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転生したらザングースでした。ネコイタチの日常生活第十話

  タツヤ「鍋にお玉と沢山の調味料に材料っと。」

  ハイカラ(変身)「道具の整理は終わったぜ。」

  タツヤ「おう。サンキュー、よし!時間もある。じゃあ、出発しようハイカラ。」

  ハイカラ(変身)「おう!遠征かー。どこへ行くんだろうな~。」

  タツヤ「遠足じゃないんだから。さぁ!皆が待ってるぞ。」

  ハイカラ(変身)「分かってるよ。」

  第十話「初めての遠征。」

  今日は王様に約束された通り、遠征に行くことになった、タツヤとハイカラ、因みに今回の遠征は、ランク1からランク4までの初心者冒険者だけの遠征だった。

  集合場所にて

  リー「おっ!来た来た!おーい!タツヤはーん!」

  タツヤ「おーい!リー!待ったー!?」

  当然リーもそのメンバーの一員なので同行する事となったのだ。

  リー「大丈夫やで!時間も十分前や!」

  タツヤ「そうか。」

  リー「あっ!せやった、この前聞きそびれたんやけど?」

  タツヤ「何?」

  リー「隣におる、タツヤに似た灰色のデブッちょは、誰?」

  タツヤ「デブッちょって。そうか!紹介してなかったな。コイツは、同じレストランで住み込んでいる冒険者のハイカラ・キャッツだ。ハイカラ、こっちは、冒険者のリー。」

  ハイカラ(変身)「ヨロシクな。」

  リー「よろしゅうな。」

  タツヤ「まぁ、コイツの戦闘スタイルは俺と同じだけど、回復魔法が使えるんだ。でも、まだまだ戦闘経験がまだまだ浅くてね。とりあえず付き添いって形で今回の遠征に参加させてもらうことになった。」

  リー「ほうほう、この子の腹もなかなかやな~。ぷにぷにやでー。」

  ハイカラ(変身)「(プルン、プルン。)お、お~いタツヤー、コイツ俺の腹を触ってくんだけど~!?」

  タツヤ「やめなさい!人が見てたらどうすんだよ!変態扱いになっちゃうでしょうが!」

  リー「ハッ!し、しもうた!つ、つい。」

  ハイカラ(変身)「はぁ。助かった。」

  リー「アンさんもなかなかの触り心地やったで。お陰でエネルギーチャージ完了や!」

  タツヤ「何のエネルギーチャージだよ!」

  ハイカラ(変身)「なぁ、タツヤ・・・コイツ大丈夫かよ。」

  タツヤ「・・・大丈夫。悪い人じゃないから・・・・・多分。」

  数分後。着々と他の冒険者達も集まってきた。

  タツヤ「・・・(俺達以外にもこんなにいたなんて、大体50人位か。皆やっぱり手こずっているんだな。まぁ、俺も人の事言えないし。)」

  等と考えていたら王様のラントと執事のギルがやって来た。

  ラント「諸君!この度は、忙しい中、遠征に参加してくれた事!感謝する!今回の遠征の期間は6日間だ!では、内容を説明する!まず初日はあらかじめ場所をチェックした所。ここだ、ここにベースキャンプを設置する事にした!何せ遠征は1日では行けれない遠い場所にあるからな。それにこの辺り一帯は夜になると霧が出てくる。無暗に行動するのは危険だ!」

  ギル「皆のもの!分かったか!奇妙な行動は控えるように!」

  冒険者達「はい!」

  ラント「二日目朝日が上ったら出発する!寝坊したものは即座に私の転移魔法で送らせる!その者は失格とみなされポイントは無しだ!」

  冒険者達「マジかよ。朝起きれるかな。厳しいぜ。」

  冒険者達はざわついていた。

  ギル「静しくに!静しくに!」

  ラント「ゴホン!日が真上に来る頃、目的地の仮拠点の町へ着く、そこで今回の依頼内容を発表する、発表を終えた際二日目はこれにて終了!各自の寝床は私が用意してある!明日までは栄喜を養うように!3日目から行動開始だ!そして、5日目の夕方にはこの街を出なくてはならない!」

  タツヤ「(つまりは、計算上、二日間の勝負となり、依頼をこなせなければそれまで!ってことになるのか。これだけの大人数だからきっと・・・巨大モンスター討伐が妥当だろう。)」

