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イケメン狼獣人がぽっちゃり少年を娶るはなし。【17】

  この世界の、獣人にも人間にも、いわゆる発情期というものはない(先生曰くで言えば、万年発情期ということになるんだけれど)。

  でも。この間、先生から授業を受けて。…俺にもリジットさんの子を授かれる、っていうのを知って、それから。

  …俺の身体は、今まで以上に彼が欲しくて仕方なくなってしまって、いた。

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  枕もとの、テーブルランプが少しだけ目に眩しい。

  俺の頬を優しく撫ぜてくれる、俺の旦那さまの。その綺麗な琥珀色の眼に、ランプの橙のひかりが映るように反射して、あたたかく輝いた。

  キスを交わしながら。彼の手が、俺の胸を柔らかく包む感触に、小さく身を縮める。ざらりと硬い手のひらの肉球が、俺の乳首を擦るだけで、俺のお尻の孔が、きゅんと甘く疼いた。もう既に、彼のものが欲しいと、ひくひくと蠢いている。それを感じて、人知れず、顔が熱くなった。

  どうやら、精が馴染んでから、身体が造り替えられるまで。その間は、今まで以上に、…その、相手の精を、身体が欲しがるらしい。

  この間に受けた授業では、それには触れられなかったけれど。自分でも、先生からもらった本を読んで自習して、それで知った。獣人の子を授かる人間についての、どちらかというと研究書のような本。獣人は、本能として感覚で分かってるから、本当に人間の為の本なんだって。こんな本あるんだって、改めて読んで驚いた。…この本は、一般には流通してない本で、先生も、軍を通して買ってくれたそうだ。本当に、先生には、どんなに感謝しても足りない。また今度、お礼を言わなければ!

  

  そんなことをこころに決意しながらも、意識は俺の胸を揉み込む彼の手に、持っていかれ始めた。たぷんたぷんと緩く揉まれては、指先の肉球で潰すように押し込まれる。そうされるだけで、俺の口からは、息とも嬌声ともつかない音が、ひっきりなしに漏れて零れる。

  「あ…ぅうんっ♡ふあ…っ」

  片方の手が、乳首から離れて。その代わりに、彼の口が、ぷくりと膨れたそれを食んだ。ちゅ、と乳首を強く吸われて、それだけで頭に霞がかかる。あぁ、と小さく息を漏らしながら、彼の頭をぎゅうと抱いた。

  …子どもを身籠れる、と聞いてから、俺の乳首はまた一回りほど大きくなった気がする。これも、いつか出逢う子どもの為に、俺の身体が準備をしているのか。それとも、もっとリジットさんにいっぱい弄ってもらいたいって、俺が思ってしまっている証拠なのだろうか。どっちも正解なのかもしれない。そんなことを頭の隅でぼんやりと考えながら、もっともっととねだるように、押し付けるように胸を反らす。…胸脂肪の方も、前よりもさらに肉付きがよくなっている気がする。流石に、彼の大きな手のひらに余るほど、なんて大きさには到底なっていないけれど。それでも、彼の手の中で、たぷんたぶんと掴み揉まれる胸脂肪は、以前よりも確実に、その肉の量を増していた。

  …そういえば、母乳が出るように、乳腺も発達するんだっけ。それもあって、胸が張ってくるって、これも自習して知った。…もしかして、それもあって、俺の胸は更に大きくなってきてるんだろうか。そう思うと、彼の子を授かれる準備を、俺の身体中がしている気がして、胸が高鳴った。そんな俺の胸を、更に彼の手でふにゅんふにゅんと揉み弄られて、顔が蕩けてしまう。

  何もしなくても、半分勃起したようにぷくりと膨れて。指でちょん、とつつくだけでも、甘く痺れるようになってしまった俺の乳首。そんな乳首を、彼の舌でぞりぞりと削がれて、手のひらの硬い肉球でくりくりと潰し転がされると、それだけでもう俺は堪らなくて、呆気なくイってしまう。先生の言っていた様に、俺の内壁から滴る腸液も量を増して、イくたびにぷしゃりと孔から溢れてお尻や太ももを濡らした。

