【ドラパルト♂】ミイラ取りはミイラになりたい PART9 〜俺VS 108貫のシャリタツ!〜(前編)
「パッチラゴン……ああ、パッチラゴン!……」
「ど、どうしたのさドラパルト……」
「俺はもうダメなんだあパッチラゴン……ああ、俺はっ……俺はっ……」
「大丈夫! 大丈夫だからドラパルト!」
「ヤリてえよう……ヤリてえよう……」
「ヨシヨシ! ドラパルト、大丈夫だよ、全部大丈夫なんだからさ……!」
見ての通り俺はいつもの通りこの通りパッチラゴン! 泣きついて! げきりんの湖のほとりで! またぞろ1日過ごしてる……けどこれは仕方がないことでさ……だって俺はこんなにも敬虔にも経験値! 積み重ねてここまで来たっていうのに、それに応えてくれるヤツ誰もいやしなくって……言っちゃなんだがドラパルトってのは強い種族で……そこんじょそこらのヤツだったらドラゴンテール! サシカマスだけであの世ヨマワルサマヨールってそんな感じ……したら俺の周りは惚れた腫れたのなんのって……なるはずなのにそうはならない世の哀れ、俺はどれだけ感じないといけないんだろ?……答えはただ風に吹かれるアノホラグサの中でさ……それでネイティオ! あのどこだったか……キバ湖の東! あたりを飛んでる……なんだこいつは……みたいな威圧感放ってるあのアレ……ちとこの俺ドラパルト……血迷って未来を尋ねてみたんだけど……あいつは俺ほどじゃないけど世界を見てきたワケだから……で、ズバリ! 俺はヤレるか、ヤレないか?……瞬間! 運命の! とかナントカ……ドキドキ……してた俺を尻目にネイティオ! カッと目を見開いた! したら嘴! 泡をブクブク! キングラーみたいに! なってそのまま後ろへパタリ! せんとうふのう! みたいなことなって……慌ててヤツを介抱したさ! その表情の青褪めてること……何かとんでもなく恐ろしいもの見たって風で……全身が哀れ! カタカタ震えてた……言葉なんてもう必要なかった……俺には全て、わかっちまって……ネイティオが戦慄するほどには恐るべき未来、俺には察することできた!……
「パッチラゴン! パッチラゴン!」
「うんうん! うんうん!」
だからこうして俺はパッチラゴンに一縷の望み、託すようにダル絡み! してるわけなんだ……何せ未来がろくでもないってことわかったわけだし……そうなったら俺にはもうどうすることもできないし……俺はただ死を待つだけっていうか……けど、ゴーストにおいて死とは何か? とか何とか、イオブルみたいにネチネチ屁理屈捏ねるのやめてほしい……少なくとも俺がこのまま貪るように! 生! 生! 生! 生きてても、性! 性! 性! には絶対行きつかないこと必定……できることはさっさとこの世からおさらばすることかもしんないんだけど……けどパッチラゴン! お前の胸の中ほんとあったかい……ずっとこのまま包まれていたいって俺思う……たぶんお前は比喩でも何でもなく正真正銘本物の天使! なんだけど、あっちの世界じゃ随分意地悪されて……見た目がキメラだの何だの難癖……んで同僚たちの悪意、策謀……巻き込まれて堕天! させられたの間違いない……だけれどパッチラゴンはそんなことおくびにも! 真の慈愛満ち溢れたヤツってのはそれこそ聖! これなんだ! そんで巡り巡ってこんなクソみたいな俺と出会って、さんざ苦労かけてるのはホント済まないって感じ! なんだけど……どうかもうしばらくお前の胸の中! 抱かれていたい……
「ううっ……俺はどうしようもなくてろくでもないんだパッチラゴン……消え去るべきなんだ俺はっ……」
「そんなことないよっ、ドラパルト! ほら、ほら!……元気出してよっ!……ね?」
え? こんなことしてたら一向に話が進まないだろって? そんなこと言われたって俺知らない……そんな毎回毎回何か事件が起きるだなんて、ミステリーやSFじゃあるまいし……だいたいお前ら! 俺の日常のアレやコレ覗いて、一体何が楽しくって?……んで、俺が延々不幸に巻き込まれてるのみてせせら笑って……自分らのことは棚に上げてさ……さすがに俺も怒り心頭に発してるってのは事実……ホント怒りを禁じ得ない……俺だって何事もない日の常! 過ごす権利ある……いや! まあ! 永久永遠にヤレないって遺恨! パッチラゴンにぶつける日常を果たして日常と言うべき? って問題あるのわかる……んだけど、そんなこと言ってたらまたぞろ字数、増やすだけ……
「……」
「わっ! いきなり起きるなよドラパルトっ!」
「……」
「ドラパルト! どうしたんだよ、ドラパルトぉ!」
「ちょっと、あっち……」
ってカタコトみたいなこと言う俺だけど……要するにさ! お前ら! いつまでもこんなことしてんじゃねーぞとか言うから! まあ俺だって流石にパッチラゴン! 忝いって思い始めたのもファクトだし……まあ俺の頭はファック! それに尽きるんだけど……正直もっと俺はいろんなエッチな雄から言い寄られるポテンシャルあるって思ってはいる……だってドラパルトだし……広い世界見渡してみりゃきっと憎いほどリア充してるドラパルトだってきっといるはず……俺にはだいぶわかる……だって俺は世界を見てきたから……俺は想像してるんだ遠いパルデアの大地でさ……草地に寝っ転がってドラパルト……周りにはまあガタイのいいオスどもさ……もろちんコライドンお兄さんいて……ガブリアスにボーマンダにセグレイブ、バンギラス、その他諸々チンチンモロ出ししちゃってさ……俺は口でペニスを咥える!……んで両手にペニスを掴む!……足でペニスをがっちりホールド!……Oh! ドラパルトさんエッチなドラゴンたちのチンポtouch……カワイイカワイイね、とか言われて当然ってところ……もろちんこれは俺の妄想伝……今のトコは……これが現実にならないの色んな意味で絶対おかしい……けどそんなことは置いといて! 俺とパッチラゴン! それが問題! 実際またぞろ俺は正論! 突きつけられてて困ってる……曰く、いつ結ばれるんですか?……わかる! わかるさ! わかるって! わかるんだから! だって俺ドラパルト! 頭お利口! なんだから……こんなにも優しい! 慈悲の塊みたいなパッチラゴン! に報いてやらないの悪逆非道なのもちろん……なんだけどちょっと待ってほしい! 