??? 来るなぁ〜!
??? ゲヘヘ、待ちやがれぇ〜 可愛い顔しやがってぇ〜どうせ逃げられねぇんだから大人しく食われちまいなぁ〜!
ガレフ(アイツは…!?アイツはオレが殺っちまったはず…なんで生きてるんだっ…?)
??? オレのモンにならねぇならやってやる〜! ザクッ!(刃物で突き刺す音)
??? くはっ!…あ…あぁ… ジュウゥゥ(傷が塞がる音)
??? あぁぁ〜!! ナンデオレノハラガァ! バタッ(倒れる音)
??? !?…ボクは、刺された筈なのに…何で…?
ガレフ オイ、どういう事だ?これは。
??? !? あ…あ…貴方は……また、ボクに…酷い事…する…つもりなのっ…?
ガレフ もうあんな事はしねぇよ、もう出来なくなった。が、正しいがな。
??? …
ガレフ それよりお前、オレはあの時お前の『全て』を確かに『吸い尽くした』筈だが?何故生きていられる?
??? ボクにも分からないんだ、確かにあの時貴方に『色んな事』されて、最後は目の前が真っ暗になって……目が覚めたら、森の中だった。
ガレフ 目が覚めてる事がおかしいんだ、お前は1回死んでるんだぜ?
??? そんな事言われてもボクにも分からないよ…ただ、さっきあそこの人に襲われて、刺されたのはボクの筈なのに、何故かあの人が倒れたんだ…
ガレフ 聞いた事があるな…なんだったか、この世には特殊な一族が存在し、最後の一人が死んだ時…ん?…そういや、お前名前は?フルネームで言ってみろ。
??? 天野 優
ガレフ そうか、お前家族は?
ユウ お父さんもお母さんも、ボクが小学生の頃に居なくなってしまって…それからボクはずっと一人だったんだ。
ガレフ そうかっ、オレと来るかっ?いや、あの時の事は本当に悪いと思っている。許してくれとは言わねぇが、面倒くらいなら見てやれるからよ。
ユウ …あの時は本当に怖かったよ…
ガレフ すまねぇ。
ユウ でも今は怖くないよ、何だか前と違って優しいもん (ニコッ)
ガレフ そ、そうかよ ///
ユウ うんっ! あ、そうだ!おじさんの名前はなんて言うの?
ガレフ オレはガレフだ、よろしくな。
ユウ よろしくねっ!
ガレフ 行くぞ、ユウ
ユウ ボクもついてって良いのっ?
ガレフ 帰る所もねぇんだろうが、面倒見てやるって言ったしな、一度殺っちまったって罪滅ぼしも兼ねて、お前はオレが連れてくぜ。
ユウ ずっと一緒?
ガレフ おぅ、ずっと一緒だ。
ユウ やったぁ!ヾ(*´∀`*)ノ
ガレフ (いけねぇ、可愛過ぎてつい食っちまいたくなったぜ) ほらっ、行くぞ!
ユウ うんっ!
そして、ガレフとユウは森を出たのである。向かう先は、森の住処ではなく、〇〇市の〇〇〇のアジトである。
ガレフ 所で、お前の能力の話しなんだがなぁ…
ユウ 能力…?
ガレフ さっきの『アレ』だぜ、あの変人に刺された時のな。
ユウ あぁ、またボク死んじゃうのかと思ったよ〜
ガレフ いや…死んでるんだよ…
ユウ え!?
ガレフ 死の祝福だな、お前の力の正体は。天野一族の最後の生き残りは、死んでも死ねねぇ体になるんだ、何度でも生き返ると言った方が正しいか?傷は瞬時に塞がり、生前の状態に戻される、それと、もう歳を取る事もなくなるだろう。そしてもう一つ、他者により傷をつけられたら、その相手は同じ傷、同じダメージを負う。『ソレ』は『呪い』だ。
ユウ …呪い…?
ガレフ 呪いは子孫が出来たら子に受け継がれる。その瞬間から、お前の体は時を刻み始める。だからその時まで呪いは持続するのさ。
ユウ ふ〜ん でもお兄ちゃんと一緒に居れるなら良いや!