  ギル「何か質問はないか・・・・(シーン)では時間もおしい、早速出発するぞ!」

  冒険者達「はい!」

  こうして、見習い冒険者達は、遠征に出発した。遠征の際ににもダンジョンを通るので油断は出来ない。致命傷と判断されれば即座にリタイアとなる。意外とシビアだ。

  ハイカラ(変身)「よっと、俺達は何でこんな鍋とかフライパンとかを・・・運ばなきゃならんのだ。」

  タツヤ「仕方ないだろ。俺らは冒険者兼、皆の食事担当として呼ばれたんだからさ。」

  リー「しっかりしいや、ハイカラはん!アンさんらが脱落してもうたらウチらの食事が壊滅状態になるで!」

  タツヤ「分かってるよ。いざとなったら俺達も出陣予定になってるから。」

  リー「タツヤはんがあれからどれだけ成長しとるか楽しみやわ。」

  タツヤ「こっちも、リーがどれだけ成長してるか楽しみだぜ。」

  ハイカラ(変身)「おーい!俺を置いていくな~。」

  リー「ハイカラはん!遅いでー!遅れを取らへんでなー!」

  こうして暫く歩いていると。

  冒険者1「一番後ろにいる服の着てないあのデブモンスター二人。」

  タツヤ「(プルルン。プルルン。)」

  ハイカラ(変身)「(プルン。プルン。)」

  冒険者2「完全にカモだな。」

  冒険者1「アイツら食事担当だって、言ってたが、野宿なんて今日と最終日のたった2日だろ。アイツら居なくても問題ないだろ。」

  冒険者2「だな。人数が減れば当然報酬もたんまり貰えるしな。」

  冒険者1「決まりだな。」

  他の冒険者達がタツヤとハイカラをバカにしている時、突然モンスター軍の群れが襲ってきた。

  モンスター「ゴゴゴー!!」

  冒険者1「ギャァァァァァー!」

  冒険者2「痛ーーーー!!!」

  馬鹿にした二人は致命傷をおった。

  王様「お前達は脱落だな。テレワープ!」

  冒険者1「ま、待ってくれ。王・・・様。」

  冒険者2「まだ・・・闘え・・・。」

  致命傷をおった二人は王様の魔法で強制的にラピスファームへと強制送還された。

  一方タツヤ達は、

  リー「ほっ!はっ!『風のナイフ!』乱れ打ちやで!」

  ザック!ザック!ザック!

  モンスター「ギャァァァ!!」

  タツヤ「『風魔法』切り裂け!『かまいたち』。」

  ザック!ザック!ザック!

  モンスター「ギャァァァー!!」

  ハイカラ(変身)「ハイカラキック!」ドン!

  モンスター「ギャオ!」

  タツヤ「『炎のパンチ』。」

  モンスター「ギャァァァー!!」

  ハイカラ(変身)「ナイス!タツヤ!」

  タツヤ「やるね。ハイカラ。最初と比べたら偉い成長ぶりだね。」

  リー「やるやん!タツヤはん!うちも負けてられへんで。ほな!行こか!」

  タツヤ「おう!このまま突っ切る!」

  暫くして、モンスター軍団は全滅した。

  既に致命傷を負い、回復しずらい冒険者はたちまち強制送還されてしまい。最初に比べると早くも10人位脱落している。

  タツヤ「あんなにいたのに、1/5は減ってしまってる。」

  リー「これが遠征の怖いところやで。タツヤはんも気つけへんとアカンで。」

  タツヤ「(プルルン)ヒェー。」

  ギル「タツヤ様は無事に残っていらっしゃる、まだダメージも負っていませんね。王様。」

  ラント「うむ。(流石だ。特訓の成果が出ている。)」

  そして、無事に1日目のキャンプ拠点にたどり着いた。

  ラント「皆のもの良くぞここまでたどり着いた。今夜はここで一晩明かす、各自持参のテントや寝袋を用意し、夕飯の知らせが来るまで各自、自由にして良い!ただし!具合が悪くなったりしたら強制送還するので、何か異変があったら執事のギルに知らせておくように!では、各自解散!」

  タツヤ「やっと着いた。」

  ハイカラ(変身)「(プルン)ハァー、こんなに歩いたの産まれて初めてだぜ。」

  タツヤ「俺もダンジョン以外で結構歩いたのは初めてだ。(転生前もそうだけど。)よし!早速テントを張ろう。」

  ハイカラ(変身)「え~。面倒くせぇー。」

  タツヤ「嫌なら飯抜きにするけど。」

  ハイカラ(変身)「やりますやります。」

  こうしてタツヤとハイカラはテントを素早く建てた。

  ハイカラ(変身)「二人で寝るには丁度良い広さだな。」

  タツヤ「分かってると思うけど、寝る時は変身解除してからね。さて!一休みしたら夕飯の支度をしないとな。まずは、火を起こさないと、火はスキルがあるから問題ないから、後は枯れ木集めだな。」

  ハイカラ(変身)「じゃあ俺が集めて来るからタツヤは料理を頼む。その方が良いだろ?」

  タツヤ「そうだね。そうしよう。」

  そして数分後。

  タツヤ「じゃあ、薪担当!よろしく!」

  ハイカラ(変身)「おう!料理担当よろしく。」

  タツヤ「気を付けてなー!テントで3本魔力水を飲んだから寝るまで持つだろ。さてと、今日の献立は~。栄養満点!美味しさ抜群!野菜と肉のポトフ!それから熱々ご飯!まずは米を洗わなくちゃ。それだったらギルさんに~。」

