Case1 野生に目覚めた大学生

  「な、なんだよてめぇ!離せっ……!!」

  午後9時頃。一人の青年、竹田 厚志(たけだ あつし)は帰り道に突然、フードを深く被った大柄の男性に襲いかかって来た。

  厚志は必死に抵抗するも力及ばず、路地裏へ連れ込まれてしまう。

  「悪いけど、君にはオレの仲間になってもらうよ♪」

  そう言って男性は厚志の顎を掴み、顔を近づけてくる。

  男性はカプセル剤を長い舌を上に乗せ、厚志の口元に近付けてきた。厚志は男性の顔を見て青ざめる。

  「ひっ!?や、やめろ!俺はホモじゃねぇ!!?」

  厚志は必死に口を堅く閉ざした。しかし男性の力は強く、強引にこじ開けられてしまう。

  そして厚志の口に何かを押し込まれた。抵抗するも空しく、液体は喉の奥に流れ込んでしまった。

  「んぐっ……ゲホッ!ゴホォッ!!」

  厚志はあまりの不味さに咽せてしまい、その拍子で飲み込んでしまう。するとすぐに変化が始まった。

  「うわあぁあああっ!!何だこれ……!身体が熱いぃいいいっ!!!」

  身体中から、みちみちと力が漲る感覚が襲い、柔道で鍛え抜いた立派な身体が更にバルクアップし、体毛で覆われた肉体へと変貌する。

  腕回り脚周りは特に筋肉が増大し、それに伴って分厚い胸板や腹筋が形成されていく。

  頭頂部からは三角形の耳が現れ、鼻先は黒く染まりながら前に突き出し、鋭い牙へと変化してゆく。

  そして腰辺りに箒の穂先のようなフサフサとした大きな尻尾が生えた。

  「アオオオオンッ!!」

  静寂の夜空に狼の遠吠えが響き渡った。

  ----

  『続いてのニュースです。昨夜9時頃、大学三年生の竹田 厚志さんが行方が分からなくなり、警察では竹田さんが何らかの事故事件に巻き込まれたとして捜査を続けています。』

  今年から大学生になった青年、橘 遼太(たちばな りょうた)は不安そうな表情でテレビから流れるニュースを観ている。

  「竹田先輩……。どこにいるんですか……皆んな、心配していますし早く帰って来てください……。」

  厚志とは高校の先輩後輩の仲であり、同じ大学になっても仲は続いている。

  友人が少ない彼にとって厚志はとても頼れる存在だった。そんな彼が行方不明になった事で気が気でないのだ。

  (大丈夫……きっと無事ですよね……。)

  そう信じて待つ事しかできない事に遼太は焦りと希望を感じながら、大学へ向かうため家を出た。

  厚志が失踪してから数日が経過しており、既に彼の身に何かあった事は確実となっていた。

  それでも尚、厚志を信じ続ける遼太であったが、ある日を境にして日常は一変する事となる。

  (はぁ〜、今日は疲れた……早く家に帰って寝よう……。)

  午後10時頃。

  いつものように講義とアルバイトを終え、帰路につく遼太だったが、この日は少し違った。

  帰宅途中にある公園の前を通りかかった時、ふと見覚えのある人影を見つけたからだ。

  (あれ?あの後ろ姿……竹田先輩?)

  一瞬だったのだか、後ろ姿は紛れもなく厚志であった。だが、すぐに人気の無い路地裏へ消えて行く。

  (何だろう……。あんな所に一人で行くなんて……いや、そ

  んな事よりも竹田先輩を追わないと!)

