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イケメン狼獣人がぽっちゃり少年を娶るはなし。【28】
俺の、世界一大事で大好きな旦那さまに。後ろからぎゅう、って抱き締められながら見た、生まれて初めての花火は。とても、とても綺麗で、見惚れるほどで。
でも、それ以上に。…俺は、彼に後ろからきつく、けれど優しく、抱き締めてもらってることに、心臓がずっと高鳴ってしまって。
花火を見ている間中。…おなかが熱くて、ちりちりと疼いて、仕方がなかった。
「花火、綺麗だったね!」
「ああ、そうだな」
言いながら、樹の茂る雑木林の中。旅荘までの帰り道を、下駄を鳴らしながらゆっくりと歩く。
この海岸辺りは、海も山も近い場所で。海岸からも、裏手にある雑木林を通じて山に行けるらしい。俺たちの泊まる旅荘は、その雑木林の向こうの、山裾の町にあって。だから、この海岸からなら雑木林を通っても旅荘に帰れる。勿論、この海と、旅荘もある町を繋ぐ主線はちゃんとあって。その方が歩きやすいし、だから昨日も今日も、そこを通ってきたんだけど。
…花火が終わって直ぐの今は、あの道は帰る人でとても混んでいるだろう。リジットさんは、あんまり人混みが好きではないから。あの人混みを通るくらいなら、少しくらい歩きづらくても、誰も居ないだろう雑木林を通った方がいいんじゃないかな、って、俺の方からこっちの道を提案した。
ひとつ向こうの、海から町へと繋がる主線の道はとても賑やかなんだろうけど。いくらあの道が混んでいるからと言って、こんな夜に、雑木林を歩くひとも、他にはいないようで。俺たちしか姿の見えない雑木林は、ただ静かだった。
月も星もない夜の闇は、かなり暗い。彼の腕に、しがみつくように歩きながら、その漆黒の端正な顔を見上げて、密かににやけた。…ああ、俺の旦那さまは、相変わらず世界一格好良い!
つい緩んでしまう顔は、自覚しても緩んだままだ。こんなにやけた顔を、彼に知られてしまうのも恥ずかしくて。…隠すように、リジットさんの浴衣に顔を寄せる。彼の匂いが鼻を掠めて、…花火の時から疼いている子宮が、焦れるようにきゅん、と捻じれた。…花火の時だけじゃない。この旅行中、ずっとそうだった。昨日だって、昼間の海から子宮がちりちりって疼いて熱くて、仕方がなかった。…俺は、どうしたんだろう?彼が好きすぎて、身体の抑えが利かなくなっちゃってるんだろうか?
「…あの、リジットさん」
「どうした?」
気づけば、俺の足は止まっていた。俺の肩を抱いたまま、優しく俺を見遣ってくれる彼の眼を、…俺も、見つめ返す。心臓が、ひとつ、大きく高鳴って。そのまま、早鐘のように体内に鳴り響いた。そのなかでも、一際鼓動が響く子宮が、それに呼応するように小さく跳ねては、熱く、疼く。
「さっき、花火、終わるまでは…我慢するって、言ってた、でしょ?」
子宮に感じる熱が、全身に回っていくようだった。熱に浮かされて、まるで、自分のものじゃないように、俺の口がそう言うのを聞く。俺の手が、浴衣の裾を割って、摘まむように掴んだ。そのまま、…ゆっくりと、浴衣を持ち上げていく。真ん中で合わせられている浴衣が、俺の手に合わせて、大きく割り開いていった。
…浴衣のときは、下着はつけないものだって聞いてたから。俺は、浴衣の下は裸だった。着るときは、それを見越して、胴体にタオルを巻いてから着せてもらったけど。勿論そのタオルは、着付けてもらう最中に取り払われて、この下にはもうない。
