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イケメン狼獣人がぽっちゃり少年を娶るはなし。【74ーハンデットとシイスの話】
「なんだ、これ?」
俺の部屋で。いつも通りに、ベッドの上に座っているハンデットが、不思議そうな声を上げる。それが聞こえて、ハンデットの手元を覗き込んだ。…あ、と思わず声が漏れる。
「わーっ!それ見ちゃ駄目!」
慌てて、ハンデットの手からそれを奪い取った。隠すようにおなかに丸めるけれど、ハンデットはきっとしっかり見てしまったに違いない。不思議そうな顔をしたまま、クリソベリルの綺麗な色をした眼を軽く眇めた。そんなハンデットに、喉奥でうう、と唸りながら、隠したそれをおずおずと差し出す。
「…その、ハンデットの縫いぐるみを作りたくって…」
「縫いぐるみ?」
丸めたままのそれを、俺の手から受け取りながら。ハンデットがまた、不思議そうな声で俺に問いかける。彼の手のなかで、渡した布が丁寧に開かれる様を見遣りながら、ハンデットにくっついて俺も頷いた
「うん。俺、フラフィーと友達になったじゃん?フラフィーって、縫い物凄いうまいんだよ!
何の気なしにフラフィーの名前を出してしまってから、…あ、と気づく。そうだ、ハンデットって前にフラフィーのこと、きっと好きだったんじゃん!どうしよう、俺がフラフィーと仲良くしてるって言ったら、ハンデット、あんまりいい気はしないのかな?俺は、ハンデットがフラフィーのこと好きだったって言われても、それはきっと俺とハンデットが出逢う前のことだろうから、気にしないんだけど。だって今、ハンデットが好きって、結婚したいって想ってくれてるのは、紛れもない俺なんだから!
でも、ハンデットは俺とフラフィーが仲良くすることをどう思ってるのかな、って。なんとなく、内心でおろおろしてしまいながら、ハンデットを見上げる。…ハンデットは、俺の言葉に特に何も思っていないように、広げた布を見遣りながら『へえ』、と声を上げた。
「そうなのか、良かったな」
そう言って、金緑色の眼を細めながら俺の頭を撫ぜてくれるハンデットに。安心して、俺も『うん!』と大きく頷きながら笑った。…良かった。ハンデットは、フラフィーに対して、もう、何も思うところがないみたいだ。やっぱり、俺の大好きなひとが、俺の仲良しの友達に、…仲良くしてたら困るな、とか思うことがあったら、俺も哀しいから。俺とフラフィーが仲良いことに、良かった、って笑ってくれたことが、すごく嬉しい!満面で笑いながら、彼に更にくっついて、シャツ越しにふかふかの獣毛に頬を寄せた。
「でも、何でまた縫いぐるみなんだ?」
そんな俺に対して、ハンデットはどうやら作り掛けの縫いぐるみのほうが気になるみたいで。広げた布の表側、ボア生地だという彼の獣毛みたいにふかふかの生地を触りながら、再度俺に問いかけてきた。…なんでって、そりゃ。
「え、だってハンデットの縫いぐるみだよ?そんなの、絶対に作りたいじゃん!絶対可愛いし、俺も頑張って可愛く作るし!なんていうかさ、…ハンデットが傍に居ない時でも、ハンデットの縫いぐるみが傍にいてくれたら、寂しさも減ると思うんだ!少しでも、ハンデットといつも一緒、って気持ちになれると想うし!」
思わず両手を握りしめながら力説すると。少しだけ驚いたようにハンデットが眼を見張ってから、その眼を優しく細めた。勿論、俺がフラフィーみたいにそっくりにハンデットの縫いぐるみを作れるとは思ってないし。例え凄く上手に出来たとしたって、縫いぐるみがハンデットの代わりになるとも思ってない。…でも、逢えない時にハンデットの縫いぐるみを抱き締めてたら、きっと寂しくないと想うんだ。縫いぐるみを抱っこしながら、次に逢えることを考えてたら、…きっと、もっと嬉しくて、逢えることが楽しみになる。
