七月④_同居人、お仕置きはお尻ペンペンでどうでしょう

  リョウはうつ伏せのまま、ユウタの膝の上で震えていた。

  「まずは、おむつを脱ぎ脱ぎしようねー」

  ユウタは満面の笑みを浮かべると、濡れたおむつのサイドステッチをビリビリと破り捨てる。

  そしてズルリと膝下まで下げ、リョウの股間から抜き取った。

  「ひゃっ……」

  まだしっとりと濡れたリョウ下腹部は、膝に敷かれたバスタオルの上に落ちた。

  おちんちんがゴワゴワした感触に触れる。

  柔らかくて暖かく、少し気持ち良い。

  「おしっこでびっしょりだから、ちゃんと拭いてあげるねー」

  ユウタはもう一つのハンドタオルを取り出し、リョウのお尻を拭き清めた。

  股の間から手を伸ばして、玉の裏からおちんちんの先もきゅっと引っ張るように拭き取った。

  「うう……」

  いつもながら他人に下半身を煽られるのは恥ずかしい。

  しかもいつもと違う体制で、どうにも落ち着かない。

  ユウタの手がリョウのお尻を撫でるたび、ゾワゾワッとした感覚が背筋を走る。

  「じゃ、ぺんぺんするからねー」

  一通りのおしっこを拭き取って、ユウタは声を弾ませて言った。

  「うぅ……やるならやれよぉ」

  ユウタの膝の上でリョウは唇を尖らせ、うなだれながら返した。

  「んー? ちゃんとおねだりしないとやらないよー?」

  ユウタはニコニコ顔でお尻を撫でる。

  「お、おねだり……?」

  「お仕置きしてくださいって、ちゃんと言わないとねー」

  「はあ?」

  言いながら、お尻にはユウタの手の感触が伝わる。

  「ほら、早く言わないと始まらないよー?」

  うつむいた視線からはユウタの顔は見えない。

  しかしそこには、いつもの有無を言わせない雰囲気がありありと漂っていた。

  「お、俺に、お仕置き、してくたさい……」

  「はい、よくできました」

  ユウタが嬉しそうに、お尻を軽く叩く。

  「ふぐぅ……」

  他人にお尻をまじまじと見られるなんて、恥ずかしい。

  「さあ、ぺんぺんするから、お尻はこっち」

  「は……はい……」

  リョウは震えながら腹ばいの位置をずらす。ユウタに促されるまま、膝の上からお尻を突き出すようにポーズを変えた。

  「よしよし」

  ユウタそれを満足そうに撫でる、そして思い切りペチンッ!と叩いた。

  「ひゃうっ!?」

  ビクンッ

  鋭い痛みが走り、体が跳ねる。そしてすぐにユウタの膝へと倒れこむ。

  身をもだえると、バスタオルがおちんちんにあたる感触がする。

  「あれ、もう音を上げちゃうのー?」

  「そ、そんなわけ……」

  リョウは唇を噛んだ。

  一応は学校で不良を自称する以上、たかだかの痛みで弱みを見せたくはない。

  しかしそれ以上に、恥ずかしい。

  「初めてだけど、今朝のぶんと合わせて20回くらいかなー?」

  ペチン!

  気持ちの問題だろうか、普段叩かれるよりも何倍も痛い気がする。

  「ふっ……」

  リョウの口から声が漏れる。

  「次からはリョウが数えてねー?」

  「はっ……」

  ペチン!

  「何回目ー?」

  「うぅ……さ、3回?」

  「ふふー。良くできました。」

  まるで頭を撫でるかのように、優しくお尻をさすられた。

  ペチン!