  今も、乳首を弾かれて転がされるだけで、俺は軽い絶頂から降りられない。びくびくと震えながら、彼の獣毛に指を絡めて掻き抱いてしまう俺の姿は、イってることが丸分かりだろう。ひくひくと物欲しそうに疼くお尻の孔から零れる腸液で、シーツまで濡れているのが、冷たい感触で分かった

  「…達したのか?」

  俺の様子で分かってるんだろう。リジットさんが、琥珀色の四白眼を愉しそうに細めながら、囁くように問いかけてくる。…乳首を含んだまま、声を出さないで欲しい!その舌の動きと振動だけで、また気持ち好くなっちゃうから!そんなことをこころのなかで叫びながら、首を振って悦楽を散らす。でも、また軽くちゅう、と吸われて、その努力も霧散した。

  「~~~っ、ご、ごめ、んなひゃいっ♡また、イ、っちゃいまひ…っ」

  何度も舌で、大きく勃起した乳首を弾かれて、堪え性のない俺の身体は、また腸液を噴出した。いっぱい可愛がられている乳首にやきもちでも妬くように、腸液を吹き出すお尻の孔から直腸までが、焦れたように何度も畝る。

  「謝ることなど何もないだろう。我慢もする必要などない。お前が愛らしく声を上げて絶頂する姿を、俺は見たいのだからな」

  くぐもった声でそう言われて、耳まで熱くなる。リジットさんが言う途中も、彼の舌が乳首を掠めて、彼の言葉通りに声を上げてまた軽くイってしまった。満足そうに笑うリジットさんが、乳首に舌を絡めてきつく吸う。それだけで、蕩けた視界が更に崩れた。

  「お、俺のちくびっ、おっぱいでた…っ?」

  『俺の身体の準備が出来て、妊娠が出来るようになると、その証としてまずは母乳が出るようになる』。先生から教わったことが脳裏を巡って、無意識で、そんな言葉が嬌声で上がる。そんな俺に、リジットさんが少しだけ顔を上げて、眼を眇めて笑った。

  「まだ無理だな。早くても、今年の秋は越すだろう」

  「そ、そっかあ…っんんっ♡」

  彼の言葉に、残念な気持ちが湧きながらも。俺の身体は、彼の手でどんどん昂っていく。彼に胸を揉まれて、乳首を吸われるたびに、絶頂感からの至福とは違う、また別の幸福感が身体を満たしていく。ただでさえ大好きで仕方のない、俺の世界一の旦那さまが、更に愛しくて愛しくて堪らない。

  「あっ、はやくおっぱいでないかなあ…っ♡」

  離すまいとでもするように、俺の腕に力がこもって、力いっぱい彼の頭を抱きしめる。絶頂を重ねて鋭敏になる膚に、彼の少し硬い、けれどふかふかとしてあたたかい獣毛が心地好く馴染む。

  「そっ、ぁ、そしたらりじっとひゃんっ♡おれのおっぱいっ、いっぱいちゅうちゅうしてっ、ね♡」

  その時を思うだけで、期待に胸が弾んだ。きゅうぅ、と、俺のお尻の孔まできつく締まって、蠢くように内壁が畝る。勿論、母乳はいつか授かるだろう子どもの為のものだ。でも、…やっぱりまずは、彼に味わってほしい。俺が、彼の子どもを身籠れるようにあった証を、彼に確かめて欲しい。

  

  「…いいのか?そんなことを言ったら、子どもを授かる前に、俺が飲み干してしまうかもしれないぞ?」

  「らいじょーぶらもんっ♡おれのむねっ、たぷたぷだからぁっ、きっとっ、いっぱいおっぱいでるからっ♡そひたらりじっとひゃんにいっぱいっ、おっぱいすってほしっ、ぁっ!」

  胸が気持ち好すぎて、舌足らずを越して、まるで酩酊してるみたいに、言葉が回らない。言葉の途中で、彼にゆっくりと乳首に歯を立てられて、勢いよく絶頂した。ぷしゃあ、とあたたかい腸液が俺のお尻を伝ってシーツへと染み込む。たぷたぷと彼の手のひらで優しく胸脂肪を撫ぜられて、そのざらざらと硬い感触だけで、俺の胸は更に気持ち好くなっていく。