そう想いながら、大きな声で言葉を紡ぐと。ハンデットが少しだけ照れたように笑って、彼の腕が俺に回る。そのまま、軽々とした様で抱き上げられて、彼の膝に乗せられた。…こんな、肉付きの良くって重い俺を、そんなに軽々と抱えられるのは、きっとハンデットだけだよ。そんなことを想いながら、俺まで少し照れてしまって。はにかみながら、ハンデットに抱き着いた。ぎゅう、と俺の方から彼の背へと腕を回すと、包むように彼の逞しい腕が俺に回って抱き込まれる。…こんな風に、ハンデットの腕に抱き込まれる瞬間が、俺はすごく好きだった。あったかくて、力強くて、逞しくて、それでいて優しい彼の腕は、…抱き締められてると、凄く安心するから。
自然と彼の腕のなかで目を閉じる俺に。ハンデットの顔が、俺の方へと寄せられる気配がして。
「…そんなもん作らなくても、もうすぐ、ずっと一緒に居られるじゃねえか」
お前の気持ちはすげえ嬉しいけど、俺の縫いぐるみよりも俺にしとけ。そんな笑い混じりの言葉が、…俺の耳元で低く溶ける。それだけで、俺の背筋は甘く震えてしまった。ハンデットの声は元々低いけど、…えっちなことをする時は、もっと低くて、囁くみたいな息混じりの声になる。今、ハンデットが俺に囁いてくれたみたいに。だから、その声を聴くだけで、…俺の身体は反応してしまう。勿論、まだえっちなことをした回数は、そんなに多くないけど。それでも、…俺が彼のその声を覚えるには、充分だった。そのくらい、俺はハンデットのこの声が、…凄く好きだ。
…この部屋で、初めてえっちなことをしてから。ハンデットは、なんだか積極的になってる気がする。今までは、俺から抱き着いたり、手を握ったりすることが多くて。ハンデットがそんな俺に照れながら、抱き締め返してくれたりすることが多かった。でも、…今はハンデットから抱き締めてくれたり、キスしてくれたりしてくれることの方が多くて。そのたびに、俺はそんなハンデットに、心臓が爆ぜるくらいにどきどきしてしまって。…ただ目を閉じてハンデットに身を任せるばかりになってしまう。
今も、ハンデットの顔が俺に近づいてきて、…どきどきしながら目を閉じた。ちゅ、と音を立てて軽くキスをされてから、唇を合わせて深く口づける。舌を絡めるようなキスも、大分慣れた。とは言っても、心臓は破裂しそうにどきどき高鳴ってるんだけど!ざらざらとして薄い舌が、俺の舌に絡んでちゅ、って吸われる。俺の舌を削ぐように彼の舌に擦られると、それだけで頭の芯がじんと痺れて、蕩けるみたいにとろとろになる。
そのまま、…キスをしながらハンデットの腕が俺の服の中に入ってきて、…目を閉じながら、ぶるりと身体を震わせた。彼の指が俺の膚をゆっくりと滑って、既に少しだけ膨らんでしまっている俺の乳首を、鋭い爪先で軽く弾く。それだけでもう、俺は腰まで震えてしまって、ハンデットの背に腕を回して指を立てた。薄いシャツの下の獣毛に、俺の指が沈む。
もう何度も弄られてるからか、俺の乳首は前よりも少しだけ、大きく膨らんできてる気がする。彼に初めて触られたときから、彼の指で転がされるだけで気持ち好くなってしまっていた俺の乳首は、今では摘ままれるだけで硬く痼りたってしまうほどだ。
彼の弾力のある肉球で、圧し潰されて捏ねられるように転がされることも、腰が浮いてしまうくらいに気持ち好いけど。…その鋭い爪で、乳首の先端をくじられることが、俺は一番好きだった。まるで乳首の先端に小さな切れ込みでもあって、そこからなかに、ハンデットの爪が入ってくるみたい。そこに爪を入れられて、くりくりって穿るように動かされると、気持ち好くって堪らない。そうされるだけでおちんちんが大きくなって、…そのまま透明な先走りを、だらしなく噴き零してしまうことも度々だ。
