デリバリー肉便器サービス

  フウ~...

  

  仕事から帰宅し、ネクタイを緩めながら今日の疲れをため息にこめて吐き出す。そんなことをしても、むなしいだけだというのが、空っぽの部屋がいやでも伝えてくる。

  

  

  結婚とか、恋愛とかメンドクサイって思っていた時期があった。だが、一人で過ごす時間が増えていけば増えるほど、自分の居場所がないような気がして、そんなものに押しつぶされそうな時がある。

  小学生くらいの時に、当時の先生から"人とのつながりは大切に"とか言われて、ふーんと適当に流していたが、今になってその言葉の意味を思い知らされている気がして、少し癪に障る。

  

  

  ...あ~、彼氏ほしい。

  

  

  

  

  俺、[[rb:比仮名 一誠 > ひがな いっせい]]は同性愛者である...相手は、まだいない。

  

  

  なに冗談言ってんだか、俺は。しかも、あれって確か猫だったよな。俺、狼なのにな。

  

  

  そっと自分の薄い焦げ茶色の毛を軽くかきながら、心の中で一人つっこみをかます。これ以上、むなしいこともそうないようなことをしてしまったあたり、俺は疲れているんだろう。

  

  

  今年で25歳。入社3年目を迎え、新入社員の頃のような初々しいやる気も失せ、一番疲れがたまる時期。やっぱりこういう時は、かわいい彼氏に迎えてもらって、イチャイチャしたり、セックスしたいなあ...やべえ、勃っちまった。エロ動画でも見てヌくか。

  

  

  

  ちなみに、俺の好みはゴツイ雄臭い身体のネコ科獣人。できれば、俺より年下の虎獣人で、普段は普通にしているのに、セックスの時になるとエロい雌猫になる可愛いやつが...って、これは流石に多くを望みすぎか。

  

  

  

  虚しい夢はおいて、俺はパンツごとズボンを脱ぎ、パソコンを立ち上げていつもみているエロ画像や動画のサイトを検索する。今の俺の恋人は右手だ...なんか、泣ける。

  

  

  ...ん、なんだこれ。

  

  

  俺が右手を恋人に、一人寂しくエロ動画でヌこうと検索していると、一番上に出てきた検索内容と関係した広告に、とんでもないものがあって、一瞬唖然としてしまう。

  

  

  『デリバリー肉便器サービス』

  

  

  こんな広告を見つけて、唖然としないやつがいたらよっぽどの変態だろう。とりあえず、俺はそんなよっぽどの変態ではなくて安心した...いや、そうじゃなくて。

  

  

  肉便器って、あの肉便器だよな...ああ、あれだよな。

  

  

  感覚がマヒしていた、そうとしか思えない。こんな怪しくて、頭おかしいような広告サイトなんて、普通は絶対に開いたりしない。ただ、自慰しながらだったためか、ぼんやりと熱に魘されながらも、新しいヌきネタを求めていた俺は、思わずそんな怪しい広告をクリックしてしまった。

  

  

  ついクリックしてしまい、直ぐに後悔したが、そこはこれといって他エロサイトとさほど変わらないようなサイトで、とりあえずは大丈夫そうだ。

  

  

  サイトの紹介文には、このサイトの利用目的などが書いてあった。

  

  

  

  ~夜が寂しいあなた、恋人のいないあなた...今宵はあなたに素敵な肉便器をお届けします~

  

  

  

  キャッチコピーは、頭悪そうな人が3分くらいで思いついたような内容だったが、紹介分からこのサイトについて簡単にまとめると、社員を派遣する会社のサイトで、その派遣する社員の利用目的が肉便器ということらしい...なるほど、頭おかしくなりそう。

  

  

  派遣人数や種族を細かく選べ、利用人数もかなりのモノのようで、世の中がいかに腐っているかがここに顕著に表れていると思える。

  

  

  ...まあ、その内容が内容なぶん、金はかかるようだが、特に趣味を持たない一人暮らしだから、無理な金額ではないし、ちょっと頼んでみようかな。

  

  

  自慰を止め、利用規約などをきちんと読んだ後、さっそく相手を指定する。

  

  

  えーと、まずは種族は虎獣人に確定っと。次に、体格か...やっぱり、マッチョ(出来ればゴリマッチョやビルダー体系クラスで)にしてと。プレイ内容は...そうだ、久々にこの前ハッテン場で会った奴らを誘って輪姦にでもしてみようか...その方が興奮するからな、よし輪姦可能でっと。

  後は下にでかい欄があるな...ああ、他に細かく設定できるのか。特に設定がなければ、運送業姿の社員がそのまま派遣されますか、それはこのままでOKっと。

  他には...

  

  

  

  相手指定の欄に条件を書き込んでいる間に、ふとパソコンと同じ机に置かれた小瓶が目に付く。ハッテン場で貰った情報で買ってみた『マタタビンビンEx』。ネコ科の獣人用のマタタビ入り媚薬で、[これでネコ科の相手をメロメロ]というキャッチコピーで思わず買ってしまったが、使う相手がいないことを忘れていて、それに気付いてブルーになったっけ。

  

  

  折角だし、これ使うか。媚薬使用の許可も追加っと。

  

  後はこれを送って、金を振り込めばOKだな...ってか、返信もうきたんだけど、早すぎじゃね!?

  

  え~と...『この度は、ご利用ありがとうございます。社員番号29番が、お伺いに上がります。あなたの性で、肉便器を満たしてあげてください。』か。なんか怖いんだけど、これ。

  

  

  まあ、いいや。来るのは二日後か...みんなにも連絡しとこうか。

  ...今日はヌかずに、溜めとこ。

  

  

  

  

  

  

  ==2日後==

  

  とある玄関前、俺は呼び鈴を鳴らすボタンの前で戸惑っていた。

  

  ‘オスケモ運送’。俺は、そこの社員である[[rb:九条 孝志 > くじょう たかし]]。今年で24歳の入社1年目。しかも、今回は初仕事である。

  本来は、新入社員の俺は二人一組での行動が基本だが、俺の担当のベテランの犀獣人の[[rb:岳斗 > がくと]]さんがぎっくり腰になってしまい、このラストの家だけは俺が一人で来ることになってしまった。

  

  まあ、ここが終われば今日はもう帰ってもいいと言われたし、制服は洗濯して明日会社に返せば大丈夫らしいし(それっていいのか!?)、最後くらい一人できちんとこなさないとな。

  

  

  俺は今年で24歳...彼女いない歴=年齢の残念なやつだ。頭もよくなく、大学を出て去年の1年間は、受けた全てから不採用を叩き付けられ、フリーター歴1年を経験してしまった。この運送会社だって、幼い頃にボディービルダーにあこがれて以来、何となく鍛えてきた身体つきのお蔭で、何とか現場での採用を貰えたのだ。

  これで仕事をきちんとこなし、せめて生活面だけでも安定させたいものだ。彼女とかは、その後でいいだろう...その後で、な。

  ...せめて、童貞くらい卒業したい。

  

  

  

  っと、何考えてんだか。それらをこなすためにも、今は目の前の仕事だよな。

  

  小さく深呼吸を一つ付き、武骨な指を少し震わせながら、呼び鈴を鳴らす。向こう側から、俺と同じくらいの年齢だろう、男性の声が響く。

  がちゃりと音を立てて、開かれた扉の先にいたのは、こげ茶色の狼獣人。俺が届けに来た荷物を受け取る相手。

  

  「やあ、待ってたよ。」

  

  「あっ、はい。」

  

  荷物を届けに来て、一番最初にお客様にかける言葉を緊張からか一瞬忘れ、初動の遅れた俺に、お客様である狼獣人は、どこか嬉しそうに俺を見ながら、そう声をかけてきた。そのことに驚き、思わず気おされてしまった。

  だが、直ぐに立て直し...

  

  「荷物をお届けに参りました。」

  

  お決まりのセリフを口にし、荷物を持った手を前に出して、荷物を受け取ってもらい、ハンコを貰う。それで、俺の初一人の仕事は終わる...はずだった。

  

  「29番さん...だよね。」

  

  「えっ!?

