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とある魔法流派の男性大魔導師さまたちは、体に秘めた魔力の高さゆえに人の姿を続けられなくなり、人間の背丈より何倍も巨大な鳥類の姿になります。
同門の絆は強く、巨鳥の大魔導師さまたちは定期的に社交会を開催して集まります。今回の会場はとある森の広場です。大魔導師さまたちの巨体に合わせたテーブルや食器が並んでいます。自分の師匠に同行するお弟子くんたちは、給仕として大魔導師さまたちのお世話をします。
「おや、久しぶりではありませんか。お元気でしたか?」
「ああ、お気遣い感謝する。そなたはいかがであったか?」
「このワインはとても上等ですな! このような逸品、どちらで手に入れたのですかな?」
「私のアトリエの近くに農場があるんですよ。皆さんに振る舞いたくて持参しました」
社交会が始まってしばらくは、大魔導師さまたちはみんな優雅に振る舞います。しかしお酒が回ってくると、女人禁制の流派かつ男色者が多い大魔導師さまたちは、結局いつもドンチャン騒ぎをしてしまいます。
「いいぞ!! 俺に乗ったお前が伝わってくる!!」
「ああ!! あなたの腰つきも見事だ!!」
こちらでは大フラミンゴと大ツグミが、雄巨鳥同士で腰を振り合って同性性交しています。
「ふわふわ……ふかふか……」
「癒される上に……官能的だ……」
「ああ……このままずっと……こうしていたい……」
「顔を埋めるのも……顔を埋められるのもいい……」
「幸福とは……まさにこういう事だ……」
あちらでは大トビと大ヒタキと大ツミと大サギと大コンドルが、雄巨鳥同士で円になって地面に腰を下ろし、前の巨鳥のお尻に顔を埋めて堪能する、「ぼんじり好きの輪」を作っています。
このハレンチ騒ぎは、いつも夜が明けるまで続けられます。そして、朝日森の広場を照らす頃には、雄鳥の大魔導師さまたちはみんな、地面に寝転がってクチバシからだらしなくヨダレを垂らしながら、大きなイビキをかいて熟睡しています。
夜通しで雄鳥の給仕をしていたお弟子くんたちは、お師匠さまたちの周囲で大騒ぎの後片付けを渋々と行なっていきます。巨鳥に合わせた大きさのグラスやお皿だった破片を魔法で浮かび上がらせて集め、飛び散った羽毛を手で拾い集めていきます。しかし、宴に参加したお師匠さまの数が多ければ多いほど、それらは難航します。今回は30羽が参加し、30人のお弟子くんたちは一生懸命作業しますが、片付けの終わりは一向に見えてきません。
そんなお弟子くんたちの苦労を知らない雄巨鳥の大魔導師さまたちは、爆睡しながら何度も大きなオナラをこきます。優雅な大ハクチョウのお師匠さまも、もの静かな大フクロウのお師匠さまも、中性的な大ハチドリのお師匠さまも、厳格な大ハヤブサのお師匠さまも、みんな熟睡しながら気持ちよさそうにくさいオナラをこきまくりです。
「ぐご〜〜〜〜ぐご〜〜〜〜!!」
ぶぶぶぶうううう!!!!
「お師匠さま!! くっさい放屁はもうおやめください!!」
「がご〜〜〜〜がご〜〜〜〜!!」
ぶっっ!!!! ぶっっ!!!!
「お師匠さま!! 二連放屁は大変お下品でございます!!」
お師匠さまたちがオナラをこく度に、お弟子くんはとてつもない悪臭に襲われて、片付けようと思っていたものを吹き飛ばされて更にイライラします。
「ああもう!! こんな事やってられません!!」
「そうですよ!! 僕たちだって楽しむ権利はあるはずです!!」
お弟子くんたちのイライラが限界を超すと、お弟子くんたちは魔法を合わせて、雄巨鳥たちのお師匠さまたちを輪の形に並べました。全員のお尻を円の中心に向けているので、そこではオナラとオナラがぶつかり合って小さな乱気流が起こっています。
「さあ……準備は整いました……ぴぃぴぃ!!」
「ここからは俺たちのお楽しみの番……ぷぃぷぃ!!」
更にお弟子くんたちは魔法で一般的な大きさのカナリアに変身して、お師匠さまたちが囲む輪の中心に飛び込みました。お弟子くんたちである雄カナリアたちは、巨大なお師匠さまたちの大きなオナラにモミクチャにされながら集団乱交を始めました。
お師匠さまたちがこくオナラには魔力が混じっているので、それを嗅ぎ続けているお弟子くんたちは、一時的に身も心も完全にカナリアになります。雄巨鳥たちのくさいオナラが大好きな、自分が魔法を使えた事も人間だった事も忘れた変態雄カナリアたちです。何度もオナラをこかれて、その悪臭の風圧で空中に浮き続けるほど弄ばれながら、お師匠さまのオナラで何度も絶頂しながらカナリアとして美しい声で喘いで腰を振り合いの大騒ぎです。
「んご〜〜〜〜んご〜〜〜〜!!」
ぶびいいいいいいい!!!!