  遼太は居ても立ってもいられず、後を追いかける事にした。

  薄暗い路地を進んで行き、遂に曲がり角に差し掛かったその時だった。

  突然、フードを被った大柄の男性が飛び出して来た。

  「うわっ!?」

  遼太は慌てて避ける。しかし避けきれずに両腕をがっしりと掴まれてしまった。

  そのまま壁に押し付けられてしまう。

  「は、離して!離してください!!」

  遼太は必死に抵抗するも、ビクともしない。男はフードを取り、ニヤリと笑う。

  「やぁ、こんばんは♪君が橘 遼太君だね?」

  その男……いや、トカゲ男は遼太の顔を見てそう言った。

  爬虫類特有のギョロリとした瞳孔、長い舌、そして何より特徴的なのは美しい白色の鱗に覆われた肌である。

  どう見ても人間ではない。

  それを悟った瞬間、恐怖感が一気に押し寄せてきた。

  あまりの出来事にパニックに陥る。

  「ひっ……!?バ、バケモノぉっ!!助けてぇえっ!!」

  遼太は必死に抵抗するが、体格差がある上に腕力では完全に負けている為、全く意味がない。

  するとトカゲ男は舌舐めずりをし、下卑た笑みを浮かべながらゆっくりと遼太の顔を近付いて来る。

  「ふぅ~ん、可愛らしい顔じゃないの♪そりゃ、厚志が惚れ込む訳だねぇ♪」

  「え……?」

  一瞬、遼太は聞き間違いだろうかと思った。今、このトカゲ男は厚志と言ったのか? だとしたら厚志はこのバケモノに攫われたのか? 様々な疑問が浮かぶ中、トカゲ男は下卑た表情のまま、まじまじと品定めするかのように見つめてくる。

  その視線に、ぞわっと鳥肌が立ち、嫌悪感が全身を支配する。

  「な〜んで君の先輩の名前が出るんだって感じだよねぇ♪」

  「………!」

  その言葉を聞いた途端、遼太は察した。トカゲ男は明らかに厚志の行方を知っている。それを問い詰めようとした。

  だが、それよりも先にトカゲ男が答えた。

  「あぁ、もちろん知ってるよ♪厚志にお願いして君をここに連れてきて貰ったんだ♪大人しくオレについて来なよ、君の大事な先輩君に会わせてやるからさ♪」

  そう言うと、遼太の腕を掴む力が更に強くなる。

  このままでは殺されるかもしれない。そう思った遼太は渋々、従う事に決めた。

  -----

  トカゲ男の後ろに大人しくついて行くと、廃墟のテナントビルに着く。

  「ここだよ♪さぁさぁ、入って入って♪」

  促されるまま、恐る恐る建物内に入る。

  薄暗く、埃っぽい廊下を進み、階段を登ると広いフロアに出た。

  元々はオフィスだっただろうか、事務用の机が沢山並んでいる。その奥の方に窓辺に立ち、月を眺めている一人の姿があった。

  厚志だ。

  遼太は厚志の姿を見ると驚きの声を上げる。

  「た、竹田先ぱ……」

  言い終わる前に遼太は目を丸くする。

  「あぁ……橘か。やっぱり来てたんだな……。」

  厚志は何事もなかったかのような口調で呟く。

  そしてゆっくりと遼太の方へ振り返った。その姿を見た遼太は思わず絶句してしまう。

  「先輩……服、どうされたんですか……。それにその目は……一体……?」

  厚志は一糸纏わない姿で立っていた。鍛え抜いた筋肉隆々の肉体美も、普段なら遼太にとって羨ましい限りだが、今はただ恐怖の対象にしか見えない。

  目の瞳は黄色くギラギラと光り輝き、まるで獲物を狙っているかのように遼太をじっと凝視している。

  「お前、俺が怖くなったか?……そうだよな、こんな姿じゃ誰だってそうなるさ……。」

  厚志は悲しげに俯きながら話す。

  「でも安心しろ、俺は大丈夫だから。」

  「先輩!?何を言って……」

  「あ〜つし♪ごちゃごちゃ言わないで後輩ちゃんに見せてあげなよ、『あの』姿にね♪」

  トカゲ男はニヤニヤと笑い、厚志の身体を背後から抱き締めるように密着させる。

  すると厚志は身体を触れる度にビクッと震えた。

  「わ、分かりました……っ。その、身体を触るの止めてくれません……?ゾワってします……っ」

  「あぁ〜ごめんね?いつもいい身体だからつい♪」

  トカゲ男は悪びれる様子もなく、ニヤリと笑って厚志から離れる。

  そして厚志はゆっくりと息を吐いて深呼吸をする。

  「ふぅー……。橘、目をそらすなよ。ちゃんと俺を見てくれ。」

  そう言うと、厚志はゆっくりと目を閉じる。

  「……ぐっ!ぐおぉぉぉ!!!」

  厚志は獣に近い雄叫びを上げたと思えば、徐々に厚志の肌が灰色の獣毛が生えて、筋肉が更に肥大化し、身長が2メートル程に伸びる。

  それだけではない、手足の爪が鋭く伸び、耳が頭頂部に移動して大きな三角形の耳になっていく。顔つきはみるみると変わっていき、鼻が伸び始めると同時に口元に牙が現れ始めた。

