【ドラパルト♂】ミイラ取りはミイラになりたい PART11〜「イダイトウだんご」を作ろう!(前編)〜

  「ドラパルトはん! ドラパルトはん!」

  「はい!……はい!……」

  「『はい!……はい!……』ちゃうねんドラパルトはん! ロボットちゃうねんでほんま! ほで、そんでな、ちょっとな、あんさんにお願い事、あんねんけど……」

  「な……何だ」

  「この頃ずっと食いたいもんがあるねん……」

  「と、言いますと……?」

  「だんごやでドラパルトはん!」

  「だんご?!」

  「せや、だんご! けどただのだんごやあらへん! 『イダイトウだんご』言うねん!」

  「『イダイトウだんご』?」

  「あんさんホンマ、どうしようもないアホやからもう忘れとるかもしれへんけど、ワイってヒスイいた頃にはごっつ人間様からごっつ崇め奉られてたやんけ?……それでな、人間様がワイにようく献上してくださったんが『イダイトウだんご』ちゅうワケや!」

  「(い……いちいち俺のことチクチクしないで欲しい……)」

  「でな? 『イダイトウだんご』言うからには普通のだんごとはワケが違うんやで! 何が違うか、あんさん、わかるかいな?」

  「そ、そんなこと言われても……」

  「何や? 前言ったこともう忘れたん?」

  「い……いや……そういんじゃ……」

  「ちっとはそのへんちくりんな頭使うたらどうなんやドラパルトはん! そんなんやから使用率でワイに負けてまうんやで?……」

  「うああっ……うああっ……!」

  「ドラパルトはん!……ドラパルトはん!……」

  「はい!……はい!……」

  「で、何がちゃうと思う?」

  「ま、まあ……だんごに何かをぶっかける……的な?」

  「ぶっかける? 何やそれ?」

  「いや、その……だから……ゴースト的な……何か? って言うべきなのか……」

  「……まあ、中らずと雖も遠からず、やで。ようく耳かっぽじって聞きなさんなドラパルトはん! 人間様はなあ、有難くもサマヨールはんのあくのはどうをだんごにまぶしてくださったんや……アレほど美味いだんごを戴いたことはあらへんでホンマ! ヒスイにおった頃はそれはそれはいつも食わしてもろてた……あの頃は懐かしいのう!……ワイも年経って色々あってガラルなんて辺鄙な土地落ち着いてもうたけど、今でも時々あの味を思い出して泣きそうになる時があるねん……叶わぬことと思いながらせめてほんの一日だけでもええのですわ! ヒスイの! あの! 海岸に我が魂を戻してくれへんかな……なんてアホな了見とはつくづく思うねんけど、お祈りせずにはいられまへんのや……」

  「だから、その……俺に、どうしろと?……」

  「ああん? ヒトの話聞いてたんかワレえ?」

  「はい!……はい!……」

  「『イダイトウだんご』が食いたい言うたやんけ! そんなんじゃ困るでドラパルトはん!」

  「はい!……はい!……」

  「何でもオーロットはんからこないだ聞いたねんけど……ガラルにはサマヨールがおるらしいやん?」

  「ま……まあ、いない……とは言わない……と思うけど……それは、つまり……」

  「つまりや、掻い摘んで話すで! あんさん、サマヨールはんに頼んでだんごにあくのはどうをまぶして欲しってワケや! そんな作り方は複雑やあらへんし、その辺のだんごに味付けすれば大丈夫や思うし……」

  「ちょ……ちょっと待ってくださいイダイトウさん!」

  「ああん? 何や?」

  「オーロットのヤツが言ったんなら、その……なら……あいつに任せればいいのでは?……」

  「もちろんそれは最初思うたんやで? けど、生憎オーロットはんちょいと用事があるって言いはるねんから……しゃあないからドラパルトはん! あんさんに頼んでるってワケや!」

  「……あ、あの街路樹……俺の腹揉むくらいしかやることないくせに……」

  「ああん? どしたんドラパルトはん?」

  「い、いや何でもない……」

  「せ〜や〜か〜らぁ、ちょいと、ドラパルトはんには迷惑かけることになるねんけど、ちょっくらだんご持ってサマヨールはんおるところまで行って来てくれへん? やることは簡単やでえ! だんごに『あくのはどう』! これだけや! なかなか簡単なお仕事、やろ?」

  「ま……まあ……」

  「ほんま一生もんのお願いやでドラパルトはん! お礼にワイの肩一生分叩かせてやるわ! がっはっは!……」

  「か……肩?……肩とは一体?……」

  「うごごごご……やないねんドラパルトはん! 細かいこと気にしたらあかんでえ! そういうとこやでホンマ! 枝葉末節! どうでもええことこだわりはっていつまでもグチグチ……! だからあんさんしょうもないドラパルトになってもうたんやでえ! だいたいワイの若い頃はもっとサッパリしとったわ、ヒスイというところではなあ……」

  「はい……はい……」

  [newpage]

  そういうワケで俺はこんな真夜中にガラル地方はナックルシティ!……北東の8番道路に来てるんだ……お前らもさっぱりワケがわかんないと思うけど俺もわかんない……わかりたくない……要するにまたもやイダイトウ! あの憎きクソデカ魚に無茶振りかまされたこの俺ドラパルトってこと……長く生きすぎてとうとう脳味噌にガタ来たのか、ここんとこ俺の扱いがいい加減になってきてるところある……これもそれも使用率マウント……俺よりアイツの方が使われてるからって調子こいてる……一度逆転されたかと思えばどんどん溝を開けられているような気がするのも癪……しかも一時期はちゃっかりウーラオスよりも上にきてたとか……俺にはちっとも納得できなかった……何せアイツがいかにひどい魚かっていうのはいくらでも証言できるんだ……機会さえくれればさ……だってアイツはあの手この手! 使って俺の尊厳! 破壊してくる……何度でも言うが俺はめちゃつよドラゴンなドラパルト……これでも一応聖なるドラゴン……だってのに……まるでその辺のサッチムシ扱い……とか言ったらイオブルに微妙〜に嫌な顔されるんだけどそれはそれ!……

