深い森を走る子狼が一匹。
慣れぬ身体でよろつきながら、それでも懸命に駆けている。
「あんなもん。付き合ってられっか!」
誠である。
あのあと子豚から子狼に何とか戻ることは出来たが、修行としょうして繰り返される性行為に嫌気が指していた。
特に倒した妖異との合体。呑み込まれ自分自身が変わってしまうあの感覚が、嫌だった。
普段のコマとの合体とは異なるあの感覚。
「くそっ」
思い出すたびに股間が硬くなるのも嫌だった。
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「そうですか、誠様がお逃げになりましたか」
「はい、おそらく大山の方に行かれたかと」
「大山ですか・・・。ちょうど頃合いです。あの男に任せましょう」
「しかし、あの男はまだ・・・」
「これも修行です」
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夜更けに狼人は誠の逃走を知る。
大山。この神域においてもっとも高く険しい山である。
熊や狼、猪に鹿。様々な動物と様々な妖異が住んでいる。そんな中を自らの神性を高めるために山で暮らし修行する男がいる。
『天狗』である。
「はぁはぁ、とりあえず逃げたけど・・・どこに行きゃ家に帰れるんだ?」
誠は周囲を見渡すが、どこもかしこも木々がうっそうとしげり、ここがどのあたりなのかもわからない。
高い場所から見ればわかるかと、山に向かって走って来たが、山から見下ろす景色も緑一色だった。
麓に見える誠がいた神社以外にめぼしいものは見当たらない。全てが森に呑み込まれている。
「はぁー、どうなってんだよ」
疲れ果て座り込む。四本の足で走って来たがもはや一歩も動けない。
「おや、こんな場所に神獣の子が?」
気配もなく背後に人が立っていた。
身の丈は2メートルはありそうな筋骨逞しい、山伏姿の男。
「いや違うな・・・君はもしかして人間の子供かい?」
そう言って、有無も言わさず誠を抱き上げる。痛くはないが、太い腕は鉄のように固く抜け出せない。
「なっ!?おっさん誰だよ?おろせよ!」
「はっはっはっ、元気な子だなぁ。もしかしてキミは噂の誠くんかい?これはちょうどいい時に出会ったなぁ」
「何がちょうどいいんだよ?」
キョトンとした誠を顔の高さまで持ち上げると、その男は誠の柔らかな腹毛に顔を埋め、匂いを嗅ぎ始める。
「んー、やはり子供の匂いは素晴らしい。煩悩が清められてゆく。」
「な、何すんだテメー!」
「そんなにじゃれつくな。なぁにこれも修行の一環だよ。」
暴れる誠を無視して、その男は舌を這わせ始める。獣毛をかき分けるように舌で丹念に皮膚を舐める。脇を首筋を臍を脚裏を陰嚢を、そして陰茎を舐める。
その一箇所一箇所で鼻から深く息をして、その若草の香りを堪能した。
「小便臭いチンポだ。毎晩「儀式」をしているのに」
「ひゃあん!」
大きな口を開けて、男は誠のチンポと玉袋毎、口に含み入れた。いくら子犬となっていてもチンポと玉袋を合わせても林檎ほどの大きさになる。それを易々と口に入れるこの男は、やはり妖物であった。
その名は「天狗」。普段は山で修行し、山を守護している。しかし、たまに悪さをする。
大抵はイタズラ程度であるが、性欲が絡むと始末に負えない。酷い時には、稚児をさらって手籠にしてしまう。
「んんっ、美味いなあ」
「やめろバカぁぁ!」
誠は必死に爪をたてて抵抗するが、天狗はまったく意に解さない。口内で青い果実を堪能して口を開く。
誠のチンポは固く立ち上がり、快感にひくついている。
「元気な良いチンポだなぁ。拙僧も我慢の限界だ。憑依してもらうよ」
天狗が誠の額に手を当て、何事か呪文を唱えると、誠の身体が煙となって天狗の身体に吸い込まれた。
たちまち天狗の衣服は内側から弾け飛び、肥大化した筋肉と獣毛があらわになる。
天狗の羽を広げ、犬のように遠吠えをすれば、顔も狼に変わった。
瞬きする間に、大翼を広げた狼獣人という奇妙な姿が、山の頂に立っていた。
「おお、なんと心地いいのか。これが神獣と一体となるということか」
(おい!なに勝手に合体してんだよ!)
「はっはっはっ、いいじゃないか。キミもこの感覚を味わってほしいなぁ」
(んっ、なっなんだよこれ!?)
