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イケメン狼獣人がぽっちゃり少年を娶るはなし。【22】
フラフィーが熱を出した。
「…大丈夫か?」
問いかけながら頭を撫ぜると、潤んだ目を細めながら、小さく頷く。それに俺も笑い返しながら、いつもよりもあたたかい手を握った。
この熱は、風邪や病気からくるものではなく、身体が造り替わっている影響の為なのだそうだ。と、昼間に往診してもらった医師から聞いた。
朝、眼が覚めたときからフラフィーの身体はいつもよりも熱かった。それでも大丈夫だから仕事に行ってくれ、と笑うフラフィーに後ろ髪を引かれながら登城をして。その時に往診を頼んだのが、俺、と言うよりも軍で世話になっている獣人の医師だった。軍医、と言っても軍人の関係者であれば見てもらえるということになっていたし、俺自身が病気になったことが無く、医師と言えば軍医の彼しか知らなかった為に、彼に頼んだのだが。往診から戻ってきた彼から理由を聞いて、そういう理由なら獣人の医師でよかった、と密かに安堵したものだ。もし人間の医師だったなら、身体が造り替わることも知らない可能性があったから。
『順調に身体が造り替わっていると、最終段階でこのような熱が出ることが侭あるのです。数日もすれば熱も引き、安定するでしょう』
ですからご安心ください、と笑った医師の言葉を思い返しながら、フラフィーの頬を撫ぜる。…熱い。頭の下の氷枕に、額には濡れタオルも乗せているが、数刻もしないうちにどちらもぬるくなってしまう。その淡い唇から漏れる息も熱を孕んで熱く、苦しそうだった。きつく寄せた眉根と、ぼんやりと焦点の合わずに潤む目が、更にその印象を高める。
…今日1日、この子のことが気になって、軍での仕事に身が入らなかったことを、ここに懺悔しておく。兵長という立場からも、部下の訓練や仕事にも目を配らないとならないというのに。
どうやら調子がおかしかったことは、周りにも気づかれていたらしい。どうかしたのかと聞いてくる部下や同輩に理由を説明したところ、『奥さまによろしく、お大事に!』との言葉と共に、終業と同時に家へと帰された。その心遣いに感謝しながら帰宅して、…それからずっと、フラフィーの傍についている。
この家で働いてくれている皆も、俺のこの行動は心得てくれているようだった。…皆、フラフィーのことが心配だろうに。この部屋に入ってくることなく、けれどいつ俺が必要としてもいい様に、氷室から氷を用意してくれていたり、タオルを幾枚も用意してくれていたりと、俺がこの子の看病をすることを、協力してくれていた。…本当に有難いことだ。この子が良くなったら、改めて皆に礼をしなければ。
そんなことを思いながら、熱く湿った髪を、ゆっくりと撫ぜる。それが心地好かったのだろうか、きつく寄せられていた眉が、少しだけ解けて緩む。
…命にかかわるようなものではないにしろ、こんなフラフィーの姿を見ているのは心が苦しい。早くよくならないだろうか、と思いながら、ぬるくなった枕を変えようと、その首筋に指を這わせて枕を抜き取る。
そのまま、部屋から出ようと立ち上がった俺の、…服の裾を、淡い力がくん、と引いた。俺の服を引いた、そのふくふくと柔らかな手は、勿論、俺の可愛い妻のものだ。子どものような愛らしい仕草に、思わず口の端が緩む。
「どうした?」
立ち上がりかけていた身体を、また椅子に据えて。何か言いたそうな妻の顔を覗き込むと、潤んだ目が訴えるように俺を見つめた。
「あついの…」
掠れた声が、俺に告げる。…その声が、甘さを含んでいるように、俺には響いて。けれど、その邪な思考を頭の片隅から追い払う。何を考えているんだ、俺は!この子が熱を出して、こんなに苦しそうだというのに!