  ...はい、社員番号29番ですが。」

  

  しかし、そんな俺の初仕事はお客さんのそんな一言で形が変わった。今日一日、ベテランの岳斗さんの仕事を見てきたが、こんなことは初めてだった。しかも、俺の社員番号まで知ってるなんて。

  うちの会社は、社員ごとに番号が決まっていて、俺の番号は29番。これは、初仕事である俺が今日貰った番号名上に、俺自身朝知らされて社員証を渡されたのに、なんでこの人は知っているんだろうか?

  

  「そっ...じゃあ、入って入って。みんな待ってるからさ。」

  

  「ええっ!?

  ...あっ、その...失礼します。」

  

  何が何だかわからないまま、俺は狼獣人の彼に通され、彼の部屋の中へと案内された。初めての仕事ということもあって、荒波立てないようにするために、あまり逆らわずに言われるとおりにする...俺は、ここで逆らわずにいたことを...

  

  

  

  

  部屋に上がり込むと、何の変哲もない借りアパートの一室に、どこかうまく言えない恐怖に心臓が高鳴り、俺を落ち着かせてくれない。

  

  「あっ、あの...一体、自分はなにをs、っ!!!」

  

  不安感からか、振り向いて俺が狼獣人に話しかけようとした次の瞬間、口にハンカチを当てられる。次の瞬間、頭がどこかボーっとなって、意識が...遠のいていく...

  

  

  

  

  

  

  「一誠。

  睡眠薬って...これは、いくらなんでもやりすぎじゃね?」

  

  「いや~こっちの方が萌えるし...一応、許可は貰ってるから。」

  

  「おまえ、ほんとにいい趣味してるよ...」

  

  ぼんやりとする頭で、目が覚めたはずなのにうまく覚醒しない頭のまま、俺の耳にそんなやり取りが入ってくる。一人は聞き覚えのある、さっきの狼獣人の声...

  

  凄まじい眠気の中、なんとか目を開けると目の前には、声の主だろう鯱獣人とさっきのこげ茶色の狼獣人が、なぜか素っ裸で立っていた。

  

  「おっ!もう、起きたみたいだぜ。

  つーか、早過ぎじゃね?」

  

  「うおっ!マジだよ。」

  

  俺が起きたことに気づき、驚く目の前の二人。つーか今、睡眠薬とか聞こえた気が...

  

  「んんん゛ん、っ!!」

  

  いったいこれはどういうことなのか、なんとかこの訳のわからない状況を打開しようと叫ぼうとしたが、俺の叫びはいつの間に付けられ、咥えさせられていた何かの装置から伸びる小さなピンポン玉くらいの大きさのボールによって、うまく言葉にならずに消えていった。

  だが、俺の身体の異変はそれだけではない。両腕には手錠が付けられ、両足には鉄の棒で強制的に股を開かれるようにされている。

  

  異常ともいえるこの状況に、俺が混乱していると後ろから誰かが俺に近づいてきた。

  

  「おいおい、そんなこたぁいいからよ。そろそろやろうぜ、この肉便器をよ。」

  

  なんとか軽く顔を回して振り向くと、中年くらいの狸獣人が、その太々しい大きさの金玉袋を揺らしながら、まるで俺を見定めるような視線を送りながら見下している。

  

  「じゃあ、歳の順ってことで俺からさせてもらうで。」

  

  「え~~」

  

  「ええやろ。皆に声をかけたのもワイなんやから。年上は敬うもんやで。」

  

  「ちぇえ~。」

  

  狸獣人と狼獣人がそんなやりとりをすると、そのぽっちゃりと膨らんだ身体に似合った大きく膨れた手が俺に伸び、俺の身体に触れる。

  

  「ぐうぅぅぅ...」

  

  猿轡や手錠など、様々な機器で行動を制限されている中、唯一の抵抗として喉を鳴らし、睨みつける。

  

  「なんや、中々反抗的やないか...」

  

  そんな俺の姿を、まるで滑稽だとでも言いたげに、狸オヤジはゲスな笑みを浮かべながら、構わずに俺の身体をまるで舐めまわすように指の腹で撫でる。男相手にされているという恥辱感と屈辱から、顔が赤くなる。そんな俺の姿に、狸獣人が笑う。

  

  「ずいぶんと初々しいやっちゃなぁ...ええで、ただの肉便器よりは楽しめそうやな。」

  

  そういい、嬉しそうに笑う狸オヤジに、心の底から恐怖が込みあがる。

  状況もまともに理解できていないのに、この男に俺は何をされるのか...

  

  睡眠薬、肉便器...考えたくないが、もしかして...

  

  「それでこそ、犯りがいがあるってもんやな。」

  

  「ん゛ん!!」

  

  考えたくなかったが、こいつら...やっぱり俺を犯す気なのか。

  男同士なんて...俺はホモじゃないってのに。

  

  「それじゃあ...そろそろ始めようやないか。」

  

  

  いっ、嫌だ...やめてくれ!!

  

  

  「ん゛~~!!」

  

  何とか抵抗しようと身体を揺するが、無理やり押さえつけられ、尻の穴へと狸オヤジの指が向かう。指で尻の谷間をなぞられ、ワザと焦らすかのようなその動きに、そんな性癖のない俺には嫌悪感と屈辱感が起こる。

  

  ズブリ...

  

  次の瞬間、不意に尻の穴に鈍痛が起こる。何かが無理やり入ってくる異物感も合わさり、よりその感覚が鮮明に伝わってくる。

  

  「なんや...肉便器の割には、初物みたいにええ締まりしとるやないか。

  こら、中々楽しめそうやないか。」

  

  俺の反応や尻の穴の締まりがいいのか、嬉しそうにそう言う狸オヤジ。

  

  「んぐぅ、んぐぐっ!」

  

  ぷっくりと膨れた指に似合った太い指が、まるで大きな芋虫が這いずり回るように俺の尻の中を蠢く。

  嫌悪感や屈辱感からくる怒りや痛みから、もう一度俺が顔をしかめて睨みつけるが、それさえ狸オヤジには自身の欲求をより満たしているのか、より嬉しそうに指を動かしてくる。

  尻の中を掻き回され続けていく。そんな性癖のない俺には、ただの拷問に過ぎない行為を延々と続けられ、惨めで悔しくて...だが、時々ある一点に指が触れたときに変に気持ちいい部分があり、思わず身体を痙攣させて反応してしまう。

  

  「ええとこ、見つけたで...ここが前立腺やな。

  それなら、そろそろワイも楽しませてもらおうやないか。」

  

  そういい、じゅぷっと汚らしい水音をさせて指が引き抜かれる。指が引き抜かれたことで消えた痛みからくる安心感と、先ほどまで感じていた感覚の喪失感が俺の中で渦まき、俺の大切な何かを壊していく。

  

  それに何より、これで終わりではない。狸オヤジは、俺の足を掴みあげてデカい金玉袋の真ん中で、周りの玉袋と比べると貧相に見えるが平均くらいはありそうな逸物を、俺の尻の穴に宛がう。

  

  「ほ~ら、肉便器のおまえにとっちゃあ、喉から手が出るほど欲しいモンをぶち込んだるからな。

  しっかりと堪能して、ワイを楽しませてみいや...ほな、いくで!」

  

  ズブッ!!

  

  「ん゛ん~~~!!!」

  

  指よりも太いものを挿入された痛みに、猿轡によって言葉にならない、くぐもった叫び声を上げる。

  

  「ああ、ええ声やで。締まりも申し分ない...中々の名器やな。」

  

  嬉しそうな声で俺の尻の穴を評価する狸オヤジの声がするが、俺はそれどころではない。指とは違う、熱すぎる熱がより俺が男と繋がったことを伝え、痛みや屈辱感、そして生理現象か...俺の目から涙が零れる。

  グチュグチュと卑猥な音が俺の尻の結合部分から響く。それが、一番俺にとっては恥辱的だった。

  

  「ほんま、こらええ肉便器やな。

  まずは一発、孕ましてやっからな...しっかりと孕んでみい!!」

  

  その雄叫びのような叫びと共に、俺の中で熱を発している逸物が大きく膨れ、より尻の穴を拡張してくる。そう思った次には、俺の奥底で狸オヤジの逸物が弾け、熱いゼリーのようなザーメンが俺の中へと出されていく。

  

  

  中出し...された。こんなおっさんに、男の俺が...

