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イケメン狼獣人がぽっちゃり少年を娶るはなし。【80ー③ハンデットとシイスの初夜旅行・第三話】
俺たち二人が寝転んでも、まだまだ余裕のありそうな大きなベッドに、俺の身体が沈んだ。
背中に感じるベッドの感触は、こんなベッド初めてかもしれないってくらいにふかふかだ。でも、そんなふかふかのベッドも、今の俺には気を留める余裕なんかなくて。…それよりも、俺に圧し掛かるように覆い被さる彼に、気持ちの全てが持って行かれてしまっていた。
まだお昼にもなってない午前中の部屋は、透明な日差しで照らされていて、すごく明るい。カーテンさえ引いてないから、尚更だ。…でも、ここでカーテンを引いて欲しいって、言ってもいいのかな?なんていうか、雰囲気が壊れたりしない?いつも、こういう、…えっちなことをしている俺の部屋は、屋根裏だからか窓が小さい。それに、ハンデットが来てくれる時には前もってカーテンを引くようになったし、部屋が狭いこともあってか、昼間でも明るすぎて恥ずかしい、なんて思うことはなかった。
だから、こんなに明るい部屋で、…えっちなことをするのは初めてで。俺の全部がいつも以上に丸見えになってしまいそうで、それはすごく恥ずかしい。けど、…ここでそれを口にして、『じゃあやっぱり夜にしよう』ってなっちゃうのも絶対に嫌だ。俺の身体は、今日の夜までも待てないくらいに、もうぐずぐずになっちゃってるから。
俺は勿論、こういうえっちなことをする相手は、…彼が初めてだし。ハンデットも、そうだって言ってくれてた。だから、ハンデットは今部屋が明るいっていうことに気づいてないのかもしれない。俺が、…彼の顔を見つめてることにも。
ハンデットの綺麗なクリソベリルの眼が、瞳孔まで開いている様に密かに見惚れた。小さく開いた口から覗く犬歯が、日差しを薄く反射しているところにも。その口から聴こえる荒い息遣いが、耳に溶けた。時折、唾を飲み込むような音も聞こえて、…それが、ハンデットの興奮を表してるような気がして、俺の心臓も更に高鳴る。
それでも器用に、ハンデットが俺のシャツのボタンを外していって。…こういうところはやっぱり真面目だな、って、どきどきしながらも目が細まる。きっと、俺がこのシャツを、…ハンデットとお揃いみたいだ、って気に入ってるから。だから、破いたりしないように、丁寧にボタンをはずしてくれてるんでしょ?そういうところ、やっぱり大好きだよ!
そんなことを想いながら、彼がシャツのボタンを外していく様を胸を高鳴らせて見つめる俺に、ハンデットはやっぱり気づく様子もなく。俺のシャツの数個あるボタンを、爪で引っ掛けるようにして全部外したハンデットの手が、そのままシャツを大きくはだけさせる。…濡れたシャツに透けてしまった時から、既に小さく勃ってしまっていた乳首が、柔らかい乳肉の上で期待するようにふるりと震えた。下着の中で、おちんちんも緩く勃ち上がっているのが自分で分かる。…乳首だっておちんちんだって、彼の手で弄って欲しい。でも、それ以上にお尻のなかに、彼の指を挿れて欲しかった。彼の指を待ち侘びるように、お尻の孔もくしゅくしゅと蠢いているのを感じて、更に頬に熱が上がった。
ハンデットの眼が、俺の上半身を見ているのが、その強い眼差しで分かる。彼の視線を感じて、俺の両の乳首が期待するようにぷくりと膨れて、勃ち上がった。でも、彼の手は俺の胸ではなく、ブリーチズの方へと移った。やっぱり器用に、彼の爪先が連なってるブリーチズのボタンを外す。そのままずるり、とブリーチズが下げられて、丁寧な手つきで足先から抜かれた。…そのまま下着も下げられるのかな、って顔が熱くなったけど、彼の手は、今は俺の下着に掛かることはなかった。その代わりに、今度はまるで剝ぎ取るように乱暴に、ハンデットが自分のシャツを脱いでいく。…そんな彼に、自分が脱がされているときよりも、何故だかどきどきと胸が高鳴る。俺のおちんちんが固くなってるのが、下着越しにも分かってしまうのが恥ずかしかった。
