おっぱいパブ勤務の人気ゼロ雄牛の僕が、オレ様狼獣人の乳牛花嫁になるまで♡

  はるか昔、ヒトとケモノが交配し、人類は獣人類へと進化した。

  これは、そんな世界のとある王国に住むとある青年のお話。

  [newpage]

  「パウくん、どうしたの? 今日は[[rb:雄 > お]]っぱいパンパンじゃない?」

  そう言って、常連の虎獣人さんがシャツ越しに僕のお乳をむぎゅっ♡と鷲掴みした。

  「あっ♡わかりますかぁ?♡今日から店長におすすめされた天然オイル使ってみたんです。そしたら、いつもよりお乳が張ってきちゃって……♡」

  「うわあ……♡本当だ。[[rb:雄牛 > おうし]]のくせに、[[rb:雌牛 > めうし]]ちゃんみたいに雄っぱいがぽってり張り出してるじゃないか」

  「んぅ……♡そんな触っちゃ……ダメですぅ……♡ぁっ♡」

  くに♡くに♡くに♡くに♡

  「パウくん、本当に雄牛なの? このままお乳が搾れそうだよ? おじさんと一緒にお乳搾り試してみない?♡」

  「あっ♡あっ♡だめっ♡そんな強くむにむにしないでください……♡♡やんっ♡♡」

  ここは牛獣人専門おっぱいパブ「ミルク牧場」。

  王政都市フォッカサオのはずれに位置する歓楽街の一角に、そのお店はあった。

  キャストは全員牛獣人で、おっぱい自慢の女の子たちばかり。

  超乳・爆乳・巨乳に美乳がずらっとそろうおっぱい専門のお店だ。

  お酒を飲みながらおっぱいのお触りができるパブなんだけど、気に入った子がいれば、別室オプションでもっとエッチなこともできる。

  オプションでは、なんと言ってもナマ乳搾りが大人気。お店に来るお客さんのほとんどは、女の子たちのナマ乳搾りと搾りたてほやほやミルクを飲むことが目的だ。

  牛獣人のミルクは滋養強壮に効き、栄養価も満点で、癒し効果までついてくる優れもの。おっぱいからあふれ出るお乳を吸うだけで、日頃の疲れが吹き飛ぶと大評判だ。

  ちなみに本番はもちろん禁止。お客さんには素股か手コキで出してもらうことになってる。法律にも引っかかっちゃうし、見つかったら営業停止になっちゃうからね。

  そこはしっかり真面目で健全な(?)サービスを提供してる。

  そんなわけで、うちのメインは乳搾り。お客さんは乳搾りと手コキで大満足して帰っていく。

  僕――パウは、そんなお店で唯一の雄牛キャストとして働かせてもらっている。

  雄牛。つまり男の牛獣人。

  当然お乳は出ない。

  だから人気も指名もゼロゼロのぶっちぎり最下位キャスト。

  「あ〜あ。パウくんもお乳が出たら、ぜひ夜のお相手して欲しいのになぁ♡」

  「何言ってんの。この子は出ないのがウリなのよ? そんなにミルクが飲みたいなら、私が相手してあげるわよ」

  そう言って間に入ってくれたのは、店長のミュウさんだ。

  年齢不詳のミュウさんは、店長の名に恥じない店一番の超乳の持ち主。

  気が強くて美人な乳牛ママさんだ。

  「ママッ♡相変わらずすてきなおっぱいしてるね♡」

  実はこの虎獣人さんはミュウさんの大ファン。とにかくでかいおっぱいが大好きなおじさんだ。

  「ほらパウ。あんたは裏でお皿を洗ってきて」

  ミュウさんは小声で僕にそう指示すると、虎獣人さんの手を取って、自分のおっぱいをむにっと触らせた。

  僕はそのすきに、さっとバーカウンターをくぐり、裏の洗い場に駆け込んだ。

  「はぁ……びっくりした……」

  僕はほっと胸をなでおろす。

  ミルク牧場で働き始めて一ヶ月。

  皿洗いやお酒作りには慣れたけど、やっぱりエッチなサービスはまだまだ難しい。

  おっぱいを揉まれるのも、いまだにドキドキしてしまう。

  「パウ、どうしたの? 表に出ないの?」

  そう声をかけてくれたのは、うちの店のナンバー1。美巨乳自慢のリリアさんだった。リリアさんはドレスからこぼれ落ちそうなほど大きな胸をゆさゆさと揺らしながら近づいてきた。

  「リリアさん、おつかれさまです。僕、店長に皿洗い頼まれて……」

  「じゃあさ、先に私の髪、セットお願いできる? やっぱりパウにしてもらうのが一番長持ちするのよね」

  「……はい! わかりました!」

  僕は元気よく返事をした。

  リリアさんは、こんな役立たずの僕に何かと仕事をくれる先輩だ。

  本当ならクビでもおかしくない僕に、付き人のような仕事を振ってくれて、おこづかいをくれる。

  リリアさんだけじゃない。店長のミュウさんも、他のキャストのお姉さんたちも、みんな僕のことを弟みたいに可愛がってくれていた。

  雑用係でも、仕事と居場所があることが僕にはすごく嬉しかった。

  天涯孤独。親も兄弟もいない僕にとって、同じ牛獣人のお姉さんたちは、初めてできた家族みたいな存在だった。

  「ねえ、パウ。今日は髪を巻いてくれる?」

  「はい。アップにしますか? それとも降ろしますか?」

  「アップにして、ゴージャスな感じにしてもらおうかな」

  僕はリリアさんの長い髪に触れた。

  艶々の黒髪は、真っ白なリリアさんの肌によく映えた。

  「今日ね、騎士団の予約が入ってるの。だからちょっと気合い入れたいんだよね」

  「騎士団って……国境警備とかしてるあの騎士団ですか?」

  「そうそう。その騎士団」

  騎士団は、この国の国防を担っている組織だ。国境の警備はもちろん、火災時の消火活動や、街の治安維持なんかもしている。

  所属しているのは、虎獣人や熊獣人、狼獣人なんかの屈強な肉食獣人が多い。僕らみたいな草食獣人とは体格から違う、戦闘のエリートばかりだ。

  「しかもね、王宮警備の騎士団らしいの! はぁ〜♡きっと素敵な人たちなんだろうなぁ」

  リリアさんがうっとりとした表情を浮かべた。

  「王宮警備だったら、何か違うんですか?」

  「もう、パウったら! ほんとに世間知らずなんだから!」

  「は、はあ……」

  リリアさんがぷくっと頬を膨らませて僕を見た。

  「騎士団にもいろんな階級があるんだけど、その中でも王宮警備を任される人たちっていうのは特別。とにかく実力者ぞろいで、さらに国の顔でもあるのよ」

  「そ、そうなんですか……」

  「王族の警備で国外にもついて行くでしょ? だから、見た目もすっごくかっこいい人が多いの! イケメンエリート集団って評判なんだから♡」

  「なるほど……」

  それでリリアさんのテンションがこんなに高いのか。リリアさんの髪を巻きながら、僕も一緒に気合いを入れた。

  いつも以上にリリアさんを綺麗にして、常連さん獲得に協力しなければと僕は思った。

  「でも、そんなすごい人たちが、どうしてうちの店に来るんですか?」

  「なんかね、新しく就任した隊長さんがミュウさんの昔なじみらしいの。で、そのお祝いパーティーをするんだって」

  「そ、そんな大事なお祝いをうちで……!?」

  「大変な仕事だから、たまにはハメを外したくなるんじゃないかな? 立場上、変なお店に行くわけにもいかないしね。ほら、ミュウさんならそういうの、絶対に漏らさないでしょ?」

  確かに、ミュウさんはすごく口が固いし、信頼できる店長だ。

  しかも、うちのお店はお客さんの質がすごく良い。スマートに遊ぶ人が多くて、キャストのお姉さんたちも安心して働けると言っていた。

  それもこれも、店長であるミュウさんの徹底した顧客管理のおかげだった。

  「……なるほど。さすがミュウさんですね!」

  「王宮騎士団なら文句なしのお客さんだしね! うまくいけば常連さんになってくれるかもしれないし、今日はがんばらなきゃ!」

  そう言って、リリアさんは自慢の胸をぷるんっと揺らしてガッツポーズをした。

  [newpage]

  「王宮騎士団第三部隊・隊長のミゲルだ。よろしく」

  そう言ってリリアさんに微笑んだのは、2メートル以上はありそうな巨大な白熊獣人だった。白い髪に、可愛らしい丸い耳がちょこんと生えている優しそうな紳士。年齢は30代ぐらいだろうか。

  でも、体はごつくて、胸板も分厚い。高級そうなスーツがパツパツになるほど屈強な体つきだった。

  広いVIPルームにはいくつかのテーブルがあって、それぞれのテーブルに座った騎士団員さんたちを、女の子たちが接客していた。

  虎獣人や熊獣人、豹獣人に鷲獣人もいる。みんな肉食系の屈強な体つきで、一目で鍛え上げられた肉体なのだとわかる。僕たちみたいな草食系の獣人とは、そもそも体の作りから違っている。

  「この子はうちの変わり種。パウくんです♡」

  リリアさんはそう言って、ミゲル隊長に僕を紹介してくれた。

  「は、初めまして。パウです。よろしくお願いします!」

  僕は教えられた通り、胸元を両脇でぐっと寄せた。

  僕の衣装はシンプルな白いシャツに黒のホットパンツ。シャツはボタンを全部外して、胸の下ギリギリで結びつけてある。下着は男だからつけていない。そのせいで、上から覗き込むと角度によっては乳首がチラッと見えてしまう。