  

  

  

  文字通り、身も心もボロボロになった俺は、力なくそれをただ受け入れるしかなかった。狸オヤジが逸物

  を引き抜くと、俺の尻からザーメンが零れるのが分かり、より俺の心を壊していく。

  

  それでも、これでようやく終わったということが、俺にとっては唯一の救いd...

  

  「ほんま、中々の名器やし...この肉便器、かなりのもんやで。

  とりあえず、次に備えてワイは休憩するから、次のやつええで。」

  

  なっ!!

  

  そんな俺の唯一の救いは、そんな狸オヤジの言葉で簡単に打ち砕かれてしまった。

  

  「次こそ、俺だ。金は俺が払ったんだぞ。」

  

  「分かった、分かった。そないに、ムキにならんでもええやろ。」

  

  先ほどから待っていた狼獣人は、我慢ならないとばかりに狸オヤジに詰め寄ると、狸オヤジは罰を悪そうにそういうと、部屋の奥の方へと移動し、酒を呷りだした。

  

  「一誠良かったな。おまえ、こういう虎獣人が好みだったんだろ。」

  

  「うっせーよ...あっ、そうだった。せっかくだから...これを使わねえとな。」

  

  「ああ、媚薬だっけ。」

  

  「そうそう、これ皮膚からも吸収できるみたいだし...これ、ちんこにつけてハメたら面白そうだろ?」

  

  !!?

  

  「おいおい、大丈夫かよ...それ?」

  

  「まあ、多分。確認もとったけど、『わが社の肉便器は頑丈なので、媚薬の使用などに制限はありません』って言われたし...ちゃんと、この媚薬の情報も送ったけど、返事は一緒だったから。」

  

  冗談だろ!?俺は一般人だ...そんなことされたら...

  

  いくら童貞とはいえ、媚薬がどういったものかぐらい俺にもわかる...それが、どのくらいのモノかまでは分からないが...だからこそ、逆に恐怖心をあおられる。

  

  「なら、まあいっか。」

  

  恐怖から逃げようとするが、先ほどまでの行為のせいか、うまく下半身に力が入らない。

  俺がそうして苦戦している間にも、狼獣人は自身の逸物に媚薬を塗り込んでいる。さっきの狸オヤジの2倍近くありそうな、所謂、巨根といえるレベルの逸物が、我慢汁とは違う異様なヌルヌルに覆われ、部屋の光に反射して怪しく光る。

  

  そんな巨根な逸物が、俺の尻に宛がわれる。尻の穴に亀頭部分が触れただけで、俺の身体にゾクリと何かが電気のように走る。

  

  頭の中で本能が危険信号を放っている。この怪しく光る逸物に貫かれれば、俺はもう元には戻れない...そんな気がする。

  

  

  ぐりぐりと亀頭を押し付けられ、無理やりに尻の穴を拡張される。尻の穴を必死に締め付け、拒絶しているのに、無理やりに押し込まれる。

  

  こんなぶっといの挿れられたら、尻が壊れちまう...なんで、俺がこんな目に...

  

  尻の穴がこじ開けられ、亀頭部分が飲み込まれる。

  

  

  ずぶっ...

  

  「ん゛ん゛んんん!!!」

  

  肉壁を抉りながら、圧倒的な存在感と圧迫感に襲われる。さっきの狸オヤジのザーメンが残っているせいか、滑りから痛みは減ったように感じるが、この貫かれた異物感の苦しさや、肉壁が焼けるような熱に息が詰まりそうになる。

  

  熱い...肉壁が、尻の中が熱い。

  

  何故かはわからないが、まるで尻の穴に身体中の神経が集中してしまったかの様に、尻からの感覚が鮮明になり、それが熱を帯びている。

  

  おかしい。肉壁に逸物を擦り付けられ、軽く動かれると...尻が、気持ちいい。今まで感じていた鈍痛が薄れ、代わりに逸物が...ちんぽが俺の中で痙攣する度、ちんぽが肉壁に触れる度、なんとも言えない快感が起こり始める。

  

  おかしい...こんなの変だ。ちんぽが、気持ちいい。

  俺のちんぽにも芯が入り、亀頭の割れ目からぷっくりと我慢汁が出てきて、俺が気持ちよくなっているのが分かる。だが、ちんぽを直接触られたわけではない。あくまでも、これは尻から...ケツからきた快感によるもの。

  

  だからこそ、納得できない。俺が、男に...ちんぽをハメられて快感を感じている。

  

  

  

  怖い...自分が変わっていく。ケツが異常なまでに感覚が鮮明になり、ちんぽの痙攣と形が嫌でも頭から離れなくなる。ぼんやりとしていても、ちんぽとケツからの快感は乱暴に頭を犯し、今までの俺を壊し、ちんぽをハメられるのが好きな変態に変わっていく。

  

  やだ...やだぁ...

  

  

  俺は、ちんぽ気持ちいい...違う!俺はちんぽ中でビクビクしてr、っ!!

  

  

  だめだ、ちんぽのことしか考えられない...ちんぽが、ちんぽがぁぁぁぁ...

  

  いつの間にか、俺のちんぽも歓喜に涙を流すかのように我慢汁が、まるで射精でもしたかのように溢れ出ている。ケツがちんぽを求めて、自分から吸い付いている。

  

  あるだけで、貫かれているだけで...もう限界だった俺に、まるでとどめでも刺すかのように、俺のケツが淫乱なマンコに成り果ててたのを確認すると、狼獣人はその巨根ちんぽでピストン運動を始めた。

  

  「ん゛、ん゛、ん゛、ん゛、ん゛、ん゛、ん゛、ん゛、ん゛!!!」

  

  やべえ...気持ちよすぎて、変になっちまう!

  ちんぽが肉壁を抉り、そのヒダ一本一本に触れるだけで身体の奥から、莫大な快感が起こり、俺を確実に堕としてくる。

  閉じることのできない口の横から唾液が零れ、俺の顔は歓喜の涙にぐちゃぐちゃになる。猿轡で言葉にはなってはいないが、俺の声はまぎれもない嬌声で、ちんぽからの快感に喘ぎ声が止まらない。動けないはずなのに、必死に自分から腰を振ろうと動かしている。

  

  

  もう、戻れない。女が好きだった自分に...彼女を求めていた自分に。寧ろ、今の俺は自分からその女になろうとしている。ちんぽが欲しくてたまらない...ちんぽをハメられていることが幸せで、雌に堕ちて雄に媚びることが悦び。

  

  ケツの...ケツマン交尾好きの雌猫...それが俺の新しい自分。新しい価値観。

  

  

  「やべえ、この人のケツマンコすげえ...もう、イきそう!!」

  

  そう叫ぶ狼獣人のちんぽは、体積を増して小さく痙攣を繰り返し、さっきの狸オヤジにやられた時にそれがイきそうなことだということは分かった。

  

  ああ...このままだと俺は、俺を犯している狼獣人のザーメンを注がれてしまう。でも、さっき狸オヤジにヤられた時と違い、そこに嫌悪感はない。それどころか、それを今か今かと求めている。

  

  狼獣人は、自分がイきそうになったからか、執拗に俺の前立腺を責めたてる。その前立腺にちんぽで一突きされるたび、頭にスパークのような快感が走り、意識を失いそうなほどの快感に気が狂う。

  

  「イくっ!

  しっかり、受け止めてくれぇ!!

  ぐっ、ぐおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」

  

  「ん゛ん゛んんんんんんんんんん!!!!」

  

  そして、その時が訪れ、狼獣人のちんぽが俺の一番奥で弾け、熱いザーメンが俺の中に注がれ、孕まされていく。前立腺を押しつぶされるようにされたことや、今までの行為で高まった射精感、そして中出しされたことで...俺のちんぽの尿道を上り、俺もザーメンをぶっ放した。トコロテン...ケツマンコをちんぽで犯され、種ヅケされて自分もイく。

  

  

  もう、戻れない...戻る必要もない。

  

  

  「ふう...もう、最高!

