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イケメン狼獣人がぽっちゃり少年を娶るはなし。【46-2】
寝室の、ベッドの上で。二人で向き合い、額を寄せながら。…この子を腕に抱ける幸福に、身を浸す。
ランプの灯りだけが、ぼんやりと橙色に辺りを照らす、静かな部屋で。俺の、誰よりも愛おしい妻に指を、伸ばした。その柔らかな頬に、指が沈んでいく優しい感触に、眼を細める。
夕食前に。この、俺の可愛いこの子から、今夜への誘いを貰った。以前に、俺が『2人目が欲しい』と言ったことを、覚えていてくれたこの子が、俺に言ってくれた言葉。
『…その、き、今日、どうですか!?』
顔を真っ赤に染めて、声が裏返るほどに緊張して。叫ぶようにそう口に出して、俺を誘ってくれた、俺の何よりも大事な妻に。先程のことを思いだして、密かに笑う。
「どうしたの?」
いきなり顔を緩めた俺を、不思議に思ったのだろう。お互いの額を寄せ当てたまま、フラフィーが俺を見遣って首を傾げた。そんなフラフィーに、頬に沈めたままの指を動かして、なぞるようにゆっくりと撫ぜた。
「…お前と、こうやって触れ合えるということが、俺にとっては何より幸福だと、…そう想っていたんだ」
そう、囁くように、素直に想いを愛しい妻へと告げる。俺の言葉に、ほんのりと頬を赤く染めて、嬉しそうにフラフィーが笑った。そのまま、頬に沈めた俺の手に、その柔らかな手を重ねて。『俺も!』と、幸せそうにそう応えてくれる、この子の熱が。寄せた額を、重ねた手を通して、俺にも伝わる。…そのぬくもりは、この子の優しさを表すように、俺のこころに心地好く沁みていく。
…俺の指を、避けることなく受け入れてくれる優しい弾力と、あたたかなぬくもり。それが、何よりも俺には嬉しいことだということを、…この子は知っているだろうか?
俺の過去を話しても、尚。…俺が、両親を殺したあの獣人たちを、…手に掛けたと。それを知ってすら、この子は、俺の傍にいて、くれる。それが、俺にとって、…どれだけ幸福なことか。どれだけ、救われれているのか。きっと、俺がどれだけ言葉を尽くしても、この子には伝えきれまい。…俺が、どれだけこの子を愛し、必要としているのかも。
きっと、…俺が、今までこの子に、俺の過去を話さなかったのは。話せなかったのは。俺が、思い出すことがつらかっただけじゃない。…この子が、俺から離れていってしまうかもしれないと、…そう思うのが怖かったからだ。あの日、俺を怯えた眼で見てきた村人たちのように。俺の過去をを知ったこの子が、俺を、…怯えた目で見るのではないかと。
それが、杞憂だなんて、分かっていた。この子が、そんなことを思う訳がないと、俺が一番よく知っていたし。…そんなことを不安に思って怯えること自体が、この子を信じていないと言うことなのではないかと、そうも考えた。それでも、…それでも、怖かったんだ。そんなことを思ってしまう自分自身にも、嫌気がさした。辛くて、怖くて、…怯えていたんだ。俺の過去も、それを知られたときに生じるかもしれない幾多の可能性にも。その、何もかもに。
そんな、俺の不安を、怯えを。この子の優しいぬくもりが、払ってくれたんだ。俺を、…こんな俺を、怖がることも忌避することも嫌悪することもなく、受け入れてくれた。俺の哀しみに寄り添って、…一緒に泣いてくれた。きっと、…今まで泣くことも出来なかった、俺の分まで。
そうやって、いつも、いつだって俺と一緒に在ろうとしてくれる、俺の、誰よりも大事で大切な、最愛の妻を。間近の距離から、真っ直ぐに見つめた。近すぎて、少しぼやけて見えるこの子の顔が、照れたように愛らしくはにかむ。その頬が、ゆっくりと赤く染まっていく様まで、喉奥で感嘆しながら余すことなく眼に、映す。
「リジットさん、そんなに見つめられると、その、…照れちゃうよ」
だってリジットさんてば世界一格好良いんだから!そんな可愛らしいことを言いながら、赤く頬を染めたままフラフィーが少しだけ顔を伏せた。それから、目だけで俺を見上げて。また照れたように、それでいて嬉しそうに、その目を細めて俺に、笑う。ぎゅう、とその円い目を惜しげもなく細めて笑う、まるで花のほころぶような笑顔。
そんな俺の妻が、あまりにも可愛らしくて。思わずぎゅう、と腕のなかに、閉じ込めるように抱き込んだ。そんな俺に、何の躊躇いもなく。…フラフィーの柔らかな腕が、俺の背に回される。背中に感じるあたたかなぬくもりに、…少しだけ、眼の奥がじん、と痺れる。そのまま、子猫のように俺の胸に顔を摺り寄せながら。その愛らしい円い目が、ゆっくりと俺を見上げた。
