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イケメン狼獣人がぽっちゃり少年を娶るはなし。【登場人物紹介】

  ■イケメン狼獣人がぽっちゃり少年を娶るはなし。の、今更ながらな舞台と登場人物紹介■

  →舞台

  アウレア大陸

  12ヵ国ほどの国が隣接して成り立っている、世界の中でも大きな大陸。古くから獣人が存在し、人間と共存している国や対立している国、差別の激しい国等、その国によって獣人との関わりは様々。

  ファレス王国

  アウレア大陸の左端に存在する国の一つ。アウレア大陸の中でも、獣人と対等に接し、共存している数少ない国で、獣人を軍人として積極的に登用している。その為、軍事力も国力も大きい。

  獣人のなかには、その待遇を求めてファレス王国に渡ってくるものも少なくない。

  ウラーク王国

  ファレス王国から右に二国離れた、内陸にある国。周囲が山に囲まれ、王城が国の真ん中辺りに存在する。城下町では獣人差別が激しいが、城下町から離れた村ではそこまで差別が酷くない、…とされている。

  メスチ王国

  ウラーク王国の右側に隣接する国。アウレア大陸の中でも獣人差別の酷い国で、長いこと人間が獣人を奴隷のように扱っていた。その扱いに耐えかねた獣人が決起して革命を起こし、今では獣人と人間の地位が逆転している。人間に対して憎悪や憤怒の念が強い獣人は、この国に渡り人間への恨みを晴らすものも多い。その経緯から、戦火を広げるのではないかと大陸の中でも危険視されている。

  レアルダ王国

  ファレス王国の下側に隣接する国。獣人の数はそれほど多くなく、差別も少ない。が、それ以上に男尊女卑が罷り通り、それに苦しんだ女性が他国へ渡る、と言う事象が増えている。

  カロス王国

  ファレス王国の上側に隣接する国。学術に力を入れており、才能さえあればどんな人間でも、獣人であっても学者や芸術家の道を歩むことが出来るという数少ない国。その為、様々な国から多くのものが、この国へと留学している。

  →登場人物

  リジット・グレイ(26歳→27歳)

  ファレス王国の近衛師団に属する黒狼の獣人。階級は兵長。ファミリーネームは兵長に任命されたときに、国王から授けられたもの。身長は178cm。

  元々は、ウラーク王国の片田舎の小さな村で、人間と共存し平和に暮らしていた。が、10歳の誕生日に、メスチ王国の革命に触発された獣人の暴挙により両親を殺され、その衝動で獣人たちを皆殺しにする。その後、血に塗れた姿を人間の村人に発見され、恐怖と嫌悪をぶつけられ、失意のままにファレス王国へと独りで渡ってきた。

  その時に心に負った傷は深く、他人に心を許せないまま成長した。その為、他人からは冷徹・冷酷・無感情、と思われ、避けられていた。

  長いことその傷を抱えたまま独りで生きていたが、フラフィーに出逢って世界が変わる。

  フラフィー・グレイ(16歳→17歳)

  ファレス王国の男爵であるセシル家の三男にして末子。身長は158cm。幼い頃からふっくらとしたマシュマロ体型で、今でもそれは変わらない。

  権力主義で上昇志向の強い両親に、7歳にして老侯爵の婚約者となることを決められる。が、その婚約は老侯爵の慰み者となるだけのもので、それを幼心に諦めながらも受け入れていた。

  その為か、基本的には明るく優しい、包容力のある子なのだが、自己評価が著しく低い面がある。

  けれど、(フラフィー自身はその自覚はないが)ある舞踏会にてリジットに見初められ、彼の婚約者となり、世界が変わる。

  ロバスト・グレイ(0歳)

  リジットとフラフィーの長男。外見は父親にそっくりな、黒狼の獣人。

  今は掴まり歩きと喃語が喋れる。自分で動けるようになったため、目が離せない。

  第二部から活躍する(予定)。

  ハイト・スティケート(34歳→35歳)

  ファレス王国でも多くの軍人を輩出している名家のひとつ、スティケート家の長子であり次期当主の大型犬獣人。身長は185cm。

  以前は軍人として活躍していたが、目と足を負傷し、退官している。その眼の負傷により、右目にいつもモノクルを掛けている。物腰は優雅で、いつでも礼儀正しく面倒見が良い。

  軍人であった頃にリジットの指導兵となり、退官した後も親交は続き、今ではお互い親友と呼べるまでの仲。年齢差もあり、リジットを子供のようにも想っている。

  幼名をソフィーと言い、いつか自分に大事な人が出来た時には、その名で呼んでもらうことを望んでいる。

  アステール・ウィンザー(20歳→21歳)

  ファレス王国の男爵であるウィンザー家の次男。身長は174cm。歳の差がありながらも、幼い頃からのフラフィーの親友。

  輝くような白金の髪と碧色の眼という見目麗しい外見を持ち、立ち振る舞いも優美な、正に王子様。その外見に見合うだけの見聞や学識をつけ、爵位が上の令嬢の元へ婿入りさせようという両親の目論見の元、15歳からつい最近までカロス王国へと留学に行かされていた。

  リジットとフラフィーの婚姻式に一時帰国し、その時にスティケートに一目惚れする。

  ハンデット(18歳→19歳)

  ファレス王国の精鋭師団に属する黒豹の獣人。階級は二等兵。身長は189cm。

  ウラーク王国に生まれたが、早くに父親を亡くし、母親に育てられる。しかし、男尊女卑の酷い国で母親が苦労している姿を幼い頃から見続けており、母親の為に15歳の時にウラーク王国を抜け出し、ファレス王国へと渡ってきた。

  人間より少ない獣人の中でも、更に数の少ない肉食獣人であることから、人間にも獣人にも怖がられ、怯えられる。その為親しい者が一人も出来ず、ずっと寂しい思いをしてきた。自分を怖がらずに接してくれたフラフィーに恋心を抱きかけるが、それを自覚する前に失恋する。

  シイス(17歳)

  ファレス王国の、城下町の裏通りに店を構える揚げ物屋の息子。その為か、ぽちゃっとふくよかな体型。

  明るく元気で、声が大きく、いつも賑やか。同じく賑やかな母親と、強面で無口な父親が居り、家族の仲はとても良い。

  街中で転んだところをハンデットに助け起こされ、そこからハンデットと仲良くなる。肉食獣人の上に軍人であるハンデットを見ても、怖がることなく屈託なく接する数少ない人間。

  ※第二部で増えるキャラや設定等も、随時追加していく予定です。

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