  次...おまえ、いいぞ。」

  

  ズブリと、乱暴にちんぽを引き抜かれる。さっきと同じでケツからザーメンが零れるが、さっきとは異なり、そのことに対して俺は、喪失感に襲われていた。

  

  もっとちんぽが欲しい...もっと、もっと...

  

  「OK~。じゃあ、俺もっと!」

  

  ずぶっ!!

  

  「ん゛ん゛んんんん!!」

  

  だが、そんなことは関係なく、次のちんぽが俺のケツマンコにぶち込まれる。さっきの狼獣人と同じでちんぽに異常な熱を感じる...多分、このちんぽにもあの媚薬が塗りこめられているんだろう。

  

  そんな中、不意に俺の猿轡が狼獣人によって外され、顔に狼獣人のちんぽが宛がわれる。俺が狼獣人の顔を確認すると、加虐的な笑みを浮かべて俺を見下していた。

  その笑みに、狼獣人が何を言いたいか分かり、俺は迷うことなくその巨根ちんぽを口に咥え、舌を使ってフェラをする。

  

  「すげえな、そいつ。さっきまで自分の中に挿ってたちんこ咥えてるぜ!」

  

  「さすがは肉便器って感じだな。」

  

  旨い、ちんぽが堪らないくらいうまい。ザーメンも、ちんぽも...

  

  「なあ、これって皮膚からも吸収すんだよな...じゃあ、こういうのもできるんじゃね?」

  

  すると、別の獣人の雄が現れ、媚薬を手に広げると俺の身体へと、その手を持ってくる。そして、その手を乳首へと持ってきて、くまなく塗りたくってくる。

  

  すると、ケツマンの時と同じで乳首が異様に熱くなり、一度も弄ったことがなかったはずなのに、敏感になっていくのが分かる。胸の中心部の突起が、まるでちんぽになったみたいだ。

  また、他にもわきの下や腹筋の割れ目にも塗りたくられ、塗られた部分がどんどん敏感になっていくのを感じる。ちんぽはバカになったみたいに我慢汁をまき散らしている...いや、もう完全にちんぽ馬鹿になってしまった。

  

  それでも、俺は堕ちきれずにいた。

  

  身体中が性感帯になり下がり、雄の武骨な手に身体を触れられるだけでちんぽを扱かれたのと変わらない快感に、脳みそを直接犯されているような感覚に襲われる。筋肉に覆われた身体も、ただ無力に痙攣し、ちんぽだけが異様なくらいに暴れ、我慢汁とザーメンの混じった粘液をまき散らす。

  

  「ぐっ、こいつのケツマンやべえくらい締め付けてきてぇ...俺、もう...ぐあ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

  

  「俺も、もう一発ヌかせても貰うぜ!おら、しっかりと飲み込み、ぐぅ!やがれ゛ぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

  

  「ん゛ん゛んんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんんん!!!!」

  

  

  そして、俺の口マンとケツマンの中でちんぽが膨張し、また弾ける。ビシャビシャと、ションベンと間違えそうなほどの量で、しかもドロリとゼリー状のザーメンをドクドクと注ぎ込まれ、俺の中を満たしていく。それと同時に、俺も再度果て、口やケツマンやちんぽの鈴口からという、三つの穴から俺は白濁液を吐き出し続ける。

  まるで、俺自身がちんぽか何かになったかのような錯覚に陥るほどに、異常な快感に俺という人が壊れていく。でも、それを快感としてしまっている俺は、もはやその事実に抵抗するだけの力も残ってはいなかった。

  

  

  ズルリとちんぽを抜かれ、汚いらしい水音を立てながら、ザーメンを吐き出す。それでも、これでようやく終わったと、俺は思っt

  

  

  じゅぷっ!

  

  「あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!

  ま゛ら゛あ゛、ちんぽがあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

  

  そんなやっと戻った意識を無理やり快感にかき消されるほどの、絶対的な快感が...ちんぽが再び、俺の中に挿入される。

  

  

  ああ...そうか。快感に薄れいく意識の中で、俺は理解した。

  ここにいる20人近くいる雄。その全てを、相手しなければいけないんだと。2、3人を相手にしただけでここまでの快感だ。20人も相手なんて、俺は...

  

  「一人ずつってのも、紛らわしいっすねえ!」

  

  グリグリ...

  

  「ぎい゛い゛ぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

  

  またケツマンにちんぽが触れる。だが、今度は少し違う。これは...

  

  

  ずぶっ!!!

  

  

  「ひがあ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

  

  

  ブシャァァ~~~~~~!!!!

  

  

  俺はちんぽの挿入の快感に耐え切れず、潮を噴いてしまった。だが、ただの挿入ではない。

  

  「あ゛、ああ゛...あ゛があ゛ぁぁぁぁぁぁぁ...」

  

  俺は、とてつもない圧迫感に、意味のない喘ぎ声をこぼすことしかできなかった。

  ちんぽが...ちんぽが2本、無理やりねじ込まれた。メリメリとケツマンが悲鳴を上げ、媚薬によって狂わされた感覚は、そんな激しい鈍痛も圧迫感も、ただただ膨大な快感として脳に伝え、その快感が強すぎて処理しきれずに、俺は一瞬、完全に意識が飛んでいた。

  

  ゴリ...ゴリ...

  

  「ひい゛ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

  

  だが、それさえ許されず、無理やり2本挿入で限界まで拡張されているケツマンを更に抉られ、その快感に無理やり意識を引き戻される。ようやく、少しケツマンコが広がってきたと思ったら、激しい腰使いで2本のちんぽで同時に掘られ、莫大な快感に、意識が飛んでは引き戻されるを繰り返しながら、俺のちんぽは潮を噴き続け、さっきまでの行為で作っていたザーメンの水たまりを更に汚らしい水で大きくしていく。

  2本目のちんぽを挿れてきた雄は、その指をまるでヘビが這うかのような仕草で俺の身体を弄りはじめ、その雄の動きに合わせて乱れた叫びの混じった喘ぎ声を放つ。

  そして、2本のちんぽに同時に前立腺を押しつぶすように突かれ続け、俺は白目をむいてイき続ける...イき続ける...

  

  2本のちんぽが俺の中で膨張し、同時に弾ける。俺の腹にどんどんザーメンがたまり、本当に孕まされているかのように感じ、それをまた快感や幸福と感じてしまっている。

  

  

  俺は、なんなんだ...一体、なんでこんな目にあっているんだ。

  まだ24で、彼女も作ったことなかったのに...今、俺は多くの雄たちにまるで雌のように犯され、しかも俺はそれを快感として捉え、俺自身イき続けている。

  ちんぽを突っ込まれれば快感に震え、乳首を弄られれば雌のような嬌声が俺の口から放たれる。ちんぽで前立腺を突かれ、無理やりに咥えさせられ、中出しされ、その快感にイく。

  

  頭が可笑しくなっていく...彼女が欲しかったはずなのに、ふつうに女性が好きだったはずなのに...俺は、こうされていくことに幸福感を見出し始めている。寧ろ、これが自分の求めていたもののように考えている。

  耐えがたい現実と、可笑しくなりそうな行為の中で自分を護るためにそう感じているのか...考えても、よくは分からない。ただ、俺が雄にちんぽを突っ込まれて悦ぶ雌になり下がり、周りの雄たちとの行為を享受しだしていることだけが、漠然と分かる。

  

  「な...なあ...」

  

  そんな中、理性も消え快感に喘ぎ狂っている中でその声だけが、はっきりと聞こえた。その声の主は、俺がこんなことになった元凶であるこげ茶色の狼獣人。

  

  「言い出しっぺな上に、こんなことしておいてなんだけど...流石に、やり過ぎじゃね?」

  

  そんな狼獣人は、さっきまでの加虐的な表情とは異なり、少し心配そうに俺を見つめていた。

  

  正直に言えば、今の俺にとってその言葉は寧ろ忌むべきものだった。多くの雄から、ちんぽとザーメンを受け続けることによる快感、雄から責められる幸福感...それを享受し、欲している堕ちた俺にとっては。

  

  俺はやっぱり、可笑しくなっていたんだろう。これだけいる雄の中で、あいつからだけ...目が離せない。雌として雄を欲している部分とは、どこか異質な感情が、快感に狂っている自分の中で唯一残っていた部分が、あいつを認識している。

  

  でも、今の俺にその芽生えた不思議な感覚の答えを求める余裕はなかった。

  

  「大丈夫だって...こいつ肉便器なんだろ。このくらいの方が、寧ろいいって。」

  

  「いっ、いや...ちょっとマズいっぽいんだが...」

  

  そんなやり取りが聞こえた気がするが、俺の中でまた雄が果てたことで意識が快感にかき消される。

  

  「あ゛あ゛あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

  

  ブジュルルルルルルルルルルル!!!!