  変化の〆に、大きな尻尾が生えた。

  「グルルル……!」

  厚志は喉の奥で低いうなり声を上げ、ゆっくりと瞼を開く。

  黄色い瞳はより一層ギラついた光を放ち、その姿は完全にホラー映画で見る狼男そのものとなっていた。

  「せ、先輩……?」

  「どうだぁ、橘ぁ?俺様の獣の姿が見れた感想はぁ?」

  遼太の言葉に、厚志は舌舐めずりしながら答える。普段とは想像出来ないその荒々しい口調はもはや以前の厚志とは似ても似つかない。

  遼太はその姿を見て、唖然としていた。

  「……えっと……。これは夢、ですか?」

  「あぁん?何寝ぼけたこと言ってんだぁ?現実だよ、全部なぁ!」

  そう言うと厚志は両手を広げ、高らかに叫ぶ。

  「俺様よぅ、御影様に力を貰って生まれ変わったんだよ!!俺様はなぁ?ひ弱な人間じゃねぇ、生物界の頂点に君臨する最強の存在になったんだぁぁぁ!!!」

  興奮したように身体を震わせ、力強い雄叫びを叫ぶ。

  遼太はその様子を見て呆気に取られていた。

  「み、御影様……って……?」

  遼太はトカゲ男に目線を移す。トカゲ男は、あぁ♪と思い出したという風にポンと手を叩き、得意気な表情で遼太を見る。

  「御影はオレの事だよ♪御影 獣三(みかげ じゅうぞう)って言うんだけど、皆には御影様〜♪とか呼ばれてるけど、好きな方で呼んでくれて構わないよ♪」

  トカゲ男は陽気な口調で自己紹介をした。

  遼太はトカゲ男の態度を見て、怒りを露わにする。

  「ふざけるな!お前が先輩をこんな化け物にしたのか!?」

  「ちょっとちょっと〜、獣人を化け物呼ばわりなんてヒドイな〜」

  獣三が苦笑気味に話すと、ポケットからピルケースを取り出し、中に入っているカプセル剤を見せつける。

  「オレはね~、とある研究所の責任研究者なの♪界隈ではオレをマッドサイエンティストな〜んて呼んじゃっているけどね……オレは人類の進化を研究をしているだけなの。」

  そう言いながら獣三は更に意気揚々と話す。

  「でね!でね!!オレはこの薬の開発に何十年もかけてたの♪ヒトが獣人になれる薬に!これを飲めば、身体能力はもちろん、様々な五感が格段に上がるの♪嗅覚は数倍以上、聴覚は鷹並みに発達しちゃう♪視力も格段に良くなって夜目が効くようになるから暗闇でも昼間のように見えちゃうんだから♪」

  獣三は楽しげに話し続ける。だが遼太にとってそんな事はどうだってよかった。

  「先輩を元に戻せ!!」

  「あぁん?何を言ってやがんだぁ?俺様の身体はもう元に戻れねぇよ。てか、この身体は最高だぜぇ?人間なんかよりも遥かに強くなれたんだからなぁ?」

  厚志はニヤリと笑い、遼太を睨む。

  その視線を受け、遼太はゾクリと背筋が凍ったような感覚を覚えた。

  厚志の表情はまるで獲物を見つけた肉食獣そのもの。

  厚志の口から唾液が糸を引き、地面に落ちる。

  遼太はその光景を見て、思わず後ずさりしてしまう。

  「ひぃっ!?」

  厚志はゆっくりと遼太に近づき、左手を伸ばして遼太の服を掴む。

  「グルル……!」

  厚志は喉の奥で低くうなり声を上げると、遼太の肩を掴んだまま押し倒した。

  「うあっ……!」

  背中に走る衝撃に遼太は顔を歪める。

  「先輩……や、やめて……!いやっ!」

  遼太は必死に抵抗するが、厚志の力が強くて抵抗できない。

  厚志の顔が遼太の首元に近づく。遼太は恐怖を感じた。

  (く、喰われる……!)