俺の話聞いてほしい……こういうこと喋るとき俺は物乞い! みたいな気持ち……ナックルシティのジムの前にへたり込んでさ……叫び出したくてたまんないってそんな感じ! そりゃ薄々わかってはいるんだ……最終的には俺はパッチラゴンとまあるく収まる! って幕切れを! こんなグチグチ言ってる俺だけど一方でわりかし現実的で理知的ってところもあるんだから……白いスーツを着た俺たち……ナックルの宝物庫行ってタペストリー見つめてさ……みんなからなんやかや祝福受けて誓い立て……甘いキス交わしたり……そういう未来! たぶんある……かも? けど、その話はまたいつか! って言わないといけない俺なんだ……話はとりあえず今! 今がなけりゃ未来なんて!……ああ、それでもそういう未来行き着く道筋、全然見えやしなくって……いや、たぶん、きっと大丈夫なんだろ……パッチラゴン言うみたいに……なんだけど恐るべき不安! いっつも俺のこと当て掘りしてきて……俺は毎夜毎夜うんうん言わされてるんだから……それにつけても俺は俺がエッチだと思う雄どもといつまでもスケベなことして過ごしてたい……俺にはどう考えたってそうする権利ある……そうやってまたぞろ話グルグル……まるで回転する寿司みたいな……いっそのこと醤油全部飲み干してしまいたい気さえするんだ……おっと、話が逸れた! そもそも俺は何を言ってたか?……ちょっと、あっち……まあアレさ……あんましパッチラゴンに甘えるのもどうかってトコロテン! あるわけだからちょいと俺のドラゴンアロー! でりゅうまい! してこようって思っただけの俺ドラパルト……え、何言ってるかわかんない? そんなこと言われても……ただ、俺はヌくのにふさわしい妄想思いついたから物陰でサクッと……正直口に出すの恥ずかしいんだから、そこは察してほしいって俺すごく思う……
で、俺はいっぺんスッキリしに物陰! 飛び込んでいこうとしたその時だった!……とかいうと、なんて安直! とか言い出すヤツらわんさか……だろ? 話を展開させるにしてももう少し考えられねえのかコイツってブツブツ……まあそれもわからなくはないけど……だけど正直言わせてもらえば俺は律儀に物事語るにはあまりにもアタマが働かなくなっちまってるんだ……ちょっとだけでいいから俺の言い分、聞いてほしい……今日の俺はあまりにも寝覚めが悪くって……いつ寝たのかも起きたのかもハッキリしないくらいには意識の境界、ボヤけてた……どうやら相当悪い夢見たらしい……俺も気づいたときには確かにそん時の記憶引きずってた……けど、ソイツはうまく言葉にする前にするすると空気みたいに俺のカラダから抜けきっちまって……だから俺には何が何だかで……ただ、たっぷり寝たはずなのにちっとも取れてない疲労感だけが残ってね……ぶっちゃけ今日は一日ずっとテントの中で横になってたかった……それを許してもらえないのが俺ドラパルトの何とも悲しい立場で……なんてったってリーダー格ってところある……俺が倒れたらこのバカなオスども、誰が取り仕切れる? そりゃパッチラゴン……いるんだけど、お前に余計な負荷かけるわけにはいかないんだ……まあもし俺がダウンしたとして、きっと俺の代わりに骨折りしてくれるのは確か……なんだけどそんなことさせたらパッチラゴンの寿命縮んじゃう……なんてったってプテラ、オンバーン……アイツらはスリ筋なカラダ以外誇ることのないバカどもだし、イオブルもアップリューも、なんというか曲者でさ……きっとゴリゴリSAN値! 削られるに違いないって……そんでもって俺より先に昇天しちゃうとか……苦労に苦労、重ねてさ……もちろん俺はそんなこと絶対に許すわけにはいかないんだ……スケープウールーの役なら進んで俺が引き受けてやるんだから! だって俺は何の価値もないクソホモ童貞ドラパルト……恥を晒すなら徹底的に……毒を食らわば皿までってヤツ……まあ、俺もいつかストリンダーどもの毒浴びて日がな一日精子の境! 彷徨ったってこともある……パッチラゴンに無理させちまった数少ない一日だった……まあ、気合で治したんだケド……パッチラゴンを悲しませないためなら死ねるまである俺だから……ああ、俺はもう何の話してるかわかんなくなっちまった……でもまあ最初から俺の話に、意味なんて……仕方ないこと……虚無! それさ! 俺の口! 滔々と! 溢れ出てきて! けど虚しい! そいつら! 瞬く間に虚ろな空気と化して消えちまう……そりゃザーメン! お前らは美的観点がどうのこうのか知らんけど、真っ白に描きたがるけど実のところそんなもんじゃ全然ないってことは必然……こんなこと言うと夢が壊れるかもしんないけど、実際のとこ精液ってのはチンコ! から出りゃすぐに黄ばんじまってて……見るたび俺は絶望しそうになるんだけどね、ってこれは一体何の話? ダラダラ喋ってねえでとっとと話進めろよこのクソホモ童貞……だとかお前らは罵言浴びせたくってたまらないってトコ……そりゃそうさ! 俺は永遠に石投げられて然るべきどうしようもないヤツなんだから……それに正直話の進め方っての俺はわかんなくなっちゃってる……けど俺にはどうすることも……こんなんしてたらまた5卍? 10卍? イッちゃうの必定……またぞろ中身のないことぞろぞろと……こうなってくるともはや輪廻みたいな話、なってくる……
「……」
「わっ! いきなり起きるなよドラパルトっ!」
「……」
「ドラパルト! どうしたんだよ、ドラパルトぉ!」
「ちょっと、あっち……」
まあ、あんまり無駄話し過ぎてお前らは頭こんがらがってると思うから、親切な俺ドラパルト! 再放送! しといてやる……有り体に言えばオナニー! ただそれだけ! なんだけどそれを言うために俺は色んなもの犠牲にしなくちゃいけないってこと……こうやって誰にも聞いてもらえないし共感もしてもらえない愚痴吐く垢! みたいなことして得られるものなんてタカが知れ過ぎてる……軽蔑したいならしてればいい……俺はそれなりに傷つくけど、それはそれでパッチラゴン! 俺を全肯定してくれるからノーカン……なんだけど、もう既にグダグダしてきた! こんなペースじゃまたしても(前編)! (後編)! 誰もが時間がない! つってんのに、さ! ってわけでそう! 安直だけど! 魔法の呪文! 俺の物語! ドラパルト! とっとと先へ進めるための!