「ああ、熱があるからな。待っていろ、直ぐに新しい氷枕を、」
そう言いかけると、ふるふると首を横に振る。その口がまた、あつい、と息だけで囁いた。熱の所為か、緩慢な動作で、あたたかすぎる手が俺の手を取る。…そのまま、俺の指を、フラフィーがそうっと咥える。ぬるりと熱い舌が指を包んで、ぞくりと背筋が震えた。…追い払った思考が、また、俺の片隅で頭をもたげる。
「…フラフィー?」
沸きあがる獣欲を抑えながら、俺の妻の顔を見遣った。水膜の張る潤んだ目に、透けて見えるのは、…間違いなく、春情だった。その誘うような目に、抑えていた獣欲が、一気に膨らむ。
「りじっとさん、からだがあついよ…」
熱に浮かされたように、息だけの声が、再度俺に告げた。そのまま、フラフィーが握る俺の手が、…その胸に這わされる。ふにゅりと、最近また少し膨らんだ、手に心地好く馴染む柔らかい胸の感触と。寝間着の上からでも分かるほどに、硬く痼った乳首の感触が、俺の手のひらに伝わる。…思わず、ごくりと喉が鳴った。その嚥下音が、いやに大きく、部屋に響いて。
「おねがい…して、くらさい…♡」
胸に、俺の手を這わせたまま。縋るように潤む目で俺を見上げて。…そう、懇願のように俺へとねだってくる、俺の最愛の妻の甘い声に。…この子は熱を出しているんだぞ、と訴える理性は、それでも勝てるはずもなく。
…俺は、この子の願いに応えるように。その淡い唇に、自分の唇を重ねた。
上の寝間着を脱がせながら。熱い膚に手を這わせると、それだけで幼い身体がびくびくと震えた。既に赤く充血して勃ち上がっている乳首を軽く摘まんで、指先の肉球で軽く捻る。フラフィーの背が浮いて、腰が跳ねた。そのまま、あぁ、と小さく声を漏らしてきつく目を瞑る。熱の所為だけではないだろう、先程よりも更に紅潮させた頬と、足先まで、指を丸めて小さく震わせる様子に、少しだけ眼を見張った。
「…達したのか?」
あまりにも早い反応に、そう問いかけると。目を瞑ったまま、こくこくと柔らかな顔が、紅潮したまま数度頷く。少しだけ開いた唇から零れる息も、酷く熱い。…熱の所為だろうか、ただでさえ感度の良い俺の妻の身体は、いつもよりも更に鋭敏になっているようだった。
俺の指で摘まむ乳首も、ただそれだけの刺激で、見る間に乳輪まで浮き上がるほどに、硬く勃起する。ぷくりと膨れて震える乳首を、軽く擦ってやるだけで、小さな声を漏らしながら、柔く熱い身体が幾度も震えた。汗の所為だろうか、乳首の先端まで薄っすらと湿って濡れている。痼りを潰すように、ゆっくりと乳首を圧し潰すと、指先まで微かに滑るようだ。
「りじっとひゃん…ちくび…ちくびもっとぉ…♡」
熱に浮かされるように、舌足らずで囁くような口調。いつもよりも幾分も幼い声で、俺の妻が愛らしくねだってくる。けれど身体を動かすのはつらいのだろうか、いつもなら俺の頭を抱いてくれる柔らかな腕は、顔の横に投げ出されたままだ。それを少し残念に思いながら、舌で、勃ち上がりきった乳首を根元から舐め上げた。…ほんの少し、舌先に甘さを感じて、目を見張る。…まだ、身体が造り替わるには、時間がかかる筈だ。けれど、いや、しかし。
そんなことを思いながら、舌を絡めて吸い上げる。ちゅう、と音がして、舌先から口内にまた、微かに、けれど確かに甘い味が薄く広がった。この味は、矢張り。
「んんっ♡ちくび、もっとすって…♡」
びくり、と大きく身を震わせながら、少しだけフラフィーが背を反らせる。胸や乳首をもっと弄って欲しい時に、こうやって背を反らし胸を擦り寄せてねだってくるのが、いつからかこの子の癖になっていた。…こんな風に、俺が愛してやまない妻から、こんなに愛らしくねだられれば、俺が否を言えるわけがないことを知っているのだろうか。