そんな俺の反応は、ハンデットにも気づかれてしまってるに違いない。最近は、…ハンデットは乳首を弄るときには、いつも乳首の先端に爪を入れて、ぐりぐりって抉るみたいに穿ってくれるから。
俺の乳首を弾いたハンデットの指が、そのままぷくりと膨れた乳首を指で摘まんだ。そのまま、…いつもしてくれるみたいに、乳首の先端に彼の爪が緩く入り込む。そこをぐりぐりって穿られて、ハンデットの膝に座ったまま、腰が浮いた。
「ううんっ♡ん、あっ♡」
思わず高い声を上げてしまってから、慌てて指を噛んだ。こうして、彼と触れ合うときに、指を噛むことにも慣れてしまった。大きな声を出してしまったら、下にいる父ちゃんや母ちゃんに、俺たちが何をしているのか分かってしまうし。…それに、こんな高い、女の子みたいな声、…ハンデットに聞かれるのが恥ずかしい。特に最近は、身体が気持ち好くなっていくのにつれて、どんどん声も高くなっていってる気がするから。
ぐりぐりと、乳首のなかを抉るように穿りながら、ハンデットの手が俺の乳肉を揉みしだく。彼の大きな手のひらのなかで、俺の身体の中でも特に柔らかい乳肉が、たぷんたぷんとかたちを変えていくのが自分で分かる。彼に揉まれるようになってから、俺の乳肉は前よりも柔らかくなってる気がした。更に、彼の手が器用に、乳肉を弄りながら乳首にも指を伸ばした。そのまま、こっちも同じように、乳首の先端に爪が入り込む。両方の乳首をいっぺんにぐりぐりって穿られて、俺のおちんちんはすっかり勃ち上がってしまった。
こんな風に、俺のおちんちんが大きくなった後は、俺のおちんちんと彼のおちんちんを合わせて、ハンデットがその大きな手で一緒に扱いてくれる。ハンデットのおちんちんは俺なんかよりも凄く巨きくて、硬くて、…とても熱い。筋みたいなのもところどころに浮いてて、そこも硬くて、…そんなハンデットのおちんちんと擦られながら扱かれると、俺はあまりの気持ち好さに、あっという間に射精してしまう。そんなとき、ハンデットは手を止めて、俺が落ち着くまで待ってくれた。だから、今日もまた、彼と俺のおちんちんを擦り合わせるんだと期待しながら、…彼の手が、俺のブリーチズごと下着を脱がせてくれるのを待つ。自分で脱いでもいいんだけど、…あんまり俺からそうしちゃうと、その、…おれががっついてるみたいじゃん!いや、そういうことを俺だってしたいって思ってるけど、それはほんとだけど!…やっぱりハンデッドにそう思われたら、恥ずかしいし、…がっかりされたら、嫌だもん。だから、彼の手で脱がせてもらいたいんだ。
そんな俺の期待に、応えてくれるみたいに。ハンデットの手が、ブリーチズごと下着を一気にずらして、足から引き抜く。この瞬間はやっぱり恥ずかしいけど、…それ以上にどきどきする。もうすっかり勃ち上がってるおちんちんが、脱がされた勢いでぶるん、って揺れる様すら恥ずかしかった。
これから、ハンデットにおちんちんを握って、扱いてもらうんだって思うと、更にどきどきして、鈴口から先走りが一筋、零れる。そんな俺のおちんちんから、その先走りを掬った後で。弾力のある肉球が、…俺のお尻の孔をゆっくりと撫ぜた。思いもしなかったその感触に、彼の膝の上で飛び上がるみたいに身体が跳ねる。そんな俺の反応にだろうか、少しだけ困ったように笑いながら、開いているほうの手で、宥めるように俺の頬をハンデットが撫ぜてくれた。
「いいか?」
そのまま、…俺の大好きな、息混じりの低い声で問いかけられて。ひとつ、大きく深呼吸をしてから、…目を閉じて、大きく頷きながら抱き着いた。顔が爆ぜるくらいに熱くて、その顔を擦り付けるみたいにかれのふかふかとした獣毛に埋める。心臓が煩いくらいにどきどきと高鳴っているのが、全身に響いていた。…でも、ここで、俺が嫌だなんて言う訳ないじゃないか!俺は、…初めてえっちなことをハンデットとした時から、いつだって、ハンデットとこれから先もしたいって想ってるんだから!