  タツヤはギルに相談した。

  タツヤ「ギルさん!」

  ギル「タツヤ様。どうなされました?」

  タツヤ「ギルさんは、水魔法のスキルは持っていますか?」

  ギル「えぇ。水だけでなく電気、風、火のスキルを持ってます。」

  タツヤ「頼みがあるんだけど。」

  ギル「はい?」

  タツヤはどうやらギルの水魔法を使い、お米を洗う方法を思い付いたそうだ。

  タツヤ「という訳なんですが。」

  ギル「分かりました。協力しましょう。」

  タツヤ「ありがとうございます。」

  その頃ハイカラは。

  ハイカラ(変身)「おっ!あったあった。結構いっぱいあるな。よっと!大体こんなもんで良いかな?もう少し取ってこよっと。」

  真面目に火起こしの薪を集めていた。

  一方タツヤは。

  タツヤ「よし!最後!お願いします。」

  ギル「はい!水よ!(サァー)」

  タツヤ「こうして爪を使ってよく洗って、米汁が濃くもなく透明でもない状態がベストなんだ。透明だと旨味とかがなくなってしまうし、濃いと不味くなるから大体2.3回すすいだらOKだね。よし!これで人数分の米を研ぎ終えた。ありがとうございますギルさん、後は俺に任せてください。」

  ギル「お役に立てたのなら光栄です。」

  ギルはそう言って王様の元へ行ってしまった。

  タツヤ「さてと、飯ごうに米を入れて。大きい飯ごうだから一つ10人前は入るな。それを5つ用意したんだけど、まぁ、おかわりする人もいると考えれば良いか。往復分もちゃんと残っているし。後は火起こしだけど、ハイカラの方はどうしてるかな?ちょっと連絡してみよう。」

  タツヤは自分のギルドカードを取り出し、ハイカラのギルドコード番号をうった。

  タツヤ「ピポッパッと。(prrrrrrrr,prrrrrrrr,)」

  同じ頃ハイカラは。

  ハイカラ(変身)「よっと、ほっと。へへへ、またまた大量大量。こんだけありゃ十分だろ。(prrrrrrrr,prrrrrrrr)わニャ!ニャニャンだ!?」

  ハイカラはびっくりして大ジャンプして慌てた。ふとハイカラはギルドカードが震えてる事に気付いた。

  ハイカラ(変身)「(プルン)これか、えっと、ど、どうやったら止まるんだよ。こうか?(pi)」

  タツヤ「もしもーし!!こちらタツヤでーす。」

  ハイカラ(変身)「タツヤ!?何でカードから!?」

  タツヤ「ギルドカードの通信機能を使ったんだ。初めて使ったからどうかな?って思ったけど思ったより声が通るな。」 ハイカラ(変身)「へぇー。そんな機能があるのか。んで?俺に何か用か?」

  タツヤ「あっ!そうだった。ハイカラ、薪の用意は出来てるかい?」

  ハイカラ(変身)「それなら集めて終えたぜ。大量も大量よ。」

  タツヤ「わかった。じゃあ今からそっちに行く。」

  ハイカラ(変身)「おう。(pi)あ、切れた。待つか。」

  そして数分後。

  タツヤ「お待たせ。」

  ハイカラ(変身)「待ったぜ。」

  タツヤ「オオー!こんなに集めたのか!」

  ハイカラ(変身)「そうだぜ!ふふーん(プルン)どんなもんだい。」

  タツヤ「これなら夜中まで持ちそうだな。よし!後は任せてくれ。お疲れ様、ハイカラはもう自由で良いよ。」

  ハイカラ(変身)「そうか?なら任せる。出来たらさっきのカードで知らせてくれ。」

  タツヤ「分かった。」

  ハイカラはタツヤから離れた。

  タツヤ「よーし!では本格的に調理開始!」

  タツヤはまずはハイカラが取ってきた薪や木の枝に炎魔法で火を着けて、まずは飯ごうでご飯を炊く。

  タツヤ「次にあらかじめ切った野菜と肉を炒めて、一旦取り出して、鍋に水と、調味料を使って特製スープを作るっと。独り暮らしに学んだ知識だ。どれどれ味の方はっと。(ペロッ)うん!良い味ですな。最後に先程炒めたのを入れて少し煮たったら完成!!丁度夜になったな。皆ーー!!ご飯出来ましたよー!!!」

