[chapter:ハートム(心子)]
ハートム(心子)とはニオニード博士によって発見された素粒子(ニオニード粒子とも呼ばれる)のことで力を伝えるゲージ粒子の1つである。心子は心力を媒介する素粒子である。心子は人体内に多く存在し、特に脳の部分に多く偏在している。そのため心力の多くは脳で生まれそのまま脳へと作用するか、人体内の少ない心子を媒介して減衰しながら伝搬していく。
心子の動きは心力を生み出し動物の脳細胞によく作用し、脳の形成に影響するとされ、また逆に脳の作用によっても心力が生み出される。そのため心子を多く偏在させことは心力をより強く作用させることが出来き、脳がより高い高次機能を有することに影響する。そのため心子の存在が知的生命体を生み出した起源であり、人は他の動物よりも偶然心子を多く偏在させている生物であったということが出来る。ニオニード博士は人間の脳が高次機能なものになぜ進化したのかを研究している時に偶然ハートム(心子)を発見した。
ハートム(心子)は生物内だけでなく空間内にも存在しているため生物の脳から他生物の脳へと心子を媒介として心力を伝えることにより影響を与えることが理論上は可能であるが空間内の心子密度は極めて低いため影響はごく僅かであるとされている。
[chapter:心性流体]
心性流体とは脳細胞から心力に影響を受けやすい物質のみを抽出し生成した心性微粒子を界面活性剤に稠密に混ぜることによって作られるダイラタンシー流体のことである。心性流体は心力の影響を受けるため心力によってその形状を変化させることが出来る。そしてその心力は脳での思考や感情によって生み出されるため人の思いによって多種多様な形状を持つことが出来る。
心性流体はダイラタンシー流体であるため力の無い状態では液体、外力の加わる状態では固体の特性を示す。なので心性流体に心力を作用させる心性流体の形状を変化させることができ、さらに大きな心力をかけるとそのままの形状で固体となる。そしてその硬さは心力の強さによって左右され心力が強ければ強いほどその硬度を増す、つまり人の思考や感情が強ければ強いほど硬い状態となる。
また心性流体は無色透明ではあるが心力を作用させると表面の微小構造が変化し心力の種類によって様々な色に変化をする。
[chapter:ニオニード・コア]
ニオニード・コアとはハートム(心子)を発見したニオニード博士が発明した球体状の心性流体である。心力は空間中をあまり伝搬しないため心性流体は当初人体に接触させた状態での利用が考えられていたが心性流体は心力のない状態では液体の状態であるため扱いが不便であった。そこで心性流体に球体の形状を保つような小さな心力が働くように設計された心子の動きを制御する心子回路を埋め込むことで人の脳からの心力がない時には球体状の形を保てるようにした。これにより心性流体の運搬、取り扱い、処理が容易になった。
またニオニード・コアには脳の思考、感情からの心力に対応した形状に心性流体を変化させるための心子変換回路も埋め込まれている。このために例えば「身体を守りたい」と脳で考えれば心性流体をスーツのように変化させたり、「攻撃がしたい」と脳で考えれば心性流体をブレードのように変化させたりとより直感的に心性流体を制御することが出来るようになっている。
[chapter:コラルマダ]
コラルマダとはニオニード・コアを高精度に操れる能力に長けた兵士を集めた特殊部隊の名前である。部隊員はニオニード・コアを身体に接触させ心力によって形状変化させた心性流体を強化外骨格のようにして全身に纏い、強い心力を生み出す強い思考や感情によって形状や硬さを変化させることで驚異的な身体性能、攻撃性能、防護性能を獲得した。
しかしニオニード・コアの発明、コラルマダ結成から時間が浅く適合者の数はそこまで多くない。しかしコラルマダ部隊員が参加した作戦の成功率は今の所100%であり現場の一般兵士の証言からもコラルマダ部隊員の活躍は目覚ましいものであることが報告されている。
またコラルマダ部隊員にはヒトよりも獣人の方が多く在籍しており、詳しい理由は不明であるが獣性の本能が関係しているのではないかと言われている。
[chapter:スペルビア]
スペルビアはコラルマダ隊員の42歳の狼獣人。コラルマダ結成の最初期に極めて高い精度でニオニード・コアを操ることができ部隊員として抜擢された。スペルビアはコラルマダ入隊前には海軍の特殊部隊に籍を置いており極めて危険な作戦にも参加し任務を遂行した実績のある筋骨隆々の軍人であった。ニオニード博士はスペルビアの成功の理由を強靭な肉体から生まれる強烈な自信と意志、獣人としての野性が心性流体を力強く制御することが出来たためではないかと考えている。
ただスペルビアはその強靭な肉体と強い自信から時として傲慢な態度を取ってしまうことが欠点であった。
[chapter:反政府過激派ゲリラ・タイパンズ]
反政府過激派ゲリラ・タイパンズとは増大した現政府の暴力装置の縮小、解体を標榜する集団のことである。現政府は元来から強制力のある公権力による抑圧がひどかったがニオニード・コアが発明されてから軍の国内への監視、介入が強くなっていっていた。そんな現政府への非難、抵抗、反政府活動は少なくなかったがその中でもタイパンズの活動は過激派として分類されている。国民へのテロ活動はないが政府施設への侵入、襲撃、政府要人の拉致などは積極的に行ってきている。
タイパンズは一介の反政府ゲリラでありながら政府は組織の掃討に手を焼いている。中でも人体を改造されてグロテスクな身体能力を獲得した戦闘員が数多く報告されており、タイパンズの中で外科整形技術に長けた者がいると推測されている。
タイパンズは最近開発されたニオニード・コアが暴力装置の中でも脅威とみなしており、その情報やそれ自体の入手を喫緊の目的としているようだ。
[chapter:アルビガ]