  まあ、頭パルデアなお前らはもうガラルの地理のことなんて忘れちまってるだろ……チリって聞いたらすぐチリ……だとか何とか……パッと見の顔とキャラだけで食いつくのはオタクの悪いとこ……正直言って性犯罪者バカにできない……だいたいお前らはどうしようもないバカで……Poketter? X? Bluesky? レターパックで現金送れは全部詐欺です? だろうが何だろうが、脳死でいいね、リポスト……することしかできない……ハッキリ言ってこれはヒトガタの退化を本気で危惧せざるを得ないってところある……そうなんだ俺たちポケモンを使役するヒトガタってのは年々どうしようもなくバカになっていくんだ……それもこれもみんなスマホロトムのせい……アイツらは24時間365日上っ面の情報っていう害毒をお前らに垂れ流し続けてる!……けどお前らはどんどんバカになりゆく存在だからそんなこと一向気づかなくって……それでいっぱし頭が良くなったって思いこんでる……実際はその逆なのにさ……こんなんで100年も経てば、ヒトガタはサルノリ以下になること必定……そしたら俺たちポケモンどうなる?……またしてもヒスイ時代に逆戻り?……考えられない話じゃない……んだけど、そうなったら困るのはわりかし俺で……だって、まあ白状するがこれでも一応モンスターボール! 入れられてる身なわけだから悲しくもどうしたって依存しなきゃいけないわけで……おまけにゴースト・ドラゴン……いつまで生きてるか俺だって知れたもんじゃない……何せ俺は俺が俺であること自覚するずっとずうっと以前……水の中でぐうるぐる……してたんだから実質的に数億歳……だから生きれる内はずっと生存に関する小めんどくさいことの一切は依存してたい気持ちなんだ……ってわけでしっかりしろよ! ってヒトガタに檄! 飛ばしといて閑話休題!……

  ここガラルには8番道路というものがあってだな……ナックルシティの東側からキルクスタウンまで繋がってるんだけど、何を思ったか遺跡をそのまんま通り道にしてしまった……みたいなよくわかんないとこになってる……正直これを道路と言っていいのかどうか俺にもよくわかんない……だって道中草むらだらけだし、いちいちハシゴを上り下りして進まないといけないし……え? ドラパルトなんだから飛べばいいだろって? それはそう! けど別にいいだろそんなこと……まあ、そんなことはどっちだっていい……いいんだ……おまけに厄介なことに、野生のポケモンどもが好き勝手に闊歩してる……ここを通ろうとするなら一回はコマタナやらドッコラーやらガントルやらにウザ絡みされるのを覚悟しなきゃなんない……そのうえ、タイレーツどもが至る所で行進してるせいで遅延させられることもしばしば……RTA勢にとってはうんざりする要素しかない……それはもちろん俺にとってそう……だってもうこんな時間……夜はすっかり更け更け……ホントだったらそろそろシコシコ……してる頃……今宵も今宵で虚しく儚い妄想してさ……だって聞いてほしい……俺はまたしても今日も誰ともヤることできなかった……って俺の口からため息の一つや二つ……しながらね……けど、どれだけ悲しくたってこのチンポ……勃起することは避けられない……出したがってるんだ……いつか誰かの穴の中に出すことを夢見て……とはいえ、それは叶わぬ願い……さしあたっては……また他所で誰かヤッてるのを覗き見ながら妄想に耽るわけ……

  本当のこと言えばこんなことにいつまでもかかずらわってはいられない……ドラパルトは忙しいんだ……第一ドラメシヤたち……ちょっとでも目を離したらそれこそ親失格、ドラパルトのクズ……育ち盛りな子どもたちが間違った方向進まないように教え導いてやんないといけない立場……その思いは俺の場合なおさらいっそう……何せ俺が間違った方向進まされたんだから……あのクソ親父……ドラドラパルト……俺に癒しがたいスティグマガチグマ……残していったからにはさ……もう誰にもあんな辛い目には会って欲しくないって俺思う……時々はそういうこと言っとかないと、俺はひたすらバリコオルみたいな笑い者扱い……そうなんだ俺は決して断じて! ふざけきってるワケじゃない!……根は本当に真面目、誠実、切実で……心から真の幸せ探し求めて彷徨ってるってこと忘れちゃいけない……当然のものとして俺は俺の幸せ探究してるってだけで……ああ、好みのオスと気持ちいいエッチしたいなあ……って思うのも考えてみればその一つ……何も悪いことなんてないはずなんだ……ポケモンだろうがヒトガタだろうが、心の内側から本能的に……ヨクバリスがきのみしゃぶりつきたくなるのと同じこと……

  そんなわけで、俺はもうとっととこんなとこからおさらばしてとっとと自分の時間、耽りたい……それに、パッチラゴン……俺はいい加減そろそろ心というのを入れ替えて真剣にお前と……なんて思ってみたりもしないことない……そりゃあ俺はお前と気持ちよくエッチすることできなかった……それに対していまだに引け目、持っている……んだけど、何事も……何事もなんだ……折り合いってのはきちんと……まあ、これは帰って来てからゆっくりと話し合ってみよ……こういうのはいつやったって遅すぎるってことはないんだから……

  ただこう言う時にここぞとばかりに働くのが物欲センサーの物欲センサーたるところ!……まったくサマヨールなんてちっとも! 影すらも見えない! 夜なのに! ってことで俺は8番道路うろちょろ……7番道路側とキルクスタウン側を行ったり来たり……側から見れば何だコイツは……とか思われそう……実際通りすがるタイレーツ……さっきから何度も横すれ違ってるんだけど、だんだん表情が訝しくなってるように感じれる……そうやって人相で俺のこと怪しむの良くない……だって俺は健全なドラパルト……ドラドラパルトなんかじゃ無論、ない……そんなことしたらまた俺がどうやって生まれ育って来たかをうん時間かけて説明してやらないといけなくなる……まあ、俺としてはいくらでも歓ゲイ……だけど読者ウンザリ……ってなるの射精するチンポ見るより明らかなこと……我慢しなきゃ……こういうのも時には試練……とかいうと一気にクサい言い回し……だとか何とか……言うけれど考えようによっちゃそう……何せ俺はいちいちどうでもいいこと喋りすぎてきた……おかげで字数は嵩むばかりで……読んでる側には何のこっちゃ……正直PART8以降から俺が一体何してるかちんぽんかんぷんってヤツは多いだろ……もう少しわかりやすくストーリー! 語り聞かせる努力しないといけない……けど、これに関しては俺はちょっとだけ悪いって感じで……俺はホモで童貞でドラパルトでありのままに生きてるだけ……悪いのは俺のグチャグチャで支離滅裂な思考……そのまんま文章に垂れ流すヤツ……書くことを舐め腐ってて……だいたい書くことと話すことはイコールじゃない……Do you understand?……Wouldn’t it be nice?……I wanna make love to Koraidon……