驚いたように、眼を見開いている彼の顔が、目に映った。そんなリジットさんの前で、浴衣の裾を更に上へと上げていく。恥ずかしさに、自分で晒した内腿に力が入る。…俺自身にまで、ひんやりした夜風が当たって、前側の下半身が露になったことが分かる。…驚いたような彼の眼が、凝視するように俺を見つめるものへと変わっていた。その眼に恥ずかしがるように、ふるん、と柔らかいままの俺自身が、小さく揺れた。
「も、もう花火終わったよ?…だから、」
言い終わる前に。強い眼のまま俺を見つめる彼の、…その眼が、薄く細められる。その眼に、思わず言葉を止めてしまった俺に、彼の手が伸びた。くちゅり、と柔らかく俺自身を擦るように握ってから、…その奥で息衝くお尻の孔に、指が触れる。
ざらりと乾いて硬い彼の肉球は、俺の柔らかいところには刺激が強くて。思わず身体が震えた拍子に、握っていた浴衣が手から抜けた。その代わりに、彼にしがみつくように、その背に腕を回してしまう。そんな俺を、優しく撫ぜて。…その指が、俺のお尻の孔に、くちゅりと指を潜り込ませた。そのまま、拡げるように入口のところでくちゅくちゅと指が動いて、俺の足から力が抜けていく。ずっとちりちりと、熱く燻るようだった子宮の疼きも、更に酷く、ぐつぐつと煮えるようになっていた。
「あっ♡」
小さく漏らした声は、悦ぶように弾む。彼の肉球の硬いざらつきが、お尻の孔を削ぐようにくちゅくちゅと細かく擦って、…それだけで、俺の身体はイきそうに昂っていた。可愛がられているお尻の孔を羨むように、奥の直腸が大きく畝ってきゅうんと締まる。煮えるように熱く疼く子宮も、焦れるようにおなかの奥で跳ねていた。…もっと、指を奥に挿れて欲しくて、身体が揺れる。本当は、欲しいのは指でもない。俺のおなかは、早くも彼のおちんちんが、巨きくて硬いおちんちんが欲しくて、欲しくて堪らなくなっていた。
しがみつく身体に力を入れて、浴衣の上から熱い胸脂肪を、彼の身体に擦り付ける。少し荒い素材の浴衣に擦られて、いつも半勃起しているようにはしたない俺の乳首は、あっという間に硬くなった。ぷくりと膨れて勃起する乳首が、浴衣越しに彼の獣毛に扱かれて、ころころと転がる。その先端から、じわりと乳白が染み出てきたのが、微かに、だけど確かに湿る浴衣の感触で分かった。
「お前は、本当に俺を煽るのが上手いな。そんなことをされたら、部屋まで持たんぞ?それとも、…ここでされたいのか?」
耳元で、少し荒く、低くなった声が甘く溶ける。ここで。…誰もいなくて、辺りは暗いとは言え、紛れもない屋外で。そのことに、心臓が痛いくらいに跳ねる。声を出そうとして、喉も唇も渇いてることに気づいた。こくん、と喉を鳴らしてから、舌で唇を舐める。…間近の距離で俺を見遣る彼の眼が、細められた。いつもみたいに優しく細めてくれる大好きな眼じゃなくて。…俺のこころを捉えて、蕩けさせて離さない、捕食者の彼の眼。ぐつぐつと煮えるように疼いている子宮が、またひとつ、きゅうんと蕩けて。彼の指でくじられてるお尻の孔も、悦ぶように彼の指を締め付けた。その指の間から腸液が零れて、足を伝う。
「も、もう俺が我慢できないの…ここで、して、くらさい…っ!」
既に回らなくなった口で。大きな声で、彼にねだる。細められた彼の眼が、愉しそうに、何処か満足そうに笑んで。お尻の孔を弄る指はそのままに、もう片方の手で、ゆっくりと、頬を撫ぜられる。くちゅくちゅとお尻の孔をくじりながらも、それ以上なかに入ってきてはくれない。それがもどかしくて、腰を震わせてしまう俺に、…更に、彼の笑みが深くなった。
「いい子だ」
とびきり、低くて甘い声が、俺の耳をまた、溶かした。その声だけで、子宮が跳ねて、俺のなかが恥ずかしく締まる。お尻の孔も、入り口を弄っている彼の指をきゅっと締め付けてしまって、…彼の声だけでイきかけてしまったのが、彼にもわかってしまっただろう。
