結実 ~メス堕ちVer.~

  7

  ……こんなことになるとは。

  結局、そのまま挨拶は有耶無耶になり、わしとゆうさんは実家に泊まることになった。

  わしはガキの頃から寝ていた部屋に。

  ゆうさんは離れで泊まることになった。

  ……さすがにいきなり一緒の部屋というわけにはいかないか。

  夜中に目を覚ましたわしは、ぼんやりと天井を眺める。

  よかったのか、悪かったのか。

  ともかく、ゆうさんはほっとしているだろう。

  最悪、うちを追い出されることだって考えられたのだから。

  「ふう」

  わしはため息をつく。

  「これからどうしようかな」

  父さんが、変なところであんな頑固だとは思わなかった。

  自分は男と遊んでいるくせに。

  いや、あれはノンケだからこその発想なのか。

  ……ゆうさん、どうしてるかな?

  父さんに拒否されて、ショックを受けてないかな。

  それは、虫の知らせ、というやつだったのだろう。

  わしは不意に思い立ち、部屋を後にする。

  ……ちょっとだけ。

  ゆうさんのことが気になったのだ。

  少し覗いてみよう。

  ゆうさんの顔を見たら、安心して寝られるはずだから。

  それなりに広い庭の隅に、うちの離れは建っている。

  わしは縁側でサンダルを履くと、庭を横切って離れに向かう。

  ……あ、電気ついてる。

  まだゆうさん起きてるんだ。

  「少し話が出来るかも」

  わしは嬉しくなって、サンダルをパタパタ鳴らしながら玄関に近づくと……。

  「おとなしくするんだ」

  「あ、あきません!」

  小さな声で言い争うような声が聞こえる。

  「何?」

  盛大に嫌な予感がしたわしは、駆け寄ると玄関から中をそっと覗き込む。

  そこには、強面虎獣人に押さえつけられ、乳首を摘ままれて喘ぐ熊獣人の姿があった。

  ……父さん、何をしてるんだ。

  「あぁ、親父さん。……お願いですからもう……」

  引きはがされた浴衣が、無残にも投げ捨てられていた。

  「ほうれ、気持ちいいだろう。こうして突き出た乳首を優しく撫でてやると……」

  「んんっ!」

  ゆうさんは体をのけ反らせる。その巨躯が、乳首に触れられるだけで、面白いように震えるのだ。

  「こんなに感じる身体をして、君が雄なわけはないだろう」

  「……っ」

  わしは息を飲む。

  ……父さんは、ゆうさんを雌にしようとしているんだ。

  おそらくは、わしのために。

  いや、虎島家の名誉のために。

  『お前が、お前が和幸を女にしたというのか! ……虎島家の男を何と思っている! 嫁になどやれるか!』。

  きっと、ゆうさんが異常だと評したその愛撫で、完全に雌にしてしまうつもりなのだ。

  ゆうさんも、自分の義理の父親になるかもしれない相手に、全力で抵抗することはできない。まして相手は敵を組み伏せることに特化したプロレスラーだ。

  父さんにしてみれば、いくらガタイがデカかろうと、赤子の手をひねる様なものなのだろう。

  「ち、違う! 俺はかずの……」

  「そう、雌になればいい」

  「ひぃっ!」

  父さんの指先が乳首の上で踊るだけで、熊獣人は抗う力を失ってしまう。

  「ほうら、先走りが出ているぞ。恥ずかしくないのかね」

  「そんな……」

  とろけた表情のゆうさんを、虎獣人は満足そうに見る。

  「そら、こりこりしてやろうな」

  「あ、あかんあかんんん!」

  背後から抱きしめ、両手の指先が2つの乳首を嬲るように動いた。

  「んんんんんんんっ!」

  その刺激に、逸物からは白みを帯びた先走りが、とろとろとこぼれる。

  「なんだ。我慢することすら出来ないようじゃないか。このまま乳首だけでイッてしまうか」

  「はぁ、はぁ」

