【skeb】『マンキニヴィラン襲来!クソ雑魚粗チンに変えられていくヒーロー達!!』

  「あっちぃ~」

  八月の真夏日。立ってるだけでも汗ばむような暑さの中で、俺は朝の巡回から戻って来たところだった。

  俺の名前は[[rb:大神>おおがみ]][[rb:新月>しんげつ]]。この暑さの堪える黒毛が体表を覆い、首元から腹に掛けて白い、狼獣人だ。背はそこそこ、肉付きはマッチョって程ではない、割とその辺にいるタイプだ。

  けど、これでも昔からの夢だったヒーローをやっている。まぁ、アルバイトだけど……これから経験を重ねて正式なヒーローになるために、今はバイトでも頑張ってる。

  「そうだね~」

  隣で俺の零れた愚痴に同意してくれるのは、俺よりずっと背も高く筋肉量も多い獅子獣人、[[rb:獅子皇>ししおう]][[rb:太陽>たいよう]]だ。その体躯でも十分目立つが真っ赤な鬣が特徴的で、俺の幼馴染で俺と同じくヒーローだ。俺と違って正式なヒーローだけど、俺のバディだ。紆余曲折を経て、成り立てホヤホヤの、その、恋人同士でもある。

  「戻りましたー」

  「おかえりー」

  俺達が所属するヒーロー協会N市支部である、『狗巻探偵事務所』に戻ると、涼しい空気と共にソファで寝そべる雪豹獣人、[[rb:雪平>ゆきひら]][[rb:氷空>そら]]がその大きな尻尾を振りながら挨拶してくる。見た目だけなら中学生にでも見えそうな背の低さと顔付きだけど、なんと二十歳だ。年齢は俺達より下だが、少年ヒーロー上がりで、ヒーローとしては圧倒的に先輩である。

  「おう、戻ったか」

  デスクに座って書類仕事をしていた、シェパード犬獣人のおっさんも顔を上げる。この人が支部のリーダーであり、この探偵事務所の名を冠している[[rb:狗巻>いぬまき]][[rb:繋>つなぐ]]だ。ヘビースモーカーでくたびれたおっさんという印象を受けるが、元刑事のベテランヒーローだ。俺をバイトヒーローに取り立ててくれたのもあって恩は確かにあるんだけど、当人があまり気にしないせいでタメ口を聞いてしまう。

  「はい、外暑かったでしょ」

  「氷空君ありがとう」

  「ありがとな」

  氷空はすぐ事務所の台所にある冷蔵庫を開けて、スポーツドリンクを持ってきてからコップに注いで、小さな氷が空中から現れてコップに放り込まれる。この氷の力、正確には凍らせる力みたいだけど、その力の贅沢な使い方だ。おかげで冷えた飲み物がすぐに飲めるのはありがたいんだけど。

  「っぷはぁ!」

  「良い飲みっぷりぷりだね」

  「んで、連絡して来なかったってことは、特に何も無かったか」

  「おう、平和なもんだな。夏休み入ったし、警察案件くらいあるかと思ったけど」

  そう、待機が基本のヒーローは普段巡回なんてそうしないものだけど、夏休みに入ったということで今日は巡回をしているのだ。午後からはおっさんと氷空が巡回に行く予定になっている。

  「平和なのは結構だ。お前へのバイト代も浮く」

  「そ、そりゃ……まぁ、いいんだけどよぉ……」

  ヒーローが事件の無いせいで飯を食えなくて生活できないなんて、洒落にならない。だから公務員だし基本固定給なんだけど、バイトの俺は成果報酬がないと、ヒーロー保険の保険料に給料が消える状態だ。だからといって、事件があって欲しいとは思っていないけど。

  「まっ、昼飯食って、俺達も巡回に……」

  ジリリリリリッ

  おっさんが立ち上がったその瞬間、非常ベルの音が鳴る。これは、出動要請だ。

  「こちらチェイン・チェイサー。……なんだそりゃ。まぁいい、了解だ」

  すぐにデスクの電話を取り、おっさんは冷静に対応する。ヴィランの出現なのは間違いなさそうだが、なんだそりゃとはどういうことなんだろうか。【デスペルタル】……ではないんだろう。別の変態ヴィランでも出たのか?

  「俺と氷空で行ってくる。氷空、支度しろ」

  「うん!」

  ソファに寝そべっていた氷空が飛び起き、すぐに首に掛けているスノボゴーグルを掛ける。

  「[[rb:変身>トランスフォーム]]、スカイライン・ボーダー!」

  「[[rb:変身>トランスフォーム]]、チェイン・チェイサー!」

  二人が変身コマンドを宣言して、白い光に包まれて、すぐに光が弾けてヒーロースーツに変身する。おっさん改めチェイン・チェイサーは青ベースのヒーロースーツで、白バイ警官のライダースーツのようなデザインのスーツだ。頭は黒いフルフェイスのヘルメットに覆われていて、胸に変身アイテムの鎖のバッジが着いている。そしてすぐに両腕にチェイサー能力で鎖が纏わり付く。

  スカイライン・ボーダーは白いスーツで、スノボウェアみたいなデザインをしている。マスクも変身アイテムのスノボゴーグルだから、余計そう見える。ただ後ろに猫耳フードが着いていて、そのものではないのが良く分かる。

  「っし、行くぞ!」

  「うん!」

  二人はすぐに事務所を飛び出し、すぐにサイレンの音を鳴り響かせ、チェインのバイクが現場へと向かって行く。なんだかんだ二人はベテランヒーローだ。あの二人が行くならなんとかなるだろう。

  ---[newpage]

  ヒーローが出動する少し前の事。

  「ついに、ついにこの時が来た!」

  一人謎に興奮して声を上げるハイエナ獣人の男。ハイエナらしく痩せ型で、ベージュに黒斑の毛皮に、ハイエナの特徴のモヒカン鬣が赤い、有り体に言えば目立つ髪色をしているだけで何処にでもいそうなハイエナ獣人の若者だ。

  「あの胡散臭い鳥の誘いに乗った甲斐があるってもんだ!」

  往来で両手でガッツポーズを決めるハイエナ獣人に、さすがに行き交う人々がハイエナの方を見る。

  「マンキニ!」

  唐突に、ハイエナ獣人の衣服が消え、代わりにあったのは、紫色の、露出度が有り得ない衣装だった。両肩から細い布地が股間に伸び、股間を覆う。ただそれだけの衣装。スリングショット水着、この場合、マンキニと言うべきというものだ。股間は膨らんでいるが、はみ出はしていない。

  「さぁ、雄共! マンキニ姿になりやがれい!」

  なんだなんだ、変質者か? と通行人達が見ていると、ハイエナ獣人の股間から、そのマンキニと同じドぎつい紫色のビームが、屈強な馬獣人に直撃する。

  「なんっ、うああああ!」

  馬獣人は紫の光に身体が包まれたかと思えば、ボフンと煙を上げる。すると、ビジネススーツを着ていたはずの馬獣人だったが、そこには黄緑色のマンキニのみを着用して、栗毛の体毛が晒された。

  「な、なんだこれ?! マンキニ! マンキニ!」

  自らのとんでもない恰好を見て驚いたかと思えば、馬獣人は急に、ガニ股になって、種族柄収まるはずのないマンキニの中に納まっている、股間の側に当たるようピンと全指を伸ばして当てる。そして勢いよくシュッと引く、という動作を、マンキニ! と叫びながら繰り返し始める。

  「マンキニ! マンキニ!」

  最初は困惑した顔をしていた馬獣人だったが、すぐに様子がおかしくなり、表情が往来で人に見せられないような、アヘ顔を晒してしまいながら動作とマンキニコールを連呼し、ついにはマンキニの股間部分に染みが出来る。

  「ギャハハッ! やっべ、面白れぇ! 馬のくせにカスみたいなチンポで変態射精とか!」

  ハイエナ獣人はその様を見て、ゲラゲラ笑い声を上げる。今はまだ自分でさえ理解しておらず、初めて自分の思い描いたものが現実になり興奮と、思い描いたものだったが故に可笑しくて笑っているのだ。

  「わああああ!」

  異常事態、ヴィランの出現を察知して、茫然と見ていた通行人達は蜘蛛の子を散らしたように逃げていく。

  「まだまだ行くぜぇ!」

  「マンキニ!」

  「うああああ!」

  ハイエナ獣人の男の、ヴィランの股間からまたビームが放たれ、逃げようとしていた犬獣人に当たる。マンキニ姿の馬獣人の股間からも同じくビームが放たれ、同じく逃げようとしていた猫獣人に当たった。

  すぐにボフンと煙を上げて、学生の犬獣人はピンクのマンキニ姿に、黒猫獣人は白いマンキニ姿になった。

  「マンキニ! マンキニ!」

  「うえぇ?! マンキニ、マンキニ、なんだよこれ!」

  ヴィランのビームに当たった犬獣人はすぐにマンキニを連呼し、馬獣人と同じポーズをハキハキ繰り返している。対して馬獣人のビームを浴びた猫獣人は、ポーズこそ取っているものの効果が弱かったのかぎこちない動きを繰り返し、意識も残っている。