「私の興奮が伝わったかな。キミのような稚児と一体化できて拙僧の魔羅はこんなになってるんだよ」
股間からキノコのように生えた巨大な魔羅。半分皮の被った先端からは透明な汁が流れている。
「キミも感じるだろ?この興奮と快楽を。さぁ拙僧と一緒に気持ちよくなろう・・・」
(あぁっ、やめっ・・・)
手が魔羅をこする。ヌチヌチと音を立て、快感が伝わる。
「ふーっ、いいぞ。キミが感じてるのが伝わってくる。ほら、ここも気持ちいいだろ?」
毛皮に隠れた乳首を弾く。誠の精神が不思議な快感に震えて悶える。
天狗は内側から震える誠の精神を堪能していた。それは尻穴に魔羅を入れた時よりも、天狗の心を昂らせた。
「あぁ、拙僧の内側で喜んでいるね!もっと感じてくれ!」
手が魔羅を、乳首をいじる。
緑深い山頂で自慰にふけるのは解放的で、変態的だった。その変態性も一つとなった誠につながり、気持ちがおかしくなっていく
(すげぇ気持ちいい・・・チンポ見てほしい・・・乳首もっといじってほしい・・・)
心が飲み込まれていく。
天狗の手も羽も誠のもののように感じる。
乳首も魔羅も誠と繋がり、その快感を求める。
繋がるほど、天狗と誠は溶けあって高みに登っていく。
「うおぉぉぉ!いくぞ!いくぞぉ!」
山々に雄叫びがこだまする。ザーメンが撒き散らされ、緑の葉を白く汚した。
ずるりと、誠の精神が天狗から離れた。
無垢な白い魂の塊。
天狗はにこやかに笑うとその魂に、そそり立つ魔羅を差し入れた。
「拙僧からの礼だ。呪をかけてやろう。また拙僧と一つになれるようにな」
筋肉に覆われた腰を前後に揺らす。いきりたつ魔羅はズブズブと誠の魂を犯していく。真っ白な綿毛のような魂の形質が変わっていく。
「くっ、受け取れ・・・!」
太魔羅が震えると中に大量のザーメンが放たれる。それは誠の魂を侵蝕して、ザーメンそのものに変えてしまった。
柔らかな綿毛のようだった魂は、粘液だまりのように糸を引いて滴り落ちる。
「ふう、これで拙僧と同じになれたなあ。さぁ、目を覚ますんだ。『正凛丸』」
正凛丸。誠とは異なる名で呼ばれるた魂は震えると、大きな光を放ってその形を変えた。
「んっ・・・おはようございます。お師匠様」
それは人間の子供の姿だった。小坊主のように頭の毛は剃られ、全身には毛が一つもない。
すべすべとした身体には、桃の蕾のようなチンポが小さくそそり立っている。
「正凛丸よ。さぁこちらにおいで」
「はい・・・」
正凛丸と呼ばれた子供は、怒張している天狗の魔羅に近づくと慣れた手つきでいじり始めた。
血管の浮く肉棒をこすると汁があふれ、それを躊躇なく口に含む。
「ああ、正凛丸は良い子だなぁ。反抗的で初々しい誠様も良かったが、稚児は従順で賢い者がいい。さぁそろそろ尻に拙僧の魔羅をくれてやろう」
「はい、わかりました・・・」
草地に仰向けに寝ると、大きく両足を広げ、少年らしからぬ使い込んだ黒色の尻穴を広げた。幾人の坊主のチンポを飲み込んだであろうそこは、生き物のように柔らかく脈動している。
「おお、ここは想定外だな。これも邪気の影響なのかな。それもまた面白い」
天狗はそこを一舐めすると、怒張するチンポでいっきに貫いた。
「ひやぁぁん!」
「おおっ!なんという!」
そこは蜜壺だった。暖かく濡れた穴がチンポを求めて吸い付いてくる。
天狗はたちまち魅了された。
おう、おう、と声を上げて腰を乱雑に動かして快楽を貪る。
激しい動きにあわせ、正凛丸のチンポは透明で水のような液体を何度も打ち出し、腹回りをいやらしく濡らす。
「いいぞ!正凛丸!拙僧の子種を恵んでやる!いくぞ!いくぞー!」
「はい!お願いします!恵んでくださいお師匠様!」
深々とチンポが突きたてられ、奥に大量の精液が注ぎ込まれる。強力なポンプのように何度もチンポが中で脈打ち、注ぎ込まれる精液がいっこうに衰えない。
「おうっ!おうっ!おうっ!おうっ!おうっ!」
天狗は空を仰いで喘ぎ続ける。数百年ぶりの本気射精に頭のネジが緩んでいる。
あまりに大量の精液は、正凛丸の腹を妊婦のように膨らませる。肉体であれば弾けてしまうようなその腹も、霊体となっている彼にとっては何ほどでもない。
ただ腹を満たす強力な性欲と快楽を、恍惚な表情を浮かべて受け止めていた。
「・・・ふう。拙僧がここまで気をそらしてしまうとは・・・。正凛丸、いや誠様の霊力の高さゆえかな」
精液で丸々と太った子供からチンポを引き抜く。子供は小さく喘ぐと、まだ足りないのか己の小さなチンポを弄り始める。
「これこれ・・・そこは次の機会としよう。さぁ、誠様にお戻り」
天狗が子供の額に手を当てると、光と共に子供の身体は、子犬の誠に戻った。
先ほどそそがれたザーメンも跡形もない。天狗と出会う前のきれいな身体だ。
「良いですかな誠様。私と会った事は忘れてください。ただ私が『正凛丸』と呼んだら、あなたは私の弟子として私のいう事を聞くのですよ。わかりましたか、『正凛丸』」
「・・・はい、お師匠様」
うつろな表情で答える誠の姿に、満足そうにうなずく天狗。
その股間はすっかり萎えて、濃いザーメンが草地にボタリと落ちた。
「誠様ー!どこですかー?」
「おうおう、ヤタが探しに来たか。面倒なことになる前に消えるかの」
天狗は風と共に消え去った。周囲にまき散らしたザーメンも何処かに消したようだ。残るは気絶した子犬の誠ばかり。
その顔は淫美に笑っていた。