そんな俺に、ハンデットが小さく笑うのが分かった。優しく後頭部を撫ぜられて、ちゅ、って耳にキスをされる。そんなこと、されたのなんて初めてで、ひぇ、って声が喉奥で漏れた。そ、そんな格好いいこと、いまするのは狡いよ!ただでさえハンデットは、世界一格好いいんだから!
もう、これからのことにどきどきするのと、ハンデットが格好いいのとで、心臓の鼓動が煩い。身体が熱くて、弄られて勃ち上がってる乳首がじんじん疼いて、それだけでおちんちんが気持ち好い。ハンデットから、微かな水音が響いて、…何だろうと思う前に、俺のお尻の孔にハンデットの指がまた、触れる。
弾力のある肉球でお尻の孔の縁をなぞられて、窄まっているところに鋭い爪先が緩く入って、穿られる。それだけで、俺の背筋はぞくぞくと甘く震えてしまって、お尻の孔が大きく開くのが分かった。その隙を見逃さないように、ハンデットの指先が、俺のお尻の孔に忍び込む。そのまま、指先を回すようにして、くりくりと弄られると、もう堪らなかった。開いたお尻の縁を、内側から彼の肉球でなぞられると、擽ったくて、でも気持ちが好くて、頭のなかがちかちかした。
暫く、そうやってお尻の孔を広げるように弄った後で。ハンデットの指が、…ゆっくりと、俺のお尻のなかに沈んでいった。身体の内部に彼の指が挿入ってきて、内側の襞に触れているのを感じる。さっきの水音は、彼がもしかして舐めたか何かで指を濡らしてくれていたのだろうか。彼の獣毛はしっとりとしていて、でもところどころが毛羽立つようにちくちくとして、擽ったい。獣毛もあってか、彼の指は太くて、しっかりしていて、俺のお尻の孔から腸内までが彼の指のかたちに広がっているのが分かった。
「うぅん…っ」
どの指が、何処まで、俺のなかに挿入ってるんだろう。俺の奥まで、彼の指でずっぷりと貫かれている感覚に、それだけで腰が震えた。こんな太いもの、お尻に挿れたことなんて勿論無い。…と言うよりも、お尻に何か挿れたことから、初めてだ。だから彼の指だけで少しだけ苦しくて、吐く息が荒くなった。なんだろう、本当は出すところに挿れられてるからなのかな、違和感みたいなものを凄く感じる。なかを内側から広げられてる圧迫感、みたいなのもあるんだろうか。俺の腸壁が驚いたみたいにきゅうきゅう畝って、彼の指を締めつけてしまう。その行為で、余計に彼の指のかたちや濡れて毛羽立った獣毛や、その下の硬い指の節までお尻で感じてしまって、…苦しいのに、頭の奥が蕩けそうだった。今、俺のなかに彼の指が挿入ってる。それを実感するだけで、違和感より圧迫感より、俺の頭は気持ち好くなってしまう。
ハンデットの指は、俺のなかがどれだけ締めつけても動くことはなかった。まるで彼の指の存在感を確かめるみたいに、俺の腸壁がぎゅうって締め付けては蠕動する。それを何度も繰り返して、…漸く、腸壁の締め付けが緩んだ気がした。一種の反射か何かなのか、俺の意思では自由にならない腸壁の動きに、自分で翻弄されてしまう。ただ只管、彼の指を締め付けては畝る腸壁が気持ち好くて、ハンデットのしがみついて背を震わせながら、…俺のおちんちんはまたしてもすっかり硬く勃ち上がっていた。
「指、動かすぞ?」
低くて、ちょっとだけ掠れた声。その声で囁かれたことは、頭に入ってこなかった。ただ、何か言われたことだけは分かって、ぶんぶんと大きく頷く。…ハンデットの指が、ずずず、ってゆっくりと引き抜かれて、何を聞かれたのかそこで理解した。獣毛が腸壁のなかで逆立って、更になかを擽りながら抜けていく。それがもどかしくて、思わず腰を揺らしてしまった。さっきまで弄られて、ぱんぱんに膨らんでる筈の乳首が、更に大きく痼り勃っていく気がする。おちんちんも同じくらいにぱんぱんで、ぴゅる、って透明な先走りが鈴口から緩く噴き出た。