アルビガはタイパンズの構成員のワニ獣人。構成員の階級は低くゲリラ活動において情報収集や見張り、代理人勧誘などの後方支援を行っており戦闘力は低い。だが最高学府を卒業しているインテリであり知能は高いが組織内では目立たない程度である。インテリ故に政治には精通をしており現政府のやり方に強い疑問を抱き、またそれを正すためには武力行使もやむ無しという思想でタイパンズに入った。組織内の自身の扱いに不満を口にすることが多いが組織への忠誠心は高い。
[newpage]
「て、敵は北東の山岳部へと逃げました!」
負傷し立つことが出来ない戦闘員が現場に到着した政府特殊部隊コラルマダの隊員である狼獣人のスペルビアにそう報告をした。
「おう、分かった!傷はそこまで深くないな。今すぐ救護兵を寄越すからそのまま待ってろ!俺らの部隊は共にゲリラ部隊を追う、付いてこい!」
スペルビアは地面に倒れた戦闘員の様子を伺うとすぐに引き連れていた自部隊員に号令をかけた。部隊員らはスペルビアの指令に頷くとゲリラ部隊が逃げたと思われる方向に向かって走り出した。
政府軍は北東部の山岳地帯の麓にある寂れた村一帯が反政府ゲリラ・タイパンズの拠点となっているとの情報の真偽を確かめるべく政府軍から調査部隊を送ったがその情報は正しく送られた部隊はタイパンズの反撃を受けてしまった。
幸い反撃の勢いは弱く、調査部隊に負傷者は出たものの被害は小さくゲリラ部隊は北東の山岳部隊の奥深くへと逃亡を図った。だがそれ以上の追跡は難しいと判断した調査部隊は本部へと救護と応援を要請した。そこで調査部隊の救援及びゲリラ部隊の討伐の目的として掃討部隊が編成され送り込まれて今に至る。
負傷した部隊員の救護のために少数の自隊員の残してスペルビアは調査部隊の報告を元に山岳地帯へと走り出し部隊員がそれに続いた。
*****
スペルビア達が開けた平野部から森林地帯へと入ってしばらく経った時、前方にタイパンズのゲリラ部隊と思われる影を見つけた。スペルビアは目を細め見ると最後方のゲリラ部隊員がアサルトライフルと思われる銃火器を装備していることが見て取れた。
「奴らそれなりに武装をしている!俺が先に行って道を切り開く!」
スペルビアは走りながら腰のポーチから球体状の物体、ニオニード・コアを取り出すと胸に勢いよく押し付けた。
胸が潰れるほどの力で押し付けられたニオニード・コアは固体から液体へと変わりスペルビアの身体をぶつかるように弾けた。飛び散ったニオニード・コアはそのまま地面へと落ちていくかと思いきや意志を持ったかのようにスペルビアの身体を包み込み一瞬で形を変えていく。
液体のようだったニアニード・コアはたちどころにスペルビアの思い通りに身体全体を包む強化外骨格のような緋色のスーツとなり、ニアニード・コアの名残として胸に半球形の膨らみだけが残った。
「一気に距離を詰めて制圧する!後方支援は頼んだ!」
スペルビアの思い通りに形状を変化させることが出来る緋色のニアニード・コアを耳から尻尾までも包むスーツとして身にまとったスペルビアは脚全体をバネのような弾力性をもたせると勢いよく地面を蹴り上げて走り逃げるゲリラ部隊に向かって走り出した。
ドスッ! ドスッ! ドスッ! ドスッ!
緋色のニアニード・コアをスーツのように着たスペルビアが地面を蹴ると大きな土煙を上げ、全身が筋肉達磨の重量級のスペルビアはまるで機械的な推進力を得ているかのようなスピードで軽々と前方へと走行した。
森林地帯を恐ろしい速度で走り抜けるとみるみる内に自部隊との距離は離れゲリラ部隊との距離は詰まった。
後方からものすごい音を立てて走り追いついてくる影に気がついたゲリラ部隊員達はパニック状態に陥り装備していたアサルトライフルをその影に向かってがむしゃらに撃ちまくり始めた。スペルビアは開口している目の部分と空気孔を片手を広げてカバーしながらゲリラ部隊に突入していった。ゲリラ部隊の放った銃弾は距離を詰めていたスペルビアの身体に到達したが緋色のスーツが軽快な金属音を上げて弾かれていった。
「オラァッッ!!」
銃弾ではびくともしない硬質の緋色のスーツを舞わせながらスペルビアがゲイラ部隊員に上段蹴りを見舞う。側頭部を蹴り上げられたゲリラ部隊員は吹き飛び地面を滑りながらピクリとも動かなくなった。
スペルビアは身体能力を増大させる緋色のスーツと共に徒手空拳をもって足を止め銃撃を行うゲリラ部隊員を蹴散らしていく。スペルビアの部隊が追いつく頃には地面に気絶したゲリラ部隊員が散り散りに横たわっていた。
「こいつらは捕縛して本部へ連行しろ。残りの隊員は俺と一緒に残りの奴らを追うぞ!」
するとスペルビアの装備していた本部のオペレーターから無線が飛んできた。
「スペルビア!通信状態が極めて悪い!山間部だからなのかジャミングを受けているのか分からないが今はそこに留まって更なる応援部隊を待ってくれ!」
スペルビアは黙ってその命令を聞いていたがハッと鼻で笑うと自信に満ちた声で応えた。
「大丈夫だ!奴らは戦闘に特化した部隊じゃない。俺1人でも片付けられるぞ。だから残りの隊員を引き連れて追跡、捕縛を行う。そしたらすぐに引き換えて連絡を入れる。それまで待ってろ!」
「ダメだ、スペルビア!今すぐにそこで待機しろ!これは本部からの命令だぞ!」
「はぁ〜……俺が大丈夫と言っているんだ、大丈夫だ!モタモタしているとゲリラの奴らに逃げられるぞ!」
「そこから先に潜伏出来る場所は限られている!焦らず仲間の到着を待つんだ!」
スペルビアは妻のうるさい小言を聞くかのようなうんざりした顔をして少し考えた後に無線の電源をブツッと切った。
無線の内容にどうしたらよいか困惑している自隊員に向かってスペルビアは声を上げた。
「問題ない!俺が先行する!後を付いてこい!」
スペルビアはニアニード・コアが作り出す緋色のスーツの力に酔いしれ思い上がった判断を下してしまったと後悔するのはもう少し後のことであった。
*****
ドスッ! ドスッ! ドスッ! ドスッ!