  そう思った瞬間だった。

  「ひゃぃ!?」

  ぬめり、と首筋に生暖かいものが触れた。遼太は驚き、変な悲鳴を上げてしまう。

  恐る恐る目を開けて見ると、厚志は自分の舌で、遼太の首を舐め回していたのだ。

  「ひっ……!」

  厚志はペロリと唇を舐めた後に、ニタリと笑う。

  「良い声で鳴くじゃねぇかぁ……♡もっと聞かせてくれよぅ♡」

  「や、やめろ……離せ!!」

  遼太は身をよじり、逃れようとするが、全く動かない。

  すると、厚志は遼太の頬を掴み、無理矢理口を開かせる。

  「おらぁ、口開けろぉ♡」

  「あぐぅッ!?」

  厚志は舌を出して、遼太の口にねじ込むように入れる。

  遼太は顔をしかめ、涙目になりながらも耐えていた。厚志の荒々しい息遣いが聞こえる。

  そしてようやく、厚志の舌が遼太から離れる。

  遼太は咳き込みながら、厚志を見つめる。

  「おいおい、舌入れたならちゃんと絡めねぇとダメだろうがよぉ♡」

  厚志は物足りなさに言う。

  遼太は泣き出しそうな目をしながら、厚志を見る。

  厚志の瞳には欲望が渦巻いていた。

  「先輩……どうして……」

  「あぁ♪ひとつ言うの忘れたけど、獣人になった人間は性欲も強くなるんだよ♪だからね……ほ〜ら、わかるかな♪」

  獣三はそう言いながら、厚志の股間を指差す。

  そこには大きく勃起した陰茎があった。それを見た遼太は、思わず息を呑む。

  厚志はハァハァと吐息を漏らしながら、遼太の下半身に手を伸ばす。

  「うわあああっ!触らないで!やめてくれぇえっ!」

  「そう言われてもなぁ……こっちはもう我慢できねぇんだよ!俺様を、犯させろおぉぉぉ!!」

  厚志は遼太の言葉など聞く耳を持たず、鋭い爪でズボンを切り裂いた。

  ブチィ!ビリビリィ!! 布の裂ける音が響き渡り、ズボンとパンツは布切れになり役目を終える。

  「いっ、いやだぁあああっ!!」

  遼太は涙を流して叫ぶ。

  だが、厚志は構わず遼太の足を大きく広げ、尻穴をペロペロと舐め始めた。

  その感触に遼太は恐怖を感じつつも、快感を覚えてしまう。

  「やだっ……!気持ち悪いぃ……!」

  「グフゥ……美味しいぜぇ……お前のケツマンコ……♡」

  厚志は鼻息を荒くして、遼太の穴に舌を入れていく。

  「ひゃんっ……!」

  その感覚に遼太は思わず声が出てしまう。

  厚志は遼太の肛門を入念に舐め回し、唾液を流し込んでいく。

  「先輩……お願い……やめて下さい……。」

  遼太は途切れ途切れの声で言う。

  厚志は肛門から口を離すと、20cmを超えたはち切れんばかりの陰茎を遼太に見せる。

  それは先走り汁で濡れており、ビクビクと脈動している。

  「ひぃっ……!」

  「さて……そろそろいいだろ?ヤらせてもらうぜ?」

  そう言って、厚志は自分の陰茎に手を添え、亀頭を遼太の肛門に充てがう。

  遼太は恐怖と絶望を感じた。

  「い、嫌です……!先輩、正気に戻れってください!」

  遼太は必死に懇願するが、厚志はニヤリと笑う。

  「無理だなぁ!もうここまで来て今更止めるかよぅ!」

  厚志はそう言うと、遼太の腰を掴み、一気に挿入する。

  ズプウウッ!! 巨大な陰茎が遼太の中へ入り込む。

  「ぎゃああああ!!!」

  遼太はあまりの快感と痛みで、目を白黒させた。

  「あらよ……っとぉ♡」

  そして厚志はそのまま遼太の体を持ち上げ、駅弁体位のような体勢になる。

  「ひぐぅうっ!?」

  遼太は思わず、身を悶えてしまう。

  「おおぅ♡いい締め付けじゃねぇかあ♡遼太の中気持ちいいぜぇ♡」

  厚志は嬉々として言うと、激しくピストン運動を始めた。

  パンッ!パチンッパチュパチュッ!!

