寒空が次第に勢いをつけ始め、夏の残暑を吹き消し始めた頃。
リョウ達は始業と同時にグラウンドへ整列し、高らかな宣誓でスポーツマンシップに則ることになった。
今日は学校の体育祭だ。
「一緒のチームですねー。頑張りましょう」
ニヤニヤした顔のユウタが、グラウンド脇ににやって来る。頭には白色のハチマキを巻いている。
「馴れ馴れしくすんじゃねえよ」
リョウは悪態をつきながら口を曲げる。頭には同じく白色のハチマキが巻かれている。
二人共揃って学校指定の体操着、半袖にハーフパンツを穿いている。しかしながら、リョウのズボンのほうは不自然にふっくらと膨らんでいることが見て分かる。
「おしっこは、まだ大丈夫?」
「ばっばかっ! こんなところでっ!」
体育祭で盛り上がるグラウンドトラックから、少し離れたこの場所でも、まばらながら数人の往来が見える。
「おむつ、外したりしてないよね?」
「は、穿いているってーの」
リョウは思い出したように両足をこすりつける。
クシュ……
お尻から情けない音が帰ってきた。
「うんうん、良い子だね」
「うっせ……」
空は晴れやかだが気分は最悪だ。おむつのせいで足はがに股に開かれが満足に閉じられない。
そのうえ短い体操服のせいで外からでもふっくら膨らんでいることが丸見えだ。
誰かに気を止められないか気が気でないが、今のところ不思議と誰からも気にされなかった。
「ちゃんと確認しておきたいんだけどなあ?」
「は? 確認って、そんな……」
「まあ、リョウくんは良い子だから大丈夫だと思いますけどー」
「誰が良い子だよ」
「うーん。まだ素直になりきれてない感じですしねー」
「くっそ……」
どう返しても言いくるめられそうな雰囲気だ。
「ちゃんと綺麗なおむつしてるか、まくって見せてください」
「わ、分かったけど、ここじゃ無理っ」
「じゃあ、そこの物陰で」
ユウタに手を引かれ、グラウンドに置かれた物置の影に連れてこられた。
人通りはなくなったが、少し覗き込めば丸見えの様子だ。
「ひ、人が来たらどうすんだよ!」
「パパッとやれば大丈夫ですよ。それに、そんな大きな声を出してたら……」
ぐっ……
リョウは慌てて両手で口を塞ぐ。
「ふむー……」
「じゃあ、ズボン下ろして、シャツはまくって見せて下さい」
ユウタがニヤニヤ顔で覗き込んでくる。自分から見せろなんて言われたのは初めてだ。
「い、いつもみたいに脱がせねーのかよ」
「あれ、脱ぎ脱ぎさせてほしいんですか?」
不敵な笑みを混ぜたニヤニヤ顔が近づいてくる。
何をされるか分かったもんじゃない。
「わ、分かったよ」
唇を尖らせて、体操着に手をかける。
おむつのお尻が引っかかって脱ぎづらい。
ズルッ
腰ゴムを大きく引っ張りながら、ハーフパンツを下ろした。
中から真っ白なテープタイプのおむつが出てくる。
「ちゃんと見せてねー」
太ももまで下ろしたズボンを、膝下までずり降ろされた。
「ひっ」
白昼の校舎でおむつが丸見えにさせられた。心臓の音がバクバクと高鳴る。
「シャツも」
お腹をポンポンと軽く叩かれる。
「……ん」
おずおずとシャツの裾を握り、胸の前まで持ち上げる。
誰かに見られてないだろうか。
リョウは落ち着きなく、視線を動かす。
「んー、どうかなー?」
ぐいっ
おむつの腰ゴムを引っ張られ、ユウタが中を覗き込んで来る。
「う、あ……」
引っ張らたゴムの隙間から、リョウのおちんちんが見える。
真っ白な吸収部に、ポンと包まれるように置かれている。
「うーん、大丈夫そうだねー」
覗き込んだ姿勢のまま、ユウタが呟く。
「そ、そうだろ?」
こんな覗かれ方するなんて。恥ずかしくて、頭が真っ白になってきた。
