ユウタは最初、ヨウと一緒に赤ちゃんプレイを楽しんでいた。
彼が秘密を共有し、ヨウが受け入れてくれたことで、安心感を得ていた。
大学生活のストレスから解放され、赤ちゃんとしての役割を果たすことで、心身ともにリラックスできた。
ヨウも最初は楽しんでサポートしてくれていたし、何より、お互いに無理をしない範囲で関係を築けていた。
だが、ある日を境に、状況は少しずつ変わり始めた。
「ユウタ、今夜もお前はうちに来て、赤ちゃんでいるんだろ?」とヨウが突然言った。
「え?いや、今日はちょっと予定があって…」ユウタは微妙な口調で返した。
実際、彼はここ数週間、赤ちゃんプレイが頻繁になりすぎていると感じていた。
「大丈夫だよ、そんな予定どうでもいいだろ。お前、赤ちゃんなんだから。俺が面倒見てやるから、心配するな。」
ヨウの声は柔らかいが、どこか強制的な響きがあった。
ユウタは言葉に詰まりながらも、何とか言い訳を探そうとした。
「でも、俺もたまには…普通に過ごしたいし…」
すると、ヨウは軽く笑いながらユウタの肩を叩いた。
「ユウタ、お前が赤ちゃんでいるのが一番落ち着くんだろ?俺もそれを楽しんでるんだから、遠慮する必要ないさ。」
その言葉に、祐太は反論できなくなった。
確かに、最初は楽しかったし、ヨウの優しいサポートには感謝していた。
しかし、最近はその頻度が増え、ユウタが自分の意思でやめるという選択肢を失いつつあるように感じていた。
その夜、再びユウタはヨウの家に呼ばれ、赤ちゃんとして過ごすことになった。
おむつを履かされ、ハイハイで移動し、ヨウが差し出すおしゃぶりをくわえた。
ユウタは慣れた手つきでおしゃぶりを口に入れたが、心の中ではどこか違和感を抱いていた。
「さあ、いい子だ。ほら、こっちにおいで。」ヨウはいつもと変わらぬ優しい声で言った。
ユウタは何とかその場に合わせて動いていたが、心は落ち着かなかった。
このままずっとヨウの望むままに、赤ちゃんでいることはできない。
何かがおかしい、とユウタは感じ始めていた。
翌日も、その翌日も、ヨウはユウタを赤ちゃんにしようと誘い続けた。
ユウタが断るたびに、ヨウは軽く笑ってこう言う。
「お前、赤ちゃんなんだから、難しいこと考えなくていいんだよ。俺が全部世話してやるから、安心してくれよ。」
最初は優しかったその言葉も、次第にプレッシャーとなってユウタにのしかかってきた。
彼が少しでも「今日はやめたい」と言おうものなら、ヨウの顔には不機嫌さが浮かび、ユウタは罪悪感に駆られた。
まるで、赤ちゃんでいることが義務のように感じ始めていたのだ。
ある日、ユウタはついに耐えられなくなり、真剣な顔でヨウに言った。
「ヨウ、もうこれやめたいんだ。しばらく普通に過ごしたい。最近、ずっと赤ちゃんでいるのが…少し疲れてきた。」
しかし、ヨウはそれを聞いても一瞬黙り込み、すぐに冷たい笑みを浮かべた。
「ユウタ、お前はもう赤ちゃんなんだ。疲れるとか、やめるとか、そういうのは大人の言うことだろ?赤ちゃんに戻ることができないのか?」
ユウタは驚いた。いつも優しかったヨウの口調が、どこか冷たく変わっていた。
そして、その冷たさがユウタの心に刺さり、逃げ場のない状況に追い込まれた気分になった。
「でも…俺、もうちょっと自分の時間が欲しいんだ。」
「ダメだよ、ユウタ。お前は俺の赤ちゃんなんだ。それに、俺が全部世話してやるんだから何も心配いらない。お前はただ、おむつを履いて、ハイハイしてればいいんだよ。」
ヨウはそう言いながら、ユウタに無理やりおむつを履かせた。
ユウタは抵抗しようとしたが、ヨウの強引さに押し切られ、またしても赤ちゃんに戻ることを余儀なくされた。
彼の意思は次第に無視され、ヨウの支配が強まっていった。
時間が経つにつれて、ユウタは次第に自分が逃げられない状況に陥っていることを実感した。
最初は楽しかった赤ちゃんプレイが、今では義務のように感じられ、ユウタは自分の時間や自由を完全に失っていた。
ヨウはどんどんユウタを「赤ちゃん」に戻そうとし、彼が大人としての自分を取り戻す隙間を与えなかった。
授業にも支障が出始め、ユウタは友達との時間も削られ、ただヨウの家で赤ちゃんとして過ごす日々が続いていった。
どんなに「やめたい」と言っても、ヨウは聞く耳を持たなかった。
ある夜、ユウタはベッドに横たわりながら、涙を流していた。
おむつを履いたままの自分を見つめ、どうしてこんなことになってしまったのかと考えた。
彼はただ、自分の趣味を楽しんでいただけだった。
しかし、ヨウにとってそれは次第に「支配」の対象となり、ユウタはその中に捕らわれていた。
「ユウタ、お前は俺の赤ちゃんだ。これからも、ずっとそうだよ。」
ヨウの冷たい言葉が、ユウタの耳に響いた。
彼は逃げることもできず、ただヨウの望むままに赤ちゃんとして過ごし続けるしかないのだろうか――。
その夜、ユウタは一筋の希望も感じられないまま、眠りについた。
【続く】