再びスペルビアが地面を鳴らしながら逃亡するゲリラ部隊を追っていると前方に影を視認することが出来た。その先頭、でっぷりとした体型のゲリラ部隊員が目についた。
「あいつがブレインだな。殺さずに捕縛するぞ!」
ゲリラ部隊も急接近する緋色の影に気がついたのか慌てた様子で右側へとグルリと進行方向を変えた。スペルビアが右方向を睨むと廃墟となった施設が目に入った。どうやらそこに逃げ込むようであった。
ゲリラ部隊はスペルビアが思った通りにその廃墟に入り込むと入り口の扉を閉めて姿を消した。すぐにスペルビアも後を追って廃墟に突入しようとしたが厚い鉄の扉が行く手を阻んだ。しかしスペルビアはそれを意にも介さずに前蹴りのようにして重厚な鉄の扉を蹴ると鉄の扉が吹き飛びエントランスの端の壁に叩きつけられた。ニアニード・コアが形成する緋色のスーツのパワーの賜物であった。
廃墟の中はゲリラ部隊の残党が逃げ込んだにしては不気味なほど静かであった。さすがにスペルビアも警戒を強めゆっくりと歩きながらクリアリングをしていく。しかしその捜索は豪快であった。死界があり危険と判断した箇所は扉でも壁でも障害物でもスペルビアは緋色のスーツの力を存分に活かし殴る蹴るで破壊していき安全箇所を確保していった。
そうこうしていると後を追ってきていた自部隊員達が到着をする。スペルビアと合流するとそれぞれチームを組み廃墟の中を捜索していく。しかしゲリラ部隊達の姿は見当たらなかった。
すると1人の部隊員が下へ通じると思われる地下扉を床に見つけた。
「なるほど、地下か。地下道でもあるのか?」
スペルビアは軽々と鉄の地下扉を持ち上げると地下階段を部隊員と共に降りていった。
*****
地下への階段は思っていたより長く続き、その階段が廃墟元々の物ではなく人工的に作られたものであることが伺えた。
地下の階段を降り立つと広い地下階へとたどり着いた。そこは今にも切れそうな白熱電球が天井から地下階全体を赤褐色に染め上げておりそこから先に続くと思われる扉があった。しかしその扉の前にスペルビア達が追い続けていたゲリラ部隊の残党が立ちふさがっていた。
スペルビア達は身構えた。
「お前、アルビガだな。指名手配書そっくりだな」
スペルビア達に追い詰められ焦っている顔をしているゲリラ部隊の中で一際体躯が大きく腹が膨れ上がったワニ獣人をスペルビアは指さした。指をさされたワニ獣人は苦虫を噛み潰したような顔をし、その指摘が正しいことを示していた。
「お前たちに勝ち目はない。抵抗しなければ痛い目は見ないぞ。武装解除し床に伏せろ」
スペルビアはそう告げるとゆっくりとアルビガ達へと距離を詰めていく。アルビタ達も武装はしているもののその攻撃がニアニード・コアによって形付けられた緋色のスーツに通用しないことを知っているようだった。
追い詰められたアルビガ達はジリジリと後退った。
その時、アルビガ率いるゲリラ部隊の中でも小さな身体をした隊員がドサリと床に倒れた。それが投降することを示すために床に伏せたというよりもまるで気絶したかのようであった。
スペルビアは一瞬何が起こったのかわからなかった。だがその遅れが運命を分けた。
次に床に倒れたのはスペルビアの部隊員だった。スペルビアは床に伏した隊員を見てすぐに何かまずいことが起きていることを察したが行動に移すことが出来なかった。するとスペルビアの部隊員、ゲリラ部隊の両者で次々と隊員が床へと倒れていき立っているのはスペルビアとアルビガの2人だけになった。
「ガスか!」
スペルビアがそう気がついた時にはもう時すでに遅し、両脚に力が入らずグラリと身体が揺れて膝を付いてしまった。スペルビアは歯を食いしばりながら前を見るとアルビガの方も膝を付き、そして床へとドサリと倒れ込み、スペルビアもほぼ同時に床へと倒れてしまった。
*****
倒れ込んだスペルビアには意識はあった。だが身体には力が全く入らなかった。
地下階にいた全員が床に倒れ込んで少し、地下階の扉が開かれガスマスクをした少数のゲリラ部隊員がガスマスクを手に現れた。そして床に倒れた仲間に一人一人ガスマスクを装着していった。
ガスマスクを装着されてしばらく経つと一人また一人と力を取り戻したかのようにゲリラ部隊員が立ち上がり始めた。そして今いるゲリラ部隊のブレイン、アルビガがグラグラと身体を揺さぶりながら立ち上がるとノシノシとスペルビア達の方へと歩き出してきた。
「残念だったな、ヘドロ野郎共」
「うっ……ぐっ!」
アルビガが床に成す術なく寝転ぶスペルビアの顔をブーツで突くとアルビガの仲間達が同じく床に倒れるスペルビアの部隊員達を拘束具で捕縛していく。アルビガはガスマスク越しにくぐもった声でスペルビアに言葉を吐き捨てた。
「お前らの敗因は傲慢。その身に纏っているヘドロの力を過信しすぎたな。打撃も銃弾も通じないかもしれないが目に見えない毒ガスにはどうしようもなかったな」
アルビガはタイパンズの1つの施設として利用していたこの廃墟の地下に他の施設に通じる地下通路と追い詰められた場合に備えて身体能力を衰えさせる毒ガスを流し込めるように細工をしていた。