何の言い訳もできずに。ただ、彼の目の前で真っ赤になりながら、恥ずかしさにじわりと目を潤ませる俺に。世界一格好良い、俺の大好きな旦那さまが。…その眼を細めたまま、俺に優しくキスしてくれた。
そのキスに、俺も目を閉じながら。この後のことを想って、熱く身体を震わせた。
唇が離れた後。彼に促されるがまま。ぎゅ、と傍にそびえ立っていた樹に抱き着いて、彼にお尻を突き出す。そのまま、浴衣の裾が、今度は彼の手で捲り上げられていく。下着を着けていない俺の身体は、浴衣をめくられると直ぐに裸になってしまう。ふくらはぎから太腿と、下から俺の足が夜風に触れて。…それから、さっきは隠れていたお尻までが、ひんやりとした空気に包まれた。それが、俺のお尻が露になったのを知らせるようで、尻朶の奥でお尻の孔がきゅうっと締まった。それに押し出されるように、あたたかい腸液がとぷりと溢れて、また、お尻から太腿に伝う。
捲り上げられた浴衣にも遮られて、俺の体勢だと、彼の手元は振り向いても見えない。彼の手が、俺のお尻をゆっくりと撫ぜる。ざらざらと硬く乾いた肉球が、俺の膚を緩く擦って、それだけで、俺はお尻を震わせてしまう。
彼の指が尻朶に沈んで、ぐ、と奥を割り開かれた。さっきまで彼の指で弄られて、ぽてっと淡く開いて盛り上がっている、俺のお尻の孔。期待するようにひくひくと息衝く俺の恥ずかしいその場所が、彼の眼に晒される。…それを想像して、頭の奥が煮えるように熱くなった。
お尻の孔しか弄られてないのに、俺のお尻は、もう奥の奥までぐずぐずだ。きっと、このまま彼のおちんちんを挿入られても、大喜びで飲み込んで、咥えこむだろう。
それが自分で分かってるから、無意識に腰が動いた。まるで誘うように、お尻を振ってしまう。自分でも卑猥だと思うのに、…子宮の疼きが酷くて、早く挿入て欲しくて、腰を動かすのを止められない。
「あっ♡リジットひゃん…早くっ♡早くいれてぇっ♡おれのおしり、リジットひゃんのおっきなおちんちんで、じゅぽじゅぽしてくらさいっ♡」
樹に額を擦り付けながら、目を閉じて彼にねだる。…こう言っても、彼はきっと、俺のなかを指で慣らしてくれるんだろう。彼の指で、なかをくじられるのも大好きだけど、…今日は、きっとそれすら焦らされてるようにしか感じない。だって、指じゃ俺に、種付けしてくれないじゃないか。俺に種付けできるのは、彼のおちんちんだけなのに。彼の巨きくて硬いおちんちんで、俺のなかを抉って擦って貫いて、子宮のなかに熱い子種をいっぱい注いで欲しいのに。
彼の指で割り開かれたまま、勝手にふりふりと動いてしまうお尻の奥で。彼に弄られただけで、淡く盛り上がってはしたなくほころぶお尻の孔から、ぴゅるって一筋、腸液が漏れる。彼の視線を一身に受けて、恥ずかしそうにくちゅくちゅと細かな開閉を繰り返すお尻の孔は、それでも期待でいっぱいだ。
彼の指がお尻に触れて、そのあわいをなぞるように這って行く。その途中で、つん、と一瞬だけお尻の孔を突つかれて、それだけで背筋が反った。更に突き上げてしまうお尻から、また一筋、腸液が漏れる。
「あっ、も、リジットひゃん…っ」
彼を抱きしめるように、抱えた樹に指を立てる。かろうじて、そこまで乱れていない上半身の浴衣の下で、更に硬く勃起した乳首が人知れず母乳を滲ませていく。厚い胸脂肪の下で、母乳が重く溜まっていくのが分かる。…気づかないうちに、樹に爪まで立てていた。がりがりと、その幹を俺の爪が引っ掻いていく。期待に蕩けた子宮が、焦れるように捻じれてきゅうんと疼いた。
