[chapter:インクでTF]
ここは[[rb:天馬 > てんま]]の家、天馬がケモヒーローズの五人といると、インターホンが鳴った。
天馬「はい?」
天馬が玄関のドアを開けると、さやこが遊びに来ていた。
さやこ「やあ、天馬さん」
そこにはさやこだけでなく、シオカラーズとテンタクルズとすりみ連合の2人がいた。
アオリ「天馬、やっほー!!」
フウカ「天馬はん、お久しぶりやな」
イイダ「天馬さん、皆さん。こんにちは」
天馬「こんにちは」
天馬が一行を出迎える。
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7人は早速家に上がり、天馬の部屋に入る。
さやこ「実は、サヤリ博士がまた変わった物を作ったらしいの」
天馬「へぇ…どんなの?」
天馬がさやこに[[rb:訊 > き]]くと、アオリが大きな入れ物を取り出す。
アオリ「ジャーン!TFインクでーす!」
天馬「TFインク?」
さやこ「そうなの。そのインクにかかったら、かかった部分が変身する変わった物なの」
天馬の言葉にさやこが説明する。
ヒメ「だから、これを使って勝負しようって思って!!」
天馬「え…勝負?」
さやこ「あー、恐らくだけど……インクのかけ合いだよ。スプラトゥーンをやってる私なら大体予想つくよ」
ヒメの言葉に天馬が訊き返すと、さやこが説明した。
ウツホ「そう!!6対6、わしたちとインクのかけ合い合戦じゃ!!」
愛「へぇー、面白そう!」
真也「やってみようぜ!」
[[rb:愛 > あい]]と[[rb:真也 > しんや]]が興味深そうに言う。
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ということで、一同が外に出て対決が始まった。
さやこ「私は、おやつを作ってるからね」
さやこが離れた場所から言う。
天馬「準備はいいー?」
天馬が一同に声をかける。
イイダ「私は[[rb:原堤 > はらつつみ]]さんと一緒に戦いますね」
本太「オッケー、よろしくね」
ヒメ「井成、あたしの足を引っ張んなよ!」
真也「おう!」
フウカ「ライカはん、よろしく。」
ライカ「OK!」
それぞれ組む相手が決まり、勝負が始まった。
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アオリ「えいっ!!」
ウツホ「それっ!」
勝負の中、天馬の手にインクが当たり、変化していった…ドラゴンの手だ。
天馬「わっ…え!?」
変化した手を見て、天馬が驚く。
ホタル「あ、そうそう。言い忘れてた。インクが全部当たったら、アウトやで」
真也・本太「えぇ~っ!?」
本太「ぼ、僕らも頑張らないと…えいっ!」
真也「こっちも負けてられねえ…それっ!」
ホタルの言葉に、真也と[[rb:本太 > もとた]]が慌ててインクを撃つ。
フウカ「油断してると……それっ!!」
フウカが撃ったインクが愛の顔に当たった!
愛「きゃっ!」
愛の顔はヒョウに変わった。
愛「あっ…」
アオリ「ウウ……負けられないよ!!」
激しいインクの打ち合いが続く中…
さやこ「みんな、おやつだよ……ふべっ?!」
なんと、インクがさやこの顔に当たったのだ。
天馬「あっ…!さやこさん、大丈夫!?」
天馬が慌てて駆け寄るが…、
さやこ「ねえ、あたし…おこだよ?」
そう、さやこの顔は恐ろしい野獣になっていたのだ。
みんな「うわぁぁぁ(きゃぁぁぁ)~!」
天馬「ちょ、ちょっと誰、さやこさんにインクぶつけたの!!?」
それを見たみんなが絶叫し、天馬が周囲に呼びかける。
ヒメ「や…やべぇ、ミスってさやこにかけちゃった」
さやこ「ヒメ~!」
この後、さやこはヒメをこっぴどく叱った。
イイダ「先輩……ドンマイです……」
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しばらくして……。
さやこ「全く……TFインクは水性だったからまだ良かったけど……油性だったら大惨事よ」
ホタル「まあ 、今回の勝負は引き分けやな」
天馬「…だね」
インクを落としたさやこに、ホタルと天馬が同意する。
ヒメ「……にしても、ポン太の顔、とんでもねえ姿だったし!」
本太「…え、そうだった!?」
ヒメの言葉に本太が驚く。
ウツホ「なんて言うんじゃろうか……スカンクに似ていたような気がするんじゃ」
真也「うーん…ライカなら詳しく知ってたんだろうけどな」
さやこ「調べたら、ハクビシンと言う動物だった」
アオリ「へー、確かに顔がスカンクに似てるね」
ウツホと真也の言葉にさやこがスマホを見せ、それを見てアオリが感心したように言った。
ホタル「ライカはキンイロジャッカルの一部やった」
ライカ「Oh…そうだったか」
アオリ「そうそう、[[rb:真琴 > まこと]]はラッコになってたよ。もっとかけたい!」
真琴「えぇ~、ちょっとやめてよ~…」
さやこ「アオリちゃん、真琴が可哀そうだよ」
アオリ「ごめんごめん……」
さやこ「井成さんはアビシニアジャッカルだったよ」
真也「へぇ~…ライカのとは違うのかな」
ホタル「まあ、事はすんだことや。みんなでおやつ食べよ」
天馬「うん、そうだね」
この後、みんなはおやつを食べたのだった。