アルビガ達は数人の部隊員にガスマスクを装着させて地下通路に隠し、自分達も身体を張って追い詰められるフリをすることによりスペルビア達を罠にかけたのだった。
「俺はさぁ、パイタンズの中でもいつも下っ端呼ばわりされてたけどよぉ、これでお前の着ているヘドロを奪うことが出来れば大手柄だ」
アルビガはスペルビアの胸にある半球状になったニアニード・コアをグリグリと踏みつけた。
「ぐぅッッ!」
ニアニード・コアに力を加えられたスペルビアが呻く。
「このヘドロみてえな奴に俺らメチャクチャになれたからよぉ、俺らの仲間の中でもこれについてあれこれ研究してるやついるんだわぁ。これ、お前の精神状態がなんか関係してるんだろ?だからよ、これをお前の身体から引っ剥がす方法とかも考えられてんだわぁ」
そういうとアルビガはベルトを緩めるとズボンを脱ぎ捨て下半身を露出させた。
「!?何、をしている!?」
ワニ獣人のアルビガの股間はツルリとした鱗肌にスリットがあった。そしてアルビガが腹に力を込めるとそのスリットの中から大小の触手がズロズロと醜い粘液を纏わせながら大量の大きな蛇のように這い出てきた。
「うッッ!これはッ!」
「俺よぉ、頭はそこそこ良いって言われんだけどよぉ、仲間の中にはもっと頭良い奴らがウジャウジャいてさぁ、力になれねぇんだわぁ。だから下っ端工作員みたいなことやってたんだけどよぉ、お前役に立たなすぎっつわれて俺のチンポ、こんな風にされちまったよぉ、ははっ……。でもこれで俺も役に立てるからよぉ、俺はこれでいいと思ってんだぁ、ははっ……」
アルビガのスリットから長く無数の触手が這い出てくるとアルビガの丸く張りでた腹がみるみる内に凹んでいった。
「この俺のチンポでよぉ、お前のことグチャグチャしてそのヘドロ引っ剥がしてやるからよぉ、覚悟しとけよ、ははっ!!」
「うっ!ぐっ!やめっ!」
グチョグチョと音を立ててアルビカのスリットが漏れ出る触手がまるで布団のようにスペルビアの筋肉でガチガチの太い身体の上にのしかかる。触手は大きな触手が何本から構成されているように見えるが近距離で見るとそれはまた幾本かの触手に分かれており、そしてそれを更に近くで見るとミミズのような細い触手で構成されていた。
アルビカの多重触手はニアニード・コアで包まれたスペルビアの首、腕、胸、胴、脚にネットリと絡みついて自由を奪いスペルビアの身体が触手で埋もれる。そして同時に大きな触手からマイクロ触手までもがスペルビアの肉体を擦り上げるように蠢いた。
ゾリュ……ゾリュ……ゾリュゾリュゾリュゾリュゾリュゥ〜〜〜〜〜……!
「なぁッッッ!! ふぅッッッぐぅぅぅッッッ!!」
「う〜ん、やっぱこのヘドロは液体のように見えて感触は鉄みてぇなんだなぁ、よく分かんねぇや」
全身を包むニアニード・コアの緋色のスーツの上からでもアルビカの触手はスペルビアの筋肉を快楽で弄び、全身の皮膚に同時に快感を擦られ快楽を超えて責め苦となってしまう。その度にスペルビアのニアニード・コアはビクリビクリと脈打つように跳ねた。
ゾリュッッムチャァッッ……ゾリュリュッ……ヌチョリョロロッッ……!
「もうお前助からないんだからよぉ、諦めてそのヘドロみてぇなの身体から離せや」
「おぉッ! おぉッッ! おぉッッ! うぐぅぅッッ! くそぉッッくそぉッッ!」
スペルビアは拘束される仲間達の前で触手風呂にブチ込まれ擦り塗り込まれる快楽に情けない喘ぎ声を上げてしまっていることに命の危険が迫っていることを忘れて羞恥心がこみ上げる。
多重触手はその構造から全ての触手がグチョグチョと動くとスペルビアを包む肉塊がまるで心臓が脈打つかのように膨らんでは縮むように傍からは見える。
優位に立ったガスマスクを着けたアルビガはある種の高揚感を感じながら自身の陰茎、こと多重触手に力を込めてスペルビアを責め立て続ける。
ブチュリュゥゥッッ……ヂュヂュゾリュゥッッ……ヂョリュリュゥッッ……!
「ふはぁッッ! ふはぁッッ! はぐぅッッ! んぐぅッッ!」
「オラオラオラオラオラァッッ!さっきまでイキりまくってた英雄様はどこいったよぉ!おら、見てみろよ!お前のお仲間さん達が唖然とした顔でお前のこと見てるぜぇ!もっと声出してファンサービスしてやれよ、なぁ!」
ゾリュゾリュゾリュゾリュゾリュゥゥ〜〜〜ッッ……グヂュルプグヂュルプグヂュルプッッ……!!
「おおおおおおッッッ!! ふはぁッッ!! あはぁッッ!! あはぁッッ!!」
「はっはっはっ!どうして?ヘドロの上からでも股間のところがモッコリしてきているぜ?俺のチンポで勃起しちまったかぁ?なっさけねぇ〜〜〜ッッ!!おらぁ、ケツのところも擦り上げてやるからよぉ、もっと女々しく鳴いてみろよぉ!」
アルビガはスペルビアの全身を包むのに十分な量の触手を更に股間と尻の部分へと集中させて大小様々な触手擦りでスペルビアを責め立てた。
「んぐぐぐうぐぅぅぅーーーーッッ!! ぐぅッッ!! ぐはぁッッ!! んんぁッッ!」
スペルビアは繭のようになった触手塊の中で肌をなぞる無限に押し寄せる触手の感触にゾクンゾクンと跳ね上がり触手の海がビクンビクンとそれに合わせて盛り上がる。
ンゾリュゾリュゾリュッッ……ゴチュリュリュリュッッ……ヌチャムチャンヂュルルッッ……!