もういれてくだひゃい、って、更にはしたないおねだりを、口から漏らそうとして。…その前に、彼の身体が、俺の背にひたりと寄せられた。浴衣越しにもわかる、ふかふかとあたたかい、心地好いぬくもり。後ろから、包まれるみたいにぎゅって抱き締められて、…その心地よさと安心感に、小さく息を吐く。それを見計らったみたいに、俺の耳もとで、…彼が、小さく唸った。
「っうぅぁああんっ!~~~~~~っ♡♡」
いつもみたいに、指で奥を慣らされることもなく。彼からの前触れもないまま、…俺のなかに、彼のものが突きあげられる。一気に俺のなかを抉り進んだおちんちんが、そのままの勢いで、俺の子宮にキスをした。大きく揺り動かされて、蕩けるように疼いていた子宮が大悦びで跳ねる。
眼を見開いたはずの俺の目には、けれど一瞬、なにも映らなかった。背伸びするように爪先が立って、膝も太腿も、ぴいんと真っ直ぐに伸びる。彼のおちんちんに、ぐずぐずに蕩けた直腸が吸い付いてきゅうっと締め上げた。…それから、全部が一気に脱力する。あたたかい腸液が、ぷしゃあぁっと噴き出て、足を濡らす。
「あ~~~っ!♡あっ、イく、イくっ、イくうぅっ」
伸びきった足ががくがく震えて、かくんと頽れた。樹を抱きしめていた腕からも力が抜けて、ずるりと上体が落ちる。けれど俺の腸壁だけは、きつく彼のおちんちんを食い締めて、離すまいと蠢いていた。子宮が跳ねるように捻じれて、彼の先端へとキスを求めて僅かに下がる。子宮口も淡くほころんで、ちゅうちゅうと彼に吸い付いた。
俺の身体を支えるように、彼の腕が、更にきつく俺を包み込んで、抱き締めてくれる。彼の手が、浴衣の合わせ目に潜り込んで、浴衣のなかから胸を握るように揉んだ。…ただでさえ絶頂していた身体が、更に絶頂を重ねる。桃色に蕩けた頭が、更にとろとろになる。ぷしゅっと爆ぜるような音がして、浴衣の上半身が一気に濡れる。甘い匂いが、ひんやりとした空気に漂った。俺の腸壁も、更に彼のおちんちんを締め付けて、子宮がもっと突いて欲しいとばかりに煮える。
「…あまりにも、お前が愛らしくて扇情的だったものだから、俺も我慢できなかった。…奥まで慣らしてやれずに、すまない」
荒く弾む息で、低い声が俺に囁く。…それだけで、俺の身体は震えてしまって、精一杯で首を横に振った。彼の方へと頭を向けて、悦楽に蕩けて眩む目を、頑張って開く。
「いいのっ♡おれっ、おれもしてほしっ、いっぱいいれてほしかったからぁっ♡なりゃさなくていいのっ、がまんなんてしにゃいでっ!おれにっ、おれにいっぱいしてぇっ♡」
回らない口で、叫ぶように嬌声で彼に告げた。小さく彼が笑う音がして、舐めるように、彼の舌で耳にキスをされる。
「あまり可愛いことを言ってくれるな。…俺が、止まれなくなるだろう?」
笑みを含んで荒い息が、甘く耳に吹き込まれる。それにも、ぶんぶんと勢いよく首を横に振って、彼に応えた。
「とっ、とまりゃないでっ♡おれ、リジットひゃんにいっぱいついてほしっ♡おにゃかいっぱいになるまで、たねづけしてほしいの…っ」
今、俺の口調は、幼い子どもよりも回ってない。ふにゃふにゃと呂律の回らない声で、それでも精いっぱい彼に伝える。我慢なんてしないで欲しい。止まらないで欲しい。彼には、俺にしたいことを全部して欲しい。いっぱい突き上げて、いっぱい種付けして、…彼にも、俺でいっぱい、達して欲しい。…リジットさんにいっぱい愛してもらえることが、俺の何よりの幸せなんだから。
そんな想いをいっぱい込めて、彼に告げた。その想いを、…彼はきっと、分かってくれたんだろう。少しだけ見張るように開かれた眼が、…嬉しそうに、細められる。その笑顔に、俺の顔も緩んで。リジットひゃん♡、って彼の名を呼び掛けた、そのとき。