「あ、あ…ハンデットぉ…♡」
今は、おなかが少し苦しいからか、指を噛まなくても大きな声は出そうになかった。指が抜かれていく感触が気持ち好くって、でももどかしくて、彼の名前を呼ぶ声がとろりと蕩ける。ハンデットの喉が大きく動く動いたのが、ぎゅうって抱き着く彼の身体から伝わって、…指の動きが一気に速まった。抜けそうなくらいまで、ゆっくりと引き抜かれていた指が、…さっきの深さまで一気に貫く。ずぶぶ、って、腸壁を割り開いたその指が、ずん、って重い衝撃で奥まで届く。その音まで身体のなかに響くようで、思わず目を見開いた。
「~~~~っ!♡♡」
声も上げられずに、必死で彼にしがみついた。おちんちんも気持ち好くなって、透明な先走りが、ぷしゃあってさっきよりも勢いよく鈴口から噴き出る。そのまま、弾力のある肉球で、奥をぐりぐりと捏ね回されて、今度は悦ぶように腸壁が彼の指を締めつけた。がくがくと腰が震えて、そのまま振るように揺れていくのが分かる。…お尻になにか挿れるのなんて初めてなのに。それがハンデットの指で、…彼にお尻を弄られてるって思うだけで、気持ち好くって堪らない。彼の指に俺のなかも充分広がって慣れてきたのか、違和感や圧迫感も薄れていた。だから余計に、気持ち好いって言う感覚だけが浮き彫りになる。
どうしよう。このままだと俺、おちんちんを弄られてもないのに射精しちゃう。とろとろに蕩けてる頭の片隅にそんなことが浮かんで、…何故だかハンデットを締め付ける腸壁が嬉しそうに蠕動した。揺れる腰も収まらなくて、ハンデット動かす指に合わせるように、じゅぷじゅぷと恥ずかしい水音を立てながら彼の指を飲み込んでいく。真っ赤に充血して、びんびんに勃ち上がって膨らんでる乳首が彼の獣毛に擦られて、痛いくらいに気持ち好い。
「ひゃ、ひゃんでっと…っ、おちんちんイっひゃう…っ♡」
自分から乳首を擦り付けるように、彼の獣毛の中に埋めながら。彼にしがみついて、もうイきそうなことを彼に伝える。ハンデットの指は一本なのに、俺のおなかは未だに苦しい。…これじゃ、彼のおちんちんを俺のなかに受け入れたら、俺はどうなっちゃうんだろう?そんなことが脳裏を過ぎって、それを想うだけで腰が砕けそうになった。今俺のなかに挿入ってる、ハンデットの指よりももっと巨きくて太くて硬い、彼のおちんちん。ところどころに硬い筋が走ってて、そこをごりごり擦り付けられるされると俺のおちんちんでも気持ち好いのに、…俺の柔らかいだろう腸壁まで、あんな硬いところでごりごりってされたら。知らず舌がだらしなくはみ出て、彼の獣毛を舐めてしまった。彼のおちんちんを思い浮かべるだけで、指を締め付ける腸壁の蠕動も止まらない。俺のおなかの奥がきゅうって締まって、切ないようにきゅんきゅんした。
「いいぞ。何回でもイっちまえ」
少しだけ荒い息遣いで。ハンデットの低い声が、まるで吹き込むみたいに耳元で囁く。そのまま、俺の腸壁の奥を、ハンデットの指が引っ掻くみたいにぐりりと抉った。その衝撃と愉悦で腰が浮いて、そのまま堪えきれずに射精してしまう。
「くぅ…っんっ♡んん、っぅ~~~♡♡」