ガレフ お、お兄ちゃんだと!?///
ユウ お兄ちゃん(*´ω`*)
ガレフ ったく// ほらっ!そろそろ着くぞ!此処だ。
ユウ 何ここ〜
ガレフは扉をノックする。
??? はぁ〜い!
ガチャッ(扉を開ける音)
??? あらおじさん!その子だぁれ?
ガレフ オレが前殺っちまったユウってガキだ。
??? えぇ!?じゃあ何で生きてるの!?
ガレフ 簡単に言うと能力者だったって事だ。
??? ふ〜ん?じゃあ何でそんな子を連れてるの?
ガレフ 帰る所も無かったしな、罪滅ぼしも兼ねてオレが面倒見る事になった。
??? そうなんだ!変わったね、おじさんも(*^_^*)
ガレフ ケッ…
ユウ ねぇ。君、名前は…?ボクはユウ。
??? ボクはイズナ!よろしくねっ!
ユウ よろしくねっ!
ガレフ イイお友達になれそうだな、お前ら。
イズナ へへっ (照れ)
イズナ 所で、今日は何で来たの?
ガレフ これからガキを面倒見るのに洞窟何かに住んでられねぇだろ、そういう事だ。どっか住む所ねぇかなぁってよ。
イズナ ちょっとお兄ちゃんに聞いてみる?
ガレフ そういや兄が居るとか言ってたな…
イズナ お兄ちゃ〜ん!ちょっと来て〜!
奥の部屋の扉が開き、何者かが現れる。
??? ………
ガレフ アンタは? (何だコイツ…イズナと似てるが、比べ物にならん何かを感じる…)
??? 名乗るべきか、名乗らぬべきか、オレはおぬしらにあまり干渉出来ぬからなぁ。
ガレフ アンタ一体何を言っている…?
??? まぁ世界が終わったり、未来が変わっちまわねぇ程度になら、良いか。
ガレフ オイ…人の話しを聞いて…!!
イズナ ちょっと!辞めておじさ…!!
ガレフは凄まじいスピードで???を殴り付ける!
ドゴッ!……パシューン! ドッカァン!!
ガレフ ぐはぁ!(ドアを突き破り大木に打ち付けられる)
??? いきなり人の家に来ていきなり殴って来るとは、なんなのだおぬしは…
ユウ お兄ちゃん〜!! (半泣きになりながら)
ガレフ はぁ…はぁ… (何が…起こった…?攻撃した筈のオレが吹き飛ばされただと…!?)
イズナ ちょっとお兄ちゃん…
??? オレは何もしてねぇだろ〜 あの筋肉隆々の狼が殴って来たんだからなァ。
ガレフ くっ…うぅ… (立ち上がり歩いて戻る)
??? ドア、どうすんだぁ?コレ(눈ω눈*)
ガレフ グルルルルル…
??? 辞めとけって╮(︶﹏︶")╭
イズナ おじさん…もうやめよう!₍₍ ( ˃͈ ㅿ ˂͈ ) ₎₎
ガレフ さっきのはなんだ、アンタ…一体何の能力だ…?
??? 能力自体はイズナと同じだぜっ。
ガレフ !?そんな筈がねぇ!
イズナ 同じだよ。
??? 風を司る能力者はイズナとオレの2人しか存在せぬ、風は自由の象徴、空(くう)関係に限られるが、出来ると思った事は出来るのだよ、後は練度と使い手の発想次第だぜっ。
ガレフ 今のは風じゃねぇだろうが!嘘つくんじゃねぇ!
??? 風だぜっ。
ガレフ なっ!?
??? 反射する風(リフレクション・ウィンド) オレ自作の技だ。攻撃全てを跳ね返し、風速で相手に返す。打撃なら打撃の衝撃を、斬撃なら斬撃の衝撃を、飛び道具なら飛び道具を、相手に跳ね返す。そんな技だよ。
ガレフ ………
??? 名前を知りたがってたな、仕方ねぇから教えてやるぜ、オレは 『風狼のユウヤ』だ。
ガレフ オレはガレフだ…
ユウヤ 知ってるぜ、まぁまず座れよ、住む所がなんとかって話しをしに来たんだろう? ユウ君もどうぞ(*^^*)
ガレフ お、おう。
ユウ うん。
イズナ はぁ…もぅ。 取り敢えずお茶を用意するから待っててね。
続