「おおおおおおッッッ!! ふほぉッッ!! ふほぉッッ!! ふほぉッッ!!」
「おいおいおい、お仲間さんら見てみろよ!英雄、お前達が苦しい思いしてる時にこいつはケツをペロペロ舐められてチンポおっ立ててアヘアヘ喘いでやがるぜ!」
スペルビアの股間部分の触手をどけるとニアニード・コアに包まれた緋色の肉棒がブルンッと姿を見せた。スペルビアは横目で仲間達を見たが自分のそんな姿を見てどのような感情であるのかは想像もしたくなかった。
股間部分から生える浮き上がる血管さえも見える緋色の肉棒を一通りスペルビアの仲間達にお披露目し終わるとアルビガは再びスペルビアの肉棒に無数の触手を絡ませ、大きな触手で激しくしごき、マイクロ触手でその表面を優しくネットリと擦り上げた。同時に尻の周りも重点的に触手で撫で上げ尻穴を触手で円を描くようにクリクリと休むことなく責め上げ続けた。
ブヂュルルルル〜〜ッッ……ヂュルゾリュヂュルゾリュ〜ッッ……ゾリュリュリュ〜〜ッッ!
「のおおおおおッッ!! ふひぃッッ! ふひぃッッ! ふひぃッッ! はぅぅッッ!」
「おぅおぅおぅおぅ!チンポ、ビックンビックンしてんじゃねえかよ!お仲間の前でイっちまうのかぁ、バカじゃねぇのぉ?おらぁ、乳首も腋もグチャグチャにしてやるからさぁお仲間の前で情けなくイっちまえよなぁ!あ、でも待った、俺がイクかどうか命令するからそれに従えよなぁ!」
アルビガは陰茎触手で乳首をコリコリゾリゾリをなぞり上げ、スペルビアの腋もクチュルクチュルと触手を爆ぜさせる。スペルビアは多重陰茎触手の快楽に抗えずに乳首をニアニード・コアの上からプックリと膨れ上がらせる。腋への触手攻撃は歯痒さが勝り腋を締めたくなるものの四肢を拘束する触手がそれを許さない。
コシュコシュコシュコシュゥゥ〜〜〜〜ッッ……ヌチュルンヌチュルンヌチュルンッッ!!
「むはぁッッ! はッ! はッ! はぅぅッッ! むぐぅぅッッ! んごぉぉッッ!」
「あ〜あ、何乳首でも感じちゃっての?嫁さんに開発でもされてんのかぁ?腋もしっかり感じんじゃねえか、ビクビクしてるぜ?あ、チンポもビクビクだわ、これ。お仲間のためにも頑張れ頑張れぇ、ギャハハッッ!!まだイクのは俺の命令待ちな、勝手にいったらマジで頭ぶっ壊すからな、わかってんだろうなぁ?そうだ、耳もペロペロして尻尾もコシコシして可愛がってあげねえとな!」
多重陰茎触手がアルビガの言った通りにスペルビアの耳と尻尾にも力も込めて群がり繊細な触手触覚がゾロリゾロリと撫で擦り搾り取る。スペルビアの耳と尻尾もニアニード・コアの緋色のスーツの下とはいえその上からのマイクロ触手の感触に耳をジタバタとさせ尻尾の付け根にはビキビキと力を込めざる得なかった。
ヌルンチュルンヂュルンヌリュリュ〜〜〜ッッ……コシュコシュッッニュルル〜〜ッッ……
「んぐぐぐぐぅぅッッ! ふはッ! ううううぅぅッッ! ぐるるるるぅぅぅッッ!!」
「んお〜、耳も尻尾も感度抜群!こんな雌みてぇな身体していままでどんな上司面してたんだ、お前ぇ?恥ってもんを知らねえのか、恥ってもんをよぉ!おら、見てみろよ、お仲間さんの顔、ドン引きしてるぜ、ありゃ!あ、今そんな横向いてる余裕ねえかぁ、ブハハッッ!!」
苛烈な触手責めによる洪水のような快楽にスペルビアの頭の中の意志、考えがぼやけていく。その度にスペルビアの思いを反映するニアニード・コアの緋色のスーツがドロリと溶けかかる。それでもスペルビアの頭の隅にある正義の心が緋色のスーツの形を辛うじて保っていた。
全身を包み流れて撫で弾けていく多重陰茎触手の快楽に晒されるスペルビアにはその時間は無限にも思えた。アルビガの多重触手の責め手は落ち着くどころか激しさを増していっていた。
スペルビアの意識が快楽に踏み潰されて消えかけそうになったその時、アルビガの多重触手の動きが緩んだ。しんと時間が止まった。スペルビアにとっては快楽に頭を洗い流されずに触手に全身を包まれる温かさを感じるだけのしばしの休息となっていた。
「はぁーーーーッッ……はぁーーーーッッ……はぁーーーーッッ……はぁーーーーッッ」
「う〜ん、今何分経ったぁ?そろそろぉ?誰も時間とか測ってねぇかぁ。まぁいいやぁ」
辺りをキョロキョロと見渡していたアルビガがスペルビアを覗き込む。
「ん〜?お前さぁ、もしかしてだけど、何か勘違いしてるかもぉ?お前が捕まった時にガス吸ったよなぁ?それで身体の自由きかなくなったよなぁ?それってお前の身体の感度が鈍ってるってことぉ。でもさガス流すの止めて結構時間経ってるからさぁ、そろそろお前の身体の中のガスの効果も抜けてくるってことぉ。ってことはどういうことかわかるぅ?ま、わかんなくてもその身をもって理解ることになるから頑張ってねぇ〜〜〜」