  「ちまちま面倒だな。もっとこう、バーッって出ねぇのかよ!」

  ハイエナヴィランが面白くなさそうにそう言うと、マンキニが強く光り、逃げようとしていた男達を照らす。するとビームで撃たれたのと同じように、光を浴びた男達の衣装が際どいマンキニへと変わってしまった。それだけでなく、一律どの男もマンキニから陰茎がはみ出るようなことはなく、大人のものとは到底思えない粗チンになってしまっている。

  「うわっ!」「こんな変態の格好、裸の方がマシだ!」「クソッ、なんで脱げないんだよ!」

  「おー、こりゃなかなか……うぉっ……」

  周囲の男達が皆原色のマンキニ姿になったのを見て舌舐め擦りをしようとしたハイエナヴィランだったが、一気に力を使ったせいで身体から力が抜けてしまい、バランスを崩してしまった。

  「マン、クソッ、身体が、勝手に、マンキニ……」

  マンキニ姿になった直後は、自分の姿を見てあたふたしていた男達だったが、次第にガニ股マンキニポーズを取り始め、マンキニを連呼し始める。最初の馬獣人のようにほぼ即堕ちにはならなかったが、十人以上いる男達が一気に洗脳されている。

  『マンキニ、マンキニ……』

  「お、お前ら、マンキニ、なん、マンキニ……」

  次第に抵抗の声はなくなり、マンキニコール一色になっていく。雄として無様なことになっているチンポでも勃起していき、ピッチリマンキニが擦れて快楽をもたらしていく。次第に、男達にとってその変態行為以外の何物でもない無様行為そのものが快楽になっていった。

  『おほぉ!』

  後から一斉に洗脳された男達が、これまた一斉に快楽に屈し、射精してマンキニに小さな染みを作ってしまう。その瞬間、彼らはマンキニの虜になってしまった。

  『マンキニ! マンキニ!』

  色とりどりの目に痛いマンキニを着た集団が、アヘ顔でマンキニを連呼しながら、自らの無様さを、自らをこんな無様な姿にしたハイエナヴィランへと捧げている。

  「ギャハハッ! 面白ぇ! お前ら、もっとこう、無様に忠誠誓ってみろよ!」

  『マンキニ! 俺達クソ雑魚粗チン男達は、マンキニヴィラン様に洗脳されて無様に射精して、マンキニクソ雑魚粗チン男になりました! これからはマンキニヴィラン様に一生無様射精を捧げますぅ!』

  一斉に同じ文言でそう言い放ち、言葉通りまた射精してマンキニの染みを大きくする。

  「あー、いいねぇ! 無様エロ最高! けど、マンキニヴィラン様はなぁ。もっとこう……」

  マンキニヴィランは無い頭を捻って自分の名乗る名を考える。

  「んー、よし、マンキニ・キングだな! お前ら、マンキニ・キングを讃えろ!」

  『マンキニ・キング様バンザイ! マンキニ! マンキニ!』

  とても讃えるような顔ではないアヘ顔でそう合唱するマンキニ男達。そのマンキニからビームのような色のエネルギーがハイエナのマンキニヴィラン、マンキニ・キングへと集まっていく。

  「お? おお!」

  ---[newpage]

  通報を受けて、駅前までバイクをぶっ飛ばしてやって来た。そこには、変態の集団がいた。

  「マンキニ! マンキニ!」

  「んほぉおお! マンキニ最高!」

  などと叫ぶ、言葉通りにマンキニを着用している男達が、駅前に十数人、いや、もっといるだろうか。そこで何やら妙な動作……股間の近くに両手を当てて、勢いよく手を引いて、また股間に戻す、という動作をしているのがまず目立つ。

  他にもマンキニの肩紐を引っ張って腰を揺らしているのがいれば、股間を擦り合わせている奴らもいる。どういうわけか、いずれも股間の膨らみが、いや、マンキニがあまりにもピッチリしていて分かるが、股間自体がおおよそ成人男性のものとは思えない大きさだ。

  マンキニ履いた男共の集団がいる、なんて通報が来た時には、一瞬ふざけた悪戯かと思ってしまったが、変態ヴィランなら有り得ないことではないと、すぐに思い直した。

  「お前ら、何やってやがる!」

  さすがにヴィラン案件だろうが、万が一ただの集団変質行為だった場合のことを考えて、一応まず声を掛ける。それに、問答無用にこいつらをしょっ引いたところでおそらく何も解決しないのは分かり切っていることだ。

  「マンキニ! マンキニ・キング様! ヒーローです!」

  「ヒーローが来ました!」

  一部がこちらを見て、変態群衆の奥の方へと大声で報告する。そちらを見れば、ドギツい紫のマンキニを身に着けた、赤い鬣のハイエナ獣人の男の姿があった。変態行為もしていないし、何より股間の大きさが他と明らかに違う。大きさ的には普通かちょっと小さいくらいか?

  にしても、マンキニ・キングって、なんつうセンスだ。いかにもアホの変態ヴィランが名乗りそうな名前ではある。

  「ああん? ヒーロー? へへっ、ヒーローがどうした、俺だって……!」

  この規模の洗脳能力を持っているのは面倒だと、俺はすぐに鎖を放ってハイエナヴィランのディザイアを封じようとする。思いの外機敏に動かれ一投目は躱された。

  「お前なぁ! ヒーローなら名乗りくらいしろよな!」

  パッと見若者だろうに、時代錯誤も甚だしいことを言って来るハイエナ。やっぱりアホのヴィランだな。さっさとやっちまうか。

  「僕はスカイライン・ボーダー、変態ヴィランには容赦しないよ!」

  で、こっちの若者もそれに乗って名乗りやがる。俺ら世代の方がよっぽどヒーローに幻想抱いていた世代のはずなのに、一体どういうことなんだか。

  「遊んでねぇでとっとと制圧するぞ」

  「んもう、しょうがないなぁ!」

  ボーダーが飛び上がり、氷のレールを作りながらマンキニ男共の頭上を飛び越えて、マンキニヴィランに迫る。

  「食らえ、マンキニビーム!」

  何をアホなと思っていたら、本当にアホヴィランの股間から、紫色のビームが放たれていた。動き回るボーダーには当たっていないものの、近付き過ぎれば見て避けるのは難しくなりそうだ。

  なら、あいつが妙なビームを撃ってる内に、さっさと捕縛してしまうべきだな。鎖を放ち……!?

  「マンキニ! マンキニ!」

  「何!?」

  急に洗脳されたマンキニ男共がこちらを見たかと思えば、あの変態ポーズと共にマンキニヴィランの放ったビームと同じものを、こちらに放ってくる。咄嗟に避けられたからいいものの、被洗脳者まで洗脳させて来るとなると話が変わってくるな。

  「クソッ、当たんねぇ!」

  「そんなの当たんないよ!」

  何度もビームを放っているようだが、ボーダーの機動力に追い付いていないようだ。このまま凍らせてしまえれば話は早いが、近付き切れないか?

  「あーもう! だったら、こうだ!」

  ボーダーが攻め入ろうとする直前、ヴィランの身体が光った。ドギツい紫色の光が周囲を包み、何か強烈な違和感に襲われる。

  「クソッ、何が……はぁ?!」

  「え、何……って、チェイン!?」

  光が収まり、違和感の正体を確認して思わず声が出てしまった。ヒーロースーツがない。その代わりに、俺が身に着けていたのは、ショッキングピンクのマンキニだった。股間の布面積が有り得ないほど小さくて、ブツがはみ出てるわ、ケツに食い込むわで、極小チンポの奴らより、ある意味まだ酷い恰好になっている。

  「ボーダー?!」

  そして、空中で氷のボードを走らせていたボーダーもまた、ヒーロースーツを剥がされ水色のマンキニを着せられている。ボーダーは元が小さいからかチンポは収まっているものの、とてもヒーローのしていい恰好ではない。そもそもマジでマンキニしかなく、素顔になってしまっているもんだから、この痴態がジャミングマスク無しで記録に残る事実がキツい。

  「ギャハハッ! ヒーロースーツなんかよりマンキニ姿の方が似合ってるぜぇ!?」

  マンキニ姿になったまま、ボーダーがボードから飛び出して飛び蹴りをかました。確かにマンキニ姿にされて気分は最悪だが、今のところそれだけだ。ヒーロースーツを取り上げられたのは痛いが、これなら戦える。

  「ってぇ、なんで普通に動いてんだよ!」

  「知らないよ、とにかく君の悪事もここまで……」

  ボーダーが手錠を取ろうとしてポケットに手を入れようとして空を切る。そりゃ、今はマンキニしか着てないからこうなるか。仕方ない、俺がディザイアを使えば済むから……。

  「マンキニ!」

  「え? 何っ……!」

  ヴィラン本人からではなく、近くにいた馬獣人の股間から放たれたビームに、ボーダーが被弾する。目に痛い光に身体を包まれて、またボフンと煙を上げた。今更被弾したからって何が変わるというのか……。

  「? 何もマンキニ!」

  急に、ボーダーが周りにいる奴らと同じ、股間周りに手を当ててシュッと引くポーズを取る。

  「ボーダー!」

  「嘘っ、マンキニ! 何これマンキニ!」

  「ギャハハッ! ヒーローがマンキニ! って、馬鹿みてぇ!」

  「君がマンキニ! やったんマンキニ! でしょマンキニ!」

  ボーダーが反論しようにも、あの動作と言葉が抑えられないようで、喋りながら繰り返してしまっている。これ以上悪影響を与えるわけにはいかない。さっさと捕縛だ。

  「おら、とっととお縄に付きな!」

  「あ! おい! これからがいいとこだろうが!」

  マンキニ野郎の周囲から鎖を呼び出して、アホヴィランを縛り上げる。これで終わり……。

  「マンキニ!」

  「チッ!」

  また、他の変態男共が近付いてきて、何本もビームを撃って来やがる。雑な攻撃なのもあって下がれはしたが、こいつらも全員捕縛しなくてはダメか?