  

  ケツマンコも口マンコも、もう限界まで中出しされ、快感で全部吹っ飛んで、壊れたように潮を噴き、ザーメンをまき散らす。

  

  イく...イく...イく...イく...イく...イく...イく...イく...イく...イく...イく...

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  やっぱり、あれはまずいんじゃないだろうか...?

  

  自室のはずなのに、いつの間にか居場所のなくなった俺は部屋の隅で、目の前で行われている淫行を、ただ見守っていた。目の前では、デリバリー肉便器サービスで呼んだ俺のもろ好みだった筋肉質な虎獣人の彼と、狸のおっさんが読んだ数十人の雄たちが交わり続けている。

  確かに俺は、せっかく高い金をだして肉便器を雇うのだから、ハッテン場で知り合った奴らを呼んで楽しもうとは考えていたし、こういったシュチュエーションも嫌いじゃない。

  筋肉質な肉体を、滑稽に小さく痙攣させながら、雄々しい姿に似つかわしくない嬌声を上げて雄たちからの性交を享受する雌猫...寧ろ彼氏に欲しいくらいの逸材だし、そんな虎獣人を見ると興奮して、今すぐにでもまた参加して犯し倒したいという欲情が込みあがってくる。

  ただ、それ以上に今の彼の姿に、俺は一抹の不安を覚え、踏みとどまっていた。

  

  

  デリバリー肉便器サービス...確かに、俺はそこに頼んで、目の前の虎獣人はその要請できた肉便器のはずだ。媚薬や睡眠薬の使用や、プレイ内容や人数、使う媚薬はどんなものかもキチンと連絡し、その全てに問題なしと言われていた。だが、目の前の虎獣人の現状は、どう控えめに見ても...大丈夫そうには見えない。

  

  

  誰も触っていなくても、まるで空気に触れるだけでも凄まじい快感なのかイき続け、目を白黒させながら快感に喘ぎ狂っている虎獣人。AVに出てくる男優みたいに、大げさにやっているだけ...には見えないし、どう見ても人としてやばくなっている。

  でも、だからといって...今の俺には、もうどうしようもできない。皆、よっぽど彼が良かったらしく、まるで本物の獣のようにぶち込み、食らいつき、犯している。何人かは、俺のように休憩しているが、そいつらも直ぐに参加するから一緒に止めてくれる人はいない。獣になった雄、数十人を止める術はない。

  

  そうこうしているうちに、また後ろで犯していた狸のおっさんと、前で犯してる鯱、周りの数人が一気に果て、虎獣人の彼へと精液を吐き出す。その瞬間に、汚らしい音を口やケツマンやちんこからさせて、虎獣人の彼も盛大に果てた。ずるりと音をさせて引き抜かれ、虎は小さな痙攣を繰り返して、また小さくイき続けている。

  

  仕方ない...俺には、どうしようもない。だから、虎獣人の彼の頑丈さに欠けるしかない。

  

  そう諦めて、飲み物でも取りに行こうとしたとき、不意にチャイムの音が鳴る。俺以外の奴は、その音に気づかずに淫行を繰り返しているし、なによりここは俺の部屋なので、部屋の主である俺が出るしかない。伊孑志で服を着て、応対しようとする...後ろのを見られたら人生詰みそうだから、小さく開けて気付かれないようにしないと。

  

  「は~い...今、開けます。」

  

  ガチャリと鍵を開け、小さく扉を開いて訪問者を確認する。

  

  「はじめまして...デリバリー肉便器サービスから派遣されました。番号29番です。

  お時間となりましたので、お伺いしました。」

  

  扉の前にいたのは、先ほどの虎獣人の彼よりも遥かに年上そうではあるが、はち切れんばかりに無理やり服に詰め込んだような負けず劣らずの肉体美をもった、俺好みの虎獣人のおっさんだった...あれっ?ちょっと待って!?

  

  「えっ!?

  29番さんって...デリバリー肉便器サービスの29番さんなら、もう来てますが?」

  

  「はい!?

  29番は私ですが...えっと、お客様は比仮名様であってますよね?」

  

  そんな応答の後、社員証や俺が送ったメール等の確認を終え、今目の前にいる彼が俺が頼んでいたデリバリー肉便器サービスの29番さんだということが分かった...ってことは。

  

  「今、相手してもらってる虎獣人の彼は...誰?」

  

  「こちらに聞かれても困りますよ。当社とは全く関係のない、赤の他人であることは間違いありませんが...」

  

  俺の問い掛けに、困ったように苦笑いを浮かべながら返す虎獣人のおっさん。

  

  つまり、どういう状況かというのを簡単かつ客観的にまとめると。

  

  

  

  一般人の宅配便の虎のお兄さんを、無理やり連れ込んで輪姦レイプして、滅茶苦茶にしました...である。

  

  

  あ...やばい、人生詰んだかもしれない。

  

  

  

  「ところで...どうしますか?

  キャンセルであれば、キャンセル料を頂くことになりますが?」

  

  困った表情のまま、先ほどから反応のない俺に話しかける虎獣人のおっさん。正直な話、今はそれどころではないのでが、たとえ今、真実を話したところで皆が虎獣人のお兄さんを肉便器にするのをやめるとは思えない。

  そもそも、今やめたところでここまでやってしまったことは消せない。

  

  もう、こうなったらやけくそだ!

  

  「キャンセルはしません!

  こうなったら、29番さんも一緒にしましょう!!」

  

  「私は構いませんが...一応、言いますが本件に関して当社は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。」

  

  「責任は俺がとります!!」

  

  「分かりました。

  それでは、肉欲の性夜を...お楽しみください。」

  

  俺はやけくそになり、虎獣人のおっさんも交えて、俺はこの身体の底から湧き上がる情欲に身を任せることにした。人生が詰んだなら詰んだで、最後と思って思いっきり楽しんでやる!!

  

  後は野となれ山となれだ!!

  

  

  

  こうして俺たちは、現実逃避のように、異常な性交の宴へと再度参加した。虎獣人のお兄さんとおじさんを、まるで玩具を取り合う子供のように、自身の肉欲に忠実になって責めたて、自らの性をぶつける。

  虎獣人のお兄さんは狂ったように喘ぎ、おっさんの方は流石というべきか媚薬を使っても安定の肉便器っぷりを披露する。二人の虎獣人を中心に、雄たちの肉欲の宴は続いていくのだった。

  

  

  

  

  

  

  

  

  

  あの狂ったような日から数日が過ぎた。あの後、結局殆ど1日中続き、ようやく皆が帰った後、デリバリー肉便器サービスの29番の虎獣人のおっさんにもアフターサービスという形で協力してもらって、虎獣人のお兄さんの後処理を済ませた。おっさんが帰った後、媚薬の効果が抜けるまで家で看護し、その後は自分が出来る最高の形の土下座をして謝り、慰謝料として肉便器の人にでも渡すつもりだったチップ分を合わせて10万を渡したが...最後まで、殆ど何も言わなかったのが逆に怖い。なんだかんだで、連絡先まで控えられちゃったし、これからどうなるんだろうな。

  ただ、数日経った今でも特に訴えられることもなく、それどころか何の音さたもない。もしかしたら、許してくれたのだろうか?

  

  

  

  そんな中、チャイムの音が鳴る。このパターンは何だか嫌な予感がするのだが、そんなこと...ないよね。

  

  「は~い...今、開けますよっと!」

  

  鍵を開け、扉を開く。

  

  「荷物をお届けに参りました。」

  

  そして、そんな俺をどこかで聞いたような声が迎えた。制服に、はち切れんばかりの筋肉を纏うガタイのいい虎獣人。そんな人が、今俺の目の前に現れた...っというか、この人。

  

  「えっ!?