「はぁーーーーッッ……はぁーーーーッッ……!?」
スペルビアはアルビガが言うことを深く考えるほどの余裕がなかった。
その時、スペルビアの肉体の自由を奪っていた頭の中のモヤのようなものがサーッと引いていく感覚があった。頭の中がクリアになり思考がはっきりとし、手脚の自由が戻ってくる感覚があった。もしかしたらニアニード・コアに再び明確な意志を伝え緋色のスーツを構成し直しアルビガに反撃の狼煙を上げることが出来るかもしれない。そんな甘いことをスペルビアはふと考えていた。
しかし、その時明瞭になった頭の中に真空から水を吸い上げるかの如く全身の神経細胞から脳細胞のシナプスを焼き切るほどの圧倒的な快楽が流れ込みスペルビアは身体を仰け反らせながら遠吠えのような絶叫した。
「ぐおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーッッッ♥♥♥」
アルビガはそんなスペルビアの様子を見て思わず鼻を鳴らした。
「んほっ!キちゃったぁ?キちゃったぁ?キちゃったぁ?頭ブっ飛んじゃったぁ?どうよ、俺の触手チンポ風呂の湯加減はよぉ?なかなかすげぇだろ?」
アルビガがスペルビアの咆哮にうっとりしながらウキウキするように多重陰茎触手をスペルビアの身体中に絡ませゾリュゾリュと擦り上げる。ガスの効果が抜けて生の感覚に近くなったことによりその快楽は絶望的な強さを誇っていた。
流れ込む暴力的な快楽に強制的に勃起させられていたスペルビアの肉棒はそんな快感に為す術もなくあっけなく射精を迎えさせられてしまい、射精に合わせてスペルビアは無様に腰をカクカクと動かしてしまっていた。
ビュルルルル〜〜〜〜ッッ……ビュパパパパパァ〜〜〜〜〜ッッ……ビュルッパッッ……
「んほぉぉぉッッ♥ ほおぉぉぉッッ♥ おぉんッッ♥ おぉんッッ♥」
「おほぉ〜!俺の触手の繭ん中でザーメン出しちまってやがんのぉ!ウケるわぁ!って何かかってにイってやがんだよぉ!俺の言うこと聞けねえのかよぉ!マジでお前のことボロボロになるまで壊すからな、覚悟しろよぉ!」
陰茎触手はアルビガの苛立ちを表現するかのように包み込むスペルビアを乱暴にネロネロと絡ませ擦り上げた。アルビガの陰茎触手が身体の上を滑り撫で上げる度に脳味噌の内側を撫でられているかのような快感がスペルビアを襲った。
ゾリュゾリュゾリュゾリュゾリュ〜〜〜〜ッッ……ズルンズパァァズルンズパァァッッ……
「んほぉぉッッ♥ や、やめぇぇぇッッ♥ あ゛た゛ま゛ッッ♥ イグッッイグッッ♥」
「ンギャハハァッッ!もう何いってるかわっかんねぇわ!んんん?おいおいおい、なんかヘドロ溶けてきちゃってねぇかぁ?」
触手風呂の間から見えるスペルビアのニアニード・コアによる緋色のスーツが快楽で強制的に埋め尽くされようとしている脳味噌の働きと連動してドロリと溶けて流れ落ちてしまいそうになっていた。アルビガはそんなスペルビアの様子を見てキャッキャと喜んだ。
「ギャハハハハァッッ!やっぱ博士の言うことは正しかったんだなぁ!お前のこのヘドロも頭ブッ飛んじまえば役立たずになるんだなぁ!アハハハハッッ!……んん?ってことはお前の肌にも直接触れるし他にも犯しまくりってことだよなぁぁぁ???」
アルビガはワクワクしながら多重触手をトロトロになったニアニード・コアの緋色のスーツを肌の間に触手を滑り込ませるとその感触を確かめるように肌を触手でコシュコシュと擦り上げ脳を切り裂くような快感を肌に刻み込んでいった。
スペルビアはその快感に歯を食いしばり、涙をホロリと流してしまった。
四肢を筋肉でぶっとく仕上げたスペルビアの激しい動きにもアルビガの触手群の絡みつきにはビクともしなかった。
ヌリュリュリュ〜〜〜ッッ……ソリュソリュソリュッッッッ……ヌチュリュリュリュ〜ッッ……
「うぐぐぐぐぐぅぅぅぅぅッッッ♥ や゛め゛ッッ♥ や゛め゛ッッ♥ や゛めッッ♥」
「おっおっおっおぉ〜??どぉ?どぉ?どぉ?やっぱ生は段違いかぁ?なんでも生が気持ちいいもんなぁ〜!お前の身に纏っているヘドロもトロットロ!これじゃあ使いもんになんねぇよなぁ〜?あ、っていうことはお前の孔という孔もブチ犯し放題ってことじゃねぇか!ギャハハッッ!それじゃあ一気にフルスロットルでいくからよぉ、脳味噌ブッちぎれねぇように踏ん張ってくれや!壊れちまったら面白くねぇからよぉ!」
「やめ゛ッッでぐッッれッッ……♥ づぶれる゛ッッ……♥」
スペルビアが目を白黒させながらした懇願をアルビガが聞くはずもなくアルビガは陰茎触手をスペルビアの股間の下で1本2本と束ねていき丸太のような太さの触手に作り変えるとスペルビアの尻穴に向けて渾身の力を込めてブチ込んだ。
ドッッッッッッヂュンッッッッ!!!