今日は、フラフィーが万全ではないのだから、自重しなければ。そんな決意が、他ならぬ最愛の妻の手によって、少しずつ崩れていく。この子の望む通りに更にきつく乳首を吸って、少しだけ犬歯を立てる。ぷっくりと膨れ上がって痼る乳首に、尖った犬歯がめり込んでいく。
「あぁ…っきもちいっ、ちくびきもちぃ…っ♡」
目をきつく瞑りながら、息のような音で、フラフィーが蕩けた声を上げた。もう片方の乳首を指できゅっと圧し潰せば、同じように微かに指先が湿る。鼻先を、仄かに甘い匂いが掠めた気がした。
ふるふるを身を震わせる俺の妻が、潤んだ目が俺を見つめる。俺の身体の下で、誘うように、ゆっくりと熱く柔い脚が開いて、俺の足に絡んだ。
「りじっとひゃん…して…?おねがい…」
そのまま、囁くような声で言われた言葉に。…俺の自重も最後の理性も、崩れ落ちた。無理をさせないように、と呪文のように繰り返しながらも、その手は荒くなっていく。
寝間着ごと、下着を脱がした。あまり動かないだろう身体で、フラフィーが腰を浮かせて、服を脱がす行為を促してくれる。
露になった甘い白色の臀部は、既に尻朶まで濡れていた。くちゃりと音がして、とろりとした腸液が下着へと一瞬糸を繋ぐ。乳首を弄られるだけで、何度絶頂したのだろうか。その癖、ほとんど勃起することのなくなったこの子の陰茎は、今も、少しも勃ち上がる気配もない。俺が、俺の『雌』になるようにと教え込んだ、最愛の妻のその姿に。密かに喉を鳴らして、昂りを嚥下する。…ああ、俺の妻は、なんて可愛らしいのだろう。
濡れた尻朶に指を沈めて、ゆっくりと割り開く。そこに息づく後ろの孔は、既に解け開いていた。ぽてりとひくつくその隙間から、仄かに見える桃色が、甘い白色に鮮やかに映えていた。後孔がひくつくたびに、その桃色がくちゅくちゅと音を立てて蠢くさまが、堪らなく艶めかしかった。
誘われるように指を含ませると、フラフィーの肉付きの良い腰が跳ねた。震える内腿の白さが眼に眩しい。一気に根元まで押し込むと、畝るように、熱い腸壁が俺の指に絡んでくる。反発も抵抗もなく、いつも悦ぶように俺を受け入れてくれる、俺の最愛の妻の内壁は、今日も熱く柔らかく、俺を包んではきゅうきゅうと、強く愛らしく俺を締め付けてくれる。今日は、それが更に一段と熱い。
「やらぁっ…ゆび、やぁ…っ」
子どものような声を上げて、フラフィーが、ぶんぶんと首を横に振る。真っ赤な顔で、弾ませる息もいつもよりも更に熱い。指を挿れたまま、フラフィーの顔に額を寄せれば。熱と興奮に紅潮した顔が、目を潤ませて俺を見上げた。その目が、蕩けたようにくしゃりと歪む。大粒の涙が、頬を滑った。
「りじっとひゃん、もぉやあぁ…おく、おくまでしてぇ…」
力がこめられないのだろうか、それとも入らないのだろうか。囁くような声で、懇願するように可愛い妻が俺に言う。それと同時に、フラフィーの腸壁が俺の指を扱くように大きく畝る。頼りなさそうに揺れる、円い目と。そこに張った、今にも零れそうなほどの水膜。目元も頬も赤く上気させて、蕩けるように紅潮した顔。薄く開いた、淡い色の唇と、そこから吐き出す熱い息と、覗く赤い舌。…普段は、可愛い、や愛らしい、という言葉が誰よりも似合う俺の妻は、こういうときには、酷く扇情的な表情になる。他の誰が見ても、誘われるに違いないだろう、情欲をそそる顔。
…この子は、『俺にこういうことをしたいって思ってくれるのなんて、リジットさんだけだよ』、などと。そんなことを言って、照れたように笑うが。今、もしも誰かがこの子を見ていたなら、…この子を抱きたいと、その誰かは思うだろう。この子を征服して支配して、独占して。自分のものに、自分だけのものにしたいと。いつも俺が希っているように、…そう、願うだろう。