  あっ、あの時の虎獣人の...」

  

  現れた人は、ついさっき思い出していた虎獣人のお兄さん、その人だった。一気に俺の身体から、嫌な汗が出てくる。その人を目の前にして、俺は完全に硬直していた。

  

  「それでは...こちらをお受け取りください。」

  

  そんな俺を無視して、目の前の虎獣人は手に持っていた包みを俺の方へと渡す。

  

  「えっ...あっ、はい。」

  

  流されて、思わず包みを受け取ってしまう。しかも、その包みにも俺は見覚えがあった。

  っというより、俺が渡した慰謝料だった。

  

  「へっ!?」

  

  一体どういうことなのか、完全に混乱している俺を更に置いてけぼりに、虎獣人は続ける。

  

  「それでは、受け取り印をお願いします。」

  

  どこか淡々と、そう続けてくる虎獣人に身体の奥深くから、何とも言えない恐怖が湧き上がってくる。思わず、俺が後ずさりして距離を取ろうとすると、それに合わせて虎獣人の筋肉質で太い脚が、一歩前に出る。さらに後退すれば、虎獣人もまた一歩歩み寄ってくる。

  

  「あの、受け取り印を頂けないと、こちらとしても困るのですが...」

  

  話しかけてくる言葉自体は丁寧だが、淡々とした口調と作り笑顔の表情では感情が読み取れず、そのことがこの異常な空間を更に演出し、恐怖に身体が固まり、うまく声が出ない。

  

  がちゃり!

  

  「えっ!?」

  

  そんな緊張感に神経を集中させていたせいか、俺はだいぶ後退させられていたのに気付かず、虎獣人の身体が完全に玄関に入っていた。そして、扉を閉めて鍵をかけられる。ご丁寧にも、チェーンまで付けられ、俺は逃げ場を完全に失った。

  

  「どうしたんですか...いや、どうしたよ?

  あの日、俺を無理やり部屋の中に連れ込んだ勢いはどうしたんだ?」

  

  その言葉が発せられた次の瞬間、ぐるっと俺の視点が変わり、俺の部屋の玄関前の天井が目の前に広がる。後頭部の痛みとその光景からでさえ、俺が押し倒されたということを理解するのに、ゆうに数十秒はかかった。

  もちろん、押し倒した相手は虎獣人の彼。

  

  「えっ...あっ...」

  

  不意のことに言葉が出てこないまま、俺は満足に抵抗も出来ず、虎獣人に押さえつけられる。

  

  

  そんな俺の姿に、虎獣人の彼は肉食獣らしい鋭い牙が口の端でぎらりと光る。俺も肉食獣の種族の獣人ではあるが、今の光景は、まるで肉食獣に押し倒されて食らいつかれようとしてる草食獣、そのものだった。

  

  食いつかれる...いや、その考えは獣人である俺らには現実的ではない。強いて、この状況からされることを想像すると、このまま強姦されるか、絞殺されるかのどちらかだろう。

  俺には、自信っというほどではないが、そこそこの男性との経験がある。その中で、扱き合いみたいな軽いものもあったが、アナルセックスだって何度も経験してきている。だが、タチ経験はあってもウケ経験はなかった。この前の輪姦の時見た虎獣人の彼の逸物はかなりの大きさで、経験はおろか解したりもしたことない俺では肛門が壊れることになるだろう。

  後者の絞殺される場合は、そのまま人生強制終了と...考え付いたこれから俺がされること候補は、どちらが選ばれても人生が終わる未来しか見えない。つまり、人生の詰み...である。

  

  

  俺が考えてることが分かったのか、にやりとぎらついた笑みを浮かべて俺を見下してくる虎獣人。もちろん、殺されるなんてたまったものではないが、何か言う資格は俺にはないっと言っていい。そこまで、俺のしてしまったことが酷いことだということは理解していた。まあ、たとえ抵抗したとしても筋肉量やらの体格差的に無意味な気もするが。

  

  諦めよう...せめて俺を殺そうとしている相手が、俺の超好みの相手で、その相手と手違いの無理やりとはいえ、肉体関係を持つことが出来たんだ...中々、充実した人生だったと思うことにしよう。そう思わなきゃ、泣きそうなくらいだしな。

  

  親父、お袋...先立つ不孝をお許しください...

  

  

  俺は心の中で自制の言葉を呟き、目を閉じて降伏する。

  

  もし何かされるなら、出来れば苦しまないように一気にしてほしいという、身勝手な要望を抱きつつ、俺は自分の走馬燈の世界へと現実逃避した。

  

  

  

  かちゃかちゃと、金属が何かに擦れる音が目を閉じていることでより敏感になっている俺の耳に届く。

  

  ああ...自分の下半身に手みたいな感触が当たる感覚があるから、強姦の方か。

  

  とりあえず、殺されるわけではないことへの安堵と、これからされることや起こる痛みを想像し、恐怖に震える。

  だが、想像した痛みは来ないどころか、逸物を生温かい感触が包み、思わず反応してしまう。何事かと目を開き、自分の逸物の方へと目線を向けると、虎獣人の彼が、俺の逸物を咥えていた。いや、ゆっくりと彼の口の中で俺の逸物に舌を這わせ、的確に俺の気持ちよくなるポイントを責めてくる。

  何が何だかわからないが...これじゃあまるで...フェラされているみたいだ。

  

  

  何なのか、またわけわかんなくて混乱したが、逸物の方は正直に反応し、彼の唾液と俺の我慢汁の粘液にコーティングされて、痛々しいほどにいきり勃っていた。フェラを終えた虎獣人の彼は、口の端から唾液を垂らしているのに築いて、ぺろりと舐め上げると、「くっそ...」と少し悪態をつくように呟いた。

  そんな彼の姿に、俺は動揺したまま、彼の身体へと視線を変えると、上半身は制服をつけたままではあるが、その下半身は制服のズボンをいつの間にか脱ぎ捨て、遮蔽物のなくなったそこには、彼の逸物がヌルヌルと粘液に覆われた状態で勃起していた。

  彼の大きく開かれた口から唾液と荒い息が零れ、目は熱っぽくうるんでいる。まるで発情期を迎えた雌のように...

  

  

  「あっ、あんた...何を...?」

  

  「何を...だと!」

  

  頭が混乱し、頭の中で浮かんだ言葉を自分の中ッで吟味することもなく、勝手にそんな呟きが零れた。その俺の言葉に、だらしなく開かれていた口は閉じられ、音が鳴りそうなくらいに歯を噛みしめて、怒りをあらわにしていた。

  

  「こんな...こんな、身体にしたのは誰だ!!」

  

  その怒りのまま、まるで今まで貯めていたものを吐き出すかのように、虎獣人の彼は獣の咆哮のような叫びをあげた。

  

  「こんなよ...こんな、ちんぽ狂いにされて!」

  

  彼の悲痛な叫びが部屋に響く。

  

  「えっ...」

  

  「えっ、じゃねえ!

  あれ以来、必死に忘れようとしても...あの感覚を、あの快感を...

  俺は、男なのに...雄にちんぽハメられることに幸福感を抱いちまってるしよ。四六時中、ケツは疼いちまうし。

  気が付いたら、自分のケツに指を挿れてヌいてるんだぞ!