  「よ、よん」

  「よしよし、数え間違えたら最初からだからねー」

  ベチンッ

  さっきよりも強めに尻が叩かれた。

  痛みもつらいが、叩かれるたびに男としての尊厳が傷つけられている感覚が最もつらい。

  「ひっ……」

  リョウは膝の上で身を捩った。

  「こら、動かない!」

  「ご、ごめんなさい」

  ユウタの声には独特の迫力があり、強く言われると逆らえない。

  「よし」

  満足そうに尻をさすった後、再び手を振り上げた。

  ベチンッッ

  「ひぐっ……」

  尻に平手が叩き込まれる。

  回を重ねるごと痛みは増して、そのうえ羞恥心でおかしくなりそうだ。

  「何回目か、忘れちゃったのー?」

  「ろ、ろく」

  リョウは震えながら答えた。

  「残念。5回目ー」

  ユウタは笑いながら、おしりを軽く叩く。

  「えっ……」

  「だって、さっき数えてなかったでしょ?」

  「そっ、そんなのっ」

  「数えないと、終わらないからねー」

  ペチッ

  「あうぅ……ろ、6回目……」

  リョウは観念してうなだれながら、お尻を高く突き出した。

  「うん、良い子良い子」

  顔が耳まで赤くなった。

  ペチン!

  「なっなな!」

  「ちゃんと言えて偉いねー」

  ペチン!

  「んっ、くぅ……はちぃ」

  「リョウくんのお尻、赤くなってきた?」

  楽しそうにお尻を撫でられる。痛みはじんじんと広がり、熱を帯びているようだ。

  リョウはまた俯いてソファの布地をギュッと握りしめた。

  ペチン!

  「あっ、あぁ……きゅう」

  「ほら、そろそろ半分だよー?」

  「やだっ、もう、こんな格好……ひぐっ」

  ペチン!

  「いぎっ!」

  「だーめ、頑張ろうね」

  「ひっ、うぅ……じ、じゅう……」

  「良い子だね。残りはたっちしてやろうか?」

  そういうとお尻を軽くぺしぺし叩いて、リョウに立つよう誘導した。

  促されるまま歩き、壁に向かって手を付ける。

  「こ、それ……」

  下半身裸で壁に手をつき、お尻を突き出したポーズにされる。

  「んー。シャツも脱いじゃおうか」

  「へっ?」

  「ほら、バンザーイ」

  「うえっぷ」

  あっという間に素っ裸にされてしまう。

  「はい、じゃあ続きやるよ」

  「ちょっ、まっ、こ、この格好で……」

  「うん。ちっちゃいおちんちんもバッチリ見えてるよ」

  「ぐぅ……み、見んなよぉ」

  ベチンッ

  お尻に鋭い痛みが走った。

  「もっとお尻出してくれる?」

  「うぅ、じ、じゅういちぃ……」

  リョウは素っ裸で壁に手をついて、へっぴり腰のままお尻を突き出した。

  裸なだけでも恥ずかしい年頃なのに、情けないポーズまでさせられる。

  「じゃ、じっとしててねー」

  ベチンッ

  「じゅっ、じゅうにっ」

  叩かれると同時にリョウの体がビクッと跳ねる。

  無防備なおちんちんも、つられてぷるぷると震える。

  「ふふ、かわいいよー」

  ベチンッ

  「ひっ……、じゅうに」

  リョウの目尻に涙が浮かんできた。

  恥ずかしさと痛みで、足に力が入らなくなってきた

  「あーあ、ちゃんとたっちしてー」

  ベチンッ

  「じゅっ……じゅうさん……」

  膝がガクガク笑っている

  「しょうがないなぁ」

  ペチン!

  「あぁっ……じゅうよん」

  だんだん壁によりかかるようなポーズになっていく。

  「じっとしててよねー」

  ペチン!ペチン!

  「じゅっ、じゅうご……じゅうろく……じゅうなな……」

  素っ裸で立たされ真っ赤なお尻を突き出したまま、ぶるぶると震える。

  その動きに合わせて、股間の小さなおちんちんもぷるんと揺れている。

  恥ずかしさと情けなさで涙が滲んてくる。

  「こーらっ。お尻出して!」

  ユウタに後ろから抱え込まれて、尻を引っ張り出された。

  「うあっ……」

  腕を突っ張り、ギリギリ押し留まる。壁に手を当てて、精一杯お尻を突き出したようなポーズだ。

  「足も」

  「うぅ……」

  涙顔で両足を広げる。

  視線の下で、小さなおちんちんがまたぷるんと揺れた。

  「さ、もうちょっとだから頑張って」

  ペチン!