  肉と肉がぶつかり合う音と共に、二人は快感を得る。

  「やめっ!おかしくなるよぉおっ!!」

  遼太は悲鳴を上げるが、厚志は全く聞かずに遼太を犯し続ける。

  「オラァ!もっと喘いでみせろやぁ!」

  「あうっ!あんっ!あぐっ!」

  「そうだぁ♡そうやって、ヨガり狂えぇ♡」

  厚志はそう言うと、更にスピードを上げ、遼太を責め立てる。

  遼太は苦痛よりも快感が勝り、いつしか自ら腰を動かしていた。

  二人の結合部からは、大量の腸液が流れ出している。

  パンッ!バチュン!ブチャッグチョォオオッ!

  淫猥な水音が響き渡る。

  遼太は顔を蕩けさせながら、快楽に身を任せる。

  「うわぁっ!す、凄いぃ!き、気持ち良すぎるぅ!!」

  「おらぁ!どうだぁ!俺様のちんこは最高だろうがぁ!」

  「は、はいぃ!先輩のおちんこさいこうですぅ♡」

  「ハッハァ!素直にあったなぁ、橘ぁ♡そらぁ、お望み通り種付けしてやるからなぁ!」

  厚志はそう言い放つと、ラストスパートをかけるようにさらに速度を上げた。

  遼太もそれに合わせるかのように、腰を振るペースを早める。

  「あひっ♡しゅごいっ♡♡」

  「グフゥ……出すぞぉ♡お前の中にたっぷり出してやるぜぇぇぇぇぇ!!!」

  「あああっ♡おねがいぃ♡♡」

  ドピュルルルルーー!ビュッビュビュー!!

  厚志は絶頂を迎えると同時に、精を解き放った。

  それと同時に、遼太も同時に果てた。

  厚志は射精を終えると、遼太を地面に降ろして立ち上がった。

  「グフゥ……良かったぜぇ……お前のケツマンコ……♡」

  厚志はそう言うと、陰茎を引き抜いた。すると遼太の穴からは白い液体が大量に溢れ出した。

  「あ……あ……」

  遼太は仰向けのまま、快感で放心状態になっていた。

  「遼太くぅん♪厚志のセックス気持ち良かったでしょ?獣人になったら、人間とのセックスより、ずっと気持ち良くなれちゃうんだよ?」

  獣三は相変わらずニコニコしながら、そう言った。

  遼太は獣三の言葉に、激しく食いつく。

  「そ、そうなの……?僕、先輩と……またしたい……。」

  遼太の返答を聞いた厚志は、ニヤリと笑う。

  「じゃあよぅ、俺様達の仲間にならねぇか?そうしたら毎日ヤらせてやるぜ?」

  厚志の提案に、遼太は少しだけ悩むが、すぐに答えを出した。

  「はい……なりたいです!」

  「良い返事だぁ♡気に入ったぜぇ!それじゃあ、アレを飲まないとなぁ……♡」

  「はいは〜い♪んじゃ、彼にはコレがピッタリだね♪」

  獣三はピルケースから、茶色のカプセル剤を1つ取り出し、厚志に手渡した。

  厚志はそれを受け取ると、ジュルリと舌を舐めずり、厚志は遼太の口を無理矢理開けると、錠剤が入ったカプセルを口に突っ込んだ。

  「ングッ!?」

  遼太は突然の出来事に困惑するが、厚志はそんなことはおかまいなしに、遼太の後頭部を押さえ、喉の奥まで押し込む。

  ゴクリ……

  遼太は戸惑いながらも、飲み込んでしまった。

  「よし、これでOKだ……、ヘヘっ、どんな姿になるのか楽しみだぜぇ……♡」

  厚志はそう言うと、遼太を眺めていた。

  (何だろう……身体が熱い……)