彼の獣毛を噛み締めるみたいにして、上がりそうになる高い声を押さえた。彼にしがみついたまま、思わずお尻を大きく掲げてしまって、けれどハンデットの指は止まってくれない。お尻をじゅぶじゅぶって抉られながら、鈴口から精液が噴き出る。びゅるびゅる、って濡れた音が、俺のなかで響いた。お尻のなかをぐりぐりされながら射精するのが、気持ち好くって堪らない。
最後の一滴まで噴き出したんじゃないか、って思うくらいに、、いっぱい射精してしまって。そのまま、掲げたお尻は彼の指に支えられたまま、上半身だけが崩れるみたいにハンデットに寄り掛かって、獣毛に埋もれる。短毛だけどふかふかで艶々のハンデットの獣毛は、どんな毛布よりも心地好くって。脱力したようにハンデットの膝の上で獣毛に身体を埋める俺に、彼の手が俺の頭を撫ぜてくれた。お尻からも、ゆっくりと、丁寧な手つきで指が抜かれて、…ずるり、と俺のなかで彼の指が動く感触に、また、甘く背筋が痺れてしまう。流石にもうおちんちんはもう勃たないけど、…お尻が気持好いのはそのままで、おなかの奥がむずむずする。彼の指を離したくないように俺の腸壁が蠕動しながら畝るのが分かった。それでも、最後にはちゅぽん、と恥ずかしい音を立てながら、彼の指が抜かれてしまう。…彼のかたちに、俺の腸壁もお尻の孔も広がっているのが自分で分かって、獣毛に埋めた顔が赤くなる。恥ずかしい。でも、お尻が気持ち好すぎて、締められない。
こんな、広がっちゃったお尻の孔を、ハンデットは見てるのかな?そんなことが頭を過ぎって、赤くなった顔が更に熱く、熱を持つ。でも、掲げたままのお尻は、下げられなかった。それどころか、開いたままひくひくとお尻の孔がひくついてる気すらして、爆ぜるほどに顔が熱くなった。
上半身だけを、彼の獣毛に押し付けるようにして、再度しがみつきながら。…このあと、最後までするのかな、って、…期待にも似た想いが胸に湧きあがる。まだ俺のお尻には彼の指が一本しか挿入ってないけど、少しは広がったと思うし。…でも、あんなに巨きなハンデットのおちんちんが、…俺のなかにちゃんと入るのかな?期待と、不安と、…でも挿れて欲しいって想いが、そのまま胸に広がった。
そんな俺に、ハンデットがその逞しい腕で、俺を抱き締め返してくれて。浮き上がったままのお尻を抱えて、…彼の膝の上に座らせてくれる。俺は、何処に射精しちゃったのか、ハンデットの身体は何処も汚れてないみたいだった。…どうやら、どんな体勢だったのか、俺はシーツにでもいっぱい射精しちゃったみたいだ。
続き、しないのかな。ハンデットの獣毛に、再度顔を埋めながら。未だ熱い顔で、小さく口を尖らせた。…だって今日、ハンデットはきっと、射精してない。現に今、俺が座ってる下で…ハンデットのおちんちんが、巨きく、硬くなってるのが分かる。それを感じるだけで、…俺の開いたままのお尻が、疼くのを感じた。まるで、ハンデットのおちんちんを、…欲しがってるみたいに。
だから、勇気を出して。ハンデットの背中に回した腕に、力を込めた。それから、獣毛に顔を埋めたままで、大きく深呼吸する。ハンデットの匂いでいっぱいになって、それだけでなんだかどきどきと心臓が跳ねた。
「あ、あのさハンデット!…その、最後までし、しないの!?」
問いかけるのに緊張しすぎて、声量を間違えた。殊更大きく響く俺の声に、ハンデットが驚く気配がして。…それから、小さく笑う声が聞こえて、そろそろと顔を上げる。目の前に、困ったように眉間を寄せて、少しだけ耳を下げながら後頭部を掻いているハンデットの顔が映る。…この顔は知ってる。ハンデットが、照れてる時だ。
俺の問いかけに、そんな照れた顔のまま、ハンデットが耳の先を揺らしながら後頭部を掻く。がりがり、と言う音が暫く部屋に小さく響いて。