  ああ、俺のコライドンお兄さん……お前と巡り会うことと比べればサマヨール一匹見つけ出すなんて容易……万が一にもガラルに来るわけないんだし……パルデアはどこまでも遠くって……そうなんだこんな汚れた土地に神聖なコライドンお兄さんが足を踏み入れるべきじゃない……きっとろくでもない目に遭ってしまう……あんな良い顔をエッチなガタイを見た日にゃ、世のクソホモども黙っちゃいない……だろ? 俺だって都合よく「だってポケモンだし……元はケダモノだし……」とか言って即ハメハメしちゃうかもしんない……そりゃ無理ないこと……って言ったらコライドンお兄さんに失礼かも?……だけど、お前らだってもう忘れちまったわけじゃない……だろ?……初めてコライドンお兄さん見た時に感じた心のときめき……あの高揚感をさ……キスしたいとか、あの胸筋を揉み揉みしたいとか、ケツしばきたいとかチンポしゃぶらせたいケツマンコにぶっこみたい! だとか何とか……俺の場合はやっぱりコライドンお兄さんのとか言ってたら急に脳みそブルブル! 脳裏に「CALL」! 浮かんでる……

  「……ふぅ」

  「な、何だ……」

  「何だよもクソもあらへんで! 何しとんねんドラパルトはん? そんなとこでボーッとしてたってサマヨールはんに会えへんでえ!」

  「い! いや、これはその」

  「その、って何やねん? ああん?……ったくほんま、頼むでえ! こういう時、頼りになるのはあんさんしかおらへんのやから!……」

  「そ、そんなこと言われても俺困る……」

  「ええから、ドラパルトはん! とにかく探し回ることやで! 一見いなくても、根気よく草むら探しとったらいつかは見つかるはずや!」

  「お……おう……(お前がやれ!)」

  「……サマヨールの出現率は15%と言われている」

  「い、イオブ、イオブ、イオルブ!」

  「……Dragapult」

  「……?」

  「pleraque facilia dictu sunt, sed factu difficilia.」

  「お……おう……?(へ?)」

  「……言うは易し、為すは難し」

  「お……おう……(へ?)」

  「ceterum abolitos paulatim patrios mores funditus everti per accitam lasciviam, ut quod usquam corrumpi et corrumpere queat in urbe visatur, degeneretque studiis externis iuventus, gymnasia et otia et turpis amores exercendo……」

  「?!?!?!……??????……」

  ああ、俺はもう何も言えない……It’s Eolb to me……とはまさにこのこと……いいかげんそんなペダンスティックな物言い止めた方が良いって忠告したい……けど、どうせパーティカースト最底辺の俺が嗜めたところでどうにかなる問題でもない……そうさ昔から今までイオブルブツブツ……あまりにも独善的に過ぎ……

  「……『実際、傲慢さと薄っぺらい謙虚さを混ぜ合わせたような、抽象的な自我による強迫観念的な繰り返しによって特徴づけられる言説が、どれほど堕落したものになりうるかは特筆に値する』」

  「……!」

  そうやって、いきなりやんわり! 俺の悪口言うのやめて欲しい!……俺はただカッコよくてエッチな雄とヤリてえよう……ヤリてえよう……思ってるだけなのに、それを傲慢でペラペラペラップ貶すのヒドい……狂いすぎて思わずキビキビ! したくなる……

  「……Dragapult.」

  「うああっ!……」

  「……Periculum in mora.」

  「……」

  「……遅れの内に危険あり」

  「お……おう……」

  こんな感じで通信途絶える……イオブルのヤツ、いつの間にこんなこと考えだした? ったくあのクソデカアタマムシ!……俺の脳みそがまるでアイツにどんどん支配されてるみたい……そのうち頭の中に爆弾が! とか本当にされそうでヤダ……まあそこで例えばパッチラゴン……「ドラパルトぉ! 許しておくれよぉ!」って言われたら喜んで爆散しちゃうけどさ……そういうお茶目なところもパッチラゴン的チャーミングさだと思うし……ただ、また変なこと考えたらイダイトウがグチグチ文句言ってくるに違いな……ってまた脳が! 震える! 震える!……脳味噌中の水分が泡立ててる! そんな感じ!

  「ドラパルトはん! おう、何か言うたか?」

  「うああっ!……ち、違う、何でもない!」

  「ほおん?……まあ、ええわ。あんさん、夜が更けないうちに、ちゃあんと済ますこと済ましてくるんやで?」

  「はい!……はい!……」

  こんなことされたらおちおち物も考えられない! 俺にとって考えること、駄弁ることがほぼほぼ全てってのに、この仕打ち! されたら俺はっ……俺はっ……そうやって理不尽にも俺のこと、フライゴンかクリムガンみたいにコケにするなら俺はチョロネコミーム! みたいになってやるんだから……頭を抱えるドラパルト……ちょっと手が短くて頭まで届かないんだけどそれはそれ……みゃーっ! みゃ〜あっ! みゃあああああああああああああああああああああああああああああああ!……

  「どうしたんだよドラパルトぉ!」

  「パ、パッチラゴン!」

  ほら見ろ! 俺が苦しんでたら案の定、すぐパッチラゴン! 気遣ってくれるじゃないか……喚いてる俺のこと、ふふっ、って苦笑……けどこれは決して俺のことバカにしてるってことじゃない! パッチラゴンなりの愛情表現ってヤツ……何せいきなり化石をそ〜れ、がっちゃんこ! されて現世に生まれた、生まれさせられたパッチラゴンだから、時に応じて適切な反応ができないの当たり前……むしろそこが可愛いし、守ってやりたい……魅力的だって思うべきところ……脳のないヤツはこれだから困る……まあパッチラゴン貶すような心もチンポもないような連中は俺が片っ端から呪ってやるんだ、へけけけ、けっ!