それを思うと、俺のなかで、この子への獣欲が膨れ上がった。この子は俺のものだと、俺の内部が大きく叫んでいる。全身が煮え滾るような、感情とも叫喚ともつかないようなこの迸りは、俺の、…獣の本能なのだろうか。この子を独占したくて仕方がない。独占して、征服して、…孕ませたい。種の保存ではない、自分の子孫を残したいのでもない、…ただ、この子の全部を俺のものにしたい。誰でもないこの子に、この子だけに、俺の子を産んで欲しい。その想いが、俺の全身を渦巻いている。
フラフィーが言ってくれている、『俺の子が欲しい』と言う言葉は、…こんな想いだったのだろうか。不意に想う。俺が、…この子を愛おしくて仕方がなくて、この子の全てを独占したくて、俺だけのものにしたくて、…だからこそ孕ませたい、と渇望するのと同じように。この子も、…俺を愛してくれているから。俺を、自分のものとしたいと、独占したいと想ってくれているから、俺の子を孕みたいと。…そう、望んでくれているのだろうか。
気づくと、ぐるぐると喉が唸るように鳴っていた。抑えようとしても、感情が昂りきっているのか制御が利かない。衣服の中で屹立しきった俺自身が、早くこの子のなかに挿入りたいと暴れていた。
にゅぷにゅぷと、乱暴に数度指を往復させてから、一気に抜いた。フラフィーが小さく声を上げて、腰を跳ねさせた。俺の指を追うように、腸液がしぶく。それだけで、俺の可愛い妻が軽く達したのだと分かった。
本当は優しくしてやりたい。いつものように、丁寧に指で慣らしてやりたい。けれど今日は、…もう、俺に余裕がない。
今日は、フラフィーの声よりも、俺の息遣いの方が大きいのではないのだろうか。そのくらいに、俺の内側から響くような息遣いがうるさい。俺自身は、既に熱り立って、痛いほどだった。乱暴に着衣をずらして、自分のそれを引き摺りだす。どれだけ昂っているのか、唸るように喉が鳴るのが、止められない。
指の太さにほころんだままのフラフィーの後孔に、自分の陰茎を押し当てた。それだけで、柔らかく解けたフラフィーの後孔は、嬉しそうに俺を受け入れようと俺に吸い付いて蠢く。それに、ひとつ息を吐いて、…円い目に水膜を張ったまま、息を弾ませて俺を見つめる俺の可愛い妻に、目線を合わせた。その目に、期待の色が強く浮かんでいることに、顔が緩む。
顔の横に置かれたままの手に、自分の手を重ねた。そのまま指を絡めて、強く握る。手のひらまで熱いフラフィーの指が、淡い力で、けれどしっかりと俺の指を繋ぎ返してくれる。俺の陰茎の先端を、早く早くと急かすようにフラフィーの後孔が吸い付いてきて。先端から走る悦楽に、喉奥で息を飲んだ。
顔を寄せて、額を合わせる。そこから伝わる、燃えるように熱い体温が心地好かった。荒くなる息を飲み込むと、ごくりと言う嚥下音が体内まで響く。そのまま直ぐに開いた口は、極度の興奮の所為だろうか、乾いていた。
「…お前を孕ませたい。どうか、俺の子を産んでくれ」
囁くように口に出した言葉は、息に紛れて低く掠れた。そのまま、押し当てていた俺自身を、一気にフラフィーのなかへと埋め込んで貫く。身体が造り替わる影響か、ここ最近で一段と襞の増えたフラフィーのなかが、悦ぶように俺の陰茎にしゃぶりつく。熱の所為か、いつも熱く蕩けているフラフィーの腸内が、更に熱い。そのまま、熱く畝る肉にきゅうっと締め付けられて、強烈な悦楽に眩暈がした。ぎゅう、と柔らかな手を握り締めて、荒く息を吐く。そんな俺の手を、指先まで震わせながら、フラフィーも健気な力で握り返してくれる。
「~~~~~~~~っ♡♡あ、っぁ、りじっとひゃん…っ」
挿入しただけで達したのだろう、フラフィーの身体が痙攣するようにびくびくと跳ねた。それに合わせて、その腸内もきゅんきゅんと収縮しては、俺をきつく締め付ける。ふわっと柔らかく俺を包んでは、きゅうっと俺に縋りつくように締め付けてくる、その愛らしい緩急が堪らない。