静かな部屋には、ハンデットと俺の息遣いと、衣擦れの音しか響かない。上半身だけ裸になったハンデットが、改めて俺の上へと覆い被さって、…そのまま触れるだけのキスをする。こんな優しいキスは、もう数えきれないくらいに何度もしていて。けれど今は、彼や俺の緊張を物語ってるように、少しだけぎこちなかった。今も、彼の背に回す俺の腕は、全身に回る熱の所為かぎくしゃくとたどたどしくて。何か口にしたいけど、どきどきしすぎる脳内は、何を言おうか考える余裕もない。それはきっと、ハンデットもそうなんだろう。荒い息遣いのままで、ハンデットの指の弾力のある滑らかな肉球が、俺の膚を滑る。それだけで、俺の背はぞくぞくと震えて、背筋が反った。
「うぅん…っ♡」
喉奥から声が漏れて、それが思いのほか甲高くなってしまったことに、恥ずかしくて目を瞑る。習慣で、声を抑えようと口元に手を持って行きかけて、…その手は、彼の手に押さえられた。やんわりと優しく、でも強い力で
手首を掴まれて、その力に心臓が大きく高鳴る。
「…ここなら、声抑える必要もねえだろ。口、押さえんな。お前の声、聞かせてくれ」
ずっと聞きたかったんだ。そう、息だけの声で囁くように俺に言う彼の声は、低く掠れて。蕩けるみたいに、甘かった。…そんな甘い声で言われてしまったら、俺に拒否なんてできる筈がない。と言うか、こんな時の彼の言葉に、俺がいやだなんて言う訳がないんだ。だって俺は、誰よりも彼のことが大好きなんだから。
彼の掴まれているままで、腕の力をゆるりと抜いた。もう片方の手も、顔の傍にゆっくりと下す。そんな俺に、満足そうにハンデットがクリソベリルに輝く眼を薄く細めた。…その眼が、まるで俺を貪ろうとしているようで、背筋がまた、ぞくぞくって甘く痺れる。その眼で見詰められるだけで、俺の乳首も、おちんちんも、きゅうって固くなってしまう。
俺は、ハンデットと、…最後までこそ、今までしたことないけど。胸を弄られたりとか、おちんちんを扱いたりとか、そういうことはもう、彼と何度もしてる。それだって、やっぱり恥ずかしかったり、でもそれ以上にいつも嬉しくて、蕩けるくらいに気持ち好かったけど。…今は、これまでないくらいにどきどきして、身体も敏感になってるみたいだった。
「は、ハンデット…」
俺のこころのどきどきを表してるみたいに、彼を呼ぶ俺の声は上擦って掠れた。そんな俺の声が、切っ掛けになったみたいに。ハンデットが、両手で俺の胸をゆっくりと撫ぜる。その動きが段々と大きくなっていって、いつの間にか、俺の乳肉は彼の手で揉みしだかれてた。彼の指の間から、収まりきらない乳肉がはみ出してるのが、…我ながらえっちで恥ずかしい。俺は男だから、揉んだって胸は大きくならない筈なのに。…ハンデットと、こういうことをするようになってから、胸も、乳首も、なんとなく大きくなってきてる気がした。乳肉のほうは、俺の肉付きがまた良くなってきただけなのかもしれないけど。乳首のほうは、俺の肉付きは関係ないから、…きっと彼に弄られて、確かに大きくなってるんだろう。
ハンデットの手の中で、乳肉が、かたちが変わるくらいに、強く、大きく揉まれている。その動きに合わせるように、俺の息も弾んでいった。指の跡がつくくらいに、強く揉まれている乳肉も、彼の弾力のある肉球に圧し潰されてる乳首も、堪らなく気持ち好かった。ただでさえ痼っていた乳首が、どんどん大きく膨らんで、尖っていく。そんな乳首が彼の肉球で根元から折れ曲がったり、乳肉の中へと押し戻される感触は、気持ちが好過ぎて腰が暴れてしまう。
「ん~っ♡ひゃ、ひゃんでっと…っちくび、っちくびきもちいっ♡」