すぐ近くにユウタの吐息を感じる。
ひくっひくっ
思いがけない刺激に、リョウおちんちんが敏感に反応してしまった。
「ふふっ、リョウくんって、おちんちんは素直なんですよねー」
「だ、誰がっ」
長い間、自分で慰めることは一切出来ないでいた。
その上ユウタのご褒美もご無沙汰で、リョウの股間はかなり刺激に敏感になっていた。
「もこもこのおむつに包まれて、気持ちよさそうですね」
「そんなわけ……」
ひくっ
リョウの反論を余所に、おちんちんは首肯するように反応を返す。
「リョウくんは、おしっこも白いおしっこも、ここにしか出来ないですからねー」 「はぁ?」
睨み返すものの、何も言い返せないから腹が立つ。
パスン
ユウタが手を離し、腰ゴムが閉じる
「おむつ、気持ち良いですもんねー」
クシュ……
ユウタの手がおむつの上から股間部分を揉みしだいてくる。
「ぐっ……そ、そんな……」
股間に伝わる柔らかな刺激につられ、リョウは自分のちんちんがみるみる芯を持ち始めたことに気づく。
「ふーん……素直じゃないなー」
クシュ……クシュ……
次第に力を強め、おむつ越しにおちんちんが刺激される。
「やっ、だめっ」
あっという間に屹立した。おむつの中で、ちんちんがビクビクと脈打つ感触が伝わる。
「素直な良い子には、ご褒美をあげようと思ったんですけどねー」
「うあ、う……」
口をパクパクさせて息を漏らす。
恥ずかしいのに、おむつ越しの刺激に思わず体がよがってしまう。
「ふふふー。やっぱり、おむつで感じちゃってますねー」
「そ、い、いやっ」
「大きさじゃ分かりづらいですが、固さは一人前ですからねー」
リョウは唇を噛んで俯いた。
クシュ……
股間全体をふわりと圧迫する感触。
「あっ……あっ……」
膝をがくがくと震わせながら、全身の神経はひたすらにちんちんの快楽を貪った。
もうっ……出そうッ……
「あーあ。すっかり、我慢出来なくなっちゃったみたいですねー」
「あふぅ……」
ユウタはニヤニヤ顔でおむつをもてあそぶ。
「でも、おあずけです」
グシュッ……
股間を強く握りしめられる。
「うふぅ……」
とろけた口元から情けない悲鳴が漏れ出た。
「ここだと後片付けが出来ないですから」
「うぁ……」
股間をギュッと握られた痛みが、じんと伝わる。
ひくっひくっ
おむつの中では、おちんちんがまだピンとそそり立っているようだが、頭は次第に落ち着いてきた。
「それに、出場競技が始まっちゃいますよ」
「お、おう……」
とろんとした目が、次第に焦点を結び始める。
心地よい初秋の風が体を通り抜ける。次第に、ここがまだ学校で、しかもグラウンドのすぐそばでおむつを広げていることを思い出す。
「さ、おズボン穿いて、スポーツ頑張りましょう」
リョウは顔を真っ赤にして、唇を結ぶ。
「う、うん」
ユウタがスルリと体操服のズボンを引き上げてくれた。
おむつの中のおちんちんに、未だに強く圧迫されている感触が伝わる。あそこはまだ収まることなく、固く突き上げているようだ。
「さ、行きますよ」
ユウタが手を差し伸べる。
「お、あ、いやっ」
その手を取ろうと思った矢先、すんでのところで手を払った。
学校でそんな恥ずかしいこと出来るかよ。
「ふふっ。ひとりで歩きたいんですねー」
「あたりめーだろ」
ユウタと一緒だといつも調子が狂う。学校に居てまで、いちいち取り乱されてたまるか。
「良いですけど、大会の間は協力してもらいますからね」
「あ?」
体育祭と言っても、別のクラスのやつとそんなに会う機会があるわけ無いだろ。
「次の競技は二人三脚でしたよね」
伏せた目を上げると、ユウタのニヤニヤ顔が覗き込んでいた。