  もはや、応える気力すらないのだろう。

  しかし、父さんは簡単にイカせるつもりはないようだった。

  虎獣人は弄ぶように股間に手を伸ばし、陰嚢をやわやわと揉み込む。

  「ああ……」

  先走りが垂れ落ちて濡れた陰嚢は、父さんの指の動きに迎合し、くにゅくにゅと容易く形を変えていく。

  その動きがまた、快感を呼び起こすのだ。

  「……」

  転がされる感触に、ゆうさんは熱い吐息を漏らした。

  「さわられるのは気持ちいいだろう。身を任せるのはたまらないだろう。……それは雌の証拠なんだ」

  父さんの教え諭すような口調に、ゆうさんは我に返る。

  「ち、違う……」

  「違わないなぁ」

  必死で首を振る熊獣人の耳元で、父さんは甘く囁く。

  「ほら、君の雌穴も、はしたなく濡れているよ」

  睾丸を触っていた指先を、ありの門渡りを伝いながら、ゆっくりと下げていく。

  ぬちゃ。

  濡れた音が聞こえた瞬間、ゆうさんが体を強張らせる。

  指が穴に達したのだ。

  「ほら、音が聞こえただろう。ここもこんなにも濡れているんだ。欲しがっているんだよ。雄の肉棒を。強い雄の種を」

  ぬちゃぬちゃと淫猥な音が部屋に響く。

  「そんな……」

  その事実に、ゆうさんは言葉を続けることが出来ない。

  「君の雌穴が、こんなにも簡単にほぐれていくじゃないか。ほら、この感触、気持ちいいんだろ? ぬちゃぬちゃと雌汁で濡れているじゃないか。雄だったらそんなことないだろう。こんな所を触られて、喘ぐはずがない」

  「……」

  「組み敷かれて、太い肉棒を入れられて、たっぷり孕まして欲しい。君の雌の体は、そう言っているんだ。その証拠に……」

  父さんは熊獣人の竿の根元をぎゅっと掴むと、力いっぱい乳首を捻り上げた。

  「イグぅぅぅぅっ!」

  ゆうさんは耐えきれず、逸物から涙を流した。

  「乳首だけで、こんなに簡単にイッてしまう」

  根元を押さえられているせいか、ザーメンはいつものような勢いはなく、だらだらと情けなく垂れるだけ。

  「しかも、なんだ? この情けない射精は。ほら、こんな勢いじゃ雌を孕ませることなんてできないだろう」

  蔑むように耳打ちする虎獣人。

  「君の体は雄じゃない。雌なんだ。和幸に入れようなんて考えは間違っている。君みたいな雌は、和幸や私のような雄に奉仕するために存在しているんだ」

  幼子のように、いやいやと首を振るゆうさんだが、それは傍から見て、陥落間近としか思えなかった。

  「次はメスイキを経験させてあげよう。雄の指で簡単にイケることに気づけば、自分が雌だってことを認識できるだろう?」

  「や、やめ……あぁぁ、イグぅぅぅぅっ!」

  初めて指を突っ込まれたはずなのに、目を見開いて体を硬直させる熊獣人。

  びくびくと、体が痙攣してる。

  「……な、んで」

  ケツだけで、こんなにもたやすく、メスイキさせられているのだ。

  ぶるぶると震える身体を見て、父さんは薄く笑った。

  「ほら、こんなにも締め付けてくるじゃないか。指なんかじゃ物足りないだろう? 私の太い肉棒だったら、もっともっと気持ちよくなれるんだぞ」

  「あ、ああ……」

  ……ゆうさん。

  ごくり。

  愛する人のピンチに、わしは唾を飲み込むことしかできない。

  このまま、ゆうさんがヤラれてしまったら。

  ……雌になれば、父さんも認めてくれるんだ。

  わしの中の悪魔が、そっと囁く。

  そうすれば、すべてが円満に解決するんじゃないのか。

  「このまま私の肉棒で、本当の雄というものを教えてやろう。大丈夫。朝まで掘ってやれば、2度と勃つことのない雌熊の完成だ。この無駄にデカい逸物だって、使い物にならなくなる。そうすれば和幸の嫁として我が家に迎え入れてやろう」