「んげぇッッ…………………うげぇッッ……♥」
多重陰茎触手から無限にドロドロと溢れてくる粘液のおかげか丸太触手はスペルビアの尻穴にガッツリとブッ刺さり尻穴は限界を超えて拡張された。また太く長い丸太触手はスペルビアの中の奥の奥まで一気に到達しスペルビアの腹は丸太触手の形にボッコリと膨れ上がった。
スペルビアの目はその衝撃で瞳がブルブルと震え、食いしばった歯の間からは泡がブクブクと溢れ出ていた。丸太触手からブチ込まれた感覚は快感なのか痛みなのかわからないままスペルビアは全身を陰茎触手風呂の中でビクンビクンと身体を跳ね上がらせた。
そして陰茎丸太触手にゴリッと押しつぶされた前立腺は溜め込まれたザーメンを自動的に発射を余儀なくされていた。気がつけば緋色のスーツはスペルビアの余裕のなさを表すようにジワジワと黒色を帯び始めていた。
「イ゛ッッッグッッッ……♥」
「はい、残念〜!射精はまだ早いぜぇ〜!おらよぉ!」
ガチガチに勃起した肉棒をヒクヒクとさせるスペルビアを見て射精することを察したのかアルビガは陰茎触手を分裂させると一気にスペルビアの尿道にブチュリッと奥深くまでカテーテル触手をブチ込み射精することを強制的に阻止した。
「んふぅ〜!射精はダメダメぇ!さっき勝手に射精したお仕置きだかんな!お前が射精するかどうかは俺が決めんの!そうそう、耳の中もクチュクチュしてやるよぉ、意外と耳の中って気持ちいいよなぁ!」
アルビガは多重陰茎触手をスペルビアの尿道にブチ刺したほどの太さに調整すると今やヘナヘナになった左右の耳の中に滑りこませた。これによりスペルビアは耳、尿道、尻穴という穴という穴を陰茎触手に串刺しにされてしまった。そして首、腕、胸、胴体、脚、そして肉棒にはグロテスクなほど陰茎触手が絡みつき、末端ではマイクロ陰茎触手が皮膚をシュルシュルと擦り上げスペルビアを責め立てていた。
「んぎぃぃッッッ♥ ひはぁッッ♥ はぁん゛ッッ♥ あ゛ッッ♥ あ゛ッッ♥ あ゛ッッ♥」
「お〜い、雌犬く〜ん、聞こえるぅ〜?俺のチンポすっげぇ我慢汁出るだろぉ?これなぁ、俺のチンポこんな風にした奴がいっぱい気持ちよくなれるようにって改良してくれたヤク漬け我慢汁なんだわぁ。俺も気持ちよくなれるし、お前もあの世行き確定のブッ飛び仕様なんだわぁ。今身体中はもちろんだけどよぉ、耳ん中、チンポん中、ケツん中にダプダプにヤク漬け我慢汁が入ってきてんのわかるぅ?これで俺ご自慢のチンポで擦ったら頭からマジで煙上がるから楽しみにしててなぁ?俺とお前、どっちが先にブッ飛んじまうか勝負なぁ?」
スペルビアはもうすでに許容量を超えている快楽の波に打たれながら致命的な危機が迫っていることを察知しながらも為す術もなかった。
アルビガの陰茎触手からはドクドクとヤク漬け我慢汁が筋肉がムッチリと盛った肉体、耳の中、尻尾、肉棒、尿道、尻穴の中にスペルビアはドップリと注ぎ込まれ続けられた。
そしてスペルビアの防衛本能も虚しくアルビガの陰茎触手は無慈悲に動き出した。アルビガの多重陰茎触手は多種多様な形態に自身を変えて、腋をペロペロと舐め上げ、乳首をグリグリと押し潰し擦り、尻尾をゴシゴシと扱き上げ、耳の中をクチュクチュを乱舞し、肉棒をゴシゴシと締め付け、尿道をジョロジョロと内壁と擦り上げ、尻穴は丸太触手で微塵も優しさを感じないピストンで前立腺を、腸を、腹をゴチュンゴチュンと叩き上げた。
ゴリッチュンッッズルッチュンッッブルッチュンッッゴリュゴリュゴリュゴリュッッ!!
ゴチュンッッ!! ゴチュンッッ!! ゴチュンッッ!! ゴチュンッッ!!
「ぐおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉッッッ♥ うおおおおおおおぉぉぉぉぉッッッ♥ う゛ごぉぉッッ♥ う゛おぉッッ♥ う゛おぉッッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥」
「あ〜気持ちいいぃ〜!チンポまじで気持ちいいわぁ!それにおめぇのイっちまった顔見るとゾクゾクしてくるわぁ!どうだ、どうだぁ?すんげぇ〜だろぉ?初めはよぉ、こんなチンポにされちまってこの世全部を憎んだこともあんだけどさぁ、このチンポで人をブッ壊してゴミにしたらさぁ、そんなこともうどうでもよくなっちまったわぁ。俺のこと見下してた奴らをこのチンポで絡め取って廃人にすんの、たまんねぇんだわぁ!無様に白目剥いて、舌垂らして、自分で腰カクカクさせて射精してんの見るとたまんねぇんだわぁ!あ〜、でもダメダメ!俺まだ楽しみてぇからもうちょっとあの世イクのは待てよなぁ!」
アルビガの独り語りをしている間も多重陰茎触手はスペルビアの肉体中を犯しまくっていた。スペルビアはヤク漬け我慢汁によって感度がビンビンとなりより暴力的な快楽となった攻撃にアルビガが言った通りに白目を剥き、食いしばることも出来なくなったマズルから舌を垂らし、強制的に迎えさせられる射精感から繭のような触手の中で腰をカックカクに自ら動かしていた。
細い触手はスペルビアの耳と尿道を恐ろしい速さでピストン運動し、ドップリと注ぎ込まれていたヤク漬け我慢汁が泡を立てて噴き上がっていた。
全身を包む陰茎触手はスペルビアの自慢の肉体全体をヤク漬け我慢汁で覆いながらウネウネと這い回りまるでボディソープのようにフワフワに泡立っていた。
特に丸太触手をブチ込まれ破壊され続けている尻穴からはザブンザブンとヤク漬け我慢汁が噴水のように湧き上がり、尻穴の中は体内とは思えないほどギンギンの感度で丸太触手に擦り付けられブチ上げられて増幅された快感が脊髄から脳味噌へと衝突していっていた。
スペルビアは快楽地獄の中でもうすでに何度も絶頂を迎えていた。しかし細い陰茎触手に尿道、そしてその先さえも抑え込まれているために射精することが叶わなかった。それでもスペルビアは射精欲を抑えることが出来ずに腰をカクカクと動かしその欲望を表現していた。
スペルビアの緋色のスーツはすでにもうドロドロでその色は正義とは真逆の黒色へと変わっていた。
ヂュルンッヂュルンッヂュルンッ……ヂュロロロロロッッズリュズリュズリュゥッッ!!