  それに気付いた時の気持ち、てめえに分かるか!!」

  

  えっと...うん。

  

  「ごめん...そんな経験ないから、よく分かんない。」

  

  「そうじゃねえ!!」

  

  俺の言葉にしびれを切らしたかのように、俺の上に跨ってくる虎獣人。

  

  「俺が、言いてえのは!」

  

  そのまま叫ぶように話し続ける虎獣人の彼だが、何故かその頬は赤く染まっている。そのことに気を取られた瞬間、俺の逸物を掴まれると、逸物の先に何かが触れる感触が起こる。だが、その感触の直ぐ後に、俺の逸物が熱に覆われた。

  

  「んっ!」

  

  「ぐうぅぅぅぅ...」

  

  その感触に、敏感になってた逸物が反応して思わず声が漏れたが、そんな俺の声は、俺の上で跨っていた彼の唸り声にかき消された。ねっとりと腸壁が逸物に絡みつき、その熱に思わず逸物が溶かされるんじゃないかと勘違いしそうなほどだ。

  

  「あ゛、あ゛、あぁぁぁぁぁ...」

  

  彼の口から熱い吐息が零れ、同時に喘ぎ声が漏れ出る。ケツマンコの柔肉はうねうねと蠢き、俺の逸物を咥え込んで食いちぎられそうなほど締め付けてくる。

  バキバキに割れ、盛りあがった肉体が俺のモノで、その見た目に反して弱々しく小さな痙攣を繰り返し、彼が感じていることが嫌でも伝わってきて、こんな状況なのに妙な高揚感を感じてしまう。

  

  俺の上に跨る、筋肉の塊と表現しても決して名前負けしないような肉体の虎獣人と、その雄々しい獣人が俺の逸物に感じているということ...その事実が、情けない話だが俺をも興奮させている。

  

  「すっげぇ...ちんぽ、すげぇよぉぉ...」

  

  そんな中、俺の上で跨る虎獣人が、まるで熱に魘されるかのようなそんな言葉を漏らしだす。それに好悪するかのように、彼の逸物もビクン!っと反応し、ダラダラと射精と間違えそうなほどの量の我慢汁が溢れ出る。

  

  「くそ、こんな...ああ、身体にぃ!

  しっ、しやがって...んあぁ!!」

  

  喘ぎ声が混じって入るが、なんとか必死に言葉を紡ぐ虎獣人。快感に耐えているからか、熱っぽい表情を浮かべていた顔を、そんな熱に飲まれないように、必死に鬼の形相のようなしかめっ面を作り、耐えている姿が何だかいじらしく思え、心の中で可愛いと思ってしまった。

  

  「わかって、あひっ!

  るんだろう、なあ...あ゛あ゛ぁぁぁぁ...」

  

  だが、直ぐに耐えるのに限界を迎えたのか、喘ぎ声を上げて表情を破面させる彼。

  しかし、そんな彼の姿に心奪われていて、快感もあってか、上の空になっていた俺はその彼の言葉に我に返る。

  

  「えっ...わかってるって、何が...?」

  

  「ぐっ!!」

  

  彼の言葉の中で理解できなかった部分を改めて問いかけると、まるで「その先まで言わせる気かよ...察しろよ!」っと潤んだ瞳で訴えかけられるが、本当に意味が分からずに頭に疑問符を浮かべそうなほどで、俺は何とも言えない表情で彼に答えを求めるように見つめなおすと、快感に震え、閉じることも出来ずにわなわなとさせていた口から軽く息を一つついて、呼吸を整えて、喘ぎ交じりではあるが叫ぶように答えた。

  

  「ちゃんと、ああっ!

  せっ、責任をぉぉ...とり、やがれぇぇ!!

  ぐっ、あ゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

  

  「ちょっ、急に締め付けられたらぁ、イっ、イくぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」

  

  その叫びの最中、彼が身を乗り出すようにしたからなのか、俺の逸物が彼の前立腺をつぶしたらしく、叫びながら虎獣人の彼が盛大にイった。イく瞬間、彼のケツマンコの急激な締め付けに、完全に油断していた俺もイってしまった。ドクドクと、自分でも彼の中に大量のザーメンを孕ませているのが分かる。

  

  

  っというより、さっきの言葉の意味って...「責任をとれ」って、あれ...?

  

  

  思わずイってしまったことへの虚無感と熱に、ボーっとしていると、彼の黄色と黒の縞模様の獣毛を持つ顔が近づく。熱に潤む瞳と、思わず目が合ったかと思うと、不意に俺の唇が塞がれる。それが、虎獣人の彼にキスされたためだと気付くのに数秒...その後、俺の方から舌を出し、彼の口の中の舌を絡め取り、ディープキスをする。

  

  

  責任をとる...この、性行為...

  

  

  つまり...あれか?

  

  

  

  ...

  ...

  ...

  

  ...彼氏、ゲット?

  

  

  

  

  ==2ヶ月後==

  

  フウ~...

  

  仕事からの帰宅。俺も今年で25歳。入社3年目を迎え、新入社員の頃のような初々しいやる気も失せ、一番疲れがたまる時期。やっぱりこういう時は、かわいい彼氏に迎えてもらって、イチャイチャしたり、セックスするに限ると俺は思う。

  

  

  俺、比仮名 一誠は同性愛者である...相手は、

  

  

  

  「たっだいま~~!俺の愛しの子猫ちゃん!!

  キミの愛する旦那様の帰宅だ~!」

  

  がちゃりと、見慣れた一玄関の扉の鍵を開け、勢いよく部屋の中にいる俺の愛しい人へと帰宅の言葉を発する。すると、ドスドスとワザとらしく大きな足音をさせて、彼はやってきた。

  

  「誰が子猫ちゃんだ!恥ずかしいから、そういうのやめろよ!!

  つーか、おまえキャラ変わってね!?」

  

  黄色と黒の縞模様の獣毛を持ち、俺らのとは異なる太くゆらゆらと揺れるしっぽを持つ、虎獣人の彼。

  

  

  俺の彼氏の、九条 孝志だ。

  

  

  

  正直、今でも信じられない気持ちでいっぱいだ。仕事に疲れ、ただただ仕事にいっては一人の家へと帰るっという行為を繰り返していた日々だったはずの俺が、今はこうして帰宅すれば、俺好みの筋肉の塊みたいなゴツイ雄臭い身体の、普段は普通にしているのにセックスの時になるとエロい雌猫になる可愛い年下の虎獣人の彼氏が、俺の帰りを迎える。

  そんな、俺が夢にまで見たような日々。

  

  

  

  2ヶ月前、『デリバリー肉便器サービス』なんていう怪しいところに頼み、誤解で強姦してしまった彼。誤解とはいえ、多くの雄で輪姦してしまい、恨まれたり訴えられたりしても仕方なかったはずなのに、それから数日後、俺は彼からの告白を受けた。

  まあ、告白というには微妙なものではあったが、それ以来、彼は俺と共にいた。最初は、媚薬の後遺症か何かで、それへの対処法を聞きに来たとか、そのせいで高まった性欲を何とかしに来ただけかと思っていた。

  でも、違った...

  

  

  

  

  「恥ずかしいって...そんな、格好をしてる人に言われてもね~。」

  

  「ぐっ!

  こっ、これは俺の趣味じゃなくて、おまえが着ろって言ったんだろ!」

  

  俺を出迎えた彼の姿は、下着などの衣類を一切付けずに、ピンク色のフリル付きのエプロンのみを付けた姿である、所謂‘裸エプロン’の姿だった。まあ、あのフリル付きのエプロンを買ったのも、それを裸で着用してほしいと頼んだのも俺だ。確かに、変態時見たことを言ったと、少しは後悔もした。でも...

  

  

  ...だって、なんか新婚夫婦みたいで、萌えるかなって!

  

  

  顔を赤くして、筋肉の塊みたいな身体を恥ずかしそうに少しくねらせながら、そんなエプロンを付けている姿は、別の意味でも萌えるけど!!

