「ここに、しましょうか」
友人が銭湯の洗い場の一角の前に立つと、ここに来るようリョウを促した。少し奥まった場所で、人通りは少なめの場所だ。
「あ、ああ」
ガコン……
ユウタが風呂椅子を取り出して腰を下ろす。
当然のことだが、一つの洗い場に椅子は一つしかない。
「さあ、洗ってあげるから座って」
「ん……」
ペタン
言葉に促されるまま、リョウはユウタの足元、床の上に座らされた。
まるでそれが当たり前であるかのように、リョウは無言で従ってしまう。
ピチャリ……
濡れたタイルの感触が、お尻と太ももに伝わる。
「じゃあ、まずは髪の毛からね」
頭上からシャワーの程よく温かいお湯がかけられる。
「大丈夫? 熱くない?」
「お、おう……」
シャンプーをつけたユウタの手で、髪の毛が優しく泡立てられていく。
「どう? かゆいところない?」
いつもの慣れた様子で、泡が広げられていく。
「あ……んっ……」
耳の裏側や首筋など、自分ではなかなか届かないところも心地良く撫でられた。
悔しいが、ちょっと気持ちいい。
「次は体洗うから、たっちして」
「んっ……」
完全に子供相手の口調にも関わらず、リョウは無言で頷いた。
赤ちゃんみたいなおちんちんを、ぷるぷると揺らしながら立ち上がる。
「両手上げてねー」
ユウタに誘導され、両手を大きくTの字に広げる。
そのまま子供が体を洗われているポーズだ。
「うぅ……」
「まず背中から」
ぐいと引っ張られ、リョウはユウタに背を向けて立たされた。
「うあ……」
視線を上げると、湯舟に浸かる客たちと時折目が合ってしまう。
まるでスキンシップを見守るような顔で見つめられ、本当に子どもになってしまったみたいだ。
リョウはおちんちんを晒して、両手は広げたまま立たされた。
「じっとしててえらいですねー」
背中でユウタがスポンジを泡立てている音が聞こえる。
「くっそ……」
特別誰かに見られているわけでもないが、なんとなく気恥ずかしい。
視線を下げると、股の下には見慣れたかわいいサイズのおちんちんがぶら下がる。
もしかすると、この銭湯にいる子供たちより小さいかもしれない。
「さ、洗ってあげるからじっとしててねー」
リョウは姿勢を直して手足を軽く開いた。そこになれた手付きでユウタがボディタオルを滑らせてくる。
手で体をこすられるたびに、おちんちんが左右にぷるぷると揺れる。
その姿が湯舟から丸見えになっていて、思わず顔が赤くなる。
「んっ……」
ユウタの手によって、全身をくまなく撫で回される。
くすぐったさに身を捩らせるが、どうやってもその手から離れることは出来なかった。
「あんよ開いてねー」
ユウタに促されて両足を大きく開く。
プル……
またあそこが揺れる。どこかから小さな笑い声も聞こえた気がする。
太ももの内側に泡立てたスポンジが入り込んでくる。ふくらはぎからお尻まで、体中を洗われた。
まばらに客の入った湯舟から丸見えのまま、顔を真っ赤にして目を伏せる。
「んっ……やめろよぉ……」
「ちゃんと洗わないとねー」
お尻から、普段からあまり触らないようなところまで念入りにスポンジが通っていく。
プルプル
しかも、その姿を他人に見られたままだ。
それでも律儀に両手を広げ、おちんちんを晒したまま直立する。
周囲を見回せば、小学校に入って間もないような子供たちでさえ、自分でタオルを駆使して体を洗っている
リョウは目を閉じて、唇をぎゅっと噛んだ。
ゴシゴシ……
自分の情けない姿に眉を寄せる。
それでも、ユウタに体を洗われる感触は、悔しいが少し気持ちがよかった。
「はい、次はこっち向いて」
ユウタはリョウのお尻をポンポンと叩く。
「あ、ああ……」
一瞬、渋るような態度を取ったが、ユウタに引っ張られ素早く回転させられた。
ぴょこん
小さなおちんちんが、今度はユウタの目の前で揺れた。
「はい、今度は前だね」
ユウタは再びスポンジを泡立て手を伸ばした。
「ちょっ、ちょっとっ……」。
ふいに恥ずかしくなって、両手で股間を抑える。
「んー? どうしましたか」
ユウタはいつものニヤニヤ顔で覗き込んでくる。
「あ、あの……、やっぱり前は自分で……」
我ながら情けない、恥ずかしさに消え入りそうな声を絞り出した。
しかしユウタの顔は、あの有無を言わせない雰囲気を乗せたあのニヤニヤ顔だ。
「だめだよ。ちゃんと洗わないと」
「だって、俺、そんな子供じゃ……」
「何言ってるの。おもらしの治らない赤ちゃんでしょ」
「そ、それでも、体洗うくらい……」
「この前だって、おしっこで黄色くなっちゃったままだったでしょ」
「う、そ、それはぁ……」
リョウの顔がみるみる赤くなっていく。
「はい。両手は広げて、おまた開いて」
ユウタの手が股間を抑える両手へ伸びてくる。
「うう……」
左手の指先を握られて、くいと引っ張られる。
強い力でもないのに、リョウは抵抗できず、手をお尻の横に落とす。
「ほーら。いうこと聞けるよねー」
