Introduction
あらすじ:
犬神を使役できる犬神筋の藤原伊予にはカズラという名の犬神がついていた。伊予のことを常に守護する頼もしい存在であるが、その呪力の恐ろしさから伊予はカズラのことを疎ましく思うようになっていった。
ある日、伊予は不気味な古物商を見つけ、そこに陳列されている手鏡に魅入られてしまう。そしてその壊してしまうという粗相を起こす。罪悪感から不気味な店主に償いをしようとするが、店主は伊予が使役している犬神を見せて欲しいと言った。店主もまた霊力の持ち主だったのだ。伊予はそのことをカズラに伝え、一度その店主に会って来てほしいと頼むとカズラはそれを快諾し店主の元へと向かった。
しかしカズラはその後その不気味な店主に侵食されていくことを全く予期していなかった。