Introduction
気弱で常に他人にへりくだる事が当たり前になっていた少女・大河みくりは、幼馴染の少年・柳ヒロムと両片思い状態になっているにも関わらずどうしても告白が出来ず二の足を踏んでいた。
そんなある日、みくりは十二支帝国エトランゼと名乗る獣人たちによって拉致され、帝国のために戦う獣人に改造されてしまう。
その過程で心の奥底に隠していた自分の本当の"欲望"を知ったみくりは、身も心も別人のように生まれ変わり……。
シャドウチョコのいつもの怪人化のパターンのやつです。
ただ、今回は少し趣向を変えて、「いつも誰かに勝ちを譲って来た少女が、心の奥で抱えていた"最強になりたい"という欲望が強すぎて改造した側でも制御出来なくなり…」というシチュエーションで書いてみました。
個人的には獣人になった主人公の狂気がもっと上手く表現出来れば良かったのですが、まぁ幸せそうな感じに収まったのでこれはこれで。
洗脳の過程で一人称が変わって俺っ娘になったり、生まれ変わった人格に相応しい髪型にしたり、怪人化要素以外にも性癖を詰め込みまくって要素過多な作品に仕上がった気がします。
ちなみに今作、動物の種類は適当に濁してきたこれまでの作品とは違い明確に何の種類の動物がモチーフなのか明言するという初めての試みを行っています。
これは同種類の動物がモチーフであっても別のキャラクターとして出せる(例:作中に出て来るのはベンガルトラの獣人ですが、それとは別にアムールトラの獣人も出せる)ギミックとして入れてみたのですが、結局本作では特に活かされませんでした。
せっかく十二支というモチーフを採用している割に4人しか出て来ませんでしたし、また別の作品を書く際にエトランゼの設定を引き継いでそう言った同じ動物の別種モチーフキャラを出してみても良いかもしれませんね。