…ぐ、と、片足を持ち上げられた。腰が捻られるように横を向いて、俺のなかで、彼のものがぐりりと擦れる。子宮へのキスはそのままに、腸壁を擦る彼のおちんちんが、いつもとは違うところに当たった。高く上げられた片足が、跳ねるように大きく揺れる。…そのまま、更に深くまで、彼のものが子宮を圧して更に沈んだ。
「ふぁああぁんっ♡あっ♡あっ、ふかいぃっ!りじ、リジットひゃんっ♡しきゅうっ、しきゅうこりこりされてるよぅっ♡」
くちゅくちゅと吸い付いたままの子宮口を、更にこりこりと、硬い先端でくじられる。もうすっかりと、彼のおちんちんに愛されることに馴染んだ俺の子宮は、子宮口を強く押されるだけでとろとろに蕩けるようになっていた。段々と、子宮口が柔らかく開くようになっている気さえして。彼の先端を俺の子宮で受け入れて、子種を直接、俺の子宮に注いでもらうことを、つい、…望んでしまう。
体勢が変わった所為で、樹にはしがみつけない。ほとんど横向きになった俺の身体を、また、リジットさんが強く抱き締めて、支えてくれた。浴衣の前がはだけられて、露になった胸をまた、握るように搾られた。ぴゅるっ、と、綺麗な放物線を描いて、俺の母乳が雑木林へと舞って散る。甘い匂いが、またひとつ濃く香った。
今まで、何度も彼に愛してもらったけれど、こういう横向きの体勢は初めてだった。大きく片足を抱えられて、横向きにされたまま。仰向けや後ろ向きとは違うところを、彼のものが削げ擦って、子宮を強く突きあげる。下から貫かれるのとはまた違って深い場所まで、彼のものが挿入ってくる。…その一突きだけで、俺は呆気なくイってしまっていた。こん、こんって優しくノックされては、ずぅん、って重く突きあげられる子宮口。くりゅくりゅと入り口をくじっては、揺らすようにこりこりと先端で擦られる。それだけで、全身がぐずぐずに蕩けるように気持ち好くなって、身体中を多幸感が満ちて、包まれる。抱えられた足のつま先が、無自覚に震えて、揺れた。履いていたままの下駄が、足の先にぶら下がりながら、震えるつま先に合わせて揺れる。それが、俺が突かれるたびにイってることを、如実に表しているようだった。
ずちゅんっ、ばちゅんって、俺のお尻に彼の腰が強く叩きつけられる。それと一緒に、彼のおちんちんの先端が、俺の子宮口にきつく口付けながら、子宮ごと強く揺り動かした。一際強い悦楽が、煮えるような熱さになって、どろりと俺のなかに注ぎこまれるような感覚。そのたびに、子宮口は悦んで彼にちゅうっと吸い付いて、子宮も嬉しそうに跳ねてきゅうんと捻じれる。俺の腸壁を削げ擦る彼のおちんちんにも、柔らかい腸壁が蠢くように、ぎゅうんと畝ってはきつく食い締めた。とろとろに蕩ける腸内からは、ひっきりなしに腸液が溢れて、彼の律動と一緒にお尻の孔から勢いよく噴き出る。…もう、何度絶頂に打ち上げられているのか、分からない。
俺を支えるはずの片足も、幹に回している腕にも。その気持ち好さに、ほとんど力が入ってなかった。ただ、彼が抱えてくれている腰と、彼を受け入れて、咥えこんでいるおなかのなかだけで、俺の身体は支えられていた。幹に擦り付けている額がずるずると下がっては、こつんと当たってまた持ち上がる。擦られる額が少しひりつくような気もしたけど、直ぐに意識の外に消えた。
「リジットひゃぁん…っ♡おれ、イ…っ、またイってます…っ♡」