  「うん! 何も言わなくていいんだドラパルト……」

  「パッチラゴン……(かわいい!)」

  「大丈夫だよ……なんか大変そうだけど、きっと大丈夫なんだからさドラパルトっ!」

  「ああ、わかってる……わかってるんだパッチラゴン!(かわいい!)」

  「何かあったらいつでも話聞いたげるからっ! だから、一匹で抱え込まないで欲しいんだな……」

  「そうだな……(好き好き!)」

  「辛いことあってもさ、きっとオレと話せばちょっとは気持ち、ラクになると思うし、オレだってもっとドラパルトのこと知れればいいな、って思うし……!」

  「そうだな、パッチラゴン……そうなんだパッチラゴン……(かわいすぎる!)」

  「そうだよドラパルトっ! 辛かったら普通に辛いって言えばいいし、オレの前で泣いてもいいんだし……オレ、どんなドラパルトだって受け入れてあげられるもん!」

  「あ、ありがとうパッチラゴン……(かわいすぎる!)」

  「だから、その……アレさ、ドラパルトっ」

  「お……おう……?(かわいい!)」

  「応援してるから!……ガンバレ!……っていうと、なんだか照れるねっ」

  「パッチラゴン……ホントにお前は……(添い寝してくれ!)」

  「ってことだからさっ……うんっ、それじゃ頑張ってね、ドラパルト!」

  「ほ、本当にありがとうパッチラゴン……(添い寝してくれ!)」

  「……ドラパルトはん」

  「……はっ」

  「パッチラゴンはんとイチャイチャすんのもええねんけど……目的忘れてもらっちゃ困りまっせ」

  「も……もちろん……そんなことぐらい……(やかましい!)」

  「忘れてへんと思うねんけど、あんさんの目的は、ワイのために『イダイトウだんご』を作ってくることやで! サマヨールはんの『あくのはどう』で味付けすんのも忘れんでな!」

  「ああ……わかってる……わかってる……(お前がやれ!)」

  「わかってるは2回でええんやでドラパルトはん!」

  「はい……(わがまま!)」

  「だんごが固くならんうちに、パパッと済ましてくるんやで! ヒスイにおったころはそこんとこ人様はようやってくれたもんや! ドラパルトはんやってできんことあらへん!」

  「はい……はい……(お前がやれ!)」

  「あっ……そ、そっかごめんよ……ドラパルト、忙しい時に」

  「そんなことないんだパッチラゴン!(ベロチューしたい!)」

  「何をしてるかはオレ、ちょっとよくわかんないけどさ……とにかく、早く終わらせて戻っておいでね、ドラパルトっ」

  「もちろんさ!(ベロチューしたい!)」

  ああ、ほんとパッチラゴン好き……パッチラゴンのこと考えてると俺はやっぱり優しい気持ちになるのわかる……あったかいっていうか……ポカポカしてるっていうか……俺の心はいっつも荒んでるも同然だけど、だからといって荒れ果ててしまったわけじゃないんだって……オアシスだってちゃんとあるってこと、パッチラゴン通じて感じることできる……それはせめてもの幸い……わかってるつもりなんだ……結局のとこ俺にはパッチラゴン……お前しかいないんだって……ガタイの良さとケツマンの感じやすさ以外の何の取り柄もない雄どもに嫉妬して憧憬抱いて、遠回りしまくった俺のポケ生……よくよく考えてみたら周囲の幸福と俺の幸福を比べっこすること自体間違ってる! 俺は俺! それはそう!……だから、最近俺はずっと俺自身もちょっとしたおまじない、ってのをしてる……これを教えてくれたのは本当に偶然のことだったんだけど……もちろんにっくきカロンだとかましてや街路樹なんかじゃない……お前らはあまりのグダグダさに読み飛ばしたかもしんないけど、こないだ知り合ったばっかのサーフゴーがさ……アイツもたまには頼りになるところある……ねードラちゃんさー、ってサーフゴーめ……ちょっと一緒にパルデアでコイン探し回ったくらいで、もうギリ恋人未満のつもりでいるのは勘違いも甚だしいとは思うけど……これだってじゃあ仮に俺とコライドンお兄さんがリアルしたら? と考えると強ち否定することもできない……俺だってコライドンお兄さんの彼氏気取りするに決まってる……嬉しいか嬉しくないかってったら嬉しくはない……けど、気分としては全くイヤってワケでもない……まあ、別に全然タイプじゃないっちゃない……ドラパルトの心は複雑なんだ……

  そういえば、今のうちに俺の屈辱的な初夢の話をちゃんとしておかないといけないだろう……こないだもちょっとは話した……けどそん時はテッカニン的素早さで流しちまった……でもグズグズしてるとまた脳味噌ブルブル……カロンとイオブルがしつこい無線飛ばしてくるから程々に……とは言いつつも俺はあまりにも屈辱だったから多少の脳味噌の震えは我慢して語ることしたい……そうなんだ今年の正月は本当にヒドいものだった……当然その晩も酒盛りをして……俺は別に全然そんなことしたくないのに、カロンに街路樹にサーフゴー……勝手に寄ってたかって……面白がってイオブルとアップリューも……そして心配してパッチラゴン……お前らは本当一度パッチラゴンに頭下げて謝った方がいい……え? プテラ? オンバーン? アイツらは別……俺には知らない用事ってもんをとっくのとうに確保している……むしろ俺はそっちの方にお邪魔したくてたまらなかった! 1週間前のクリスマスだって互いのケツにシュークリーム! マホイップかましたってこと俺は知ってた……何故なら俺は全てを見てきたから……こんな屈辱的な生活4年近く続けてると、もう見ずとも見れるっていうか……アイツらが裏で何をしてるか幻視することさえできる……嘘なんかじゃない……そんでもって大晦日は除夜の鐘式……年越しまで雄同士の鐘鳴らしさ……ミカルゲよろしく108回堀り掘り……煩悩を取り除くごとろか丸ごとごっそり取り込んでいくスタイル……呪われればいいんだ……いい加減……