  勝ち誇ったように言う虎獣人。

  「なんなら和幸と2人同時に君をかわいがってやってもいいんだぞ。頭がおかしくなるぐらい、狂わせてやる」

  力なく崩れ落ちたその体を仰向けにすると、ニタニタと笑いながらその両足を抱える。

  「君が雄の資格を喪失する瞬間を堪能させてもらおうか。……大丈夫、怖くなんかない。ただ、雌になるだけなんだからな」

  ゆうさんはもう、抵抗する気力すらなかった。

  自らを襲う虎獣人に身を任せることしかできない。

  それでも、荒い息の中で、小さく呟いた。

  「俺は、俺はかずの旦那なんや……」

  ……止めなきゃ。

  わかっている。

  でも、わしの体は動こうとはしなかった。

  どうしても。

  どうしてもその先が見たかったのだ。

  最愛のゆうさんが、雌に堕ちるその姿が。

  「旦那、なんや……」

  「違う」

  父さんは断言する。

  「君は、ただの、雌だ」

  ぐじゅり。

  「ああああああああああああっ!」

  雄の尊厳を失った雌の声が、部屋中に響いた。

  8

  くちゅり、くちゅり。

  初めてのはずのその穴は、たやすく父さんの逸物を呑み込んでしまう。

  「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」

  どぷり、と逸物から吐き出される白濁液。

  息ができないほどの衝撃に、熊獣人の目は見開かれてしまっていた。

  それを見て、厳つい虎獣人は笑う。

  「気持ちいいんだろう? ……それは君が雌の証拠だ」

  それに抗おうと、ゆうさんは口を開こうとする。

  しかし、その行動は為されることはなかった。

  父さんが腰を動かし始めたから。

  がつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつ。

  「ぐぎゃっぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁぁっぁぁぁぁぁ」

  屈強なプロレスラーの体から放たれる情け容赦ない腰の叩きつけは、熊獣人の中心をえぐり続ける。

  突き動かされるたびに、じゅくじゅくとこわれた蛇口のごとく、白い粘液が滴り落ちていく。

  ……。

  2人の交わりに、わしは息を飲むことしかできない。

  それほどまでに激しい交尾を、わしは見たことがなかった。

  壊れてもかまわないと、使いつぶすためだけに腰を振る虎獣人と、それをただ受け止めて、喘ぐだけの熊獣人。

  「いい具合の雌穴じゃないか。私の逸物をきりきりと締め付けてくるぞ。まるで媚びているようだ。雄の種を孕ましてくれと」

  「ちが、ひぃぃぃぃぃぃっ!」

  首をぶんぶんと振るが、体は与えられる快楽を喜ぶように、ビクビクと痙攣していた。

  「前立腺がぷっくり膨らんでいるじゃないか。そんなにここを刺激してほしいのか」

  父さんはにやりと笑う。

  「こいつは雌にはいらない器官だろう? なら、潰して壊してやらないとな」

  「や、やべで……」

  ごつんっ!

  「いやぁぁぁぁぁあぁあぁぁ!」

  がつんっ、がつんっ、がつんっ、ごつごつごつごつごつごつっ!