だらしなく舌を垂らしてしまいながら、何度目かも分からない絶頂を彼に告げた。目の前が眩くて、目を開いてるのにうまく焦点を結べない。彼に子宮を愛されると、それだけで多幸感が身体に溢れ出た。今も、彼に子宮口をくにゅくにゅとおちんちんの先端でくじられたり、先端の硬いところでこりこりしてもらったり、子宮を強く突いて揺り動かしてもらうだけで、絶頂と同時に圧倒的な至福感が、身体を包む。きっと、今、俺は顔までぐずぐずに蕩けてるに違いない。…そんなだらしなくてはしたない顔、彼には見られたくないのに。それでも、頭のなかまで桃色に蕩けるような幸せに、俺の顔はとろとろに緩んだまま戻ってくれない。
そんな俺の顔に、彼が触れる。腰の、強い律動はそのままに、その指先が優しく、俺の頬を撫ぜた。絶頂を重ねて、膚まで鋭敏になっている俺の身体は、その優しい感触にも大きく震えてしまう。でも、彼の指の、少し荒くて硬い肉球を堪能したくて、自分からその指に頬を擦り寄せた。…そんな俺に、彼が、笑う。上げられた口角と、細められているのに、その奥の黒色は見開かれたままの、眼。その顔で、彼が、俺を見詰めて。
「そんな可愛い顔をするな。…今日こそ、お前を壊してしまうぞ?」
荒い息で、囁かれた言葉。…その言葉に、背筋が震えた。恐怖なんかじゃ勿論無い、それは、…目映いくらいの期待と、幸福。…そのくらい、彼に愛されたい、って、俺の奥深くが叫ぶ。
こわしていいよ、って、告げる口は悦楽に震える。彼の眼の奥の黒色が、更に大きく開かれて。…それから、嬉しそうにその琥珀色の眼が、笑んだ。
そのまま、またぐるん、と体勢が変えられる。今度は幹に背を押し付けられて、支えるように両足を抱えられた。ずるり、と背が落ちそうになる前に、目の前の彼に腕を回す。…漸く抱き着けた彼の身体。それが嬉しくて、しがみつくように、更に強く抱き締める。じゅぶ、って彼が動く音が胎内から響いた。彼のおちんちんが、勢いよく俺のなかを抉っては、子宮を突いて大きく揺り動かす。目も口も、顔中蕩けさせて声を上げる俺に、彼の顔が近づいて。そのまま、噛みつくみたいにキスをされた。舌を引き出されるくらいに絡められて、ちゅうっと強く吸われる。口外で、舌を合わせて吸われるのが、蕩けそうなくらいに気持ち好い。彼のものか俺のものか分からない唾液が、顎を伝って下に落ちた。
唇を合わせながら、悦楽に眩む目を薄っすらと開けて、彼を見つめる。…リジットさんの琥珀色の眼が、余裕のなさげに細められて、俺を見ていた。…いつもは、何処かに余裕を残して、俺をどこまでも気持ち好くしてイかせてくれるリジットさんの、初めて見るような、切羽詰まったような顔。その顔に、…また、目映い幸福で背筋が粟立った。余裕もないくらいに、彼が、俺に欲情してくれてる証。その顔に、俺からもさらに顔を寄せて、拙い動きで彼の舌を吸い返す。ちゅぷちゅぷと濡れた音の隙間で、荒い息が弾む。
「フラフィー、好きだ…愛してる、誰よりも、何よりも俺が一番、お前を…っ」
キスの合間に、彼の声が、俺に愛を告げてくれる。それが酷く嬉しくて、こころが蕩けて、躍るように跳ねた。俺からも、彼に大好きだって伝えたい。けれど、その隙も無く、俺の口は彼に塞がれて、声は彼の喉奥に吸い込まれてしまう。だから、言葉じゃなくて身体で伝わるように、更に彼の舌を強く吸って、一生懸命腰を揺らした。彼にしがみつく手にも、力を込めて指を立てる。
くちゅくちゅと、俺の子宮口を捏ねくじっていた彼の先端が、…少しだけ、いつもよりも深く俺のなかに潜り込んだ。ずっと強く、優しく捏ね突かれて、柔らかくほころんでいた俺の子宮は、潜り込んできた彼の先端を、嬉しそうに吸い付いて受け入れる。俺の一番大事なところに彼を感じて、足の先まで大きく震えた。彼の子種を直接注がれたい、って思ってた俺の願望が、本当になろうとしている。その至福感に、目の前が滲んだ。
まるで食むように、一際強く、彼の口に俺の唇が吸われる。ぐるぐる、って低く唸る音が、唇を通じて俺にも響いた。