  また話が変な方向行ってしまう……けど俺としてはアイツらがどんだけいい思いしたかってことにずっと関心あって……初夢のことなんか正直言って話もしたくない……そりゃお前らは半笑いだか薄笑いだかするだろうけど……俺としてはひたすらに苦痛……なんだけど、話すと言ったのはこの俺であること確か……ったくしょうがない……お前らの下世話な好奇心憎々しい……ともかく、俺たちはまた年明けだからって酒飲み明かしてた……クズなことに酒が入るとあっという間に気分良くなってきて、今の状況もまんざら悪くないって思うの不条理……カロンと顔付き合わせていえーい!……だの、街路樹に腹揉まれてなんかちょっと気持ちよくなっちゃったりだの……サーフゴーと一緒にスマホロトムで自撮りしちゃうだの……繰り返し言うが俺は断じてコイツらのこと好きじゃない……嫌い寄りの嫌い……勝手に付きまとって迷惑なことこの上ない……それに便乗してクソリンゴもドラメシヤたちよろしく俺の頭乗っかってくる……おいドラパルトードラパルトーだのうるさくてたまんない……カミツオロチのなり損ないめが……その脇でイオブル浮いてる……じーっと俺たちのことを観測してる……きっと俺の無様な様子を第5宇宙辺りで中継してるに決まってる……あっちの世界でも俺はみんなの笑い者……ただ気持ちのいい思いしたいだけなのに……ところでドラメシヤたち! もちろん当然ばっちし忘れちゃあいない!……パッチラゴンの腕の中! ぐっすり! そのためにパッチラゴン来てた……俺たちがあまりにもクズだから子守りもおろそかになるかもって本能でわかってくれる……聖なる——断じて、断じて「性なる」じゃない! そう言おうとしたやつはもれなく呪ってやる!——パッチラゴンはお酒飲まない……ごもっともなこと……飲んでる俺が言うのも何だがこんなものは飲むべきじゃない……ポケモンだったらなおのこと……冷静な判断が失われる……テンションが高ぶって何周もぐるんぐるんと回った挙句変なことしだす……だって酔っ払ってる時は本当に俺は何だってできるし赦される気がしてくるんだ……イダイトウのしかめ面イヤというほど見つめてもイヤな感じしなかったりとか……なんだかんだじっと見つめ合っちゃって、後々後悔すること間違いなしってわかりきってるのにこれだから……——がっはっは! ドラパルトはんホゲータみたいな面しとるやんけ! あんさん、どや? ワイもなかなか男前やろ? 何せヒスイ! 伊達に生き延びてきたワケやあらへん! あの頃は群青の海岸の水ポケモンどもは悉くワイにゾッコンやった……ここだけの話やけど、共寝をしたことやって数えきれへんほどあるんや(そこでイオブル!……「籠毛與 美籠母乳 布久思毛與 美夫君志持 此岳尓 菜採須兒 家吉閑名 告紗根 虚見津 山跡乃國者 押奈戸手 吾許曽居 師吉名倍手 吾己曽座 我許背齒 告目 家呼毛名雄母」とか言うけど俺には何のことだか……そういうのほんと良い加減にしてほしい……)……あんさんにやから言うけど、ワイも雄も雌も分け隔てのう接したもんや……顔のええ進化したてのギャラドスのこと、今でもよう思い出すでえ……——おっと、俺はカロンのそんなこと話したいワケじゃ全然!……ましてや抱きたいわけも抱かれたいワケもない! クソほども! それにクソホモども! 俺がこんなとこで延々遅延させられてるあいだに何発精子放ってるやら……そのおよそ何でも受け入れてしまうガバマンに何突っ込んだ?……俺だってその様子間近からニヤニヤしながら眺めて眼福になりたい……俺だけがそれできないの不平等……俺はドラゴン……れっきとした上級ポケモンであってこんなやつらのグダグダに付き合う謂れ少しもない……のに、この不毛さから抜け出せないの正直言って苦しい……

  ——ドラパルトさん……ふふふっ……今晩こそ、僕っ僕と……!

  ——ひゃっ! ひゃめろう!……ひゃめっ! ろうっフ!……

  油断すると背後から街路樹が襲ってくる!……そうやって俺の緊張解けてるときに腹揉んでくるの狡猾にも程ある……言っとくがお前なんかに66666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666666回言い寄ってきたって俺が靡くことなんてありえない!……ンカリオがバリタチやるくらいには! って言っときたい……けどこの憎たらしいアルコール……気分は良くないけど気分良くなってくる……ドラパルト特有のジト目で街路樹をにらみつけてると、なんだか……こう……もちろんそんなことはありえないって前置きしての話……だけど……俺としてはこんなこと軽々しく口にしてしまったら本当になってしまうの恐ろしいから言わないようにしたい……ドラパルトさんのお腹……僕は好きだなあ……とか言われても反応に困る……どうあがいてもちょっぴりムチムチ……なってしまうカラダめちゃくちゃ気にしてるのに……でも結構締まってると思います……って謎のフォロー入れるのもやめてほしい……だからどうした! 仮にどうかしたとしたって、モテるのはお前みたいなどうしようもない街路樹ばかり……

  ——あはははードラちゃんウケるー!