  前立腺をえぐり取るような激しいその動きに、ゆうさんは体をばたつかせながらもがき狂う。

  「ぎぁああああああああああああっ!」

  でも、その声には苦痛は感じられない。

  ただの嬌声でしかなかった。

  ……あ。

  叩きつけるような激しい虎獣人の動きは、気づかないうちに少しずつ小さくなっていた。

  動かす範囲も徐々に狭くなり、的確に一か所を狙い続ける。

  ひたすら前立腺だけを破壊するために。

  「おがじぐなるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ!」

  動きは小さくなるのに、ゆうさんの声は逆に大きくなっていく。

  泣き叫ぶその姿を見下ろした、冷徹な虎獣人の一言が、わしの耳に届く。

  「ほら、イッてしまえ」

  ぐちゅり。

  とどめを刺すその一撃に、ゆうさんの目は大きく見開いた。

  「いぐぅぅぅぅぅぅっぅぅぅぅぅっぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅっぅ!」

  白濁液と潮が混ざった大量の液体が、びしゃぁぁぁっ!と天井まで飛んだ。

  明かりに照らされて、キラキラと光る潮にまみれたゆうさんの顔は幸福に満ちていた。

  

  9

  「和幸、こっちにこい」

  ……え?

  こっそりと覗いていたわしの存在に気づいていたのか、父さんはわしの名前を呼ぶ。

  少し迷ったものの、わしはおずおずと座敷に上がる。

  そこには、ケツに逸物を突っ込まれたまま、放心状態の雌熊の姿があった。

  腰をゆるゆると動かしたまま、父さんは言う。

  「和幸。これはお前の嫁なんだろう」

  はしたなく乱れながら、喘ぎ声を押さえることのできないゆうさん。

  その姿に、雄の尊厳はもはや存在していなかった。

  …すげえ。

  ただ、雌の顔しか伺えないその姿に、わしは欲情してしまう。

  「ほれ、かわいがってやれ」

  「……うん」

  もう、拒む気持ちはどこにもなかった。

  わしは頷くと、ゆっくりと雌熊に腕を伸ばす。

  「あっ、あっ、あっ、あっ」

  徐々に激しくなる、腰の動きに揺れるゆうさんを押さえつけて、わしはピアニストのように指先を這わす。

  小さな乳首にちょん、と触れるだけで、あああっ、と巨躯が大きく体を震わせる。

  「ゆうさん、気持ちいいんだろ」

  「かず、あかん……」

  わしは子供のようにゆがめるその顔を見て、わしは獰猛な笑顔を見せる。

  「大丈夫。わしがもっと気持ちよくしてやるから」

  わしは指を躍らせる。

  「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」

  どうしてだろう。

  この雌熊が、どこを触れば気持ちいいのかが、わしにはわかるのだ。

  掌を、指を、舌先を動かしながら、わしはその体を悶えさせる。

  「いやぁぁぁぁぁぁっっっあああああ!」

  指先を動かしたまま、わしは耳の中に舌を差し込み、くちゃくちゃと掻き回すと、小さく囁いた。

  「ゆうさん、かわいいよ」

  いやいやと首を振る雌熊の耳を、わしはやわやわと甘噛みする。

  ただそれだけの動きが、快感を増幅させるのだろう。

  「あぁ、あああ……」

  夢見るように呻くその姿に、雄の姿を見つけることはできなかった。

  求めるようにパクパクと開くその口に、わしは舌をねじ込む。

  「ん、んん……」

  荒々しく口の中を掻き回すと、ゆうさんは縋りつくように舌を絡めてくるのだ。

  それを強く吸ってやると、それだけでびくびくと体を震わせる。

  もう、全身が性感帯に変わってしまっているのだろう。

  それでも、わしは容赦をしない。

  視線を雌熊の股間にやる。

  あれだけ大きかった逸物が縮こまり、腹に埋もれてしまっている。あのどす黒かった亀頭も、小さくしおれてすっかり皮に覆われてしまっていた。

  わしは小さくなったちびチンの根元をぐい、と抑えつけると、隠された亀頭を剝き出しにする。

  ぬちゃり、と露わになった鈴口は、蜜に包まれたままぬらぬらと光っていた。

  わしは、指先を根元までぐい、と突っ込むと、2本の指で固定し、無理やり膨らませた亀頭に掌を触れさせる。

  先走りと白濁液でぐずぐずに濡れたその亀頭を、ぐちゃぐちゃに磨くために。

  「ゆうさん、もっといいことしてやるよ」

  「あ、ぞれは……」

  喘ぎすぎて枯れた声は、わしの耳に心地よく響く。

  雁首に指先を固定し、火が出るほどの勢いで、わしは掌を回転させた。

  ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちょぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちょぐちゅぎゅちゅぎゅちゅぎゅちゅ。