くいっ
今度は右手を引っ張られる。
そして引かれるまま、リョウの右手もお尻の横にどかされてしまった。
一瞬の抵抗もむなしく、皮に包まれたおちんちんが再度ユウタの目の前に現れた。
「ふふっ、相変わらずかわいいね」
「う、うぅ……」
何も言い返せず、またおちんちんを晒された。
恥ずかしさと情けなさで、頭がぐるぐるする。
「さ、きれいにしてあげるからねー」
ユウタが再びボディソープを手に取り泡立てる。
そしてその手が、股間へと伸びた。
「あぅっ……」
一瞬びくりとしたが、いつものようにユウタに従ってしまう。
小さなおちんちんは、くしゅりと泡の玉に包まれていった。
「はい、ごしごししますよー」
根本からマッサージするように、おちんちんをゴシゴシとこすられる。
時折、皮を引っ張られながら、表も裏も丁寧に泡が塗り広げられていく。
「う、あ、んっ……」
ぎゅっと目を閉じ、顔を真っ赤にして立ち尽くした。
「リョウくん、今日は良い子でしたからねー」
ユウタがニヤニヤと笑顔を浮かべる。
そして、おちんちんが優しく握るようにして洗われていく。
「あ、あっ……」
思わず声を漏らしてしまった。
「ふふっ、良い子良い子、じっとしててねー」
ユウタは楽しげに言った。
「う、だって、これじゃあ……」
リョウは恥ずかしさを紛らすように口を真一文字にぎゅっと結ぶ。
その下で、小さなあそこがムクムクと芯を持ち始めた。
「良い子だったから、やさしーく洗ってあげますねー」
くにくにと摘まみ上げるように、泡に包まれたあそこが刺激される。
「だ、だめだって……」
「んー?」
口では言い返そうとするが、体が動かない。
思い返せばここ最近、ユウタに煽られる以外、自分で慰めたことは一度もなかった。
久しぶりの刺激にあそこはひくひくと反応を返してしまう。
くにくに……
「あっ……ああっ……」
あっという間に、あそこは完全に固さをもって持ち上がった。
「ああ、すみません。そういえば銭湯でしたね」
ユウタははっと思い出したように手を放す。
大きさこそあまり変わらないが、リョウの小さな股間は、真っ直ぐにピンとそそり立っていた。
「うあ……うう……」
頭が真っ白になって、何も考えられない。
全身が泡だらけになって股間の大部分が隠れているものの、おちんちんはひくひくと動いてその存在を主張している。
「公衆浴場でマナー違反ですよ」
「うう、だってぇ……」
本当に子どもみたいに、拗ねたように唇を尖らせる。
「せっかくですし、ご褒美を上げたいと思ってたんですねどねー」
ピン……ピン……
カチカチになったリョウのおちんちんを、指で弾きながらユウタに弄ばれる。
「こ、こんなところで……」
「そうですよね。それは外にでてからにしましょう」
シャアア……
ユウタにシャワーをかけられ、泡が流される。
「あ、そ、その……」
「ほら、じっとしてて」
こ、こんな……勃ってる姿……見られて……
芯を持ったあそこが、衆目の元にさらされてしまった。
リョウは顔を真っ赤にして顔を伏せる。
「僕も体洗いますんで、ちょっと待っててください」
「うう……」
相変わらず、リョウは両手を体の横につけたまま直立している。
隠すことなく晒された小さなおちんちんは、首を持ち上げひくひくと動く。
ぐいっ
不意にユウタのひじに小突かれる。
「おっと、もう少し下がっていてくれますか?」
ユウタによって通路側に押しやられる。
ぐいっ
ついでに体の向きをかえられた。
「お、おい……」
「広いんですから、こっち向いてなくてもいいじゃないですか」
ユウタに引っ張られるまま、体は湯舟のほうへ向けられ立たされる。
両手はだらんと体の横に下ろしたまま。ぴんと立ったおちんちんが、湯に浸かる客のほうへ持ち上がっている。
「うう……」
み、見るなよ……こんな姿……
顔を真っ赤にしたリョウを尻目に、ユウタは体を洗い始めた。
伏せた目で、おずおずと周囲を見回す。
他の洗い場に目を向けると、自分より十歳以上は若そうな子どもたちが、一人で体を洗っている。
視線を上げると湯舟に居た年配の客と目が合い、くすりと笑われてしまった。
「フンフーン」
ユウタはまだ体を洗っている。それも鼻歌交じりに。
「これ……どうしよう……収まらない……」
おちんちんは小さいながらもまるで収まる様子を見せず、まだひくひくと脈打つ感触が伝わる。
自分がまるで変態的な行為をしているみたいだ。
そんなつもりはないのに心臓が高鳴り、呼吸が荒くなる。
「ん? ごめんねー。良い子で待てますよねー」
まるで子供をあやすような口調が目の前のシャワー口から聞こえる。
「は、早くしろよな……」
リョウはぶっきらぼうに返答する。
ユウタは軽く生返事をしながら、楽しむようにゆっくりと体を洗い上げている。
リョウは小さいおちんちんを精一杯持ち上げた姿を晒したまま、ユウタが満足に体を洗い終わるまでずっと立たされ続けた。