口を突いて出る声は、自分でも聞いたことがないくらいに、甲高くて舌足らずな声だった。…こんな声、本当にハンデットは聞きたいのかな?なんて不安が、ちらりと頭の隅を過ぎったけど。俺の真上にある、彼の顔を見つめるだけでその不安は霧散した。だって、…ハンデットが、凄く嬉しそうに顔で、笑ってたから。
「乳首がそんなに好いのか。じゃあ、もっと弄ってやらないとな」
彼の愉しそうに低い声が、甘く響く。それと一緒に、彼の指が乳首を摘まむ。ぎゅ、って強く圧し潰されて、指の間でころころと転がされて、俺の背がますます仰け反った。転がされる乳首が、彼の指の間でどんどん固く痼っていくのが分かる。それを彼も分かったみたいで、ますます強く圧し潰された。乳首のなかに、特に固い芯があるみたいで、それを念入りにこりこりと転がされる。それが堪らなく気持ち好くて、おなかの奥がじんじん痺れて、おちんちんが固くなっていく。
彼の爪先が穿るみたいに俺の乳首の先端につぷりと埋まる。彼が爪を挿れたのは、乳首の先の、小さな切れ込み。そこは、興奮すると少し濡れたみたいになって、ぷくりと膨らむ乳首に合わせて、その切れ込みも少しだけ広がる。そんな場所に、鋭くて細い彼の爪先を挿れられて、くりくりと穿られるのが、…俺は密かに好きだった。そんな俺を、ハンデットもうとっくに気づいてるみたいで。乳首を弄るときには、いつもこうして乳首の先に爪先を埋めて、くりくりと穿ってくれる。それを、両側いっぺんにされると、それだけで頭が蕩けるくらいに気持ちが好くて、あっという間に射精しちゃうことも少なくなかった。
知らず、浮いた腰が宙で揺れた。固くなるおちんちんも、ぐしゅぐしゅと畝る腸壁も、早く触って欲しいって彼にお願いしてるみたいだ。それでも、ハンデットの手は今も俺の胸から動かなくて。乳首の先端に埋めた爪先を、
くじるみたいにくりくりと尚も動かした。小さな切れ込みが、彼の爪先で拡げられて、驚くくらいに敏感になってるのが分かる。ほんの少しだけ、彼の爪が乳首の奥に潜り込んで。それは本当に少しだったのに、ずぷ、って音が乳肉に響くみたいで、俺の腰が震えるみたいに宙で揺れた。
「ぅあぁ、っちくびひろがっちゃう…っ♡」
つぷつぷと、ゆっくりした速度で乳首の先に侵入してくる爪先の感触が堪らない。そのまま、回すように穿られて、目の前がちかちかと点滅した。きっと、彼の爪先は乳首の切れ込みの先にほんの少し入り込んでいるだけだ。でも、まるで乳首を越えて乳肉のなかにまで、彼の爪先が挿入っている感じがして、乳首が更に大きく膨らむ。
ぐりぐりと、少しだけ強く爪先で乳首をくじられて、目の前の点滅が大きくなった。他の指が、ぱんぱんに膨らんでる乳首を器用に摘まんで、ぎゅう、っと圧し潰す。潰される乳首の中で、埋まっている爪先の硬い感触を鮮やかに感じて、その気持ち好さに脳内が白く霞んだ。おちんちんが下着の中で一際大きくなって、ぶるぶると震える。あ。あ、いっちゃう。おちんちん射精しちゃう。とろとろに蕩けて、真っ白になっていく頭の中で、その言葉だけが鮮明に浮かんで。
「あーっ♡は、ハンデットでちゃうよ…っ!いっちゃう、おちんちんいっちゃ、ぅ―っ♡」
口から、そんな言葉が出るが早いか、下着の中でおちんちんの先端が大きく震えた。びゅる、って音が全身に響いて、下着の中に熱いものがびゅるびゅると迸る。そのまま、ぬるぬるとした感触で下着の中がいっぱいになって、背筋から腰を浮かせたまま、全身がびくびくと震えた。肩と足先だけで身体を支えている体勢で、掛かる体重に少しだけ身体が痛い。でも、そんなことになんて気が回らないくらい、身体も頭の中も気持ち好かった。
つぷ、と微かな音を立てて、乳首の先から爪が抜かれた。そのまま、乳首から乳肉までを労わるみたいに、大きな手で優しく撫ぜては緩く揉みしだきながら、ハンデットが俺にキスしてくれる。その優しい手つきに、仰け反っていた俺の身体が自然とベッドに落ちた。ふかふかのベッドに背中が沈んで、そんな俺に、胸を弄る手はそのままで、彼の身体が圧し掛かるように覆い被さる。