「あああああああああああああああああああああああああああああああ!」
それにいきなりこうしとけばそれなりにミステリー! 要素あるってこともある……はてさて、この勇敢で男らしさの塊である俺ドラパルト……でも男らしさ、とか言うのはぶっちゃけあまり現代的ではない……かも? 第一ノリで言ってみたところあるし……男らしさ#とは?……もろちん筋肉……とか持ち出されたら俺は黙って縮こまるしかないわけなんだ……憎たらしいこのブヨブヨした俺のお腹……ちと裏めしげにつまんでみたりすることもまま……だってまた話の括れた腰を折ってナデナデしながら言うんだけど、オーロットのヤツがさ……ホントしつこくてウンザリしきってるんだけど……諦めが悪くて事あるごとに俺に秋波、送ってきてさ……ドラパルトさん! ドラパルトさん! ってうっせえことうっせえこと……俺は真顔でスルーするんだけど……そんな真似非道だとかそういうの言うのはナシ!……お前らだってどうせ出会い系! 次々くるアプローチ! 黙ってブロック! 俺にはわかる、わかるんだから……俺がやってることだってそのレベルと同等……だいたい何なんだその言い草……まるでカロンみたいにさ……何やドラパルトはんその態度は! あかんでそんなん! せっかくオーロットはん! 衷心から言ってはるのに! そんなんやからいつまで経ってもグズグズホモ童貞! 引きずってるんちゃいますのん?……ああ、うるさいうるさい……話戻そ……そう、オーロット……もう口にするのも忌々しくて射精しちゃいそうなんだケド……お願いします! お願いします! ってバカみたい……俺の共感性羞恥まで刺激するのはほんと勘便してほしい……んだけど、後ろから俺のことガッチリ! 木の指で思いっきりお腹掴んできて! やめろお! やめろお! って当然俺は……けどアイツはちっとも……僕の話を聞いてください! ってそればっかでバカ丸出し……悪いが俺の中じゃ好みの雄どもがケツ丸出しにして俺のチンポ! 待ってるんだから邪魔しないでくれ! って言いたくなる気持ち山々! それこそシュートシティ! 隔てる山脈! みたいにさ……ただオーロットはそんな俺の気持ち全然考慮してくれやしない……おまけに片隅じゃこそこそイダイトウのヤツ……俺が粗相働いてないかってオヤブン! みたいに目を赤く光らせてて……もう本当ヤダ……無理やりくっ付かされるってのがどんだけ辛いことかってのを、思えばこのカロンってのは封建時代から価値観少しも変わってないっていうか……誰か長々とポリコレ! でも何でも良いから倫理でぶん殴って欲しい……というかもう十分生きたんだからおとなしく大往生! して欲しいってトコ……でもそんな話はどうでもよくて!
「あああああああああああああああああああああああああああああああ!」
そうだ! 俺は狂ったように叫んでた! でも何で? ってまあ、事は単純! な話なんだ……
「……スシスシー」
って聞いた覚えるあるようなないような声……
「オレスシ……」
いた、初めて聴くって俺は確チンできる……はずなのに、なぜか鼓動はドックンドックンドクケイルって感じで……
「シースー」
そうなんだ俺は全く知らない……こんなの……俺の目の前には寿司というか魚というか、そんなのがわんさか……こんもりピチピチ、蠢いて……なんだけど俺にはまったくなんのことだか……
「ヌシヌシー」
俺は何も見なかったことしてその場立ち去ろうとしてた……だってガチのムチで俺には関係のないことだし……だいたいこの『ミイラ取り』……毎度毎度くだらないこと書くために俺をヒドい目遭わすのにはホトホトうんざり! してる俺なわけ……何もない回があったっていいじゃない……それも俺とパッチラゴン! イチャイチャしてる、だけのもの……ちっとは俺を労るって発想が欲しいというか……どうせいつまでもハッテン! できない俺だから、せめて誰もいない……ってことは要するに俺とパッチラゴンしかいないってことなんだけど……そんな世界……俺が望んでるのはそういうの……何言ってんだコイツ?……何度も同じこと喋んなカス?……そりゃそうさ! けど俺は理性あるポケモンとしてこれは言っておきたいことある……俺は断じて反復を恐れないって断言できるって気がするってこと……なんだけど……まあそんなこと語ったところで誰にも理解はされないのは道理……仕方ないコト……何もしないよりは何かしてた方がマシってそういう理屈って言えば多少はね?……そんなことどうでもいいって顔してるお前らだけど、さんざ笑い者嬲り者になってるドラパルトのこと見てまだそう思う? 人の心が無いとはホントこのことで……けど、ああ、俺はいったい何の話を?……何てったって喋ってる時は憑かれてるみたいになっちゃう……口に出した途端に忘れちまうんだ何を言ったか? 喋ったか?……でもちょっとでも黙り込んだら……
「オレヌシー!」
「オレモヌシー!」
「あ゛」
そうなんだ俺はなんか知らんがイヤな予感……いやホントに、俺は何も知らない……知らないんだけど……
「オマエ」
「にゃ゛!」
わからされたように全身をビックンビックン! させる俺……んでそれを見つめる寿司か何か……よおく見るとみんな目を細めて……ニヤニヤしてるんだ……俺のこと嘲笑って……
「オマエ!」
「う゛!」
「オマエー!」
「へ゛!」
「オマ!」
「え゛ん!」
って会って早々俺のことオモチャにする! なんて腹立ち! 俺はりゅうのいかりぶっ放したくてたまんないって感じ!……なんだけど、コイツらが「オマエ!」っていうとなぜだからカラダ、疼き出す……思い出しちゃいけないことを思い出しそうな気がして……俺の頭よりも先に、たぶんもっと奥に潜んでる俺を司る何かが反応してるんだ……そうでもしないと、俺は立ち直れないくらいのダメージ、受けるだろってこと……けどまあコイツら……赤いの白いの黄色いの、あと茶色いの? ちょっと薄紅の……色とりどりの寿司? なんかローリングドリーマーって店で見たことあるような……けど、ん? どうして俺はそんな店の名前を?……俺はどこで誰とそんな店入った?……いや違う俺は断じてそんなこと知らない覚えてない一切記憶にございませんなんて言うのけったいやわあドラパルトはん! ワイと一緒にカロスで寿司食うたやんけ! 忘れちゃ困るわホンマあ!