  「やべでぇぇぇぇぇ、あが、あがんんんんんんんんっ!」

  雌熊は叫びながら、何度も何度も体を痙攣させる。

  その姿がかわいくて、いとおしくて、わしは笑いを堪えることができなかった。

  「あはははははははははは」

  わしは哄笑しながらもその動きを止めない。

  ぐりゅぐりゅぐちゅぐちゅぐちょぐりゅぐりゅがつぐちゅぐちゅぐちょぐちゅ。

  「ひぃぃっ! あぎゃぁあぁぁぁっ! ぐ、ぐるってしばぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!」

  「ゆうさん、おかしくなっていいんだよ。狂ったって、ちゃんと大事にしてあげるから」

  ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちょぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅぐちょぐちゅぎゅちゅぎゅちゅぎゅちゅ!

  「ひぎゃぁあっぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

  やがて、呼吸困難になったように白目をむいて、ゆうさんは体をひくつかせる。

  そんな雌熊の姿を見て、父さんは腰の動きを止めた。

  「和幸」

  「何?」

  「お前も使ってみるか。こいつはなかなか具合がいいからな。初めてでもちゃんと使いやすいように、ほぐしておいてやったぞ」

  まるで道具でも使っているかのように、父さんは言う。

  「お前の嫁になるのだろう? しっかり中に出して、孕ませてやれ」

  じゅるり、ずる、ずるずる。

  父さんの逸物が引き抜かれていく。数時間前まで処女だった肉穴は、赤く腫れあがり、痛々しく盛り上がっていた。

  それも、ぽっかりと開いた粘膜は、わななきながら新たな肉棒を求めてるのだ。

  「……っ」

  引き抜かれたその衝撃で、目を覚ましたのか。

  呆然としたまま、雌熊はわしの顔を見上げる。

  その顔には、媚びた雌の様子さえ垣間見えた。

  ……こいつは、わしの雌なんだ。

  「……わかった」

  わしは頷くと、父さんと位置を変わる。

  すでに興奮の極致にあったわしの逸物は、いきり勃ち、先走りでぐしょぐしょに濡れていた。

  「……かず、あかん……」

  一瞬正気に戻ったのか、ゆうさんは懇願するような顔でわしを見る。

  ぬちゃり、ぬちゃり。

  それでも、膨れ上がった亀頭で開いた粘膜に触れると、物欲しそうにひくひくと蠢く。

  ……そうだ、この雌熊は、それを望んでいるんだ。

  「俺はかずの……」

  「[[rb:ゆう > ・・]]、入れるからな」

  「いや……」

  ずこんっ!