  「なら……」

  「お前ら、こいつだこいつ!」

  ヴィランのやつ、どういうつもりかボーダーの方へと攻撃指示を出しやがる。

  「マンキニ! マンキニ!」

  「うわああああ!」

  一斉に男達はボーダーへとビームを放つ。ボーダーは紫色の光に包まれ、なのにその状態であの変態ポーズを繰り返していた。

  「ボーダー! クソッ!」

  「マンキニ! マンキニ! ああんっ!」

  ボーダーがあのポーズを取り、手を引いたまま固まっていた。その理由は、ボーダーの股間を見れば、股間に染みが出来ていることで分かる。

  「よし、この鎖壊せ!」

  「マンキニ!」

  すぐにマンキニヴィランの身体を縛る鎖の根本が凍り付き、鎖が壊れ外れてしまう。マズい、この変態だけなら大した戦力ではないかと思ったが、ボーダーが敵になるのは厄介だ。

  「こちらチェイン……!」

  さっとこめかみに手を当てる。いや、当たってしまった。そうだ、マスクもなくなっているせいで、通信もできない。ここでやり切るしかないんだ。

  「マンキニ! 繋もマンキニ獣人になろう!」

  そう言いながらあのポーズをしたかと思えば、氷空の股間からまで紫色のビームが飛んでくる。あの状態だったら起こり得ることだと分かっていたから避けられたが、氷空ほど器用に避け続けられるかと言われると……。

  『マンキニ!』

  氷空以外の被洗脳者からビームが放たれ、氷空はマンキニ姿のまま走って近付いてくる。とはいえさっきから見ていれば、被洗脳者はビームを連発してこない。ならば氷空の攻撃を対処してしまえば……。

  

  「フルパあああああ!」

  フルパワーでディザイアを使おうと構えたその瞬間、後ろからビームが飛んできていたようで、視界がビカビカ紫に覆われてしまう。

  「ゲヒャヒャッ! 油断したな! 流れ弾で変態になった奴がいたんだよ!」

  ベラベラ自分の所業を喋るヴィランの声と、頭に『マンキニ』コールが何重にもなって響き、身体が勝手に動き出す。

  「マンキニ、マンキニ、クソッ、ふざけやがって!」

  「ギャーッハッハッハッ! やっべぇ、ヒーローのおっさんが、こんなガキチンポとか!」

  「……っ!」

  感覚で分かる。チンポがマンキニに収まって、ピッチリマンキニが浮かび上がるほど張り付いている。陰毛は残ってるってのに、チンポだけガキになったみたいだ。そんな状態でガニ股になって、あの変態ポーズをしていると、どういうわけか異常にチンポが擦れて、妙に反応してしまう。

  「あー、笑った笑った! けどまぁ、そろそろ仕上げと行こうか、なぁ?」

  『マンキニ! マンキニ!』

  マンキニ姿のヴィランが俺の前に立ち、氷空を含めた被洗脳者達が集まって、俺に股間を向けて来る。

  「マンキニビーム、発射!」

  「あばばばばばばばば!」

  一斉に放たれたマンキニビームに襲われ、尋常ではない刺激が主にチンポに走り、一瞬耐えようとしたのをあっさり打ち砕き、ピュッと小さくされてしまったチンポから精液が漏れ出る。

  その瞬間、頭の中が真っ白になって、そこにドギツい紫とショッキングピンクが満たされて、様々な色のマンキニを着た、クソ雑魚粗チンマンキニ男達が一斉にマンキニポーズを決める。

  『マンキニ! マンキニ!』

  俺も、その中でマンキニポーズを決めて、マンキニコールをする。それだけの行為が、いや、その行為こそが、無様で気持ちいい。

  『マンキニ! マンキニ!』

  頭の中の光景が、現実になる。十数人のマンキニ男達と一緒に一斉にマンキニマンキニして、射精したばっかなのにアホになるほど気持ちいい。

  「おいヒーロー共、このマンキニ・キング様に無様に忠誠を誓いな!」

  「はいぃ! 僕はマンキニ・キング様に負けて、ただですらちっちゃいチンポが顔にお似合いのお子様チンポに成り下がったガキンチョヒーローです! 今マンキニヒーローとして、マンキニ・キング様にクソ雑魚敗北射精を捧げますぅ!」

  「俺はベテランヒーローのくせにマンキニ・キング様に負けて、おっさんなのにクッソ情けない豆粒粗チンにされた雑魚ヒーローです! これからはマンキニヒーローとして、雑魚チンポマンキニ獣人を増やしていくことを誓います!」

  「ギャハハッ! 最高に無様だなおい! いいぞ、そのクソ雑魚チンポで忠誠射精しちまいな!」

  「「マンキニ! ありがとうございます! マンキニ・キング様!」」

  ボーダーが腰をヘコヘコ振りながら、俺は片手で敬礼して、片手は股間に当てて忠誠射精をキメる。そうだ、もっともっと、マンキニ・キング様に男を捧げなくては!

  ---[newpage]

  チェイサー達が出動してから既に二時間が経過した。なのに、討伐報告がない。

  「遅くないか?」

  「そうだね……何か、あったのかな」

  太陽もさすがに心配している様子だ。チェイサー達の事は信用しているが、何かあったら……。

  ピリリリリッ

  「あれ? もしもし?」

  ふと太陽がスマホを取り出して電話を受ける。ん? こんな時に誰が電話を?

  「氷空君? うん。うん……分かった、すぐに行くよ!」

  短いながら、どうやら氷空からの呼び出しだったようだ。けど、なんでスマホに? デバイスで連絡すれば良くないか?

  「ちょっとトラブルがあって、ヴィランを捕まえるための手錠がなくなったから、こっちに来て欲しいって」

  「手錠が? おっさんがいるのになんでまた……」

  「なんか、繋さんが倒れてるから、すぐに来て欲しいって」

  「おっさんが?!」

  なんてこった……ヴィランの通報内容まで確認してなかったけど、そんな大捕り物だったのか。なら、急いで向かわなくちゃな。

  「[[rb:変身>トランスフォーム]]、シャドウ・アヴェンジャー!」

  「[[rb:変身>トランスフォーム]]、サンシャイン・レオ!」

  デバイスに手を当てて、太陽と同時に変身コマンドを宣言する。一瞬白い光に包まれて、すぐに光が弾けて視界が戻る。黒のボディスーツをベースに、黒のグローブにブーツ、目元を覆うマスクを着け、右肩からクナイを収めたベルトを掛けて、腰に腰布と、その上からクナイベルトを着けている。そして、首元には赤いマフラーをしている。

  サンシャインの方は、赤を基調に、黄色で胸元に太陽の中に獅子の顔を書いたようなシンボルがまず目立つ。ベルトの留め具にも同じシンボルが付いていて、両手足を鈍色の、太陽エネルギーを炎に変換するメカのグローブとブーツに覆われている。目元は緑のレンズだけのがバイザーがジャミングマスクを装着している。

  「行くぞ、サンシャイン!」

  「うん!」

  変身が完了して、俺達はすぐに外へ出て、指定地点を目指した。

  指定されていたのは、ビルの建築現場だった。シートが掛かっていて、再建中の文字が掛けられている。こと都市部においては珍しいものではない。

  さて、ここにヴィランと二人がいるはずだが……。

  「二人共、こっちこっち!」

  ビルの中から氷空が手招きしてくる。けど、なんで顔だけ出してるんだ? とはいえ状況が状況だから急ごう。

  氷空がビルに引っ込み、俺達もそれに続いて建設途中のビルへと入る。ヴィランが逃げ込んだ場所的にはおかしくないし、氷空のディザイアでケリを付けたのだとしたら、移動も難しい。

  ビルの中に入り、周囲を確認する。まだフロアも出来ていないようで、だだっ広い空間になっていた。しかし、そんなことはどうでも良くなった。

  「よう、お前らが残りのヒーローだな!」

  そこにいたのは、ベージュに黒斑点のハイエナ獣人だった。鬣が派手な赤なのは勿論目立つが、体型的には普通で、俺と同じであんまり特徴はない。が、服装があまりにもおかしい、原色紫の肩紐に股間だけ覆ってる、スリングショットを着ているのだ。

  「なっ、お前は一体……!?」

  明らかな変質者を前に俺もサンシャインも身構えるが、直後両腕に何かが縛り付き、腕を上へと引っ張られる。この腕の感じ、まさか鎖で縛られて?!

