ユウタの秘密

  彼、ユウタは狼獣人の大学4年生。

  見た目はどこにでもいる学生だが、彼には誰にも言えない秘密があった。

  それは、彼が時折おむつを履いて学校に通うという趣味だ。

  周りには絶対にバレたくないと思いつつも、その背徳感がユウタをさらに引き寄せていた。

  その日、ユウタはいつも通りキャンパスへと足を運んでいた。

  授業に集中しながらも、心のどこかでおむつの存在を感じていた。

  おむつを履いているという事実が彼の心をくすぐり、奇妙な安心感をもたらしていた。

  だが、その平穏は突然崩れることとなる。

  授業後、ユウタが図書館に向かう途中、同級生のヨウが声をかけてきた。

  ちなみに、ヨウは狐獣人だ。

  「ユウタ、ちょっといいか?」

  「何?」

  ユウタは平静を装ったが、どこか不安がよぎった。

  ヨウは鋭い目つきで祐太を見つめ、その視線がどこか意味深だ。

  ユウタの中で何かがざわついた。

  「さっき、トイレで見たんだけど…お前、あれ履いてるよな?」

  一瞬、頭が真っ白になった。

  心臓がドクン、と大きく跳ねる。

  まさか、バレたのか?

  「…あれって、何のことだよ?」と、ユウタは必死に平静を保とうとした。

  「おむつだよ。隠さなくていい、ちゃんと見たから。どういうことか、説明してくれよ。」

  ユウタは言い逃れできない状況に追い込まれた。

  ヨウの真剣な顔を見る限り、冗談ではない。

  彼は一瞬の沈黙の後、やっと言葉を吐き出した。

  「…趣味なんだ。ただの、俺の趣味。誰にも迷惑かけてないし、だから、頼むから…誰にも言わないでくれ。」

  ユウタの声は震えていた。

  まさかこんな形でバレるとは思っていなかった。

  彼の頭の中で最悪のシナリオがぐるぐると回り始めた。

  学校中に広まるかもしれない、友達に笑われるかもしれない。

  そんな考えが彼を支配しようとした。

  しかし、ヨウは思いのほか冷静だった。

  「誰にも言うつもりはないよ。でも…ユウタ、お前、本気でそれが好きなんだろ?やりたいことをやるのは悪いことじゃないさ。」

  意外な言葉に、ユウタは目を見開いた。

  「俺は、お前が何をしてようが気にしない。ただ…ちょっと興味が湧いたんだ。もしよかったら、俺と一緒に試してみないか?」

  「え?」

  ヨウの提案に、ユウタは驚きを隠せなかった。

  「いや、別にお前みたいにおむつを履くわけじゃない。ただ、お前がどんな感じでその…赤ちゃんとして過ごしているのか見てみたいんだ。俺が面倒をみてやるから、どうだ?」

  その提案にユウタは戸惑った。

  今まで誰にも話したことのない秘密を、こんな形で曝け出すことになるとは夢にも思っていなかった。

  だが、耀の真剣な目を見ていると、拒むことができない何かを感じた。

  週末、ヨウの家にユウタは招かれた。

  部屋に入ると、ユウタは驚いた。

  ヨウが準備していたのは、まるで赤ちゃん部屋のような空間だった。

  柔らかいクッションや毛布が敷かれ、隅にはおしゃぶりやおむつが並んでいる。

  ベビーベッドこそなかったが、これだけでも十分すぎるほどのセットだった。

  「驚いたか?」ヨウが笑いながら言った。

  「これ…全部、準備してくれたのか?」

  「まあな。お前にちゃんと赤ちゃん気分を味わってもらうために、いろいろ揃えたんだ。さあ、リラックスして、始めようか。」

  ヨウの言葉に、ユウタは一瞬躊躇したが、やがて深呼吸しておむつに手を伸ばした。

  これまで一人で楽しんできたものを、誰かと共有することに不安もあったが、同時に新たな感覚が生まれていた。

  ユウタはヨウの目の前でおむつを履き直し、膝をついてハイハイのポーズを取った。

  ヨウは優しく笑いながら、ユウタを見守っていた。

  「よし、いいぞ。赤ちゃんみたいにしてみろ。」

  ヨウはおしゃぶりを差し出し、ユウタはそれをくわえた。

  最初は恥ずかしかったが、だんだんとヨウの優しい言葉と仕草に安心感を覚え、まるで本当に赤ちゃんになったような気持ちになってきた。

  「どうだ、ユウタ?楽しいか?」

  「…うん。」

  言葉はうまく出なかったが、ユウタの顔には少しだけ笑顔が浮かんでいた。

  尻尾もゆらりと揺れる。

  ヨウはその様子を見て、そっとユウタの頭を撫でた。

  「お前、こういうの好きなんだろ?だったら遠慮するなよ。俺が全部面倒を見てやるから、安心して楽しめ。」

  ヨウの優しい声に、ユウタは完全に身を任せた。

  彼の中の不安は少しずつ消え去り、赤ちゃんとして過ごすことに集中することができた。

  ヨウの手厚い世話を受けながら、ユウタは初めて他人と共有するこの体験に、思わぬ心地よさを感じ始めていた。

  その夜、ユウタはヨウの家で一晩中赤ちゃんとして過ごした。

  ヨウは疲れを知らないようにユウタを世話し続け、二人の間に奇妙な絆が生まれていった。

  翌朝、ユウタはヨウに向かって言った。

  「…ありがとう、ヨウ。お前のおかげで、自分を少しだけ受け入れられた気がするよ。」

  「いいんだ。お前が楽しんでくれたなら、それで十分だ。」

  ユウタとヨウの関係は、これまでとは違う形で深まっていった。

  ユウタはもう一人で隠れて赤ちゃんプレイをする必要はなくなった。

  ヨウという理解者ができたことで、彼は自分自身を少しずつ解放していけるようになった。

  こうして、ユウタの秘密はヨウと共有され、二人の友情はさらに深まっていった。

  彼らは時折、一緒に赤ちゃんプレイをすることで、ユウタの隠してきた欲望を少しずつ解放していったのだった。

  その後、とんでもないことになるとは知らずに。

  【続く】