  そして夕飯の時間となりました。皆お腹が空いているので匂いに空腹感が更に増した。

  リー「うーん。めっちゃ良え匂いや。」

  タツヤ「はい!これはリーの分っと。次の人。はいっ!はいっと!はいっと!」

  ようやく全員に一通り配り終えたタツヤ。

  タツヤ「フゥ、やっと一息ついた。さぁ俺達もいただきます。(パクパク)んー😋😋恐るべき旨さです。」

  リー「ホンマ美味しいね。」

  ギル「絶品ですね。」

  ラント「(ウム、王宮の料理と良い勝負だな。)」

  冒険者「おかわり!」

  冒険者「拙者も!」

  リー「ウチももう少し食べたい。」

  タツヤ「おかわりはあるから!慌てないでー!!」

  ハイカラ(変身)「アイツ、やっぱスゲーな。」

  そして絶賛で夕飯の時間が終わった。

  ハイカラ(変身)「大好評だったな。」

  タツヤ「うん!良かった。良かった。さてと、寝る前に身体を吹かないとな。」

  ハイカラ(変身)「何故だ?」

  タツヤ「流石に風呂がないからな、濡れたタオルで対応するの。テントでやろう。ハイカラお前もこっちにこい。」

  ハイカラ(変身)「ふへー。」

  タツヤ「ふへー。じゃねぇよ。嫌がるな!ったく。」

  ハイカラ(変身)「はいはい。」

  タツヤとハイカラはテントに入り濡れたタオルで身体を拭いた。その後乾いたタオルで身体を拭いた。

  タツヤ「これでよし!じゃあ、明日も早いからもう寝ようか。」

  ハイカラ「そうだな。」

  タツヤ「ありゃ?いつの間にブーツ脱いでる?」

  ハイカラ「身体拭いてる時に脱がしたじゃん。」

  タツヤ「そう言えばそうだった。じゃあおやすみ。」

  ハイカラ「おやすみ。」

  タツヤ「(プニン。)ちょっと待てい!」

  ハイカラ「なんだ?」

  タツヤ「何故に俺の腹で寝ようとしてるんだ!お前の布団はこっちだぞ!こっち!」

  ハイカラ「良いじゃん。減るもんじゃないし。」

  タツヤ「お前な~。・・・・しゃあない、今日だけだぞ!そのかわり寝返りうって潰されたりしても知らないからね。」

  ハイカラ「潰されんのはごめんだから遠慮します!ほいっと!自分の寝床で、おやすみなさい。💤💤💤。」

  タツヤ「移動速!そして寝るのも速!単純な奴だな。じゃあ俺も・・(プルルン)おやすみなさい。💤💤💤。」

  こうして、一日目が無事に終了した。

  現在遠征冒険者メンバー、計38人。モンスターにより負傷者10名。キャンプで体調異変者2名。脱落。

  そして翌朝。

  タツヤ「💤💤んにゃ・・・(プルルン)ンー!!朝か。どれどれ。」

  タツヤは時計を見たがまだ6時手前だった。

  タツヤ「早すぎたな。目が冴えるまで、少し外回りしよっと。」

  タツヤはハイカラを起こさないように静かにテントから出た。

  タツヤ「そう言えば、初めてこの世界に来た時は、洞窟で一夜を明かしたんだっけな。まぁ、蜘蛛やら熊やらに追いかけられたけど。😅😅新しい町ってどんな所だろう?今日中に着くって言ってたが、このまま何もないと良いけど。」

  ガサゴソ!草むらに音が聞こえたのでタツヤはびっくりして声を出した。

  タツヤ「誰!?」

  草むらから出てきたのは・・・執事のギルだった。

  タツヤ「ギルさん!」

  ギル「おや?タツヤ様!おはようございます。お早いんですね。」

  タツヤ「おはようございます。まぁ、目が覚めちゃって。それよりもどうしたんです?こんな朝早くに?」

  ギル「実は、この辺りを探索していたのです。王様の提案で、遠征メンバー達に不安がないように、強力なモンスターと出くわさない為、私が辺りを見て回ってたのです。」

  タツヤ「なるほど。流石は王様。皆の為にそこまでやってるんだ。それで?どうなったの?」

  ギル「大変申し訳にくいのですが、離れた所に、巨大モンスターが目撃されたとの事で、早めに出発しないと、出くわしてしまいます。」

  タツヤ「嘘!?じゃあ皆にも知らせないと。」

  ギル「待ってください!ここは私達に任せてください!」

  タツヤ「でも!」

  ギル「私と王様が入れば鬼に金棒ですよ。タツヤ様は皆様の朝食を作ってお待ちください!」

  タツヤ「・・・・・・」

  タツヤは黙っている事しか出来なかった。

  ギル「では!」

  タツヤ「あっ!・・・・・・」

  ギルは王様の元へ行き、すぐさま巨大モンスターを退治に。そしてタツヤは言われた通り、皆の朝食を作っていた。

  タツヤ「ホットサンド。これで良いだろう。これって冷めても美味しいしな。・・・・・・・どうなったんだろう。王様。ギル。・・・・ごめん!やっぱり俺は!!」

  タツヤは心配になり、後を追うことになった。

  その頃、ラントとギルは巨大モンスターの巣へ。

  ラント「これは・・・」

  ・ウォータースネーク

  ・レベル 20

  ・HP 7000

  ・MP 5000

  ラント「ウォータースネーク!素早くしかも水攻撃を得意としている。」

  ギル「ですが、雷には弱いようなので、ここは私が参ります。」

  ラント「ギルよ・・・無理はするな。」

  ギル「はい!では!雷よ!『光の雷!!』」

  ドゴーー!!!

  ギルの放った雷がウォータースネークに大命中!