俺の子を孕んでくれ、って、小さく、彼が願うように、…まるで請うように俺に、告げる。そのまま、また塞がれてしまった唇で、俺も言葉の代わりに、彼に舌を絡めて懸命に伝えた。『リジットさんのこどもが、欲しいです』、って。彼の子を俺が孕めると知ってから、ずっと俺が待ち望んでいる、…その、一言を。
彼の先端を受け入れている俺の子宮口も、ちゅうちゅうと吸い付いて、同じ言葉を彼に伝えた。…子宮口だけじゃない。彼のおちんちんを締め付けている腸壁も、お尻の孔も、俺の全身が。彼の子が欲しいって、叫ぶように、彼に告げていた。彼のことが大好きだ、って。彼の子を、産みたいです、って。
そんな、俺に応えてくれるかのように。びゅるるるっ、て、俺のなかに熱い奔流が勢いよく注がれる。子宮口を越して、俺の子宮に浅くけれど確かに挿入された彼のおちんちん。そこから直接、俺の子宮に、彼の子種が注がれている。…それが酷く嬉しくて、こころが蕩けて、その喜びだけで俺は達していた。半固体くらいに濃い子種が、音を立てて俺の子宮に注がれて溜まっていく。おなかがあったかくて、今まで以上の圧倒的な至福感が、身体を包んで、溢れ出る。ばたつくように足が跳ねて、彼にしがみつく腕にも、うまく力が入らない。樹の幹に押し付けられた背が擦れているのか、少しだけちりちりと痛んで。その痛みすら、悦びに繋がっているようだった。
おなかがあたたかく膨らんでいく感触が、酷くいとおしい。この膨らみが、彼の子へと成っていく感覚が、俺を包んだ。口外で、舌と舌が合わせられて、じゅっと水音を立てながら吸われる。未だにびゅるびゅると、胎内で音を立てて俺に注がれている熱い子種を感じながら。彼にしがみついて、彼に包まれる喜びと幸福に、思う様、身を浸した。
そのあと。彼に抱っこされて旅荘に帰った俺は、そのあとも、部屋で何度も彼にいっぱい、愛してもらって。その翌日は、それもあって、昼過ぎまで眠ってしまった。
旅荘のご主人に、少し遅い昼食を用意してもらいながら。汚してもらった浴衣のことを、を謝ろうと思ったんだけど。…もう、昨日、浴衣を着せてもらうときに、リジットさんが、俺たちが来た浴衣を買い取らせてもらう話を、してたんだそうだ。…だから、浴衣越しに胸を搾ったりしたのか、って、昨日のことを思い返した、少し赤面しつつも。よかった、って安心しながら、昼食を戴いた。
それから、旅荘に置いてあるお土産や、近くにあるお土産屋さんを、リジットさんと一緒に覗いて。みんなへのお土産を、どれにしようか楽しく話したりして購入したあと、また旅荘に戻って。ご主人や、旅荘の皆さんにお礼とご挨拶をしてから、迎えに来てくれた馬車に乗り込んで、旅荘を後にした。
帰りの馬車のなかで。楽しかったね、って彼に話しながら、密かにおなかに手を当てる。…この旅行中にも、たくさん彼の子種を注いでもらった、俺の子宮。今までにないくらいに疼いていた子宮は、彼の子種でいっぱいにしてもらって満足したのか、もう疼いてはいなかったけれど。
その代わりに。…まるで脈動しているかのように、小さく、あたたかく、とくん、とくんと跳ねていて。俺は、…もしかしたら、って期待と、希望を胸に灯しながら。世界一大好きな俺の旦那さまに、寄り添い凭れて。彼が、優しく眼を細めて、俺の肩に腕を回してくれるのを感じながら。そのままゆっくり、目を、閉じた。
その、俺の想いが叶うかのように。…俺のなかに、彼の子どもが宿ったことを知ったのは。それからもう少し、後のことだった。
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