「…あのよ、今度、夏休みって訳でもねえんだが、…数日休みが貰えるんだ。と言っても3日やそこらなんだが」
返ってきた言葉は、俺の問いかけに対する返事とは違う言葉。でも、その内容に俺も目を丸くしながら声を上げた。
「えー!すごい!良かったね、3日もなんてすごいよ!少し遠くでも、遊びに行けちゃうよ!」
まるで自分のことみたいに嬉しくて、思わず歓声のような声で喜んでしまう。え、それならその何処か一日で、…一緒に遊びに行けたりしちゃう!?そう言えば、ハンデットと出掛けたのなんて、…桜の下でのプロポーズ以来だ。あの時のことを想い出して、さっきとは違う意味で、顔が熱くなる。あの日のことは俺のなかでも特に大事な宝物で、想い出しては今も嬉しくって転げてしまう。勿論、彼はいつも、休日には俺の家に来てくれて、俺と一緒にいてくれるから、…それだけですごく嬉しいし、いつも楽しいんだけど。でも、たまには二人で何処かに行くのも、きっと、いや絶対に凄く楽しい!
だから、わくわくしながら彼を見上げてしまって。そんな俺に、…ハンデットが、一瞬息を吸ってから、緊張したように言葉を続けた。
「だから、その、…俺と二人で旅行にでも行かねえか!?その、泊まりで!」
珍しく、ハンデットの声も大きな音で部屋に響いた。緊張を表すみたいに声が裏返って、その顔も、獣毛まで赤く見えるみたいに照れていた。そんな彼の言葉が耳に届いて、その瞬間、考える前に言葉が飛び出す。
「っ行く!絶対行く!」
勢い込んで、口から出た言葉もさっきみたいに声量を間違えた大声になってしまう。お互い大声を出し合ってしまって、父ちゃんや母ちゃんに喧嘩だと思われてないだろうか。頭の片隅でそんな心配が浮かんで、でもその心配も、…目の前の彼の嬉しそうな笑顔で、一気に霧散してしまう。そのままぎゅう、って両手で抱き込むように抱き締められて、俺の心臓も大きく高鳴った。ハンデットもどきどきしてるのか、彼の鼓動がくっついている身体が伝わってくる。…一体、なんでこんなに彼がどきどきしてるんだろう?そんな疑問が、頭の隅に浮かんだ時に。
「…そん時に、最後までするぞ。なんつーか、…覚悟しとけよ。寝かしてなんてやらねえからな?」
耳元で、笑いを含んで、…でも真面目な声が、耳に溶けた。さっきと同じに、息混じりの低い声で、言われた言葉は真剣な響きで。それに、…俺のおなかの奥が、ぎゅうって締まるのを感じる。爆ぜるくらいにどきどきして、でも泣きたいくらいに嬉しくて。彼に抱き着いたまま、俺、もまた大きく頷く。
「す、っするよ!覚悟もこころの準備も、絶対しとく!だから、…やっぱり止めた、なんて無しだからね!?絶対、…最後までしてね?」
そう、大きな声で口にした言葉は、…最後だけ、小さい、囁くみたいな声になった。そんな俺に、ハンデットがまた、小さく笑う声がして。そのまま、キスで返してくれる。絡んで吸われる舌に、うっとりと目を閉じながら。…彼と二人きりの旅行に、わくわくする気持ちを抑えきれずに、こころを馳せた
…ハンデット、俺、ハンデットが大好きだよ!だから、…えっちなこと、いっぱいしようね?
(ちなみに、汚してしまったシーツは『俺が処分しとく』ってハンデットが帰りに持って行ってしまった。新しいシーツを次にくれるって言ってくれたんだけど、…どうやって処分するんだろう?次にハンデットに逢うときに、聞いてみよう)
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