  敵「シャーー!!!!」

  ラント「良いぞ!後一発で!」

  ギル「はい!では、もう一度。」

  その時だった。なんと!ウォータースネークはもう二体もいた。

  ラント「何!?群れで!?」

  敵1「シャー!!」

  ギル「グハッ!しまった!魔導書が!?」

  ギルはウォータースネークの水によりダメージを受けて、その上その表紙に魔導書を落としてしまった!これでは強力な魔法を放つのに時間がかかってしまう。

  ラント「クッ!流石に2対3は、不利か!後一人いてくれれば。」

  ギル「うぅ!!」

  ラント「はっ!ギル!」

  ギル「お、王。」

  ギルはウォータースネークに巻き付けられてしまい身動きがとれない!しかもラントが攻撃すれば、ギルに貫通してしまう。

  ラント「どうすれば・・・・!!あれは!!」

  ラントが遠くに誰かを見つけた・・・・タツヤだ!

  ラント「タツヤ!何しに来たんだ!戻れ!」

  タツヤ「王様!はっ!ギルさん!待って!今助ける!炎魔法!『炎の爪』!ヤァ!」

  ラント「待て!奴には炎が効かん!」

  タツヤは聞く耳持たずでウォータースネークを攻撃したが!手応えがない!

  タツヤ「嘘!?」

  敵2・3「シャー!!」

  ウォータースネーク二体はタツヤが手薄になってしまい、攻撃をした!

  タツヤ「ハッ!ヨッ!ウニャ!」

  タツヤは避けるのがやっとだ。

  タツヤ「そんな!炎が効かないなんて!それなら!『マシュマロボディ中!』(デプルン)ザングースキック!」

  タツヤはキックをかましたがダメージを受けているが大きすぎて微々たるダメージしか与えられない。

  更に!

  タツヤ「な、何!?(ミシッ!)しまった!(プ・・プニッ!)

  ガッ!い・・痛い!」

  タツヤはウォータースネークに捕まってしまい、お腹が締め付けられている。

  タツヤ「『ま、マシュマロボディ大』(デプププシュルンプルルン)デカイ腹にならない!?締め付けられてると駄目なのか!意外な弱点!?ガッ!グッ!」

  タツヤは苦しみ、これはもうヤバイと思いかけた。だが次の瞬間。

  ラント「『サンダーランス!』シュー!

  タツヤ「王様!?」

  ラントが雷の槍を投げて攻撃した。敵は怯んでいる。締め付けも緩んできた。

  タツヤ「よし!(プルルルン!!)スタっっと!デッカイ腹!見せつけてやる!『マシュマロボディ大』(ムクムクムク!デプルン!デプルン!)デカ腹スピンアタック!(クルクルクル!)」

  タツヤはデカい腹で大回転をしながら、ウォータースネーク達を凪払う。その間にギルは巻き付けから解放され魔導書を取り強力魔法を撃つ準備をした。

  タツヤ「うわつ!うっ!うっ!(プルルン。プル!バシバシ。)」

  ウォータースネーク達がタツヤに集中攻撃を開始した。タツヤはデカイお腹で耐えているが、このままでは魔力がつきて元に戻ってしまう。そうなったら、タツヤは間違えなく殺される。

  タツヤ「(早く倒さないと!コイツらがキャンプ場についてしまったら、他の冒険者の命に関わる!だからここで食い止めないと!でも!)クガッ!!(実力が違いすぎる。駄目だ・・・・やられる。)」

  タツヤがメタメタにやられるその時だった!

  ギル「『光の雷』!!」ドドーーン!!

  敵1「シャーー!!!!」シュン

  ギルの強力魔法を放ち一体を撃破。

  タツヤ「ギルさん!(デプルン)」

  ギル「大丈夫ですか!?タツヤ様!」

  タツヤ「な、なんとか。」

  ギル「次が来ます!引き付けをお願いします。」

  タツヤ「わ、分かった!一体いなくなったからいくらか隙が出来てる!いけー!!(プルルン!プルルン!プルルン!)」

  タツヤは残り二体のウォータースネークに体当たりをする!敵も抵抗し、タツヤの身体はというよりかは腹はダメージを負っていた。

  タツヤ「『かまいたち』!!(プルルン!プルルン!)」

  ギル「決めます!『光の雷 』!!」ドドーーン!!

  遂に、ウォータースネーク達を撃破した。

  ラント「・・・終わったようだな。」

  ギル「タツヤ様。もう敵は全滅致しました。元に戻ってください。」

  タツヤ「解・・・徐・・(シュルシュルシュル。プルルン。)ウグッ!」バタン!