「ぴぷぃ♡♡♡♡♡♡ ぴぷぃ♡♡♡♡♡♡」
「んぴぃ♡♡♡♡♡♡ んぴぃ♡♡♡♡♡♡」
「ぴぃぃ♡♡♡♡♡♡ ぴぃぃ♡♡♡♡♡♡」
「ごご〜〜〜〜ごご〜〜〜〜!!」
ぶぼっ!!!! ぶぅぅぅ!!!!
「ぴぁぁ♡♡♡♡♡♡ ぴぁぁ♡♡♡♡♡♡」
「ぴぃぷ♡♡♡♡♡♡ ぴぃぷ♡♡♡♡♡♡」
「ぴぴぃ♡♡♡♡♡♡ ぴぴぃ♡♡♡♡♡♡」
夕方になってお師匠さまたちがゆっくり起き始めました。大魔導師さまたちはお酒で記憶が飛んでしまうので、自分たちがいつも輪の形になって眠っていた事になんの疑問も持ちません。そんなお師匠さまたちが見下ろす先には、疲れ切った雄カナリアたちが地面で身を寄せ合ってとても幸せそうな顔つきで眠っています。雄巨鳥たちは知らない事ですが、お師匠さまたちのオナラを嗅ぎすぎたので、その影響でカナリアたちは眠りながら時々小さく可愛らしいオナラをこきます。
「くぴぃ……くぴぃ……」
「すぴぃ……すぴぃ……」
ぷぴっ♡
ぷぅぅ♡
その様子がとても愛らしい上に、「弟子たちだって少しくらい楽しみたかったのだろう」という気持ちから、お師匠さまたちはカナリアたちを起こしません。大魔導師たちゆえの強い魔法で手早く片付けを済ませると、お師匠さまたちはそれぞれ、眠り続ける自分の弟子のカナリアを背中に乗せてそれぞれのアトリエへと飛び立ちます。もちろんお師匠さまたちは、お弟子くんたちがカナリアの姿で乱れ合ったのは知っていますが、雄カナリアたちが巨雄鳥のオナラが大好きな変態だとは夢にも思っていません。
人間としてアトリエのベッドで目覚めたお弟子くんたちは、夢精でベタつく股間に苛立ちながら、お師匠さまたちのオナラで興奮する変態カナリアとして乱れ合ったのをいつも後悔します。更に、お弟子くんたちは人間に戻っているのに、お師匠さまたちからいつも「小さな屁こきカナリア」と呼ばれます。しかも、流派の中で一番古参のお弟子くんを1番として番号呼びです。
「…………」
「返事をしなさい、小さな屁こきカナリア15番」
「…………はい」
「今度返事をしなかったらカナリアに変えて食うぞ、小さな屁こきカナリア21番」
「…………承知致しました」
このように、お弟子くんたちは自分たちのお師匠さまから叱られます。なので、イライラが溜まるお弟子くんたちはお師匠さまたちの事を裏で、「偉大な屁こきハクチョウ」や「お節介焼きの屁こきフクロウ」や「優しい屁こきハチドリ」や「頼れる屁こきハヤブサ」呼ばわりしています。
しかし、お弟子くんたちはお師匠さまたちの事が大好きです。お師匠さまもお弟子くんたちの事が大好きです。大好きだからそれが裏返ってイライラが起こり、大好きだから変なあだ名で呼んで揶揄いたくなるのです。そして、お弟子くんたちはそれぞれ「自分の師匠のオナラが一番臭い」と思っています。
「やっと今日の務めが終わった……ぴぃぴぃ!」
ぷぷっ♡
お師匠さまたちの宴が催されない日には、お弟子くんたちは毎日自室で自分に魔法をかけてカナリアになって、自分のオナラで大好きなお師匠さまの香りを思い出してひとり遊びしています。お弟子くんたちはお師匠さまたちのオナラが大好きです。
「言っておくけど、君は僕の大切な弟子だ。それは覚えておいてほしい」
「存じておりますよ、お師匠さま。自分で申すのはおこがましいですが、僕はお師匠さまの愛弟子、『小さな屁こきカナリア』でございます♡」
おしまい
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