  多分、俺の顔はいつも以上にだらしなくなっているだろう。そんな俺を、その涼やかに鋭い四白眼に映しながら。リジットさんが、薄く笑って、俺に囁く。

  「…それなら、遠慮は要らないな」

  言葉と同時に。ぷくりと浮き上がって膨れた両の乳輪を、揉み潰すようにぎゅ、と摘ままれた。ただでさえびん、とそそり立った乳首が、根元から圧し潰されて、更に大きく勃起する。血流が止まって、真っ赤に膨れた乳首が、どくどくと今にも爆ぜそうに波打った。まるで心臓がもう二つできたみたいだ。鋭敏になりすぎた乳首は、空気にすら舐められているようで、真っ赤に充血しながらぴくんぴくんと鼓動に合わせて震える。

  そのまま、右の乳首を彼の舌で絡められて、頭が一瞬空白になった。普段は感じることもない彼の舌のざらざらが、数倍の粗さと鋭さで以って俺の乳首を削げ擦る。まるでやすりに擦られたみたいに、気持ち好すぎて、逆に痛いくらいの刺激。それなのに、彼の口は俺の乳首をきつく吸って、鋭い犬歯を乳首に沈める。左の乳輪を摘む指にも、更に力が入って、乳首が内側から押し出されるんじゃないかと思うほど。

  もう、乳首が破裂するような気さえして、絶頂しながら首を振った。もう、俺のお尻の孔は、自分で漏らした腸液でびしょびしょだ。

  「っひゃだあぁっ!らめ、やだ、ちくびはちきれちゃうっ♡もうちくびしないでぇっ」

  ぐすぐすと泣きながら、彼に懇願するように嬌声を上げた。彼の頭を掻き抱いていた手で、今度は縋るようにぎゅう、と抱き着く。…俺の乳輪をきつく戒めていた指が離されて、ちゅぽん、と音を立てて口が離れた。漸く止まっていた血流が巡って、更に乳首が熱くなった。充血しきった乳首が、ぷるぷると俺の胸脂肪の上で震えている。…こんなに大きく勃起しちゃったら、暫くは膨れたまま治まらないだろう。これは、服を着るにも、乳首が擦れてしまって大変かもしれない。そんなことが、とろとろに蕩けた思考の片隅に、ぼんやりと巡った。

  彼の指が、今度は慈しむように、優しくぷるぷると震える乳首をなぞった。その指先にさえ、彼の肉球の感触が強すぎて、逃げるように身を捩ってしまう。ぎゅう、と腸壁まできつく締まって、ぷしゃりと腸液を押し出した。

  「も、もう今日は乳首さわっちゃだめっ!」

  言いながら、ガードするように、胸を手で覆う。…自分の手のひらが胸に触れる感触にさえ背が震えてしまって、恥ずかしさに泣きたくなった。

  「それは残念だ」

  そんな俺に、彼が優しく笑う。俺の頭も、慈しむように撫ぜてくれながら。俺の頬を、涙の痕ごと舐めとるように、彼の舌が舐め上げる。その舌に押し上げられて、揺れる頬の肉すら愛おしそうに、彼の眼が細められて。…その眼に、違う色が混ざった。

  「それなら、こちらを触らせてもらおうか」

  口角を上げながら、彼の指が、…ずっと焦れたように蠢いていた、俺のお尻の孔に触れる。硬い肉球でそこを撫ぜられただけで、俺の背は、期待に大きく震えてしまった。…そのまま、その指に力がこもる。もうびしょびしょに濡れて、とろとろに解れていた俺のお尻の孔は、造作もなく彼の指を喜んで飲み込んだ。

  俺は、声すら上げられずに、彼の指を食い占めて何度目かもわからない絶頂を迎える。彼の指の肉球と、少し硬い獣毛が、柔らかいだろう腸壁をゆっくりと削ぎ擦って進んでいく。その様子が、腸壁の感覚だけでも鮮明に想像できて、更にきつく彼の指を締め付けた。