  ラント「タツヤ!」

  ギル「タツヤ様!」

  タツヤは元に戻った瞬間。倒れてしまった。

  タツヤ「ご・・・めん・・た、立てれないや・・・ハァ、ハァ。」

  ラント「バカもん!今のお前が敵う相手ではないことは百も承知だろう!何故!何故来たのだ!」

  タツヤ「失いたくないから。」

  ラント「!!」

  タツヤ「ここで食い止めなかったら、折角出会ったハイカラやリーやそれに沢山の冒険者達が死んじゃう。そんなの・・・嫌だったから。・・・」

  ラント「タツヤ。」

  ギル「タツヤ様・・・正直言いますと、貴方がいなければ私は致命傷を受けていたでしょう。お陰で助かりました。感謝します。」

  タツヤ「そう・・・よかった~。王様・・・俺はこの状態だから失格ですよね。・・・ラピスファームに帰還させて。・・・(ガック。プルルン)」

  タツヤは目を閉じ意識を失った。

  ギル「タツヤ様!王様!やはり帰還させた方が。」

  ラント「・・・いや・・・・このまま連れていこう。すぐに皆の元へ行くぞ。この知らせを皆にも報告しなければ。」

  ギル「・・・はい。分かりました。」

  ラントは気を失ったタツヤをおぶって、キャンプ場へと降りた。

  そしてキャンプ場で王様とギルが降りてきて。

  リー「王様!執事はん!」

  ハイカラ(変身)「!!タツヤ!!」

  ハイカラはラントの背中におぶっているタツヤを見つけた。

  ハイカラ(変身)「どうして・・・こんな・・・」

  リー「王様!タツヤはんは!大丈夫なんやろうか!?」

  ラント「心配はいらん。体力をかなり消耗しているだけで命に別状はない。」

  リー「せやけど、なんでこないな事に。」

  ギル「私から説明しましょう・・・実は・・・」

  ギルは今回あったトラブルを皆に伝えた。

  リー「じゃあ、タツヤはんは、うちらを守るためにこんなになるまで闘ったんやな。なんて無茶な事を。」

  ハイカラ(変身)「なんだよ。俺は足手まといって事かよ!正直そうだけどさ。」

  ギル「すみません。こうなったのも私の責任です。私がしっかりしていればタツヤ様はこのような事には。」

  リー「王様、やっぱタツヤはんは、ここでリタイアって事に。」

  ラント「・・・・・・それは・・・・イレギュラーだが、このまま連れていこう。」

  リー「えっ!?」

  ラント「幸い、今出発すれば夕方までにはたどり着く。その町で治療を受けてもらう。だが、治療受けて駄目だった場合は・・・・転送しラピスファームへ送る。私は・・・この者にチャンスをやろうと思う。誰か異論はあるか!」