薄く開いた俺の口に、ハンデットの口が重なる。そこから舌を絡めるように、ハンデットの舌が俺の舌に巻き付いた。そのまま口の外まで舌が伸ばされて、突き出すように口の外で絡めあう。…あ、これえっちなキスだ、って甘く霞む頭の片隅でとろりと想った。くちゅくちゅって水音が大きく響いて、耳まで気持ち好くなってしまうようなキスが、…密かに俺は好きだった。だって、なんだか大人のキスのようで。
ハンデットの舌は、黒豹の獣人らしく、俺よりも薄くて長くて、ざらざらしている。その舌で、俺の舌をぐるりと絡めとって、削ぐように舐めてくる。それが、気持ち好くて堪らない。その舌で、膚や乳首をぞりぞりって舐められるのも、全身が震えるくらいに気持ち好かった。今も、俺から求めるみたいに顔が動いて、彼の舌に自分の舌を一生懸命絡めてしまう。ちゅう、って吸われると、頭の中まで蕩けるようだ。
そのまま、彼の手が、…ぐしょぐしょに濡れてしまった俺の下着に手を掛けた。あ、と思う間もなく、一気に下着が足元まで引き抜かれる。俺の精液でぬるぬるになったおちんちんが、半勃ちのように緩く勃ち上がったままぶるり、と震えた。…顔が、爆ぜるような勢いで熱くなる。
「あ、は、ハンデット待っ…」
彼の前で、おちんちんを露にすることだって初めてじゃない。でも、今は初めての時以上に恥ずかしくて、でもどきどきと心臓が高鳴って、…興奮していた。それが伝わるみたいに、半勃ちだった俺のおちんちんが完全に硬くなる。思わず上げてしまった、彼を止めるような声は、…きっと本気じゃないことなんてハンデットには分かってしまったんだろう。眇めるように薄く細めた彼の眼は、少しだけ笑っていた。…その笑みに、俺の背がぞくぞくとまた、甘く痺れる。彼から向けられる獣欲が、嬉しくて堪らなかった。彼が、俺に興奮してくれてる。俺と、えっちなことをしたいと思ってくれてる。そう感じるだけで、俺の身体も際限なく高ぶっていくみたいだ。
彼の指が、俺のおちんちんに緩く絡んだ。彼のふわふわの獣毛が、おちんちんを擽るように掠めていく感触に腰が浮いた。ただでさえ俺の精液で濡れている上に、先端からも新しい先走りが零れてきている俺のおちんちんは、ハンデットの艶やかな獣毛をあっという間に濡らしてしまう。ふわふわだった彼の獣毛が、濡れた絵筆の先のように纏まって、俺のおちんちんを緩く撫ぜた。その感触すら、こそばゆくて、切なくて堪らない。もっと彼の手で握りしめられて、思い切り扱いて欲しい。いつもみたいに、彼の巨きくて硬くて熱いおちんちんと一緒に、ごりごりって擦ってほしい。彼のおちんちんの、灼けた鉄の棒のような硬さや熱さ、俺にはない節くれだって硬く浮き上がった血管を思い出して、焦れたように腰が揺れる。まだ彼のおちんちんを受け入れたことのないお尻の孔まで、彼を待ち侘びるように腸壁の奥までくしゅくしゅと蠢いてはきゅう、ときつく収縮していた。
胸を揉まれてるのも止めて欲しくない、けどおちんちんも弄って欲しいし、お尻の孔にも彼の指が欲しい。気持ち好いところがたくさんあって、とろとろに蕩けた思考は散り散りになって纏まらない。それでも、気持ち好すぎて涙すら浮いている目で、彼を縋るように見上げてしまう俺に気づいてくれたのか。ハンデットが小さく口角を上げて、また薄く眼を細めた。眩いひかりに、彼の犬歯が白く輝く。その様に、おなかの奥が焦がれるようにきゅん、と跳ねた。
そのまま、求めてた通りにおちんちんを大きな手で握りしめられて、思わず腰を突き出してしまう。溢れるように、先端から先走りの液がぷしゃりと噴き出た。あまりの気持ち好さに、目すら回る。
「あ~っ!♡ひ、っひゃんでっとお、ぉちんちんきもちいぃようっ♡」
くらくらと回る視界で、それでも目の前にある彼の身体に腕を伸ばした。手探りでその背に手を回して、縋りつくみたいに抱き締める。彼の口が俺の首筋に当たって、そのまま緩く歯を立てられた。膚に甘く沈む歯の感触に、腰が震える。