  「やあああああああああああ!」

  雄汁も潮も枯れ果てたはずのちんこが、ぶるりと小さく震え、一滴の露が、ぽとりと落ちた。

  雄の終わりを証明するように。

  最愛の雌は、わしの一撃で、がくがくと体を震わせた。

  「気持ちいいのか?」

  答えはしないが、その体を見ればわかる。

  泣きながら顔を歪めるのとは裏腹に、その肉穴はねだる様にわしの逸物を甘く締め付けるのだ。

  わしはごすごす、と軽く抜き差しをしてみる。

  それだけで、雌の体はひきつけを起こす。

  「やべでぇぇぇぇぇぇ!」

  クリトリスのように小さくなったちびチンからは、もう何も出ない。ただ、肉穴を締め付けると同時に、ぴくぴくと蠢くだけ。

  それはわしの嗜虐心をこの上なく刺激した。

  「もう、もう……」

  ……やめてくれ。

  口に出さなくても、雌熊の言いたいことはわかった。

  だが。

  「駄目だ」

  わしは冷たく言い放つと、雌熊のために腰を振る。

  早く、堕ちきってしまえと。

  がつんがつんがつんがつん、ごちゅん、ごちゅんがつんがつがつがつがつがつがつ。

  「ひやぁぁぁぁっ、や、やだぁぁっぁぁぁぁぁぁ!」

  涙と涎でぐちゃぐちゃになったその顔は、どうしようもなく愛おしかった。

  肉襞を震わせて、わしの種をねだるのだ。

  わしはもう、その快感に耐えられなかった。

  がつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつがつ!

  自分本位に快楽を求めるための乱暴な動き。

  ただただ、捕食者のように雌熊の体を貪るだけだ。

  「あああああああああああああああっ!」

  それでも雌熊の体は、そこから必死に快感をむさぼろうと、ひたすらにわしの肉棒を締め付ける。

  そこには雄の矜持など、ひとかけらも見られなかった。

  「ご、ごわれるぅぅぅぅぅぅっ!」

  それを求めているのは、わしにはわかった。

  「壊れてしまえばいい」

  そうすれば、一生わしのものになるのだ。

  わしは今まで以上に雌熊の体を押さえつけ、ぎりぎりまで引き抜くと、また腰を叩きつける。

  ぐちゃんっ、ぐちゃんっ、ぐちゃんっ、ぐちゃんっ、ぐちゃんっ、ぐちゃんっ!

  「だべぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

  その巨躯は、もう何かわからない粘液に覆われて、ものすごい異臭を放っていた。

  涙、唾液、鼻水、先走り、雄汁、潮、そして尿。

  それでも、その体が愛おしくてたまらない。

  こいつは、わしのもんなんだ。

  わしの心が限界まで昂ぶり、抑制でできないほどに、性欲が高まっていく。

  ……くそ。

  「イグぞぉぉぉぉぉぉ!」

  獣の咆哮と共に、わしの逸物は決壊する。

  びじゅりっ、びじゅりっ、びじゅりっ、びじゅりっ!

  孕ませるためだけの雄汁が、雌襞を貫く勢いで打ち出されていく。

  「あぁ、ああ、あああああああああああああああっ!」

  母屋に届くような声で、雌熊は叫ぶ。

  どく、どく、どく、どく。

  まるで孕んでしまったかのように、わしの種汁で、雌熊の腹は膨らんでいく。

  ……ああ。

  雌を孕ませた満足感で、わしの心は満たされる。

  じゅるり。

  抜かれたケツの穴から、トプトプと流れ出す白濁液。

  全身を白く染め抜かれた雌熊は、完全に気を失ってしまっていた。

  そんなわしを満足げに見ながら父さんは言う。

  「どうだ、抗う雌を屈服させ、種汁を孕ませる。これほど血が滾ることはないだろう。虎島家の男は、すべからく雄であるべきなのだ」

  その言葉に、わしは笑った。

  「……父さんの言うとおりだな。雌になるなんて、ほんと馬鹿みたいだ」

  男を雌に堕とすことが、こんなに心躍るなんて。

  微動だにしない熊獣人の頬を、わしは優しく撫でる。

  「ゆう、ずっと一緒にいるからな」

  こいつは、わしの雌だ。

  もう一生、こいつを離さない。

  

  わしはこの後、大学を辞めてプロレスラーの道を歩むことになる。

  親父の下で、ビッグライガーjr.として。

  ゆうはわしに付き従うために鍼灸院を閉め、プロレス団体に参加する。血気盛んな男達の、性処理要員として。

  毎日のように皆に輪姦されているが、わしは気にもならない。

  一日が終わり、白濁液にまみれた雌熊を抱きながら、わしは笑う。

  「ゆう、ずっと一緒にいるからな」

  快感に打ち震える雌熊の中におびただしく放出しながら、わしはその体を強く抱きしめた。