  ぺたんこな胸でも思わずのぞき込みたくなるエッチな服装。そこまで計算して、リリアさんが考えてくれた。

  そして、お決まりのあいさつを口にした。

  「雄牛なのでお乳は出ませんが、雄っぱいの張りには自信があります……っ♡いっぱいムギュムギュしてくださいね♡」

  胸を寄せて雄っぱいアピール。かなり恥ずかしいけど、こういうのは明るく元気に言うのが大事なんだとリリアさんが教えてくれた。

  だから、僕は元気いっぱいに自己紹介した。

  「……ハッ、……情けない……」

  突然、バカにするような声がした。

  「雄牛って、要するに男だろ? 男がそんなセリフ言ってて恥ずかしくないのか?」

  「……え……?」

  「こら、ジェフ。そんな言い方をするな」

  そう言って隊長さんが注意した。

  巨大な隊長さんの隣、よく見ると人が一人、座っていた。

  黒いスーツに包まれた長い足が、ゆらゆらと苛立つように揺れている。

  どうやら隊長さんが大きすぎて、僕の席からはよく見えなかったみたいだった。

  「……ったく、プライドってもんがねーのか、お前には」

  彼はそう言って不機嫌な表情を浮かべて、僕の方を見ていた。

  大きな三角の耳と、輝くような銀色の毛並み。唇からは鋭い犬歯がチラチラとのぞいている。

  それは、すごく強そうで怖い狼獣人の男の人だった。

  「……す、すみません……」

  「なんだよ。男がちょっと文句言われたぐらいですぐに謝んな。根性ねぇな」

  狼さんはさらにイライラした様子で僕を睨みつけた。

  ――……こ、怖い。

  「悪いね、パウくん。こいつ、新入りの悪ガキでね。今教育中なんだ」

  そう言うと、隊長は拳を振り上げて狼さんの頭をボカンッと殴りつけた。

  「ってぇなっ! 何すんだよっ!」

  「謝れ。せっかく俺たちを歓迎してくれた子に失礼だろ」

  「男の乳なんか見ても嬉しくねーんだよっ!」

  ボカンッ!!

  さらに隊長の拳が振り下ろされて、狼さんは頭を抱えてうずくまっていた。

  僕はびっくりして、思わず狼さんに駆け寄った。

  「だ、大丈夫ですか!?」

  「うっせぇ! 触んな……っ!」

  そう言って、狼さんが僕を払いのけようと手を払った。その瞬間、パンッと僕の手が弾かれた。

  「ひゃっ」

  突然のことに、僕はびっくりして後ろによろめいた。体がぐらりと傾いて、そのまま倒れそうになる。

  やばいと思った時には、もうどうすることもできなくて、僕はそのまま頭から後ろに倒れていく。

  「あぶな……ッ!」

  狼さんの手がぐっと伸びてくる。

  でも、僕はその手をつかむことができず、そのまま後ろに倒れ込んでいた。

  ……ポスッ。

  柔らかなソファの感触。

  「……あ……」

  倒れた後ろにもソファがあって、僕の体は床に落ちることなく、長いソファに受け止められていた。

  「お、おわっ!? ちょっ!!」

  ほっとしたのも束の間、僕に手を伸ばした狼さんがバランスを崩して、そのまま僕の方へと倒れ込んできた。

  むにゅうううう♡♡♡

  おっぱいにドンッと衝撃が走る。

  「んあっ♡♡♡」

  見ると、狼さんが顔面から僕の胸に倒れ込んでいた。

  「……んんぅっ♡♡」

  「……ッ!?……ッ!!!」

  僕の胸に狼さんの鼻先がめり込んでいる。さらに狼さんはもがきながら起きあがろうとして、僕の胸をぎゅううううっと鷲掴みにした。

  「んああっ♡♡♡」

  「へ、へ、へ、変な声出してんじゃねえっ! 雄牛のくせにっ!!!」

  そう叫んだ狼さんの頭に、本日三回目の拳が振り下ろされたのは言うまでもなかった。

  [newpage]

  「飲み過ぎじゃないですか……? 大丈夫ですか?」

  狼獣人――ジェフさんの隣に座りながら、僕は様子をうかがった。

  ジェフさんはムッとした顔のまま、僕を無視してお酒を煽った。

  そして空になったグラスをテーブルの上にドンッと置いた。

  「少し薄めのお酒にした方がいいですよ。氷とお水、多めにしてもいいですか?」

  「…………っうっせー……」

  それだけ言うと、ジェフさんはまたプイッと横を向いてしまった。

  どうやらかなり嫌われてしまったらしい。

  僕はグラスにお酒を注ぎながら、まわりをチラッと見渡した。

  隣ではリリアさんの可愛さにメロメロになった隊長さんがご機嫌でお酒を飲んでいる。リリアさんを口説くのに夢中で、僕ら二人のことなんて目に入ってない。

  何人かの騎士団員さんは、別室オプションに切り替えたようで、続々とお気に入りの女の子とベッドルームへと消えていく。

  そんな中、僕とジェフさんの間には冷め切った空気が流れていた。

  「あ、あの……ジェフさんって、騎士団に入ったばかりなんですか?」

  なんとか会話をしようと話しかけてみる。

  「……そうだよ」

  「す、すごいですね」

  「……何が?」

  「だって、とっても若そうに見えるから。その若さで王宮警備の騎士団に入るなんて、よっぽど優秀なんですね」

  僕がそう言うと、ジェフさんはバカにするようにフンッと鼻先で笑った。

  「別に。ただのコネだし」

  「……え?」

  「親のコネ。実力なんかじゃねーよ。親は、厄介者の俺を騎士団に入れておけば、大人しくなると思ってんだよ」

  「……そうなんですか?」

  僕がそう言うと、ジェフさんはなぜかニヤッと笑って僕を見た。

  「がっかりした?」

  「え?」

  「俺がエリートじゃなくてがっかりしたんだろ、お前」

  僕は言葉の意味がよくわからず、ジェフさんを見つめた。ジェフさんはそんな僕に苛立った様子で言葉を続けた。

  「だからっ! 俺が実力なしの親の七光り野郎だから、当てが外れたんだろ?」

  「そ、そんなことないですよ! だって、ジェフさんは騎士団でお仕事してるんでしょ? 」

  「……だったら何だよ」

  「それってすごいことですよ」

  「は?」

  ジェフさんはいぶかしげに僕を睨みつけた。

  「だって、毎日お仕事ができてるってことは、実力がある証拠です。たとえコネで入ったんだとしても、大変な騎士団のお仕事なんて、普通はこなせないですよ、きっと」

  僕がそう言うと、ジェフさんはぐっと押し黙ってしまった。じっとグラスを見つめたまま、何かを考えている。

  「ジェフさん……?」

  しばらく沈黙が続いたあと、ジェフさんはふと何かに気づいたように口を開いた。

  「……ああ、そっか。そっちね」

  「そっち?」

  「コネが使えるほどの親ってことは、実家が金持ちって思った? アンタ、常連客が欲しくてたまんないだろ?」

  「……へ?」

  怒ったようにジェフさんが僕に顔を近づけた。

  「男のくせに、そんなに媚びてまで金が欲しいの?」

  「な、なんですか、急に……っ」

  「いいぜ。だったら今日はとことん遊んでやるよ。別室オプション全部つけろ」

  「え? 別室……??」

  「一番高いコースで遊んでやるっつてんだよ。さっさと部屋に連れて行け」

  そう言うと、ジェフさんは僕の手を強引に引っ張って別室へと引きずり込んだ。

  [newpage]

  「なんだよコレ。全然ミルク出ねーじゃねえかっ!!」

  「んぅぅっ♡♡♡だ、だから僕、雄牛なんですって……っ!♡」

  ぎゅうぎゅうと乱暴におっぱいを搾りながら、ジェフさんが怒っていた。

  顔を真っ赤にして怒るジェフさんは、かなりお酒がまわっているようで、全然話が通じない。

  「おかしいだろっ! こんなぷりんぷりんのおっぱいからミルクが出ないなんてっ! なんだよこれ! オラッ! さっさと乳出せよ! この乳牛野郎がっ!!」

  ベッドに押し倒された僕は、シャツを捲り上げられて、上からのしかかられていた。

  ジェフさんは僕に馬乗りになったまま、両手で僕のおっぱいを好き勝手に揉みしだいている。

  「んうっ♡んううっ♡や、痛いっ♡もっと優しく揉んでくださいぃっ♡ジェフさん……っ♡」

  「うるせえっ! ミルク出すまでやめねーからなっ! くそっ! 雄牛のくせに、生意気にぷるんぷるん張り出しやがって! なんだよ、このクソエロい乳は! さっさとミルク出せよっ! ミルク!!」

  「で、出ないですってばっ!♡ん♡ん♡つ、強すぎですぅうっ♡あっ♡あっ♡やんっ♡」

  むにむにむにむに♡くにくにくにくに♡ぎゅむぎゅむぎゅむぎゅむ♡

  「あ――っ! なんでミルク出ねーんだよっ! クソッ!! ミルク飲みてぇっ! 飲みてぇ! 飲みてぇっ!! 吸えばいいのか? 直接吸ったらミルク出すのか!? このエロ乳はっ!」