  『マンキニ! マンキニ!』

  そして、柱や物陰に隠れていたのか、何人もの男が飛び出して来た。どいつもこいつも色とりどりのマンキニをしていて、一斉に訳の分からないポーズを取り出す。

  「クソッ、どうなって……!?」

  「え?!」

  「マンキニ!」「マンキニ!」

  さすがに、目を疑いたくなるような光景があった。マンキニ履いた男の中に、見慣れたシェパード犬獣人と雪豹獣人の姿があったのだ。狗巻のおっさんは真っピンクの、氷空は眩しい空色のマンキニだけを身に着けていて、他の奴らに交じって、両手で股間の周りをクイックイッと動かすポーズを繰り返す。

  「チェイサー!」

  「ボーダー!」

  「マンキニ! 二人もさっさとマンキニ・キング様に忠誠を誓おうよ!」

  「マンキニ! お前らもさっさと堕ちちまいな!」

  この姿だから分かり切っていたけど、二人共ヴィランの力に屈してしまったようだ。俺達はまんまと誘い出されてしまったわけだ。

  「おいおい、折角捕まえたんだから、じっくりたっぷり遊ばねぇと勿体ないだろ」

  「マンキニ! 仰せのままに!」

  「クソッ、壊れろ!」

  サンシャインがどうにか自力で鎖を壊せないかと腕の力で引き千切ろうとしているものの、チェイサーのディザイアの鎖はそう簡単に千切れない。

  「取り敢えず、お前らマンキニになりやがれ!」

  ハイエナ野郎が立ち上がり、周りの奴らと同じポーズをしたかと思えば、ヴィランの着ているマンキニが紫色に光り、俺達に降り注ぐ。煙がボフンと音を立てて上がり、瞬間、俺の身体を包み込む感覚が無くなり、股間と肩にだけ触れる感触が残る。

  「太陽……?!」

  「シンちゃん……!」

  互いの姿を思わず見て、本当にマンキニしか着ていない姿にされてしまっていた。太陽は眩しい黄緑のマンキニを、俺は真っ赤なマンキニを着せられている。マンキニがあまりにも小さくて、俺ですらチンポがはみ出ているものだから、太陽に至っては着ているとは言えない状態だ。

  「はぁ~、デッカ。デカすぎんだろ」

  「なっ、触んじゃねぇよ!」

  あろうことかいきなり太陽のチンコを触ろうとして来ようとするハイエナヴィランを、思わずまだ自由な足で蹴り飛ばしてしまう。この野郎、どうせ変態ヴィランだとは思ってたけど……あれ?

  ふと、他のマンキニ男達の股間を見る。そういえば今の太陽みたいな状態かと思ったけど、全員チンポがマンキニに収まっている。いや、氷空はともかくおっさんのチンポが収まる大きさな訳なくないか?

  「ってぇな! なんでお前がそんな怒るんだよ」

  「その二人、付き合ってるんだよ!」

  「あ、おい!」

  あろうことか氷空の口からいきなりとんでもない暴露をされてしまう。こんな変態ヴィランにそんなことバラしたら、何しでかすか分かったもんじゃない。

  「はぁ、リア充だぁ? ヒーローで、しかもカップルで……許せねぇなぁ!」

  こいつ、急に非モテ極まったこと言い出したぞ。洗脳能力持った変態ヴィランだし、有りがちではある動機に願いだろうけど。

  「彼氏……ああ、思い出しただけで腹立つ! 何が『お前のチンポ、メスの方がデカいんじゃないの? 笑』だ! んな理由で断るなら最初から巨根限定ですとでも書いとけ!」

  「……もしかして、かなりアホか?」

  「シンちゃん、さすがにそれは……」

  思わず本音が零れ出ちまった。んな理由で覚醒する奴、いるのか?

  「しかーし! 今の俺には力がある! あまねく男共を無様エロに堕とす力がある! お前らだってやろうと思えば今すぐこいつらみたいに無様にしてやれるんだからな!」

  『マンキニ! マンキニ!』

  また、一斉にあの変なガニ股ポーズを取り始める男達。おっさんも氷空も全く抵抗出来ていなくて、他の男と同じように無様なポーズを取っている。

  「まずは蹴って来たお前の方だな! やれ、マンキニビーム!」

  「なっ、ぐあああああ!」

  ヴィランがまたやってくるのかと思ったら、周囲にいたマンキニ男達の股間からビームが俺に向かって放たれる。まさか、本人以外からも洗脳出来るってのか!?

  「うっ……なんっ……!」

  またボフンと煙が上がる。思考が書き替えられるような感じはない。けど、重大な変化が確かにあった。この布面積のないマンキニに俺のチンポがすっぽり覆われてしまっている。まさか本気でこんなアホな、チンポを小さくするディザイアだとは。

  「ギャハハッ! チンポ小っさ! 彼氏に見せ付けてやれよ!」

  「マンキニ!……?」

  いきなり、身体が勝手に動いて、ガニ股になって股間の側に両手の指先をピンと伸ばして当てて、そのまま手に沿ってシュッと引く動作と一緒に、アホ以外の何物でもない言葉を大声で発してしまう。いつの間にか鎖で縛られてないのに、身体の自由が利かない。

  命令された通りに身体が勝手に動いて、太陽の前に立たされる。ただ直立するだけかと思えば、ガニ股で腰を突き出して、両手を後頭部に回すポーズを取らされてしまった。よりにもよって太陽にこんな無様な姿を見せ付けさせられるなんて……。

  「た、太陽……」

  「うっ、シンちゃん……」

  太陽から目を背けられず、顔が真っ赤になってるのを感じる。当の太陽はなんとか目を背けてくれてはいるけど、それでも恥ずかしいものは恥ずかしい。

  「おいおい、ちゃんと見てやれよ。じゃないと……」

  「いっ……!」

  ヴィランが俺の背後にピタリと張り付いて来たかと思えば、マンキニ越しに俺のケツにチンポを当てて来る。思ってる以上にマンキニがケツに食い込んでいて、変に感じてしまう。

  「お前の彼氏、寝取っちまうぞ?」

  「なっ、止めて!! 止めろ!!!」

  ミシッバキィッ!

  太陽の怒りが爆発したのか、とうとうチェイサーの鎖をディザイア無しでぶち壊してしまった。そのまま、俺の後ろにいるマンキニヴィランに向けて、殴り掛かってくる。

  「ちょっ、おまっ……!」

  ビシュンッ!

  「え、ああああああ!」

  けど、それが届く前に、ビームが太陽に当たる。一体何処からかと思ったら、なんと、俺の股間からだった。

  「あっぶねぇ……」

  「た、太陽……!」

  ボフンと煙が上がり、太陽の身体も僅かに、しかしあまりにも大きく変化してしまった。俺や他の被洗脳者と同じく、発育のいいガキより小さいチンポがピッチリマンキニに浮かび上がっている。太陽の体格が他より圧倒的にいいのもあって、チンポの小ささが目立つ。

  「ビビったぁ……力使えないんじゃねぇのかよ」

  「ううっ……」

  「よーし、お前もちゃんとその粗チン見せ付けてやれよな!」

  そう命令されると、太陽も俺と同じポーズを取らされて、俺の視線が太陽の粗チン化させられた股間部分に向けられて離せない。

  「シン、ちゃん……」

  「ギャハハッ! あー、これでもう、アナルセックス出来ねぇなぁ!」

  「クソが!」

  「無様なポーズだけど、っぱマンキニポーズしろ!」

  「マンキニ!」「マンキニ!」

  クソみたいな命令をされて、俺達は後頭部に回していた手を股間に当てて、シュッと引く。それと同時にマンキニと口から勝手に言葉が出てしまう。

  『マンキニ! マンキニ!』

  ポーズを繰り返し、言葉も繰り返してしまう。他のアヘ顔晒してる被洗脳者達と同調しているような状態だ。クソッ、こんなアホなことやってるのに、どういうわけかチンポが変に擦れて、ジリジリ感じてしまう。

  「なかなか粘るな。おっ、そうだ。お前ら、マンキニチンポくっつけろよ」

  「マンキニ!」

  そう命令されて、互いが見えるように位置取っていたのを、肉薄するどころかガッツリ密着して、それでもチンポがくっつかなかったせいで、腰を突き出して無理矢理チンポをくっ付ける。

  「おら、そのままチンポ擦り合わせろよな!」

  「いいっ!」

  「ひゃん!」

  その状態で腰を小刻みに動かしてチンポを擦り合わせる。俺も太陽も感じてしまったのか、艶めかしい声が零れてしまう。こんなガキみたいなチンポなのに、むしろ敏感になっている。

  やばい……あまりにも気持ち良過ぎる。こんなバカみたいな変態行為で気持ち良くなんかなりたくないと思ってるのに、腰振りが止められない。

  「ギャハハッ! 必死に我慢してる顔も笑えるぜ! でもよぉ、マンキニセックス気持ちいいんだろ? とっととイッて、クソ雑魚粗チンマンキニ男になっちまいな!」

  ハイエナヴィランの笑い声が耳に響く。クソッ、こんなのに、負けるわけにはいかない……いかないのに、気持ち良過ぎる。頭がおかしくなる。普通のセックスに戻れなくなっちまう。

  「マン、太……キニ、陽……」

  「マン、シン……キニ、ちゃん……」

  腰振りもマンキニコールも抑えられない。ダメだ、もう、無様に、イッちまう!