「あああああああああああああああああああああああああああああああ!」
三発目の「あああああああああああああああああああああああああああああああ!」! かまして俺の意識プツリ……もう目覚めることはないと思う……無念だけど『ミイラ取りはミイラになりたい』、これにて未完! ってことになる……だろう……たぶん……かも?……ああ、俺にはわからない……何にも……何にもなんだ……
「ドラパルトぉ!」
「ドラパルトはん!」
「ドラパルトさんっ」
まあ、悲しいことにそんな程度じゃ俺は容易に死ぬことなんてできないのでね……迎えるのはいつもこの声! それなんだ……
「だ、大丈夫かよぉドラパルトぉ!」
「ドラパルトはん! 起きなはれやドラパルトはん!」
「ドドッドドラパルトさんっ!!」
正直俺は目覚めたくない……けど、そんなことしてたらしてたで、イダイトウにしばかれるのが目に見えてる! アイツの渾身の尾鰭でビンタ! 痛いし、取り憑いた怨念どもは俺のことバカにしまくってるしで、喰らうとイヤな気持ちなるんだ……その日一日中そのこと思い出してはらわた煮えくりかえるような……どうやってあのクソ魚に仕返ししてやろうかって俺はずっと考えてることさえあって……一発ドラゴンテールでも生意気の面に浴びせてやろうかとかそんなの……まあすぐに反撃されるの見え見え! なんだけど……ああ、こんなに目を開けるのが屈辱的だなんて俺はマジで終わってる……ドラゴンは聖なる生き物だってどこかの誰か、言っている……のに、生まれてこの方いちどもふさわしい扱い! 受けたこともないんだから……
「……うああっ」
「おっ、今日はあっさりやな」
そんな俺の思考見透かしたように得意げな顔するイダイトウ……ヒゲが愉快げにギュインギュインのたうちまわってる……何が楽しいんだから俺にはさっぱり……こう言う時ぶち犯してやろうかとか罵れれば楽なんだけど、流石に魚相手にそれはちょっと……俺が言うのも何なんだけどってのは無論わかる……んだけどそれにしたって……
「けどな、そんなボケーっとしてる暇あらへんでドラパルトはん! ごっつエラいことなってんねん、ほな!」
起きて早々俺に捲し立てて何がなんだか全然わかんない……主人公はこの俺ドラパルトなんだから、ちゃんとわかるように説明するのが筋って悶……物語だって均整なカラダつきしてなきゃ、誰も寄りつかないんだから……そうやってD専だの老け専だの都合のいいことしか考えないからお前らは無様にヤれずに年老いていくワケなんだ……言っちゃ悪いが俺にとっちゃ40以上は化け物でしかない……ホモ童貞の俺ですらそう思うんだから、いま若さと肉体を謳歌してる連中にとっちゃなおさらそうで……
「ぱ、ぱっちらごん」
こう言う時はもうただひたすら! パッチラゴン! 頼るしかない俺だから……
「え、えっと……」
とはいえそんなこと言われてもどうしたらいいかわからないよな? 聞いてる俺もわかってる! だって俺がこんなんなっちゃってから、身の回りで起こること摩訶不思議……あんまりにも……あんまりすぎて……まともなポケモンだったら理解することさえ困難だろうと思う……受難被ってるのは総体的に見りゃ俺よりパッチラゴンってまであるんだから……それもこれも俺が不甲斐なさすぎるばっかりに……こんなどうしようもない奴らとからませられることもなかったんだ……災いもいいとこ……
「な、なんて言ったらいいんだろ?」
わかる、わかる! お前はそれでいいんだパッチラゴン! 素直に振る舞ってくれるだけで俺には救い……ありすぎて……
「そのっ、つまり、なんですけどっ」
口挟むオーロット……お前には何一つ聞いてないんだけど……
「よくわかんないのが、いっぱい出てきて……!」
おまけにお前も全然わかってないって風……そういうの一番シラけるしおもんない……しゃしゃり出てきてこないでくれって……
「だから、どういうことだよ……」
「ああ! じれったいのうドラパルトはん!」
結局説明するのはコイツ……イダイトウ……目なんかもうニヤニヤしてる……なんか、もうすでに俺のこと小馬鹿にしてやろうって風情なの腹立つ……くっくっくって意地悪く笑って、とことん俺を不愉快にしようって魂胆……あんぽんたんって罵りたい気持ち多少……
「ほな、これ見てみい」
っていきなりイダイトウのヤツなんだか妙に上機嫌に口開いてる……ミントでも吸ったか? ってそんな風な……そんな口にご奉仕してもらおうだなんて俺はちっとも……そりゃ魚だからちょっぴりローション? かかってヌルヌルした感じあるかもわからない……んだけどそれはそれ……だいたい爺は俺からすりゃアウトオブ眼中もいいとこすぎて……そもそも40超えたらみんな一括りに爺だって、どこかの誰か、言っていた……若さってのはこういうとき残酷な一面を見せるってつくづく俺も思ってる……そりゃそうさ! だってカラダはムキムキ! 何よりピチピチ! 性の輝き放ちまくって……体力だってばっちしあって……そんなガタイがチンポ一本であんなにも腰振り乱して壊れるだなんてエッチさ……に比べりゃ爺! 勝ってるのはワザだけでさ……もしかしたらそのワザさえ持ってないのだっているかも……そういうの考えると確かに将来が怖くなってくるのは確かさ……まあ、俺はそんな関係ないっちゃない? けど、共感できないこともない……好きの反対は無関心ってよく言うけど、これは割と真実で……なんなら俺をこんなヒドい目遭わせてるレギオンについてグズ話を一つさせていただきた……何てったってこれはホントに無様な話なんだ……この俺ドラパルトなんかよりずっとヤツの方が惨めでさ……そうに決まってる……んで、どんな話かというとだな……たまたま住んでるトコが近かったからってアイツは性欲! に負けてリアルしに行ったんだ……街はすっかり夜更け……バカなことにこのバカ! タクシー使って行ったって……深夜の割増わざわざ払い……何てったってコイツはトレーナーでも何でもないからパスってもんない……から俺たちみたいにタクシーただ乗り許されない……それだけでも俺は優越感感じまくって射精しそう……なんだけど、そんなことは後回し! 俺はこの呪わしい字書きってもんをとことんコケに! してやれる……機会ってもんをみすみす見逃すワケいかない……んで、到着したのさ……雑居ビルの3階がソイツの住まいで……傾斜のきっつい階段登った先の一室……入ってみたら何だこれは……って感じの汚部屋でさ……ゴミ袋がわんさか……回収日にも捨てに行かずに積み重なって……それが玄関からキッチンまで広がってる! って有り様だったとか何とか……へけけけ、けっ! 性欲にブンブーン! 振り回されたヤツの末路! っての薄々わかってこれから話すことに腹抱えそうになる俺なワケだけど……キイイー! こうるさい べんじょバエだよ! しんでじごくへいけ!! ってそんな感じ!
