騒々しいレストランへようこそ!(番外編)【破壊者】DESTROYER 1
1
それは、人の卑劣な行動から始まった。俺は狼族である。それで俺は5人の人間のせいで殺され欠けた。そこから憎悪は始まった。
人間A「フッ、てめぇはそこで死んじまうのがお似合いさ。」
そういって人間は引き返してった。俺は今にも消えそうな声で「許さねぇ」と言ったのを今でも鮮明に覚えている。
カイト「ガストさん? しっかりしてください!」
カイトは、俺の友人で狐族だ。
カイト「ガストさん!?」
そこで俺は気絶した。
2
俺はゆっくりと目を覚ます。そこは、病院だ。
カイト「大丈夫ですか?」
ガスト「ああ。」
だが、本当のことを言えば、身体中は痛いし、今にも意識が切れそうな気がするし… そんなんで、病院で入院していた間、人間に対し、怖い、憎い、うざい、悲しい、酷い等というマイナスなイメージを持ち始めた。ある日、見舞いに来てくれたカイトが言った。
カイト「酷いですよね…俺たちがもし殺されたり、家を燃やされたりしても、そんなことをした奴等は罪に問われないそうですよ…」
内心、ふざけんなと思った。殺意もちょっと湧いたのは否めない。
3
そして、退院の時、道行く人間が『異質』な目で見た。そう、まだこの世は俺たち動物種を認知していない。それ故にあらゆる場所で酷い差別を受けられた。忌み嫌われた存在。もう殺意が湧いて仕方がないくらいだ。
4
昔から、殺人鬼に似てたことはしてた。職業、殺し屋。仕事内容、目標の殺害。周囲のことは気にしないから解らないが、どうやら俺のことは巷では話題になっているらしい。つい先日、仕事の依頼が入ってきた。依頼者はどうやら有名な科学者らしい。依頼者の具体的な依頼を聞くために、依頼者の研究所に訪れ、応接室で依頼者を待った。そこには、俺だけじゃなく、俺の友人であって、依頼者の同業者であるカイトがいた。
カイト「まさか、こんなことが起こるなんて思いませんでした。」
確かに、それは解る。
カイト「まあ、ここではただの仕事関係者でいますけどね。でも、凄いですよ、依頼者の人。」
それから依頼者に関して、詳しく聞いた。依頼者の名前は、カイ。性格は男。動物種で、狼族。頭がよく、周りからは天才、一万分の一の才能と敬われていた。俺とは程遠い奴がなんで俺なんかに依頼したのだろう…
カイト「どうしたんですか?考え込んで。『世界最凶の殺人鬼』さん」
『世界最凶の殺人鬼』さん?そんなアダ名がつけられていたんだな。そこまで、自力に自信がある訳じゃない。でも、そう言われるということはそれほど強いってことなんだろう。そして、依頼の内容は、当人の護衛だ。護衛。あまり受けたことがない依頼だ… その上、俺は現在18歳だから、仕事の上手い下手はもう完全な二極。
ガスト「護衛か…」
ガタン
鉄製の扉が開くと同時に、依頼者のカイが入ってきた。
カイト「あ!カイ先輩!」
カイ「どうも。」
カイト「彼が依頼者のカイさん。」
ガストは軽く頷いた。
カイ「君が、殺し屋かい?」
ガスト「ああ。」
カイ「僕を守ってくれないか?」
ガスト「ああ。構わない。」
カイ「報酬は後払いで…50万円でいいかな?」
ガスト「ああ。」
50か…相応しい金額だな。
カイ「じゃあ、頼みました!」