  とか言いながらサーフゴーのヤツめ……ロトムスマホと結託……勝手に写真撮ってるし……そうやってPoketter……じゃなくてS⚪︎Xあたりに無修正でアップするのやめてほしい……そんなことされたら、いらぬ勘違いをされそうで……よしんばお似合いだとか言われても俺大いに困る……第一ドラパルトと街路樹なんかじゃ不釣り合いにも程があるってこと考えなくともわかること……なんだから言ってくれるな! それに、変に口に出したらホントのことなりそうで怖いってところある……俺はこれまで散々悪夢のような現実! 見させられてきた……俺はいまだにリアルのように覚えてる……マッチョな獣人になったイダイトウに酷い目遭わされたこと……PART ნ……あれは夢か現実か……正直俺もわかんなくなってるところある……

  ああ、でもそんなことさしあたってどうでもいい! 俺の眼中にあるのはただ一匹!……まあ言うまでもないことだけど、話突然変わるけど、話さないわけにはいかなくて……何てったって俺のコライドンがさ……でへへへ……イケメンでスケベなのはと〜ぜんとして、バトルに出しても超〜強くって……場に出ていきなりひひいろのこどう……使ったらただでさえマッチョなガタイがいよいよムッキムキになって目のやり場に困るくらい……ホントカッコ良すぎて俺のうるおいボディはもうびっちゃびちゃに濡れちゃいそうなんだけど……ランクマなんてうっちゃってこのまま夜のポケモンバトルにイッちゃいたいくらいなんだけど……そんな言い回しは安易だって俺はばっちしわかってるから安心して欲しい……で、その引き締まったカラダ! 鍛え抜かれた、ボディ! そんなんで、かますアクセルブレイクのまあなんて凶悪なこと……面白いようにみんなバッタバッタマメバッタ……

  [uploadedimage:18117753]なぜコライドンお兄さんはこんなにもエロいのか? Hなのか?……こんな問いを立てること自体コライドンお兄さんに対する侮辱に他ならないんだけど……この恵まれたボディラインを見て、何も感じないっていうんなら俺はもうお前と一切の言葉を交わしたくない……よくよく見なくたって絞った雑巾のように締まった力強い腕のフォルム……そこから地続きに続くラインが見事な胸筋の存在感を印象付けてる……下から手を添えれば間違いなくタプタプと揺れることだろう……胸に負けず劣らず膨れ上がった背中の見事な鍛えられ具合も見逃すわけにはいかないんだ……これがまさしく雄の背中ってもの……いろんなものを背負い込んでしかも勝つにはこれだけの背中してないとお話ならない……だろ? 俺としてはそこを労ってやりたいな、って思い相当……

  ……その上バトルが終わったら終わったでイワンコみたいに腹出して、舌出してかまちょポーズを決めてくるんだからズルすぎる……こんなガタイのいいかわい子ちゃんがいるわけは普通はありえない……けどコライドンお兄さんは全てを可能にしてしまう……そりゃ俺が初めてその姿目にした時から見込み続けてきたことある……イーブイ1万匹分の尊さがあのカラダには詰まってるって断言できる……どうせイーブイをキャピキャピ……言ってる連中はウインディの腹の色さえわからないミーハーだらけで何も信頼置くことできない……だいたい上っ面の可愛さだけで思ってもないことべちゃくちゃとよく呟けるもん……まあ、俺だって浣容なドラパルトではいたい……からそんなに深挿りはしないけど……そんなことよりコライドン! 伝説環境とかいうねっぷうに煽られて俺の使用率は60位台に転落したけどそんなことはもうどうでもいいんだ……俺にとって一番はコライドンお兄さん……じゃなくて兄貴!……こんな強くてカッコよくてスケベでセックスも上手な雄のことお兄さん呼びなんてそろそろ失礼! だと思ってた! これからは兄貴って呼んでやらなくちゃいけない……そんで俺は徹底的に格下ドラゴンとして媚びに媚びてやる……尽くすところまで尽くしてご奉仕だってたっぷり……むしろそれは俺にとって悦び……この上ない……大いなる…・・・お疲れ様ですコライドン兄貴! 今日も強かったですね! いっぱい動いたらムラムラしてきましたよね! ですよね! だったら俺のケツマンコ! バトルの間にいっぱいほぐしてきたんで好きなだけ使ってください! 俺はあなたのオナホになるために生まれてきたんですコライドン兄貴! それに俺はドラパルトだから火照ったチンポにはちょうどいい冷たさで! これで疲れたカラダもばっちし回復! ポケセンでピンピンピロリン! 何かよりよっぽど!……かいふくのくすり10000個分くらいに効果保証……

  ああ、コライドン兄貴とセックスしたいなあ……そう願うからには、もちろん俺は何もしないってワケにはいかないのわかる……コライドン兄貴にふさわしい雄って誰からも言われるようにしっかりオトコ! 磨かなくっちゃならない……強さはそれなり……そりゃもちろん……ただそれだけじゃまだ足りない……流石の俺だってそれくらいわかるようにはなってきた……要するにおしゃれ……着こなし……ありのままの俺を受け止めてほしいのはそりゃそうなんだけど、やっぱりパッと見の印象は何者にも変えられないところある……ってことで、これを見てほしいんだ……

  [uploadedimage:18117860]※そのままで載せるとまた規制くらうからモザイクなのは勘弁してほしい! けどモザイクを貫通できるのが俺だから……

  っかあああ! どうだ、レーサースタイルの俺カッコいいだろー……っぱ一番はドラパルトなんだよなあ……速さはガラル全1! 速いヤツは当然モテ!……でもってこのもちもちボディで寄ってたかってくる雄ども選別……どうでもいいやつには餞別……一流レーサーはいっぱいセックスする相手持って当然で……浮き名を流しても余裕で許される……そんなレーサースタイルを抜群に着こなせるゴースト・ドラゴンはいるんだ……ギラティナのことでは全くない……あんなムカデと俺のこと一緒にしないでほしい……そういえばギラティナ……いまだにやぶれたせかい? あたりから俺のことたぶん観測してるっぽい……何せ、まあ時々は話しとかないとお前らにはわからないことだろうから俺が親切にもご丁寧にも話してあげてるわけだけど、それで別にお前らに対して好意を得ようという気は微塵もない……何の取り柄もコネもないお前らなんかに好かれたって俺のステップアップには何一つ寄与しない……いい雄だってまともに紹介できないお前ら……まあそんなことはどうでもいい!……とにかく、そもそもカロンもサーフゴーのヤツも元はと言えばアイツの手下でさ……一度俺が死んだからとか難癖つけてあの世へ連れてこうとしたんだ……

  で、一体俺は何の話してた?……そりゃ愚痴りたいことは山ほど……ただドラパルトとて要領はヒトガタほど決してイクない……だから話せば話すほど話すことが溢れ出てくる有り様でさ……もちろん俺はわかってる俺は初夢の話を詳しく話して聞かせようってこと……だけど本心から言えばそんなこと話したいってワケでもない……俺は迷いの中にあるってこと……それにそもそも俺は何をしてる?……なんてこと言ったら俄かに頭! ぶるるるる! トゥルルるるるるる!