  「「ああ!」」

  二人揃って、ついに射精してしまった。

  目の前がビカビカの光に包まれる。とんでもない快楽の波が襲い掛かり、飲み込まれて、頭の中がぐちゃぐちゃになっていく。マンキニ男達と並んで、俺も太陽も、おっさんも氷空もマンキニ姿でマンキニしていた。

  これが、俺達の姿なんだ。俺達はただのヒーローじゃない、マンキニヒーローだ!

  『マンキニ! マンキニ!』

  自然と太陽から離れ、マンキニ・キング様の方へと並んで向き、ガニ股マンキニポーズをテキパキキメる。

  「おう、お前ら、このマンキニ・キング様に、最高に無様に忠誠を誓いな!」

  「マンキニ! 僕はこんなにガタイがいいのに情けないチンポにされた挙句、一番好きな人の前で無様に射精して、マンキニ・キング様に敗北しました! これからはマンキニ・キング様の愛奴隷として忠誠を誓います!」

  「マンキニ! 俺はバディと一緒にクッソ情けない雑魚射精してしまい、マンキニ・キング様に完全敗北しました! これからはマンキニ・キング様のために、ヒーローとして守ってた市民を、マンキニヒーローとしてクソ雑魚粗チンマンキニ男にして捧げることを誓います!」

  「ああ、いいぞいいぞ! おら、雑魚射精しな!」

  「「マンキニ! ありがとうございます! マンキニ・キング様!」」

  マンキニポーズをキメながら、さっき射精したばっかのクソ雑魚粗チンから、またザーメンがピュッとマンキニの中に出ちまう。アホ気持ちいい。頭がどんどん馬鹿になっていく。けど、どうでもいい。この気持ちいいのがもっと欲しい。

  ---[newpage]

  『マンキニ! マンキニ!』

  「うわあああ! 来るなあああ! おほおおおお! マンキニ!」

  「嫌だぁ、変態になんかなりたくなああああああ! マンキニ!」

  俺達マンキニヒーロー達を先頭に、次々マンキニ男を増やしていき、マンキニ行進の人数を増やしていく。俺達のマンキニからもマンキニポーズをキメることで、一般人くらいなら簡単に即堕ちさせられるマンキニビームが出せるから、より多くをマンキニ男にしている。

  『緊急警報! 緊急警報! ヴィランが出現中です! 皆さん直ちに避難を……』

  警報が放送されて、主要商業施設や企業ビルに一般市民が避難していき、強化シャッターが下りている。戦闘に巻き込まれないようにとか、ヴィランに潜入されないためとか、なんかそんなためのシャッターだ。

  「溶けろ!」

  サンシャインがディザイアによる太陽エネルギーを使ってシャッターを破壊して、大型商業施設へと俺と一緒にマンキニ男達を率いて突っ込む。

  「う、動くな!」

  「マンキニ! さぁ、お前らもマンキニ男になろうぜ!」

  「さぁさぁ!」

  『マンキニ! マンキニ!』

  拳銃を向けて来る犬獣人の警備員に、マンキニポーズをキメて、お構いなしに俺とサンシャインはマンキニビームを放つ。続くマンキニ男達もマンキニビームを放ち、入口待機の警備員達はマンキニ姿になる。

  「マンキニ! マンキニ!」

  「うわぁ! お前達、何やってるんだマンキニ!」

  俺達のビームを浴びた奴はすぐにマンキニポーズをキメながら、短小雑魚チンポからマンキニ射精をキメて、マンキニ男として目覚める。一般マンキニ男のビームでマンキニ姿になった警備員はチンポこそ雑魚チンポ化してるものの、マンキニ連呼射精にまでは至ってない。

  「よーし、お前はそいつらをマンキニイキさせてやれ! 残りは俺と行くぞ!」

  『マンキニ!』

  「うわっ、止めろって! 目を覚ませよ!」

  すぐ俺とサンシャインがマンキニ男にした警備員が他のマンキニ姿になった警備員へと近付いて、雑魚チンポをマンキニ越しに擦り合わせ始める。逃げようとしていたようだけど、チンポがマンキニ越しに触れ合うと動けなくなって、快楽を受け入れつつある。あれならそう掛からずマンキニ男になるな。

  「うわあああ!」「きゃああああ!」「変態だ!」

  避難していた市民達が、俺達を見て叫び声を上げる。男女混じってるけど、マンキニ・キング様的には女は要らないんだよな。多分マンキニにもならないし。マンキニな時点で男用だし。

  「マンキニ! 女に用はねぇ! 大人しく引っ込んでな!」

  俺は影を具現化させて、邪魔な女を退けて、サンシャインが太陽エネルギーを具現化させて、やっぱり邪魔な女に退くよう脅しを掛けてから、男達に狙いを定めてマンキニビームを放つ。

  「うわあああ!」

  取り敢えず一番マンキニ男にし甲斐のある、ガタイのいい虎獣人にマンキニビームを浴びせて、マンキニ男にする。

  「マンキニ! マンキニ!」

  「「パパ!」」

  猫獣人の女と子供が同時にその虎獣人をパパと呼んだ。嫁と娘みたいだ。あーあ、子供まで作ったチンポが、こんな雑魚チンポに成り下がるなんて、無様も無様だ。

  「パパさんよぉ、最高に無様なマンキニ射精、キメてくれよな!」

  「はい! 俺は妻子持ちのノンケだったけど、二度と種付け出来ないクソ雑魚チンポのガチホモマンキニ男に生まれ変わりました! もうメスのこととかどうでもいい! これからはマンキニ男としてマンキニ・キング様に無様マンキニセックスを捧げ続けるぜ!」

  マンキニポーズをキメながら無様に宣言して、マンキニ射精を妻娘に向けてキメる。ザーメンが飛び散るようなことはないけど、しっかり染みが出来ていて、無様さ100点満点で、マンキニ・キング様に見せられないのが残念だ。

  「ほら、あんたも一発ぶっ放しな!」

  「おう! マンキニ!」

  虎パパさんにマンキニビームを促して、その辺の男にマンキニビームを撃たせる。最早一児の父親という事実はどっか行って、マンキニ男という存在へ生まれ変わったのが良く分かる瞬間だ。

  『マンキニ! マンキニ!』

  人数が増えれば増えるだけ、マンキニ男による制圧が早くなっていく。結構な人数のいた大型商業施設内の男達は、程なくして皆マンキニ男になった。

  「いやぁ、なかなか壮観だな!」

  『マンキニ! マンキニ!』

  大型商業施設の一階にマンキニ男が集まり、二階からマンキニ・キング様がその光景を見降ろしている。若者から年寄まで、細身やマッチョやデブと、様々な男達が、様々な色のマンキニを着て並ぶ様は確かに壮観だ。ボーダーとチェイサーが連れて来た男達もいて、フロア中にマンキニ男がひしめき合っている。

  「んんん、統一感あるのもいいけど、もっと無様ムーブにバリエが欲しいな」

  「バリエっすか?」

  最初は満足気だったマンキニ・キング様だったけど、少し眺めていたらそう言った。バリエーション?

  「っし、お前ら、いっちょなんか無様芸的なのやってみろよ」

  俺とサンシャイン、合流していたボーダーとチェイサーにそう命令が下される。

  「よし! 一番、マンキニ・チェイサー!」

  チェイサーは爪先立ちのガニ股ポーズで両肩のマンキニの紐に指を突っ込み、そのまま頭上に引っ張ってマンキニを持つ手を合わせる。

  「おっ! おっ!」

  マンキニの紐は引っ張っても千切れないけど、滅茶苦茶ケツに食い込んで、雑魚チンポも擦れてるのか、気持ち良さそうな汚めの喘ぎ声を上げるチェイサー。そのまま食い込んだケツをマンキニ・キング様に見せ付けるようにこちらに向くチェイサーの顔は、マンキニ・キング様好みの無様なオホ顔だった。

  「ギャハハッ! おっさんのくせにこんなケツしてよぉ!」

  バシンッ!