「リジットさん。…俺、リジットさんの子が、たくさん欲しいです」
ゆっくりとした口調で、顔を赤く染めたまま。それでも、俺を真っ直ぐに見つめて、フラフィーが言う。その言葉が、全身に、胸に沁み込んでいく。俺の子を『たくさん』。それは、…きっと、俺の家族を増やしたいと、そう思ってくれているんだろう。両親を、…家族を喪った俺に。今まで、孤独のなかにいた俺に。…今まで以上に、たくさんの家族と愛情を、俺に与えたいと。そう、優しいこの子は願ってくれたのだろう。きっと、…それだけこの子も、俺を想って、…愛してくれているのだろう。
この子の、その想いだけで、満たされていく気がした。この子が俺に向けてくれる、与えてくれるこの想いがあれば。俺は、…もう、絶望に身を浸すことも、怒りに身を堕とすことも、きっと無い。この子が、…この子さえ、俺の傍にいてくれたなら。俺を、愛してくれるのならば。
そんなことを思いながら。柔らかな頬を撫ぜて、ゆっくりと口づける。そのまま、倒すようにその身体をベッドへと沈めた。真っ白なシーツの上で、顔から耳まで赤く染めたフラフィーが、少しだけ眉を下げて俺を見上げる。赤く色づくふっくらとした頬が、緩やかに上下する様は、どこか頼りなく、それでいて無防備で。少しの不安と、…大きな期待を秘めたその目が、縋るように俺を映す。
この子の、この表情が、…俺は堪らなく好きだった。色事の最中とも違う、けれど俺しか知らないこの子の顔。もう、幾度となく身体を重ねているというのに、いつまでも幼く、初々しく。…それでいて艶やかに、俺の情欲を惹いてやまない。
今日も。その顔に誘われるように、たぷん、と柔らかな胸に指を這わせる。もう、ぷくりと膨れた乳首は薄っすらと湿っていた。可愛らしく勃ち上がるその乳首を指で軽く摘まむと、それだけで、小さく震える乳首が更に硬くなる。その先端からぷしゅっ、と白い飛沫が噴き出して、甘い匂いが辺りに漂った。
その匂いにつられるように、ふんわりと心地の好い乳肉に顔を埋めた。ロバストは、もうこの子の母乳だけではなく、離乳食も食べるようになってきている。…だから、というべきなのだろうか。それとも、けれど、というべきなのだろうか。この子の胸には、今まで以上に母乳が溜まり、また少しその大きさを増したように思えた。…このまま、成長とともにロバストが、この子の母乳を必要としなくなっていくのなら、俺が独り占めできるな。などと、そんな戯言が頭を過ぎって、一人で笑う。…これが、冗談に隠した本音だということは、誰にも言うつもりもないが。
この子の愛おしく柔らかなぬくもりに包まれた顔のなか、母乳の甘い匂いと、この子の甘く優しい香りが鼻腔に広がる。…甘く優しく香るのは、この子も母乳も同じなのに、その匂いは似ていても違う。甘いミルクと、愛らしい花を砂糖で煮詰めたら、この子の匂いになるのだろうか。その何よりも俺を安らがせ、欲情させるこの子の匂いに、密かに眼を細めた。そのまま、手に馴染んで肌触りの好いこの子の乳肉を、思う様堪能する。ふんわりと柔らかく、手に蕩けるようなこの子の胸は、俺には何よりの甘露だった。
そんな俺を、慈しむように。フラフィーの手が、俺の頭に回る。抱きかかえるように俺の頭をその腕が包むと、…あたたかな指が、俺の頭を撫ぜるように滑った。その指先は、幼く、愛らしく、…それでいて紛れもない『母親』のもので。少し気恥しくなりながらも、乳肉に顔をうずめたまま、その指を享受する。二度、三度と俺の頭を滑った後、その指が、縋るように俺の獣毛に沈んだ。
「リジットさん…おっぱい、もっとさわって…♡」
とろり、と声を蕩けさせながら、俺の可愛い妻がねだってくる。もどかしそうに俺に胸を押し付けてくる様は可愛らしく、同時に酷く肉感的だった。その言葉に、埋めていた乳肉から顔を上げれば。柔らかく揺れ蕩ける乳肉の上で、赤く充血した乳首が硬く痼ったまま、寂しそうに震えていた。
まるで、早く吸って欲しいと言わんばかりに可愛らしく勃ち上がった乳首と、愛しい妻の愛らしいおねだりに。密かに口元を緩ませながら、ねだられた通りに硬く痼る乳首に口を寄せて、舌を這わせる。ぷくりと大きく膨れ上がった乳首を根元から舐め上げると、それだけで、フラフィーの身体が大きく震えた。もっともっとと言うように、俺の頭を掻き抱く腕にも力がこもる。上体を更に反らしたのか、ふくよかな胸が更に俺に寄せられて、俺の顔がまた、ふんわりと甘く蕩ける乳肉に埋まった。こころのなかでその幸福を噛み締めながら、舐め上げた乳首を口に含む。びん、と勃ち上がる乳首を舌で弾いて扱くように舐めると、フラフィーが大きく嬌声を上げた。