  

  「別に強要したつもりはないんだけどな...?」

  

  ただ、不意に思いついたことをつい口走ってしまった。思ったけど、俺って結構思考ダダ漏れなのかもな。

  

  「そっ、それは...」

  

  そんな俺の言葉を受けて、何故か耳まで真っ赤にしてモジモジとしている。孝志は、こういった風によく恥じらっているよな。こういう姿が、可愛くてたまんねえな。

  

  「だって...おまえが、喜ぶだろ///」

  

  かなり恥ずかしいのだろうか、薄っすらと汗をかいて、俺の方を潤んだ瞳で見つめてくる。

  

  「あ~、もう!」

  

  俺はたまらず、彼に思いっきり飛びついて、抱きしめる。逞しい身体は、俺の身体をなんとか支えたが、俺の突然の行動に驚きと照れを混ぜたような、赤い顔のびっくり顔なんていうものが見れた。

  

  「ほんと可愛いな~///

  もう、たまんねえ。大好きだ、孝志!!」

  

  「いっ、いいから...早くしろ。メシにするぞ...///」

  

  ああ、ほんとに好きだ。言葉にすればするほど、安っぽくなってしまうかもしれないけど...それでも、いいたい。大好きだって。

  

  「なあなあ、エッチしようや~。もう、俺我慢できねえよ!」

  

  「っざけんな///

  いいから早く、メシにしようって言ってr、んひっ!」

  

  そんな孝志の、静止の声が耳には届いたが、聞く耳もたず状態の俺は、そんな声気にせずに彼の鍛えられた豊満な胸筋の真ん中でピンっと立っている乳首を摘まむ。あの日以来、セックスの度に弄ってきたそこは、もう性感帯と変わりないらしく、軽く弄っただけでも彼の逸物がフル勃起しているのが見える。

  

  「あっ、やっ...やめ...ああぁ...」

  

  言葉とは裏腹に、彼は体をくねらせて、まるで乳首を俺の手に押し付けているようだ。そうして、快感を得ようとしているのかと思うと、なんだかいじらしく思えて、つい虐めたくなってしまう。

  俺もそんな、その雄々しい身体から出たとは思えないほどの艶やかな声に反応してしまい、勃起してしまったが、それを利用して、スーツのズボンと中のパンツを一気に下ろし、ワザと彼の硬く引き締まった尻の谷間に逸物を滑らせる。そうすると、おもしろいくらい反応し、ビクンビクンと筋肉質な身体を無力に痙攣している。

  

  ああ、こんなに可愛いから...もっと虐めたくなってしまう。

  

  「んん...ちんぽ、ちんぽぉぉ...」

  

  「はい、ここまで...ね。」

  

  「ふぇ...」

  

  俺が言葉を発すると、熱に魘されたままの蕩けた表情をさらして、唖然として、しかし熱っぽい視線のまま俺を見つめてくる。

  

  「疲れたしよ~、メシにしようぜ。」

  

  「なっ!?」

  

  間の抜けたような表情の彼に、俺は更にそんな言葉を続けた。すると、直ぐに顔の締まりが戻り、驚きと欲していたものを貰えなかったことへの不満とで眉間にしわを寄せている。

  

  「こっ...ここまでしといて、そりゃねえだろ...」

  

  でも、次の瞬間には高まった性欲からか、まるで懇願するかのように弱々しいギリギリ聞こえる声で呟き、俺を見つめてくるけど、意地悪中の俺は気付いていてワザと無視する。そんな俺の反応に、諦めたのかため息を一つつくと、勃起したままの逸物がエプロンに擦れる感触に小さな喘ぎ声をこぼしながらも、トボトボと目に見えて落胆している姿も可愛いなと、つい見とれてしまう。

  

  

  割と酷いことをしてしまっているが、それでも何故か孝志は俺といてくれる。こんな無茶苦茶な俺のお願いも、聞いてくれる。行為の時は、いつも俺のことを好きだと言ってくれる。

  

  「なあ、孝志...なんで、俺なんだ...?」

  

  「...はあ、なんだよ...急に?」

  

  「いや...やっぱ、なんでもない...」

  

  いかん、いかん。また思考ダダ漏れしてしまった。直したほうがいいな、これ。

  

  「...俺も、よくわかんねえけどよ。

  おまえだけは、特別だったんだよ...これで、いいか///」

  

  俺が思考ダダ漏れに、ちょっと後悔していると、不意に孝志が言葉をかけてきた。その言葉に意識を引き戻され、思わず孝志の方を向くと、また耳まで真っ赤にしている。

  

  

  まあ、気持ちは分かる...言われた方の俺も何だか恥ずかしいし。

  

  

  「おっ、おう...なんか、ありがとな...///

  メっ、メシだ!メシにしようぜ!!」

  

  そんな気恥ずかしい空気に耐え切れず、必死に空気を変えようと提案するが、前を歩いていた孝志が、ぴたりと歩みを止めた。

  

  「どっ、どうしたんだ...孝志?」

  

  「...やっぱ、メシは後だ...」

  

  「えっ...!?」

  

  俺が理由を問いかけると、一言だけそう発すると、俺の前で自身の硬く引き締まった尻タブをもち、真ん中でヒクつく淫穴を見せつけてくる。

  

  「くそ...ようやく収まりかけてたってのによ。

  もう、ちんぽ我慢できねえよ...はやく、ケツマンにちんぽハメてくれよぉ...///」

  

  そして、切なげにそういうと、自身の武骨で太い指をその穴までもってきて、くちゅくちゅと卑猥な水音を立てて、俺を誘ってくる。この2ヶ月の間、だいぶ使ったからかずいぶんと慣れたらしく、解すまでもなく彼の淫穴は上等のケツマンコになっていて、指に少し力をいれただけで、簡単に飲み込んでいってしまった。

  そんなものを見せつけられて、俺の中の雄ももう黙ってはいられない。

  

  「ったく...俺の可愛い淫乱雌猫ちゃんは、仕方ねえなぁ...」

  

  俺はそんな悪態をつきながらも、彼の痴態を見て自分の股間でいきり勃つ逸物を彼の淫穴に宛がい、一気に貫く。

  

  「ん゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

  

  「はあ、はあ...孝志...孝志ぃ!」

  

  「あ゛あ゛ぁぁん゛!!

  しゅ、しゅきい゛ぃ!一誠も、ちんぽもお゛ぉぉぉぉぉ!!」

  

  

  

  

  

  あれから、俺たちはこんな日常を過ごしていた。意地悪したり、それに面白いように反応したり、獣みたいに交わったり...

  

  

  

  ほんと、信じられないような日々だけど...俺、孝志と出会えてよかった。

  

  

  

  

  

  

  ==おまけ==

  

  「ふぅ~、ただいま~っと。」

  

  「おう、帰ったか...正志。仕事お疲れさん!

  っで、どうだったよ今回は...お前好みのハードなのを選んどいてやったんだが、楽しめたか?」

  

  「いや~それがよ...なんか、手違いがあったようで俺が行った時には、別の虎獣人が輪姦されててよ。

  あとから行ったから、満足に楽しめなかったんだよなぁ~。」

  

  「手違いって、おいおい...大丈夫かよ、それ?

  他んとこの会社の?」

  

  「いや、一般人を勘違いでみたい...」

  

  「それ、もっとマズくね!?」

  

  「大丈夫だって...ちゃんと契約書にハンコ貰ってきたから、今回の件にうちは一切の責任は問われないようにしてきたしよ...」

  

  「いや、それもだけどよ...その虎獣人の方もだよ。

  おめえじゃあるいし、あの強力な媚薬使われたら、一般人じゃあ快感の廃人になっちまうぞ!?」

  

  「あ~大丈夫じゃね...あいつなら。」

  

  「あいつって、おまえ...その虎獣人と知り合いなのか。」

  

  「知り合い...っというより、俺の息子だ。

  流石、俺の性を継いでるだけあって、いい肉便器ぶりだったぜ!」

  

  「息子!?

  それはそれで...酷いな、おまえ...」

  

  「気にすんなって、頑丈さは折紙付きだ。

  それに、ちゃんと後処理もしてきたしよ...まあ、あの反応だと暫くはただのちんぽ狂い並になっちまうかもだが、1、2ヶ月もすりゃあ、普通に生活できるって!

  つっても、あそこまでされちゃあ、もうケツマン交尾に目覚めちまってるだろうが...俺の息子だからな、それは時間の問題だっただろうよ。」

  

  「おいおい...ったく、おまえらしいよ...正志。」

  

  「つーか、社長さんよ...そんな不測の事態もしっかり対処してきた有能な社員に、ご褒美はねえのかよ。」

  

  「褒美って...おまえなあ。」

  

  「仕方ねえだろ...媚薬は抜けてねえし、息子に一番おいしいところを持ってかれて、不完全燃焼なんだからよ。

  久々に社長の...誠也の極上ちんぽくれよぉ...」

  

  「ったく、仕方ねえな...息子の一誠が電話で話があるっていうから、それが終わってからな。」

  

  「了解...早くしてくれよ...ケツマンコが疼いて仕方ねえ。」

  

  「ったく、おまえは変わらねえな...」

  

  「おまえの愛しい恋人として...な。」

  

  「...ああ。」