  そう言うと、ジェフさんはいきなり僕の乳首にパクッと吸いついた。

  ぢゅううううううっ♡♡♡

  「やぁあああんっっっ♡♡♡」

  ぢゅるぢゅるぢゅるぢゅるぢゅる♡レロッ……♡レロッ……♡レロッ……♡レロッ……♡レロッ……♡レロッ……♡ぢゅううううっ♡♡♡

  「ひぃうっ♡あっ♡あっ♡だめっ……! そんな強く吸ったらっ♡んぅ……ッ!♡♡♡アッ♡アッ♡アッ♡」

  チロチロ♡ちゅぽっ♡ちゅぽっ♡レロレロレロレロ♡♡♡レロレロレロレロ♡♡♡レロレロレロレロ♡♡♡ぢゅうううううっ♡♡♡

  「んんん〜〜〜ッ!!!♡んあっ♡……だ、だめっ♡そ、そんな激しく……レロレロしないで……ッ、くだ、さい……ッ♡♡ンッ♡♡んぅっ♡んうっう♡♡」

  ちゅぽんっ♡と音をさせて、ジェフさんがようやく僕の乳首から口を離してくれた。

  僕は、はぁはぁと息を整えながら、のしかかるジェフさんを見上げた。

  「……あ、あの、ジェフさん……っ」

  「んあ?」

  目が座っている。完全に酔っ払いの目だ。

  「ミ、ミルクが飲みたいなら、別の女の子にチェンジできますよっ! どの子も、僕と違ってすごく美味しいミルクが出るので、すぐに交代しますね……っ!」

  僕はそう言って、まくり上がったシャツを元に戻した。

  そしてベッドから降りようと、体を回転させた。その時、背後で唸るような声がした。

  「……逃げんのか?」

  「へ……?」

  ぐっと背中を押さえつけられる。

  「ジェ、ジェフさん……!?」

  「お前、俺にミルク飲ませたくなくて逃げる気だろ?」

  「な、何言って……!?」

  逃げようとした僕の腰を、ジェフさんはムギュッと両手で掴んだ。

  「絶対に逃さねぇからな。メス犬交尾でおっぱいミルクを大噴射させてやる……っ!!」

  「へ? あ!? え?? な、なに!?」

  次の瞬間、僕のショートパンツと下着が一気に膝までずらされていた。

  あっという間の出来事で、何が起きたのか理解できなかった。

  気がつくと寝バックの姿勢でガッチリとホールドされていて、後ろから回されたジェフさんの両手が、僕のおっぱいをムギュッと鷲掴みにしていた。

  背中にぴったりとくっついたジェフさんは、全身を使って、僕をベッドに押しつけた。

  そして、ジェフさんは僕の太ももの間に、大きくなった自分のチンポをいきなりずぷっ♡と差し込んだ。

  「へぁ?!?!」

  うつ伏せの僕をベッドに押しつけたまま、ジェフさんの手がむにぃぃいっ♡と僕のおっぱいを揉んだ。

  「フンッ……ッ、フンッ……ッ、フンッ……ッ!」

  ジェフさんが腰を前後に振り始める。

  「やっ……、え?! な、なにこれ……っ?!」

  じゅぷっ♡じゅぷっ♡じゅぷっ♡

  むにぃっ♡むにぃっ♡むにぃいいっっ♡♡♡

  「フンッ……ッ、フンッ……ッ、フンッ……ッ! はぁっ……」

  素股でチンポをこすりながら、ジェフさんはおっぱいをムギュムギュと揉み込んでいく。

  全身密着状態のまま、すぐ耳元でジェフさんの荒い吐息が聞こえている。

  「んぁっ……♡や、……ッ♡んっ、んんっ♡ジェフさ、ん……ッ♡」

  ぬっこ♡ぬっこ♡ぬっこ♡ぬっこ♡

  ムギュ♡ムギュ♡ムギュ♡ムギュ♡

  「このエロ牛が……ッ! こんなにおっぱいパンパンに膨らませやがって! 牛は発情すりゃ乳が出るんだろ? オラッ! 交尾してやるから、さっさとミルク噴き出せっ!」

  「んんっ♡そ、それは雌牛さんの話で……っ、ぼ、僕は雄牛だから……、ッン〜〜ッ♡♡だめっ、だめぇっ♡」

  太ももに差し込まれたチンポが、僕の玉裏をずちゅん♡ずちゅん♡と突き上げてくる。

  「まだ言い訳すんのかっ!? このパンパンおっぱいでミルクが出ないわけないだろーがっ! ミルクが溜まってるから、これだけぷるんぷるんに膨らんでんだろ!? こんなエロ乳はミルク出すためにあるんだろーがっ!!」

  「やぁっんっ♡ちがうっ♡ちがうのおっ♡」

  「何が違うんだよ、このどスケベ牛っ! 絞ってやるっつってんだ! 素直にミルク出せ! 俺じゃ不満なのか? クソッ!オラッ! 発情ミルク噴き出せ! 噴き出せっ!!噴き出せ〜〜ッッ!!!」

  ぐにぐにぐにぐに♡♡♡

  パンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパンパン!!!!

  「クソッ! クソッ! エロ雄牛! 出る! 出るぞ! 精子出るぞっ!!!オラオラオラオラ!!!」

  びゅるるるるるる〜〜ッッ!!♡

  どぷっどぷっどぷっどぷっ♡

  「へ?! ジェ、ジェフさん……!?」

  僕のお尻や背中に熱い液体がどぱっとぶちまけられる。

  「――――ッ!!!♡♡♡」

  しゃ、射精してる……っ!?

  あまりに突然の展開に、僕はうつ伏せのままじっと息を潜めた。

  僕の背後では、ジェフさんがうめき声を上げながら、どぴゅッどぴゅッと精液を絞り出しているようだった。

  「はぁ〜〜〜〜〜〜ッ!!!」

  大きな声で叫ぶと、ジェフさんはそのまま思い切り僕を抱きしめた。

  「……気持ちよかったぁああ……!!」

  そう言いながら、ジェフさんの手は僕のおっぱいをまさぐっていた。

  むにっ♡むにっ♡むにっ♡

  

  「んっ♡ジェ、ジェフさん……っ、ちょ、ちょっと……」

  僕はベッドサイドに置いてあるタオルに手を伸ばした。

  「……逃げんなよっ……!」

  「逃げてないですって! いったん体、拭きましょう? ね?」

  僕はジェフさんをなだめながら、タオルを手に取り、お互いの体を拭いた。

  その間もジェフさんは僕の胸に顔をうずめながら、駄々っ子のように「行くな、逃げるな」と繰り返した。

  その様子があまりにも子どもっぽくて、僕は思わず吹き出してしまう。

  「……ふふっ……」

  ジェフさんの頭をなでながら、ふさふさの耳を指先でつまむと、ピクピクと動いた。

  「んん……っ……」

  僕が触っていると、ジェフさんの耳が急にぺたんとへしゃげた。

  キラキラ輝くシルバーの毛並みの奥には、艶やかな黒い毛が見えている。グラデーションのように黒から灰色、そして銀色へと変わる狼の毛はとても綺麗だった。

  「おっきな耳……」

  僕はジェフさんのへしゃげた耳をふにふにと指先でマッサージした。

  ジェフさんはその度に、フサフサの尻尾をふわっふわっと気持ち良さそうに揺らしている。

  あったかくて、すごく可愛い。

  僕の心がキュンとなる。

  さっきまであんな乱暴だったくせに、急に子どもみたいになるなんて。

  「ジェフさん……」

  「………………ん……」

  「お耳、気持ちいいですか?」

  返事はなかった。

  そのかわり、すぅすぅと小さな寝息が聞こえてくる。

  「寝ちゃいましたか?」

  僕はこっそりとジェフさんの顔を覗き込んだ。

  すやすやと気持ち良さそうに眠るジェフさんは、まるでどこかの王子様のようにかっこよくて、可愛い寝顔だった。

  僕はジェフさんを起こさないよう、胸に抱きかかえながら、シーツをかけた。

  艶々の銀髪がわずかな月明かりの中でもキラキラと輝いていた。

  「ゆっくり眠ってくださいね」

  そうつぶやいて、僕も静かに目を閉じた。

  かなりびっくりしたけれど、これが僕の別室デビュー。

  初めてのご指名ナイトになった。

  [newpage]