  「~~~~~~っ♡♡っくぅ…っ♡」

  彼にしがみついて、お尻の孔でもイってまった。胸でイくのも蕩けるくらいに気持ち好いけど、お尻で達する方が、俺は深くイってしまう。もう何度目かもわからない絶頂は、俺を更にとろとろにした。

  「もう、お前のなかはとろとろだな。一段と柔らかく蕩けているのに、きつく締め付けてくる。…また、お前のなかが造り替わったようだ」

  彼の声で、俺の状態を詳しく暴かれる。それが恥ずかしいのに、俺の口元はだらしなく緩んで、下の口は彼の指に嬉しそうにしゃぶりつく。そんな俺に、彼の指が、優しく俺の頬を滑った。俺を映す琥珀色の四白眼が、獣欲を湛えて細められる。

  「先程は、秋を越すと言ったが、…これなら、もっと早くに俺の子を孕ませられるだろう」

  言葉と一緒に、彼の口から赤い舌と、牙が覗いた。その表情に、背筋が蕩ける。…俺の大好きな、捕食者の笑み。俺だけに向けられる、向けてくれる、征服欲も支配欲も独占欲も全部混ぜ合わせて、それにたくさんの愛情を併せて注いでくれる、彼の表情。

  今までは、彼の獲物になったような気持ちで、身体が蕩けた。でも今は、そんな気持ちの他に、…ほかの感情も、溢れ出る。

  彼に、征服されたい。俺の奥の奥まで、彼に支配されたい。彼にいっぱい愛されて、彼の精液を奥まで注がれて、奥で受け止めて、そして。

  「りじっとひゃんっ!おれっ、はやく、はやくりじっとひゃんのあかちゃんほしい…っ♡」

  緩み切った口元から、そんな想いが堰を切って溢れた。俺の奥が、更に疼いて彼の指を食い締める。ああ、早く、はやく。

  「いっぱいたねづけしてっ♡おれのなかに、いっぱいだしてっ♡おれのこと、はらませてくらさいっ♡りじっとひゃんのあかちゃん、おれにちょうらい…っ!」

  おなかのなかが、あたたかいを越して、熱かった。今まさに、身体のなかが造り替えられているような感覚。彼の精が欲しくて堪らない。まだ造られていないはずの子宮が、彼の子種を欲しくて疼いているような。気持ち好すぎてか、感情が高ぶってか、どちらかも分からない涙が、視界をぼやけさせる。

  そんな俺の目を、彼の手が、優しく拭ってくれた。間近で、綺麗な琥珀色の四白眼が細められる様を、見惚れるように見つめる。頭を撫ぜられながら、俺のお尻から、指が抜かれて。…彼のおちんちんが、代わりにそこに当てられる。彼の指の太さに、ぽかりと開いたままの俺の孔は、彼のおちんちんの先端にも、嬉しそうに吸い付いた。期待に、心臓が大きく跳ねる。何度受け入れても、このときのこころの高揚は、変わることがない。彼のおちんちんが、俺のなかに挿入されるときの、心躍るような幸福。

  もう一度、優しく頭を撫ぜられてから。彼が、一気に腰を進めた。俺の腸壁の襞を、全部毛羽立たせながら削げ擦って、抉り貫いてくる、彼のおちんちん。俺のなかが、彼の太さと大きさに、限界まで拡げられた。奥まで一気に貫かれて、目の前がぱちぱちと爆ぜる。ずっと寂しげに畝っていた俺の腸壁も、漸く来てくれた彼のものに、大喜びで蠢いて、きゅんきゅんと吸い付いては締め付ける。繋がったところから、溢れるみたいに全身に、至福が満ちている。

  「あ~~~っ!りじっとひゃんっ♡りじっとひゃんのおちんちんっ、きもちぃ、れす…っ!」

  大きく声を上げながら、今日一番の深い絶頂に打ちあがった。胸を弄られるのも、指でお尻をくじられるのも大好きだし、すごく気持ち好いけれど。…やっぱり、彼のおちんちんで貫いてもらうのには、敵わない。俺のなかが、彼のものでいっぱいになる感覚は、それだけで、身体中が蕩けだすくらいに気持ち好い。