  全員「・・・・・・」

  ラント「では、荷物を片付けたら出発するぞ。」

  全員「はい!」

  ハイカラ(変身)「タツヤ・・・」

  そして数分後。

  ラント「では、出発する!」

  ハイカラ(変身)「タツヤは俺が運んでやる!」

  リー「ハイカラはん。」

  ハイカラ(変身)「俺だって、こいつに冒険者の極意や修行してもらった師匠でもあるんだ!ヨイッショー・・・」

  タツヤ(プルルン。プルルン)」

  ハイカラ(変身)「フニューー!!キィーー!!ハァハァハァハァ。お、重たい。」

  ハイカラはタツヤをおんぶし運ぼうとしたが何せ体重が60キロ以上あるタツヤを運ぶにはハイカラの腕力では無理がある。

  ハイカラ(変身)「一体どうしたら。」

  ギル「ハイカラ様。」

  ハイカラ(変身)「あ、あんたは。」

  ギル「タツヤ様をこちらに。」

  ハイカラ(変身)「?コウ?」

  ハイカラはタツヤをそっと地面に降ろし、ギルは呪文を唱えた。

  ギル「『ミニミニ』!!」

  タツヤ「(シュルシュルシュル)」

  タツヤの身体は一回り小さくなった。

  ギル「もう二回!『ミニミニ』『ミニミニ』。」

  タツヤの身体はかなり小さくなった。

  ハイカラ(変身)「思い出した!確か、タツヤのデカイ腹を小さくした魔法?だったよな。」

  ギル「その通りです。タツヤ様には申し訳ないですが、このサイズならハイカラ様も楽になるかと。」

  ハイカラ(変身)「ありがとよ。助かったぜ。」

  ギル「私はタツヤ様に救われた身です。せめてこれくらいの手助けは。」

  ハイカラ(変身)「後は任せな。タツヤ(ヒョイット。)行くぜ。」

  ハイカラは小さくなったタツヤを軽々と担いで歩きだした。

  その後は順調に山を越えて、夕方に差し掛かろうとした所で。

  ラント「皆のもの。あそこが遠征の拠点の町『カーレンドファーム』だ。」

  カーレンドファーム。ラピスファームとは違う都会観を感じる所だ。

  ハイカラ(変身)「うおー。スゲー。」

  ギル「皆様の宿泊先は既に手配してある!宿に話をつき次第各部屋の鍵を配る!こちらです。」

  という事で、全員は宿へと向かった。そして宿でチェックインを済ませて。各自一部屋ずつ鍵が手渡された。

  リー「成る程。狭いけど、一人なら充分スペースがあるな。」

  ハイカラ(変身)「なら俺も。」

  ギル「あっ!ハイカラ様!待ってください!」

  ハイカラ(変身)「ほえ?」

  ギル「ハイカラ様は私達と一緒にコチラヘ。」

  ハイカラ(変身)「は、はぁ。」

  ハイカラはギルに連れて行かれてやって来たのは。・・・・・立派な建物の前だった。

  ハイカラ(変身)「ウヒャー。宿よりデッケー。執事さん?何なんだいここは?」

  ギル「はい。此方はこの街を率いる王の宮殿でございます。」

  ハイカラ(変身)「つまり、王様の家って事か?」

  ギル「左様。実は今回の目的の一つに、タツヤ様をこの国の王に紹介する事が目的でして、タツヤ様を此方に招待したかったのですが、当の本人がこの状態ですからね。」

  タツヤ「(プルルン。プルルン。)」

  ハイカラ(変身)「まぁな。(小さくなっても腹の心地よさは変わんないのか。)それで?」

  ギル「それで、此方の王宮には腕の良い医者がおりますのでソチラの方に治療をと思いまして。心配することはないです。ここの宮殿につかえる医者は王様の右腕と呼ばれるほどに腕に自信ありでして、この街では有名なんです。昔王や私も手当てした事があったのですが素晴らしい手腕で治療してくれました。」

  ハイカラ(変身)「そ、そうか。じゃあ。そうしよう。いい加減タツヤを横にして楽させたいしな。」

  ギル「では、私が門番に話してきます。」

  ギルは門番に話を付けて。

  ギル「ラピスファームの執事のギルだ。」

  門番「用件はラント王から聞いております。どうぞお連れの方もお通りください。」

  ハイカラ(変身)「お邪魔します。」

  ハイカラ達は王宮の中へ。

  ギル「此方の部屋でお待ちだそうです。」

  用意された部屋は宿よりも広く豪華だった。

  ハイカラ(変身)「何か場違いな所に来ちゃったって感じだな。」

  ギル「ハイカラ様。タツヤ様をベッドに。」

  ハイカラ(変身)「そうだった。そ~っと。」

  ハイカラは小さくなったタツヤをそっとベッドに置いた。

  ギル「ハァ!」

  ギルは何か気合いを入れた声を放つと。タツヤの身体はみるみる大きくなり。元の大きさに戻った。

  タツヤ「(ポン!プルプル。プルルン。)」

  ハイカラ(変身)「おぉ!タツヤが元の大きさに戻った!タツヤ・・・駄目か。まだ意識が戻らねえ。」

  ギル「今医者を呼んで来ます。」

  数分後。

  医者「コレは、見たことない生き物だ。果たして薬が効くかどうか。」

  ギル「何とか最善を尽くしてください。」

  医者「分かった。・・・・フムフム・・・・誰か回復魔法を使えるものは。」

  ギル「私は朝の闘いで魔力をかなり消費しましたので長時間は。」

  ハイカラ(変身)「!!俺なら『ヒール』が使える!駄目か?もっと強力なやつじゃないと?」

  医者「いや。少しでも人手がいた方が良い。始めてくれ。」

  ギルとハイカラはありったけの魔力でタツヤに回復魔法を当てた。

  数分後

  医者「・・・・・よし!これで、治せそうだ。後は私に任せてくれ。」

  ハイカラ(変身)「ハァハァハァハァ・・・こ・・これで・・・・タツヤ・・は・・助か・・ニャかニャ・・」

  ギル「ハイカラ様!」

  医者「どうしたんだ彼は!?」

  ハイカラの身体の模様が点滅している。もう魔力が少ないこれ以上ザングースになるのは限界だ。

  ハイカラ(変身)「だ、ニャいジョブ・・・・魔力を・・・使いすぎただけ・・・・俺は・・・寝るよ・・・タツヤを頼みます。」

  医者「あ、あぁ。」

  ギル「ハイカラ様、さぁブーツを。」

  ギルはハイカラの履いてるブーツを脱がした。

  キラーン。ポン!

  医者「うおっ!」

  ハイカラは元の灰色の猫に戻ってぐったりと眠った。

  医者「ギル殿!これは一体。」

  ギル「説明は後だ!今はタツヤ様を。」

  医者「う、ウム。・・・」

  医者は素早く丁寧な手付きでタツヤを治療した。そして。

  医者「これで良いだろう。後は目が覚めるのを待つだけだ。」

  ギル「ありがとうございます。」

  医者「所でさっきの猫は。」

  ギル「余程疲れたのでしょう。気持ち良さそうに眠っています。大丈夫ですよ。目が覚めたら兵士達に伝えておくように。」

  医者「そうだな。所でさっきの話に戻るが。」

  ギルと医者は部屋から出ていった。今部屋にはタツヤとハイカラがベッドで横になっている。部屋の外は兵士が見張っている。

  あれからどのくらい時間がたったのだろう。

  ピチャン・・・ピチャン・・・・

  タツヤ「(真っ暗だ・・・何も見えない・・・・ここは?・・・)」

  タツヤはどうやら夢を見ていた。・・・・・それは・・・・前世・・・つまりタツヤがまだ人間だった頃の。・・

  母「タツヤ!しっかり!!」

  父「タツヤ!!タツヤ!!」

  タツヤ「(お父さん・・・お母さん・・・それに・・・これって・・・)」

  そう・・・・あの夏・・・タツヤは仕事で倒れて・・・救急車で病院に運ばれている所だ。だが、車内でタツヤの呼吸がだんだんと・・・なくなっていき・・・そして。

  ピーー!!!!!