抱き着く俺をものともせずに、ハンデットが俺のおちんちんをにゅるにゅると扱いた。俺がぎゅう、としがみついている所為で、俺の胸は彼の獣毛に埋まっている。彼の手で揉みしだかれて敏感になっている乳肉が、端、ふわふわの獣毛に擽られながら彼の胸筋で圧し潰されていた。彼の胸と俺の胸の間で、真っ赤に充血しながら大きく痼り勃ってい乳首が乳肉に押し戻されて、その中で柔らかく転がる。胸もおちんちんも気持ちが好くて、おちんちんを自分から擦り付けるみたいに、腰が揺れてしまうのが止められない。
弾力のある肉球が、俺のおちんちんを擦っては扱いていく。濡れそぼった獣毛で、擽るように先端を弄られて、とろとろと零れていく先走りの液が白く濁った。あ、またおちんちんがいっちゃう。真っ白くなっていく頭でそんなことを考えて、我慢するみたいにぎゅう、とつま先を丸めた。堪え切れるかなんてわからない。でも、まだ射精したくなかった。
…二回目は、ハンデットと一緒にいきたい。本当はおちんちんを合わせるだけじゃなくて、早く。…早く、俺のなかにハンデットが欲しい。あの、俺とは比べ物にならないくらいに巨きくて、熱くて逞しいおちんちんを、…俺のなかに挿入して欲しい。彼のおちんちんを俺のなかに受け入れる、その時を思うたびに少し怖い気もしたけど、…それ以上にどきどきするんだ。あのおちんちんが、俺のお尻の孔を限界まで拡げて、挿入される瞬間。そのまま、ごりごりって俺の腸壁を擦りながら、俺の奥の奥まで挿入っていくこと。…それを思うだけで、彼の指のかたちを覚えてる俺のお尻の孔も腸壁も、その時を想うだけでぐしょぐしょになって、おちんちんまで硬くなる。そんな風に、どきどきしながら待っていたその時が、…もう目の前だ。
「ね、ひゃんでっと、おれ…おれのなかにはやく来て…っ♡おれのおくまで、はんでっとのでいっぱいにして…っおねがいっ」
彼に抱き着いたまま、俺の口が自然と開いた。考えるよりも早く、俺の口からはそんな言葉が出てきてしまって。でも、その言葉に嘘なんて一つもなかった。俺、初めてなのに、こんないやらしいことを言っちゃうなんて、って恥ずかしくなる気持ちはやっぱりあるけど。それ以上に、ただ、ハンデットが好きで、大好きで。早く彼のものにして欲しくて、…彼で俺をいっぱいにして欲しい。その気持ちが先走るように、俺の口を突いて出る。
甲高くなってしまう声は、やっぱり子どものように舌足らずな口調になってしまって。今まではずっと声を押さえてたから、こういうことをしてる時に、大きな声を出すのも初めてだった。俺の、初めてなのに恥ずかし過ぎるお願いを聞いて、…ハンデットが、嬉しそうに歯を見せて笑った。間近の距離で、クリソベリルに輝く眼が俺を捕らえる。…その眼の奥は、笑ってるけど強い力で俺を見つめていた。まるで、彼の本能が剥き出しになってるみたいに、俺を欲しいと告げてくる雄の顔。そんな彼に応えるように、…俺のこころが、奥の奥までとろとろに蕩ける。俺の頭が、身体中が、…彼の雌になりたいって願って、望んでは訴えてる。
おちんちんを扱かれながら、噛みつくみたいにキスをされた。そのキスは、少しだけ乱暴で、荒々しくて。素っ気なくもいつも優しいハンデットからは思いもつかないみたいに、獰猛なキスだった。そんな彼に、とろとろになったままの頭で、俺の口の中を弄る彼の舌に懸命に応えた。
「…お前よりも、俺のほうがお前のなかに早く挿れてえって。お前を、全部俺のものにしてえって、そう思ってるよ」
そのまま、ぬるり、と耳のなかにまで舌を這わせながら。ハンデットが、今まで以上に低くて甘い声で、そんなことを吹き込むように言ってくるから。…俺は、それだけで背筋までぐずぐずに蕩けてしまって。折角我慢してた二回目の射精を、呆気なく彼の手の中に放ってしまった。
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