「ぅあんっ!ちくびきもちぃ、です…っ♡もっと、リジットひゃんもっとぉ…」
俺の頭を抱く指が、縋るように獣毛に沈んだ。その声に応えるように、そのまま乳首を咥えて、ちゅう、と音を立てて強く吸う。俺の口内に、母乳が噴き出す感触と、とろりと甘く優しい味が、勢いよく広がった。舌を蕩かすような最高の口福に、喉を鳴らしてそれを嚥下しながら、舌でそそり立った乳首を舐め転がす。薄っすらと母乳を滲ませて、ぷくりと膨れた乳首が俺の舌に合わせてころころと口内で転がっていく。飴玉を舐めるように 滲む母乳を乳首ごと舌先で舐め取れば、そのたびにフラフィーの口から、愛らしい吐息が切れ切れに上がった。
「うぅん…っ♡あっ、ふぅ…っ」
そのぷくり、と膨れた乳首に誘われるように、鈍く伸びた犬歯をゆっくりと沈ませた。硬く痼る弾力に、歯が緩やかに埋まっていく感触が堪らない。フラフィーの背が一際大きく跳ねて、そのまま胸を押し出すように更に反らされた。俺を掻き抱く手にも、一層の力がこもる。
「やぁっ♡らめ、ちくびかんじゃだめですっ♡」
口では否定するようなことを言いながらも、その身体は俺にもっと、と言うように胸を反らして摺り寄せてくる。乳首を傷つけないように、尚も甘噛みしながら吸い上げる。うまく歯で挟んで磨り潰すように乳首を転がせば、フラフィーが声にならない声を上げながら、一際大きくその幼い身体を震わせた。仰け反るようにふくよかな腰が浮き、肉付きのよい、豊満な尻朶から腸液がぷしゃり、と噴き出て、しとどにシーツを濡らしていく。シーツの上では、ふっくらとした足が、痙攣するようにつま先までびくびくと震えていた。…胸だけで達したのだ、と、その様子で理解した。眼が自然と細まり、口角が上がっていくのが自分で分かる。…そこに宿るものが、この子への限りない愛情と、…どうしようもないほどの情欲だということも。
「悦かったか?…なら、もっと悦くしてやろう」
そんなことを、囁くように言いながら。もう片方の手も胸へと這わせて、手のひらに程よく収まる柔らかな乳肉を、手指全部でゆっくりと揉み込んだ。ぷしゅ、っと音を立てて、母乳が宙へと舞い散るようにしぶく。胸の根元から搾るように、上へと手をずらしながら揉み込むと、乳白色の飛沫が一層大きく辺りに舞った。甘い匂いが更に濃く、部屋に広がる。ベッドに身を沈めながら、未だ余韻に浸るように、びくびくと震えていた柔らかな身体が、また大きく跳ねては背を仰け反らせた。
「ふあぁんっ♡りじ、りじっとひゃんっ、おっぱいいじっちゃだめ…っ」
まだ絶頂が治まっていないのだろう。胸を搾るように揉み込むだけで、フラフィーがその幼い身体を弾ませる。俺の手のひらの肉球に、硬く痼った乳首が当たって、根元からくにゅりと折れた。そのまま乳首ごと、乳肉に幾度も指を沈ませると。根元から折れ曲がった乳首が母乳をしぶかせながら、俺の肉球の上でころころと転がる。それを潤滑油とするように、俺の手指が滑りを帯びてフラフィーの胸を滑らかに包んだ。
「…あ、あぁっ、んっ♡だめ、だめぇ…」
きつく目を瞑りながら、フラフィーがびくびくと身体を震わせる。その言葉とは裏腹に、俺の頭を抱き込んだ腕は、まるで俺をそのふんわりと柔らかく蕩けた乳肉に押し付けるように、更に俺を抱き締める。そんな愛らしい妻の、素直で感じやすい身体に、更に俺の口元が緩んでいく。胸を搾る手の動きはそのままに、口に含んだままの乳首を、もう一度、音を立てて吸った。ちゅうっ、と濡れた音が辺りに響いて、口のなかに蕩けるような甘露が広がる。俺の頭に、フラフィーの顔が埋められて、嬌声が獣毛に吸い込まれる。もう浅い絶頂から降りられないのだろう。その柔らかく熱い身体は、びくびくと震えたままだ。
そんなフラフィーに、胸から顔を離して。耳まで真っ赤に染めた顔に、額を寄せて小さく口づける。重ねた唇に、健気にキスを返してくれるフラフィーが、…潤んだ目で俺を見つめる。
「り、りじっとひゃん…おれに、りじっとひゃんのこだね、くだひゃい…♡」
舌足らずの、甘い声。とろりと蕩けた可愛らしい顔で、甘えるようにそんなことを、ねだられて。…俺は、今にも箍が外れそうな本能を、理性で必死に捻じ伏せながら。表情にだけは余裕を滲ませて、その言葉に、ゆっくりと頷いた。
(本当は。…今にもこの子のなかに、俺のものを突き入れたいほどに、余裕なんて欠片もないというのに)
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