  「じゅうはちぃ!」

  「ちゃんと数えられて偉いねー」

  ベチンッ!

  「じゅうくぅ!」

  リョウのお尻は熱くじんじんと腫れ上がっていた。

  「よーし!」

  ここぞとばかりに、ユウタが大きく手を振り上げた様子が聞こえる。

  バチンッ

  「ひゃああ!!」

  思わずビクンと体が跳ねる。

  痛みが熱を帯びて、視界が涙でゆがむ。

  「んー?」

  何かを催促するように、お尻を撫でられる。

  「にっ……にじゅっ……う……」

  「はい、よくできましたー」

  ユウタはニッコリと手をおろして、リョウのお尻を撫でた。

  「う……ふぅ……」

  「よしよーし。これでお仕置き終わり。これからは良い子にできるよねー」

  「うう……」

  「良い子だったら、ちゃんとお礼もできるよねー」

  ユウタは優しくお尻を撫でてくる。

  「えっ……」

  「ありがとうございます。でしょ?」

  屈辱感で涙が出そうだ。

  それでも、すべては自分の身から出た錆なのだから、リョウは言い返すことが出来ない。

  「うぁ……ありが……とう。ごっございま……す……」

  「うんうん。どういたしましてー」

  ユウタはニッコリ笑う。

  リョウは恥ずかしそうに俯いた。

  「じゃあ、僕はリョウくんの靴とかスボンとかを洗ってくるから、その格好のまま待っててね」

  「えっ……」

  「本当はもっと恥ずかしい格好で立たせたほうが、効果があるらしいんだけど」

  「は、恥ずかしい恰好って……」

  素っ裸で足を広げて立たされるだけで、もう顔から火が出そうなくらい恥ずかしいのに。

  「私は悪い子ですって看板を首から下げたりねー」

  「ぅ……」

  「でもリョウくんは初めてだから、これくらいにしてあげげる」

  「う……うん」

  リョウはリビングの真ん中で、素っ裸で立たされることになった。

  お尻にはユウタの手の跡が残っている。

  「じゃ、いい子にしててねー」

  ユウタはパタパタと居なくなると、外から何かを洗う水音が聞こえてきた。

  「うう……」

  誰に見られているわけではないはずだが、恥ずかしくて消えてしまいたい。

  リョウは顔を真っ赤にして、手をへその前でギュッと握った。

  視線を落とすと、すっかり縮こまった赤ちゃんみたいに小さいちんちんが見える。

  「こ、これじゃ、本当に赤ん坊みたいじゃねえか……」

  口にするとその思いがさらにふつふつと湧いてでた。

  リョウは目をギュッと閉じて、そんな疑念を消し去ろうと必死になった。

  「おまたせ、良い子にして待ってたみたいだね」

  ユウタがリビングにもどってきた。手にはパステルカラーのおむつを持っている。

  「お、おう」

  「お尻はまだ痛むー?」

  「あ、いや」

  先程まで熱を帯びるほどに痛かったお尻だが、立たされている間にいくらか痛みは引いていた。

  「じゃあ、また代わりのおむつ、つけてあげるね」

  ユウタは手早くブランケットを床に敷いた。

  「ま、またかよ……」

  ユウタは広げたブランケットに向けて手招きする。

  「さ、ここにごろんして」

  「べ、べつに立ったままでいいだろ」

  リョウは律儀にピンと立った。

  いつもパンツおむつ替えをしてもらうポーズだ。

  今ではすっかり、かわいい股間を隠そうともしなくなった。

  「うーん。これはたっちより、ごろんしてくれたほうがつけやすいんだよねー。」

  そう言われてユウタの手を見ると、見慣れない形のおむつを手にしている。

  「え、そ、それは?」

  「今日から、リョウくんのおむつはテープタイプになります」