「おいごらあ! こんのクソホモ童貞!」
「に゛ゃあろおでえっ!」
ああ! いいとこだったのに結局畢竟! このイダイトウ! 邪魔をする……
「なぁに目泳がせとんねん! 現実見い現実!」
「はい!……はい!……」
「あんさんなあ! ボケーっとしてはりまんねんけど、ごっつとんでもないことしたんやで!」
「……へ?」
「『……へ?』じゃないねん! だから見いや言うとるやんけ、このクズ!」
「ク……クズだなんて……!」
悪いけどそういうの親父にだって言われたことない! そりゃ親父はクズのクズだったこと間違いないけど……言葉よりももっと直接! 屈辱! 味わされた! 文字通り! 陵辱! 恥辱! なんだけど……なんなんだけど……そうやってこのクソ魚はとことんマウント! 取ってきて……俺の尊厳侮辱し続ける……これこそ屈辱……絶っ対お前の話なんか聞いてやんない! 俺はちょい意固地なって……
「ドラパルトはん! ドラパルトはん!」
ってうっさいことうっさいこと……
「なんやぶすくれて! そないしてダンマリ! されたら一向話が進みまへん! せやろ? なあ? まあたおんなじこと繰り返すつもりかえ? あんさんホンマにふざけるのもええ加減に……!」
せい! ばっちいいいいいいいいいいいいいいいん! って渾身の尾鰭! 俺のきゅうしょにあたった! して! 俺は急に世界が真っ暗! なりそうなった! だって俺の! 大事な大事なドラメシヤ! ジワジワと痛み! やって来た! まるでドータクン中閉じ込められて、外側から思いっきりごっつうううううううううん! 喰らわされたみたようなもん! 俺は痺れてカタカタと……せっかくのクリアボディから脂汗じんわり……せめてつるっつるでキレイなことだけが取り柄なドラパルトの肌、汚れちまう……ったくカロンのヤツ……美容の敵っていうか何というか……全体的に敵だけど……ただでさえマイナスに振り切れてる俺の点数、虚数まで下げようと悪辣な試みして……
「わかった! わかったから!……あぐ」
ああ、俺のお股ジンジン……咄嗟にスリットのあたり抑えてしまうの情けない……
「やったらこれを見い、これを!」
俺は相変わらず目ぇ逸らそうとする……のをパッチラゴン! そっと俯く俺の背中ポンポン……その小さなお手手で……
「気持ちはわかるよドラパルト! だけど、今はちょっと我慢、しよ?」
「ああ、パッチラゴン! パッチラゴほおん!……」
そんでオーロットのヤツもなんか言ってたけどここでは割愛……というかいちいち誰がこのタイミングで何を言っただの何をしただのしないだの……くだらないって思わない? 読んでる側にとってはぶっちゃけ細々としたことなんてどうでもよくて……余計なことに集中を切らされるのは不快の極み……何せ今の時代ファストが正義! 映画だってドラマだって倍速かけて観る時代……消費者の前には娯楽が快便みたいにてんこ盛り……そんな一つ一つ流暢に味わってるわけにもいかない……小説! 片隅でアナルほじくりまわして開発してるお前だっておんなじこと! 今どきは3話以内にランク入りしなきゃ見込みなし!……読者はいちいち待ってくれないってこれはpoketterの受け売りだけど……それにしても俺たちのpoketter一体どうなる? そうこう言ってるうちにメッタメタ……されるかどうかもわかんなくって……SNSで目立ちたい、崇められたい、オフパコしたい……そんな自尊心前立腺肥大症患者の群れわにゃわにゃ……ヤツらは一体どこへ?……マストドン? ジュラルドン? けど。俺には何のことだか……それにドンと来たらコライドン! これさ! どんな場所だろうとこの欲望だけは永遠に消え去ることない……絶対に……俺はそれだけを信じることのみによって生くることアリってところあるんだから……それにコライドンお兄さんといったら忘れちゃいけない! [[jumpuri:これ > https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&ved=2ahUKEwj7-MzK\_Nf9AhXstVYBHYO1DwUQFnoECFUQAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.pokemoncenter-online.com%2F%3Fp\_cd%3D4521329386669&usg=AOvVaw0FoOhnv1u9KjlK53t5OUmQ]]さ! ある意味既に俺の絶対的勝利は確定したみたいなもんで……まあそれまでにもあれこれ己が身嘆くことはあるだろ……パッチラゴンに泣きつくことだって……けどこいつ! こいつさえあれば俺はひとまず勝ち確……俺はコライドンお兄さんのカラダ上下左右360°から死ぬほど眺め回して、指や尻尾でツンツンして、どこまでもはしたない妄想繰り広げてやるんだ……引き締まった、腰つき! 逆三角形な、背中! ポッコリと膨らんだ、ケツ!……何を取っても……へけけけ、けっ! いえーい! いえーい! チンポ! チンポ!
