピスファームの町を 歩いた。買い物出来るショッピング街やアミューズメント施設、そしてオウルの病院とラピスファームの隅々まで歩いたタツヤはリーと一緒に夕方、港へと休憩していた。
タツヤ「ラピスファームって、こんなにも充実していた所だったなんて。」
リー「どうや?気に入ったやろ。」
タツヤ「うん!おかげさまで。」
リー「そっか、そっか、あんさ・・・今日はあんがとな・・・ウチさ、こうして男の人と歩いた事なんてあんまなかったし。何より、タツヤはんが一緒にいると、面白いし、楽しいねん。」
タツヤ「そう?俺は見るもの全てが新鮮だったから、正直な感想を言っただけだけど?」
リー「なぁ、また今度依頼一緒にせぇへんか?今度はウチの依頼を手伝ってくれたら嬉しい。」
タツヤ「うん!良いよ!」
リー「あんがとさん!あっ!いけない!夕飯の買い物せなアカンかったんや!じゃあ、ウチはこの辺で帰り道分かるか?」
タツヤ「心配ないよ。道順はおかげさまで分かるようになったから。」
リー「そっか、ほな!またな~ー!!」
タツヤ「またなー!!」
タツヤはリーに手を振って見送った。
タツヤ「さてと、俺も帰るか!」
こうして、タツヤはマイマイの食堂へ帰っていった。
マイマイ「遅い!!こんな時間まで何してたんだよ!」
タツヤ「いや、あのー、ちょっと町へ。」
マイマイ「・・・まぁ、良いが、お前宛てに、荷物が届いているぞ。それだけだ、じゃ。」
マイマイは自分の部屋へ行った。
タツヤ「あ、行っちゃった。荷物?なんだろう?」
タツヤは小包を開けて中身を見たら、
タツヤ「袋だ!しかも俺の模様カラー!白と赤のカラーリング!手紙が書いてある。差出人は、ギル・フェルナンド。あー、王様の執事さんか。何々。」
ギル「タツヤ様、この度は初の依頼達成おめでとうございます。王様も感心したと喜んでおります。そこで、王様からご褒美として、新しい袋を用意しました。貴方の毛色をモチーフにした袋です。どうぞご自由に使ってください。今度、王宮にきた時には、話でもしましょう。ギル・フェルナンド、より。」
タツヤ「王様、ありがとう!ありがたく使わせて頂くね。」
そしてタツヤは今日、リーに紹介してもらったお店で購入したものを出した。
タツヤ「歯ブラシに歯みがき粉、歯磨き用コップ、それと財布に、貯金箱ワニ型でーす。ブラシにタオルにメモ帳にペン、それに、自分用の食器とカップに、この世界にもあった!ココアパウダー。これでココアが飲めるのは嬉しい!しめて合計、2640ピケ、えっと、6000ピケと全部売った2400ピケで8400ー2640=5760っと。明日はカードの料金を支払いに行けば良いな。他にも何か購入するものがないか、店に行かないとね。そろそろ、夕飯の時間だね。ご飯、ご飯~♪」
そして、夕飯を食べて、現在入浴中。♨️ザブーン
タツヤ「ハァ~~~。エエ湯だな~~。それにしても、今日は色々あったな。まさか(プニプニ)この体が役に立つ時が来たとは、やるな、ザングース。なーんてね、自分の発想に感心するよ。明日はララさんにカードの料金を返さないと、その後は、明日になってから考えよ~~、気持ちよすぎて寝ちゃいそうだよ。そろそろ上がろっと。」
タツヤはお風呂から上がって歯を磨き、ベットへ。
タツヤ「ふぅ~、やる事が多くて疲れちゃたな~、明日からはあの王様から貰った袋でバンバン依頼を頑張るぞー!ってな訳で、お休み💤💤💤」
こうして、タツヤの1日は終わった。ところが、
?「(ガサゴソ、ガサゴソ、ガサゴソ。)」
タツヤが新しく貰った袋の中から目が光った!一体その正体は!?次回に続く!!
~第4話~ ~終わり~
次回予告
タツヤ「袋の中から何か出てきた!その正体は!?可愛い動物なのだが・・・」
?「(ガサゴソ、ガサゴソ、ガサゴソ。)」
タツヤ「いつまで、袋の中にいるつもりなの!?」
次回第5話 「新スキルで、猫変身!!」
次回もお楽しみ!!
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