  遼太は自分の身体の異変を感じた。

  心臓が激しく脈打ち、全身を何かが駆け巡っているような感覚に陥る。

  そしてそれは次第に変化の予兆となって表れた。

  「うっ!?」

  突如として、遼太の身体に激痛が走った。

  痛みはみるみると増していき、耐えきれずに遼太は悲鳴を上げた。

  「ギャアァアッ!グアアアアーッ!」

  遼太の身体には、まるで電流が流れるかのように、稲妻のようなものが走っていた。

  その光景を、厚志達は楽しげに見つめている。

  すると次の瞬間、遼太の肉体に変化が訪れた。

  ボコッ、ビキキッ……

  骨が軋む音と共に、遼太の身体は変貌していく。

  筋肉が盛り上がり、モリモリと膨らんでいきシャツがひとりでにビリビリに破いき、身長がぐんぐんと伸びる。

  腕や脚に黄褐色の獣毛が生え始め、手足の爪が伸びて肉球が出来る。

  「ウガァッ!」

  遼太は苦痛の声を上げるが、ふつふつと遼太の中に何かが目覚めつつあった。

  (凄い……力が湧き上がってくる……!)

  すると今度は、遼太の顔の変化が始まった。

  黄褐色の獣毛に覆われて口と鼻先が突き出してマズルが形成され、牙が見え隠れし始める。目の瞳孔が縦長になり、黄色く光る目へと変化した。

  耳も頭の上に移動し、ネコ科の尖った耳になり、髪の毛は茶色く染まり首元まで伸びて立派な鬣となった。

  「ガウッ!?!?」

  そして変化の〆と言わんばかりに、腰辺りから先が筆のような長い尻尾が生えてきた。

  「ガッ、ガオオオオォン!!」

  遼太は月夜に向かって、獣の雄叫びを轟かせた。

  暫くして、遼太は自身の身体をまじまじと観察する。

  「これが僕の新しい身体……。なんだかすごい……。それにさっきまでよりも、力が漲る……!」

  遼太は興奮を抑えきれない様子で呟いた。

  その姿は、もはや人間のそれとは全く異なっていた。

  手触りの良い体毛に包まれた、肉食獣を思わせるフォルムの四肢、小山のように膨らんだ胸板が見えた。

  「遼太君♪窓ガラスで自分の姿見てよ♪凄いカッコいいからさぁ♪」

  獣三は、嬉々として言った。

  遼太は言われるままに、窓を覗き込む。

  そこには一匹の巨大な獅子獣人が映っていた。

  身長は190ⅽⅿはあるだろう、凛々しい表情と鬣からは百獣の王の風格が感じられる。

  また、鋭い眼差しは獲物を狙う狩人のようでもあった。

  その姿を見て、遼太は心の底から歓喜した。

  「ふっ……ははっ!がっはっは!!素晴らしいな!これが僕……いや、俺なのか!!この身体、この力、この風格!!俺は獣の頂点に君臨したんだ!最高だぁあああ!!!」

  遼太は高笑いしながら、窓から見える景色を眺めていた。

  その光景はまさに王者のそれだった。

  「へぇ、なかなか良いじゃねぇか……♡ますます気に入ったぜぇ、橘ぁ……♡」

  厚志はそう言うと、遼太に近づいていく。

  「あぁ……獣になってくれて嬉しいよ、先輩……」

  遼太はそう言うと、厚志に顔を近づけた。

  二人は互いの舌を絡ませあいながら、濃厚なキスを交わしていく。

  唾液を交換し合い、相手の口内を貪るような激しい接吻だ。

  ジュルッ、チュパッ♡

  二人の口から銀色の糸を引きつつ、唇が離れた。

  「さぁて、橘。続きをヤろうぜぇ♡もちろん俺様がタチをやる……」

  厚志が言い終わる前に遼太は厚志の身体をそのまま押し倒し、両腕を力強く押さえた。

  「はっ……!?た、橘?なんのマネだ!!離せっ、クソッ!おい!!」

  突然の事に動揺しつつ、厚志は抵抗しようとする。

  体格的は厚志の方が一回り大きく、力もそれなりに強いのだが、遼太の腕力はそれよりも遥かに強く、振りほどくことが出来ない。

  遼太はそんな事はお構いなしに、ニヤリと肉食動物の笑みを浮かべる。