「うん!……うん!……」
パッチラゴンもそれしか言うことできてなかった! そりゃそうさ! 何もかも間違ってるんだ俺たちの世界……俺はただパッチラゴンにとって優しい世界あればそれでいい……のに、邪なヤツらがいるせいで、俺はいつまで経ってもグッズグズのクソホモ童貞ドラパルトのまんまだし、パッチラゴンはそんな俺のこと心配して心擦り減らしていくし、それをこのイダイトウめはメシウマしやがってて……俺にそういう力があればいっぺん世界ヤリ直したいまである! だから俺は俺のヤリ一生懸命鍛えることしてる……毎晩テントから離れて茂みン中でこそこそと……お前らは単に性欲発散のためだろとか冷めたこと言うけどホントつまんない……言っちゃなんだが俺の股間のそれは世界の真実開く鍵ってメチャクチャ言われてる……はず……そしてもちろん鍵穴は俺の雄たちの腿と腿の間にあるってことは確か……ただ、どの雄のケツマンがそれなのかはわかんなくって……これは試してみる他ない……んだけど、グズグズしてる暇もなく! 上を見ればドでか! な隕石! みるみるコチラ迫ってきてる……デボンの技術駆使しても衝突は避けられないとか何とか……おまけにどこぞの流星の民! なんてのも今は何処って有り様で……このままじゃ世界滅亡……まあ、別に俺自身としてはこんな世界滅んだって構わないっちゃ構わないってとこはある……正直ざまあねえやって思い少々……何せ生きとし生ける連中は調子コくだけ、コいてきた……となりゃ当然の罰……ぶっちゃけ言えば大人しく受け入れるべきだと思うんだけど……ただ、それを救うには俺のチンポ! 必要で……理屈とかそんなのはよく知らない……だって俺はその点何の考えもないし……それにケモホモ! 見渡してみればそんなもんばっかり……そりゃそうさ! 細々した物語なんてのは今にも爆発しそうな性欲にとっちゃ敵だね……アイツらは犯される雄の顔が良いか、カラダがいいか、チンポがいいかケツがいいかってそれしか見ない……それ以外はいわばジェットコースター! ろくに景色も見えずにシュビビンって消え去ってく諸々……スピード感与えちゃったかな? 的に加速度マシマシ……行き着く先には四つん這いになった雄の尻さ……絵師だろうが物書きだろうが、どんなにご託並べようが結局それだけ……話変わるけどそれでふと思い出したことあった……まあここでイオブル! なんだけど……今回はなんでアイツいない? ……なんて疑問抱くヤツは到底いないと思うけどまあ一応……第一アイツの出番出すだけで執筆カロリー増えるんだ……これは俺もそう思う……俺の苦悩懊悩とは何の関係もないところでアイツのウンチクに時間要するのはまるで無駄しかないってこと……まあ今日はちとアップリューのヤツと……とか言うとすうぐエッチな方へ流れてく情けないお前ら脳味噌……直径とか俺のチン長よりないのでは? まあ、そんなことはどうでもよくて……アップリューは例によってドラメシヤたち、連れている……この頃は俺の子どもたちすっかりあのリンゴのことお気に入り……キャッキャキャッキャしてアップルー! アプリュ! とか叫んで、遊んでとかあっち連れてってっておねだり……これにはあのガリヨッシーもあたふた……ちょっと顔なんか紅くしちゃってさ……そうこうしてるとドラメシヤたち! リンゴの羽根に縋りついてアップリュー催促……ったくしょーがねえよなー、ってため息ついてアップリューは、そのくせ嬉しそうにして……ドラパルトー、自分のムスコ? の面倒くらいちゃんと見ろよー、だの俺をちょい揶揄いつつ、ドラメシヤたちに急かされていまはたぶんワイルドエリアのどっかで遊んでる……はず……それでイオブル……アイツにしちゃ珍しく表情微塵も変えないまま、ヤツらの背後をスーッて飛んでったんだ……ドラメシヤたちチラチラ振り返ってはゾクゾクワクワクした顔なんかしてた……好奇心は俺の性欲みたいに旺盛なドラメシヤたち……ってこんな品のない喩えをしたところで俺をクズ呼ばわりするのやめてほしい! 俺を地獄に突き落としたクソ親父と所詮は同じ血を引いてんだな、なんて言うのヒドい……俺は宇宙一優しい男だってそこは確信持って言えるタチ……可愛いウケくんをどこまでも気持ちよく、爪一本で幸せにしてやれる方法を俺はまず尻尽くしてる……手マンのプロフェッショナル・ドラパルトとは俺のことだし……ウネルミナモのウネルオシリ……パラドックスポケモンたちにはまず第一に現代のエッチというものを教え込んでやるんだ……きっとケツ振りまくって喜んでくれるはず……気持ち良すぎてそのうちケツが口になっちまう……かも?……そして俺は一体何の話してた?……けどそんなことは正直どうでも良かった! ここで一句! « Se rappeler qu’un tableau, avant d’être un cheval de bataille, une femme nue ou une quelconque anecdote, est essentiellement une surface plane recouverte de couleurs en un certain ordre assemblées. »……だとか、何とか、どこぞのクソデカアタマムシブツブツ言っていただけなんだけど……何の意味かって?……俺にはさっぱり……だって、なるべくノーミソ! いいカラダした雄のカラダのことにしか使いたくない俺だもの……それに、こんな無駄口喋ってるように見えて俺はちゃんと考えることは考えてる! そろそろこの話は切り上げた方がいいか? もっとイケイケどんどんバッコバッコするべきか? とかそんなの!……つまり! 要するに! 俺がべちゃくちゃぐちぐちやってることは、話の中身がどうで、それがどうハッテンしてくかってそれ以前に! 一直線上に連なるそれなりにまとまった言葉の連なりに過ぎないってこと……何言ってるかわかんないって? ったくもう! つまりはここじゃあ俺がどこまでイッても正義ってこと! それに尽きる!……ついでに俺はこんなことを言ってみたいって気持ちある……ぶっちゃけ物語なんて俺にとっちゃウンコみたいなもんなのさ……目を背けたくなるもの……便器にこびりついてるみたいなさ……粘土の高い……しかも臭いもキッツい……物語性……ナラティブ……ストーリー……イストワール?……エクリチュール? レシ? だとか何とかイオブルのヤツ云々だけどそれはそれだしレシラムよりはゼクロムの筋肉を崇めていたい俺でもあるし……ああ! お前らは何のこっちゃって顰め顔してんのよくわかる……けど、そういうお前らこそ何かしらの陰棒論に引っかかってるってこと俺は知ってる……物語にかまけてる以上はね……何かしらの! ケルコンク! な幻想! 引きずってることは言うまでもなくって……そう言う意味では俺ドラパルト! 紙一重かもしんないけどお前らより優ってる……そう信じたいって思ってる……
「オ……オ……!」
「に゛ゅっ!」
いきなりキーキー! 言う声して、俺は一気にリアル! 戻された!……リアルならパルデアにいるであろう俺のコライドンお兄さんとしたいもんなんだけど……アイツだってずっと心から俺に早く会いたいって思い続けてるに決まってるんだ……崖から夕陽を眺めてさ……吹き荒ぶ風に額に束ねられた翼が旗めいてる……精悍なカラダさ……そこではコライドンお兄さん取り囲む全てのものが輝いて見えるんだ……俺のコライドンお兄さん……その美を讃えるためになんだ……まあその点にかけちゃ俺の右に出るものまずいないけど!
