七月②_お漏らしが滲む朝

  ユウタがニコニコ顔で、リョウのおむつから手を放す

  「はいっ、良くできましたー」

  「あふっ……ふーっふーっ……」

  リョウはおむつ替えポーズのまま、ぐったりと放心していた。大股を開き、胸から下腹部までをあわらにしてベッドに横たわっている。

  ビリッビリッ……

  ユウタはそそくさとサイドステッチに手をかける。

  「良い子だから、じっとしててねー」

  「ふーっはーっ……」

  おむつの前面が開き、開放されたおちんちんが外気に触れる。

  リョウは喘ぐようにぐったり倒れたまま。なされるがままに股間をさらけ出した。

  小さなおちんちんだけ、脈に呼応してビグッビクッと元気に跳ねている。先端からは薄い白い液体が糸を引き、おむつのなかへダラダラと垂れていた。

  「ふふっ。白いのも黄色いのも、たくさんしちゃったねー。よく頑張りましたねー」

  「ふぐっ……見んな……見んなよぉ……」

  リョウは弛緩した顔を精一杯動かして、抗議の声を上げた。

  そんな様子をユウタはニコニコ顔で満足そうに眺めている。

  「しーしーは、もうしないー?」

  「ふぅ……」

  いまだヒクヒクと脈打つ股間に、じんわりと尿意が高まってきた。

  「おむつ、ないないして大丈夫ー?しーしーはもうない? しーしー」

  「あ……ふぅ……」

  脚は相変わらず大きく見開いて、ユウタからは尻まで見えそうなくらいだ。隠す仕草が微塵もないこんなポーズで、おしっこをするなんて。

  「しーしーしてから、おむつかえようねー」

  「あっ……あっ……」

  ユウタの声に合わせて、次第に尿意が高まる。

  目尻に涙が浮かび、夏の日差しに視界が白く滲む。

  カーテンで遮られているにも関わらず、外の強い日差しが木漏れ日を写している。

  「ほら、しーしー、しーしー」

  リョウのお腹が小さく上下する。

  下腹部にできる限りの力をこめようとするが、全然力が入らない。

  尿意はひたすらに高まる。それでも、だれかに見られながら小便をするなんて、物心ついてから一度もやったことが無いような行為だった。

  「あ……ふっ……」

  リョウは顔を真っ赤にして、抵抗しようとする。

  小学生の連れションくらいならまだしも、誰かが見ている目の前で大股をひらいておしっこを催促されている。

  顎がガクガクと震え、肩をきゅっと縮こませる。

  「しーしー、できるよねー。しーしー」

  尿意はすでに限界だった。

  リョウはキュッと目をつぶり、両手で顔を隠して羞恥に耐えようとする。

  「……うぅ……うあ」

  ぷっくりとおちんちんの先端が膨らみ、大きく足を開いたリョウの股間からおしっこが流れ出た。

  ショロ……チョロッ……

  「しーしー、しーしー」

  ユウタの声に合わせ堰を切ったように、おしっこがとめどなく流れ出る。

  もちろん、下腹部からお尻まで丸見えだ。

  「み、見んな……見んなよぉ……」

  リョウは両手で顔をぐしぐしとこする。

  顔を隠そうとしても、小さなおちんちんは全開のままだ。

  それも先ほどの興奮が冷めやらぬ様子で、まだうっすらと芯を持っている。

  「ふふふー。まだまだ元気だねー」

  ショロッ……ショロロ……

  ヒクヒクとおちんちんが脈打つ動きにあわせて、おしっこも上下に飛び散らしてしまう。

  「あうっ、やっ、やだっ……お、おちんちん……」

  「ふふっ、元気元気。おもらしシートから漏れなければ、問題ないですよー。」

  ショロロ……

  「ふぁ……ふーっ……」

  リョウは情けないポーズで足を開いたまま、ユウタの見ている目の前でおしっこをさせられた。

  「いいですよ、しーしー、しーしー」

  「うっ……ふっ……ふぐぅ……」

  両腕で覆った視界に、蛍光灯の光が明滅する。

  流れるおしっこの音。

  ヒクッヒクヒクッ……

  小さな性器は排尿の合間でさえもせわしなく動き続けていた。

  そのせいでおむつ以外の場所まで濡れ広げてしまい、リョウはさらに羞恥で顔を赤らめた。

  暖かい液体が太ももとお尻、さらにはくるぶしのあたりまでも盛大に濡らしていく感触が伝わる。

  「しーしー、全部だしましょうねー」

  「うぅ……」

  ポタポタッ……

  何時間にも思えるくらいの長い時間をかけて、リョウは全部のおしっこを出し切った。

  おしっこも射精も全部出し来てってなお、おちんちんは元気に脈打つように跳ねている。