  「オホォ! ありがとうございますぅ!」

  ケツをシバかれて、チェイサーは一際デカい喘ぎを上げて、無様に感謝を述べた。こっちから見ると分かる。それだけで雑魚射精してちょっとマンキニが汚れていた。

  「二番、マンキニ・ボーダー、行きまーす!」

  ボーダーはこちらを向いてそのまま寝転がり、寝転がったまま足を開いた状態で上げて、足でVの字を描く。で、そのまま身体を折って足が床を着く。あの感じならケツまで見えてそうだ。

  「マンキニチングリ返り、マングリ返り!」

  「いやすげぇけど、すげぇが勝るなおい」

  確かに、身体柔らかいなと思う。そのままチンポ突っ込めそうではあるけど、無様かは違うのかな。

  「三番、マンキニ・シャドウ!」

  サンシャインが動きそうにないから、俺が先に行かせてもらう。

  両手を後頭部に回してガニ股になって、そのまま腰をヘコヘコ振って、クソ雑魚チンポを見せ付けながら刺激する。しっかり肘を天に上げて脇がしっかり見えるようにしていた。

  「んっ、あっ!」

  「ギャハハッ! ベタで良いじゃねぇか。後はもっと声が汚きゃなおいいな」

  「おっ! おっ!」

  マンキニ・キング様のリクエストに応えて、出来る限り低い声で喘ぐ。さすがに煙草酒焼けしたおっさんの声には敵わないのが残念だ。

  「んー、努力は認める!」

  「んおっ! ありがとうございますぅ!」

  腰振りの刺激とマンキニ・キング様の褒めで、雑魚チンポがイッてしまった。ピュッと僅かにザーメンが出るだけの射精なのに滅茶苦茶気持ちいい。雑魚粗チン射精気持ちいい。

  「えーっと、じゃあ、最後、マンキニ・サンシャイン!」

  そう言いサンシャインは、胸の上の方でマンキニの紐を摘まみ、上下に動かす。

  「あっ、あっ……!」

  一瞬なんだと思ったけど、俺達よりはデカい乳首がマンキニの紐で擦れてるようで、乳首が固くなっているのが分かる。

  「んー……地味! 地味だけど、無様でよし!」

  「あっ、あり、ありがとうございます!」

  少しの間サンシャインのマンキニチクニーを見ていたマンキニ・キング様は首を捻っていたものの、サンシャインの無様芸に満足してくれたようだ。サンシャインって乳首感じたっけ。マンキニ男になって無様さが増したのかな。

  「さぁて、マンキニ男共を漁るか」

  そう言い下に降りようと、ソファから立ち上がり、下の階に降りようとした時。

  ドゴンッ!

  入り口で、轟音が鳴り響く。なんだ? 何の音だ? 明らかに常人が出せる音ではないけど……。

  「うおっ! すっげぇ光景だなおい!」

  「ふざけた真似をしてくれるものだ」

  一階の方を見ると、二人のマンキニではない男がいた。とは言っても、一人はバカデカチンポを露出している、筋骨隆々で、サンシャインですら可愛く見える化け物ガタイの持ち主のドーベルマン犬獣人だ。ただ、服は一切纏っておらず、グローブとブーツ、マント、それから目元を覆うマスクだけを身に着けている。マンキニ男が言うのもなんだけど、大概変態だ。

  もう一人は黒地に青白い稲妻模様が虎模様に描かれたボディスーツに、赤いパンツみたいな配色をしている。両手足に銀の装甲が着けられていて、顔は覆面みたいなマスクで覆われている。けど、全身の主張から、虎獣人だと分かる。ヒーローっぽい服装といえばそうだけど、こいつらはヴィランだ。

  「なんだ、ヒーロー? にしてはヤベェのいるけど」

  「あいつらは【デスペルタル】のヴィランです!」

  【デスペルタル】はこのN市で活動する悪の組織だ。その戦闘員の虎の方、サンダー・ガントレットはともかく、2.2mの巨躯のドーベルマン、首領であるダーク・ウェイカーの方まで出張ってくるとは。

  「ほーん、あいつらのシマ荒らしたから来たわけだ。そんじゃ、あいつらもマンキニ男にしちまいな!」

  『マンキニ!』

  俺達が飛び出すまでもなく、フロア中のマンキニ男達が二人のヴィランに標準してマンキニビームを放つ。

  「え、ちょっ、多過ぎだってうわああああ!」

  「ちっ」

  ウェイカーは瞬時に飛び上がり高密度ビームを回避したものの、ガントレットは回避出来ずにそのまま大量のビームに被弾した。

  すぐにボディスーツは消え、眩しい黄色のマンキニを着た白に黒縞の虎獣人が出て来る。ガタイがいい虎獣人ではあるが、既にチンポが雑魚粗チン化しているようで、ガントレットのチンポはマンキニに収まっている。

  「マンキニ! マンキニ! おほぉ!」

  そして、マンキニポーズをキメながら、数度のマンキニポーズで雑魚チンポはイッてしまったようだ。いくら一般マンキニ男のビームとはいえ、あれだけ浴びれば即堕ちする効果があるのか。

  「一斉に掛かれ!」

  チェインの鎖が、それをコピーした俺の影が、サンシャインとボーダーが、二階に上がって来たウェイカーへと一斉に飛び掛かる。

  「ふんっ!」

  しかし相手は強力なヴィラン。その腕の一振りでサンシャインとボーダーは吹っ飛ばされて、俺とチェイサーの鎖は砕け散った。

  「ハァ?! お前ら、もっとちゃんとやれよ!」

  あっさり俺達を退けたウェイカーが、マンキニ・キング様に迫る。あのイカれた力で殴られようものなら、マンキニ・キング様の天下どころか命がマズイ。

  「……ふん、随分と無様だな、ヒーロー共」

  俺達の事を、露骨に侮蔑の目を向けて一瞥してくるウェイカー。

  「お前もこいつらと同じく無様にしてやるよ!」

  マンキニ・キング様のマンキニが光り、周囲を包み込む。俺達も良く見えないけど、これなら……。

  「むっ……」

  ウェイカーの姿が変わり、明るいピンク色のマンキニのみを身に着けた状態になっていた。ただ、あの爆根はそのままで、キンタマさえまともに入ってない。もはや紐が掛かってるだけにしか見えないぞ。

  「ギャハハッ! おいおい、チンポデカすぎて何にも隠れてねぇじゃねぇか! 変態がむしろ加速してるぜ!」

  マンキニ・キング様の言うように、裸マントの露出狂よりもよっぽど変態だ。

  「……だからどうした」

  「カーッ、恥じらいゼロ! 面白くねぇ! お前ら今度はしっかり当てろよ!」

  『マンキニ!』

  全員の攻撃が避けられないように、ディレイを入れてマンキニビームを放つ。俺とサンシャインが放ったものをその巨体とは思えない程の身軽なバックステップで躱し、ボーダーの追撃も飛び上がり躱し、チェイサーの更なる追撃さえ天井を殴り勢いで躱した。

  「邪魔だ……!」

  マンキニビームで制圧していた状態を強引に打破すべく、いきなり床を殴りつける。ただのディザイア能力者ならさすがに馬鹿なことではあるけど、ウェイカーのパワーであれば床を破壊することだって出来てしまう。

  「マンキニ!」

  「何っ!」

  けど、ウェイカーの思惑通りには行かなかった。この状況で、俺達がいるのに後ろから撃たれるとは思っていなかったようで、マンキニビームに被弾してしまった。いや、どうなってるんだ?