  それから3日後の夜。

  「ご指名ありがとうございます♡いっぱいムギュムギュしてくださいね♡♡」

  そう言って、僕が顔をあげると、そこにはジェフさんがいた。

  今日も指名がもらえなかった僕は、いつもように裏でお皿洗いや休憩室の掃除をしていた。

  そんな時、いきなり別室指名が入ったと言われ、慌ててベッドルームに来た僕は、びっくりして目を見開いた。

  「ジェ、ジェフさん……!?」

  「よお……」

  ジェフさんは、相変わらず長い足を持て余した様子でベッドサイドに座っていた。その顔には気まずそうな表情が浮かんでいる。

  僕はそっと扉を閉めると、おずおずとジェフさんに近づいた。

  「と、となり……座ってもいいですか?」

  「……ああ」

  僕はジェフさんのとなりに腰を下ろした。すると、急に目の前に小さな箱が差し出された。

  「ほら、これ」

  それは紙製の小箱で、綺麗なリボンがかけられていた。箱からは、ほのかに甘い香りがしていた。

  「なんですか? これ」

  「……み、土産。……昨日、仕事で隣国に行ったから」

  「これを僕に?」

  「……おう」

  箱を開けると、中には飾りつけられたチョコレートが6粒、きれいに並んで入っていた。

  「うわぁ……! すごい……!」

  僕は思わず声をあげた。

  丸いドーム型やナッツが乗ったもの、格子柄の模様が入ったものまであって、僕は初めて見る繊細なデコレーションに目を奪われた。

  うちの国では見たことがない品物だった。

  「隣国の名産らしくてさ……。き、気に入らなきゃ、誰か他のやつにでも渡せよ。べ、別に無理して食わなくても……っ!」

  「ジェフさん……」

  僕がお礼を言おうとしたら、ジェフさんはそのままプイッと横を向いてしまった。

  「こ、この前は……悪かったな」

  「え?」

  「俺、酔っ払ってて……、あんまり記憶がなくてさ……なんか、ひどいこと……したよな……?」

  「ジェフさん?」

  「ああああっ!! いいっ! 何したかは聞きたくねぇっ!! と、とにかくっ! ……悪かったって、それだけ言いたくて……」

  「ジェフさん、まさかそれを言うために……わざわざ来てくれたんですか?」

  「……そ、その……、いや……」

  ジェフさんは困ったような、険しい顔をしながら僕の方をチラッと見た。

  「あの……ジェフさん……」

  「んあぁ!?」

  「あ、ありがとうございます……」

  僕はそう言ってジェフさんの太ももに手を置いた。彼の足はすごく筋肉質で、僕はドキドキしていた。

  「ご指名……いただいて……う、嬉しいです……。もう来てもらえないと思ってたから……」

  僕はうつむいたままそう言った。

  緊張して、うまく顔が見られない。

  こんなプレゼントを持って会いに来るなんて、反則すぎる。

  「しかも、いきなり別室なんて……すごく、嬉しいです……」

  指名されたのも初めてだし、リピーターも初めて。ジェフさんとは初めてづくしで、正直なところ、僕はどうすればいいのかわからないほど緊張していた。

  でも、リピートがこんなに嬉しいなんて知らなかった。僕はジェフさんにもう一度会えたことが、すごく嬉しかった。

  だから。だから……っ!

  今日は絶対に楽しんで帰ってもらうと、僕は気合いを入れた。

  この前の時より、もっと満足してもらいたかった。

  僕はジェフさんの手を取ると、リリアさんに教えられた通り、そっと自分の胸にジェフさんの手を押し当てた。

  ――うわああ! 緊張するううっ!

  ジェフさんの指先がぴくっと動いたのがわかった。

  そして、リリアさん直伝の必殺技。

  上目遣いと、甘えるような視線。唇を少し開けながら、舌をチラッと見せて。

  とにかく可愛く。

  とにかくエッチに。

  決めゼリフを口にした。

  「……ジェフさんのせいで、ミルクがこんなに溜まっちゃいました……♡」

  ――は、恥ずかしいいいいっ!

  「……っ!!!」

  むにっ♡むにっ♡むにっ♡と、ジェフさんの手を胸に押しつける。

  大丈夫かな、嫌がってないかな、あざとかったかな、と心配になりながら、僕はジェフさんの顔を見上げた。

  そこには、銀髪の王子様みたいにかっこいいジェフさんが、顔を真っ赤にして僕を睨みつけていた。

  「……こ、このっ……エロ牛がっ!!」

  「へ?!」

  「お前、客全員にそれ言ってんだろっ!? クソッ……!! なぁにが俺のせいだ! お前が発情エロ牛だからだろうがっ!!」

  そう言うと、ジェフさんは僕をベッドに押し倒した。

  「ミルクが溜まってるだぁ?! お前、雄牛だからミルク出ねーってさんざん言ってただろっ!?」

  ジェフさんは怒りながら、僕の胸をむぎゅううっと掴んだ。

  「んんっ♡……やっ♡」

  「ああ? なんだこのプリプリの乳はっ! 発情してなきゃこんな乳になるわけねーだろっ! 雄牛のくせに……っ!こんなに発情しやがって!! ……こ、このっ!どすけべ牛っ!!」

  「んぅっ♡あっ♡あっ♡……ご、ごめんなさい……っ♡発情牛で、ごめんなさいっ♡」

  ジェフさんはこういう言葉責めのSMプレイが好きなんだろう。

  前回のプレイ後、リリアさんに相談して、僕も受け応えをいろいろ練習していた。

  僕はお乳が出ないぶん、プレイで楽しませないとダメだからと、店長にもたくさんアドバイスをもらっていた。対策はバッチリだ!

  可愛く、従順に、そしてめちゃくちゃエッチな発情雄牛になりきってやる!

  「ジェフさん……っ♡お、お仕置き……してください……♡発情雄牛をいっぱい叱ってください……♡」

  僕がそう言うと、ジェフさんの耳が逆立つようにピーンッと真上に吊り上がった。そして、僕をにらみつけたジェフさんが牙を見せつけながら叫んだ。

  「……っくそおおおっ!! 勃起とまんねえじゃねえかあああっ!! この淫乱エロ牛があああっ!!」

  その夜、ジェフさんは僕の体で6回も射精した。

  [newpage]