  「今朝は元気だねー」

  「ふぐぅ……」

  「残ったのも、綺麗にしようねー」

  ユウタはウエットティッシュを手に取ると、リョウのおちんちんに手を伸ばす。

  そして二本の指で楽しそうにつまみ上げる。

  「ひゃっ……あぅ……」

  「じっとしててねー」

  ユウタは余った皮を伸ばしたり、引っ張ったりしながら、おちんちんの先端を拭き取る。

  「ふゃぅ……だめっ、いま、それっ」

  敏感になったそれを無遠慮にいじられ、リョウはユウタが触れるたびにビクッビクッと身を震わせた。

  「きれいきれいするよ」

  「ひゃっ……あ、あふぅ……」

  口をパクパクさせて、言葉にならない喘ぎ声を口から漏らす。

  強い刺激に思わず体をのけぞらせる。

  もしかすると潮を吹いてしまうような高ぶりだったかもしれないが、リョウの膀胱にはもう何も残っていない。

  「暴れないで、じっとしてようねー」

  狙いすましたように、リョウのおちんちんの先端ばかりをくにくにと責め立てる。

  「あっ……やめてっ!それっ……」

  リョウは体だけがビクンビクンと反応を上げる。

  刺激と痛みで視界はチカチカと真っ白に明滅して、すべての神経がおちんちんに注がれたかのようだ。

  どうにかして痛みから逃れようと体を動かすが、大股を開いたままくねくねと身をよじるのが精いっぱいだった。

  こすられるたび、おちんちんからトロトロとした薄い先走り液だけが漏れ出ていく。

  「はい、綺麗になりましたよ」

  ユウタが手を離す。

  包皮に包まれた薄いピンクの先端が、真っ赤に見えるほど充血して熱く腫れ上がっている。

  「はーっ……はーっ……」

  リョウの体は、おちんちんと一緒にピクピクと痙攣している。

  はーはーと荒い息遣いとともに、筋肉質で軽く締まったおなかが上下に揺れる。

  「さ、おむつはないないしようねー」

  リョウの視界も頭の中も、真っ白だった。

  「うん……」

  息も絶え絶えに、ユウタに促されるまま体を動かす。

  おしりのあたりからぐっしょりとした感触が無くなると、代わりに新しいタオルのふんわり乾いた肌触りが伝わる。

  情けないが、少し気持ち良い。

  「ふふっ。素直になると、可愛いですね……」

  ユウタは興味深そうに呟く。

  「ふー……ふーっ……。うっせ、見るなよぉ……」

  恥ずかしくて顔から火が出そうだ。

  「ふふっ、元気だねー」

  「ふぐっ……」

  クスクスと笑われながら、指先でピンッとおちんちんを弾かれる。

  ビシッ

  「いっ………!!」

  容赦なく、本気で弾かれた痛みだった。

  「今日の夜、ちゃんとお仕置きしますからね」

  ユウタのニヤケ顔の奥に、またあの有無を言わせぬ迫力が滲み出ていた。

  「あ、ひ、ひぁい……」

  じんじんとおちんちんの痛みが伝わり、リョウの目尻に涙があふれてきた。

  視界はみるみる白く滲んでいく。

  「ちゃんと、言えるよね? お仕置きしてくださいって」

  「ひ、ひっ」

  ユウタの手がゆっくりと頭を撫でる。

  子供をなだめるような手つきで、慈しむような優しい手触りが伝わってくる。

  「言うこと聞かない悪い子は、お仕置だからねー?」

  「おっおれっ……」

  ブルブルと震える唇を何とか留めて、言葉を続ける。

  「言うこと聞かなくてごめんなさいって、ちゃんと言えるかな?」

  ユウタがまた頭を撫でる。

  リョウは、はーはーと肩で息をしながら、乾いた喉をゴクリと鳴らす。

  目には、すでに白い光が波打つ様子しか見えていない。

  「ご、ごめん……なさい」

  尊厳も何もあった物ではないポーズだが、せめて顔だけは逸らす。

  ユウタの輪郭が視界から消え、代わりに部屋の扉が見える。

  「じゃあ、どうしてほしいか言えるよねー?」

  ユウタはグイと顔を近づける。

  「そっ、その……だから、お、お……」

  「んー?」

  「お、俺に、おっおっ、お仕置き、して……ください……」

  リョウは顔を真っ赤にして、言い放った。

  目を逸らして見えないが、ユウタの満面の笑みが目に映るようだった。

  「うんうん。よく言えました」

  頭を撫でられる感触。やさしい手付きで、髪の毛がクシャクシャと音を鳴らしている。

  まるで本当の子供にするような。

  満足気で、そして無遠慮な撫でられ方だった。

  「さ、とりあえず学校に行きますよ」

  ユウタはテキパキとおむつを取り替え始めた。