  「マンキニ! やりましたよ、マンキニ・キング様!」

  後ろには、マンキニ姿のガントレットがいた。即堕ちした挙句思い切り謀反されたウェイカーにほんの少し同情する。けどまぁ、これでマンキニ堕ちも目前だ。

  「ギャーッハッハッ!」

  「クッ……!」

  マンキニビームを直で浴びたウェイカーの殺人チンポは、とうとう極小マンキニに収まる雑魚チンポになってしまった。体格比からすれば、最早チンポないんじゃないかってくらいだ。

  「よーし、お前ら、今度こそ仕上げだ!」

  『マンキニ! マンキニ!』

  「ぐあああああ!」

  俺達は一斉にマンキニ・キング様に合わせてマンキニポーズを取り、ウェイカーに向けてマンキニビームを放つ。雑魚チンポになってもまだマンキニポーズをキメてなかったウェイカーも、さすがにこれならマンキニ堕ちするだろ。

  「……マンキニ、マンキニ!」

  程なくして、ウェイカーもマンキニポーズをキメ始める。キレのあるマンキニポーズをしながらも、見る影もなくなった雑魚粗チンを覆うマンキニを揺らし、真剣な表情は段々とアヘ顔になっていく。隣にいるガントレットはとっくにオホ顔さらしてマンキニポーズをキメてるわけだけど。

  「ふぅ……ハッ、楽勝だったな! クソ雑魚粗チンマンキニヴィラン共、俺の配下に加わるよう、無様に忠誠を誓いやがれ!」

  「はい! 俺は速攻でマンキニ男にされた挙句に、元ボスを後ろから撃って無様堕ちさせちゃいました! でも今のボスの方が大事なんで、むしろ誇りにさえ思います! これからはマンキニ・キング様に忠誠を、誓います! マンキニ! ああ、クソ雑魚粗チンって罵ってくださぁい!」

  マンキニポーズを繰り返しながら、身体を仰け反らせて黄色いマンキニの股間を見せ付けながらビュッと雑魚射精する。なんかもう無様さのために生まれたのかというようなマゾ発言まで出て来た。

  「お、俺は、調子に乗ったヴィランを始末してやろうと乗り込んだにも関わらず返り討ちに遭い、自慢の巨根もこんな無様な男として終わっている粗チンにされました。これからはマンキニ・キング様の下僕として、男共をマンキニ男にしてマンキニゲイハーレムを作る手となることを誓う……!」

  対してまだ恥じらいがあるのか、顔を赤らめ僅かに言い淀んでいたウェイカーだが、最終的には恥じらいと我慢に歪んだ顔でマンキニ射精して、オホ顔でマンキニポーズを繰り返していた。

  「ギャーッハッハッ! いいぜいいぜぇ! ヒーローも悪の組織も俺のもんだ! 男はみんな、クソ雑魚粗チンマンキニ野郎にしてやるぜぇ!」

  『マンキニ! マンキニ! マンキニ・キング様バンザイ!』

  ヒーローもヴィランも関係なく、マンキニ・キング様の下僕のマンキニ男として、マンキニポーズをキメてマンキニ射精をキメて、マンキニ・キング様を崇める。俺達だけじゃない、下にいる一般マンキニ男達もマンキニ・キング様を讃える。これから、もっとマンキニ男を増やして、マンキニ・キング様のマンキニ王国を築く手となろう。

  ---[newpage]

  ヒーロー協会N市支部のメンバーと、悪の組織【デスペルタル】の主力がマンキニ男に堕ち、後先考えずにその力でマンキニ男を増やしたマンキニ・キングは、夜を迎え、さすがに大量のマンキニ男全員と動くわけにはいかないと、他のマンキニ男達は適当に奪った家屋やホテルに泊まらせ、マンキニ・キング自身は見張りといくらかの男を連れて、地方の馬鹿デカい城のようなラブホテルに入り込んでいた。

  「ギャーッハッハッ! あー、笑いが止まんないぜ。最早敵無しなんじゃねぇの?」

  完全に調子に乗っているマンキニ・キング。今は無駄にデカいハート型のベッドに、巨躯のドーベルマン犬獣人、元ダーク・ウェイカー……今やマンキニ・ウェイカーなどという名を与えられてしまったヴィランを大の字に寝かせ、肉布団にしてその上に無遠慮に座っている。

  「さーて、お前らばっかりドピュドピュ所構わず滅茶苦茶に射精して気持ち良くなりやがって! お前らマンキニ男は俺を気持ち良くさせるための存在なんだから、俺のチンポも気持ち良くしろよな!」

  『マンキニ!』

  アホのヴィランの戯言に、間抜けな言葉を発しながらマンキニポーズをして、しかし本人達は真剣に返事する。

  「まずはどいつのケツがいいかな? よし、お前ら後ろ向いて、そのマンキニの食い込んだケツ見せてみろよな!」

  『マンキニ!』

  マンキニ・キングを取り囲むように立つマンキニ男達が、全員一斉にマンキニ・キングへと背を向けて、マンキニの紐の食い込んだケツを見せる。腰を曲げケツを突き出して見せ付けるボーダー。二人並びダブルバイセップスして肉体として見せ付けるシャドウとサンシャイン。マンキニを引っ張ってよりケツに食い込ませるチェイサー。そしてケツにチンポが欲し過ぎて、ケツ肉を持って穴を開くサンダーであった。

  「んー、ガキケツのはずなのにめっちゃエロいな。おっさんケツも悪くない。カップル共は普通か? 虎のは……なんかケツ緩くね?」

  周囲にある自分に向けられたケツを見回して品評するマンキニ・キング。どんな評価を言わたされても、むしろ貶されれば貶されるほど無様であることを意味するため、場合によっては喜びにさえなる。

  「ムカつくしカップル寝取る……いや、寝取りはなんか、そっちのがムカつくか。んじゃ、そっちのやたら慣れてそうな虎だ! こっちに来い!」

  「はい!」

  「残りは適当にマンキニセックスして、俺の目を愉しませろよな」

  『マンキニ!』

  元サンダー・ガントレット、今はマンキニ・サンダーと名付けられた虎獣人は命じられたままにベッドに上がり、他の男達は近くの男とペアになる。

  「四つん這いになれ」

  「はい!」

  命令のままにベッドの上で、マンキニ・キングにケツを向けて四つん這いになるマンキニ・サンダー。かつて身を捧げることを誓ったボスが座布団にされている前だが、今は主人のチンポを気持ち良くすることの方が大事なのだ。

  「えーっと、ゴムを……いや、ヴィランが何言ってんだ。堂々と中出しだ!」

  あまりにも短絡的な思考でリスク回避を放棄するマンキニ・キング。計画的にヴィランになったわけでもなければ、そもそも計画性も知性もないこのハイエナ獣人にとって、とりあえず悪いことをしてみたいという中学生マインドが出てしまったのだ。

  「おんっ!」

  マンキニ・キングは指に唾液を付けてから、無遠慮にサンダーのケツに指を突っ込み、グリグリと指で尻穴を掻き混ぜて広げる。元からケツを使い慣れているサンダーにとっては単なるご褒美でしかない。むしろあっさり入って、マンキニ・キングの方が驚いたくらいだ。

  「あっ! おほっ! あひんっ!」

  すぐにグチュグチュとサンダーのケツから厭らしい水音が上がり、それに合わせるようにサンダーの声から嬌声が零れる。その声は童貞のマンキニ・キングにとって、生の嬌声も水音も、いざ自分の目の前で行われると刺激が強く罵る余裕がなかった。

  一方残されたマンキニ男達はというと。

  「あっ、サンシャイン……!」

  「シャドウ!」

  マンキニ・サンシャインとマンキニ・シャドウと化した獅子獣人と狼獣人の二人は、互いに向き合い腰を突き出し、成人男性として最早異常である、どうしようもなく小さい粗チン同士を、マンキニに覆われたまま腰を上下に振って擦り合わせる。精通しているかさえ分からないような性器だがむしろ敏感になっていて、ピッチリしたマンキニの中で擦れるだけでマンキニ男は性的刺激に身悶えするほどだ。

  「おら、来いよボーダー」

  「ん!」

  マンキニ・チェイサーは両手を後ろに回してガニ股になって思いっ切り股間を突き出す。そしてマンキニ・ボーダーが立ったまま腰を曲げて、チェイサーの股間へと顔を突っ込んだ。

  「フガフガ」

  ボーダーはわざとらしいほど息荒くチェイサーの股間の臭いを嗅ぐ。マンキニ男という変態と化したボーダーにとって、蒸れたマンキニチンポの臭いが性的興奮を誘引する癖を植え付けられているため、こんな行為にも関わらずボーダーのマンキニに覆われた、童顔にしても小さいチンポも反応している。

  「よ、よし、挿れるぞ……」

  四人のマンキニ男達のセックスは、他ならぬマンキニ・キングに捧げられたものだが、当のマンキニ・キングは童貞剥き出しで余裕がなく、平均より小さいチンポを勃たせてサンダーの尻穴に当てていた。洗脳される前から使い込まれているサンダーの尻穴は、チンポを求めてヒクついている。

  「んおっ……!」

  「おほっ! チンポキタ!」

  ゆっくりチンポを挿入して、刺激が強くて声が出るマンキニ・キング。チンポが全てサンダーの尻に飲まれてから、すぐに乱暴に腰を振り始める。ただ自分が快楽を貪るための性行為だが、元々ドMのサンダーにとって、むしろご褒美だった。

  「あ、乱暴で、いい!」

  「んおっ、やべっ、こんないいのかよ……!」

  「マンキニ・キング様、ど、どうですか?!」

  マンキニ・キングがサンダーのケツに夢中になっている間に、他のマンキニ男達の行為も加速していく。サンシャインとシャドウは身体を仰け反らせて腰を振り既に限界が近くチンポを刺激して、ボーダーはチェイサーのマンキニ越しのチンポを舐めて刺激して、チェイサーを追い立てる。