  その日から、ジェフさんは頻繁にお店に来るようになった。

  いつも決まって僕を別室指名してくれて、宿泊コースで朝まで。

  プレイ内容はドSな言葉責めと、素股抜き。中でもおっぱいが大好きみたいで、ジェフさんは僕のおっぱいをしつこく責め立てた。

  ジェフさんに連日いじめられた僕の乳首は、あっという間にエッチに肥大化してしまっていた。

  僕のお客さんはジェフさんだけだから、この変化は全部ジェフさんのせいなんだけど、なぜかいつも信じてもらえない。

  今日もまた、ジェフさんがドS全開で僕を責め立てていた。

  「おい、なんだよ、この乳首は……っ」

  ピンピンピンピンピンピン♡

  爪先で乳首を弾きながら、ジェフさんが怒っていた。

  「またデカくなってんな? クソッ……! どんだけ男に揉ませてんだよ、お前は……っ!」

  「いやっ……♡ちがっ♡んんっ♡ジェフさんだけ……♡ジェフさんしか、触ってません……っ♡アッ♡アッ♡」

  「ああ? うっせぇっ! この淫乱牛がっ! そうやって言えば男が喜ぶと思うなよっ!? クソッ!」

  ピンピンピンピンピンピンッ♡

  苛立ったように、ジェフさんが僕の乳首をいじめてくる。

  最近では、その少し乱暴な手つきが癖になってしまい、すぐに気持ちよくなってしまう。

  本当は僕がサービスする側なのに、ジェフさんにおっぱい責めされると全然仕事ができなくなる。

  「ジェ、ジェフさん……っ♡たまには、僕が……っ♡ご奉仕……っ♡んぅっ♡♡僕がっ♡アッ♡アッ♡ンンッ♡♡」

  「うるせー。そういうのはいらねーんだよ。お前は黙って感じてろ」

  「ジェフさん……っ♡♡♡」

  体も心もとろけそうだった。

  強引に求められると、僕のこと大好きだって言われてるみたいで、体がすぐにぐずぐずになってしまう。

  背面座位でベッドに座り、ぴったりと後ろから抱きしめられる。

  ジェフさんはこの体位がお気に入りみたいだ。

  ジェフさんの股の間に座らされ、さらに後ろからおっぱいを揉まれた。

  僕の腰には、すでにビンビンに勃起しているジェフさんの性器が押しつけられている。

  「んうっ♡……んっ♡……はぁっ♡はぁっ♡あつい……っ♡」

  乳首責めが終わると、今度はゆったりと胸全体を揉みほぐされる。そんなことをされたら、自然と吐息が熱くなる。

  「こんなにパンパンに膨らませやがって……なんだ、この乳は。どうせ客に好き勝手に揉ませまくってんだろ? 来るたびに乳も乳首もエロく育ってるじゃねぇか。……チッ」

  おっぱいを叱るように、ジェフさんが言った。

  「ち、ちが……っ♡ジェフさんが……っ♡」

  「黙れ」

  そう言うと、ジェフさんは首筋にカプッ♡と噛みついた。

  「……んぁっ♡」

  カプッ♡カプッ♡カプッ♡

  何度も何度も甘噛みされる。

  僕はその度に声をあげてしまう。

  どうやら、ジェフさんの狼の血がそうさせるみたいで、僕を見ると歯が疼くのだと言っていた。これまでは舐めるだけだったのに、今日は少し牙が当たって痛かった。

  「はぁぅっ♡い、痛い……っ♡」

  「我慢しろ。こんな[[rb:美味 > うま]]そうな体してるのが悪い」

  そう言うと、今度は僕の首筋をペロペロと舐め始めた。

  連動するように、今度は乳首をつねられる。それが気持ち良すぎて、僕は自然と腰を揺らしていた。

  「ふぅっ……♡はぅ♡……んっ♡んぅっ♡き、きもちいい……♡」

  「お前、なにケツ振ってんだよ?」

  「……んぅっ♡だ、だって……っ♡気持ち良くて……勝手に動いちゃう……っ♡」

  「もっとよく見せろよ」

  そう言うと、ジェフさんは僕の肩を前に押して、四つん這いにさせた。

  そして、僕のお尻をじっとりとなでつけた。

  「……エッロ……、なんだこのデカケツは? これも男になでまわされてんのか? だからこんなデカくなったんだろ? ったく、男にばっかり媚びやがって……!」

  ぺちんっ♡ぺちんっ♡と、ジェフさんが僕のお尻を叩いた。

  「ふぅっ……くぅっ♡……やっ……♡ちがうのぉ……っ♡ぜんぶ、ジェフさんのせい……っ♡」

  「チンポも勃起してんじゃねーか」

  「ひゃうぅっ♡♡」

  いきなりぐっと握り込まれて、僕は思わず腰を落としそうになった。

  「乳首触っただけだろ? なんでこんな勃起させてんだよ? ああ?」

  「ひぃうっ♡や、やめっ♡そんな、強くこすらないで……っ♡腰、とまらなくなるからぁ……っ♡♡」

  ぐじゅっ♡ぐじゅっ♡

  「乳首もケツもチンポも、全部発情してんじゃねーか。この淫乱牛っ!」

  「あっ♡あっ……♡だめっ♡ジェフさんっ♡」

  ジェフさんはいきなり四つん這いの僕に後ろから覆い被さってきた。

  これもジェフさんの大好きな体位。

  犬の交尾ポーズだった。

  ジェフさんはすでに完全勃起したチンポを僕の尻たぶにこすりつけながら、僕の頭を下げさせた。

  お尻だけが高く持ち上がった姿勢。服従のポーズだ。

  ジェフさんは僕のお尻をぺちんっ♡と叩くと、太ももの間にチンポをぬちゅっ♡と差し込んだ。

  そして、ぴったりと体を密着させると、僕の首筋にがぶりっと歯を立てた。

  「痛っ……」

  ぬちゅっ♡ぬちゅっ♡ぬちゅっ♡ぬちゅっ♡

  リズミカルに腰が動かされる。ジェフさんの大きくて長いチンポが、僕の玉裏と竿を後ろから突き上げた。

  カプッ♡ペロペロ……♡ガブッッ♡

  「んうっ♡♡♡」

  「……他の客なんかに、渡さねーからな……」

  ガプッ♡

  さらに歯を立てられる。

  首を噛まれながら、素股で犯されていると、自分がただの獲物になった気がした。

  「はぁぅっ♡……んふっ♡……はぁっはぁっ♡……ンッ……、ッッ♡……アッ♡♡……んあっっ♡♡」

  「もっと太もも締めろ」

  「んぅう……っ♡♡」

  「もっと喰わせろ」

  ガプッ♡ガプッ♡カプッ♡

  どんどん歯が強く突き立てられていく。

  ジェフさんの独占欲が嬉しくて、僕はますます体を熱くした。

  「んあっ……っ♡い、痛っ♡んぁっ♡……はぁっ♡……はぁっ♡」

  パンパンと、肌が打ちつけられる。

  その度に、僕のチンポもビクビクと痙攣していく。

  いつの間にか、ジェフさんの手が僕の手に重ねられていて、指と指を絡ませながら握り込まれていた。

  体中、どこも全部ジェフさんに捕まえられている。

  「はぁっ♡ううっ♡ジェフさん……っ♡き、きもちいいよぉ♡ぜんぶ……、きもちいい……っ♡♡おしりも、おっぱいも、ジェフさんが触れてるとこ……っ♡ぜんぶ熱くてきもちいぃ……っ♡♡♡」

  「もっと言え……っ、気持ちいいって、もっと言え……っ!」

  「んぅううっ♡♡ぜんぶっ♡ジェフさんのすること、ぜんぶ気持ちいい……っ♡♡」

  「……ンッ……ハッ……ッ、パウ……ッ、パウッ……」

  ガブッッッ!!♡

  「んあっ!?♡♡♡」

  今までで一番強く噛みつかれ、首に強い痛みが走った。

  「痛……ッ」

  「ンッ…………ッ!!!」

  それでもジェフさんの歯は止まらず、ギチギチと食い込んでくる。

  「ジェフさ……んっ……痛い……ッ、痛いッ」

  「フゥグゥゥ……ッ♡フゥグゥゥ♡……グルル……ッ♡」

  唸り声を上げながら、ジェフさんの荒い呼吸が耳に響く。

  そして、我を忘れたように、激しく腰を打ち込まれた。

  「ンアッ!?♡や、やめっ……ッ!♡ジェフさんっ!……痛いっ、痛いよっ……だめっ! だ、だめっ、だめだよっ♡アッ♡アッ♡アッ♡アッ♡」

  パンパンパンパンパンパン♡パンパンパンパンパンパン♡

  僕の声に興奮したように、ジェフさんはさらに強く僕を押さえ込んだ。

  痛いのに。首はひどく痛むのに、それがいつの間にか心地良くなっていく。

  「はあっ♡はあっ♡ジェフさんっ♡アッ♡アッ♡アッ♡イキそう♡イキそう♡だめっ♡」

  「……っ……っ!!」

  グルグルと唸るような声がジェフさんの喉から響いてくる。

  「んぅっっ――――!!♡♡♡」

  強く歯が突き立てられた瞬間、僕はぴしゃっ♡と射精していた。

  「ひゃぅうっ……ッ♡♡アッ♡アッ♡……でちゃ、でちゃった♡んぅううっ!!♡」

  それでもジェフさんの腰は止まらない。

  パン♡パンッ♡パンッ♡パンパンパンパンッ!!♡♡♡

  「はへ♡はっ♡……はへぇ♡♡……んはぁ……ッ♡♡は♡は♡は♡」

  「ンッ……ンッ、……ンッ!」

  射精したせいで、僕は肩からずるりと崩れ落ちた。そんな僕をジェフさんは叱るように抱き上げる。

  「まだイッてねえ……っ、太もも締めろッ! ……ッおいっ!」

  「は♡はひ……♡はひぃ……♡♡」

  僕はびざとひざを擦り合わせて、必死に太ももを閉じた。ジェフさんはそれを確認すると、再びギチギチとチンポを僕の太ももにねじ込んだ。

  「ひぃぅう……っ♡♡」

  じゅにゅにゅにゅ……っ♡と僕の肉をこじ開けて、熱い塊が突き刺さる。

  「ンッ……♡……ッ♡……いい締まり具合じゃねーか……ッ♡」

  そう言って、ジェフさんがまた僕の肩に噛みついた。

  「んあああっ!!」

  「フグゥゥ……ッ♡フグゥゥ……ッ♡」

  にゅじゅ♡にゅじゅ♡じゅぷ♡パンパンッ♡パンパンッ♡パンパンッ♡

  ガプッ♡ガプッ♡ガプッッ♡♡

  「んああっ♡痛いっ♡痛いよぉっ♡痛いっ♡ジェフさんっ♡やだあぁっ♡♡痛いっ♡痛いぃっ♡♡」

  「グルル……ッッ!!♡♡グフゥッ♡♡ーーーーッ!!!!」

  「痛いっ♡痛いっ♡んうううっ♡♡だめ♡それ以上はだめ♡だめぇっ♡痛いっ♡肩がっ♡じんじんする♡♡痛いよぉぉっ♡♡♡」

  「ーーーーッ!!!!♡♡♡」

  ビュクッ!!びゅるっ……!!びゅっ……♡♡どぷどぷどぷっ♡びゅぷびゅぷびゅぷ♡♡♡

  ジェフさんは激しく腰を振ると、僕のお尻を叩きながら、精液を撒き散らした。

  「ふぅ……っ、ふぅ……っ……ンッ……」

  パシンッ!♡パシンッ!♡…………パシンッ!!♡

  射精しながらも、ジェフさんはご褒美だと言わんばかりに僕のお尻を叩き続ける。その度に、僕はぞくぞくとした感覚に声をあげててしまう。

  「んぁっ!♡んああっ!!♡……アッ!♡♡……ンアッ!♡♡」

  「……このエロ尻が……ッ、ふぅ……ッ、ふぅ……ッ」

  噛まれた肩じんじんと痛み、目は涙で潤んでいた。

  それでもジェフさんはまだ僕の体を離そうとはしなかった。

  出したばかりなのに、まだ硬さを残しているチンポを僕のアナルにねっとりとこすりつけた。

  ちゅぷ♡ちゅぷ♡とアナルからいやらしい音が鳴っている。

  「はへ……♡はへ♡はぁはぁ……♡はぅ♡はひゅぅ……♡」

  最近のジェフさんは、よくこれをする。射精後に僕のアナルを愛撫してくる。

  「……なあ、パウ」

  つぷっ♡つぷっ♡とチンポの先端でアナルを軽く押されると、なぜか体の奥がうずうずとした。

  「はぁ……♡んぅっ……っ♡……んんっ♡はへ♡はへ……♡」

  「お前、本番いくら?」

  ジェフさんが僕に覆い被さりながら言った。

  「へ??♡」

  「いくらだよ、本番中出し」

  「ほ、本番……!? 」

  「こういうとこって裏メニューがあるんだろ? 常連になったら案内してくれんじゃねーの? 俺、かなり通ってるつもりなんだけど」

  「……!? な、ないですっ! うちは、そういうのは……っ!」

  さらにツンツンとジェフさんがアナルをいじってくる。

  バックの姿勢でされると、今にも入ってしまいそうで、僕はヒヤヒヤしていた。

  「3倍出す。相場の」

  「へっ……??」

  「……ナマなら10倍でもいい」

  「ジェ、ジェフさんっ!!」

  僕は驚いて肩越しに振り返った。

  「お、お金の問題じゃないです……っ!」

  「じゃあ何? 気持ちの問題?」

  「そ、そういうことじゃなくて……っ!」

  「俺の気持ちはとっくに気づいてんだろ? いくらでも金払うからさ……一回ぐらい、恋人みたいにさせてくれてもいいじゃねーか……」

  熱っぽい視線でジェフさんが僕を見ていた。その視線に、思わず身を任せそうになる。

  でも、そんなことをしたら店長に迷惑がかかってしまう。せっかく役立たずの僕を拾ってくれたお店に、迷惑なんてかけたくなかった。

  「ダ、ダメです……っ! 僕はそういうの……や、やってません……っ!」

  そう言って、僕は首を振った。

  