  「先輩ぃ、さっきはこの俺を好き勝手に犯してやったなぁ?今度は俺が先輩を犯してやるぞ……!」

  遼太はそう言って、厚志の両足を掴んで無理やり開かせる。

  「ひっ!?やめろぉ!勝手に決めんなぁぁぁ!!」

  厚志は青ざめた表情で叫ぶが、遼太は聞く耳を持たない。

  「やめろだと?さっき、散々好き放題に俺を弄びやがって……覚悟しろよ?」

  遼太はそう言うと、遼太は自分の肉棒を取り出した。

  大きく勃起したズル剥けの亀頭からは既に我慢汁が垂れており、ビクビクと脈打っている。

  そしてそれを、厚志の尻穴に充てがう。

  「ひいっ、無理だから!それだけはやめて!!」

  「無理だな、遠慮なくヤらせてもらう!」

  厚志の必死の懇願も虚しく、遼太はそのまま一気に挿入した。

  「ぐあっ!?痛っ……!」

  厚志は一瞬の痛みで悲鳴を上げるが、我慢汁のお陰もあってか、すぐに慣れてしまう。

  それどころか、先程とは比べ物にならない快感が押し寄せてきた。

  「んほおおおっ♡すげぇえ♡気持ち良すぎィイ♡」

  「先輩のケツマンコ最高だぜ……。中は温かくて、すごく締め付けてくるぜ!」

  遼太はそう言いながら腰を打ち付ける。

  パンッ、パァンと肉同士が激しくぶつかる音が部屋に響き渡り、その度に厚志の口から喘ぎ声が漏れ出る。

  「はぅ♡あんっ……あぁっ!そこぉ、もっと突いてぇ……♡」

  厚志はすっかり快楽に溺れてしまい、遼太の首筋を舐める。

  「ふはは!いい声で鳴くなぁ、先輩!もっともっと聞かせてくれよ……♡」

  遼太はそう言いながらさらに激しくピストン運動を繰り返す。

  結合部からは愛液が溢れ出し、床に滴り落ちている。

  獣人となった事で、遼太の性欲はより強まっていた。

  「あおん♡いやぁ……もう許してくれぇ……頼むから……♡あん♡くぅん♡♡」

  厚志は涙を流し、遼太に哀願する。しかし、今の遼太にとってその言葉は興奮材料にしかならなかった。

  「ふん……、黙っていろ先輩。先輩は犬らしくキャンキャンと吠えていれば良いんだよ!」

  そう言うと、遼太はさらに強く突き上げる。

  「ひゃうん♡そ、そんな……俺様が……あっ、わぉん♡」

  厚志は情けない声を出しながら遼太にしがみつく。

  「先輩、今どんな気分だ?俺は最高にハイになってるぜ!!」

  遼太はそう言うと、ラストスパートをかける。

  「あぁっ、待てぇ!俺様はまだ心の準備が……ああーっ♡だめだ♡イクッ♡イッちまうゥウウッ♡♡♡♡♡♡」

  「俺も……もう限界だ……!出すぞ!!」

  二人は同時に絶頂を迎えた。

  ドビュルルルーッ!!ビュッ、ビューッ!!!

  大量の精液が放たれ、厚志の腹の中を満たしていく。

  「はぁ……♡はぁ……♡すごかったぜ……橘……♡」

  厚志は遼太を見つめる。

  遼太も息を切らしながら、厚志と視線を合わせた。

  「ふぅ……まだまだ俺は物足りねぇな、おい、先輩。四つん這いになってくれ」

  「なっ……まだまだヤるのか……」

  「いいから黙って従えよ。ほら、早くしろ!」

  「は、はい……」

  厚志は渋々といった様子で四つん這いになり、尻を突き出した。

  遼太はその姿を見てニヤリと笑うと、再び自身の肉棒を挿入した。

  「おほっ♡またきたぁ♡」

  先程射精したばかりだというのに、既に硬度を取り戻していた。

  厚志の尻穴は難なく受け入れてしまう。

  「へへ、この淫乱野郎が!何回でも犯してやるよ!」

  遼太はそう言うと、勢いよく腰を振り始めた。

  その様子を遠くに見ている獣三は、二人の様子を眺めながら、クスクス笑っていた。

  (あらあら♪すっかり立場逆転しちゃって♪これは面白い物が見れちゃったねぇ……)