  俺のなかも、悦んで彼のおちんちんにしゃぶりついていた。なかの襞も、もしかして増えたんじゃないだろうか。今まで以上に彼のおちんちんに吸い付いて、彼のかたちも太さも硬さも大きさも、更に鮮明に伝わってくるような感覚。

  「んっ♡りじっとひゃん、おちんちん、おっき…っ♡」

  勝手に顔が緩んで、蕩ける。彼の腰に足を回して、そのまま絡ませて組んだ。少し硬くて、でも柔らかい獣毛の、ふかふかと心地好い感触。彼の尻尾が揺れるのを、ふくらはぎに感じて擽ったい。

  「分かるか?この奥に、お前の子宮が出来るんだ」

  言いながら、くにゅくにゅと彼のおちんちんの先端が、直腸の奥の壁を柔らかく擦る。それだけで、俺の腸壁の襞が悦ぶように、きゅんきゅんと畝った。おなかの熱さの中心は、ここだろうか?もう、おなか全体が熱くて、気持ち好くて堪らない。

  「ぁっ、ん、ここ?」

  「そうだ」

  彼の動きに合わせるように、俺の腰も動いた。もう少し奥まで挿入ると、結腸に入る。いつもは、この奥まで挿入って、結腸に彼の先端がキスしてくれて。そのまま、曲がっている結腸を矯正しながら抉り突かれる。その直前の、曲がり角。そこを優しく突かれて、俺の直腸が嬉しそうにきゅんきゅんと蠢いた。

  「うれし、ぃっ♡あ、はやくしきゅ、う、できにゃいかな…っ!」

  呂律の回らない言葉で、それでもその喜びを彼に伝えると。分かってくれたみたいに、リジットさんも優しく眼を細めてくれた。俺の頬をゆるりと撫ぜてくれてから、軽いキスを唇にもらう。

  …でも、その手前に子宮弁が出来て、その奥に子宮が出来るんだとしたら。そしたら、もう、結腸の先までリジットさんのおちんちんがきてくれることもないのかな。そう思うと、寂しそうに俺の結腸の先が、きゅうんと締まって甘く疼く。その寂しい疼きにつられるように、腕も彼の背に回して、全身で抱き着いた。真っ赤に勃起したまま少しも治まらない乳首が、彼のふかふかの獣毛に擦れて、息が止まりそうになる。

  「あっ、りじっとひゃんっ♡じゃぁ、きょうは、いつもみたいにおくまで、して…っ♡」

  言いながら、ねだるように腰を揺らした。ふくらはぎに触れる彼の尻尾の勢いが、一段と早くなる。その尻尾が起こす風すら感じる気がして、口元が更に緩んだ。

  「そんな風に愛らしくねだられて、俺が断れるわけもないだろう?」

  微かに笑いを含んで甘い、彼の声。それと一緒に、今よりも更に深いところへ、彼のものが突き抉って進んでいく。結腸の先に潜りこんで、そこを真っ直ぐに矯正しながら更に先へ。少し身体を動かすだけで、ごりゅりと彼の先端が俺の腸壁を硬く擦って、目の前がぱちぱちと弾けた。寂しがっていた俺の奥壁が、来てくれた彼のおちんちんに、大喜びで締め付ける。ぐぅん、と俺のなかが畝って、彼のものが俺の襞を抉り擦れて、それでまた俺はイってしまった。

  「あ~~~っ♡りじっとひゃんっ、イく…っ!おれ、またイき、…っ♡♡」

  目の前が蕩けすぎて、視界がおぼつかない。必死に彼に、縋りつくように抱き着いて、身体を震わせた。彼の背で、きつく絡める足が、縮こまっては脱力する。そのつま先は、丸まりっぱなしで、伸ばせない。