  「ドラパルトはん! ドラパルトはん!」

  「ああ!……ああ!……」

  「そんなん言うてる場合やあらへんやろ! ああん? おう、なんか言うたらどうなんやこんのクソホモ童貞……」

  「はあっ……はあっ……あっ!……そのっ!……はい!……はい!……」

  「そもそも、いまあんさん、どこにおるん?」

  「そ……そりゃ8番道路……」

  「そこ、7番道路やで」

  「へ?!?!?!」

  「……」

  「……」

  「おい、何をしに来たか、忘れてるわけやあらへんやろな? ああん?」

  「も……もちろん! 俺はドラパルトで……ちょっとは頼りにしてほしいです……」

  「……まあ、今回は許したるわ」

  「お……おう……」

  「ドラパルトぉ!」

  「パッチラゴン!(パッチラゴン!)」

  「大丈夫かよドラパルト!」

  「そりゃもちろん!(好き!)」

  「良かった!……時間かかってみるみたいだからちょっと心配してたんだ……けど、やっぱりまだまだ時間、かかりそう……かな?」

  「ああ、そうなんだパッチラゴン……すまないパッチラゴン……(かわいい!)」

  「大丈夫だよ、全然心配なんかしてないんだからさ!……でも、その、何て言えばいいんだろな?……」

  「??????(かわいすぎる!)」

  「……あんさん、パッチラゴンはんにそんなこと言わせて恥ずかしくあらへんのん?」

  「な、何が……(やかましい!)」

  「んっとねドラパルト……やっぱりあんまり時間がかかりすぎるとみんな困っちゃうから……ね?」

  「そ、そうだな!(パッチらごおン!)」

  「うん!……うん!……わかるなら大丈夫だよ、ドラパルト!」

  「わかってる! 頑張るよパッチラゴン!(可愛すぎる!)」

  「とりあえず8番道路? だったっけ……しないといけないこと、しなくちゃね」

  「もちろんさ!(そうなんだパッチラゴン! だから俺はいっつも考えてる……つまりさ……パ……パ……ああ、これだけ言うだけでもう胸がドキドキして心臓がげきりんしてしまいそう……それは無理もないことでもっとも……いや、こんなこと口にするだけでこんなにも辛い思いしなきゃならないってのはちゃんちゃらおかしいってのはわかる……パ……パッ……パッチ……パパパパパパパ……そうなんだパッチラゴ……パッチラ……別に焦らそうとしてるわけじゃ全然! これは単に俺の心の弱さであって……いや、もうこれ以上無駄に字数重ねるのはやめだ! つまりはこういうこと! パッチラゴンとSEX! ってことを! そうなんだパッチラゴン……俺はお前と実を言えばSEXしたいってずっと思ってるし願ってる……だってそうすりゃ何もかも話早い……俺はパッチラゴンのこと好きでお前も俺のこと好き……躊躇う要素なんてどこにもない……はず……本来は……何せ一度はお前のお尻にチンポ挿れたことのある俺だもの……まあ中折れしたんだけどね……ただそれはパッチラゴン! お前が悪いわけじゃまったく! 理想が高過ぎた俺のせい……わかってるんだそんな理想高く掲げたって無駄なこと……愛ってのは……そうなんだ……どこかで折り合い! つけないといけないものって……そりゃ現実は無情……いや、お前を愛するって現実が無情って言ってるわけじゃないんだパッチラゴン! ああ、俺は口開けば開くほど自分のボロ曝け出してく……元はと言えば俺は生きてるべきじゃなかった……それはそう……モテたいくせに自助努力せず、モテないってことわかりきってるのにガラルで一番モテるって思い込んでる……救い難い存在であること確か……だから何度死にたいって願ったか……いや、正確には俺はゴーストでもう死んでるから死に直すって感じ……なんだけどそれはそれ……パッチラゴン! 俺は叫ぶ! パッチラゴンとSEEEEEX! ってこと! SMAAAASH!! みたような感じ! だから、ここのところ俺はずっとこの二等辺三角形の頭ン中で考えコネコネ……パッチラゴンとSEXするイメージトレーニングってヤツを……そんな説明聞きたくないかもしれないが説明してやる……俺はグダグダとパッチラゴンにダル絡みをしてるってとこからスタート……そうさ、どうせまた今日も俺は誰ともヤることできなかった……ああ、ヤリてえよう……ヤリてえよう……ってな感じで……俺はパッチラゴンのちっちゃな腕に抱き抱えられてガキみたいに喚いてるけど、パッチラゴンはそれでも優しく俺の頭ナデナデ……してくれてる……こういう場面から、不意に俺が口先を突き出してパッチラゴンにキスする……いきなりだからびっくりするかもだけど、そこはパッチラゴン……あっさり俺のこと受け入れ……しばらく甘い水音立てながら俺たちはベロチューし合って……それは絵面的にも決して悪くないはず……だって俺たちは可愛いし……そんで当然の如く俺の口……パッチラゴンお口……間にはアリアドスの糸よりも細く美しい糸が引いてる……俺たちは照れ臭く笑う……そうしたら今度は俺が思い切って言うんだ……パッチラゴン!……ああっ、俺はっ……俺はっ……って言いかけるところをパッチラゴン! 大丈夫だよ、ドラパルト、何も言わなくたってオレ、わかるんだからさ……って言って……この流れを10回×3セット! みたいな感じ!