ドッヂュンッッドッヂュンッッドッヂュンッッドッヂュンッッドッヂュンッッ!!
「お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ お゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ あ゛ッ♥ 」
「ん〜、いい感じぃ!あ〜うっとりするわぁ……俺のチンポの中で人間がブッ壊れてイク感じが、たまんねぇ〜わぁ〜!気持ちいいよなぁ〜?こんだけ気持ちよかったらブッ壊れちまうよなぁ〜?あ〜すっげ……偉そうにしてる奴廃人にすんの最っ高だわぁ〜〜!」
アルビガは自身の多重陰茎触手に壊されていくスペルビアを見ながら恍惚とした。自分よりも身体的には圧倒的に強い人間が自分の陰茎によって廃人へと追い込まれていく様が愉快で堪らなかった。
その時、アルビガの目にスペルビアの胸にまだ辛うじて形を保っていたニアニード・コアが目に止まった。
「んんんん〜〜〜?やっぱこれがこのヘドロの秘密ってやつなのかぁ〜?ウチの博士が言うにはこれとお前の頭がなんかリンクしてるみたいな感じぃ?らしいんだわぁ、ちょっとイジらせてやぁ!」
アルビガは多重陰茎触手を半球系のニアニード・コアの弄べるくらいの太さに分裂させた。そして意識が混濁してしまったスペルビアを表すようにプルプルのスライムのようになった黒色に染まったニアニード・コアに陰茎触手をブチ刺すとグチュグチュとコアを掻き回し始めた。
クチュクチュクチュクチュクチュクチュクチュ〜〜〜〜〜〜ッッ……
「ぐわああああああああああぁぁぁぁッッッ♥♥♥ あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛ぁぁぁぁぁッッッ♥♥♥ あ゛あ゛あ゛ーーーーッッや゛め゛ッッ♥ や゛め゛ッッ♥ や゛め゛ッッ♥ 頭゛ッットブッッットッッッブッッッ♥」
「んほぉ〜〜すっげぇぇ〜〜!やっぱこのまん丸なところが弱点になんのかなぁ〜、よく分かんねぇや。まぁ後でじっくりお前研究されるからよろしくな?おっとっと、暴れるな、暴れるなぁ!チンポで抑えるのがやっとだぜぇ!あぁ〜すっげぇ〜いい顔してんじゃん、お前ぇ!あ〜もうそんな顔されちゃったらさぁ〜ブッ潰したくなっちゃうじゃ〜ん!あ〜もう我慢出来ねえ!もういっか?あ〜もういっか?もう終わりにしちゃう?もういっか?気持ち良すぎて苦しいもんなぁ?そろそろ楽になりたいもんなぁ?じゃあイっちゃうよ?イっちゃうよ?ホントにイっちまうからなぁ?」
そう言うとアルビガの多重陰茎触手が耳の1番奥まで潜り込み、乳首をググッと押し込み、尻尾をギチギチに締め上げ、肉棒にキツく絡ませ、尿道の最奥に忍び込ませ、丸太触手を尻穴の奥の奥まで入れ腹が破れるほど突き出した。
「そいじゃ、取り敢えず一旦のお別れだからぁ、バイバ〜イ!オラッイけやぁッッ!!」
アルビガはそう言ってスペルビアの穴という穴にブチ込んでいた多重陰茎触手、丸太触手を一瞬で引き抜き、プルプルに震えるニアニード・コアを触手でブチュリとブッ潰した。
するとスペルビアの耳、尿道、バックリと開いた尻穴からゴップリとヤク漬け我慢汁を噴出させながら全身を一際大きくガクガクとさせながら虚しく射精を繰り返した。
スペルビアの身体を滴り落ちるだけになっていたニオニード・コアはスペルビアの制御を完全に離れ元の球体へと姿を変えてコツンッと床に落ちた。その球体はドス黒く染まっていた。
ブシュシュシュシュッッ!! ブシュシュシュ〜〜〜〜〜ッッビュシュ〜〜〜〜ッッ!!
「ッッッッッッッッッッッッ♥ くッッッッッッッッッッッッ♥ ぐぅッッッッッッッッッッ♥ …………ぷはぁッ…………♥ あ゛ッ……あ゛ッ……あ゛ッ……♥ あ゛ーーーーーッ……あ゛ーーーーーーッッ……あ゛ーーーーーッッ♥」
「あ〜イっちゃった?聞こえているぅ?聞こえてないかぁ、こんだけ頭焼かれたら正気保ってらんねぇよなぁ〜?俺も気持ちよかったわ。やっぱ人壊すのたまんねぇわぁ!まぁ、これから博士のところ連れてくからここからが本番なんだけどよぉ!楽しみにしてろやぁ!」
口から舌と唾液を垂らし、目を回しながら全身を痙攣させ、ビュルッビュルッと射精を繰り返すスペルビアを多重陰茎触手で持ち上げるとアルビガは捕らえられているスペルビアの仲間達に向かって見せつけた。
「お前ら、俺らに歯向かったらこうなるから。わかったら大人しくしてろよ、ダハハッ!」
快楽でボロボロに壊されたスペルビアの様子を見て恐怖でガクガクと震えるスペルビアの仲間達を見てアルビガは笑いが止まらなかった。
「おっと、ゆっくりしてると追手がやってくるな。こいつは俺が運ぶから他の奴らはお前らが連行しろ。行くぞ」
そう言ってアルビガ達は地下階の扉を開け、その先につながらパイタンズの施設へと姿を消していった。