  「……俺以外とはやってんのに?」

  「え?」

  後ろから、ガブッとジェフさんが肩を噛んだ。

  それはひどく怒っているようで、僕は急に怖くなる。

  「痛……っ!」

  「太客? 大好きな恋人? どうせ毎日男のチンポ咥え込んでんだろ? 何人の男とやってんの? 教えろよ」

  ギチギチとジェフさんの牙が肩に食い込んでいく。

  「し、してない……っ! してないから、やめて、ジェフさん……っ! 痛い……っ!」

  「……今さら嘘つくなって。こんなエロい体で、抱かれてないはずないだろ? 何人でもビビったりしねーから、本当のこと言えよ」

  「ほ、本当ですって! 僕は、だ、誰とも……んぁっ!?」

  ガプッとさらに牙が食い込んだ。

  「俺もまぜろよ、お前のセフレに。金も好きなだけ払ってやるから」

  「ジェ、ジェフさんっ! ご、誤解ですってば!……そ、そもそも僕、誰とも……っ!…… し、したこと、な、な……、ないから……っ!!」

  そう言うと、いきなり肩の痛みが消えた。ジェフさんが口を離してくれたようだった。

  「は? アナルセックスしたことねーの?」

  「…………っ……」

  「くだらない嘘つくなよ、パウ」

  「…………ほ、本当に……ないんです……」

  「…………」

  ジェフさんはじっと黙り込むと、突然、僕の体をひっくり返した。

  向かい合わせになり、怒ったような表情のジェフさんと目が合った。

  ジェフさんは指先を僕のアナルに押し当てると、ぐっと力を込めた。

  「ひぃっ」

  「そんなの、指入れればすぐにわかるんだよ。使い込んだケツのくせに、嘘つくな」

  「う、嘘じゃない……っ」

  「そうかよ。もし嘘だったら、このまま朝まで犯す。いいのか?」

  「や、やだっ、何!?」

  「今ならまだ許してやる。つまんねえ嘘ついてないで、本当のことを言え。俺は嘘が大嫌いなんだよ」

  つぷぷぷ……と指先がアナルを押し広げていく。

  僕は急に怖くなって、逃げるように腰を引いた。

  「……やっ!」

  「こら、逃げんな」

  ジェフさんは僕の腰を押さえ込むと、そのまま指先を埋め込んでいった。

  「や、やだっ! やめて……っ! やめてって! ジェフさんっ! やだあああっ! やだああああっ!! やめてっ!! お願い……っ!!」

  「……っ!!」

  急な痛みと初めての感覚に、僕は思わず体を強張らせた。

  「痛いっ……! やだ、やだっ! やめて……っ!」

  「……狭っ……!」

  指を途中まで挿れたジェフさんが、驚いた表情で僕を見下ろしていた。

  「は?……マジで?」

  「…………っ……!!」

  僕は思わず泣きそうになる。痛いのと怖いので、ジェフさんを見ることができなかった。

  「……うっ……ううっ……っ」

  「パ、パウ……!?」

  ずるっと指が抜けて、僕は大きく息を吐いた。

  「はぁっ……はぁっ……」

  「お、お前……処女なのか!?」

  僕はわけもわからず、うなずいた。

  男の僕が処女かどうかなんてわからなかったけれど、アナルセックスをしたことがないって意味ならイエスだった。

  「……うっ……ううっ……」

  「おいおいおいおいっ! 何でお前みたいなヤツがこんな仕事してんだよ!? はあっ!? 意味がわかんねぇっ!! 俺、お前のこと噛んじまったじゃねぇかっ!」

  ジェフさんはそう言うと、僕の首に手を当てた。

  そして、ひどく慌てた様子でおろおろとしていた。

  「……い、痛いよな? そりゃ痛いよな、ご、ごめん。本当にごめん! 体は大丈夫か? パウ、苦しいところはないか?」

  「……噛まれたところがズキズキしますけど……」

  「……と、とりあえず王宮に……っ! うちの医療班に頼めば、何とかなるか……いや、それより傷の手当てが先かっ!?」

  「……ジェフさん……?」

  慌てたジェフさんが僕をぎゅっと抱きしめた。

  その瞬間、僕の全身に快感が駆け抜けていくのがわかった。

  「んぅううっ……っ♡♡♡」

  体が妙に熱くて、胸が張っている感覚があった。

  ジェフさんは慌てて服を着ると、僕をシーツで包み込んだ。

  「ちょっと苦しいけど、我慢しろよ?」

  そう言うと、ジェフさんは僕を軽々と抱きかかえた。そのままガラス窓を片足で蹴破り、屋根の上に飛び乗った。そして、信じられないスピードで僕を王宮へと運んだ。

  [newpage]

  「王子、何事ですか!?」

  「話は後だ。モーリウス、医療班を呼んでくれ。俺がこいつを噛んだ。早く薬を」

  運ばれている間、どんどん熱が上がってきた僕はぼんやりとした意識の中で話し声を聞いていた。

  騎士団の制服を着た豹獣人が、僕の顔を覗き込んでいた。

  「私が運びます。王子はとにかく服を……」

  「いや、俺が運ぶ。こいつには触れるな」

  「では医術師のチタを呼んで参ります。しばしお待ちを」

  ジェフさんはその言葉にうなずくと、そのまま王宮の中を突き進んでいく。

  初めて見る王宮は、長い廊下と赤い絨毯がどこまでも続いていて、まるで夢の世界のようだった。

  体が熱い。

  息が上がっていく。

  僕はジェフさんに抱かれながら、眠るように意識を失った。

  [newpage]

  ★★★

  「ジェフリー王子!! まったく何をしてるんですか! あなたは!! 」

  そう言って、俺を叱りつけたのは、王宮騎士団第三部隊副隊長――豹獣人のモーリウスだった。

  「まあまあ、モーリウス。ジェフもわざとやったわけでは……」

  「ミゲル隊長! あなたがそんな調子だから、このバカ王子はいつまで経ってもバカ王子なんですよ! 何のための第三部隊ですか! この大バカ第三王子を躾けるのが我々の役目でしょうがっ!!」

  そう言って、モーリウスは俺とミゲルをまとめて怒鳴りつけた。

  ミゲルは大きな体を丸め込んで、モーリウスの迫力に圧倒されていた。

  「よりにもりよって、か弱い草食獣人、しかも処女の首を噛むとは何事ですか!?」

  「しょ、処女だなんて知らなかったんだから仕方ねーだろうがっ!」

  そう反論した俺を、モーリウスは眉を吊り上げて睨みつけた。

  「なんと情けない……! お相手が処女かどうかもわからなかったんですか?」

  「……っ! ああいう店で働いてて処女だとは思わないだろ!? すげぇエロかったし、俺のこと散々煽ってきてたから……っ!」

  「それにしたって、どうして噛んだんですか!? 首と肩なんて急所を何度も! あなたの血筋の力がどれほどのものなのか、理解していなかったとは言わせませんよ!」

  そう言われて、俺は黙り込むしかなかった。

  つい、嫉妬で頭に血が昇って、なんて言い訳できる空気ではなかった。

  俺は、古くからこの国を統治する狼獣人族・ルガラント家の末裔。

  数多くいる狼獣人の中でも、ケモノの血が色濃く残っている特殊な一族だった。

  『ルガラントの牙は、すべての者を奴隷に変える』

  かつてはそう言われて、恐れられていた。

  ルガラント家には、不思議な能力があった。それは、噛んだ相手を奴隷に変える力と呼ばれていた。

  「いくらケモノの血が薄まったとはいえ、純血王族のあなたに噛まれたら、草食獣人はひとたまりもないのはわかるでしょう?」

  「……か、加減は……した……」

  俺はうつむいたままそう言った。

  「加減? どんな加減ですか? 実際に彼は熱を出して意識を失っている。処女の体にあなたの牙はさぞ苦しかったことでしょう。今後の肉体にだってどんな影響があるか……」

  「モーリウス、さすがにジェフも落ち込んでいる。それ以上は……」

  「まったく。隊長は甘やかしすぎですっ!」

  そう言って、モーリウスは大きなため息をついた。

  「ねえねえ、お話中に悪いんだけど、ちょっといい?」

  振り返ると、扉のところに鹿獣人で医術師のチタが立っていた。

  「チタ……っ! パウの様子は?」

  俺は立ち上がってチタに近づいた。

  チタは立派な鹿角をぽりぽりと掻きながら、俺たちを見た。

  「パウくん……だっけ? あの雄牛くん。薬が効いたみたいで、今はよく眠ってる。傷口も大したことはないし、熱は数日で下がると思うよ」

  「そうか……っ! よかった……ありがとう、チタ」

  俺がそう言うと、チタは困った顔をしながら、また角をぽりぽりと掻いた。

  「それがねぇ、良かったとも言えないんだよね」

  「え?」

  「まさか、異変がありましたか?」

  モーリウスが尋ねると、チタは困った困ったと言いながら、ソファに腰掛けた。

  そして、俺の方をチラッと見て言った。

  「王子の牙はやっぱり強いからねぇ。フェロモンがかなり体に注入されちゃったみたいだね」

  「チタ、教えてくれ。パウに何が起こったのか……」

  俺がそう尋ねると、チタは「う〜ん」と言いながら顎に手を当てた。

  「あのねぇ、あの雄牛くん。王子のせいで、お乳が出ちゃう体質になったみたいだよ?」

  [newpage]