  「え、あ? おぁっ、お前らも、エロいな……!」

  言われてやっと思い出したマンキニ・キングは顔を上げて、性癖にぶっ刺さる光景が目に飛び込んで来て、一気に限界を迎えた。

  「あっ、出る……!」

  とてもボスとは思えない、マンキニ男達の事を言えたものではないような情けない声を出して、ビュッとサンダーの中に射精する。

  「え……あっ! ああん!」

  一瞬、あまりにもザーメンの量が少なくて、物足りなさを覚えたサンダーだったが、そもそもが服従するボスのザーメンが注がれた事実にちゃんと思い至り、その幸福感だけで射精にまで至った。

  「「ああっ!」」

  「ぐっ、おおっ!」

  「んふぅ!」

  サンシャインとシャドウもまた、二人揃って身体を更に大きく仰け反らせて、マンキニから溢れることの無い、見た目に分からない射精をする。チェイサーも限界を迎えてイッて、僅かなザーメンと汗とマンキニの臭いが混ざったなかなか酷い臭いで、ボーダーも射精してしまった。

  「うっ、ふぅ……」

  一発出してすぐにへばり、律儀にまだ四つん這いのままのサンダーの背中に倒れ込む。大して大きくないチンポはケツから抜けて、僅かに精液がベッドに落ちる。

  「あー……なんか疲れたわ。おい、シャワー連れてけ」

  「ハッ……!」

  今までずっと命令に従いベッドに横たわっていたウェイカーが起き上がり、マンキニ・キングを軽々とお姫様抱っこしてガラス張りのシャワー室へと連れて行く。そのままの状態でマンキニ・キングはマンキニを着たままシャワーを浴びて、様々な汚れと疲労をお湯で流していった。

  そうして自分が小綺麗になると、他のマンキニ男達の臭いが気になり出すマンキニ・キング。洗脳されたマンキニ男達からすれば、どれだけ極端に臭くとも快楽に変換されてしまうが、当の本人は洗脳されていないのだから、人並みに気になりもするのだ。

  「クッサ……お前らもシャワー浴びて来い」

  『マンキニ!』

  事後の余韻も程々に、立ち上がって気を付けで待機していたマンキニ男達に、ド直球に失礼な態度を向けるが、当のマンキニ男達はそんなこと塵も気にせずシャワーへと五人でキツキツの状態で入り、ガラス張りのシャワーで順番を待ちながらも、マンキニを穿いたままシャワーを浴びる。その光景をぼんやりベッドから見ているマンキニ・キングは、身の丈に合った目の保養に少しホッとしていた。

  「ふわぁ……朝っぱらから暴れ回ったし、もう眠ぃな……お前ら、適当に交代で見張りやってろ。俺は寝るから」

  『マンキニ!』

  揃ってマンキニポーズをキメるマンキニ男達を見て、マンキニ・キングはそのままマンキニ一丁でハートのベッドに仰向けで横たわり、目を閉じる。マンキニヒーローもヴィランも、マンキニ・キングの命令に従ってウェイカーが残り、他は部屋から出て休憩と見張りに分かれる。元ヒーロー達がヴィランを守るために……。

  翌日。

  「んー……あー、良く寝た」

  『おはようございます、マンキニ・キング様!』

  目を覚ました瞬間に、目の前に六人もマンキニ男達が並んでいて、一瞬ギョッとしたものの、ハイエナ獣人の男はすぐに状況を思い出す。昨日、力に目覚めて、大量の男達をその目覚めた力で雑魚粗チンマンキニ男に変え、一般人のみならず、ヒーローまでもマンキニ男にして、自分の住まうN市市内をほとんど制圧した。

  「すげぇ、夢じゃなかったんだ!」

  自分に都合のいい夢だとさえ思っていたハイエナ獣人、もといマンキニ・キングだったが、いよいよ現実だと実感してきて、寝起きとは思えないテンションの上がりっぷりで、ベッドから跳ね起きた。

  「よーし、お前ら……!」

  グゥ~

  「……まず飯を調達するぞ!」

  『マンキニ!』

  腹の音で出鼻を挫かれたマンキニ・キングは、ラブホテルから出て近くの店員のいないコンビニから若干怪しくなりつつある食糧を漁り、適当に食事を済ませる。

  「すっげぇ……!」

  『マンキニ! マンキニ!』

  外を歩けばマンキニ姿の男達が闊歩して、本能のままに生き、自分を見つけるや否やマンキニポーズを向けて自分を讃える。ともすれば悪夢の光景であるそれを、マンキニ・キングは喜んで見て受け入れていた。

  「さてと、次はどうすっかな。マジで世界征服しちまうか?」

  「でしたら……!」

  マンキニ・キングのアホな言葉を真剣に受け止め、マンキニヒーロー達はかつてのヒーローのアジト、狗巻探偵事務所に自らの手でヴィランを招き入れた。

  「探偵事務所? こんなとこにあるのか?」

  「はい! 地下に基地があります!」

  そのまま探偵事務所の地下にある、ヒーロー協会の支部として用意されている施設だ。トレーニング用の空間や協会本部やN市内の監視カメラなどにアクセス可能な端末が存在している。本部へのテレポーターも存在しているが、既に本部から切断されていた。

  「へぇ、こっからカメラまで見れんのかぁ」

  チェイサーに説明を受けて、純粋に関心して市内の監視カメラの映像を眺めるマンキニ・キング。そこにもマンキニ男達が映し出されているが、あくまで中心地であり、既に避難している地域には正常な男もいる。

  「N市だけでも、まだまだ男がいるな。今日はもっと範囲拡げて、あいつらもマンキニ男にしてやろうぜ!」

  『マンキニ!』

  マンキニヒーロー達とヴィラン二人が同時にマンキニポーズをキメて同意の返事をする。

  「んじゃ、出発前にちょいと……」

  自らの前に並ぶ六人のマンキニ男達を見て、マンキニ・キングは本番前にどう遊ぶか考える。派手なことしてまた一日使うのもなんだし、自分の参加するようなことをすると疲れてそれもまた一日終わる。であれば軽く侮辱的で無様なものがいい。

  「朝礼ってやつでもすっか。おい、お前が支部長だったんだよな? マンキニヒーローとしてそりゃもう無様に朝礼しな!」

  「はい! 不肖このマンキニ・チェイサー、無様に朝礼の司会、務めさせていただきます!」

  チェイサーはビシッと敬礼して、列から離れモニターの前にいるマンキニ・キングの斜め前に立ち、マンキニ男達に向き直る。

  「マンキニ! マンキニヒーロー……じゃないのもいるが、この際どうでもいい! マンキニ・キング様を守る者なら皆、マンキニヒーローだ!」

  「マンキニ! 勿論だ!」

  「マンキニ! マンキニ・キング様をお守りいたします!」

  ウェイカーとサンダーはそれぞれマンキニポーズをキメて、ヒーローへの抵抗さえ瞬時に放棄して、マンキニヒーローとなった。サンダーはともかく、ウェイカーのプライドからは有り得ないことも、無様洗脳された今プライドなんてものは存在しない。

  「よーし、なら朝のマンキニ体操だ! みんなでマンキニ・キング様に、マンキニを捧げるぞ!」

  『マンキニ! マンキニ!』

  「ギャハハッ! あー、いいねいいねぇ!」

  体操などと言うが、やることはいつもとほとんど変わらず、爪先立ちで深く腰を落としたガニ股になって、一度の動作がより大袈裟になっているくらいの、マンキニポーズだ。六人全員がその哀れな雑魚粗チンを無意味に勃起させて、真剣に、しかし情けなく崩れた顔で滑稽なポーズを取るその姿を見て、飽きもせずゲラゲラ笑っていた。

  「マンキニ体操終わり! 次はマンキニヒーロー標語! マンキニヒーローは!」

  『マンキニ・キング様の忠実なる下僕です!』

  「マンキニヒーローは!」

  『エロくて無様な雑魚雄です!』

  「マンキニヒーローは!」

  『マンキニを愛し全男をマンキニ男に!』

  「ギャーッハッハッ!」

  元とはいえヒーローとはとても言えないような無様で不道徳な標語を、全員で大声で、気を付け、ではなくガニ股で頭に両手を回している状態で宣言する。その堕ちっぷりにマンキニ・キングは自らの力を改めて実感し、また無様さにゲラ笑いは止まらない。

  「よーし、お前ら、ご褒美にマンキニ射精しろ!」

  『マンキニィ!』

  マンキニ・キングから許可を貰い、全員が一斉にマンキニポーズを取り、手を引き切ったところで一斉に雑魚射精してマンキニに染みを作った。

  「いやぁ、朝の一発にしちゃ最高に笑えたぜ。そんじゃ、お前ら行くぞ!」

  『マンキニ!』

  戯れの後に、マンキニ・キングというふざけた名を名乗るヴィランの侵略が再び始まった。果たしてこのヴィランの侵略は止められるのだろうか。それとも、このまま世界の男達はマンキニ男になってしまうのか。それは誰にも分からない。