  そんな事を考えている間にも、二人の行為はどんどんエスカレートしていく。

  パンッ、パァン!という肉同士がぶつかり合う音と共に、厚志の喘ぎ声が部屋に響き渡る。

  厚志の顔は涙や鼻水などでグチャグチャになっており、完全に快楽に堕ちてしまった。

  「ああっ、橘ぁ♡俺様ぁ♡もうダメぇえ……♡」

  厚志は遼太の方を見ると、自ら腰を動かし始めた。その姿は完全に発情期のメス犬である。

  「へっ、好きなだけイけ!先輩!!」

  遼太はそれを見て興奮すると、さらに激しく腰を打ち付ける。

  その度に厚志の口から喘ぎ声が漏れ出た。

  パンッ!パァン!!

  肉同士が激しくぶつかる音が響き渡り、それと同時に厚志は快感に打ち震える。

  そしてついにその時が来た。

  「あぁん♡激しいぃ♡イクッ♡イッちゃうぅぅぅ♡アオォオオオーーンッ!!!」

  厚志は盛大に果てた。

  ビクン、ビクンッと痙攣すると、そのまま倒れ込んだ。

  遼太はふぅ、と言いながらゆっくりと引き抜く。

  「おい、先輩!どうだ、メスになった感想は?」

  遼太はそう言いながら厚志に声をかける。

  「はぁ、はぁ……。最高に気持ちよかったぜ……♡」

  厚志はそう言うと、遼太に抱きついた。

  「くすぐってーな、離れろよ。」

  遼太はそう言うと厚志の身体から離し、頭をワシャワシャと撫でる。

  「先輩、これからずっと俺のペットとして可愛がってやるぜ。」

  厚志は大きな舌を出しハッ♡ハッ♡と荒い息遣いをしながら、蕩けた表情で遼太を見つめる。

  「あぁ、よろしく頼むぜ……ご主人様♡」

  厚志はそう言って、遼太の頬をペロリと舐めた。

  「ふん……ご主人様か。いい子だ、先輩」

  遼太はそう言うと、厚志にキスをした。

  こうして、厚志と遼太の奇妙な関係は始まったのであった―――。

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  『続いてのニュースです。昨夜10時過ぎ、大学生の橘遼太さんが行方不明になりました。先週、行方不明になった竹田厚志さんが未だに発見されない事から、警察では二人が何らかの事件に巻き込まれた可能性が高いと見ており……』

  テレビの中ではアナウンサーとコメンテーター達が事件について話し合っている。

  そんな中、山奥にひっそりと建っている獣三のラボでは………

  「ご主人様ぁ♡もっと、もっとくれよぉ♡」

  そこには四つん這いになり、尻を高く上げている厚志の姿があった。

  厚志の尻からは先程出したばかりの遼太の精液が垂れ落ちていた。

  「へっ、相変わらず欲しがりだな先輩ぃ♡」

  遼太はそれを見てニヤリと笑うと、再び挿入する。

  「おほぉっ♡きたぁ♡」

  厚志は嬉々とした声を上げながら、遼太を受け入れる。

  「へへ、たっぷり味わえよ!オラァ!!」

  ドビュルルルーッ!!ビュッ、ビューッ!

  激しいピストン運動と共に大量の精子が放出され、厚志の腸内を満たしていく。

  厚志もまた絶頂を迎え、勢いよく射精し自らの腹を汚す。

  獣三はモニター越しに映る二人の性行為に興奮しているのか、ズボン越しでも分かるぐらいに大きく股間を膨らませながら、食い入るように見つめていた。

  「ふふっ♪こりゃ見物だよね?かつての先輩後輩の関係が獣人になるとこうも変わるとはね♪」

  獣三の言葉を聞き、手足を拘束された男に目を向ける。

  男はガタガタと身体を震わせ、画面に映る変わり果てた二人を見て驚愕する。

  「そんな……まさか……」

  男は自分の身に何が起こるかを察すると、必死に逃げようとするが、拘束されている為、身動きが取れなかった。

  「さて、そろそろ君も獣人になちゃうか♪大丈夫、痛いのは最初だけだから!」

  獣三はそう言いながら長い舌を乗せたカプセル剤を男の口元に運ぶ。

  「や、やめろぉぉぉぉ!!!」

  こうしてまた、一人、獣三の毒牙にかかった犠牲者が生まれたのであった。