  絶頂に合わせて、俺の腸壁も彼をきつく食い締める。けれど、それを意にも介さないように、彼のおちんちんはずるずると抜けては、襞を毛羽立たせながら締め付ける腸壁をこじ開けて、突き進んでくる。そのこじ開けられる感触が堪らない。それが気持ち好すぎて、絶頂の上に、また絶頂が重ねられていく。そして、イきっぱなしの俺の腸壁は、またきつく締まって、それを彼のおちんちんがこじ開けるように抉り突いていく。…もう、俺は絶頂から降りられない。ただ、イきっぱなしの腸壁で、彼のおちんちんを食い締めては、身体中を甘く震わせるので、精いっぱいだ。

  「りじっとひゃん…りじっとひゃん、イくぅ…♡っあ、りじっとひゃん、だいすきぃ…っ♡もっと、もっといっぱいイかせてくらさい…♡りじっとひゃんのあかひゃんっ、おれにくらさいぃ…♡」

  まるでうわごとのように、彼の背にしがみついて、それだけを嬌声で繰り返す。蕩け切って、まとも思考が巡らせない頭は、俺の本能のような感情を剥き出しにしていた。もう、俺の頭は、リジットさんが大好きっていうことと、彼にいっぱいイかせてほしいってことで、いっぱいだ。大好きなリジットさんに、もっといっぱい愛してほしい。そして、彼の子供が欲しい。ただ、それだけ。

  そんな俺を、優しく抱き締めてくれながら、リジットさんの律動が更に速くなった。ごりゅごりゅと俺のなかを削ぎ擦って、結腸の先まで強く突いていく、力強い彼のおちんちん。それが、一層大きく膨らんだ。喉奥で低く唸る彼の声を聴きながら、秘かに腸液をしぶかせる。一際深くまで貫かれてから、…更に奥まで、彼のおちんちんが挿入される。膨らんだおちんちんが大きく震えて、びゅるり、と彼の精液が一筋、俺のなかに注ぎこまれる。俺の腸壁が、悦びでまた、震えた。

  そこからは、奔流だった。びゅるびゅると、音まで聞こえそうな勢いで、俺のなかを彼の精液が迸っていく。一滴も漏らしたくなくて、腸壁を震わせながらも、ぎゅうぎゅうときつく締めた。それだけで、おなかが気持ち好くなってしまって、また達してしまう。

  「ん~~~~っつ♡あぁ、せーえき…っ♡りじっとひゃんのせーえき、おにゃかにいっぱい、きてるよぅ…!あ、も、おにゃかいっぱい…っ♡」

  まるで半固体のような精液が、たくさん擦られて敏感になりすぎている腸壁を、舐めるように、奥へと向かって過ぎていく。その感触だけで、おなかが蕩けそうになりながら、彼に精いっぱいでしがみついて、嬌声を上げる。そんな俺の身体を、痛いくらいにきつく、強く、彼の腕が抱き締めてくれて。頭から爪先まで、溢れるほどに、至福感でいっぱいになる。

  俺に注がれた、熱くて濃い精液が。俺のなかに染み込みながら、おなかの奥まで満たしていくのを感じながら。彼の腕の中で、微睡むようにゆっくりと目を、閉じた。

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  きっと。また明日も、俺は、彼が欲しくて堪らなくなってしまうんだろう。

  けれど、そんな俺を。分かっているみたいに、リジットさんは。いつも、俺を優しく抱き締めて、いっぱい愛してくれるから。

  …だから、今度は、明日こそは、俺から言ってみようかな。『リジットさんと、いっぱい愛し合いたいです』、って。

  そんなことを言ったら、彼は驚くだろうか。呆れるだろうか。…嬉しそうに、笑ってくれるだろうか?

  そうだといいな、って想って。そのあとで、俺を抱きかかえて、言葉通りに、今日みたいに。…たくさん、愛してくれたら、本当に幸せなんだけどな、って、願うように、秘かに笑った。

  そんな俺の願いは、次の日に。俺が言うよりも早くに、彼にベッドに運ばれてしまった為に。…俺から言う、ってところだけは、叶わなかったけど。

  俺を抱きかかえて、たくさん愛してくれるってところは、叶ったから。やっぱり、俺は蕩けるくらいに、幸せだった。

  (でも、次こそは!俺から、リジットさんを『お誘い』するんだ!)

  

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