  ☆☆☆

  「つまりね、ルガラント家の狼は、牙からフェロモンを注入して、強制的に相手を発情状態にしちゃうんだよね。入れられた方はたまったもんじゃないわけ。ほら、発情して快感に狂いながら、狼の奴隷になっちゃうの。一種の麻薬だね。今はずいぶん威力が弱くなってるから、噛まれても気持ちよくなる程度なんだけど。ほら、パウくんは処女だったでしょ? 快感への耐性が低いから、フェロモンがかなり効いちゃっててさ。でも、大昔は発情なんてレベルじゃなくて、雄子宮が出来てメス化もするぐらい強力だったらしいからね。その能力を使って、強いオスを強制的に妊娠させて、子孫の戦闘力を上げてきたのがルガラント家ってわけ。ライバルの家を片っ端から孕ませて服従させてた時代もあるんだよ。怖いよねぇ! あ、これは内緒ね。歴史書では抹消されてるから。まあ、パウくんはお乳が出ちゃったけど、女の子にならなかっただけ良しとしよう。王子とセックスしなければそのうちフェロモンも抜けるだろうし。たぶんお乳も止まるから、安心してね」

  そう言って、鹿獣人のお兄さん――チタ先生はニコニコと笑いながら、よくわからない話を一方的に僕にまくしたてた。

  「……は、はぁ……」

  熱を出してから、どうやら僕は三日三晩眠り続けていたようだった。

  そして目が覚めると、やたらふかふかで豪華なベッドに寝かされていた。

  胸には布を何枚も巻かれていて、締めつけられていた。

  「あの……、すみません。ひとつ質問いいですか?」

  「はいはいどうぞ」

  チタ先生がニコニコと笑っている。

  「どうして、僕の体にフェロモンが入ったんですか?」

  「それは王子が噛んだからだねぇ」

  「……おうじって、何ですか?」

  「王子は王子だよ。現国王の三男坊、ジェフリー・ルガラント」

  「……誰ですか? その人」

  僕はチタ先生の目をじっと見つめた。

  「ありゃりゃ。もしかして記憶も飛んじゃったかな? かなり高熱が出てたからねえ」

  「……はぁ……」

  「王子の牙、痛かったでしょう? そのせいもあるのかなぁ。パウくん処女だから、フェロモンの影響も未知数なんだよねぇ……」

  そう言いながら、チタ先生は僕の額に手を当てた。

  「あの、それはそうと……ジェフさんは、どうしてますか?」

  「ん? 王子なら、今は公務に行ってるよ。夜には帰ってくるから」

  「僕、急に熱を出して、こんな迷惑かけちゃって……。ジェフさんにちゃんと謝りたいんです……」

  「いいのいいの。こんなのどう考えたって王子が悪いんだから。謝るどころか、パウくんからもしっかり怒ってやってよ」

  「あの……、王子様は関係ないですよね?」

  「ん??」

  僕はチタ先生の顔を見た。

  チタ先生も僕も、お互いに不思議そうな顔をして見つめ合ってしまう。

  「パウくん、ジェフさんって誰だかわかってる?」

  「……え?」

  僕は質問の意味がよくわからなかった。

  「ジェフさんは……王宮騎士団に所属したばかりの新人さんで、僕のお客さん……ですよね?」

  「……なるほど」

  そう言うと、チタ先生は急に立ち上がり、部屋を出ていった。

  しばらくして戻ってきた先生は、脇に大きな額縁を抱えていた。

  「小さい肖像画、これしかなくて……ああ、重たいっ」

  そして、木製の椅子を僕のベッドの横に置くと、その上に額縁を立てかけた。

  そこには一枚の肖像画が嵌め込まれていた。

  輝く銀色の毛に、大きな耳。王族の衣装に身を包み、大胆不敵な笑みを浮かべる人物。

  「……これ、ジェフさん……?」

  「そう。ジェフさん。またの名を、ウォルテア王国ルガラント家第三王子ジェフリー・ルガラント様といいます」

  「へ……?!」

  「まあ、僕らはバカ王子って呼んでるけどね」

  そう言って、チタ先生は僕に可愛くウインクをした。

  [newpage]

  「ダメです! 王子っ! あなたは立ち入り禁止ですっ!」

  「み、見るだけっ! 手は出さないって! 顔見たらすぐ出ていくからっ!!」

  扉の向こうが騒がしくて、僕は目を覚ました。

  時刻はわからなかったけれど、部屋は薄暗く、大きな縦長の窓からは、カーテンの隙間をぬって月の光が差し込んでいた。

  「頼むよ、モーリウス! パウが目を覚ましたってチタに教えてもらったんだよっ! 見るだけ! 見るだけだからっ! 見たらすぐ帰るっ!」

  「……あなた、そう言ってこれまで何度も私との約束を破ってますよね?」

  「頼むってえええっ!!」

  僕はベッドから体を起こし、声のする方を向いた。

  「あ、起きちゃった?」

  そう言って声をかけてくれたのは、ソファで寝ていたチタ先生だった。

  先生は起き上がると、僕に近づいてきた。

  「どうする? バカ王子が会いたいって言ってるみたいだけど」

  「…………」

  「断ってきてあげる。安心して」

  そう言って離れていくチタ先生を、僕は呼び止めた。

  「あ、あの……っ」

  「ん?」

  「お礼だけ……言いたいです……」

  「会うと体調が悪化するかもしれないよ? 大丈夫?」

  「……は、はい」

  僕がうなずくと、チタ先生は優しく微笑んで「待ってて」と言った。

  「おいこらバカ王子。うるさくて目が覚めちゃったじゃないか!」

  「チタ……っ!!」

  「少しの間なら、いいよ。ただし、僕とモーリウスも立ち会うから。手は出さないこと! わかった?」

  「わかった!」

  そう返事が聞こえた次の瞬間、ジェフさんが駆け寄ってきた。そして、いきなり僕のベッドに倒れ込んできた。

  「ジェ、ジェフさん……っ!?」

  ジェフさんは頬ずりしながら、ぎゅうぎゅうと力いっぱい僕を抱きしめた。

  「無事でよかった……っ!!」

  ジェフさんの尻尾がブンブンと大きく揺れている。これじゃあ狼というより大きな子犬みたいで、僕はたまらない気持ちになった。

  「ジェフさん……」

  「ごめんな、パウ。痛かったよな? 熱は下がったって聞いたけど、どこかつらいところはないか?」

  「だ、大丈夫です……」

  「ちょっとやつれたか……? ちゃんと飯も食えてないもんな。元気になったら、いっぱい美味いもの食わせてやるからな」

  そう言いながら、ジェフさんは僕の頬を優しくなでた。真っ直ぐな瞳でそう言われ、僕は言葉に詰まってしまう。三日ぶりに会うジェフさんは、なんだか雰囲気が違っていてドキドキしてしまう。