  高鳴る機械音・・・・心臓が止まり・・・医者が心臓マッサージをするが・・・・タツヤの意識が戻らず・・・・そのままタツヤは・・・・そのまま息を引き取った。

  母「イヤーー!!タツヤーー!!死なないで!!」

  父「何でだよ!俺達より先にいっちまわないでくれよ!なぁ!なぁ!!なぁ!!!」

  タツヤ「(お父さん!お母さん!!俺ならここに・・・・母さん・・・・俺は・・・・・やっぱり・・・死んだんだ。・・・・ごめん。母さん父さん・・・・俺がしっかりし過ぎて自分の身体が・・・・弱ってるのに・・・気張り過ぎて・・・もしも、あの時・・・・仕事を休んで病院に行ってたらこんな事には。・・・・母さん!!父さん!!)」

  タツヤ「母さん!!ハ!ハァ・・・ハァ・・ハァ・・ハァ・・夢?」

  タツヤは目を覚ました。悪い夢でも見たかのように汗だくになっている。タツヤは今一度自分の身体を触る。

  タツヤ「(プルン。)」

  今のタツヤは人間ではなく。ポケモンのザングースだ。それを確認し終えた後。タツヤは辺りを見渡した。

  タツヤ「ここは?・・・何処?・・・あの後・・・一体?」

  タツヤの隣には猫のハイカラが寝ていた。ブーツはベッドの下に置いている。

  タツヤ「ハイカラ!・・・寝てる?・・・ごめんな・・・心配かけて・・・よく頑張ったな。ハイカラ・・・偉いぞ。・・・それにしてもここは何処なんだよ。」ヒョイ

  タツヤは起き上がり部屋から出ようとした。キギー。

  タツヤ「何だ?・・・!!」バタン!!

  タツヤは扉を少し開けて誰かが来たので急いで扉を閉めた。兵士が見回りをしに来たようだ。

  タツヤ「何だよ。一体ここは?とにかくここから出てどんな状況なのか確かめないと。・・・でもどうやって。・・・あの窓から出れば!なら(ムニッ)『猫変身!!』」キラーン!ポン!

  タツヤは白い猫になった。

  タツヤ(猫)「これでここから出れれば。よっと!しかし・・・何か造りが結構頑丈に造られてるな。何処なんだ?」

  タツヤは窓から出て、歩き回った。ただ、外へは出られず王宮の中をを彷徨っていた。

  タツヤ(猫)「俺の身体が小さくなったのかそれが理由か分かんないけど、ここ広すぎだろ!!しかもそこらじゅう兵士がチラホラいるし。脱出するにはどうしたら・・・・それにハイカラだっているし。戻らないと行けないけど・・・ここ何処?迷っちゃったよ。」

  王宮があまりに広すぎて帰り道が分からなくなってしまったタツヤ。その時!

  タツヤ「ウニャ!(うわっ!)」」

  足を滑らしてしまい上から落っこちてしまった。

  タツヤ「ニャオ!(おっと!)」

  今のタツヤは猫なので軽やかに着地に成功したのだが。

  兵士1「誰だ!」

  兵士に見つかってしまった。

  兵士2「猫だと?」

  タツヤ「ニャン。」

  兵士1「猫だろうが捕まえて外に追い出そう。」

  タツヤ「ニャニャ!(ヤバ!逃げよう!)」

  タツヤは一心不乱に素早く逃げた。

  兵士1「待て!」

  兵士2「おいおい、全くもう。」

  兵士2人も後ろから追いかけていく。

  タツヤ「(一体何処に行けば良いんだよ!逃げても逃げても、兵士、兵士の連続!もうしつこい!)」

  タツヤが逃げてた最中何者かに捕まった。

  タツヤ「ウニャ!(うわっ!しまった捕まった!?)」

  タツヤは抱かれて捕まられた人を見ると。何とも美しい狐の獣人に捕まっていた。

  狐「なんじゃ、騒々しい。」

  兵士1「じょ、女王陛下!」

  兵士2「陛下!」

  タツヤ「(陛下?じゃあ、この人が!この国王女!?)」

  果たしてこの後どうなるんだ!その続きは次回に続く!

  

  ~ 第十話 ~ ~終わり~

  次回予告

  ガロン「オッス!久しぶりだな。タツヤ達がいなくて退屈だぜ。何か大変だったみたいだな。タツヤは今喋れない状態だし、この俺が特別に次回予告をさせてもらうぜ。今回最後に出てきた狐の姉ちゃん、キレイだったな~、でもそいつにタツヤが捕まって、部屋に連れてこられた。大ピンチじゃねぇか!どうなるちっまうんだよ。え!?予告はこれで終わりか!?おい!もっと喋らせてくれー!次いつ登場するか・・・」通信が切れました。

  次回第十一話 「九尾の女王 アンナ。」

  次回もお楽しみにー。

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