目の前で、蕩けて潤む目がきつく瞑られた。きつく眉根を寄せて泣きそうな、それでいて蕩けたように微笑む紅潮した顔は、俺の庇護欲と獣欲を酷く煽る。何よりも大事に大切にしたい気持ちと、その柔らかい身体を奥まで貪りたい欲情が、俺の中で混ざり合う。
未だきゅんきゅんと、絶頂による収縮を続ける腸壁を。その絶頂が収まるのを待てずに押し割ろうとした、俺に。きつく瞑っていた目を薄く開いて、フラフィーが潤む目で俺を見つめた。
「っおれ、りじっとひゃんのこども、うみたい…!いっぱい、はらませて、くらひゃいっ♡」
熱の所為か、高揚の所為だろうか。ふわふわと微睡むような声が、俺に言葉を紡いで、…蕩けそうな顔で笑う。いつものように幼く愛らしく、それでいて俺の情欲を堪らなくそそるような、フラフィーの表情。そんな俺の最愛の妻に、見惚れてしまった俺の口先を、フラフィーが舌で舐めた。…子供のような仕草なのに、そのまま笑う俺の妻の顔は、矢張り酷く肉感的で。そんなフラフィーに誘われるように、唇を重ねる。
淡く開いた口に舌を捻じ込むと、躊躇いなく熱い舌が俺のそれに絡む。繋いでいた手の片方を離して、その柔らかい身体を抱きしめた。そのまま勢いよく律動を開始すると、俺の口内で、お互いの弾む息が溶ける。
「んっ、ぁ、ふあ…っ♡」
俺の荒い息に混ざって、可愛らしく上げる声が、俺の耳を震わせた。俺の獣毛に擦れるフラフィーの乳首が、真っ赤に充血しながら湿り気を帯びていく。勃起しきってぷっくりと膨れる乳首が、俺の獣毛の中で擦れては震える感触が心地好い。
子宮が出来るだろう部分をぐりぐりと先端でくじると、フラフィーが甘い嬌声を上げる。腸壁の襞の奥で、今までにはなかった感触が亀頭を包んだ。…ああ、と喉奥で感嘆する。もうすぐだ、と本能で悟った。…もうすぐ、この子の更に奥に、俺を突き入れることが出来る。この子の身体の奥の奥まで、俺が愛することが出来る。…この子の全てを、俺のものにすることが。この子の身体を、俺で満たすことが出来る。
そう感じると同時に、俺の陰茎が更に膨らんだ。その中に渦巻くものの放出を感じて、喉奥で低く唸る。腸壁の奥へと更に陰茎を貫き進めて、結腸の先まで突き上げる。結腸への曲がり口がぎゅう、と俺を締め付けては啄むように俺を包む。その悦楽に眼を細めながら、更にぐ、っと腰を進めて、柔らかく熱い身体をきつく抱いた。
「もう離さない、お前は、お前は俺のものだ…俺だけの…っ」
低く唸るような声が、自然と漏れ出た。それと同時に、フラフィーの腸内へと、俺の精液が迸っていく。叩きつけるように放出される精液にだろうか、強く抱き込んだフラフィーの身体が、俺の腕の中でふるふると、痙攣するように震えた。
「あっ♡りじっとひゃん、りじっとひゃん…っ!おれっ、おれはぜんぶ、りじっとひゃんのです…っ♡ぜんぶもらってくらひゃいっ♡」
俺の声に応えるように、甘い声が、俺に囁く。きゅうきゅうと俺を締め付けて震える内壁が、フラフィーも同時に絶頂を迎えていることを教えていた。
一滴残らず、この子のなかに注いでも。熱り立った俺の陰茎は、収まることがなく。それを分かっているかのように、俺の腕の中で、フラフィーが。『もっと』、と、蕩ける声で俺にねだる。その声に、誘われるように。俺は、腕に抱き込んだ、熱く柔い、最愛の妻の身体に。自分の身体を打ち付けるように、律動を再開した。
俺の手の中で。柔らかくかたちを変える胸の上で、真っ赤に痼り立って、俺の肉球に削げ擦られるフラフィーの乳首から。僅かに、けれど確かに、甘く香る乳白色の液体が、滲み出ていた。
それから。医師の言った通りに、数日もかからず、フラフィーの熱は引き。
フラフィーの胸から、子どもが産めるようになった証が溢れるように零れ出たのも、それから直ぐのことだった。
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