「オレスシー!」
クッソせっかく俺の空想! 現実に勝りそうなところだったのに、ソイツの一声でまったくたちまち掻き消えた! 何てこった! 俺の目の前にいるのはコライドンお兄さんなんかじゃちっとも! 見ての通りSUSHI! これさ! だから何? でっていう? って俺思う……
「何だこいつは……」
素でそういう声を出しもする俺……
「見たらわかるやろドラパルトはん!」
ってしたり顔のカロン……一体全体どういうつもりかわかんないんだ……誰にもわからない……この魚の考えてることなんて……
「?……」
「頭にそんなマーク浮かべてもあきまへんで! なんやもう! あんさん、じれったいやんけえ……」
嗜める態度がまるで女房か何かになってるのホント迷惑だから自重してほしい……俺のパッチラゴンから奪い取るのだけは俺は完全地雷! なんだから……
「そ、そうなんだよドラパルトっ!」
意を決してパッチラゴンが口出した! それだけでエラい! って称えたくなる俺……このまま俺とイダイトウで進みそうな話を自分の力で捻じ曲げたんだ……
「えっと、えっとね。イダイトウさんが言いたいのは、そのっ、ドラパルト、オマエの怨念? みたいなのが」
「108貫のシャリタツにわかれて散り散りになってしまったんですドラパルトさん!」
「だあああああああああああああああああああああああああああああああっ!」
オーロットのヤツ、したり顔でパッチラゴンを先回り! (∧)みたいな目ぇしてああ、僕ってスゴく気が利いてる……これでドラパルトさんも……とでも思ったか? 余計なお世話! 俺は憤然! だってせっかくパッチラゴン! パッチラゴンが話進めてくれようとこんなに頑張ったのに……パッチラゴン……どれだけ心ン中でモジモジ……どうしようかなぁって右往左往しながら、そうだね、やっぱりオレから言ってやらなきゃなんだよねっ!……ってあの小さな拳ちょっとグッとさせてさ……内心ウキウキドキドキ! 決心したにもかかわらず! それもこれも全部俺のため! 本当に救えない樹なんだ……理性があるとは到底思えない? 正直何かに意識乗っ取られてるとしか……パラスのキノコ! みたいにさ……まあキノコと言ったら、そもそも俺はオナニー! しようとしてたはずなのに、またぞろ変なこと巻き込まれちまってる! 俺は何も悪いことなんかしてないっていうのに! ただただ茂み! 忍び込んで俺のチンポ! 慰めようとしただけなんだ……それに最近俺はとても気持ちのいいオナニー法見つけ出してた……これは俺だけの秘密……にしておきたいとこだけど尺稼ぎのためなら何でもできる俺ドラパルト……たまにはこのムッチムチなボディ! 自慢がてら語ってやらなくもない……けどこのカラダ、ガチムチにはあんま評判良くなくって……俺がヤリたいヤツら全般……結局鏡写しみてえに似たような体型のヤツしか相手しない……それってホントに勿体無いことだって俺からすれば思う……自分のエロポテンシャルっていうのをそんな安易な世界に押し込めるなんて偏狭な偏狂もいいトコ……時には俺みたいな辺境! 手を出してみるのも一興……じゃない? 確かに惚れ惚れとするカラダじゃないかもしれない……けど触り心地はフワフワな筋肉にも劣らないって! 俺の胸からお腹にかけてのクリーム色したところとか……ダッシュボードみたいな模様もちょっとオシャレ……だろ? Wouldn’t it be nice? とかそんな感想、口をついて出てきて欲しい……まあちょっと鷲掴み! してモミモミしてくれればすぐわかる……これは雄をダメにする魅力のボディ! だってこと……そうしてナデナデしてくれれば俺だってソイツだって絶対的に気持ちいい……間違いない……そこまで持ってくることできればきっと俺の勝ち確定……天国はすぐそこ……なのにテメエら! 触れず嫌いばっかする! 見た目がお気に召さなきゃすぐバイバイ! 呪ってやりたくなるくらい……だいたい、スリ筋だろうがガチムチだろうがガタイで選り好みして選んだ雄なんて大概ろくでもないバカばっかりなの、どうして何もわかろうとしない? どうせ最初はイチャイチャ! うざいくらいに「ピ」とか何とか! 抜かすうちはまだいい……でもどうせすぐ飽きるんだ……生き物の欲望なんて満たされたら後は花が散るよにヒトヒラ、ヒラヒナ、クエスパトラ! ゆっくりと終わり、向かってく……またぞろ他のよく似た雄にうつつ抜かして……この邪魔で鬱陶しい「ピ」とどうやって縁切ろうかなーとかそれしか考えなくなるのケツ見るより明らかじゃん……くだんない喧嘩やら何やら……して「別れました」とか裏垢でお気持ち表明……中身のない弁明やら言い訳なんかして、何億とどうしようもないバカな雄たちやってきた! こと延々繰り返し……コイツらには真実の愛ってのが何か、絶対永遠わかんない……はず……だって俺のことを好いてくれない、愛してくれない、見向きもしないって時点で素質ないの丸わかり! だってこと自信を持って俺は言いたくって……そしてそうだ思い出した! すっかり言うの忘れてた! あのクズ! 俺をこんな地獄に落としたヤツ! アルセウス以下! のクソみてえな失敗談! 汚部屋! そうだゴミだらけのさ! 玄関入った途端にゴミ袋の山! 放り出したウンコみてえな! 目に入ったのはそれでさ! まあそんなことはさておいて! 部屋のドア開ける! ベッドにはもう男がばっちりスタンバッてて……初顔合わせってヤツ……何せ会う前に顔交換しようとかそんな話はちっともなかったから……それでちょっとイケると思って、欲望に吊られてのこのこ行ったのが運の尽きとはこれのこと! 