  「ジェ、ジェフさん……っ、そ、そんな見ないでください……。恥ずかしいから……」

  「なんだよ。もっと恥ずかしい姿、いつも俺に見せてるだろ?」

  「で、でも……っ!」

  そう言いながら、ジェフさんは僕の頬にキスをした。

  「んぅ……っ」

  「もっと顔をよく見せろよ。ずっと見たかったんだから」

  「……ぁっ…………」

  ついばむように、顔中にキスを落とされる。ジェフさんは鼻先を擦りつけながら、まぶたや、耳たぶにもチュッチュッと音を立てて唇で触れていく。

  「んぅ……♡ジェフさ、……んっ♡」

  「心配かけやがって……。初めてなら、なんでちゃんと言わねえんだよ? 知ってたら、もっと優しく抱いてやったのに……」

  「やっ……♡ずっと、ンッ♡……言ってたのに……♡ジェフさんが、聞いてくれなかっただけ……っ♡♡」

  「王子、見るだけとおっしゃっていませんでしたか? それのどこが見るだけなんですか? 完全にキスしてますよね?」

  「ぜーんぜん話聞いてないよ」

  モーリウスさんとチタ先生が呆れた顔でそう言っても、ジェフさんは僕を離そうとはしなかった。それどころか、二人を完全に無視して僕に話し続けてくる。

  「じゃあ、他に客なんていないって言ってたのも本当なのか?」

  「んっ♡……はぁっ♡ほ、本当です……。僕、雄牛だし、指名なんて一度も入ったことなくて……全部ジェフさんが……は、初めてで……ッ♡」

  「なんだよ、それ……っ。クソッ♡全部俺が初めてなのか?」

  「は、はい……♡」

  「初めてのくせに、あんなエロいこと言って誘ってきたのか?」

  「んぅっ……♡♡そ、それは……リリアさんと店長に、教えてもらって……っ♡ンッ♡」

  「すっかり騙されたぞ。経験豊富などすけべ牛だって勘違いしたからな。俺のこと散々煽りやがって……」

  「んぅっ♡やっ♡ちがっ……♡♡そんなつもりじゃ……ッ♡はぅッ♡♡今は、おっぱい触っちゃダメ……っ♡ジェフさん……っ♡ンッ♡や、っだぁッ♡」

  「はいはいはいはい! ストップ! ストップ!!」

  パンパンと手を叩きながら、チタ先生が言った。

  「なんだよ、チタ。邪魔すんなよ」

  「もうヤる寸前じゃないか。今セックスしたら、パウくんのおっぱいが止まらなくなるからね! 終わり終わり!」

  「ああっ! そうだった!」

  突然声を上げると、ジェフさんは僕の胸をむぎゅっと握り込んだ。

  「んっ……♡」

  「これ、飲ませて、パウ」

  「へ!?♡♡♡」

  シャツの上から、なぜか的確にツンツンと乳首を突かれてしまう。

  「んぅっ♡♡やっ……ッ♡」

  「ミルク出るんだろ? 俺が出させたんだから、俺に飲む権利があるよな? パウ」

  「こらこらこら! バカ王子!」

  「だ、だめ……っ♡♡♡」

  「いいだろ? 飲ませろよ?」

  耳元でささやきながら、乳首をスッ……スッ……とこすられると、僕の腰がびくびくと震えた。

  「んぅううっ♡♡んくぅっ……ッ♡♡」

  「全部捨ててるんだろ? だったら俺に飲ませろよ、もったいない」

  「はぁぅっ……っ♡♡」

  「ミルクは飲んでもらうために出すんだから。こんなパンパンに溜まって……苦しいだろ?」

  「で、でもぉ……っ♡♡」

  「ゆ~っくり優しく吸い出してやるから……な?」

  ピンッ♡♡と乳首を弾かれた。

  「んはぁっッ!?♡♡♡」

  「ほら、このままじゃ眠れねーだろ? パウ」

  熱い眼差しでじっと見つめられて、僕はもう拒否することなんてできなかった。大好きなジェフさんにこんなに甘くささやかれて、耳からフェロモンが入ってくるようだった。

  「パウのミルク、飲んでいい?」

  「………………っ♡」

  「なぁ、パウ」

  「……っ♡…………は、ぃ……」

  僕が小さくうなずくと、ジェフさんは僕のシャツを捲り上げ、あっという間に巻いていた布をするするとほどいた。 そして、僕の乳首を舌先で舐めた。

  ペロ……ッ♡♡♡

  「ひっ!?♡♡♡♡♡」

  ひと舐めされたとたん、大きな声が出た。

  れろ……れろ……れろ……♡

  「ひゃぅっ……っ♡♡♡♡♡」

  味わうように、ゆっくりと舌先で乳首を転がされると、すぐに先端が硬くなるのがわかった。

  まるで吸ってもらいたいと言わんばかりに、乳首が勃起してしまう。

  「はあっ……♡はあっ……♡♡はあっ……♡♡」

  舌先で転がしながら、ちゅぅ♡と吸い上げられると、体が熱くなって、今にもミルクが出そうだった。

  「んぅ……っ♡♡で、出ちゃう……っ♡それ以上したら、ミルク出ちゃうからぁ……っ♡♡」

  そう言ったとたん、ぢゅううううっ♡♡♡と思い切り吸い上げられた。

  「んぅうううう!!!!♡♡♡」

  僕の乳首から、じゅわああっ♡とミルクが染み出してくる。それをジェフさんはチュパチュパと吸い取っていく。

  あまりの快感に、僕は思わず体をのけぞらせた。

  「あっ!?♡あっ!♡♡んああっ!!♡♡やぅうっ♡♡あ♡あ♡あ♡♡♡んぅううっ!!♡♡♡あん♡あん♡♡♡」

  「ちょっとちょっとちょっと! パウくん、おっぱい止まらなくなるよ!? 乳牛になっちゃうって!」

  「王子! それ以上はダメです! パウくんが感じすぎてます……っ!」

  それでもジェフさんは無視して僕の乳首を吸い上げた。

  ぢゅうううう♡ぢゅぷっ♡ぺろぺろ♡チュパ……ッ♡チュパ……ッ♡♡……ぢゅううううっ!!

  「はあ♡♡なにこれ♡♡♡きもちいい♡♡♡ジェフさん♡♡きもちいいよお♡♡♡あっ♡あっ♡あっ♡んうううっ♡♡♡きもちいい〜ッ♡♡ジェフしゃん♡♡おっぱいきもちいい♡♡♡はあっ♡♡らめぇ♡おっぱいイッちゃう♡♡にゃにこれ♡♡きもちいいよお♡♡んあああっ♡♡」

  僕は二人の目の前だっていうのに、喘ぎ声が止められず、だらしなく口元を緩ませていた。

  「あーあー。パウくん、完全にイッちゃってる……。王子はしゃぶりついて離れないし。どうしよう、副隊長」

  「このバカ王子は昔からこうなんですよ。やめろと言われてやめた試しがない。とりあえず、吸い終わるまで待ちましょうか」

  「パウくん、かわいそうに……」

  ぢゅるぢゅるぢゅる……っ♡♡

  「んううっ♡♡だめっ♡おっぱいでちゃう♡でちゃうからああっ♡でゆぅうっ♡♡いっぱいでゆぅううっ♡♡はああっ♡♡」

  体の奥から濃厚なミルクがとぷっ♡とぷっ♡とあふれてきて、僕はずっと射精し続けているような強い快感に支配されていた。

  「んぅううっ♡ジェフしゃんっ♡おっぱいイッてゆ♡イッてゆからっ……ッ♡♡ンッううっ♡♡らめっ♡またイクッ♡んあああっ♡きもちひぃっ♡おっぱいきもちひいよぉおっ♡ああっ♡あうううっ♡イッてゆ♡おっぱいイッてゆ♡らめっ♡らめらよぉお……っ♡♡」

  部屋には僕のはしたない声と、ちゅぱちゅぱとミルクを吸う音が響き渡って、チタ先生もモーリウスさんも、もう止めることはしなかった。

  ぢゅぶぶぶっ♡ぢゅぶっ♡……ぢゅううううっ〜〜ッ♡♡♡

  「あえ♡あぇえ……♡らめ♡おっぱいらめ♡ミルクとまりゃない♡はへ……♡♡ンッ♡♡んううう♡♡」

  ちゅぽんっ♡♡

  「はぁ、美味い♡」

  「はへ♡はへ……♡も、ぅ、むりぃ……♡♡ジェフしゃん……♡も、だめぇ……♡♡」

  「次は左のおっぱいな?」

  「へぁ??」

  ぢゅ♡

  ぢゅう"う"う"う"う"う"う"っ"♡♡

  「ひぃうううんんんっ♡♡♡」

  右を散々吸われていたせいで、極度に敏感になっていた左乳首に、痺れるような快感が走った。

  「らめらめらめっ♡♡すぐでりゅ♡すぐっ♡でちゃうでちゃうでちゃう!!!♡♡♡」

  吸われるのを待っていたかのように、じゅわじゅわとミルクがあふれてくる。それをさらに思い切り吸い上げられ、僕は大きくのけぞりながら喘いだ。

  ぢゅぢゅぢゅぢゅうううっ♡♡♡

  「んぉお――――っ♡♡♡りゃめえええええっ♡♡でりゅでりゅでりゅでりゅっ!!!!♡♡♡ンッァアアアアッ!?♡♡♡でりゅっ♡でりゅっ♡でりゅうぅぅぅっ!♡♡♡んぉぉっ♡♡♡らめらめらめっ♡♡おっぱいしゃせいとまんにゃいいいいから~~~ッ!!!♡♡♡」

  びゅくびゅくと、射精のようにミルクがジェフさんの口内に噴き出す。

  「ンオッ――――♡♡……ひっ……ひぃんんんっ♡♡♡」

  背中から崩れ落ちそうな僕を、ジェフさんは片腕でがっしりと支えながら乳首を吸い続ける。僕は舌をだらしなく垂れ下がらせたまま、後ろにのけぞって荒い呼吸を繰り返した。

  「はひ……♡はひ……♡はひ……♡おっぱいらめ……♡♡おかしくなちゃう……♡♡も、しゃせい、むりぃ……んぉっ♡……ッッ!♡」

  何十分もそのまま吸われ続け、僕のミルクが左右とも搾られきった頃、ようやくジェフさんが口を離してくれた。

  「……っぷはっ……」

  「ぁ……♡……ぁ♡……ぁ♡♡♡」

  「ごちそうさま。すっげぇうまかった♡」

  「ぁ……♡ぁ……♡」

  「こんなに甘くて美味しいミルク、初めて飲んだ♡もう一生これしか飲みたくない♡」

  「王子。終わりました? あーあー。パウくん、こんなにアヘらせて何やってんですか、もう」

  チタ先生が呆れた様子で僕らを見ていた。

  「パウ、これからは毎日俺が吸ってやるからな」

  「…………へぁ?」

  「ほら、手、出してみな」

  そう言うと、ジェフさんは僕の左手にすっと指輪をはめた。

  「婚約指輪♡これで俺のもの♡」

  「はぇ……??」

  「順番がめちゃくちゃになったけど、……俺と結婚して欲しい」

  「へぁ……??」

  「一生大切にするから」

  僕はイキまくった頭でぼんやりとジェフさんを見つめた。

  「王子、さすがにそれはあまりに強引ではありませんか? パウくんも困惑しています」

  「そうだよ。こんな強姦まがいのことしてさ。フェロモンでたぶらかしたって言われても仕方ないよ」

  二人にそう言われてもジェフさんはまったく気にした様子はない。

  「パウも俺のこと好きだよな?」

  まっすぐな目で問いかけられた僕は、ジェフさんを見つめ返した。

  「なんたって、俺はパウの初めての男なんだから!」

  ジェフさんの無邪気な笑顔に、僕もつられて笑ってしまう。

  王子様だとか。

  フェロモンだとか。

  色々と不安もあるし、僕なんかで大丈夫なのかなって思うんだけど。

  でも。

  でも。

  「……僕も、大好きです♡」

  僕はジェフさんに抱きついた。

  僕の初めては、全部ジェフさんにもらって欲しかった。

  キスもセックスも愛してる気持ちも幸せな瞬間も泣いたり笑ったりすることも、全部ジェフさんと初めてを経験したかった。

  こうして僕は、ウォルテア王国のジェフリー第三王子の花嫁になった。

  結婚式編へつづく。