……仲睦まじいキッスは何回やったっていいんだからさ……ただ、俺たちが愛を確かめ合うには当然足りない……俺は本当の意味で雄になんなきゃいけない……なあ、パッチラゴン、って俺言う……俺と交尾してくれないか、って俺は言う……うん! ってパッチラゴン言う……俺たちの尻尾は無意識に絡み合ってる……睦み合ってる……言葉なんて要らない……俺たちの絆、繋がり、言ってみればLOVE! なんかには……まあ、もちろんお互いその手の経験はウブ……だからしばらくは顔見つめあって苦笑い……尻尾でサワサワ……両手でサワサワ……してるうち、いつの間にやらそそり立った『棒』とやらをパッチラゴン見出す……頭のトサカくしくし……させてから最初は恐る恐る……次に思い切って根本を掴み! そのままお口で咥え込む……ゆっくりと……粘膜と粘膜……甘美に絡みつく音立てるのが否応なしに官能唆る……そりゃパッチラゴン……しゃにむにやってるところある……けど、そこが可愛い……俺のこと気持ちよくしたいさせたいってそれだけで熱心にしゃぶりつくのほんとエッチ……その頑張りに俺だって応えてやんなくちゃいけない……ほら、口の中で俺の棒はどんどん大きく硬く太く熱くなってく……パッチラゴンの口の中に出したいって欲が溜まっていく……無論、我慢汁すでにいくらか……ちょっと塩辛いんだな……パッチラゴンのパッチりお目目……ギュッと閉じるのでわかる……それでもねっとりとしたフェラチオやめない……望んでるんだ……パッチラゴンだって俺と幸せになりたいってこと……俺だってそう……そんなことはもう最初からわかりきってたことだった……俺はお前と幸せになるべきだって……ああ、このまま口内射精! しちゃいたい気持ちもかなりある……けど、射精さないといけないのところもっとある……本当に……そこを乗り越えられてこそ……手でポンポンとパッチラゴンの顔優しくはたいて合図……ゆっくりと頷く……口を離す……パッチラゴンの唾液でコーティングされた俺の“棒”が外気に晒されて気持ちいい……ピクピクしてる……まるで子どもみたいに! だなんて! まあた俺たちは顔見合わせてる……もうデキてるみたいにさ……でもこれなら俺たちいい夫夫になれそう……パッチラゴンは性別不明だけどジェンダー的には雄だろう……きっと……ってことしとく……ともかくそうなんだ俺たちはお似合いで……きっと未来永劫いい関係築くことできると思う……長い? クドい? とっとと話を進めろ? そんなこと言われたって俺たちの幸せなんていくら言葉尽くしたって足りないくらい……そんなこともわからないお前らはどうせ不幸せ……情けない現実逃避しかできない……俺はお前らとは違うから……けどそんなことはどうでもいい! 大事なのはここからなんだ……何度でも繰り返すがかつて俺はこの時パッチラゴンとうまくSEXすることできなかった……理由はもう言いたくない……んだけど敢えて言うとパッチラゴンは上のカラダと下のカラダでは感覚が分離してる……ってことになってる……そのせいで、いくら俺が腰降っても下半身の気持ち良さをパッチラゴンの上半身は感じとることできない……まあ、元は別々のカラダだったんだもの仕方ない……とはいえ、俺は掘ってるときにウケの喘ぎ声を聞けないと全然興奮しないという困った性癖持ってる……そこをどう折り合いつけて中折れ避けるか……ただ、俺はもう今までの俺とは違う……だいぶ……そもそも何だってそうさ思い切って恐怖心! 乗り越える勢いでないと何もできない……俺は俺のからをやぶることできない……結局機会ってのは待ってたって来やしない……壁は乗り越えるもの……あるいはすり抜けるもん……とにかく、俺はあの時と同じ姿勢にパッチラゴンさせて、恐る恐る尻尾の付け根をめくるんだ……ぽっかりとしたアナルを俺見る……それはなんて可愛らしく……いわばパッチラゴン的な……俺はゴクリと息を飲む……もちろん初めは時間かけて慣らすところから……あまり早すぎたらいけない……時間かければかけるほど良いって気持ちでじっくりとやってくんだ……一本……二本……三本……丁寧にやっていけば、全部ちゃあんと挿入っていくはず……時々中で指を拗らせたりして、反応を伺ってみる……もちろんパッチラゴンの上半身は何も感じない……何が起きているかいまいちよくわかってない……それはむしろ俺が伝えてやらないといけない……そう……言葉の力ってヤツ……ほら、パッチラゴン!……いま俺の爪先が3本挿入った……直腸の抵抗を受けながらゆっくりゆっくり奥まで挿入っていってるぞ……これで、付け根まで何とか収まったよパッチラゴン……うん! ってパッチラゴン言う……俺はコクリと頷きながら次のステップに移る……ほうら、めちゃくちゃ前後させてるぞパッチラゴン! 俺の爪が出たり入ったりするのに合わせてお前の下半身もピクピクしてる……ドラパルトっ、ドラパルトっ……そんなこと言われると照れちゃうよ、ってパッチラゴン……ほんのり顔紅くする……けどこれがいいんだ……)」

  「ドラパルトはん! ドラパルトはん!……ごらクソホモ童貞!」

  「はい!……はい!……」

  「何ボーッとしとんねん! はよ8番道路に戻れや阿呆ぅ!」

  「わ……わかってる……わかってる……」

  「ほら、はよ行ったらどうなんや……」

  「はい……」

  そりゃイダイトウさん! わかる! わかるさ……けど、なんてったってサマヨール! 見つかんないんだから仕方ない! いやまあ、そもそも場所が違かったら元もKommo-oないってことはわかる……けどその辺はジャラランガ……適当に鱗でも鳴らしてごましときゃそれでいい……ああ、そうなんだサマヨール! お前がとっとと見つかってくれればまたしてもミイラ取り……グダグダ長引くこともない……今回に限っては話進まないことについちゃ俺はちっとも悪くない……ただサマヨール……出てくればあとはパパっと! 用事済まして終わるだけ……なのに、そうやってまた妙な間なんか用意して……俺は沈黙に耐えらんないタチだってこと知っててそういうことする……そりゃ喋るさ……あることないこと、どうでもいいこと……けど、今回はわりかし穏当だったって思ってほしい……そりゃドラパルト……俺だってそれなりに理性ある……コライドンお兄さん/兄貴のことなら100万字費やしたって話し足りないとは思うけど……それにしても、そろそろカロンのヤツ、流行りに乗じてチリちゃんに媚びてきそう……コガネ弁捲し立ててるからってそれだけで……それは絶対流行らないし流行らせない……

  え、初夢の話? 俺には一体何のことだか……俺はまだまだサマヨール! 探し続けないといけないんだ……その話はまたいつか!……まあ、するかどうかなんて俺次第、なんだけど……