相手は顔見た瞬間、急にオドオド……咄嗟に目を逸らし出す……通り一遍の挨拶もまったくぎこちない……だいたい相手はちっとも目を合わせようとしない……この時点でこのバカ! 全てを察しちまったワケ……デリヘルだったら「チェンジ」って言われるアレ! まあ、あまりにも当然すぎるほど当然の結果っていうか……俺もホント情けなくなる……こんなヤツのせいで俺は3年近く苦しんでる苦しまされてるって現実に……まあ、とりあえず抜くだけ抜いてもらったっちゃもらったらしい……けど、それ以外のことは何にも! 何頼んでも遠回しに断われる……会話もしてみるが一向に弾まないし……しまいにゃ話すことなくなって相手はスマホ弄り出す始末……ここまでまだ15分……早く帰れよキメえんだから近寄んじゃねえよって心の声丸聞こえしそうなそんな感じ! どうせそのスマホでもう次の獲物漁ってる……わざわざ来てやったヤツのことなんかとっくのとうに! 忘れてね……で、おずおず帰宅……タクシーだって深夜料金で往復だからなかなかバカにならない値段だったとか何とか……まあ誰が一番バカなのは言うまでもないことだけどさ! へけけけ、けっ! 俺は常々こうなるように作者に呪い! かけてきたから当然のこと……これで少しはカイオーガとグラードンが年中喧嘩してるみてえに荒れた俺の心だってスッキリ! けど俺はそもそも一体何の話してた?……わからない……俺には何にも……そりゃドラパルト……知的なことなんて何一つ求められない俺だ悶……
「ええ加減にせえこンのクソクズアホバカホモ童貞がぁあああああああ!」
「ドラパルトぉ! 正気に戻ってくれよドラパルトぅ!」
「えっと、えっと……元気出してくださいドラパルトさん!」
「うああっ!……うああっ!……うああっ!」
そんなわけで、壮大に何も始まらずにまたしても前編! 後編! ってなるのホントイヤ! なんだけど……今回はちょっとここまでにさせてほしい……とはいえ、俺のクソみてえなポケ生の中身のなさ! 見せつけるのはちょっぴり快感……Mっ気あるってのとはちょっと違うけど、しょうがないっちゃしょうがない……だって俺は幸せになれない……なれそうもない……こんなムゲンダイナみてえなクソデカな承認欲求……満たせることなんてそうそうないんだ……そりゃ俺がずっと夢見てる雄たち……チンコとケツマンおっ広げ! 擦り寄ってきてくれば話は別……でもそれができないから俺はいつまでもグダグダグチグチ……こんなヤツらと絡み続けもして……いや、パッチラゴンは別……まあこれは同じこと何度も言った! 俺だって手を変え品を変えチンポ変え! おんなじこと繰り返してるのは合点承知なドラパルト! お前らだってそろそろ俺のヤリ口わかって、適当に読み飛ばし出してるってこともある……だろ? まあいいさ! 俺は俺でひたすら喋って喋って喋りまくって余白、埋めるだけ……それが俺にとってのエクスタシー……このドラパルトうぜー、バカじゃねえのコイツ……死ねよクソホモ童貞……一周回って一瞬思ってくれるだけでも嬉しくなってるから……無関心は俺にとって何よりも耐えらんない……それなんだ……好きの反対は無関心だってホントによく言ったもの……
「オレヌシー! オレヌシー!」
ああ、そうだシャリタツ! さっきからほっとかれてプンプンしてる……だって今回は! PART9! 〜俺VS 108貫のシャリタツ!〜 ってわざわざやってんのに、コイツで何とかかんとかネタこしらえようとしてたんだ!……けど、ああ、もう何をどう語ればいいのかもわかんない……時々結構そういうことある……ん? 時々どころじゃないって? そうやって目立つところばかりあげつらって俺を異常者扱いするのホントやめた方がいい……語らないとこじゃまだギリいい親、いい兄貴分! みたいな立場、演じてる……ドラメシヤたちだってさっきも言ったけど自立の予兆、漂わせつつあって……アップリューだとかイオブルだとか……俺以外の他者に俄然興味! 持ってきてる! とても健全! だって俺は胸を張って言える……そしてそこまで育ててやれたのもそりゃ俺の育児のたまものってことは誰も否定することできない……もちろんもの寂しさ少々……子どもたちがドロンチなってまた別のドラメシヤの世話し出す時だって多分そう遠くはないだろ……親としては最高なことだけど……一方で俺の頭は空っぽになって……しばらくはケツ乏感! 苦しむことになるのはきっとそう……それに知っての通り俺はホモ童貞だし……今以上にチン鬱になっちまうってのはネイティオでなくてもわかるってトコ……けどそうだシャリタツ! 俺はコイツで話しようとしてた! のに、話すのホント下手くそで……いい加減にしろって言われてもそれは正論だってのは認めてやらなくはない……まあ結局自分が一番大好きでたまんない俺だからどうしようも……大体とにもかくにも俺はただこっそりオナニー! したかっただけなんだケド……それがどうして面倒なこと……
「オレヌシー! オマエヌシチガウー! オマエシヌー!」
シャリタツのヤツ、鰭で思い切り俺のことしばいてくる! これが思ったより痛いのなんの……おまけに打ちどころ悪くって!……俺の頭のやらかいところ! つっつかれてまたしても俺の意識遠のいてく……まあそうなっても仕方ないね……俺だって蚊帳の外! 置かれたら心の底から怒るもの……それにこれは俺に与えられた劫罰! みたようなもんで、俺はとっくにウケ挿れてるし……頭は既にクラクラ……目の前は暗し……楽々昇天……してしまえるといいんだけど……そりゃパッチラゴン! 共に苦楽共にし! ブラックな俺の生にあってせめてものラッキー! 与えてくれた……けどいまのところはそれはそれ! 〜俺VS 108貫のシャリタツ!〜 その話はまた後で!……